2019年01月06日公開
2019年01月06日更新
アシガールのキャスト一覧!実写ドラマ出演者に原作ファンの評価は?【黒島結菜】
アシガールの実写ドラマ化に伴い、そのキャストは注目を集めました。アシガールは集英社Cocohanaで連載されている森本梢子作の戦国ラブコメディです。ヒロインが3枚目キャラで、その奮闘する姿をついつい応援したくなってしまう作品です。連載中のドラマ化という事もあり、アシガールの原作ファンはキャストをどのように評価しているのでしょうか。主演の黒島結菜をはじめとするキャスト、その評価をまとめました。
目次
アシガールの実写キャストが気になる!
アシガールの実写ドラマはNHK総合テレビの「土曜時代ドラマ」枠で、2017年9月23日から12月16日まで放送されていました。その続編となる実写スペシャルドラマも2018年12月24日に放送されました。人気漫画アシガールの実写ドラマ化に伴い、注目のそのキャストを紹介していきます。
アシガールとは?
アシガールの作品情報
アシガールは集英社Cocohanaで2012年1月号より連載されている森本梢子作の戦国を舞台にしたラブコメディの少女漫画です。2017年9月20日には、せひらあやみ著書の小説も発売されました。そして2017年9月23日から12月16日までNHK総合テレビ「土曜時代ドラマ」枠でテレビドラマ化され、続編のスペシャルドラマも2018年12月24日に放送されました。
アシガールの原作情報
アシガールの原作者の森本梢子は、熊本出身の2月27日生まれの漫画家です。佐賀大学を卒業し1985年に集英社YOU増刊VIVID YOUの「抱き寄せてプロポーズ」でデビューしました。映像化作品としては「研修医なな子」「ごくせんシリーズ」「デカワンコ」などがあります。アシガールは集英社Cocohanaにて2012年1月号より連載を開始し、今もなお連載中です。単行本の既刊は11巻です。
アシガールは黒島結菜が主演!実写キャスト・相関図
アシガールの相関図
主人公の唯は、父の覚と母の美香子と弟の尊の4人家族です。尊の発明したタイムマシンで戦国時代に飛ばされてしまった唯は、唯之助として吉乃の元で生活します。そして若君である忠清に恋をします。忠清の肉親は当主である父の忠高と腹違いの兄の成之です。また忠清には阿湖という婚約者もいます。羽木家の側近として小平太や信親や信茂も登場します。
速川唯/黒島結菜
どこか抜けていて恋愛などに興味もなく”オッサン女子高生”の唯。戦国時代へタイムスリップしてしまい、若君である忠清に一目惚れします。駿足を活かし足軽として忠清に仕えます。唯役の黒島結菜は、沖縄出身の1997年生まれの21歳。映画・テレビドラマ・舞台で活躍しており、代表作は映画2017年公開「サクラダリセット」、テレビドラマ2016年放送「時をかける少女」です。
羽木九八郎忠清/健太郎
黒羽城城主の忠高の嫡男。容姿端麗で、性格も周囲に気を配ったりと優しく全てにおいてイケメン。忠清役の伊藤健太郎は東京出身の1997年生まれの21歳。21歳の誕生日を機に改名しました。代表作は映画2017年公開「デメキン」や2018年公開「コーヒーが冷めないうちに」、テレビドラマ2017年放送「レンタルの恋」や2018年放送「今から俺は!!」です。
羽木成之/松下優也
忠清の異母兄ですが母親の身分が低く跡取りにはなれず、歪んだ性格です。唯之助が女性であることや、唯への忠清の気持ちもすぐに気付く切れ者です。成之役の松下優也は兵庫出身の1990年生まれの28歳。元々は歌手でデビューしましたが、俳優としても活躍の幅を広げています。
羽木忠高/石黒賢
黒羽城城主で、忠清と成幸の父親です。羽木家の当主として跡取りの忠清を厳しく育てます。戦国大名の高山家と争っています。忠高役の石黒賢は、東京出身の1966年生まれの52歳。父親はプロテニスプレーヤー石黒修です。代表作は2006年公開「LIMIT OF LOVE海猿」、テレビドラマ1998年・2000年・2002年・2013年放送「ショムニ」です。
吉乃/ともさかりえ
梅谷村の百姓である孫兵衛の妻で、先代の殿様の時代の足軽の大将の娘です。唯之助を厳しくしつけつつ、戦国時代での良き相談となります。吉乃役のともさかりえは、東京出身の1979年生まれの39歳。私生活は2度の離婚でシングルマザーです。代表作は映画2010年公開「ちょんまげぷりん」、テレビドラマ1995年・1996年放送「金田一少年の事件簿」です。
松丸阿湖/川栄李奈
松丸家の姫君で、容姿も性格も良く『海道一の手弱女(ておやめ)』と言われるほどです。忠清の婚約者として唯とライバル関係となるものの、性格が合い意気投合します。阿湖役の川栄李奈は神奈川出身の1995年生まれの23歳。元AKBのメンバーとして活躍していましたが女優に転向します。代表作は映画2018年公開「恋のしずく」、テレビドラマ2014年放送「ごめんね青春!」です。
速川覚/古舘寛治
唯の父親。専業主夫をしています。のんびりしているものの家事を完璧にこなし医師である妻を支えています。覚役の古舘寛治は大阪出身の1968年生まれの50歳。ニューヨークで演技を学び青年団に入団した経歴があります。代表作は映画2012年公開「闇金ウシジマくん」、テレビドラマ2013年放送「ごちそうさん」や2017年放送「コウノドリ」です。
速川美香子/中島ひろ子
唯の母親。開業医で、何事にも楽観的でお茶目な一面もあります。美香子役の中島ひろ子は東京出身の1971年生まれの47歳。第14回日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞した実力派女優です。代表作は映画1990年公開「櫻の園」、テレビドラマ2013年放送「半沢直樹」や2017年放送「過保護のカホコ」です。
速川尊/下田翔大
唯の弟。名門の青玉で成績トップの秀才ですが運動は苦手な一面もあります。自宅の研究室でタイムマシンや様々な道具を発明します。尊役の下田翔太は東京出身の2002年生まれの16歳。子役としてデビューし第2回スターキッズオーディションの審査員特別賞を受賞しました。しかし元俳優で、現在は事務所に所属していません。主なテレビ出演は「イブニングワイド」です。
天野信近/飯田基祐
羽木家の家老で忠高の側近です。天野家現当主であり「天野の兵は赤揃え」で有名です。吉乃と再婚し、唯の養父となります。信近役の飯田基祐は東京出身の1966年生まれの52歳。代表作はテレビドラマ「おかしな刑事」シリーズ、2007年放送「SP警視庁警備部警備課第四係」です。
天野小平太/金田哲
家老の天野信近の長男で、忠清の近習です。忠清より3歳年上で7歳の頃から仕えており、御馬前を守る優れた武将です。小平太役の金田哲は愛知出身の1986年生まれの32歳。吉本興業所属のお笑いコンビ「はんにゃ」のボケ担当で、アイドルグループ吉本坂46のメンバーでもあります。
天野信茂/イッセー尾形
羽木家の先代当主で信近の父です。先代の時代の四天王の一人でした。忠清を養育した人物であり、世継ぎを心待ちにしています。信茂役のイッセー尾形は福岡出身の1952年生まれの66歳。数々の賞を受賞している実力派俳優で一人芝居が有名です。代表作は映画2005年公開「太陽」です。
アシガールのドラマあらすじや見どころは?
アシガールのあらすじ
主人公である速川唯が天才的発明才能を持つ弟・尊の実験室でうっかりタイムマシンを作動させてしまいます。すると戦国時代の足軽隊に紛れ込んでしまい、偶然名乗った孫兵衛の息子”唯之助”として孫兵衛の妻の吉乃の世話になり百姓の手伝いをして過ごします。ある日、若君である羽木九八忠清と出会い一目惚れしてしまい、愛する若君の為に足軽として奮闘します。
アシガールの見どころ
女子高校生がタイムスリップしてしまい、時は永禄2年の戦国時代と現代を行き来しながら繰り広げる戦国ラブコメディです。戦国時代がメインなので基本的にはポップな時代劇といったイメージのドラマとなります。もちろん戦のシーンもあるものの、心温まる人と人との繋がりや恋愛要素もあり、時代劇が苦手でも見やすい作品となっています。
アシガールの実写キャストに関する感想や評価は?
人気漫画アシガールの実写ドラマ化にあたりドラマのキャストは、主演の黒島結菜をはじめ注目を集めている勢いのある若手、そしてベテランが周りを固めているという豪華な顔触れとなりました。アシガールの原作ファンはキャストに対して一体どのように評価しているのでしょうか。その一部をご紹介します。
アシガールの原作ファンが予想していた速川唯役のキャストとは
アシガールの新刊面白過ぎなのと、これも実写化されたらどうしようという恐怖で怯える。ただ、能年ちゃんと菅田くんならありかなとも思う今日この頃。。
— 綿棒 (@menbo71) April 25, 2016
アシガールの原作ファンが一番気にしていた主人公の速川唯役ですが、イメージが近いという事で予想されていたキャストがいました。それは黒島結菜と同じくカルピスウォーターのCMにも抜擢されNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」で好演した女優のん(旧芸名 能年玲奈)でした。しかしアシガールの原作ファンの期待通りとはいかず、NHKはキャストに黒島結菜を起用しました。
実写ドラマ化に伴う主演の重圧に打ち勝った黒島結菜
録画してた「アシガール」を観たけれど、唯(黒島結菜)の演技が原作をうまく再現していていい感じ。黒島さん出演のドラマがちょっと気になります。今度チェックしてみようかなぁ(^^♪
— hakata通りもん@キューティ2/22・23クリエ(^^♪ (@smsktk0702) November 19, 2017
黒島結菜は実写ドラマ放送前のアシガールの原作ファンの評価は「黒島結菜に、足軽役なんて出来るの?」という声も多々ありました。しかし放送されると「黒島結菜の必死に走って奮闘する姿が可愛い。」と好演でアシガールの原作ファンも魅了しました。一部のファンから「黒島結菜はもっと原作に寄せて、おてんばでガツガツした感じの演技がいい。」という声もあったので、実写スペシャルドラマでの改善が期待されています。
アシガールの原作ファンから認知度の低かった伊藤健太郎
わたしも最初はよく知らない俳優さんだし若君無理でしょって完全否定しちゃってましたけど、1話見てえっ!若君だ!?ってなってすぐ健太郎くんの若君にハマってしまいました😇😇もうすぐアシガール続編SPあるみたいなので楽しみです(*ˊ-ˋ*)💕
— あやね🌻 (@ayane6_6) November 12, 2018
伊藤健太郎は今でこそ注目の俳優ですが、ドラマ放送当時は世間にあまり知られていませんでした。実写ドラマ放送前のアシガールの原作ファンの評価は「健太郎(旧芸名)って誰?」と言われる程でした。しかし原作の忠清と同じような目をしていた事が功を奏します。また回を重ねるにつれ、目の演技や美しい所作そして凛とした雰囲気がアシガールの原作の忠清そのものとアシガールの原作ファンにも絶賛されました。
舞台でも活躍する実力派俳優の松下優也
わたしアシガール原作すきだから、ドラマよくみてないし知らないのだが、キャストはコレジャナイ感があった気がする。しかし松下優也さんは、割と目が死んでる演技あってる気がする(ほめてます)
— めるさん (@meru7kurati) November 11, 2017
松下優也はアシガールの実写ドラマ化のキャストが発表された際に、一部のアシガールの原作ファンから「忠清が良かった。」という声もありました。成之として臨んだ実写ドラマですが、「原作よりも悪役感が出ていて、見た目とのギャップが実写版に合っていた。」や「キャスト皆さん良かったけど、成之役が良い意味で原作を裏切りつつ魅力的だった。」とアシガールの原作ファンにも評価されています。
石黒賢の特徴的な顔立ちをカバーする演技力
アシガールの続編面白かった!爺と小平太登場する度に好きが深まる。唯と若君二人共綺麗でかわいいしお袋様みたいな凛とした強い女に憧れる。石黒賢さんと村田雄浩さんの抜群の演技力でグッとシリアスになって物語の深みが増すところも素晴らしい。また続編やってほしい〜😭
— 潤 (@Uninaroro) December 28, 2018
ベテラン俳優の一人である石黒賢はやはり特徴的な顔立ちなのでいかに石黒賢を出さずに成高を演じれるのかという事を、アシガールの原作ファンも気にしていました。そして実写ドラマでの演技は経験豊富な俳優らしく、存在感はあるものの主役を引き立てる良い意味で癖のない演技がアシガールの原作ファンにも好評でした。「唯役の黒島結菜の様子を見に行く姿が面白かった。」とコメディ要素も難なくこなしていました。
貫禄十分な演技と評判のともさかりえ
#アシガール
— ふく☺伊藤健太郎くん応援📣 (@kidouswitch) February 14, 2018
出演されている役者さん達は、どなたも素晴らしい方達なんですが、全放送、そして原作見ると、おふくろ様(吉乃)役が、ともさかりえさんで、本当に良かったなぁと…ぜひ第1話から注目して見てほしいです。(^▽^)https://t.co/Q76bNmGo39
主人公である速川唯の戦国時代の母親のような存在として大切な人物である吉乃役をアシガールの原作ファンも注目していました。吉乃役を演じたともさかりえの演技はアシガールの原作ファンも「さすがの貫禄で、戦国時代を生き抜いていく厳しくも優しい母親がはまっていて引き込まれた。」と表現力が抜群で舌を巻く程の演技と評判でした。
女優に転身した元アイドル川栄李奈の実力
アシガール見て川栄李奈ちゃん涙の演技が出来るの知った。すごい。
— 胡蝶 (@csckm_) February 17, 2018
忠清の婚約者として主人公である速川唯とライバル関係でありながら意気投合して唯と親しく過ごすお姫様役として、時代劇で元アイドルがどこまで出来るのかアシガールの原作ファンも不安に思っていました。しかし実際には表情豊かで、明るく純粋で無邪気な面や切ない表情で涙を流すシーンなど見事に演じ切り見る人を作品に引き込みました。
下田翔太の子役から培われた演技の柔軟性
#アシガール 速川尊役、下田翔大(しもだしょうた)くん。子役時代から、いろんな作品に多数出演。演技も歌声も素敵な、2002年生まれのうら若き身。これからも楽しみに、見守ってます!☺ pic.twitter.com/1CINfJUPss
— ふく☺伊藤健太郎くん応援📣 (@kidouswitch) May 18, 2018
主人公である速川唯の弟の速川尊として起用された下田翔太ですが、映画やドラマの出演作数も多い方ではないのでアシガールの原作ファンも演技力は大丈夫なのかと思われていました。実際にいざドラマが放送されると声優での経験も活かされており十分な演技力を備えている事や、原作のちょっと変わった天才肌の可愛らしい弟役は好評でした。
癖のあるキャラクターもこなせる実力者であるイッセー尾形
天野様ってイッセー緒方だったのか。道理でユーモラスな演技が上手いわけだ。 #nhk #アシガール pic.twitter.com/Y4B3pNC9LE
— ヘルベルト•フォン•スダヤン (@suda_yan) October 7, 2017
羽木家の家老である天野信近の父である天野信茂は原作マンガの中でも一二を争う癖の強いキャラクターなので、アシガールの原作ファンから「実写化は難しいのではないか。」という声もありました。しかし間抜けなようでありながら鋭い洞察力を発揮させる信茂役をコミカルだけど奥深く心に残る表情や仕草で「他に出来る人はいない。」とアシガールの原作ファンにも思わせるほど絶妙な演技を見せてくれました。
アシガールの実写キャストまとめ!
アシガールの実写ドラマのキャストを紹介しましたがいかがだったでしょうか?黒島結菜や伊藤健太郎などの若手、また元アイドルや芸人など個性豊かな方々が起用され、放送前のアシガールの原作ファンの不安をよそに、いざ放送されるとアシガールの原作ファンも納得する程好評でした。放送後はアシガールの原作ファンもNHKのキャストのセンスを評価し、またアシガールを知らなかった方も楽しめたドラマになっています。
また原作に沿うだけではなく、実写ドラマ化ならではの魅力もあります。普段はクールビューティーな黒島結菜が、抜けているけど愛らしいキャラクターといて愛する若君を守る為に自分の身を犠牲にして走り、転がり、投げられ、つねられ、叩かれ、泥まみれになって奮闘しています。若君そのものの凛とした伊藤健太郎とのひた向きな恋物語は大河ドラマを凌駕するほどのスケールとなっています。