恋の花が咲きましたをネタバレ紹介！全話あらすじとキャストは？【韓国ドラマ】

派出所を舞台に繰り広げられるホームドラマ「恋の花が咲きました」は、シングルマザーの新人警官・グンファと彼女に好意を寄せるテジン・ドヒョンとの関係や、彼らの家族の奮闘を描いた人気韓国ドラマです。それでは「恋の花が咲きました」全話のあらすじとネタバレ、出演キャスト、気になる感想や評価を探ってみましょう。

「恋の花が咲きました」では、全話を通じて多彩な登場人物たちの恋模様や家庭について奮闘する姿が見どころのドラマです。「恋の花が咲きました」は、主人公・グンファと彼女を巡るテジンとドヒョンとの三角関係が全話を通じてメインに描かれる中、スヒョクとボラの恋模様や、グンファの夫の事故死の真相、警察内部の不正など、恋愛意外の要素も含まれた見応えのある作品です。

「恋の花が咲きました」ヒロインのム・グンファ（キャスト：イム・スヒャン）は、元ボクサーという異色の経歴を持つ新人警官です。私生活では、母・ソノク、双子の兄・スヒョク、娘・ウリがおり、交通事故で殉職した夫も元警官でした。恋の花が咲きました全話を通じてパートナーであるテジンとの恋模様が描かれる一方で、殉職したグンファの夫の事故の真相も明らかにされます。

恋の花が咲きましたのヒロインで、亡き夫の背中を追いかけて警察官となり、新人巡査として仕事に恋に奮闘するグンファを演じた女優・イム・スヒャンは、「ドキドキ再婚ロマンス～子供が5人～」「吹けよミプン」を始めとする多くのドラマで活躍する女優です。

警察大学を主席で卒業したエリート警察官であり、彼の正義感あふれる熱い言動で、グンファを厳しく時には優しく見守るチャ・テジンは、恋の花が咲きました・全話を通じてライバルと対峙しながら恋の成就に奮闘するグンファのパートナー兼恋人です。「恋の花が咲きました」チャ・テジンを演じたト・ジハンは、「帰ってきたプリンセス」「花郎　ファラン」などの話題作にて活躍する俳優です。

自己中心的でありながら、妹思いな投資家チン・ドヒョン（キャスト：イ・チャンウク）は、恋の花が咲きました・全話を通じてグンファを巡る恋の対決をテジンと繰り広げる登場人物です。全話を通して悪の面が強調されていますが、最終回では本来の性格を取り戻し、人生をやり直そうと奮闘します。恋の花が咲きましたドヒョン役のイ・チャンウクは「私の心は花の雨」「今日から愛している」などに出演する俳優です。

グンファの双子の兄で、ダミ企画代表を務めるム・スヒョク（キャスト：イ・ウンヒョン）は、恋の花が咲きました全話を通じて紆余曲折しながらも、お互い不器用なりに恋人・ボラとの関係を深めていきます。恋の花が咲きましたグンファの兄・スヒョクを演じたイ・ウンヒョンは、「一途なタンポポちゃん」「人形の家」などに出演する俳優です。

ドヒョンの妹で料理研究家として活躍するチン・ボラ（キャスト：ナム・ボラ）は、「恋の花が咲きました・全話を通じて主人公・グンファと共に、スヒョクとの恋に悩み、兄・ドヒョンに相談を持ち掛ける場面も見られます。恋の花が咲きましたチン・ボラ役を演じたナム・ボラは、「太陽を抱く月」「私の心きらきら」などに出演する女優です。

主人公達の恋模様だけでなく、韓国の交番の様子や警察官など、日本人視聴者には目新しい要素が加わった「恋の花が咲きました」は、他の作品にはない見応えがあります。そこで、「恋の花が咲きました」あらすじ全話をネタバレを含めて辿ってみましょう。

海外研修を終えた警部補チャ・テジン（キャスト：ト・ジハン）は、帰国の便で、酒に酔って悪態をつく投資家・チン・ドヒョン（キャスト：イ・チャンウク）と遭遇します。機内で暴れるドヒョンをテジンはとっさに押さえ込み、彼をなだめます。一方、窃盗犯の逮捕に奮闘する新人警官・ム・グンファ（キャスト：イム・スヒャン）は、不注意から窃盗犯に襲われそうになります。

その時、偶然通りかかったテジンに助けられたことで、グンファは事なきを得ます。その後、チャムスリ交番へ勤務が決まったテジンは新人警官としてグンファとパートナーを組み、仕事にまい進します。しかし、警官としてあまりに卑怯な手口に、同僚たちはグンファに不安を募らせ、また、テジンもグンファの事を気にも留めず仕事に専念します。

新米警官として仕事にまい進するグンファを心配するテジンは、彼女に対して「時には冷製さや緻密さも大事」と諭し、行き過ぎた行動の自制を促します。テジンの話に納得を示したグンファでしたが、単独行動が出来ないことへ次第に苛立ちを募らせて、改善の兆しは見られませんでした。そして、軽率な行動が幸いし、グンファは、窮地に立たされてしまいます。

弁護士が流したフェイクニュースによって、グンファはたちまち悪者扱いされる中、テジンを始めとする同僚たちは「悪いことはしていない」と必死に彼女を慰めます。しかし、周囲の励ましもむなしく、グンファは罪悪感にさいなまれます。一方でテジンは、パートナーであるグンファを励ましながら、突破口を見つけるべく、２人で対策を練り始めます。

窮地に立たされたグンファをテジンや同僚たちが必死になだめる中、グンファは1人罪悪感にさいなまれます。そこで、パートナーであるテジンはグンファを励ましながら、彼女の無実を証明すべく奮闘します。そして、テジンと同僚たちの尽力によって、グンファの無実は証明され、彼女も今回の騒動に懲りて自己流の仕事に落ち着きを見せます。

「恋の花が咲きました第11話」からは、世間では、グンファに対するフェイクニュースが流れており、テジンはフェイクニュースの発信源を追っていました。一方、ふとしたきっかけで親しくなったグンファの双子の兄・スヒョクとドヒョンの妹・ボラは、お互いを意識し始めるも友達関係から一歩踏み出せずにいました。

ある日、産気づいた妊婦を病院へ搬送させたグンファとテジンは、出産を終えたばかりの妊婦が、突然行方をくらませたことに不信に思います。一方で、父の再婚を知ったドヒョンは複雑な心境を抱き、思わずグンファの元へ向かってしまいます。その頃、交番内では、テジンからの注意を疎ましく思うグンファとの間に不穏な空気が流れる中、テジンにはある感情が芽生え始めていました。

父親の結婚式当日にも、不機嫌な態度を取り続けるドヒョンは、継母・ソンヒ（キャスト：パク・へミ）の事が気に食わず、いつも冷たい態度を取り続ける一方、グンファに対して恋心を芽生え始めます。また、グンファに惹かれ始めるテジンも、ドヒョンに対して嫉妬を覚え始めます。その頃、グンファは、出産後すぐに行方をくらませた妊婦の行方の捜索を追って居ました。

ようやく母親を見つけたグンファは、子どもを見捨てたことを言及し、親としての責任を問います。相変わらず冷たい態度を取り続けるドヒョンに耐えかねたソンヒは、ある日家出を決行します。そして、家出中の間は、ドヒョンの妹・ボラ（キャスト：ナム・ボラ）と連絡を取り合い、やがてこの事実はスヒョク（キャスト：イ・ウンヒョン）に目撃されたことで２人が親子であることが発覚します。

かつてチャムスリ交番のトラブルメーカーだったグンファも、経験を積むごとに警察官としての成長をみせていました。そのようなグンファの成長ぶりをみたテジンは、珍しく彼女を褒め、グンファも嬉しさをかみしめます。そして、いつしか２人は一緒にお弁当を食べる仲となり、２人が恋心に気が付くのは時間の問題となっていました。

様々な登場人物たちの恋の進展が気になる「恋の花が咲きました」第21話からは、警官としての成長をみせるグンファでしたが、時折見せる気性の激しさで、テジンを心配させることもあります。一方、グンファの双子の兄・スヒョクは、ボラと一緒にいた男・弁護士ジェヒとの関係に不安を覚えます。また、ボラもスヒョクに好意を寄せつつ、告白する勇気が出ないことにもどかしさを感じてました。

スヒョンとボラの関係に進展が見られ始めた頃、ドヒョンの呼び出しでウリとの約束の時間に遅れてしまったグンファは、娘がいなくなったことを聞きつけます。娘の捜索に慌てふためくグンファにテジンの助け舟が入ります。行方知れずとなったウリは、テジンによって無事に保護され、グンファは彼に何度も頭を下げながら感謝します。この騒動をきっかけに、テジンはグンファに子供がいたことを知ります。

そして、この騒動のお礼にと、グンファはテジンを食事に招待します。食事当日のグンファは、メイクをばっちりと決めてウキウキしていました。同時にテジンの心境にも変化が生じていました。一方、グンファに思いを寄せるドヒョンは、関係修復を求める元カノからしつこく迫られており、彼女を迷惑がっていました。

グンファに好意を寄せるドヒョンは、ある日彼女を食事に誘い、グンファにアタックします。しかし、ドヒョンの勢いにグンファは押され気味でした。その時、グンファとドヒョンの食事を目撃したテジンは、彼に対して嫉妬心を燃やします。そして、ドヒョンに対する嫉妬から、テジンは些細なミスを犯したグンファに対して辛く当たってしまい、彼の豹変ぶりにグンファは驚きを隠せません。

その頃、ボラに恋心を寄せるスヒョクは、ボラの兄・ドヒョンに２人の関係を問われていました。ボラの気持ちを聞けずにいたスヒョクは「恋人同士」と言えず、複雑な心境に陥ります。また、スヒョクに思いを寄せるボラも、どうしたらスヒョクに振り向いてもらえるのかと悩み、兄・ドヒョンに相談を持ち掛けていました。

グンファを諦めきれずにいたドヒョンは、彼女が通うボクシングジムへ向かい、グンファが一人でいることを確認すると、つかさずアプローチをかけ始めます。必死に思いを伝えるドヒョンでしたが、肝心のグンファの気持ちはテジンに向いており、不発に終わります。それでもあきらめきれないドヒョンは、懲りずにグンファへアタックするも、彼の真剣な態度にグンファは戸惑いを覚えます。

ドヒョンからの告白をグンファから聞いたテジンは、焦りと彼女に対する思いを伝えようと、グンファに告白します。テジンらしいぎこちない告白でしたが、彼の懸命アプローチを察したグンファは、心から喜びます。その後、お互いの距離をぐっと縮めたグンファ・テジンの姿に、ドヒョンは、嫉妬心を燃やし始めます。

その頃、テジンの実家では、テジンの祖母・ヨンシル（キャスト：ソ・ウリム）の介護を務めるギョンア（キャスト：イ・ウンギョン）の不祥事を巡って、激しい対立が起こっていました。信頼していたギョンアが自分に隠し事をしていたことを悔しく感じるヨンシルは、ギョンアに辛く当たります。また、ギョンアも自分に非があることを承知の上で、ヨンシルからの叱責に耐えていました。

そんな中、テジンの姉・ヒジン（キャスト：イ・ジャヨン）の元にかけられた謎の電話の主が、父と離婚して家を出て行った母・ソンヒであることが発覚します。ソンヒは、ドヒョンの父であるデカプと再婚しましたが、実子・ヒジンとテジンに会いたいと思い悩むあまり、デカプ・ボラに病気だと勘違いされています。

「恋の花が咲きました」第41話からは、警察庁長官の姪・ウンジュとテジンとの縁談が、本人たちに知れず進められる中、テジンの実母であるソンヒの秘密が、デカプの調査で露顕します。今度こそ幸せな家庭を望んでいた彼女の夢はあっけなく崩れ、デカプとの仲も冷え切ってしまいます。また、追い打ちをかけるように、ソンヒの元夫・サンチョルが、デカプの会社の警備員であることを知り、気まずい雰囲気が漂い始めます。

その頃、テジンと警察庁長官の姪・ウンジュ（キャスト：パク・ギュリ）の縁談話を耳にしたグンファは、ウンジュと張り合った所で自分には勝ち目がないこと、テジンにはウンジュとの方がお似合いだとの理由から、彼から身を引こうとします。一方、グンファに思いを寄せるテジンは、彼女を引き留めます。しかし、テジンを大切に思うが故に、グンファは彼の元を離れ、相変わらずアタックし続けるドヒョンの元へ向かおうとします。

ソンヒが既婚であったことを知ってしまったデカプ（キャスト：コ・インボム）は、元夫である警備員のサンチョル元に向かいます。二人で酒を酌み交わしながら、サンチョルに元妻のソンヒについて真意を訪ねます。しかし、サンチョルには、ソンヒに未練はなく、初恋の相手で、母・ヨンシルの介護を務めるギョンアに心が映っていました。また、ヨンシルもギョンアに対する態度を軟化させつつありました。

そして、サンチョルとギョンアの仲を知るヨンシルは、ギョンアが起こした不祥事を許すと同時に、けじめをつけるために２人の結婚を推進します。一方で、ギョンアを快く思えずにいたテジンの姉・ヒジンは、母・ソンヒについて悩んでいました。再婚したにも関わらず、急に「会いたい・話がしたい」と電話が掛かることに困惑していました。

また、実子に会いたがるソンヒの結婚生活に危機が訪れており、ソンヒとデカプが対立を深める中、継母を快く思えずにいたドヒョンは、2人の仲を他人事のように見ていました。また、ドヒョンの妹・ボラも、グンファの双子の兄・スヒョクかジェヒのどちらを選ぼうか、決心が付けずにいました。

紆余曲折の末、サンチョル（キャスト：チョン・インテク）とギョンアは結婚を決意しますが、２人の結婚を進めたヨンシルとは反対に、娘のヒジンは、当初から良く思っていなかったギョンアとの結婚に猛反対の姿勢をみせます。また、ボラとの関係に悩む双子の兄・スヒョクを心配したグンファは、彼にアドバイスを送るも、かえって彼にプレッシャーをかけてしまいます。

グンファは、表面ではテジンとウンジュとの関係を応援する素振りをみせつつも、どこかで無理をしていました。そんな彼女を見たテジンは、グンファに休暇を提案し、グンファも素直に彼の話を聞き入れます。一方、ウンジュは、自身の家柄やルックスを考えれば、自分はテジンに選ばれるはずなのに、彼の消極的な態度から好きな人がいるのではと推測します。

また、スヒョク・ジェヒのどちらか一方を決めかねているボラに対して、ドヒョンはジェヒとの交際を進めてスヒョクを諦めるように推進します。しかし、ボラは、スヒョクのへの気持ちを消すことができず、一方のスヒョクもボラに対して以前のような積極的な態度が見られなくなります。

テジンが思いを寄せる女性がグンファであることを突き止めたウンジュは、テジンをヒジンのお店で呼びつけ、テジンのグンファに対する気持ちを確かめようと話始めます。その時、お店にはテジンの姉・ヒジンがおり、２人の会話を聞いたヒジンは、ショックを受けます。また、一度はテジンから離れる決意をしたグンファも中途半端な気持ちで日々を過ごしていました。

サンチョルと結婚を控えたギョンアは幸せな日々を満喫する一方、父の再婚を良く思わないヒジンは、不満を募らせており、相変わらずギョンアに辛く当たる日々を過ごしていました。ドヒョンとテジンのグンファを巡る対立が、激しさを増す中、グンファはテジンとドヒョンの板挟みに苦悩します。また、ボラも同じくジェヒとスヒョクとの板挟みに悩み、それぞれが恋に悩む日々を送っていました。

２人の異性に揺れるグンファとボラ、新しい家族との葛藤に苦悩するギョンアとソンヒの姿が見どころの「恋の花が咲きました」第51話からは、子どもたちとの関係修復を願うソンヒがヒジンにプレゼントを贈るところから始まります。その頃、サンチョルとギョンアは婚姻届を提出し結婚、ギョンアは家族として認められるように慣れない家事に奮闘し、ギョンアの姿を見たヒジンは渋い顔をします。

サンチョルとの結婚を認められずにいたヒジンの心は、やがて実母・ソンヒに傾き始めます。先日送られてきたプレゼントの洋服のすばらしさに心を奪われたヒジンは、高価な贈り物で自分たちを手なずけようと企むソンヒの思惑に気付いていませんでした。ソンヒの好意を悪いとは思いつつ、ヒジンは自分を抑制することができず、次第にソンヒに取り込まれていきます。

一方、妹・ボラがスヒョクに思いを寄せていることを知ったドヒョンは、ある日スヒョクを呼び出し、真意を問います。スヒョクは、ボラに好意を持っていることを明かし、ジェヒとの関係を望むドヒョンは、怒りに任せてスヒョクを殴り倒してしまいます。そして、運の悪いことにその場をボラとグンファに目撃され、ドヒョンは２人の失望を買います。

その頃、テジンとグンファの仲が親密になるにつれ、２人の関係に気付いていないウンジュは、不安を募らせます。また、ボラがスヒョクに好意を寄せていることがデカプにも知れ渡り、彼はボラに内緒でスヒョクを呼び出します。その光景に驚くボラに対して、スヒョクとの仲をデカプに報告したジェヒは、スヒョクとの仲を諦めるように言い寄り始めます。

そして、デカプに呼び出されたスヒョクは、娘・ボラとの交際を認めない姿勢を見せ、スヒョクもデカプに対抗する姿勢を見せ説得を始めます。しかし、スヒョクの説得はかえってデカプを刺激させる結果を招いてしまいます。

一方、ソンヒとの関係修復の機会を伺うデカプは、スヒョクのことでボラから激しい抗議を受けていました。表面では強がりをみせるデカプでしたが、内心では後悔の念にさいなまれ、苦悩していました。その頃、グンファに振り向いて欲しいドヒョンは、彼女の娘・ウリに気に入られれば、グンファの心も傾いてくれると考え始め、ウリにアプローチをしかけ始めます。

グンファとテジンの関係を知ったウンジェは、グンファに対する嫉妬心を顕わにし始め、テジンの姉・ヒジンに事実を伝えます。弟の将来を心配したヒジンは、グンファとは別れてウンジェとつきあうように促しますが、当の本人は耳を貸そうとしません。家柄・ルックス共にグンファを見下していたウンジェは、彼女の仕事ぶりを素直に認められないくらい嫉妬心を強めていきます。

父の再婚を苦々しく思っていたヒジンでしたが、ソンヒから思わぬ大金をもらったことで急に羽振りの良さをみせていました。一方、ヒジンの羽振りの良さを疑問に持った夫・べクホは、ヒジンの大金は、ソンヒから渡されたお金と知りショックを受けます。夫の異変に気付いていないへジンは、家庭でもギョンアから仕事を奪い、少しでも彼女より優位に立とうと躍起になっていました。

グンファを一途に思いつつ、家族から交際を反対され弱気になっていたテジンの元に、ヨンシルから縁談の話が舞い込んできます。そこで、彼はついに恋人・グンファの存在を明かし、ウンジュとの交際を望むテジンの家族は、ショックを隠せません。

周囲の反対が強まるグンファとテジンの恋の行方が気になる「恋の花が咲きました」第61話では、自分の恋人紹介を機に、テジンは家族の事で思い悩むうようになり、グンファは彼を心配します。その頃、ジェヒは、ボラを自分のモノにすべく、彼女の兄・ドヒョンを利用することを思いつき、彼に近づき始め、２人の仲を親密にさせています。

一方、テジンの姉ヒジンは、ソンヒから多額の金品をもらうことに依存してしまい、悪いことと思いつつ、彼女から離れらずにいました。また、ふとしたきっかけで、父・サンチョルとの仲も険悪になってしまい、ソンヒとヒジン、サンチョルについて、テジンは一人悩み始めます。テジンの悩む姿を見たグンファは、彼に心配する素振りをみせないようにあえて明るく接します。

そして、お互いの信頼関係が盤石となった頃、テジンはグンファとの結婚を決意します。しかし、結婚宣言を前に、ヒジンとソノクの喧嘩を皮切りに両家が対立する事態が起きます。この対立をきっかけに一度は２人の距離が広がりをみせるも、テジンの意志は揺らぐことありませんでした。そして、家族の反対を押し切り、テジンは、ウリの為にも良い父親になるとプロポーズをし、グンファは彼の思いを快く受け取ります。

しかし、和解の兆しが見えないテジン・グンファの家族は、両家共に結婚に反対の姿勢を見せ、２人は家族の説得に奮闘します。一時は、強引にでも結婚しようと考えたテジンでしたが、グンファの事を思うと、皆から祝福されて結婚したいと考えを改めます。また、２人の結婚に関して、最初は反対の姿勢を見せていたグンファの母・ソノク（キャスト：ユ・ボギン）が２人の結婚を認める姿勢を見せ始めます。

しかし、テジンの家では、いまだ結婚に反対の姿勢を見せ続けており、２人の結婚は難航していました。テジン側では、ヒジンとヨンシルが頑として反対の姿勢を見せる中、父の再婚相手・ギョンアだけはテジンの結婚に賛同しており、彼にとって唯一の救いとなっていました。

真剣に誠実に話せば結婚を認めてくれると、テジンの楽観的な考えはあっけなく打ち砕かれ、グンファはさらに落ち込みます。反対を押し切ってでもテジンと結婚することはできても、グンファは、皆に祝福されて結婚したいと願っていました。そこで、彼女はある決断を下します。

「恋の花が咲きました」第71話からは、テジンの家族の猛反対の末、グンファがテジンと別れる決意を固めたところから始まります。グンファはテジンの家族も大事に思うが故に別れを切り出しましたが、グンファと結婚する意志を固めたテジンは考えを改めようとせず、２人の話し合いは平行線を辿るばかりです。

一方、グンファとテジンの結婚を巡って、２人の結婚を反対するヒジンと賛成派のべクホが対立を深めていました。また、結婚の撤回に強気の姿勢を見せていたグンファでしたが、内心はテジンと同じ気持ちであり、自分から別れを告げたはずなのに、深く傷ついていました。

その頃、ボラとの関係に一歩踏み出せずにいたスヒョクは、ある日会社に訪れた彼女を傷つけるような発言をしてしまいます。内心では彼女を愛しているのに、その気持ちを上手く表現できずにいたスヒョクは、後悔の念にさいなまれます。同じく、スヒョクとの関係に悩むボラは、双子の妹・グンファに相談を持ち掛け、スヒョクの不器用な一面を聞かされ、彼の性格を理解しようと努めます。

テジンの事を忘れようと仕事に打ち込むグンファは、過労で病院へ運び込まれてしまいます。グンファの異変を聞きつけたテジンが彼女の元へ向かうと、なぜかドヒョンの姿も見えました。テジンとの破局を聞いたドヒョンは、彼に横柄な態度を取ったことを皮切りに、グンファを巡る殴り合いの喧嘩に発展します。

グンファを巡って大喧嘩を繰り広げたドヒョンは、継母が恋のライバル・テジンの実母であることを知り、ソンヒに対して攻撃を強めていきます。その頃、息子の結婚を心配したサンチョルは、グンファを呼び出して話合う約束をしました。そして約束の時間が迫った頃、グンファは盗撮犯を発見し、見事取り押さえることに成功します。元警察官であるサンチョルは、グンファの警官としての仕事ぶりに舌を巻きます。

一方、ヒジンとソンイが密かに会っていたことがヨンシルの耳にも入り、孫たちにはソンイに会わないことと、自分から出ていった人を家に迎え入れないことを言い付けます。そして、ある日、ヒジンが経営するお店が暴漢に襲撃される事件が発生し、テジンは犯人探しに追われます。同時に、父・デカプとの気まずい関係からドヒョンの妹・ボラが家出をしてしまい、事実を知らないスヒョクに疑いの目が向けられ始めます。

グンファにテジンに対する思いが揺れ始める「恋の花が咲きました」第81話からは、行方知れずだったボラの居場所をスヒョクが無事に突き止めます。この騒動をきっかけにお互いの気持ちを確かめ合ったボラ・スヒョクは、デカプの反対を押し切って交際を始めます。一方、グンファの事を諦めずにいたテジンは、自暴自棄になり、お酒に溺れる日々をすごしていました。

恋に悩む息子の姿を見たサンチョルや、双子の妹の恋の行方を心配するスヒョクの思いが通じたのか、グンファとテジンは、あるきっかけでお互いが自分にとって大切な存在であることに気が付きます。そして元の鞘に戻った2人でしたが、周囲は２人の仲を認めていませんでした。そんな中、デカプの反対を押し切ってスヒョクとボラが結婚を決意し、ヨンシルは２人を祝福します。

ある日、車に轢かれそうになったウリをかばったドヒョンが重傷を負ったことがグンファの耳に入ります。相変わらず強気の姿勢を見せるドヒョンに、グンファ・ウリは彼を心配すると同時に、ケガを負わせてしまったことに申し訳なさを感じていました。その頃、テジンから同棲の話を持ち込まれたグンファは、ドヒョンの事があり、同棲を一旦保留します。

それぞれが恋・家族について思い悩む中、テジンは姉・ヒジンのお店を襲った暴漢が、ドヒョンの関係者であることを突き止めます。そしてドヒョンの関与を疑い取り調べを行う内に、デカプの再婚相手がテジンの母親である事実を告げられます。一方、屋台で偶然グンファを見かけたデカプは、密かに彼女の身元を調べ始め、彼女には既に亡くなった夫がいたことを突き止め、引っかかりを感じていました。

グンファとの失恋に失意の日々を過ごすテジンとグンファの恋の行方が気になる「恋の花が咲きました」第91話からは、グンファの事を諦めようとするテジンの葛藤が描かれます。また、グンファもドヒョンからの熱烈なアプローチに心が揺らぐも、娘・ウリのことも大事だと言ってくれたテジンを諦めることができませんでした。

その頃、サンチョルの妻・ギョンアと娘・ヒジンの対立が激しさを増していき、テジンの家は重苦しい雰囲気を漂わせていました。そして、この事はテジンの仕事にも影響を及ぼしているかのように、彼は以前のグンファのようなスタンドプレーに走っていました。テジンが秘密を隠しているのではと、問いただしたグンファでしたが、彼に軽く一蹴されてしまい、ショックを受けます。

その頃、子供達の恋愛を心配するデカプは、ドヒョンが思いを寄せるグンファを呼び出し、息子に近づかないように脅迫します。父親の妨害も空しくドヒョンはグンファと頻繁に会うようになると同時に、ウリも彼に懐き始め、ドヒョンとグンファが交際を始めるのは時間の問題となりつつあります。

また、テジンの方も、以前縁談話が持ち込まれた警察庁長官の姪・ウンジュと頻繁に会うようになっており、グンファの事を忘れたいテジンにとってウンジュは好都合でした。しかし、２人が会っている所を目撃してしまったグンファは、ショックを受けます。その頃、家族に隠れて陰謀を巡らせていたデカプは、その計画がテジンとグンファに漏れてしまい、計画は失敗に終わります。

仕事で偶然居合わせてしまったグンファとテジンの仲は、ますます悪化の一途をたどってしまい、関係修復が難しい状況に陥っていました。また、デカプの行動を怪しんでいたドヒョンは、グンファへプロポーズを決意しグンファの元へ向かうと、偶然にもグンファの元に謎の男から電話が掛かってきました。殺人事件にまつわる情報提供ということで、真相を確かめにグンファが代表の男の元へ出向くことになりました。

緊迫した状況の中、ドヒョンからプロポーズを受けたグンファは、彼の気持ちを受け取りつつも、結婚はできないことを告げ、現場へ向かいました。一方、デカプの動向を怪しみ捜査を続けていたテジンの元に、ソンヒから連絡がかかり、「デカプに気をつけるように」と注意を促されます。そして、情報提供の現場へ駆けつけたテジン達は周囲を固めるも、相手は何時間待ち続けてもくることはありませんでした。

「恋の花が咲きました」第101話からは、グンファを巡って再びテジンを敵とみなすドヒョンは、家庭内でもデカプとの対立を深めていました。同時に、過去に起こした事件で、被害者の警察官を思い出したドヒョンは、罪の意識にさいなまれて、苦しみ始めます。同時に、デカプの秘密を知ってしまい、追い打ちをかけられたドヒョンは、次第にお酒に溺れ始めます。

一方で、ドヒョンの継母・ソンヒが体調不良により、急きょ病院へ運ばれる事態が起こり、スヒョクと同棲するボラの妊娠が判明します。自分の父が起こした事件の被害者がグンファの亡き夫であることを知ったドヒョンは、グンファと一緒になる資格はないと彼女との結婚を諦め、罪の意識を一層深めて自己嫌悪に陥ってしまいます。

また、一度はコンビを解散するも、再び一緒に仕事をすることになったグンファとテジンは、少しづつ距離を縮め始めていました。そんな中、過去にケリを付けようと決心したドヒョンは、グンファに亡き夫の殉職の真相について話す決意を固め、テジンに陰謀を探られていることを知ったデカプは彼を呼び出し、暴行を加えようと企みます。

しかし、デカプの企てはテジン側の思わぬ襲撃で未遂に終わり、一連の事件を経てテジンとグンファの絆も、元の鞘に戻り始めていました。その頃、グンファの夫の殉職についてデカプが関わっていたことを知ったボラは、スヒョクやグンファに真実を話そうか１人悩みます。また、兄のドヒョンもデカプの真実を知って以降、グンファと距離をおいていました。

ある日、公園を訪れ体調を崩してしまったヨンシルは、グンファの娘・ウリに助けられます。ウリの助けで回復をみせたヨンシルは、彼女に感謝すると同時に、その賢さに感心します。その頃、ドヒョンの友人で弁護士のジェヒは、ドヒョンを陥れるべくある計画を練っていました。彼は、デカプのこれまでの悪事に目をつけ、ドヒョンを罠にはめようと企み始めます。

デカプの悪事に目星を付けていたテジンは、グンファの夫が巻き込まれたある交通事故について思わぬ事実を知ってしまいます。そのスケールの大きさに戸惑いを隠せずにいましたが、テジンは気合を入れ直し、事件解決の糸口を探り始めます。そして、罪の重さに苦しむドヒョンは、償いとしてグンファの娘・ウリに自分の資産を渡すことを決意し、その段取りとしてソノクを呼び出します。

また、家庭で孤立深めているヨンシルが公園へ向かうと、あの時の聡明で優しい少女・ウリと再会を果たし、ウリがグンファの娘であることを知らず、ヨンシルとウリは交流を深めていきます。そして、過去の事件について新事実を掴んだテジンは、意を決してグンファの夫の殉職の真相を話し始めます。またテジンは、自分を陥れようとしている陰謀に気付き始めており、捜査を開始します。

物語終盤となり、グンファの夫の殉職の真実が明るみにされてきた「恋の花が咲きました」第111話では、グンファがテジンにかけられた横領の疑いを晴らすべく立ち上がります。そこで、グンファは上司の協力を得て、テジンが無実である証拠を探し始めます。一方、デカプの真実を知ってしまったボラと、真実を知らないスヒョクに離婚の危機が訪れていました。

その頃、ジェヒの罠にはまってしまったドヒョンは、テジンのフェイクニュースを流し始め、テジンの仕事にも影響し、２人は対立を深めていきます。しかし、テジンの無実を信じるグンファを始めとする仲間たちは、テジンの汚名を晴らすべく力を結集させていました。

また、ボラの様子から彼女を妊娠を知ったグンファは、スヒョクにボラの妊娠を話します。そして、父・デカプの看病を口実に実家へ戻ってしまったボラを連れ戻そうと、スヒョクは彼女のもとへ向かいますが、ボラは冷たい態度を取ります。しかし、彼女の妊娠を知ったスヒョクも引き下がれず、お互いに意地を張り続けます。

夫の殉職について、現場にドヒョンとボラが居たことを知ったグンファは、ショックを受け倒れそうになります。しかし、意を決したグンファはスヒョクにも真実を伝え、同時に自分を事件に巻き込ませないために、あえて距離を置こうとしていたボラの態度に、スヒョクは納得の表情を浮かべます。

グンファと仲間たちの尽力もあり、テジンの横領疑惑は事実無根であることが証明されました。一方、作戦失敗に終わったドヒョンは、事故の瞬間を思い出す頻度が多くなり、精神的に追い込まれていきます。そして、過去の記憶に苦しむドヒョンの元へグンファが現れ、真実を話すように要求されます。その時は、強気な態度を取ってシラを切りましたが、日を追うごとに彼の悪事は明らかにされていきます。

いずれ自分は逮捕されることを悟ったドヒョンは、なんとか逃げ場を確保しようと策を巡らせ、自首する考えは全くありませんでした。また、彼が行った隠蔽工作は、ジェヒに筒抜けとなっており、証拠隠蔽どころか親友だと思っていたジェヒにも裏切られ、ドヒョンは窮地に立たされてしまいます。

そして、テジンの執念の捜査によって証拠を掴まれたドヒョンは、テジンに危害を加え始めます。そして、テジンの動向を知ったドヒョンは部下に命じてテジンを車で轢きます。意識不明の重体に陥ったテジンの手元には、ドヒョンにまつわる動かぬ証拠があり、その証拠はグンファの元へ渡ります。

逮捕されるのも時間の問題となったドヒョンは、父のデカプの提案によって国外逃亡を図ります。そこでウリに挨拶をした直後、テジンを車で轢いた男が突然現れてウリをさらっていきます。この男はウリを人質にしてドヒョンをおびき出そうと策略していましたが、裏でテジンも策を練っていたため、男２人の作戦は失敗に終わり、ドヒョンはグンファに手錠をかけられたことでようやく観念します。

逮捕されたドヒョンは、これまでの悪事を全て認め謝罪し、誘拐されたウリも無事にグンファの元へ戻されました。そして、ドヒョン逮捕に尽力したテジンに人事移動が言い渡されます。テジンの移動を知った同僚たちは彼の送別会を開きます。そして、送別会当日、テジンはグンファにプロポーズをします。

テジンとグンファの結婚でお祝いムードが漂う「恋の花が咲きました最終回」では、拘置所にいるドヒョンの心境に大きな変化が現れ始めます。それは、グンファの娘・ウリから贈られた似顔絵にドヒョンは笑みをこぼします。一方、大きなプロジェクトを任されたスヒョクは仕事に追われ忙しい日々を送るも、彼の表情は生き生きしていました。

テジンとグンファの結婚には、２人の仲を反対するヨンシルが壁となって立ちはだかっていました。しかし、ヨンシルは、いつか公園で自分を介護してくれた優しい女の子がグンファの娘であることを知っており、2人の結婚を祝福します。また、これまでギクシャクしていたそれぞれの関係も次々と和解を果たしながら、テジン・グンファの挙式を心待ちにしていました。

そして、「恋の花が咲きました」全話あらすじのラストには、テジンの人事異動に伴って、チャムスリ交番の所長も交代するすることが知らされ、交番内は寂しい雰囲気に包まれます。そんな中、テジンが所長としてチャムスリ交番へ赴任してきて、彼の姿を見た元同僚たちは笑顔をみせます。

登場人物たちの恋模様を穏やかな雰囲気で描いた「恋の花が咲きました」では、全話を通じてみる人を優しい気持ちにさせるだけでなく、出演した俳優陣にも注目して視聴したい作品です。それでは、「恋の花が咲きました」の感想や評価を以下で紹介します。

「恋の花が咲きました」では、全話を通じてヒロイン・グンファを始めとする様々な人物たちの恋模様が描かれています。ホームドラマらしい柔らかい雰囲気が、視聴者を優しい気持ちにさせてくれる見応えのある韓国ドラマです。また、「恋の花が咲きました」はストーリーだけでなく、出演した俳優陣の顔ぶれにも高評価を得ています。

「恋の花が咲きました」にてヒロインの恋人・テジン役を演じたト・ジハンは、日本でも人気を博した韓国ドラマ「花郎」にも出演していた俳優です。「恋の花が咲きました」では、ヒロイン・グンファとの恋模様だけでなく、テジンことト・ジハンのハンサムな顔立ちに思わず見とれてしまった視聴者も多く、日本でも人気の高い俳優です。

日本で絶大な人気を誇ったKPOPアイドルグループ・KARAのメンバーであり、現在は女優として活動するパク・ギュリの制服姿に絶賛の声が多く寄せられています。「恋の花が咲きました」では、ヒロインの恋のライバルとして登場しましたが、恋の花が咲きました・ヒロインのイム・スヒャンとともに、演技力も高く評価され、今後の活躍が期待されています。

ヒロインの恋模様だけでなく、周囲の人々の恋や家族との苦悩や葛藤も描いた「恋の花が咲きました」全話あらすじをネタバレを含めて紹介しました。全話120回の長編ドラマですが、他の韓国ドラマ作品にはない作風で、思わず見入ってしまう楽しいドラマです。