ストレンジャーシングス・シーズン2をネタバレ！最終回までのあらすじ・感想は？

本記事ではドラマ「ストレンジャーシングス 未知の世界 シーズン2」のあらすじを最終回ラストまでネタバレでご紹介します。「ストレンジャーシングス・シーズン2」は有料動画配信サービスのNetflixオリジナルコンテンツでありながら、世界中で大きなブームを巻き起こしたシーズン1の続編です。あらすじネタバレだけでなく、視聴した方の感想などもご紹介しています。

「ストレンジャーシングス・シーズン2」は、アメリカ合衆国のSFホラードラマシリーズです。双子の兄弟コンビであるザ・ダファー・ブラザーズが原案・製作・監督・脚本を務めました。

「ストレンジャーシングス・シーズン2」は、1980年代インディアナ州の架空の町ホーキンスを舞台に、超能力や謎の怪物など、町を巻き込む巨大な超常現象に遭遇する子どもたちの冒険を描いています。

「ストレンジャーシングス」シーズン1は2016年7月15日に配信、続編である「ストレンジャーシングス・シーズン2」は2017年10月27日に配信され、世界中に熱狂する視聴者を生みました。そして2017年12月1日には、シーズン3の製作決定が発表されました。

ここからは、ストレンジャーシングス・シーズン2のあらすじを全話ネタバレしていきます。

1984年10月29日、ペンシルバニア州ピッツバーグ。犯罪者の若者たちが乗ったバンが、パトカーとカーチェイスを繰り広げています。突然、トンネルが崩れ落ちてパトカーの行く手を阻みました。それは幻覚でした。グループの一人・カリが超能力を使ったのです。カリの手首には"008"のタトゥーが彫られていました。

舞台は移り、インディアナ州ホーキンス。マイク、ダスティン、ルーカス、ウィルの四人組は、アーケードゲームをするためにゲームセンターに行きました。四人はそこで、何者かが”マッドマックス”という名前を使ってトップスコアだったダスティンの記録を破ったことを知ります。

そのとき、ウィルが窓の外に奇妙なものを見ました。ウィルは薄暗くて不気味な「裏側の世界」に入り込んでいたのです。マイクに呼ばれてウィルは我に返りました。

ナンシーとスティーブは交際を続けていました。車の中で二人は進路について話し、互いの愛を誓い合いました。すると大きな音を立てて、青いカリフォルニアナンバーの車が駐車場に入ってきました 。運転していたのはビリー。助手席にいるのは彼の妹マキシーヌでした。

マキシーヌはマイク達のクラスに転校してきました。彼女はカリフォルニアから引っ越してきたのです。愛称はマックスだと聞いて、ダスティンは彼女が”マッドマックス”だと考えます。

その頃、ホーキンス警察署に署長のホッパーが出勤すると、元ジャーナリストのマレーが待ちかまえていました。マレーはバーバラ(前作でモンスターに殺された)の失踪についてホッパーに執拗に質問します。通報が入ったので、ホッパーは彼を置いて被害現場へと向かいました。

ホッパーが通報のあったメリルの畑に向かうと、そこには一夜にして腐敗したカボチャたちがありました。 メリルは犯人として思い当たるのは同業者のユージーンだと言いますが、ホッパーは半信半疑でした。

マイク達は"マッド・マックス"の正体は本当にマックスなのか知ろうと彼女を観察しますが、途中でウィルの母ジョイスが学校に現れてウィルを連れて帰ります。ジョイスはウィルをオーエンズ博士の研究所へ連れて行きました。そこにはホッパーもいました。ウィルはゲームセンターで「 裏側の世界」を見たことを話しました。その様子を監視カメラで研究員たちが観察していました。

ジョイスは、高校時代の同級生であるボブと付き合っていました。元気をなくすウィルをボブは笑わせました。ボブとジョイス、ジョナサンとウィルの四人は映画を見て過ごしました。

一方、ナンシーとスティーブは、バーバラの家族と定期的に夕食をとっていました。ナンシーは、彼らが娘を見つけるためにマレーという調査員を雇い、その支払いのために家を売ったことを知ります。ナンシーは激しい罪の意識に襲われ、真実を伝えたいと考えましたが、スティーブに止められます。

マイクはイレブンとの通信に挑戦しますが、失敗します。 その頃、イレブンは森の小屋でホッパーと暮らしていました。デモゴルゴンを倒した後、イレブンは 「裏側の世界」に迷い込んでいましたが、出口を見つけてマイクの家へと向かいました。しかし政府のエージェントが待ち伏せしていたため、森の中へ逃げ込みました。

ホッパーはイレブンを見つけ、彼女を助けるために小屋に二人で住み始めたのでした。イレブンはトリック・オア・トリート(ハロウィンのお祭り)に行きたがりますが、ホッパーに危険なのでダメだと言われます。

メリルのカボチャ畑以外にも、近隣の畑では、作物が腐敗する事件が次々と起きていました。ホッパーは調査に向かった先で、木にまとわりつくベトベトとした液体を発見しました。

マイク達は「ゴースト・バスターズ」の仮想をしてトリック・オア・トリートに行きました。そこではマックスも仲間に加わりました。しかしウィルがいじめっ子に絡まれて突き倒されます。いつの間にかウィルは裏側の世界に行き、うごめく巨大なクリーチャーに遭遇していました。マイク達がウィルを発見し、現実の世界へ連れ戻しました。

一方、ナンシーとスティーブはハロウィンパーティーに参加しましたが、ナンシーはバーバラへの罪の意識のせいか自暴自棄になって酔っ払いました。ナンシーはスティーブを殴り、罵倒しました。スティーブは去り、朦朧としたナンシーを家まで送り届けたのはジョナサンでした。

ハロウィンに参加できず寂しいイレブンはマイクと交信しますが、マイクは彼女に気づきません。その頃、ダスティンはゴミ箱の中に小さなナメクジのような生物を見つけ、家に連れて帰りました。

拾った生物を、ダスティンはダルタニアン(通称・ダート)と名付けました。夜、ダートは脱皮を繰り返して足が生え、大きくなっていきました。ダスティンは新種の生物を発見したと喜び、可愛がります。しかしウィルは、それが以前自分が吐き出した「裏側の世界」の生き物に似ている事に気付きました。

マイクはダートを殺すか研究所に渡さなければ危険だと言いますが、ダスティンは拒否しました。するとダートはカゴから飛び出し、学校内に脱走してしまいました。

ナンシーはジョナサンに家まで送られたことを覚えていませんでした。しかし彼に自分の苦しみを打ち明け、バーバラの両親に真実を話すことを決意します。ナンシーはジョナサンと共に、バーバラの家族に電話をかけました。しかし、組織の人間たちがそれを盗聴していました。

マイクに会えないことに我慢できなくなったエルは、ホッパーの留守の間に小屋から一人で外に出てしまいます。エルはマイクに会うため、ホーキンス中学校まで行きました。しかし、そこでマイクがマックスと仲良くスケートボードをしているのを見ます。エルは嫉妬してマックスを転ばせ、姿を消しました。

ウィルはダートを発見し、ダスティンたちに無線で連絡しますが、再び「裏側の世界」に入り込みました。逃げようとするウィルでしたが、巨大なクリーチャーに捕らえられました。ダスティンはダートを見つけて帽子に隠し、マイクたちには「いなかった」と嘘をつきます。

中学校に電話したジョイスは、部活はとっくに終わっていることを知らされ、慌ててウィルを迎えに行きました。ジョイスは、校庭に立ったまま反応を示さないウィルを発見し、家に連れて帰ります。ウィルは「裏側の世界」でクリーチャーに体に入り込まれ、それと一つになった感覚があるとジョイスに告げました。

作物の腐敗事件の調査を進めるホッパーは、現象が起こった畑の中心にホーキンス研究所があることに気付きます。ホッパーは研究所のオーエンズ博士に調査を命じます。二人がカボチャ農場を訪れると、ちょうどエルの目撃情報が入りました。

ホッパーはエルを激しく叱りつけました。ルールを破った罰としてホッパーはテレビを壊し、エルは怒りのあまり超能力で部屋をめちゃくちゃにしました。二人は仲違いしてしまいました。

ナンシーとジョナサンはバーバラの家族に真実を話そうとしますが、その前にオーエンズ博士の研究所に連れて行かれます。そこで二人は研究を見せられ、真実を公言してはいけないと口止めされました。しかしナンシーの決意は揺らぎませんでした。

ウィルは体温が異常に低くなり、お風呂を嫌がり、常温の部屋でも暑がるようになりました。ジョイスはウィルに、自分の感覚を絵で説明するように提案しました。ウィルの描いた絵をつなぎ合わせると、まるで植物のツタのような形になりました。そのツタをホッパーは腐敗した畑で見ていました。ホッパーはカボチャ畑へと向かいます。

ホッパーがカボチャ畑を掘ると、トンネルのような空洞が続いていました。トンネルに入ったホッパーは、植物から謎の液体をかけられ、意識が朦朧として倒れてしまいます。

何かを感じたウィルはジョイスとマイクに、ホッパーが危険な状況だと告げます。一方、帰宅したダスティンは、ダートが飼い猫を食い殺している現場を見ました。ダスティンはダートが危険な存在だと気付き、地下室に閉じ込めます。

ナンシーとジョナサンは記者のマレーの元を訪ねました。ナンシーから真実を聞かされたマレーは、世間に公表しても信じてもらえないだろうと言いました。しかし、真実に限りなく近い話を発表することで研究所を告発する事を思いつきます。ナンシーとジョイスはマレーの家で、同じ部屋で夜を明かしました。

ジョイスは、謎解きが好きなボブに絵の解読を頼みました。ボブは、その絵がホーキンスの地図であることに気づきました。ホッパーのいる場所が判明したので向かうと、トンネルの中でツタに捕らわれたホッパーを見つけ救出しました。研究所の職員たちも現れ、トンネルの中を燃やしました。ウィルとホッパーは研究所に運ばれました。

ダスティンはマイクに助けを求めに行きましたが、マイクは不在です。仕方なく、ナンシーに会いに来ていたスティーブに助けを求めました。スティーヴはダスティンの家の地下に向かいますが、そこにはダートは居らず脱走した形跡だけが残っていました。

帰宅したルーカスがダスティンに連絡すると、ダートを捕まえる応援を頼まれました。ルーカスはマックスに一緒に来るよう誘いました。マックスは兄のビリーから、ルーカスと話をするなと言われていました。また、マックスは「裏側の世界」の話を信じていませんでした。しかし「真実だと証明する」と言うルーカスに同行しました。

ダスティンとスティーブはダートを捜索しながら、女子の話題で盛り上がり仲良くなりました。

研究所のウィルは、ジョイスとマイク以外の記憶を失っていました。オーエンズがツタを燃やす実験をするとウィルが苦しみ出し、ウィルの中に入り込んだ生物とツタが繋がっていることが判明します。

ウィルは自分の中にいる生物が隠したがっている場所があると言い、絵の地図を指し示しました。研究員たちはそこに調査に向かいました。ウィルの示した場所に到着した研究員たちでしたが、クリーチャーに襲われ食い殺されます。それはウィルに繋がったクリーチャーの仕掛けた罠でした。ウィルは「あいつらにやらされた」と泣き叫びました。

ダスティンとスティーブのコンビに、ルーカスとマックスが合流しました。四人は空地でダート捕獲の準備を進めます。マックスはルーカスに、両親は離婚して母が再婚し、粗野で乱暴なビリーは義理の兄であることを話しました。マックスはビリーとは違うと言うルーカス。二人に絆が生まれようとしていました。

夜になり、空地にダートが現れました。ダートは四人に襲い掛かります。ダートと同じクリーチャーが何匹も現れ、四人は追い詰められました。しかしダートは彼らを手にかけず、どこかに去って行きました。

一方、エルは、自分がいた研究所にはもう一人の被験者がいたことを知ります。インド人の少女カリがその存在であることを知ったエルは、ピッツバーグに一人で向かいました。カリはエルの訪問に喜び、二人は姉妹と呼び合います。カリは研究所に復讐するため、チームを組んで研究員たちを殺害していました。エルもチームに誘われますが、マイクに危機が迫っていることを察知し、ホーキンスに帰りました。

研究所では、地下からクリーチャーが入り込み、研究員たちが殺されていました。マイクたちは研究所の一室に逃げ込みました。

研究所の電源が落ち、出口を開くためには電源の復旧と解錠コードの書き換えが必要でした。プログラミングを理解しているのがボブだけだったため、解錠に向かいます。研究所の出口が開き、マイクたちは外に脱出しますが、ボブはクリーチャーに殺されてしまいました。

ジョイスの家に避難したマイクたちは、クリーチャーはボスである個体を倒せば末端まで倒すことが出来るとと気付きます。ウィルがクリーチャーと繋がっていることを警戒し、居場所が分からないよう納屋で話を聞きます。ジョイスはウィルが指でモールス信号を送っていることに気づきました。信号は「ゲートを閉めろ」を意味していることが分かりました。

家の電話が鳴り、クリーチャーに居場所がバレてしまいました。クリーチャーに襲われるマイクたちを助けたのはエルでした。

ここからはストレンジャーシングス・シーズン2の最終回あらすじをネタバレします。ラストまで言及していますので、未視聴の方はご注意ください。

エルとマイクは再会を喜び抱き合いました。みんなもエルの復活を喜びました。エルならゲートを閉じることができるのではないかと考え、ホッパーは彼女を研究所に連れて行きました。マイクたちはジョイスの家に残りました。

マイクはトンネルのツタを燃やすことで研究所のクリーチャーを引き付ける作戦を考えました。そこにビリーが現れ、スティーヴに襲い掛かりました。マックスはビリーに鎮静剤を注射して眠らせました。

ホッパーとエルは研究所で、怪我をしたオーエンズ博士を発見しました。手当てをしながら、ホッパーは博士に事件の収束後エルの安全の保障するよう約束させました。

ジョナサンとジョイスは体を温めることで中に入り込んだ生物を追い出せるのではないかと考え、ウィルを暖炉やストーブで温めました。温めるほどウィルはもがき苦しみましたが、二人は手を止めませんでした。そしてウィルの体からクリーチャーを追い出すことに成功しました。

マックスがビリーの車を運転して、マイクたちは畑の地下トンネルに到着しました。ガソリンをまいて火をつけるとツタが燃え上がりました。マイクたちはクリーチャーに囲まれ、命からがら逃げだしました。途中でダスティンはダートと再会しました。ダートはダスティンを襲わず、見逃しました。二人の絆は残っていました。

ホッパーとエルはゲートにたどり着きました。エルは能力をフルパワーで発揮してゲートを閉じることに成功。事件は終わりを迎えました。

その後、マレーの告発により、研究所の実験によるバーバラの死と隠蔽が認められました。しかし、それは窒息剤の流出による事故という形で、「裏側の世界」の存在は伏せられました。オーエンズはエルに"ジェーン・ホッパー"としての出生証明証を与えました。

ホーキンス中学校はスノーボールの日。スティーブがダスティンを車で送り届け、女の子をダンスに誘うアドバイスを送りました。スティーブはナンシーの姿を見ますが、声をかけず去って行きました。ルーカスはマックスと、ダスティンはナンシーと踊り、ウィルも女子に誘われ、マイクの元に現れたのはエルでした。

ルーカスとマックス、マイクとエルはキスをしました。取り戻された平穏な暮らし。しかし「裏側の世界」では、巨大なクリーチャーがいまだに町を狙っているかのようでした。

ここからはストレンジャーシングス・シーズン2を見た人の感想をご紹介します。ストレンジャーシングス・シーズン2は「面白い」「ハマる」「何回も見てしまう」など、概ね好評な感想が多くありました。

また、ストレンジャーシングス・シーズン2は様々な伏線が回収される後半が特に面白いという感想が多くありました。

シーズン1では嫌な性格の男性として登場していたスティーブの株が上がるなど、キャラクター人気があるのもストレンジャーシングス・シーズン2の感想の特徴でした。

また、ストレンジャーシングス・シーズン2の出演者の演技を絶賛する感想も目立ちました。特にエルを演じたミリー・ボビー・ブラウンの演技を評価する感想が多くありました。

ここまでストレンジャーシングス・シーズン2最終回までのネタバレあらすじ、視聴者の感想をご紹介しました。ストレンジャーシングス・シーズン2ではエルが生きていたことが明かされ、マイクとなかなか会えない切ない関係が描かれました。また、ストレンジャーシングス・シーズン2はカボチャ畑の腐敗や、ウィルの異変、ダスティンとダートの出会いなど、様々な伏線が絡み合い一つの結末にたどり着く壮大なドラマでした。

ストレンジャーシングスはシーズン３が2019年に配信される予定です。まだまだ続くホーキンスの町の物語に期待が高まっています。本記事を読んで気になった方は、是非視聴してみてください。