2018年12月18日公開
2018年12月18日更新
コバート・アフェアが面白い!あらすじや感想・出演キャスト画像も紹介
コバート・アフェアが面白いと評判です。CIAを舞台にキュートでお茶目な諜報員が世界を股に掛け、地球を所狭しと駆け巡る、そんな他のスパイアクションとは一味違った面白いテレビドラマシリーズとなっています。この記事ではそんな「コバート・アフェア」のあらすじや感想、キャストとその魅力を総ざらいで紹介していきます。面白いと評判の「コバート・アフェア」はいったいどういったドラマとなっているのでしょうか。
目次
コバート・アフェアを調査!
アメリカのテレビドラマ「コバート・アフェア」をご存知でしょうか?「コバート・アフェア」はCIAを舞台に主人公のアニーが諜報員として成長し、やがて活躍していく姿を描いていく物語です。この記事ではそんな「コバート・アフェア」のあらすじや感想、出演キャストなどの情報を徹底調査してその魅力をみなさんにご紹介していきます。
コバート・アフェアとは?
ここではまず「コバート・アフェア」にまつわる情報を紹介していきます。ストーリーの内容には突っ込んでいませんが、作品の制作された背景を含めての「コバート・アフェア」です。CIAは情報を精査する際どんな内容の情報であるかという以前に誰の情報であるか、どんなシチュエーションで得られた情報かなど情報の背景を重視するそうです。ではそんなCIAよろしくまずは「コバート・アフェア」の背景をご紹介していきます。
コバート・アフェアの作品情報
「コバート・アフェア」は2010年から2014年までアメリカのUSAネットワークで5シーズンに渡って放送されたテレビドラマであり、主人公であるアニー・ウォーカーを中心にCIA諜報員達の活躍を時にコミカルに時にシリアスにと描いているサスペンスアクションです。
全米で初回視聴者数490万人を記録しており、これは2010年の全米ケーブルテレビにおける新作ドラマのNo.1の数字となっています。他にも制作局であるUSAネットワークの火曜22時台の放送枠において2010年までの16年間でもっともヒットした作品となりました。
CIAを舞台にしたスパイドラマでありながらシリアス路線の一本調子にならず、キュートで親しみやすい主人公アニーと頼れておちゃめな同僚たちの愉快な活躍を明るく見られ、かつアニーとそれを取り巻く男たちとの恋物語が展開されるとあって、男性だけでなく女性からも「面白い!」などと支持の大変厚いドラマとなっています。
ちなみにドラマのタイトルである「コバート・アフェア」とは日本語で「隠された事件」「隠された事情」といった意味の言葉になります。はたしてドラマの内容に対してこのタイトルはどうリンクしてくるのでしょうか。
制作指揮は?
「コバート・アフェア」の制作総指揮を務めたのはマット・デイモン主演の大ヒット映画「ボーン・アイデンティティ」シリーズで監督を務めたダグ・リーマンです。「ボーン・アイデンティティ」シリーズも元CIA暗殺者を主人公に据えたサスペンスアクションであり、そんな大ヒットシリーズの監督を務めたダグ・リーマンが今度はテレビドラマでCIAの諜報員を描くとあって「コバート・アフェア」は多くの注目を集めたようです。
各エピソード名に隠された秘密とは?
「コバート・アフェア」の1話ごとに用意されるエピソードの原題は、パイロット版にあたるシーズン1の第1話を除きすべて有名ミュージシャンの楽曲のタイトルがあてがわれています。シーズン1ではレッド・ツェッペリン、シーズン2ではR.E.M、シーズン3ではデヴィット・ボウイ、シーズン4ではピクシーズといったミュージシャンの楽曲のタイトルがエピソードの原題に使われています。
そもそもCIAとは?
アメリカの映画、テレビドラマを観ているととにかくよく出てくるCIAについて簡単に紹介します。CIAとは中央情報局の略称であり、諸外国から集まってくる多種多様な情報を一括して収集して分析し、それを為政者である大統領の意思決定に役立てるべくまとめて報告をするために組織された機関です。アメリカには他にもさまざまな情報機関がありますがその中心を担っているのがCIAです。
今では外国における親米政権の樹立の援助や反米政権の打倒の援助、外国での情報操作などその活動はかなり多岐に渡っていると見られています。
出典: https://ciatr.jp
CIAを題材としたテレビドラマでは他に「HOMELAND」や「ジャック・ライアン」などがあり、日本における海外ドラマブームの火付け役である「24」に出てくる架空の主要機関であるCTUはCIAの内部に設立された機関という設定です。
コバート・アフェアのあらすじ
それでは「コバート・アフェア」の各シーズンのあらすじを紹介していきます。基本的にはシーズン1とシーズン2は1話完結型で新しくCIAの諜報員となったアニーの成長する姿を描いていき、シーズン3以降は一人前の諜報員となったアニーがより複雑で困難なミッションに立ち向かっていくという構図になっています。
「コバート・アフェア」シーズン1のあらすじ
2年前にスリランカで出会った男性であるベン・マーサーと燃えるような恋に堕ちたアニー・ウォーカー。アニーにとってその恋は確かな絆を感じるものでしたが、ある日ベンは「複雑な事情がある、許してくれ」という書置きを残してアニーの元から去っていってしまいます。
「もう誰にも騙されるまい」とそう決意したアニーはCIAに入局し、そこのファームで訓練生として修練を積んでいきます。しかしそんなある日、訓練生としてのトレーニング過程を終了する前にCIA本部からのスカウトを受けて現場諜報員として活動していくことになります。突然の昇格の背景には本部にとってのある思惑があるようですが、表向きには6カ国語を操るアニーの能力を買ってとの通達です。
CIAの諜報員となったアニーはコーヒー淹れなどの雑用もこなしながら諜報員としても現場に出て、同僚であるオーギーや上司のジョーンなどのサポートを得ながらさまざまな任務をこなし成長を遂げていきます。そしてシリーズの最後には遂に2年前の情事の相手であり元CIAであったベンと共に任務を遂行することとなります。
「コバート・アフェア」シーズン2のあらすじ
シーズン2でもアニーはCIA諜報員として世界を股に掛けます。パリにベネチア、ブリュッセル、ベルリンにストックホルムと様々な国を所狭しと駆け回り、モザド(イスラエル諜報特務庁)やMI6(イギリスの情報機関)といった他国の諜報員と協力し情報を交換しながら様々な任務をこなしていき、一人前の諜報員へと成長していきます。
またアニーは様々な任務をこなしているうちに同僚のオーギーに対する自分の恋心に気付きますが、オーギーは別の女性に恋をし、その女性を追いかけてアフリカへと行ってしまいます。
「コバート・アフェア」シーズン3のあらすじ
アニーは対ロシアを担当する部署に移動となりますが、そこでロシアのスパイであるサイモンと接触を図り情報を集めろとの指令を受けます。そんな折にアニーに対してある情報を伝えようとした同僚のジェイが爆殺されてしまいます。そうしてアニーはこのジェイが殺された裏に潜む陰謀を暴くべくして活動していくことになります。
そしてアニーを取り巻く恋模様も、任務のために近づいたサイモン、モサドの諜報員であるエイアル、同僚のオーギーといろんな予感をほのめかしながらもやはり苦しいときや不安なときにそばにいて欲しいのはオーギーであるとの思いに至り、オーギーもまた同じ思いを抱くようになり二人はついに恋人として結ばれます。
「コバート・アフェア」シーズン4のあらすじ
シーズン3で殺されてしまったジェイの父親でありCIAの前機密部長であったヘンリー・ウィルコックス。彼はCIAに憎しみを抱きあの手この手でCIAの現体制を陥れようとしてきます。ヘンリーとアニーたちCIA諜報員との攻防は激しさを増していき、アニーも地下に潜り、自らを死んだことにするなど人生をなげうっての作戦に出て行きます。
シーズン3で結ばれたオーギーとの関係もお互い隠し事をしたくないという理想とお互いCIAの諜報員であり、秘密を持たないわけにはいかないという現実に揺れ悩まされて距離を置くことになってしまいます。
「コバート・アフェア」シーズン5のあらすじ
ヘンリー・ウィルコックスとの死闘を制してから4ヶ月間、消息を絶っていたアニーがCIAに戻ってきます。今度はシカゴで起こった爆破テロ事件の真相に迫るべく世界を駆け回ります。しかし、心筋炎という病気にかかっている事が上層部にばれてしまいデスクワークへの配置換えを命じられます。現場にこだわるアニーはセキュリティ会社であり、今回のテロに関与している疑いのあるマクウェイド社に転職して真相に迫ろうとします。
シーズン5ではアニーとオーギーは過去の恋愛関係を清算して以前の同僚としての関係に戻っていきます。そしてオーギーは過去に交際していたナターシャという女性と、アニーは今シーズンのキーパーソンであるマクウェイドと新たな恋を育んでいくことになります。
コバート・アフェアのキャストと登場人物
ここではテレビドラマ「コバート・アフェア」シリーズを彩った主な登場人物とそのキャストを紹介していきます。是非キャストやキャストの他の出演作などもチェックして、どんどん海外ドラマへの見聞を広げていってみてください。
アニー・ウォーカー/パイパー・ペラーボ
傷つけられた過去の恋を振り払うためCIAを志し、入局を果たした28歳の女性。訓練生としての過程終了を待たずに現場諜報員への昇進を果たし、6ヶ国語を操るという持ち前の語学力と運動神経を生かしてさまざまな任務を遂行していきます。大の仲良しである姉にもCIA諜報員という身分を隠し、スミソニアン博物館の展示物の調達員だと伝えています。
シーズン1では右も左もわからないといった新米諜報員でしたが、シーズン5ではエース諜報員ともいえる存在にまで大きく成長を果たしています。また、そのキュートなルックスと仕事に対する健気でひたむきな姿勢でCIAの同僚や、一筋縄ではいかない他国の諜報員などの心を奪いロマンスを予感させます。
キャストは1976年10月31日生まれのアメリカ・テキサス州のダラスの出身であり、「コヨーテ・アグリー」や「ビバリーヒルズ・チワワ」といった出演作をもつパイパー・ベラーボです。パイパー・ベラーボはこの「コバート・アフェア」への出演で2010年のゴールデングローブ賞TVシリーズ/ドラマ部門主演女優賞にノミネートをされています。
オーギー・アンダーソン/クリストファー・ゴーラム
元CIA軍情報部特殊部隊隊員でありアニーの頼れる同僚です。イラクでの任務中に爆撃を受け、その際に両目を失明してしまいます。それ以来CIAの国内防衛部の技術運用部を仕切っており、CIA内にあるさまざまな最先端のガジェットを用いて情報を収集、分析していきます。
アニーの公私に渡ってのよき理解者であり、アニーの片思いの相手でもありましたが、次第にオーギーもアニーに惹かれていくようになります。実はいろいろな秘密を抱えている男性で、シーズンが進むごとにさまざまな過去が浮かび上がってきます。
キャストは1974年生まれのカリフォルニア州フレズノ出身であり、「アグリー・ベティ」や「恋する二人の解説書」といった出演作品を持つクリストファー・ゴーラムが務めています。
ジョーン・キャンベル /カリ・マチェット
DPDことCIAの国内防衛部の部長でありアニーの直属の上司に当たります。職場結婚をしており、旦那は自身の上司に当たるCIA機密部の部長であるアーサー・キャンベルでありますが、嫉妬深くその彼の浮気を常に疑っています。
キャストは1970年3月25日生まれのカナダ出身であり、「24-TWENTY FOUR- シーズンⅥ」や「invasion -インベイジョン-」といった様々なテレビドラマ出演作品をもつカリ・マチェットが務めています。
コバート・アフェアは面白い?感想や評価を紹介!
次に「コバート・アフェア」がどういった感想をもって視聴者に受け止められているのかを紹介していきます。その組織の持つ特性からシリアスな内容になりがちであったCIAを舞台としたドラマですが、「コバート・アフェア」のキュートでポップなCIA諜報員は視聴者に受け入れられたのでしょうか。
コバート・アフェア面白い!
— コーラ (@kora_1207) July 21, 2014
ヒロインのパイパー・ペラーボがとってもチャーミングで一生懸命なキャラクターで、応援したくなる。ライフスタイルもオシャレだし(ツタの絡まるお家も、赤いフォルクスワーゲンも猫に起こしてもらう朝も!)女性に人気というのも納得。
作品自体に面白いという感想が多く寄せられており、CIAの諜報員としてはちょっと異例のキャラクターであるアニーも視聴者にしっかりと受け入れられ、そして支持を集めています。
コバートアフェアみおわった😉
— ノンストップ煮込みうどん(くにぴこマックス) (@KunipikoRoiz) November 26, 2016
S3.4の勢いが最高やったよ!!
オーギーのイケイケさにはびっくりや。
私はサイモン推し。
CIAとかスパイアクション好きな人にオススメです🏃♀️🤘
CIAを舞台にしている色物作品としての評価というわけでもなく、しっかりとCIAのスパイアクション物として面白いとの評価を得ているようです。CIAのテレビドラマなら「コバート・アフェア」がおススメという声も多く見られます。
コバートアフェアのこの2人の関係性ほんと好き🤩💓本音ゆうとくっついてほしかったけど😂 pic.twitter.com/bd02KWKlEG
— ✌︎ (@7ev3VlTlADPDFI8) February 24, 2018
やはりアニーとオーギーの人気が特に高いようで、二人が「コバート・アフェア」シリーズの人気を長く支えていったようです。最終的にこの二人にくっついて欲しかったや、シーズン5で終わってしまったためにもう二人が恋人関係に戻ることがないのが残念といった感想が多く聞かれます。
このように多くの視聴者が「コバート・アフェア」シリーズに面白いなどといった好意的な感想をもっています。中には本格スパイ物のファンなどからは否定的な感想もあがっているようですが、多くのファンが面白いとの感想などで支持をしており、アメリカ同様日本でも成功を収めたドラマであったと言えます。
コバート・アフェアは面白い作品だった!
いかがでしたでしょうか。ここまでテレビドラマ「コバート・アフェア」についてそのあらすじ、キャスト、感想といったところをまとめて紹介してきました。「コバート・アフェア」シリーズのあらすじ、キャストは魅力的であり、視聴者の感想は面白いといった声が多く聞こえてくる素晴らしい作品であることがわかりました。まだ「コバート・アフェア」シリーズを観たことの無い方は是非観て、今までと違ったCIAの世界に触れてみてください。