ステップファザー・ステップのあらすじネタバレ！ドラマと原作の違いを比較

今回はステップファザー・ステップについて調べてみました！上川隆也が演じる泥棒の俺とはどんな人物？育児放棄の児童を泥棒が育てる？双子の子役の記者会見での秀逸なコメントとは？ステップファザー・ステップの最終回はどんな話？などなど！調査してみたのでぜひご覧ください！！

2012年1月9日に放送開始されたステップファザー・ステップは、TBSの月曜ドラマです。第一話目は二時間スペシャルで放映されました。原作者は宮部みゆきです。ステップファザー・ステップは「ファンが選ぶ最も好きな宮部みゆき作品ランキング」で見事一位を獲得したブラックユーモアミステリーです！主題歌を担当したのは元ウルフルズのトータス松本。新曲「ブランコ」は日常感溢れる、胸にジーンとくる曲です。

ステップファザー・ステップの気になる登場人物について調べてみました。ドラマの中の登場人物のキャラクターのみならず、キャストの経歴、話題になったニュースなども調べてみました。上川隆也はアニオタ？ファブリーズのCMで話題の小西真奈美の元カレって？

主人公の俺を演じるのは上川隆也さん。1965年5月7日生まれで、身長は175㎝。なんと驚くことに大型自動二輪車運転免許と小型船舶操縦士特定操縦免許を持っています。中央大学在学中に演劇集団キャラメルボックスに入団。

1995年の、日中共同制作ドラマ「大地の子」で主役の「陸一心」役に抜擢されました。また、NHK大河ドラマでは「毛利元就」毛利隆元 役、「映画 荒川アンダーザブリッジ」では市ノ宮積 役など、幅広い役を演じられています。

上川隆也さんはドラマや舞台だけではなく、声優としても活動しています。スタジオジブリで製作された「かぐや姫の物語」で、かぐや姫を妻にしようとめずらしいものを献上する石作の皇子役を演じられています。また、2018年1月19日に公開される「ジオストーム」ではジェイク・ローソン役で出演されます。ますます、今後が期待の俳優さんです。

2014年5月12日に放送された「しゃべくり007」にゲストとして出演した上川隆也さんは、熱烈なアニメ愛を番組内で披露しました。最初に小学生の時にハマったアニメ「宇宙戦艦ヤマト」を封切りに、異常なぐらいアニメにハマっていったと話しています。また、アニメの草創期から、現在に至るまで、数多くのアニメを見ていることから、「（アニメと）成長過程を一緒に歩いてきた」とコメントしています。

また、持っているあにめDVDは数百本単位であることも明かしました。ステップファザー・ステップの原作は漫画やアニメではありませんが、上川隆也さんは「ステップファザー・ステップ」の原作者、宮部みゆきさんの大ファンだと公言しています。漫画のみならず、小説にも造詣が深いことがうかがえます。

灘尾礼子役を演じるのは小西真奈美さん。つぶらな瞳が特徴的な女優さんです。2017年からのファブリーズの新しくなったCMで見かけることが多い女優さんだと言われています。1978年10月27日生まれの彼女は、現在40歳（2019年1月現在）とのこと。現在結婚は一度もしておらず、女優業に勤しんでいます。

2010年10月の「女性セブン」では、小西真奈美さんと福山雅治さんの結婚が報道されました。かわいらしい顔立ちで演技力も抜群な彼女。福山雅治さんと結婚間近だったことは確かですが、どうやら大体的に連日メディアに結婚報道が出てしまったことで、彼氏の福山雅治さんと破局してしまったようです。

福山雅治さんはその後、周知の通り、吹石一恵さんと結婚しています。小西真奈美さんは、しばらくの間、事務所トラブルによりしばらくの間メディアの露出が減ってしまっていましたが、ステップファザー・ステップで見事ヒロイン役を演じています。

秋山ナオ役を演じるのは平山あやさん。彼女はホリプロ所属で、タレント、また女優として活躍しています。インスタグラムでは、プライベートな写真やファッションやコスメの画像をアップしています。個性的でおしゃれなファッションや、ヘアレンジの講座、また使っているコスメを紹介する彼女のインスタグラムには、「真似したい！」「超かわいい！」といったファンたちの声が寄せられています。

二人がまだ23歳だったころ、一度撮影スタジオでいちゃついていたことから、熱愛報道がされています。この報道ご、二人は交際を否定。田中圭さんは人前でいちゃいちゃするのは苦手だと答え、平山あやさんはとある会見で「恋人はいません」とフリーであることを公言しています。

双子役を演じている渋谷龍生くんと同じく樹生くんは、なんと本当の二卵性の双子だそうです。「マルモのおきて」が大ヒットしたこともあり、ステップファザー・ステップが放送された年は空前の子役ブーム。渋谷龍生くん（兄）、樹生くん（弟）は映画「タッチ」などの双子での出演経験もあります。

そんなそっくりの双子の見分けかたは、ほくろの位置にあります。鼻の脇にほくろがあるのが隆盛くんで、目の下にほくろがあるのが直樹くん。また二卵性の双子であることから、性格も似ていません。どちらともインドアですが、兄の流星くんは「レゴで遊ぶのが好き」で、弟の直樹くんは「映画を見たりします」と答えています。

また、性格は大きく違っていて、隆盛くんは積極的で、なおきくんは物静かであると、番組スタッフは語ります。違いは、撮影現場の接し方のみならず、演技にも出ているので、要チェックです。ステップファザー・ステップの双子の気になる現在は？一時期、「引退した？！」と騒がれていましたが、実はキューブという事務所に移籍し、今でも活躍中です。

ステップファザー・ステップの発表記者会見で、双子の二人は「（ドラマが）決まった時はすごく嬉しかった！セリフが多いけれど頑張ります！」と喜んでいる姿を見せました。記者からは、前年の2010年に放送された「マルモのおきて」で演技をした芦田愛菜ちゃんと鈴木福といった子役ライバルのことについて聞かれました。

龍生くんは「いやいや、今の時点では無理でしょ………。」とコメント。声を落とした調子の龍生くんを、樹生くんが「月とスッポン、いや天と地の差だよ」とすかさず答えました。その子供ながらに大人びた言葉で謙遜をする樹生くんに記者たちの笑いを誘いました。

一時期、「引退した？！」と騒がれていましたが、実はキューブという事務所に移籍し、今でも活躍中です。双子は2000年12月21日生まれですから、2019年現在、成人間近です。弟の渋谷樹生くんの方は、昭和音楽大学を卒業後、なんと劇団四季に入団後、歌を歌いながら精力的に活動しています。

ステップファザー・ステップのあらすじについて調べてみました！泥棒の俺がひょんなことから、遺棄児童の双子の父親になった？！ステップファザーとは、「継父」という意味です。双子たちの本当の父親はどこに行ったのでしょうか？あらすじをわかりやすく解説しました。

本作の主人公である俺は、元弁護士の柳瀬の事務所で調査員として働いていますが、それは表の顔。本当は柳瀬から情報を得て、窃盗を行なっているプロの泥棒、怪盗キング。双子と出会ったその日も泥棒稼業に勤しんでいて、まさに東京郊外の住宅地の一軒家に侵入するところでした。しかし、その日は雷がひどく、落雷が運悪く、泥棒の「俺」に落ち、気絶してしまいます。

侵入しようとしてた家の隣に住む、双子の直と哲という中学生の双子に助けられ、看病されているところ目を覚まします。双子には親がいないことに気がつきます。泥棒の俺は「どうして親がいないのか」と尋ねると驚きの事実を告げられました。

お父さんは会社の秘書と駆け落ちをし、おかあさんはこの家を建ててくれた工務店の社長とそれぞれ駆け落ちをしてしまったと告げられます。双子はただの双子ではなく、遺棄児童だったのです。そのことを誰にも話さずに秘密にしていました。

なぜなら、自分たちが遺棄児童だと大人が知ってしまったら、施設に入れられてしまう。そうなれば、双子がふたり一緒にいられなくなるかもしれない・・・・・・。双子は泥棒の俺に交渉します。「ねぇ、僕たちおじさんの指紋採っちゃった」「泥棒なんでしょ。家に忍び込んでたってバレるとやばいよね？」泥棒の俺を脅しました。泥棒はやむおえず、父親のふりをすることになったのです。

最初はお父さん役など嫌がっていた泥棒の俺ですが、クラス担任の灘尾礼子が、泥棒の俺のことを双子の父親だと間違えてしまいます。泥棒だとどうしてもばれたくない俺。その場かぎりの嘘で、「父親です」と言ってしまいます。双子はその様子を見て、満面の笑み。さらに「僕たちのパパになって」と脅迫してきます。その末、父親として双子と生活することになってしまったのです

双子の父親を演じることとなった泥棒の俺ですが、双子は俺が逃げてしまわないか心配です。そこで、泥棒の俺が表向きに働いている事務所の上司、柳瀬を通して、双子は「ステップファザー契約」を結ばせます。ステップファザーとは英語で義父のこと。強引な契約書には、「不法行為はしないこと」という条項があり、泥棒稼業まで禁止されてしまう始末。

泥棒稼業を禁止されてしまった俺は、イライラしている。ステップファザー契約により泥棒稼業は休業中のはずだが、街にはニセ怪盗キングが盗みを繰り返している。しかも、どれも失敗してばかり。事務所の上司柳瀬は何か知っているようだが、一言も話してくれない。どうやら、働けない泥棒はいらないと事務所から俺を追い出すつもりらしい！自尊心を傷つけられた俺は、同僚のナオにニセ怪盗キングの情報を集めてもらいます。

どうやらニセ怪盗キングの案件に、双子の父親である宗野正雄が関わっているとの情報を手に入れました。このことを双子に知らせないように、泥棒の俺とナオたちは宗野の不可解な行動の謎を解いていきます。そして、実は父親の宗野正雄も泥棒の俺と同じ「不法行為」をする窃盗グループの一員だということがわかったのでした。「宗野の身の安全を確保するには、とある絵画を盗み出して組織に渡す必要性があることがわかってきます。

「もし、本当の父親が帰ってくれば自分の居場所がなくなる」「俺はまた、泥棒に戻るのか」と煩悶する泥棒の俺でしたが、「本当のお父さんが帰ってきた方が双子は幸せになる」と思い宗野正雄を助ける決心をします。そして、見事、泥棒の俺の活躍により、双子の本当の父親宗野正雄を無事取り戻すことができました。

「ステップファザー契約」を破ってしまった、泥棒の俺は「本物の父親が戻ってくるのだから」「偽物の居場所はない」と双子に別れを告げます。双子はなかなか別れたがりません。「パパともっと一緒にいたい！」と叫ぶ子供たちを背中に、泥棒の俺は後を去ります、しかし、本物の父親である宗野正雄は「兄弟たちに迷惑をかけてしまうといけないから」と言ってまたいなくなります。

本当の父親がいなくなってしまったら、仕方がありません。泥棒の俺は「しぶしぶ」再び双子たちの親になります。双子はお父さんが戻ってきてくれた！と大いに喜びます。「ステップファザー契約」は再開されました。泥棒の俺は、双子の親として学校の行事に参加するのでした。

ステップファザー・ステップのドラマと原作ではどのようなところが異なっているのでしょうか？　実はドラマ化するにあたって、原作のストーリーや設定を大幅に書き換えています。原作では双子が泥棒稼業を手伝っていた？そもそも、原作者は誰？など徹底調査してみました！　　

宮部みゆきによる小説。「小説現代」において1991年から1992年にかけて連載されていた5編の短編に加えて、3編の物語を書き下ろし、講談社から刊行された単行本。ジャンルはユーモアミステリーで、宮部みゆきの数ある小説の中でも高い人気を誇っている。

ドラマでは泥棒の俺＝主人公の俺が、弁護士事務所の上司柳瀬と組んで不正蓄財している悪人から金を巻き上げるという設定ですが、原作にはありません。また、原作には「ステップファザー契約」はなく、むしろ泥棒の俺がする不法行為を双子が助長するようなストーリーになっています。

泥棒の俺のピンチを双子たちが助け、また小学校四年生の子供達が次々と謎を解いていきます。ドラマでは双子は小学生の設定になっていますが、原作では中学生の設定なので、少々難しい謎を双子が解くことができても、違和感がありません。擬似的な父と子の関係であることはドラマも原作も変わらないのですが、泥棒稼業のピンチを助けたり、助けたりすることで親子の愛情が深まっていくという設定は原作ならではです。

柳瀬の事務所で働く秘書、また裏の顔は女詐欺師の秋山ナオというキャラクターですが、原作には登場しません。また刑事の脇坂信之助とその妻も原作には登場しないキャラクターですが、このキャラクターがいることで、子供と泥棒の俺だけではなく、大人の会話も増え、より一層、群像劇として騒がしくなりました。

ドラマステップファーザー・ステップを観た感想を集めてみました。原作と比較してみる方、またドラマから見始めたかた、どちらのかたも評価は高く、「擬似」親子の愛情が素晴らしいと書いています。

役者さんの演技も好評で、特に泥棒の俺を演じた上川隆也の双子に対してツンデレなお父さん役は好評でした。

最終回で契約が切れて、双子と別れることになった上川隆也の「双子と別れられてせいせいする、お前らがいても面倒なだけだからな」という演技に萌えるファンが多かったです。

泥棒が遺棄児童の双子の父親になる。ありえない設定ですが、「逃げるが恥だが役に立つ」など疑似家族からはじまって、本当の家族になるという作品が近年多いのも事実です。優しい気持ちになれるステップファザー・ステップを是非ドラマで、原作で、ご覧になってください！