キム課長とソ理事のキャスト・登場人物一覧!最終回までのネタバレあらすじも

韓国では放送開始と同時に面白さが拡散され、同時間帯の視聴率1位を独占した人気ドラマ、それがキム課長とソ理事です。ピンハネ専門の会計士によるオフィスラブコメディとして「とにかく笑える」として高い人気を獲得しています。同時にキャストの演技力の高さが評価されているドラマでもあります。今回はそんなキム課長とソ理事に登場する登場人物、その登場人物を演じているキャストを紹介し、最終回までのあらすじもまとめて紹介していきます。

キム課長とソ理事のキャスト・登場人物一覧!最終回までのネタバレあらすじものイメージ

目次

  1. キム課長とソ理事のキャストが気になる!
  2. キム課長とソ理事のキャスト登場人物・相関図
  3. キム課長とソ理事のあらすじを最終回までネタバレ
  4. キム課長とソ理事を見た人の感想や評価は?
  5. キム課長とソ理事のキャストまとめ!

キム課長とソ理事のキャストが気になる!

韓国で2017年1月に放送され最高視聴率17.2%1平均視聴率15.9%を記録した大ヒットドラマ、それがキム課長とソ理事です。オフィスラブコメディでとくかく笑えるドラマとして人気を集めています。中でも注目されたのがそれぞれの登場人物を演じるキャストの演技です。今回はキム課長とソ理事に出演したキャストを演じた登場人物の情報も交えながら紹介しつつ、あらすじを最終回までネタバレありで紹介していきます。

ドラマ キム課長とソ理事 ~Bravo! Your Life~ | BS11

キム課長とソ理事のキャスト登場人物・相関図

初めにキム課長とソ理事に出演したキャストとそれぞれが演じた登場人物を相関図も交えて紹介していきます。

キム課長とソ理事の相関図

日本ではいくつかの放送局がキム課長とソ理事を放送しており、その為相関図もいくつかのものが作成されています。タイトルでも分かるように主軸となるのはキム・ソンニョンとソ・ユルの2人ですが、それぞれの関係性などが分かる相関図が多くなっています。会社の中なのでいくつかの関係性を持ちつつも組織としては縦割りに近いながらもその関係性はどちらかと言えば個人を優先した書き方になっている物が多いです。

ナム・グンミン/キム・ソンリョン

TQグループの経理部部長として就任する事になるのがナム・グンミンさんがキャストを務めるキム・ソンリョンです。お金に対する天性の勘の持ち主を持ちながらその貴重な感覚を自身の夢の為にピンハネをする事に使っていました。しかしそれがバレてしまった事で、「もっと大きい企業ならより多くピンハネ出来るのではないか」と考えTQグループに応募、入社する事になりました。

演じたナム・グンミンさんは、これまではシリアスドラマでのワケアリな役や、悪役などを演じる事が多かった俳優さんです。これまであまりコミカルなイメージを持つ俳優さんではありませんでしたが、キム課長とソ理事で一気にコミカル俳優としても評価される事になりました。その評価もあり韓国で放送された2017年末にはKBS演技大賞でベストカップル賞を受賞しています。

ジュノ/ソ・ユル

本作のもう1人の主人公と言えるのがジュノさん演じるソ・ユルです。元々は検事をしていましたがヘッドハンティングを受ける形でT!グループの理事に就任しています。冷徹で傍若無人な上に残酷で厳しい性格の悪役です。21歳で司法試験を合格するような秀才で社員皆が恐れる存在でもありました。

演じたジュノさんは、韓国のアイドルグループ「2PM」のメンバーであると同時に近年では俳優としても活躍しているアイドルです。活動の軸はグループでの活動なので俳優としての出演本数は年に1つ、2つ程度ですが演技力を高く評価され、本作で争う事になるナム・グンミンさんにも引けを取らない演技力を見せつけています。

ナム・サンミ/ユン・ハギョン

キム課長とソ理事の登場人物の中でヒロインと言えるようなポジションにいるのがナム・サンミさんがキャストを務める登場人物、ユン・ハギョンです。TQグループの経理部代理を務めています。知的美人で、元々は正義感の強くなんでもハッキリいう性格でしたが、会社内に蔓延る不正を長く見続けた故に戦う余力を失い受け入れてしまっていました。立場上はキムの部下ですが、やり方が気に入らずよく反発します。

演じたナム・サンミさんは2003年から女優として活動しており、「甘いスパイ」「結婚の女神」「朝鮮ガンマン」などそれぞれに魅力的と言われる作品の中でしっかりと自分の色を出して注目される事になりました。2015年から出産と子育ての為に休業していましたが、キム課長とソ理事で復帰する事になりました。

チョン・ヘソン/ホン・ガウン

キム課長とソ理事において最も複雑な立場にいるのがチョン・ヘソンさんがキャストを務める登場人物、ホウ・ガウンです。インターンとして会計部に出入りしているという形になっていますがその実、検察特務捜査部の人間で内部調査の為に立場を偽っています。しかしソンニョンの仕事ぶりに徐々に惹かれていき特に中盤から最終回にかけて積極的にサポートするようになります。

演じたキャストのチョン・ヘソンは日本では佐々木希さんに似ていると言われる女優さんで、2009年のドラマ「チング~愛と友情の絆~」でデビューを果たしました。女優業の他、モデルとしても活躍し、「東京ガールズコレクション」や「東京ランウェイ」に出演した経験ももっています。

パク・ヨンギュ/パク・ヒョンド

基本的にTQグループだけであらすじを最終回まで描くキム課長とソ理事において一番偉い会長職にいるのがパク・ヨンギュさん演じるパク・ヒョンドです。ソ・ユルをヘッドハンティングした人物でもあり、行動に裏が目立つ人物でもあります。詳しくはあらすじでネタバレしていますが、最終的な黒幕であり最終回では逮捕される事になってしまいます。

そんな登場人物パク・ヒョンドを演じたのがパク・ヨンギュさんです。1985年に俳優としてデビューし、韓国の俳優では大御所のベテラン俳優で現代劇も時代劇もこなせる俳優さんです。過去には息子さんを交通事故で亡くしたショックから5年間休業していた事もありましたが復帰後は以前と変わらない演技力で韓国俳優界に君臨し続けています。

キム・ウォンヘ/チュ・ナムホ

TQグループ経理部の部長を務めるのがキム・ウォンヘさん演じる登場人物、チュ・ナムホです。名門大の出身で元々は非常に優れた社員でしたが、今では自身の肩書を守る事が人生最大の目標と言いきってしまうようになってしまいました。上司に決して逆らわない事が会社にとっても自分にとっても最良であると考えています。

演じたキム・ウォンヘさんは、1991年にミュージカル「世間知らず」でデビューを果たした俳優さんでドラマを中心に活躍、最近では2017年にSBS演技大賞助演賞を受賞するなど実績を残しています。これまでには「あなたが眠っている間に」「力強い女ト・ボンスン」「花郎(ファラン)」「ナイショの恋していいですか」などに出演しています。

キム・カンヒョン/イ・ジェジュン

TQグループの経理部の主任を務めるのがキム・カンヒョンさん演じるイ・ジェジュンです。言葉も不満も多い性格で、上司であるはずのチェ部長や、ソンニョンも平気で無視してしまいます。元々は名門経済学科を卒業した秀才だったものの評価試験で失敗した経験を持っています。

演じたキム・カンヒョンさんは2000年に演劇「チョンガーパーティー」で俳優としてデビューすると多くの作品に参加してきました。これまでには「ドクターズ~恋する気持ち~」「2度目の二十歳」「シンデレラと4人の騎士」「ハイクラス」などに出演。さらにキム課長とソ理事以降には「操作」に出演し再び主演を務めたナム・グンミンさんと共演する事になりました。

チョ・ヒョンシク/ウォン・ギオク

人一倍大きな身体を持つ経理部の平社員がチョ・ヒョンシクさん演じるウォン・ギオクです。体格に反して非常に大人しい性格にも関わらずその体格故にどうしても怖がられて見られてしまい黙っていると怒っているように見られてしまいます。ちなみに年齢で言えばハギョンよりも年上ですが遅れて入社して現在入社3年目という事になっています。

演じたチョ・ヒョンシクさんは主に舞台、ミュージカルにて活躍する演技派俳優さんで、ニューヨーク公演を行うなどの実績も残している他、ミュージカル「ナンパの定石」では1人11人役を演じた事もあります。ドラマへの出演数はそこまで多くはありませんが、「ドクターズ~恋する気持ち~」「鬼(トッケピ)」「2度目のファースト・ラブ」などのドラマに出演しています。

リュ・ヘリン/ピン・フィジン

クセ者揃いの経理部において唯一まともと言えるのがリュ・ヘリンさん演じるピン・フィジンです。名門大会計出身のエリート社員で、はきはきした声で喋り、しっかりと仕事を処理しています。また仕事に関わらず手際がよく、陽気でノリの良い性格でもあります。

そんなピン・フィジンを演じたのがリュ・ヘリンさんです。2010年に映画「お母さんのロマンス」にて女優デビューを果たし、以降年1ペースで映画やドラマに出演しています。これまでの出演作には「W-君と僕の世界-」「一理ある愛」「たまらない、君のために!」「サニー 永遠の仲間達」「ゴールデンスランバー」などがあります。

キム課長とソ理事のあらすじを最終回までネタバレ

キム課長とソ理事に登場する登場人物とそのキャストについて紹介した所でここからはキム課長とソ理事のあらすじを最終回までネタバレありで紹介していきます。尚、日本の一部放送では字幕を入れる関係上などから最終回まで25話に分割されて放送されましたが、ここでは韓国での放送に準拠した最終回が20話としてまとめられたあらすじを紹介していきます。

キム課長とソ理事1話〜5話あらすじ

ヤクザの経営するナイトクラブの経理として働いていたキム・ソンニョン。彼はデンマークへの移住を夢見て会社の金を横領していました。そんな中、不正がバレてクビになりそうになったのを理由により大きな横領をしようと大企業であるTQグループに応募。実技試験をいち早く終わらせ、面接でもオーバーに熱意をアピール、無事に合格する事になるのでした。

合格通知を受けて早速ソウルに引っ越したキム・ソンニョン。しかし部下達から歓迎される事はありませんでした。一方で検事からTQグループの理事となったソ・ユルからはソンニョンを選んだのは自分であり、ソンニョンの過去に付いても把握している事を知らされます。そんな中ソンニョンは会社の前でイ部長の妻を飲酒運転の車に轢かれそうになっている所を偶然にも助ける事になるのでした。

上記の事件から英雄視され少しずつ部下からの信頼を得る事になるソンニョンでしたがユルからはあまり目立つ事をするなと釘を刺され、ハギョンとは折り合いがつきません。しかもそんな中で脱税容疑で警察に逮捕される事になってしまうのでした。その裏にいたのはユルで改めて余計な事をするなと言われ架空伝票の作成を命じられる事になるのでした。

ソンニョンはTQには長くいない方がいいと考え、わざと解雇になろうと行動を起こします。会長の息子の経費処理を厳格に行った揚句、激怒した副本部長を怒鳴りつけてしまいには暴力まで振るって待機所行きになるのでした。その裏では順調だと思われていたTQの経営が実は赤字になっている事などがハギョンによって明らかにされています。ソンニョンは赤字の理由を探る調査チームに加わる事になるのでした。

キム課長とソ理事6話〜10話あらすじ

ひょんなことから労組委員長と勘違いされたソンニョン。そこで上手く立ち回り3億ウォンを正式な会社の金にするなどここでもお金に対しての才能を発揮する事になります。そんな頃、元部下のグァンスクがソンニョンの元を訪ねてきました。再会を喜ぶ2人でしたが、ここでまたソンニョンが警察に連行される事になってしまいます。不起訴処分にはなりましたが、ソンニョンに対しての周囲の態度は一気に悪くなってしまうのでした。

ソンニョンは「第2待機室」という名のリストラ部屋行きになってしまいます。そこは机に向かって1日中じっとしてなければならない部屋です。先客にあはオ部長がいましたが、オ部長は遺書を残し飛び降り自殺を図ろうとしソンニョンはそれを止める事になるのでした。さらにはリストラ部屋の規約に違反しないように好き勝手にやるのでした。あまりの行動に苦情が殺到し、ソンニョンは経理部復帰命令が出るのでした。

しかしソンニョンは復帰の条件としてリストラ部屋の永久閉鎖を要求。そして辞表を提出しようとします。しかしユルからの連絡を受けてこれを撤回、TQグループの子会社TQ宅配を再生させる宣言をします。それぞれにTQ宅配を調査し、ユルは本部長と理事の1人が不正をしていることを確信。経理部もまたTQ宅配を通して最終的には会計部が不正を働いている事を掴むのでした。

ソンニョンは奔走し、なんとか不正の事実を証言させる確約を取り付けます。しかし実際に報告されたのは不正はなかったとする証言になっており、ソンニョンは困惑する事になるのでした。

キム課長とソ理事11話〜15話あらすじ

経理部解散の窮地に追い込まれたソンニョン達。経理部の面々はそれぞれに異なる部署に異動になりました。流石のソンニョンも落ち込みますがハギョンの励ましもあり行動を開始します。TQ宅配の再生をやり遂げようと考えます。結果としてTQ宅配の再生は成功し、経理部も復活する事になるのでした。ここからあらすじはこれまでTq宅配からTQリテール、そしてTQコンビニに移っていきます。

そしてソンニョンはこれまで対立の続いてきたユルに対して宣戦布告をします。TQは系列コンビニから賃金未払いで訴訟を起こされているのでした。さらには偶然TQコンビニでアルバイトをする少年と出会ったソンニョンの入れ知恵も受けてアルバイト同士で結束、未払いの支払いを約束させる事に成功し、会長にも謝罪させるのでした。

ソンニョンの行動は会長の目に付く物になってしまいソンニョンは襲撃を受ける事になってしまいます。しかしそれを助けたのが敵対していたはずのユルでした。「ソウルを去る」ように言うユルでしたが会長に目をつけられようとも屈しないのがソンニョン。なんと翌日からSP同伴で会社に出社します。そんなソンニョンにこれまで何度か不審に接触していた清掃部の女性から謎のUSBが渡される事になります。

キム課長とソ理事16話〜最終回あらすじ

USBの中身は端的に言ってしまえば、ソンニョンの前任者で殺されかけたイ部長の内部告発のデータでした。そのデータは会社がそのままひっくり返ってしまうレベルの物でしたが、不正に関わる会長が裏で働きかけた事でもみ消されそうになります。さらに会長は不正を行ったのがユルであるとし、検察の調査を受けた重役達も口を揃えてユルの仕業であるように答えるのでした。

ユルは謎の男達に攫われますが、以前のお礼とばかりにソンニョンがユルを助け出します。ソンニョンとユルは黒幕である会長打倒に向けて協力する事になりました。そして重役達をそれぞれに罠にハメる形で会長を裏切らせ、会長の控訴状が出るように仕向ける事に成功したのでした。会長はまた裏から手を回そうとしますがソンニョンがその様子を撮影した事で見放してしまいます。そして会長に逮捕状が出される事になるのでした。

海外に逃亡を図ろうとした会長でしたが、無事に逮捕。ユルはTQを退社し、ソンニョンも経理部を去る事を決めます。そして月日は流れ、1年後、ユルは弁護士として内部告発者の力になっていましたが、TQのCFOが公募されると聞いてそれに応募します。一方でソンニョンの元には検事がやってきて協力を依頼しますが断るのでした。このソンニョンのエピソードを持ってあらすじの最終回が終わっています。

キム課長とソ理事を見た人の感想や評価は?

登場人物を演じるキャスト、あらすじを最終回まで紹介した所で、ここからは既にキム課長とソ理事を最終回まで視聴した人の感想を紹介していきます。

キム課長とソ理事の中で多い感想の1つがソ・ユル理事を演じたジュノさんに対しての感想です。アイドルだからという事もあって、その演技力について評価する感想が多く、多くが良かったという感想になっています。元々は違うキャスト目的で見始めたという人でもジュノさんの演技に惹かれたというような感想も見られます。

主演を務めたナム・グンミンさんに対しての感想ももちろんありますが、元々実力派俳優として演技力の高さは折り紙つきである為か、上手いか下手かというような感想ではなく、ナム・グンミンがキム課長のようなコミカルな役を演じた事に対しての感想が多くなっています。中には驚きの声も混じっていますがナム・グンミンさんに対しても基本的には好評が集まっています。

登場人物に関してで言えば感想は圧倒的に上記のジュノさんとナム・グンミンさんに対しての物になっており、他の俳優さんに関しては少ないですが、中にはキム課長とソ理事の中で脇役を演じていた俳優さんを指して、「もっと押し出すべき」「こんな役を演じるような人じゃない」といった感想なども見られます。

あらすじへの感想としては「面白い」という感想と共に「笑った」という感想が多いです。元々コメディドラマではありますが、ここまで笑えるなんてと想像以上だったとする声が多くなっています。もちろん、ただ笑えるだけではなく時に社会を反映しているような描写もあり見ごたえがあったとする感想なども見られます。

ただあらすじに関しては最終回に進むに連れて好評をが増えるものの、序盤が良く分からなかったとする感想なども見られます。視聴率で見ても韓国でも1話は7.8%と低めで徐々に上がっていったドラマであるだけに序盤をどう乗り切るかが大切だとする感想も見られます。

またこれは日本の感想ではありませんが、コメディ作という事もありパロディや風刺も積極的に取り入れているのがキム課長とソ理事の特徴でもあります。もちろんそれらのパロディは基本的には韓国の作品の物が多いので日本人で気付ける人はあまりいませんが、韓国ではバカ受けで、それがまたキム課長とソ理事がヒットした理由だとする人もいる程です。

キム課長とソ理事のキャストまとめ!

キム課長とソ理事は韓国で爆発的にヒットし、日本でも複数の放送局で放送された韓国現代劇ドラマです。扱うテーマはお金、特に会社の財政管理だったり不正だったりと比較的重くなりがちなテーマをしていますが、その作風はそんなテーマから持つイメージとは大きく異なりコメディタッチに仕上げられています。感想を見ても「面白い」よりも「笑った」とする感想の方が多い程です。

もちろんそれぞれの登場人物を演じるキャストの演技力自体はかなり高く、あくまでも演技やあらすじの中で生まれる笑いで面白さを確立しているドラマと言えます。最終回までには高視聴率を連発したドラマでもあるのでまだキム課長とソ理事を視聴していないという人はぜひ1度視聴してみてはいかがでしょうか。

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