ドラマ昭和元禄落語心中の評判がすごい!岡田将生の演技・落語に絶賛の声?

ドラマ「昭和元禄落語心中」は、雲田はるこ作の日本の漫画を原作として、2018年10月にNHKでドラマ化された作品です。人気俳優の落語をテーマとして人間関係を描く物語で、岡田将生が主演を務めたことでも話題となりました。この記事では、原作・ドラマ「昭和元禄落語心中」の物語について、またドラマ主演の岡田将生の他出演者たちのプロフィール、またドラマへの評判などを詳しく紹介していきます。

ドラマ昭和元禄落語心中の評判がすごい!岡田将生の演技・落語に絶賛の声?のイメージ

目次

  1. ドラマ昭和元禄落語心中の評判について徹底調査!
  2. ドラマ昭和元禄落語心中とは?あらすじも紹介!
  3. ドラマ昭和元禄落語心中の主要キャストを紹介!
  4. ドラマ昭和元禄落語心中の岡田将生の演技・落語の評判がすごい!
  5. ドラマ昭和元禄落語心中を観た感想や評価を紹介!
  6. ドラマ昭和元禄落語心中の評判まとめ!

ドラマ昭和元禄落語心中の評判について徹底調査!

昭和元禄落語心中は、雲田はるこの漫画が原作で、2016年にはTVアニメ、さらに2018年10月に岡田将生を主演としてNHKでドラマもされた人気の作品です。タイトルの通り、落語を題材として人間関係の模様を描く内容となっています。この記事では、ドラマ版昭和元禄落語心中のあらすじや主演を務めた岡田将生について、またドラマの評判などを詳しく紹介していきます。

昭和元禄落語心中 | NHK ドラマ10

ドラマ昭和元禄落語心中とは?あらすじも紹介!

ドラマ昭和元禄落語心中は、漫画を原作とした落語を通して人間関係などを描くNHKの人気ドラマですが、ここではそのドラマの原作について、またドラマ版昭和元禄落語心中のあらすじを紹介しています。

昭和元禄落語心中の原作は?

ドラマの原作は、雲田はるこ作の漫画「昭和元禄落語心中」で、2010年から2016年まで講談社「ITAN」にて連載されていました。2013年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、2014年度講談社漫画賞一般部門、さらには第21回手塚治虫文化賞新生賞など、数々の名誉ある賞を総なめにしている人気漫画です。

手塚治虫文化賞を受賞した際には、「落語を巡る愛憎劇に高座の巧みな描写を織り交ぜた、斬新な表現」を高く評価されていたそうです。

戦前からバブル以降まで、細やかな表現を得意とするクールで孤高な男・八雲と、対象的な立場で圧倒的な才能を持ち「天才」と称される男・助六が同門で出会い、落語のそれぞれの芸を追求する中で同門関係や男女、ファンなどの問題も絡みながら、落語に必死に向き合っていく男たちの物語が描かれます。

原作はアニメ化やドラマ化もされ、その際には多少の脚色もあるものの、作品の大きなテーマはいつも変わることはなく、落語を通して人間の間に見え隠れする「友情」「対象的な才能」「情愛」「嫉妬」「別れ」、つまり人間模様を色濃く描くヒューマンドラマとして描かれています。

昭和元禄落語心中のあらすじ

物語の舞台は昭和初期。落語の世界に入った八雲は、同時期に同じく入門した落語の天才・助六と固い友情で結ばれることとなります。友達・助六の圧倒的な才能に憧れ、嫉妬しながらも必死に追いつこうともがき、芸者・みよ吉にも支えられながら落語家になるべく成長していきます。やがて、助六とみよ吉が結ばれて、間に一人娘である小夏が生まれます。しかし、その後助六とみよ吉は謎の事故死で亡くなってしまいます。

八雲は二人の大事な人をなくし、その死に対する秘密を持ったまま小夏を引き取り育てることとなります。小夏はそんな八雲を「親の仇」と恨みながら成長し、八雲の弟子である与太郎と一緒に、八雲が隠す「助六とみよ吉の死の謎」について真相を突き止めていく…というのが、ドラマ昭和元禄落語心中の大まかなあらすじとなっています。

ドラマ版昭和元禄落語心中の第一話は、1977年、服役期間を終えて刑務所から出た与太郎が、落語家の八雲に弟子入りの門を叩くところから物語は始まります。与太郎は、刑務所の落語慰問会で八雲が披露した演目「死神」にひどく魅了されたのでした。

落語界では弟子を取らないことで有名だった八雲ですが、なぜか与太郎にだけ入門を許可します。与太郎は、八雲が若くして亡くなった助六の娘・小夏を引き取り育てていることを知り、また、小夏が八雲を「親の仇」と憎んでいることを知るのでした。

小夏は、自分の父親である助六を殺したのは八雲だといいますが、亡き親友の一人娘を引き取って必死に育てていた八雲には辛いものがありました。また、落語の世界は男社会ではありますが、小夏は父親の芸を絶やしたくない、と落語家になる夢を持っています。

ドラマは初め、助六とみよ吉が生きていた時から進むので、彼らと八雲の友情や、八雲が必死に努力し落語に向きあおうとする姿、また八雲と助六の絆の強さは他の何にもかえられないということがよく分かる内容となっているそうです。

ドラマ昭和元禄落語心中の主要キャストを紹介!

ここでは、岡田将生をはじめとする、ドラマ昭和元禄落語心中に出演する主要キャストの簡単なプロフィールと、役柄の大まかな紹介をしていきます。

岡田将生/有楽亭八雲

この物語の主人公である岡田将生演じる有楽亭八雲は、戦前から戦後、そしてさらに平成に渡るまで長期に活躍した落語家で、芸風はクールで孤高、じっくりと聞かせる噺が得意です。前座名は「菊比古」でしたが、そのまま真打ちに昇進したあとに現在の名前である「八雲」を襲名します。八雲は基本的に弟子をとらない主義ですが、なぜか与太郎にだけ弟子入りを許します。

主演である有楽亭八雲役をを務める岡田将生は、人気ドラマ「花ざかりの君たちへ」「ゆとりですがなにか」や、映画「重力ピエロ」「君の初恋をキミに捧ぐ」など数多くの人気作品に出演して、俳優としての活動を開始した時は新人賞をそうなめするほどでした。2012年には大河ドラマ「平清盛」で源頼朝役を演じたり、映画やドラマだけでなくバラエティにも多数出演することもある、今大人気の俳優です。

竜星涼/有楽亭与太郎

竜星涼演じる有楽亭八雲が落語家を志したきっかけは、刑務所で服役していた時にたまたま目にした八雲の落語でした。八雲の落語に感動し、弟子は取らないと知られていた八雲に体当たりで落語の門を叩きます。刑務所に入る前はヤクザと付き合いがあるなどしましたが、落語家になるべく落語の世界にのめり込みます。

竜星涼は1993年生まれの若手俳優です。2009年に竹下通りでスカウトされてから、2010年にはドラマデビュー、2012年には「ライアーゲーム -再生-」で映画デビューを果たしています。また、2013年にはスーパー戦隊シリーズ「獣電戦隊キョウリュウジャー」の主演を果たし、ドラマ「アンナチュラル」や連続テレビドラマ小説「ひよっこ」、映画「先生!」や「君の100回目の恋」など、様々な作品に出演しています。

大政絢/みよ吉

みよ吉は、小夏が幼い時に亡くなった小夏の母親で、八雲が名を襲名する前であった菊比古の時代に知り合った芸者です。仲良くなった菊比古を献身的に支えながら、菊比古の親友であった天才落語家・助六との間に小夏をもうけますが若くして事故で亡くなってしまいます。みよ吉は芸者名で、本名はユリエといいます。

みよ吉を演じた大政絢は、もともと人気雑誌「Seventeen」のモデルを務めており、今も女性に人気の雑誌「non-no」のモデルとして活躍していますが、CM、舞台やドラマにも多数出演する女優としても活躍しています。テレビにも出演することがあり、「奇跡体験アンビリバボー」では、一年半司会を務めていました。

成海璃子/小夏


小夏は八雲の養女で、八雲のかつての親友であり、なおかつ天才的な才能を持つ落語家であったにも関わらず若くして亡くなってしまった有楽亭助六の娘でもあります。また、小夏の両親は彼女が幼い時に事故で亡くなっており、八雲のことは親の仇、と恨んでいます。

成海璃子は、子役時代から活躍している女優です。子役時代には、仲間由紀恵主演の人気ドラマ「TRICK」で仲間由紀恵が演じる主人公の幼少期を演じて話題となったそうです。2007年には「神童」で映画初主演を果たし、映画新人賞を受賞します。大人びた容姿から年上の役を演じることが多く、映画・ドラマ関わらず様々な作品で目にすることがある女優です。

ドラマ昭和元禄落語心中の岡田将生の演技・落語の評判がすごい!

ここまでドラマ昭和元禄落語心中の原作やあらすじについてなど紹介してきましたが、ツイッターにてドラマへの感想が沢山見られたのでそれを紹介していきます。特に主演の岡田将生の演技力、高いクオリティの落語についての評判が良かったようです。

初回で老年の八雲を見事に体現!

主演の岡田将生は、ドラマ「ゆとりですがなにか」でもそのコミカルかつ人間らしいキャラクターを演じきったことで評判が高かったことでも話題となりました。昭和元禄落語心中ではそれとは全く違うキャラクターだったことに最初は抵抗がある人もいたようです。しかし、岡田将生の高い演技力に引き込まれて見てしまう人も続出しているようです。岡田将生のしっかりとした役作りと、落語の高いクオリティが評判になっているようです。

昭和元禄落語心中は、原作である漫画だけでなくアニメも評判が良いようです。ドラマ内では岡田将生演じる八雲は年をとっています。ドラマを観た人の間では、白髪で年をとったメイクをして役に臨んだ岡田将生はさらに色気を増してとてもかっこいいと話題になっているようです。

岡田将生は「しゃべくり009」などの人気バラエティ番組にも多数出演したことがあり、ドラマでも可愛らしい役を演じていることが多いので、天然の可愛らしい青年というイメージがついている俳優ですが、昭和元禄落語心中では人間関係に悩む渋い落語家という難しい役柄も演じていると言われています。また、ドラマの舞台である江戸時代後半の江戸弁や落語のクオリティの評判はとても高いようです。

岡田将生は、白髪でしわのある老けメイクを施して今回八雲を演じています。その「老けメイク」を施した岡田将生が、「元々の美しさに凄みが増した」と評判がとても良いようです。もともと持っている色気に更に歳を重ねることによって増える渋みが加わって、美しさにさらに磨きがかかっているようです。

完成度の高い落語が話題に!

また、昭和元禄落語心中が人気なのは俳優たちの演技力の高さだけでなく、ドラマで登場する落語のクオリティの高さも関係しているようです。落語は日本に古くから伝わる伝統芸能の一つで、落語家になるには長い間下積みや練習が必要となります。ドラマでは、落語の演目を落語家になりきっていきいきと披露しています。その姿に引き込まれるという観客も多いようです。

元々落語に興味がなかった人も、昭和元禄落語心中を見て落語に興味を持った、ということがあるようです。ストーリーも人間関係を中心としたもので見ていて飽きないし、それに加えて落語の面白い要素や日本の文化的要素などが数多く盛り込んであり、ドラマのクオリティは申し分ないようです。

「ちりとてちん」というドラマも、昭和元禄落語心中と同じく落語を題材としたドラマとして有名です。ドラマのテイストは違いますが、「ちりとてちん」は登場人物の人間関係のエピソードなどを落語の演目と絡ませているオリジナリティがあるものだそうです。どちらのドラマも俳優の演技力に引き込まれるものになっているようです。

昭和元禄落語心中は、漫画を原作としてアニメも製作されましたが、どちらの人気も高いと言われています。ドラマ版が好きな人は主演の岡田将生など俳優の演技や繊細な舞台設定などに引き込まれた人が多く、アニメ版が好きな人は声優の演技力に引き込まれた人が多いようです。

ドラマ昭和元禄落語心中を観た感想や評価を紹介!

昭和元禄落語心中の演出の一人を担当したのはタナダユキで、福岡県出身の映画監督、脚本家、また小説家としても活躍している女性監督です。イメージフォーラム附属映像研究所にて映画制作を学んでいるときに制作、監督、脚本、主演を務めた映画で新人賞を受賞し、期待の新人であると話題となったそうです。その後は次々に映画やテレビドラマの監督を務めて素敵な作品を生み出しています。独自の感性で手がける彼女の作品の虜になる人も多くいるようです。

ドラマ版の昭和元禄落語心中を見ている人の中にはもちろん原作の漫画のファンもいますが、原作の内容を知っていてこれから起こる物語の展開が分かっているにも関わらず十分楽しめる作品となっているそうです。もちろん主演の岡田将生の演技に引きこまれた人も多いようですが、同じく出演した山崎育三郎との二人落語のかけあいが素晴らしかったという意見があるようです。

昭和元禄落語心中は、落語が好きな人、落語のことを知らない人も純粋に楽しめるものとなっているそうです。物語が落語についてでなく、落語と共に展開していく登場人物の人間関係に焦点を置いたものになっており、また、演じる岡田将生や山崎育三郎などの演技がその物語をより良いものにしているようです。監督や制作スタッフ、俳優の信頼関係がしっかり築かれているのも、昭和元禄落語心中のような良いドラマが作られる理由のひとつなのかもしれません。

ドラマ昭和元禄落語心中の評判まとめ!

ドラマ昭和元禄落語心中は、落語の面白さや奥深さを伝えるだけでなく、それを通じて人と人との関わり合い、人間模様を描くとても充実した内容のドラマとなっています。また、主演を務めた岡田将生だけでなく出演した俳優の演技力も高く、見応えがあると言われています。まだ昭和元禄落語心中を見たことのない方は、是非一度見てみてはいかがでしょうか。

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