大貧乏のキャストと最終回のネタバレあらすじ！感想や視聴率爆死の理由は？

「大貧乏」は、フジテレビでも視聴率が取れない枠と言われていたドラマ枠で放送されたドラマです。2018年現在では今はこの枠のドラマはありません。そんな時間帯に果敢に挑んだドラマでしたが、やはり結果は悲しい視聴率となりました。

二人の子供を抱えて頑張るシングルマザーを演じたのは小雪。その同級生でお金持ちの弁護士を演じたのが、伊藤淳史です。単なるステップファミリーのたどる恋愛ものではなく、小雪演じるゆず子の勤務した会社の倒産理由に疑惑があり、ネタバレすると元の社長の悪どい悪だくみのあらすじがありました。

最終回に向かう中で、謎が解けていく中の人間模様。小雪・伊藤淳史・成田凌・神山智洋の推理にチャレンジする姿が楽しめるドラマでです。最終回までのキャスト・あらすじ・ネタバレ・視聴者の感想を交えて見ていきます。

「大貧乏」のドラマは、フジテレビ（CX)の日曜9時枠で2017年1月から3月までの冬ドラマとして放送されていました。この時間帯のドラマは数字が取れないと言う事で、この枠でのドラマは、この年の夏ドラマ警視庁いきもの係（主演渡部篤郎・橋本環奈）をもって終了しました。

出演者やストーリー内容から入って見た人には、満足という意見も多い作品も多く、「大貧乏」も最終回で、小雪と伊藤淳史の関係がどうなっていくのかわからないので、続編が見たいと言う感想もありました。低視聴率の為DVD化が2018年現在、されていません。

小雪・伊藤淳史・成田凌は、フジテレビの他のドラマでは評価を受けている俳優ですし、このドラマでは話題になりませんでしたが、内田理央は、フジテレビ「海月姫」での三国志オタク役がウケた状態からの、テレビ朝日「おっさんずラブ」で人気になりました。

俳優の違う一面を引き出すための、小雪の頑張るお母さんキャラを引き出そうとしたのが、不完全燃焼という形になったように言う人もいます。ただ違う一面を見せると言う点では、日曜9時のTBSドラマの方が一枚上手で、このドラマにでていた滝藤賢一さんも、裏のTBSドラマでブレイクした一人です。

最終回まで見た人には、楽しめたと言う意見も、続編が見たいと言う意見もあるドラマです。視聴率が悪かったことと、作品の良しあしは関係ないとも言えるドラマです。

「大貧乏」が始まる前の年の大人気ドラマがTBS「逃げるが恥だが役に立つ」があり、そこに出ていた成田凌と内田理央に注目が集まっていました。成田凌は、前のドラマではかっこいいけど実はゲイであること、内田理央は、ともかく物事をポジティブに考えて、それがポジティブすぎると、インパクトも与えていたようです。

その内田理央の役が、「逃げ恥」の真野恵里菜さんが演じた元ヤンの主人公の親友を思い出させる元ヤンのママ友。「逃げ恥」を意識していると言われても仕方ないないキャスティングもあるようです。

またTBSドラマ「世界一難しい恋」の設定にも似ているという感想もありました。。背の低い社長が、背の高い高嶺の花のような女性に偉ぶってしまうそんな様子がコミカルに描かれていて思ったよりも面白かったと言う感想もありました。

ゆず子の相関図には、載っていませんが、内田理央はシングルマザーではなく夫がいます。山田優の弟の山田親太朗が演じています。ヤンキーなりに気のいい夫婦で、シングルマザーのゆず子の力になってくれる夫婦です。

一つ年下の夫の浮気でシングルマザーになった七草ゆず子（小雪）はアパートの洗濯機のつまりから水漏れを起こし、保険には入っていましたが、それでは賄いきれず、貯金を下ろして下の階の人に弁償するという事態からゆず子の大貧乏生活が幕を開けます。

勤めていた派遣会社もゆず子が会社に行ったら倒産していて、社内預金で3百万円以上あったはずの貯金も手元に戻ってきません。幼い子供を二人抱えて、絶体絶命の状態になるゆず子です。

ゆず子を演じる小雪は、「non-no」の読者モデルから、専属モデルになり、パリコレまで経験しています。モデルをしながら看護学校に通っていましたが、両立することが難しく、芸能界の仕事を選び、女優としても活躍しています。映画「カムイ外伝」で現在の夫である松山ケンイチと出会い結婚し、3人の母親です。

ハリウッド映画「ラストサムライ」日本でも大ヒットとなった「3丁目の夕日」シリーズなどで実績を残す女優です。強い女性を演じることが多く、今回のような男性の手を借りるお母さん役というのは小雪にとってもチャレンジ的な役柄でした。

ゆず子の同級生で同窓会であるけれど、思い出してもらえない。高校時代から、ゆず子を思っていた柿原。いまや弁護士として企業弁護なども扱うことで業界3位の大手弁護士事務所のTOPです。同窓会で久しぶりに会ったゆず子の窮地を知って、いろいろと調べ始め、ゆず子の力になって行きます。
 

伊藤淳史は、子役として活動する中で、とんねるずのみなさんのおかげでしたの中のパロディドラマ「仮面ノリダー」のチビノリダーとして、人気者になりました。その後学業と両立しながら大学も卒業し、俳優の道を地道に歩み、「電車男」「チームバチスタ」シリーズなどの人気作に数多く出演しています。

ゆず子が勤めていた人材派遣会社DOHの若きエースで、将来を期待されていました。突然の倒産に納得がいかず、ゆず子や柿原と共にいろいろ調べ始めます。ネタバレを少しすると、彼も人材派遣会社DOHの倒産に不正を感じ、ゆず子たちと一緒に調べます。

加瀬を演じた成田凌さんは、美容学校の就職活動時に応募したMEN'S NON-NOのオーディションに受かりモデルとしてデビューしました。モデルを経て、いろいろドラマに出て「逃げるは恥だが役に立つ」で注目され、その後「コードブルー」朝ドラ「わろてんか」で名前が大きく知られるようになりました。

柿原法律事務所で、柿原を尊敬し慕っている社員。「大貧乏」の中でゆず子の勤めていた人材派遣会社に何があったのかのあらすじを紙芝居で説明してくれるシーンもあります。元気で明るくて「大貧乏」の中では癒しキャラです。

ジャニーズWESTの神山智洋さんは、ジャニーズならではの固定ファンがいて、大貧乏のツイッターの中で一番感想コメントが最終回まで多い人でした。ジャニーズの先輩たちのアシストをするようなドラマ出演も多く、関西での活動が多かったようです。徐々にこれから頭角を現すのでは？と期待されているタレントです。

ゆず子の子供達との学校・保育園つながりのママ友。若くして子供産んでいるヤンママであり、元ヤンキー。3人の子供がいます。まりえを演じているのは、内田理央。ゆず子とは、一回り以上離れているが、ヤンキーだっただけあって、肝が据わっていて、話しやすい相手。

麻理絵を演じる内田理央は街でスカウトされ事務所に入りすぐに、日テレジェニック2010のオーディションに合格し、ぐれビアや番組に起用されました。女優としては、仮面ライダードライブ」のオーディションに受からなければ引退と、決めて受けて合格。その後は地道に歩みを進めています。

「逃げるは恥だが、役に立つ」でポジティブモンスターとして、目だったのを皮切りに「海月姫」のまやや、「おっさんずラブ」の田中圭の幼なじみ役などでじわじわと人気が上がっています。

「大貧乏」の小雪演じるゆず子の息子翔太を演じています。少年サッカーに加入していて、ゆず子に災難が降りかかる前にスパイクを買ってもらう約束をしていました。翔太を演じる今井暖大さんは、子役としてスカッとジャパンなどのドラマに出ていてこれから楽しみな子役として知られています。

ゆず子の娘役。成田凌演じる加瀬と留守番などをする役の為、普段の撮影の合間から、兄役の今井暖大と成田凌の隣を取り合うほどに懐いているそうです。演じる野沢しおりは、「この世界の片隅に」や「高嶺の花」など話題のドラマに出演している兄役の今井暖大と共に、今後が楽しみな子役として有名です。

ゆず子が勤めていた派遣会社DOHの経理部長だった浅岡は、今回の計画倒産のような会社の裏の事情がをしっているとみられています。怪しい動きの多い男で、かれは敵なのか、味方なのかという謎な男でした。

浅岡を演じたのは、今回の大貧乏の視聴率大爆死の原因になったTBSの日曜9時のドラマの過去作品「半沢直樹」からブレイクした、滝藤賢一でした。元々映画監督を目指していましたが、無名塾に入塾し、真木よう子らと同期です。ブレイク前の演技を見ても今と変わらないスタンスで、迫力あるシーンを見せてくれます。

名前が世の中に知られていないけど、発見されてブレイクするTBS日曜9時ドラマは、そんな風にドラマのヒットのあとから急にテレビで見る俳優さんも増えます。お世話になった日曜9時で裏番組の重要な役は、名前が売れたからこそできる役者の生きざまを感じると言う意見もありました。

今回の大貧乏のあらすじ・ネタバレの中で、一番の黒幕という事が判明するDOHの元社長。濱中電子工業との裏取引によって、社員の社内貯金をはじめとした金を裏の手を使って我がものにしようとしていました。最終回で柿原に追い詰められます。

天満ヲ演じた奥田瑛二は、子供の頃から俳優になりたいと言う希望があったが、政治家の親に薦められて、大学在学中は政治家の秘書などをしますが、夢を諦められずに、大学を中退して俳優の道へ進みます。こだわりの強い男で、ブレイクのきっかけとなった「男女7人夏物語」では、明石家さんまという芸人と一緒の芝居に難色を示したそうです。

しかし、そのドラマに実力を認めている大竹しのぶが出ていたため、引き受けたそうです。いつの間にか、さんまの演劇方法に引っ張られたと言う話をバラエティーでしていました。ブレイク後は、大河ドラマ・朝ドラ・トレンディドラマと言われたころのドラマにも幅広く出て、最近では映画監督もしています。

現在、DVD化も配信も残念ながら、していない「大貧乏」ですが、面白い要素がいっぱいです。そんな面白い要素を取り入れながら、最終回までのあらすじをネタバレしながら振り返ります。

ゆず子は、夫の浮気で離婚してからも、派遣会社で働きながら、しっかり貯金もして子供達の将来にも備えているしっかり者のシングルマザーです。家族3人で初詣に出かけ、おみくじも良く、機嫌よく帰ってきたら、洗濯機のつまりで、部屋の名あkが水浸しです。下の部屋の電化製品も水にぬれて、使い物にならなくなったため、弁償することになりました。

しっかり者のゆず子ですから、保険にも入っていましたが、それでは賄いきれないほどです。社内預金意外の預金は亡くなりました。それでも社内預金には300万円あるはずでした。でも会社に行くと、会社は倒産していて、未払い分の給与も社内預金も支払われる可能性はゼロに近いです。

ママ友のまりえ（内田理央）に相談すると、同窓会に出て、昔の同級生に就職のつてを探してくればいいと言いわれます。藁にも縋る思いで同窓会に出席しますが。これと言って就職を世話してくれる人もいませんでした。

しかしその話を聞いて、いた男が一人。柿原法律事務所の所長柿原真一（伊藤淳史）です。ゆず子から相談された同級生の話をまとめてみると、納得できない事もありました。柿原は、いろいろ調べて、ゆず子に会いに行きます。

ゆず子の会社の答案理由はある会社への損害賠償金が250億ととんでもない金額だったため、そのせいだと説明されるが、敏腕弁護士の柿原は納得できません。高すぎるのです。DOHで残務処理をするゆず子にその話を聞いていた同じく残務処理に来ていた加藤春木（成田凌）と浅岡（滝藤賢一）はその話を聞いています。ネタバレになりますが、この時は春木は何かを探して持ち帰ろうとしていました。　
 

会社の不正よりも目先のお金と生活が気になるゆず子は、そばにいた春水を引っ張り、この人が彼氏だから柿原とは付き合えないと言います。柿原の心をネタバレすると焦っていましたが、不正を暴きたいだけだと言います。

その話に食いついたのは、ゆず子よりも春水。春木もこの会社がつぶれてフリーターの身になるので、自分がこっそり集めた資料を柿原に買わせます。ゆず子は、近くサッカーの試合がある息子スパイクの事で頭がいっぱい、日雇いバイトをするけれど、スパイクは買えませんでした。

そんなゆず子を助けたのは、柿崎、仕事を断つ立ってもらっていたからそのお礼と言って、息子にスパイクを渡してくれたのだ。試合の帰り道、経理野村（仲里依紗）自分のしていた送金が不正だったかもしれないと、ゆず子に連絡があり、待ち合わせると向こうのホームに野村の姿。そんな野村が突き飛ばされて、そばにいたのは、経理部長だった浅岡（滝藤賢一）でした。

ゆず子は、柿原を避けますが、正義の為ですと言って、柿原はKOHの捜査を春木と続けます。野村（仲里依紗）は、ある法律問題を抱えていて、その不正送金の事を話したらまた問題を抱え込むと思ったのです。有能な弁護士である柿原は、そんなのは電話一本で済みますと言って、野村の悩みをすぐに解決しました。その事で野村は不正送金先を教えてくれました。

不正送金先はゆず子のかつての上司田淵（田山涼成）の家でした。現在のパートのお弁当配達から戻る時、偶然に田淵似合い、部屋に入れてもらいました。野村の話では不正送金の学は30億にも上ります。今の田淵は、障がいがあり、車いすの奥さんの世話に明け暮れています。田淵が奥さんに呼ばれて世話に行ったスキに物色すると、鞄の中にお金の束、ゆず子はその写真を撮ります。

ゆず子は今日も残務処理でKOHに行くと浅岡（滝藤賢一）がいました。田淵の事を話すと、「子供達の事が心配ですね」と、まるで深入りすると、子供達に災難が降りかかるような事をにおわす言葉を言われ柿原に相談しました。柿原は脱税で捜査してもらおうと言って、続きをした時にはすでに、田淵はいなくなっていました。

30億はどこかに消え、田淵は、妻と二人で老人ホームにはいっていました。そんな時、ゆず子は過労で倒れてしまいます。子供達の面倒は春（成田凌）がすると言いますが、子供達の自主性に任せ、料理もこどもたちにつくらせます。子供が作ったカレーはべちゃべちゃでまずいです。でも春水は美味しい美味しいと言って食べてくれます。

ゆず子の方には、柿原がついていました。うなされるゆず子の手を握る柿原、子供を任された春水は、二人が布団に入ったのを確認して、部屋を後にしますが、布団に入って泣いていた美結の事を思い出してせつなくなっていました。柿原は30億の行方を見失ったことで、資料を整理しながら反省していました。

けれど本当に追いかけなければいけないのは、DOHが浜中電子工業に支払った社員のミスによる情報漏洩による250億円だと言う事に気が付きました。よくよく調べると、その社員のミスも計画倒産の為に仕組まれたものだとつきとめます。

それを突き止めるためにゆず子は浜中電子工業に派遣社員として、潜入捜査する事に。損ある日、ゆず子は合コンに誘われる、相手は柿原達。情報漏洩の原因になったレイコは、合コンのあとで、柿原に告白をするが、柿原がゆず子目当てなのがバレて、レイコは泣き出すが、春木が、レイコを慰め、情報漏洩の情報を引き出した。

それを元に柿原は調べようとしますが、守秘義務の約束があって調べられません。柿原は元の経理部長浅岡（滝藤賢一）と手を組むと言いだしました。情報漏洩の元になったシステム、アウセルを作った高野由鶴（奥貫薫）というヒントを浅岡はくれます。

柿崎の説得によって、高野はアウセルの事で証言することを約束してくれました。次はこのアウセルの被害者の会を作り、天満（奥田瑛二）も交えてその対策に当たった、天満は、協力してくれたが、被害者の会を作ったことで、ゆず子は、天満の愛人だと記事がでて、被害者の会も潮が引くように人がいなくなりました。

批判を浴びるゆず子に力になったのは、柿原でした。二人で電話で話し合い、高校時代の事や地元の事で、気が付いた時には外が明るくなっていました。最後に柿崎はいつでもゆず子の力になると、辛いことがあったら思い出してほしいと言って電話を切ります。

ゆず子は、嘘の記事を書いた記者と直接闘うことにしました。それも生中継で。勝てるように用意した話は相手は知らん顔です。ゆず子は、素直な自分の思いを語りました。生中継されていたこともあって、世間の風はゆず子に同情的になり、濱中電子工業は、窮地に追い込まれました。そして社長が連絡したのが、天満でした。

被害者の会は再び結成され、闘うことになりました。被害総額は37億円。相手方は40億で和解を申し出てきました。裁判にして長引かせても、被害者も疲弊するだけ、被害額がすべて戻るのならと柿原も考えました。しかし、相手に伝えていない被害額と損害賠償額が似通っているのです。そんな時春水が柿原のパソコンを動かしていたのを知り、部下の木暮（神山智洋）に調べてもらっていました。

するとDOHを元々作ったのは、春木の父親だと言う事がわかりました。春木の父親を調べるために宇都宮に行きました。そこで、春木の父親がDOHに会社を乗っ取られたこと、元々体の弱かった春木の母親が心労で亡くなった事がわかりました。その事を天満に言うと、柿原は、天満から、弁護士を解任されました。

ゆず子は、柿原と共に被害者の会から離れます。そして春木が、別の証拠があると言ってきました。春木の事情も理解し、3人は力を合わせることでまとまります。でも一刻も早く天満に復讐したい春木の思いとゆっくり慎重にという柿原とで意見の食い違いが起き、春木は暴走して、天満に向かってしまいました。

わざと春木を挑発して暴行を受けたと騒ぐ天満、春木は捕まってしまいます。弁護士として春木を引き取りに行く柿原。その頃、天満のやったことは、すべて浅岡のせいにされ、浅岡が逮捕されてしまいます。

確かに浅岡（滝藤賢一）は天満に協力していました。でもそれは浅岡の別れた妻からの手紙で事実がわかります。浅岡の娘は、体が弱くそれを解消するための高額なサプリメントを利用し続けたために借金を背負っていたのです。

そんな浅岡を弁護すると警察に出向き、浅岡と話し合う柿原。そんな時に、ゆず子の元に天満が億単位の現金をもってやってきました。まるで子供が大切なら手を引けと言うような目線や顔付です。お金は受け取らなかったゆず子でしたが、柿原も春木もゆず子や子供達が心配になり、その日はゆず子の家に泊まりました。

柿原は自分の手元に5億円を残したまま10年懲役を受ける方がいいといいます。すべてが終わった時、たとえ天満をやっつけても自分に何も残らないのは困ると言うのです。ただ天満をやっつけると言う点だけは、合意した二人です。

ゆず子はすべての発端である、アウセルの研究者であり、今回責任を取って退職せざる終えなかった高野に会いに来ていました。高野はすべてのデータを消去すれば、会社に残る道はありましたが、研究者としてそれが出来なかったため退職しました。

ゆず子は、高野の為に柿原の人脈を使って高野を採用してくれそうな会社を探してもらい、あなたを雇いたいという会社はこんなにあると見せます。科学者でいられると喜ぶ高野。そして高野から不具合のあるデータをもらい濱中電子工業の専務直宏（大鶴義丹）の元に向かいます。

そのデータを見せられ、直宏は、上場を諦めます。天満はここの未公開株をもっていました。上場した後なら売れるのですが、上場しないとなると天満はお金を受け取れません。直宏は、観念してDOHの250億円は返却しすると言ったのですが…。

250億円は、戻されましたが、株は上場してしまいます。天満は、株をすぐに売り現金を手にします。上場しないと言っていた直宏でしたが、天満の手が回っていたのです。してやられてしまったゆず子たちでしたが、この事件は一応の解決という事で、ゆず子は、柿原に弁護士としての報酬を払います。ゆず子との関係を断ち切りたくない柿原でしたが、仕事は仕事。報酬を受け取ります。

柿原はその後、浅岡も30億の費用弁済をすれば、拘置所から出られると言って弁護士として、話に行きます。ゆず子とは、弁護士としての立場が終わり、連絡を取っていない柿原に、天満を逮捕させるある方法を提案します。株で儲けたい天満の前にエサをばらまいて警察に捕まえさせるのです。

o計画に久しぶりに集まった柿原・浅岡・春木そしてゆず子。途中警察の到着が遅れ、春木が変装して入り、契約書にサインをさせる直前を防いでバレそうになりましたが、無事に天満は捕まります。連行されながら、天満は「罪があるなら償うよ、でも警察にもお前らにも145億には手が出せない」と言います。「法律を使って手は出せます、あなたが捕まっている間に気長にやります」と言い返す柿原。

すべてが終わり、春木はゆず子の子供達を迎えに行き、浅岡は帰っていき事務所にはゆず子と柿原二人切り。柿原はゆず子に想いを打ち明けますが、ゆず子は同級生の柿原君以上に思えないと言います。「ともだちでいい、僕にとって一番の友達、僕はそれ以上の人をつくらない」柿原の思いにゆず子も「じゃあ友達から」と言います。

子供達を連れて春木が入ってきました。浅岡が返した30億円の内、25％は、春木に所有権が移り、春木はそのお金で人材派遣会社を作ると言います。ゆず子にそこで働いてほしいと申し出、ゆず子のビジネスパートナーとして春木を選び、みんなそれぞれの明日に歩き出して、終わります。

「大貧乏」視聴率爆死の理由の大きなものは、時間帯です。日曜は日本テレビがイッテQからの流れで、そのまま行列のできる法律相談所を見てしまうことも多いです。また同じ時間帯のTBSのドラマが、SMAP解散直後の木村拓哉主演の「A LIFE〜愛しき人〜」ですから、裏番組が強い時間帯です。フジテレビは「マルモのおきて」で、ブレイクしたこともある時間帯なので、それ以外の要因を見ていきます。

「大貧乏」のキャストを見ての感想に「幕の内弁当みたいなキャストだね」という感想がありました。確かにひとつひとつは、美味しい味を出しているけれど、これっていうインパクトがないと言う感想がありました。「この人の演技が見たい！」と注目を集める人が居なかったとも言われています。

その点で裏のTBSは、SMAP解散後の木村拓哉さんを応援したいと言う人達も多かったです。また「月９」で共演した竹内結子さんとの共演も話題でした。「大貧乏」にもジャニーズの方がいますが、木村さんのようなカリスマタイプではないのと、関西ジャニーズの人なので、まだこれからだったのかもしれません。

天満だけが逃げ得で、ゆず子と柿原も弁護士と依頼主の関係を解消しました。しかし、金に目がくらんでいる天満の性格を知り抜いていた浅岡の、株を使った作戦により、天満の金を使えないじょうたいにしてしまいました。この事件はすべてこれで終わり。

「大貧乏」はシングルマザーの災難がメインのあらすじという、タイトルからの印象のあるドラマという感想を持たれたドラマです。、小雪さんに余り悲壮感のイメージがない事、見ていない人にこの役に小雪はミスマッチという感想も目にしました。

大貧乏が、「逃げ恥」のテイストを取り入れていると、言う意見があります。その中では星野源の演じる役は、仕事は出来るが、人付き合いはイマイチ。そんな星野源を新垣結衣演じるみくりが、男と女の面では引っ張って行く所に面白味があったと評価されていました。

小雪は「きみはペット」のキャリアウーマンや「リーガルハイ」の悪役として男を翻弄する強い役がはまり役と見ている人達から見ると、男に助けられる役が小雪にも時代にもマッチしていなかったことと、今の時代女性も頑張ることが多いので、もっと小雪の魅力を引き出してほしかったと言う意見もありました。

事情を知っていると言う配役にゲストを入れて、介護問題や女性の自立問題など、組み入れている点は評価できますが、それが、上手に消化しきれていないと言う意見もあります。また悪役にわかりやすい悪役顔の奥田瑛二を起用しているけど、本当の悪はもっと柔和な顔をしていると言う経験からの意見もありました。

今では名作といわれる「金八先生」シリーズは、金曜8時は、何を放送しても裏の「太陽にほえろ」に勝ってないと言う自棄になったスタッフによってつけられたタイトルと言われています。日曜9時もある程度視聴者が見る番組が決まっていて、それ以外のチャンネルでは、どれだけ検討できるかの時間帯なので、視聴率を話題にするつぶやきが多かったです。

普通だったら、５％はがっかりな感想を持ってしまう数字であっても、あらすじの中の法律部分を監修している弁護士さんもほんの少しでも上がったことに喜んでいます。あらすじ・ネタバレをしっているからドラマの良さもわかるようです。

「大貧乏」の成田凌さんと「コードブルー」の成田さんではだいぶ違うキャラクターでした。ジャニーズ・ウエストの神山智洋目当てに見たファンの人が、別の魅力あるキャストを見つけるのもドラマの面白さ。視聴率だけでは、ドラマの評価は決められません。

大貧乏は、DVD化されていないんです。見たファンからは、DVD化を望む声も多いです。せめてフジテレビのドラマが揃っているFODでの配信があればという声もあります。テレビでは見なかったけど、FODで見てハマったと言う作品も多いと聞きます。

動画付きで、大貧乏が好きな想いを語ってくれている人もいます。この動画をみただけでも、面白いドラマってことが伝わってきます。フジテレビが撤退してしまった日曜9時のドラマ枠でなければ、という事を言っている人もいました。

今の芸能界、子役のままで終わらず、人気俳優になっている人がとても多いので「大貧乏」の子役さんも要チェックしている人もいるようです。このツイッターの画像は「スカッとジャパン」の物ですが、写真だけでも演技のうまさが伝わってきます。

大貧乏のあらすじ・ネタバレ、キャストや感想を最終回まで調べてみました。視聴率が低かったことで感想、あらすじ・ネタバレを見て、ツイッターなどの感想を最終回まで見た人のつぶやきを見ると悪い脚本でもない事がわかります。

ただ最終回が物足りないという感想もあったことで、打ち切り説も流れたようです。キャストも突出した人気者はいませんでしたが、特に下手とか足を引っ張るキャストもなく、感想の時代遅れというのは、俳優の使う時期が早すぎたり、遅すぎたりする人が居るからではないかという感想もありました。

今後に期待したい俳優さんも出演していて、子役もどのようにブレイクするかわからないので、その時には再放送もされるだろうと言う意見もあります。再放送、または再配信されるのを楽しみに待ちましょう！