明日の君がもっと好きのネタバレあらすじ！ドラマの感想や最終回の結末は？

市原隼人主演の「明日の君がもっと好き」は、テレビ朝日系の「土曜ナイトドラマ」枠で夜の23時台に放送されたドラマです。「人生に一度だけの大切な恋」をコンセプトに、ラブストーリーでありながら、それだけではなく、大人がそれぞれの立場や個性に悩み、人間の本質を深く掘り下げていくヒューマンドラマとなっています。あらすじは「人生に一度だけの大切な恋」というタイトルの印象を裏切る過激な内容となっています。

最終回直前の第6章ではあまりの展開に各あらすじネタバレサイトやSNSでも感想や最終回の予想の投稿が飛び交ったようです。土曜ナイトドラマ「明日の君がもっと好き」の最終回はどのような結末を迎えたのでしょうか。ここからは土曜ナイトドラマ「明日の君がもっと好き」の作品情報やキャストから最終回までのあらすじをご紹介いたします。あらすじはかなりのネタバレとなりますので、ネタバレが困る方は読む前にご注意ください。

土曜ナイトドラマ「明日の君がもっと好き」は、テレビ朝日系列で2018年1月20日から3月10日まで、毎週土曜日23:05から23:59の時間帯に放送されました。この土曜ナイトドラマは「SmaSTATION!!」の放送終了後にテレビ朝日で作られた新しい放送枠です。土曜ナイトドラマのコンセプトは「若いデジタル世代が幅広い方向で楽しめるような、斬新な企画をお送りする新しい連続ドラマ枠」とのことです。

その土曜ナイトドラマ第1弾が2017年の三浦春馬主演の「オトナ高校」で、かなり攻めたあらすじで、最終回の意外な結末から、早くも続編が期待されるドラマです。「明日の君がもっと好き」は、「オトナ高校」に続く土曜ナイトドラマ第2弾としてスタートしました。リアルな恋をしない、現実の恋の過程が面倒という若い世代が増えてきた昨今、恋の面白さや恋のもどかしさを語るあらすじのドラマとなっています。

また、「明日の君がもっと好き」はただの恋愛ドラマではなく、現代社会で大人が生きる上での様々な問題について、仕事についての意識や、家族の中での立場からの葛藤、性や体に対して誰にも相談できない懊悩など、複雑な感情を深く掘り下げていくヒューマンドラマです。タイトルだけ見ると、ふんわりした印象すら感じる「明日の君がもっと好き」ですが、ネタバレしてしまうと、かなりのドロドロ恋愛劇となっています。

男女関係が複雑に入り組み、予想の斜め上を行く刺激的な展開のあらすじに、「そうなってしまうの！？」という驚きの感想がネットの感想サイトでも多く見られました。

土曜ナイトドラマ「明日の君がもっと好き」は、そのキャストも豪華と話題です。主人公の松尾亮を、実力派俳優の市原隼人が演じます。また、2017年に話題となったドラマ「昼顔」でドロドロの不倫劇を演じた伊藤歩が、恋愛に躓く大企業の社長秘書を、性のアイデンティティに悩み苦しむ丹野香役を、新進気鋭の人気女優である森川葵が演じます。

そして、好青年の裏に鬱屈した別の顔を持つ新入社員・城崎遥飛を、ミュージカル・「テニスの王子様2ndシーズン」で人気の白洲迅が演じました。この四人の複雑に絡み合う人間関係の中に、子役出身の圧倒的な演技力で人気の女優・志田未来が、姉から略奪婚をした黒田梓役として登場し、さらなるドラマを生み出します。

土曜ナイトドラマ「明日の君がもっと好き」の脚本を担当するのは、NHK朝の連続テレビ小説「いちばん太鼓」「君の名は」や「氷点」、「外科医有森冴子シリーズ」、「同窓会」など数々のドラマを手掛けてきた井沢満です。その時代を象徴するような鋭い台詞、展開に定評がある脚本家です。その作品は「心に刺さる」「考えさせられる」という感想が多く寄せられるようです。

近年は2013年の「母。わが子へ」や2015年の「わが家」など、家族をテーマに複雑な感情を深く掘り下げたあらすじの作品を手がけ、数々の賞に輝きました。演出を担当するのは「サマーレスキュー～天空の診療所～」や「闇金ウシジマくん」「指定弁護士」など人気ドラマの演出やプロデュース、監督を務める竹園元です。

土曜ナイトドラマ「明日の君がもっと好き」の主題歌は、PrizmaXの歌う「yours」です。PrizmaX（プリズマックス）は、2013年にデビューした男性4人によるダンス&ボーカルユニットです。2002年に小学生以下の男子4人で結成した「Wonder☆Wown」が前身となっており、メンバーの入れ替えを繰り返しながらPrizmaXとしてデビューしました。

メインボーカルの森崎ウィンはミャンマー出身で、日本語・ミャンマー語・英語を使いこなすトライリンガルです。2018年3月にスティーヴン・スピルバーグ監督のSF映画「レディ・プレイヤー1」で主要キャストに選ばれてハリウッドデビューをしました。「明日の君がもっと好き」の主題歌「yours」は、PrizmaX史上最高に泣けるという感想も聞かれました。

「明日の君がもっと好き」の主題歌「yours」のMVは、ドラマのあらすじに沿った歌詞がPrizmaX4人のダンスに合わせて浮かび上がり、ファンからもかっこいい、惹きつけられるという感想もあったようです。

「明日の君がもっと好き」の主人公松尾亮は、老舗の造園会社丹野園の造園デザイナーとして、住み込みで働いています。松尾亮を演じる市原隼人は、2001年「リリイ・シュシュのすべて」、2004年放送の連続ドラマ「WATER BOYS2」、映画「偶然にも最悪な少年」で主演となり、日本アカデミー賞新人俳優賞に輝きました。その他「ROOKIES」「猿ロック」など人気作品に出演しています。

「明日の君がもっと好き」のヒロイン里川茜は、大企業共実物産の社長秘書です。才色兼備の女性ですが、異常に男運が悪く、常に悪い男を引き寄せてしまうのです。里川茜役の伊藤歩は、「リリイ・シュシュのすべて」で市原隼人と共演しています。代表作に1996年公開の映画「スワロウテイル」、2005年公開の主演映画「カーテンコール」、2015年放送の連続ドラマ「その男、意識高い系。」「婚活刑事」で主演を務めました。

「明日の君がもっと好き」で、主人公亮の婚約者となる丹野香は、亮の勤務先造園会社丹野園の社長の娘です。昼は工事現場、夜はガールズバーで働く女の子ですが、ずっと心と体に人には言えない悩みを抱えています。香役の森川葵はハイティーン向けの雑誌「Seventeen」でモデルを務め、2016年からトーク番組「A-Studio」に出演します。

近年の森川葵の出演作に、映画「恋と嘘」「先生!、、、好きになってもいいですか?」、ドラマでは「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」などがあります。

「明日の君がもっと好き」でヒロインの茜が勤務する共実物産の新入社員です。幼いころの母の虐待から、トラウマで年上の女性に暴力を奮う悪癖を持っています。演じる白洲迅は「ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン」で人気となった俳優で、主な出演作に「愛してたって、秘密はある。」「押忍!!ふんどし部!」があります。

土曜ナイトドラマ「明日の君がもっと好き」の第1話のあらすじです。ネタバレとなりますのでご注意ください。主人公・松尾亮（市原隼人）は、人と話すのも付き合うのも苦手な青年です。唯一カメラが趣味の物静かな男性なのです。老舗の造園会社「丹野園」で、造園デザイナーとして住み込みで働いています。亮の勤務する造園会社「丹野園」の社長、丹野（柳葉敏郎）は、亮が15歳の頃から面倒を見ている恩人です。

丹野は、自分の娘である香（森川葵）と結婚して、造園会社丹野園を継いでほしいと願っており、その話を亮に持ち掛けます。突然の話に困惑する亮でした。一方、里川茜（伊藤歩）は、大手企業の社長秘書として勤務する才色兼備の女性です。茜は男運が悪さが尋常でなく、次々クズメンばかり引き当ててしまう女性です。結婚を考えていた相手が実は妻子持ちだったとわかり、ショックを受けていました。

そんなとき、茜はタクシー運転手の聖（小松和重）に迫られ、危ないところを亮に助けられました。助けてもらったはずなのに、茜はカメラを所持していた亮のことを盗撮犯と勘違いし、亮と言い争いになります。結局、お礼を言えないままケンカ別れになってしまいます。他方、茜が務める会社の新入社員城崎遥飛 （白洲迅）は、ある過去から、年上の女性に声をかけてはホテルに連れこみ暴力を奮うことがやめられませんでした。

茜の年の離れた妹に梓（志田未来）がいます。梓は、姉である茜の恋人を奪い、略奪婚したという過去がありました。しかし結婚生活はすでに冷え切っていたのでした。夫とうまくいかない日々に、鬱屈したものを抱えた梓は、気分転換にガールズバーに遊びに行きます。そこで、出会ったのが香です。香は、亮の勤務先造園会社丹野園の社長の娘でした。梓と香は意気投合し、仲良くなります。

香は亮に好意は抱いているものの、自分のセクシャリティに悩んでいました。自分が男を愛せるのか、女性を愛するのかわからなかったのです。そんなときに父親から亮との結婚を勧められ、とても困惑していました。香は「亮は好きだけど、自分の恋愛対象が男なのか女なのかわからない」と正直に亮に打ち明けるのでした。

「明日の君がもっと好き」の第1話のネットの感想では、「茜の男運の悪さ、引きの悪さがすごすぎる」という感想や、「茜に絡むタクシー運転手が気持ち悪すぎる」「タクシー運転手が生理的にヤバイ。女として受け付けない」などの、茜の周りのクズメンズたちへの嫌悪感むき出しな感想が目立ちました。

土曜ナイトドラマ「明日の君がもっと好き」の第2話では、香（森川葵）の長年の自分のセクシャリティに関する悩みを告白された亮（市原隼人）は、香の気持ちを受け入れます。「香は香だ」と言い、香との結婚を前向きに考えることにしました。香に望まれて、亮は香にキスをします。梓（志田未来）は夫の智弘（渡辺大）との結婚生活は、完全に破綻していました。智弘に内緒でガールズバーに行き、香織のもとに通いつめます。

そして香はある日、暴走族に絡まれている梓を助け、思わずキスをしてしまいます。そしてそんな2人の姿を、偶然通りかかった城崎遥飛 （白洲迅）が写真に収めていました。遥飛は梓の姉である茜（伊藤歩)が勤務する会社の社長秘書でした。梓の夫・智弘は茜を食事に誘います。その帰りに、茜の唇を奪う智弘でした。しかし、茜は拒めませんでした。そんな茜でしたが、自分の住む家の庭の木の剪定を亮に依頼します。

2人が仲良く商店街を歩いている姿を、遠巻きに梓が見ていました。公園に行った茜は、亮に自分の過去を話します。子どもの頃、自分のわがままがきっかけで両親が交通事故にあってしまったと考えており、茜は妹の梓から、結果的に大切な両親を奪ってしまったのだと自分を追い詰めていました。

その負い目から、梓に恋人を取られたときもあっさりと譲ったようなのです。そんな話をしている茜の亮の元に、梓がやってきます。梓は三人でガールズバーに行こうと誘うのでした。「明日の君がもっと好き」第2話の感想では、妹の夫に簡単にキスを許してしまう茜が理解できない、梓が黒すぎる、クズメンズが多すぎるなどの感想がネットで見られました。

土曜ナイトドラマ「明日の君がもっと好き」の第3話のあらすじです。茜（伊藤歩）の自宅の庭木の剪定を依頼された亮（市原隼人）は、茜の自宅を訪れます。そして茜の祖母の静子（三田佳子）が、亮を夕飯に誘います。亮の目の前で、梓（志田未来）はやたらと茜に悪意ある言葉を投げかけます。夕飯の席、遅れてやってきた智弘（渡辺大）ですが、茜を意識しすぎて挙動不審になっており、それがさらに梓の神経を逆なでします。

一方、茜の会社の新入社員・遥飛（白洲迅）は、年上女性をホテルに誘い暴力を奮う癖がやめられません。それを知った遥飛の同僚桃田（神永圭佑）は、遥飛のことを嫌っていました。遥飛が中座したときに、遥飛のスマホを勝手に使い、証拠となる写真を自分のスマホに転送します。

香（森川葵）が梓に連絡したことをきっかけに、亮たちはガールズバーに行くことになります。香は、茜と距離の近い亮を見て嫉妬し、智弘と話す梓を見ても嫌な気持ちが湧いてきます。自分のことがわからず混乱する香でした。そこに泥酔状態の遥飛が突然やってきて、香と梓のキスを大声で暴露するのでした。それを聴いた智弘は、車の中で梓を問い詰め、梓と言い争いになり梓を押し倒します。

一方、亮と茜は、酔いつぶれた遥飛をおんぶして、遥飛の家に送り届けます。少しずつ不器用ながらも真摯に語る亮に、茜は惹かれていき、手をつなぎます。翌日、茜の家に来客があります。なんと、かつて茜を襲おうとしたタクシー運転手だったのです。第3話では、「茜への梓のコンプレックスが尋常じゃない」という感想や、「最後のタクシーの運転手が気持ち悪すぎる」「まさかの再登場、怖すぎ」という感想が投稿されました。

「明日の君がもっと好き」第3話の感想では、「茜への梓のコンプレックスが尋常じゃない」という感想や、「最後のタクシーの運転手が気持ち悪すぎる」「もう出てこないと思ったのにまさかの再登場」という感想が投稿されました。

第4話では、茜（伊藤歩）の自宅を突然訪問してきたのは、第1話で登場したタクシー運転手の聖誠実（小松和重）でした。結婚を前提におつきあいさせてくださいと一方的に迫る聖に、「気持ち悪い！」と茜が叫ぶと、突然聖は態度ほ急変させます。人の気持ちを踏みにじりやがってと激高する聖です。そこに亮が現れて制止しようと入りますが、なぜか聖はムエタイの心得があり、亮はあっけなく負けてしまいます。

すると茜が合気道で撃退しました。変な男に襲われることが多い茜は、合気道を習っていたのでした。一方、香は、梓にキスしてしまったときの写真を撮られたことを、亮に告白します。誤魔化すためのアドバイスをする亮でしたが、香は梓への気持ちを告白します。茜の妹の梓だと知ると、亮も茜を好きになったと告白します。そんな香の暮らすマンションに、梓がやってきます。夫を裏切れない梓は、心は香のものだと話すのでした。

そんな2人の前に、父親の文彦（柳葉敏郎）がやってきます。香と亮の関係が全く進展しないことに不安を抱く文彦は、香の「女の子が好き」という告白に気を動転し、香を無理に自宅に連れ帰ります。自分は娘じゃなくて息子なんだと言い切る香を叩きます。

一方、年上女性を誘ってはホテルで乱暴するを繰り返していた遥飛（白洲迅）は、同僚の桃田（神永圭佑）によって、その証拠写真が社内にばらまかれ、会社での立場が危ういものになっていました。遥飛と同じ会社の社長秘書である茜は、そんな遥飛の身を案じ、亮と一緒に遥飛の家を訪問します。三人で鍋を食べることになり、亮は遥飛に、梓と香のキスの写真を削除してほしいと頼みます。遥飛は快諾しました。

鍋を食べていると、茜と遥飛の仲の良さが妙に気になる亮でした。実家から逃げ出した香は、梓の家に転がり込みます。しかし、夜中に梓の夫の智弘（渡辺大）が、香の寝込みを襲おうとします。逃げ出した香と梓は、梓の実家である茜の家に行きます。そこで梓は、茜に対して香のことを「亮の婚約者」と説明してしまうのでした。

その日の夜、香は梓とより親密になるのでした。その翌日、茜が連絡を入れたことにより、香の父親の文彦と亮が、茜の自宅まで香を迎えにやってきます。「明日の君がもっと好き」第4話の感想では、「最初は真っ当に見えた梓の夫がゲスすぎて怖い」「香が突然女をやめてしまい、唐突すぎてびっくり」などの感想がネットでみられました。

土曜ナイトドラマ「明日の君がもっと好き」の第5話では、香（森川葵）の父親である文彦（柳葉敏郎）が、香を連れ戻すために、香と梓の実家にやってきます。梓の祖母の静子（三田佳子）が出てきて、文彦と話し合いになります。茜も、自分が恋をしている亮が、香の婚約者と知り、内心複雑でした。文彦は香に、これからの考えを確認します。香はガールズバーと建設現場での仕事を続けたいと望み、家に帰ることに決めました。

文彦が静子にお礼を言うと、静子は「生きているだけでもうけもの」と微笑みました。文彦は、弟子の亮の手がけた庭の出来を確認し、「まだまだだな」と言って去っていきます。亮に婚約者がいたことを責める茜でしたが、帰宅後、祖母の静子からは「自分に対して正直、誠実にいなさい」と窘められます。ある日、遥飛は通勤時、乗車していたバスの中で遥飛が痴漢だと騒がれ、現行犯逮捕されてしまいます。

痴漢と訴えた相手は、以前遥飛が暴力を奮った女性・美晴（釈由美子）で、美晴の目は復讐に燃えていました。茜の説得により、美晴は遥飛のデートを条件に被害届の取り下げを受け入れてくれました。釈放された遥飛は、美晴とデートします。しかし、それは罠でした。美晴に連れていかれた先は、なんとSMクラブで、美晴の夫が経営しているものでした。美晴によって緊縛された遥飛はムチで打たれて傷だらけにされます。

しかも美晴は「プレイ代」と称して、遥飛に10万円もの大金を請求するのでした。悪をやるなら腹をくくれと忠告されました。その後、ガールズバーで茜と亮と遥飛は打ち上げとして飲んでいました。そこに梓と智弘がやってきて、複雑な関係の五人が偶然居合わせることになります。険悪な空気に飲みすぎた茜と梓と大喧嘩となり、酔った茜をつれて亮は遥飛の家に行くことにします。

亮がコンビニに出かけている間に、遥飛は自分の過去を茜に話します。母親から虐待を受け、その母親と茜が似ているのだと泣きながら話します。母親代わりとして遥飛を慰めようとすると、遥飛は茜を押し倒します。遥飛のキスを受け入れてしまった茜です。そこに亮が戻ってきて、折り重なっている2人を目撃してしまいます。亮は茜に自分の気持ちを告白しようと思っていたところでした。

「明日の君がもっと好き」第5話の感想は、急展開を繰り返すあらすじに視聴者は「先が気になる」という声と「ついていけない」という声が別れていました。冤罪逮捕にSMプレイ、遥飛が号泣して赤ちゃん返りし、茜を襲うという怒涛の展開に、目が離せないというファンが多いようです。

土曜ナイトドラマ「明日の君がもっと好き」の最終回直前、第6話のあらすじです。号泣した遥飛が茜を押し倒しキスしている現場を、亮は見てしまいます。亮はその場から立ち去ります。茜がその後を追いますが、亮の姿は見つからず、何か大切な話を聞けなかったような喪失感を抱いたまま自宅に戻ります。亮と茜、それぞれ相手を思いながら夜が過ぎていきます。

茜は静子に、結婚をする予定がないからマンションを買うことにすると伝えます。ずっと一人で生きていこうと決めたのでした。一方、茜と遥飛との関係に苦しむ亮は、兄を通して、家を出て以来ずっと会っていなかった父親・松尾（ベンガル）に再会します。和解した親子は、酒を飲みます。「恋と結婚する相手は違う」という父親の言葉に重みを感じる亮でした。

会社での立場が悪くなった遥飛は、仕事を退職して父親のいるロンドンに行くことに決めます。ずっと会っていない父親に会いに行くことにしたのです。茜の祖母の静子は、10代の頃の恋人・園部に会いに行きます。静子に頼まれて茜もその場に同席しました。またあの頃にもどりませんかと園部に言われ、静子は、いい思い出だけが残っているからと断ります。

静子は茜に、園部とは一番の恋愛のピークのときに別れたから今も美しい思い出になっている、一時の恋に溺れても、一生の計算はしないといけないのだと語るのです。一方、香は梓のもとに会いに行きます。しかし、梓は冷え切っていたはずの夫の智弘と、関係が改善してきたことから、冷たく香を振ってしまうのでした。香はショックのあまり、ガールズバーで自殺しようとしますが、そこにやってきた遥飛が止めました。

遥飛が亮と茜の間を取り持とうとしますが、亮は聞く耳を持ちません。梓に手ひどく振られ、やけっぱちになった香は、亮との結婚を進めようとします。茜は、社長の愛人に送るための指輪をジュエリーショップに見に行き、それに遥飛がついていきました。そしてそこで、結婚指輪を選んでいる亮と香の姿を見てしまいます。2人の姿を目に入れたくない茜は、ベッドを見に行きます。

ベッドを見ている茜と遥飛の姿を亮が見てしまい、お互いがお互いを誤解することになってしまうのでした。「明日の君がもっと好き」の第6話は、5話に引き続きさらに怒涛の展開となりました。第6話の視聴者の感想では、茜のお母さんごっこで、それまでの鬼畜ぶりはどこへいったのか突然真っ当な人間になってしまった遥飛に困惑するファンもいたようです。

突然香を振ってしまった梓、明らかに嫌がっているのにどんどん結婚話を進めていく亮と父に「やめてあげて」「これ、最後どうなっていくの」「終わらせ方が想像つかない！」という声も見られました。

土曜ナイトドラマ「明日の君がもっと好き」の最終回あらすじです。結婚指輪を見に行った帰り、香は、亮と結婚はするけれど、結婚指輪ははめられないと言います。それを聞いた父の文彦は大激怒します。しかし香は自分のセクシャリティでは父の希望に沿うことができず、泣きながら謝罪します。そんな香の姿に、文彦も理解を示し「自分の幸せについて考えた末の答えなら反対しない」と言います。

亮はガールズバーに行きます。香は亮に、父には話していないが子どもは欲しくないと言います。愛人を作っても問題ないと言うのです。そこに遥飛がやってきて、香に「生きよう」と激励します。遥飛は香を見ていると、香が苦しんでいることがよくわかると、香の心に寄り添うのでした。そして亮に、茜を押し倒した件の事情を説明します。茜に母親の姿を見てしまい、つい押し倒してしまったこと、茜との間には何もないことを話します。

また、先日結婚指輪を見に行った時の茜の事情を話し、香との結婚はやめて、茜を選んでほしいと言います。遥飛の真摯な願いにも、亮は頑なに首を振ります。もう香との結婚は心に決めてしまったことだし、その翌週は香を婚約者として実家の九州に連れていく予定だったのです。これ以上かき回さないでほしいと跳ねのけました。

茜はマンションを購入します。結婚をしないで一人で暮らしていくという決意の表れでした。そんな茜に、祖母の静子から本当に気持ちを指摘され、動揺してしまう茜でした。香の父・文彦との会話から、香と亮はお互い一緒にいる相手が間違っているのだと気づきます。香は遥飛が、亮は茜が、お互いの人生の最後まで一緒にいられるのは目の前の人ではないと気づき、婚約を解消します。

ロンドンに発つ遥飛のもとに香がやってきます。「できたら、戻ってきてほしい」という香に「人をはじめて守りたいと思った」と言う遥飛でした。2人はお互いを守ると約束します。一方、亮は茜が購入したマンションに向かいます。香は遥飛のところに行ったから結婚しないと説明します。

しかし悩んだ末に一人でいることを決め、マンションを買った茜です。亮を振り切ってエレベータに乗ると、亮は階段を駆け上ってエレベーターを各階で止め、スケッチブックに書かれた文字を見せるのです。2Fでは「やさしさを日々積み重ねればきっと」3Fでは「明日の君がもっと好きになる」4Fでは「命をかけて守る！」でした。

転びながら「一緒にいたい。2人で日々を重ねていきたい」と息を切らしながら叫ぶ亮に、香は思わず水を差しだします。亮は「これを最後の恋にしてほしい」と茜を抱きしめるのでした。茜と亮は2人で、いつも茜が通っていた公園に行きます。夕焼けを眺めながら、2人は話し合います。今日のあなたより、明日の君がもっと好きと言えると言い、明日の君がもっと好き最終回は終わるのでした。

最終回直前まではジェットコースターのような急展開が続いたのに、最終回ではほぼみんなハッピーエンドに終わりました。無理矢理まとめた感があるという感想の方もいれば、ハッピーエンドだったので後味良く終わったという方もいるようです。最後の亮の告白シーンが、「なぜフリップ芸なのか」「笑うシーンじゃないのに笑ってしまう」という明るい感想もあったようです。

タクシー運転手がとにかく気持ち悪いという感想は、この他にもTwitterや感想サイトなどでたくさんの投稿が見られました。タイトルの印象を裏切る、ドロドロ急展開のドラマと話題でした。

最終回の告白シーン、市原隼人演じる亮のフリップ芸が笑えると話題でした。なぜフリップ芸なのか、なぜ筆文字なのか、笑うシーンではないのに笑えてしまう最終回だったようです。

最終回の「心は人を繋ぐ糸。ぬくもりは人を安心させる」という詩に共感したファンの投稿です。「明日の君がもっと好き」の劇中には、このような心に響くポエムが随所に登場します。

「明日の君がもっと好き」のドラマのあらすじをネタバレこみで、感想やキャストとともにご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか？どの登場人物も癖があり、ふんわりした印象のタイトルから全力で遠ざかっていく急展開の数々に、毎回次に何が起こるのかを楽しみにしていた視聴者も多かったようです。