NCISのシヴァ役コート・デ・パブロの降板理由は?最後の登場回は?

『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』は米国で8年連続視聴率ナンバー1に輝いた人気テレビドラマだ。米海軍に関わる凶悪犯罪の捜査を担当する海軍犯罪捜査局(NCIS)を舞台にしたサスペンス。様々な魅力的な人物が登場するが、イスラエルから派遣された美人モサド要員ジヴァ・ダヴィートもその一人だ。しかし、このジヴァを演じる女優のコート・デ・パブロが番組を降板した。降板理由は何かファンの間では話題になっている。ここではコート・デ・パブロの降板理由や最後の登場回のエピソードなどについてまとめる。

NCISのシヴァ役コート・デ・パブロの降板理由は?最後の登場回は?のイメージ

目次

  1. NCISのシヴァ役コート・デ・パブロの降板理由が気になる!
  2. NCIS~ネイビー犯罪捜査班とは?
  3. NCISのシヴァ役コート・デ・パブロとは?
  4. NCISのシヴァ役コート・デ・パブロの降板理由を調査!
  5. NCISのシヴァ役コート・デ・パブロに対する感想や評価は?
  6. NCISのシヴァ役コート・デ・パブロの降板理由まとめ!

NCISのシヴァ役コート・デ・パブロの降板理由が気になる!

米国の大人気テレビドラマ『NCIS~ネイビー犯罪捜査班~』で、イスラエルの諜報機関・モサド要員のジヴァ・ダヴィート捜査官を演じる女優、コート・デ・パブロが番組を降板した。登場人物の中でもジヴァは視聴者に人気の高いキャラクターで、彼女がシーズン11を最後に役を降りたことでファンたちは残念がっている。ここでは、ジヴァ役コート・デ・パブロの降板理由や、ジヴァが登場する最後のエピソードなどをまとめる。

NCIS~ネイビー犯罪捜査班とは?

『NCIS~ネイビー犯罪捜査班~』(NCIS: Naval Criminal Investigate Service) は米国のCBSで放映されている人気テレビドラマだ。米海軍や海兵隊が関わる犯罪を捜査する海軍犯罪捜査局・ワシントンD.C.本部が舞台。米国では全米視聴者数8年連続No.1 (2008-2016)に輝いた。日本でもCS放送の視聴率調査で、全ての米国ドラマの中で1位を獲得している(2008)。

NCIS~ネイビー犯罪捜査班の作品情報

『NCIS』は米国のテレビ局CBSで2003年から放送されている連続ドラマだ。制作はパラマウント・ネットワーク。プロヂューサーはドナルド・ベルサリオ。2018年1月現在、シーズン16を放送中だ。

日本ではシーズン1がCS放送のFOXCRIMEで、シーズン2以降はFOXチャンネルで放送されている。地上波ではテレビ東京がシーズン1を放送した(吹替え版)ほか、関東地区限定のランチチャンネルでシーズン2~6までを放送した。また、BSでも放送されている。

NCIS~ネイビー犯罪捜査班のあらすじ

米国海軍が関わる事件を扱うNCIS(海軍犯罪捜査局)のワシントンD.C.本部では、特別捜査官ギブスが率いる捜査チームが活躍している。メンバーは陽気なタフガイであるトニー、ベテラン検視官ダッキー、ゴシックファッションに身を包んだ科学捜査分析官アビーらの面々だ。頼れるリーダー、ギブスを中心に卓抜したチームワークで、海軍内で起こる殺人や誘拐、テロなど、様々な事件を解決してゆく。

NCISのシヴァ役コート・デ・パブロとは?

NCISのメンバーの中に、イスラエルの諜報機関モサドからNCISに派遣されている美しい連絡将校ジヴァ・ダヴィードがいる。演ずるのはチリ出身の女優コート・デ・パブロだ。ここでは、ジヴァ役のコート・デ・パブロについて紹介しよう。

コート・デ・パブロのプロフィール

コート・デ・パブロは米国で活躍する、チリのサンティアゴ出身の女優だ。2005年~13年まで『NCIS』(シーズン3~11)のジヴァ役を演じたほか、2005年にはブロードウェイで舞台デビューも果たした。女優業以外に、歌手として舞台に立つこともある。

コート・デ・パブロの生い立ちや経歴は?

ジヴァ役のコート・デ・パブロはチリのサンティアゴで生まれた。10歳時、母親の仕事のために米国のフロリダ州マイアミへ引っ越し、そこで育つ。高校を卒業し、舞台ミュージカルを学ぶ。その後、カーネギー・メロン大学へ進学、卒業する。知的なコートはセリフ覚えも早いとの評判がある。

コート・デ・パブロ役者名の由来は?

コート・デ・パブロという芸名の由来だが、それは彼女の本名に関係している。チリから米国へ移住した際、英語圏である米国では、スペイン語の"Maria=Jose Pablo"の"Maria Jose"(マリア・ホセ)を正しく発音してもらえず、「マリア」と呼ばれることに抵抗があり、チリでの「マリア・ホセ」の一般的なニックネーム「コート」と呼んでもらうことにしたのが由来だという。

コート・デ・パブロの他の出演作

大学卒業後、コートはニューヨークに引っ越し、レストランでアルバイトをしながら女優としての下積み生活を送った。NY市パブリック劇場でシェイクスピア演劇に出演したり、昼メロドラマ『オール・マイ・チルドレン』で端役をもらったり、CMに出演したりしていた。そして、2000年にドラマ『ザ・ストリート』でフィオナ役を、ドラマ『ジ・エデュケーション・オブ・マックス・ビックフォード』でジーナ役を演じた。

2004年にリーガル・ドラマ『ザ・ジュリー』にマルガリータ・シスネロス役で出演し、同年、フォルクスワーゲンのCMにも出演した。そして、翌2005年、ついにブロードウェイの『マンボ・キングス/わが心のマリア』のドロレス・フェンテス役を得るが、この舞台は短いトライアル・ラン(試験公演)のみで終了してしまう。しかし、この後、『NCIS』のオーディションに合格し、大人気番組のレギュラーに大抜擢されるのだ。

『NCIS』を降板した後のパブロの出演作品は、米Syfy局のテレビドラマ『プロトタイプ/Prototype』。異色の発明家3人組が量子物理学の本質を覆す新発明をし、命の危険にさらされるというSFドラマで、彼女は主役3人のうちの一人、頭脳明晰なローラ・ケイルを演じた。また、2015年には映画『チリ33人・希望の軌跡(The 33)』に出演している。(画像)

コート・デ・パブロのシヴァ役オーデイション秘話とは?

コート・デ・パブロは『NCIS』のオーディションで、既に『NCIS』で人気を得ていたトニー役のマイケル・ウェザリーとのカメラテストを受け合格したのだが、その際にこんな話が伝わっている。『NCIS』の制作者パラマウント・ネットワークは、トニー役のウェザリーの相手役にコート・デ・パブロを考えており、2回目のオーディションで二人のスクリーン上での相性を見るために、コートをロサンゼルスのスタジオに呼んだ。

『NCIS』のスクリーンテストでコートの番がきた時、トニー役のマイケル・ウェザリーはアドリブでコートの髪を指でとかしながら「君はサルマ・エハックみたいだ」とロマンチックに言った。これに対しコートはジヴァになりきり、彼をすげなくあしらったという。そんな態度が気に入ったプロデューサーのドナルド・ベルサリオは、帰りのタクシーを待っていたコート・デ・パブロに合格を伝えたという。

『NCIS』でコート・デ・パブロ演じるジヴァと、マイケル・ウィザリー演じるトニーのコンビは人気が高く、ジヴァが番組を去ったときはファンの嘆きが聞かれた。トニー役のウィザリーもシーズン13で番組を降板している。しかし、その後、この二人のコンビは別のドラマ『MIA』で制作総指揮を取り話題となった。

海外TVドラマシリーズ『NCIS ネイビー犯罪捜査班』公式サイト|パラマウント

NCISのシヴァ役コート・デ・パブロの降板理由を調査!

『NCIS』の人気キャラクターであるジヴァ。ジヴァ役は女優コート・デ・パブロのキャリアにも大きく貢献した。しかし、コートはジヴァ役を降板した。ここでは、降板理由と、ジヴァの最後の登場回についてまとめる。

シヴァ役コート・デ・パブロの最後の登場回は?

『NCIS』ジヴァの最後の登場回は、シーズン11のエピソード2だ。シーズン10で立場が危うくなったギプスを救うため部下のトニー、ジヴァ、マクギーがNCISに辞表を出すが、シーズン11のエピソード1&2でトニーとマクギーはNCISに戻り、トニーはテルアヴィヴに戻っていたジヴァを迎えに行く。しかし、ジヴァはNCISに戻る意思はないことを伝え二人は別れる、というのがジヴァの最後の登場回のおおまかな内容だ。

ジヴァは最後の登場回(シーズン11・2話)で生き別れる設定だったが、シーズン13で祖国イスラエルで死んだことになり、ファンを再びがっかりさせた。そして、2019年1月下旬現在、2月に放送予定のシーズン16・エピソード13のあらすじ中にジヴァの名前が記載されていることがわかったが、IMBdの番組クレジットにコート・デ・パブロの名前はなく、ファンをやきもきさせている。

シヴァ役コート・デ・パブロの降板理由は?

『NCIS』のジヴァ役のコート・デ・パブロは、番組を降板した理由を語っていない。ただ、「個人的な理由」とだけ述べた。そして、番組制作者はジヴァの最後の登場回(シーズン11・第2話)を制作するにあたっては、ジヴァが番組内では生きているというストーリー構成にした。

コート・デ・パブロは降板した直後、自分が『NCIS』を去ることについて「まるで自分の家族と別れるような気持ち。ファンには感謝している。それが一番言いたいこと」と語った。また、降板を以前から考えていたわけではなく、「降板するのはすごくつらいし、恐ろしくもある」と話していた。

『NCIS』降板当時は、彼女の降板理由を推測するしかなく、ファンたちの間では、ケガが絶えないという『NCIS』のハードな撮影に疲れたのでは、と言われていた。また、ギャラの面で制作サイドと折り合いがつかなかったのではという憶測もあったが、「降板の理由はお金ではない」とパブロは話していた。

しかし、その後、コート・デ・パブロの『NCIS』降板理由がはっきりしてきた。明らかになったきっかけは、最後に登場したシーズン11では生きている設定だったジヴァが、シーズン13でついに死んだことにされてしまったことだ。ファンによると、出演俳優・女優が制作側ともめて降板した場合、制作者が意趣返しとして、その人物を番組内で殺す、というパターンがあり、コート・デ・パブロもそれに当てはまるという。

シヴァ役コート・デ・パブロは死ぬつもりではなかった

『NCIS』シーズン11での降板当時、コート・デ・パブロは『NCIS』への再登場する可能性について聞かれたとき、「最後のエピソードのすばらしいところはジヴァが死ななかったこと。これでいつでも番組に戻って来られる」と話し、否定はしなかった。しかし、シーズン13でジヴァは死んだことにされ、番組に戻ることはおろか、ゲスト出演する可能性さえなくなってしまった。

『NCIS』の制作側と折り合いがつかず降板せざるを得なかった理由について、米国のファンによれば2つの要因が考えられるという。一つは、コート・デ・パブロがドラマの中でキックボクシングを演じる際、何度も首や背中にケガを負っていたことだ。このとき彼女の年齢は30代半ばであり、もっと身体的に負担の少ない演技を要求したが、受け入れられなかった、というものだ。

コート・デ・パブロは視聴率No.1の番組『NCIS』に大抜擢されたために人気が出たが、ジヴァ役をやる前は、女優として評価されるべきキャリアはあまりなかった。また、チリ人であるため、自分の要求を通す人脈もなかったため切られた、というのがファンが考える降板の理由だ。

二つ目の要因は、コート・デ・パブロの当時の恋人がエクアドル人男性だったことだ。エクアドルは政治的に米国と対立している国だ。しかも近年、とみに「ナショナリズム」を追求しているハリウッドでは、エクアドル人を恋人に持つことはキャリア的にマイナスになった可能性が高い。コート・デ・パブロはこのエクアドル人男性とは2015年に破局したと伝えられている。

NCISのシヴァ役コート・デ・パブロに対する感想や評価は?

『NCIS』のモサド出身の捜査官ジヴァ・ダヴィード役のコート・デ・パブロは、この役で女優としての名を上げた。ジヴァ役について「クールでセクシー」、「ミステリアス」、「茶目っ気がある」という評価が多い。「ジヴァがNCISからいなくなってからは番組への熱が下がった」という声も聞かれた。

コート・デ・パブロのジヴァ役への情熱をファンは高く評価している。『NCIS』はアクションの多いドラマで、自分と背格好の似たスタントマンを使う俳優・女優が多い中、コート・デ・パブロは自分自身でアクションをこなした。そのため、顔に銃身が当たったり首に銃弾の破片が当たるなど、ケガが絶えなかったという。

また、コート・デ・パブロは記憶力が良いという。『NCIS』で当初、ジヴァはヨーロッパ人という設定だったが、その後、イスラエル人に変更された。そのため、短時間でヘブライ語の長いセリフを覚えなければならなくなったが、コートは見事にこなしたという。

NCISのシヴァ役コート・デ・パブロの降板理由まとめ!

米国の大人気テレビドラマ『NCIS~ネイビー犯罪捜査班~』の人気キャラであるモサド出身のジヴァ・ダヴィード捜査官を演じる女優、コート・デ・パブロ。彼女はシーズン3~11まで、約8年間に渡り演じたジヴァの役をファンに惜しまれつつ降板した。降板した当初はあいまいだった降板理由が徐々に明らかになってきた。

コート・デ・パブロが降板した『NCIS』最後の回(シーズン11・エピソード2)では、ジヴァは生きていることになっており、コート・デ・パブロ自身も番組への復帰を否定しなかった。また、ファンへの感謝とともに、番組への愛着も口にしていた。しかし、その後のシーズン13で、ジヴァは番組内で死んだことにされて、ジヴァ、つまりコートの再登場の可能性はなくなった。

公に語られたことではないが、ファンの推測によると、コート・デ・パブロの降板は番組制作側との間で条件面で折り合いがつかなかったためだという。危険が伴う『NCIS』の撮影で常にケガの絶えなかったコートが、条件の改善を求めたが、聞き入れられなかった可能性が高い。俳優・女優が番組を降板して、間を置いてその登場人物が番組内で死ぬことになるのは、制作サイドの意思表示である場合が多い。

ジヴァは『NCIS』で人気のキャラだったが、コート自身の女優としてのキャリアへの評価は高くなく、身に合わない条件を提示して対立したというのが、もっぱらファンの推理だ。「クールでセクシー」、「茶目っ気がある」と人気を博していたジヴァの降板は残念だが、他のドラマ、映画でもコート・デ・パブロの活躍を見ることができる。また、『NCIS』も新たなメンバーを投入して、今も視聴者を魅了し続けている。

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