恋はチーズ・イン・ザ・トラップのあらすじと最終回ネタバレ！キャストや感想は？

ドラマ「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」は、キャストに人気スターパク・ヘジンとソ・ガンジュンという、イケメン2人によるヒロイン争奪戦が話題となった韓国ドラマです。「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」は、2010年からweb連載された漫画が原作で、2016年に実写ドラマ化されました。

ドラマ後半～最終回はオリジナルの展開のようで、その最終回はファンの間でも、賛否両論の感想を呼びました。「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」は2018年に韓国で映画化され、日本でも公開されました。映画になるほどの人気となった「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」のあらすじやキャストについて、ネタバレこみでご紹介いたします。

恋はチーズ・イン・ザ・トラップの主要キャストで、経営学科4年のハイスペック男ユ・ジョン役のキャストはパク・ヘジンです。冷徹だけど謎めいたユ・ジョン魅力に、ソルは最終回まで振り回されます。パク・ヘジンの近年の出演作に「空くらい地くらい」や「星から来たあなた」、「熱血商売人」、「ドクター異邦人」、「いとしのソヨン」などがあります。

恋はチーズ・イン・ザ・トラップの主要キャストで、誰が見ても平凡な女子大生である経営学科3年生のホン・ソル役のキャストを、一重がキュートなキム・ゴウンが演じています。謎めいたハイスペック男ユ・ジョン先輩と、子犬系男子のペク・イノにそれぞれ愛され、最終回まで揺れに揺れます。

キム・ゴウンは2012年に映画「ウンギョ」で主演女優としてデビューしました。近年の出演ドラマは、2016年に「トッケビ～君がくれた愛しい日々～」、映画では「ケチュン御婆」「奴が嘲笑う」「メモリーズ」などに出演しています。

恋はチーズ・イン・ザ・トラップの主要キャストで、元天才ピアニストの現ニート、ペク・イノ役のキャストをソ・ガンジュンが演じています。ソ・ガンジュンの明るい子犬系男子の魅力に、最終回まで女性ファンはメロメロにされたようです。ソ・ガンジュの近年の出演ドラマは「ずる賢いバツイチの恋」や「華政(ファジョン)」、「アントラージュ」や「家族なのにどうして？」などがあります。

恋はチーズ・イン・ザ・トラップの主要キャストで、元天才ピアニストのペク・イノの姉、姉ペク・インハ役のキャストをイ・ソンギョンが演じています。イ・ソンギョンの近年の出演ドラマは2015年「女王の花」で主演に抜擢され、「大丈夫、愛だ」、「ドクターズ～恋する気持ち」などに出演しています。

恋はチーズ・イン・ザ・トラップの主要キャストで、ホン・ソルの仲のいい後輩男子、経営学科2年のクォン・ウンテク役のキャストをナム・ジュヒョクが演じています。モデル出身のナム・ジュヒョクは、2014年のドラマ「インヨ姫」で俳優デビューし、2015年「恋するジェネレーション」や「華麗なる誘惑」で知名度を上げました。

ホン・ソルはヨニ大学経営学科3年の大学生の女の子です。特技は勉強で、誠実なだけが長所といえる平凡な女子大生で、アルバイトをしながら大学に通う勤労学生でした。ソルは大学でも大人気の先輩ユ・ジョンと知り合います。経営学科4年のユ・ジョン先輩は、容姿端麗で成績も優秀、資産家の令息というどこから見てもハイスペックなイケメンです。

大学の教師や学生たちの間でも評判の良いジョンですが、ソルはジョンに裏の顔があるのではと勘づきます。ジョンは、ソルが自分の本性に気づいたことを知ります。そこからソルは、ソルを大学から追い出そうとするジョンから巧妙な嫌がらせを受けることになるのです。みんなのいるところでは優しい先輩を演じ、2人の時は冷徹、そんなジョンの振る舞いに休学を考えてしまうほどソルは追い詰められていきます。

しかし、成績優秀者として奨学金をもらえることになり、復帰します。再会したユ・ジョンは、かつてとは全くの別人となっていました。優しく接し、グイグイ迫ってくるジョンにソルは戸惑います。そんなある日、必須科目である講義の履修登録が取り消されるという事件が起こります。奨学金を受け取るためには必要な科目で、奨学金がなくてはソルは学業を継続できません。ソルはこの事件の裏にジョンがいるのではないかと疑います。

しかし、本当の犯人は、疑っていたジョンではなく、ジョンと仲の悪い4年生のサンチョルだったのでした。ソルは防犯カメラで真実を知り、ユ・ジョンを疑ったことを謝るのでした。講義の履修が取り消されてしまったので、ソルは他の仕方なく講義を受講して単位を稼ぐことにします。そして、講義を受けに行くと、そこにはユ・ジョンがいました。ソルと同じ講義を受講することにしたようです。

その後もユ・ジョンはソルに接近し、食事に誘ったり学内でもよく声をかけてきます。履修登録事件の件で話し合い、ソルは少しだけユ・ジョンへの警戒を解くのでした。そんなある日、ペク・イノが大学にやってきます。ユ・ジョンを探しており、通りかかったソルに道をききます。同じ大学のジュヨンは、ユ・ジョンに片思い中です。ユ・ジョンがやたら気に掛けるソルに嫉妬します。

ソルに嫉妬したジュヨンは、ソルを陥れようとし、それをユ・ジョンが助けます。ソルは次第にユ・ジョンに心を許していきます。それからしばらくして、ソルは、同じ経営学部で仲の良いチャン・ボラに紹介された男性とデートをすることになります。ソルは、幼馴染の後輩・アヨンに、ユ・ジョンを紹介してほしいと頼まれて、ユ・ジョンを食事に誘います。

ソルとのデートだと思っていたユ・ジョンは、アヨンと二人きりにされ、ソルが別の男性とデートと分かると、一瞬裏の顔を出しました。一方、レストランでデートに行ったソルは紹介された相手が嫌な男性で辟易としていると、そのレストランに偶然居合わせたペク・イノがデートをぶち壊します。ソルがその場から立ち去ると、イノは携帯電話の忘れ物に気づきます。ソルの携帯電話でした。

自宅に帰ると、ソルの家の前にユ・ジョンが立っていました。仲良くなれた気がしたのにと言い、ユ・ジョンは去っていきますが、ソルは意味がわかりません。一方、ソルの忘れ物の携帯電話には、ユ・ジョンからの着信が残っていました。その着信を見たイノは、電話を掛けます。久しぶり、という言葉の割に、両者の間に張り詰めた空気が漂っていました。

ソルはユ・ジョンの機嫌が悪い理由がわかりません。ソルは店に忘れた携帯をイノから返してもらうことになりましたが、ついでに焼肉をおごらされます。ユ・ジョンと過去に何かがあったイノは、ユ・ジョンの見た目に騙されるなとソルに忠告するのでした。

ある日、ユ・ジョンの父である会長に集められ、ユ・ジョンとイノ、イノの姉のイナの4人で食事をします。会長はイノに過去を忘れてピアノをまた始めるように言い、イナには自立を求めます。その後、ソルは、研究発表でメンバーとうまくいかず、D判定を食らい、奨学金も危うくなります。帰宅途中、ソルは、近くに住んでいるイノに出会います。２人で一緒に歩いていくところを、後ろからユ・ジョンが見ていました。

その晩、ユ・ジョンは父に電話します。イナとイノ姉弟の自立のためには援助をやめるべきだと提案するのです。翌日、ソルはユ・ジョンに、アヨンに紹介するために勝手に２人にしてしまったことを謝罪し、ソルとユ・ジョンは仲直りします。改めてソルがユ・ジョンを夕飯に誘い、ユ・ジョンも嬉しそうに笑いました。楽しく過ごし、帰り道、ユ・ジョンはソルに交際を申し込みます。

ユ・ジョンと付き合い始めたソルですが、ユ・ジョンを知るほど、経済格差や育ちの違いを感じて落ち込むのでした。ソルの前にイノが現れます。自分が左利きなのは、昔ユ・ジョンに右手をケガさせられたせいだと、具体的な話はせずに過去をにおわすのです。将来は英語を使う仕事をしたいと希望するソルに、ユ・ジョンは知り合いの英語塾を紹介します。

その塾に行くと、偶然イノが働いていました。ソルとイノは家も近所で、同じ塾なので、急速に親しくなります。ある日2人の帰宅途中、ソルの住むアパートとの前に、ソルを待つユ・ジョンの姿があるのでした。

イノはソルとユ・ジョンが付き合っていることを知り、ソルのことがさらに気になります。ソルの大学の助教授が襲われる事件が、ソルの自宅近所で起こり、ソルは驚きます。ユ・ジョンとイノが対峙します。「英語塾を辞めろ」というユ・ジョンに「次は右手をつぶすのか？」とイノが返します。ユ・ジョンはソルに、イノとの関係を話します。

ユ・ジョンの父がお世話になった教授のお孫さんで、教授が他界した後、残されたイノと姉のイナはユ・ジョンの家で世話になっていたというのです。そして高校時代に、左手をケンカで負傷してしまい、それをユ・ジョンの責任だと誤解していると説明します。ユ・ジョンに関わるソルに危害を加えるのではと心配したと話しました。

ソルのアパートの隣の部屋で、ジュヨンとホ助教が争っていました。ソルは、ユ・ジョンがホ助教の弱みを掴んで、論文を捨てさせ、奨学金をソルに譲るように恐喝したことを知ってしまいます。自分が不正によって奨学金を得たことや、それによってホ助教が被害を被ったことでユ・ジョンを責めますが、ユ・ジョンは「済んだことだ」と言い切ります。その冷淡さに怒ったソルは喧嘩別れとなります。

イノはかつてのピアノの恩師をテレビで見かけます。イノはピアニストを目指していたものの、左手のケガによりあきらめざるを得なかったのです。恩師の姿に過去を思い出し涙するイノに、ソルは自分の母親の営業している店に連れていきます。そこに喧嘩別れしていたユ・ジョンが現れ、悪すぎる空気のためソルは飲みすぎてしまうのでした。

ソルがユ・ジョンに自宅まで送ってもらったある日、自宅付近におかしな人物がいてソルは怖くなります。怯えるソルのため、ユ・ジョンが一晩泊っていきます。部屋で二人過ごす中、ソルはユ・ジョンに、昔は自分を嫌っていたのになぜ気持ちが変わったのかを問います。ユ・ジョンは、過去、学際の準備でみんなが手を抜く中一人だけ頑張ろうとするソルのことを思い出し、当時のことをそっと胸にしまうのでした。

ソルは実家に戻るため、引っ越し準備をしていました。ある日、部屋に戻ると、見知らぬ男と出くわし、首を絞められます。そこにちょうどユ・ジョンが現れて男は逃げ出しました。その男を追いかけたユ・ジョンは、容赦なくその男を殴打し、その尋常でない様子にソルは戦慄するのでした。夏休みが終わり新学期、実家から通学するソルは往復4時間の通学になりました。イノは、ソルの弟・ジュンの紹介で、イノはアルバイトを始めます。

そこはソルの実家の居酒屋で、そのついでに頼まれたカフェのバイトで、電子ピアノを見かけます。ケガが原因で夢立たれたピアノでしたが、イノのなかで、再び弾きたいという気持ちがわいてきたのでした。そして、ソルの弟・ジュンに連れられて、イノは大学の音楽学部に立ち寄ります。そこではピアノ科の指導の最中でした。そこにかつてのピアノの恩師ノ・ウヌ教授の知り合いであるシム教授に出会ってしまいます。

何か話したげなシム教授を振り切って、イノは立ち去ります。それを見ていたソルは、シム教授から、イノへの手紙を受け取るのでした。教授はイノと話をしたいと望んでいました。ソルはユ・ジョンと一緒にイノのもとに、手紙を持っていきます。そして再びイノとユ・ジョンは険悪な雰囲気を漂わせ、ソルは戸惑うのでした。

かつてソルをストーカーしていたヨンゴンは、ユ・ジョンを呼び出します。ヨンゴンのストーカーは、全てユ・ジョンの指示で行われていたのでした。当時、ヨンゴンとソルを大学から追い出そうとしていたユ・ジョンの策略で、ヨンゴンはその証拠を公開しようとしましたが、ユ・ジョンはさらに上手で、ヨンゴンはますます立場がなくなってしまい、周囲からあきれられてしまいます。

ユ・ジョンのインターンシップがスタートし、多忙なユ・ジョンとソルは会う時間がとれません。ユ・ジョンはソルの実家に遊びに行き、そつなく挨拶をします。愛想のよい表の顔のユ・ジョンに、ソルの母はすっかり気を許していました。一方、ピアノへの情熱が戻ってきたイノは、ついに大学の教授の元を訪ねます。久々に引くピアノの腕はすっかり落ちており、教授の酷評にイノはショックを受けます。

再び基礎から学びなおすよう言われ、イノは屈辱を覚えながらも、再びピアノを弾きたいという思いから、一歩踏み出すのでした。ソルのおじさんのカフェにあるピアノで、基礎のハノンを練習していると、ソルにからかわれます。イノは将来を嘱望されたピアニストの腕を披露し、ソルは衝撃を受けるのでした。

ソルの同級生ミンスは、ユ・ジョンに憧れるあまり、ソルのヘアスタイルから持ち物までマネをして、後ろ姿だけならソルと間違えてしまうくらいそっくりになっていました。援助を打ち切られることでユ・ジョンに文句を言いに来たイナが、ユ・ジョンの彼女と思いソルと間違えてミンスを襲ってしまいます。

周囲から信頼を亡くしたヨンゴンは、過去にユ・ジョンからもらったメールをソルに見せます。ソルはそのメールの真相についてユ・ジョンに追及し、ユ・ジョンは自分が送信したメールであることを認めたのでした。その送信に使った携帯はイナにあげたのだと言います。そのことでソルはユ・ジョンに対して不信感が一気に高まります。

イナとユ・ジョンが付き合っていたのではないか、今も関係が続いているのではないかと疑うソルに、イノは「そういうのではない」「ただの悪縁だ」と説明します。イノの家には、ユ・ジョンにマンションを追い出されてしまった姉のイナが滞在していました。

イノは高校時代を思い出します。高校時代のユ・ジョンとイナとイノ、3人はとても仲が良く、花火をした記憶がよみがえります。まだ3人は未来の幸せを疑っていませんでした。その時のユ・ジョンは今のような裏の顔ではなく、心からの笑顔だったのです。

ミンスにマネばかりされて弊害を受けていたソルは、ミンスと言い争いになります。自分の欲しいものを全部持っているソルがうらやましかったのです。自分の彼氏と嘘をついて携帯の待ち受けにしていた写真は、実はソルの弟でのジュンで、その場に居合わせたジュンがミンスと面識のないことを暴露してしまいます。周囲の白い目にさらされて、泣き崩れるミンスに、ソルは「前の優しいミンスが好き」と優しく慰めるのでした。

ミンスは大学を休学します。イノは高卒の資格を取り、大学生になりたいとソルに話します。イノのやる気に大賛成するソルの姿に、イノは頬を赤くして挙動不審になるのでした。そして高卒の資格をとるため、イノはソルと勉強のために図書館に通います。そして、2人が急接近していることをユ・ジョンが知ります。

ソルの弟のジュンが、大学を中退してしまいました。ジュンは留学中の大学を無断で辞めてしまい、実家に戻ってきたのです。ソルの父親は、ソルの大学を休学させても、ジュンに大学に行かせると言います。自分よりもジュンを優先されてしまい、その言葉を聞いて傷ついたソルは家を飛び出します。姉を気遣うジュンも、イノにそのことを伝え、一緒にソルの行方を捜すのでした。

そんなソルは、ユ・ジョンが保護していました。家に帰りたくないと言うソルをユ・ジョンが抱きしめ、その姿をイノは目撃してショックを受けます。父の言葉が頭から離れないソルを、ユ・ジョンがドライブに連れていきます。ソルはユ・ジョンの家に泊めてもらうことになり、ユ・ジョンはそつなくソルの友人・ボラに連絡します。ボラの家に泊まると口裏を合わせてもらうのでした。
 

イノはソルとユ・ジョンの関係が気になって、図書館で勉強している間も集中できずにいました。イノはソルを街に連れていき、ソルの父が店のチラシを配っている姿を見せます。今まで理解がないと思っていた父を少しだけ理解できるようになったのでした。

ヨンゴンがソルをストーキングしていたことが、ネットに流れ、大学内でもその情報が拡散されます。周囲から責められるヨンゴンですが、そのストーキングはユ・ジョンが仕組んだことでした。その情報を拡散させたのもユ・ジョンがなのです。ユ・ジョンの策略を知ったソルは、ユ・ジョンに問いただします。しかし、ユ・ジョンはソルに何も語りませんでした。一方イノは、ずっと昔、幸せだった頃を思い出していました。

高校生だった頃、憧れのピアニストが韓国に来ることになり、サインをもらうのだと楽譜を手に入れた日のこと、また、その来韓の日はイノの大切なコンクールの日と被っていました。コンクールを辞退してでも会いたいと言うイノを、父親が楽しみにしているからと説得するユ・ジョンでした。まだこの時は2人はとても仲が良かったのでした。そして、コンクールの後、運命の分かれ道になる出来事が起こります。

ユ・ジョンの父親が、イノとイナを養子にしたいと望んだのです。その後、ユ・ジョンは不良にバーに誘われます。コンクールに出場予定の同級生・ヨンスも誘い、ヨンスが先にバーに行ったところ、ユ・ジョンはおらず、ヨンスはたまたまやってきた警察に補導されてしまいます。そしてピアノで奨学金をもらっていたヨンスは、コンクールの出場も取り消されてしまいます。

警察に踏み込まれたのはイノが呼んだせいだと誤解した不良たちは、イノを襲い、ヨンスに大切な手を負傷させられてしまいます。そしてその場から立ち去るユ・ジョンの姿がありました。過去から、現在に戻ります。イノは金でイナを動かしていたことを知ります。激高したイノはユ・ジョンと激しく殴り合いをします。高校時代からの憎しみをぶつけ合う二人です。

その後、ユ・ジョンに会ったソルは、傷だらけになっているユ・ジョンに驚愕し、ユ・ジョンとイノの間に起こった過去を問います。高校時代に遡ります。イノのピアノコンクールの日、イノとヨンスの会話を聞いてしまいました。イノはユ・ジョンのことを「夢もなく、好きなこともできない、かわいそうなやつだ」と評しているのを耳にしてしまったのです。

そして、ユ・ジョンは自分の父親が、イノとイナの2人を使って自分を監視させていた事実を知ります。友人だと思っていたイノに裏切られた気持ちになったユ・ジョンは、「夢もなく、好きなこともできない」ように、イノの夢を壊したと言うのでした。

自分の本当の過去と気持ちを伝えたら、ソルは自分を捨てようとすると恐怖したユ・ジョンでした。そんなユ・ジョンをソルは抱きしめます。本当のことを打ち明けてくれたユ・ジョンのことを、もっと好きになったと言うのでした。

コンクールに向けて練習の日々のイノですが、昔の勤務先の社長が自分を探して大学まで来ていました。ピンハネされていた給料を持ち逃げしたイノを探しているようです。そんな中、ソルはストレス性の胃炎で倒れてしまいます。ミンスやヨンゴンのトラブルやユ・ジョンやイノの悪縁の話で、ソルの神経はすり減っていたようです。ソルに魔の手が及ばないように、イノは自ら社長の元に出向き、ひどい暴行を受けてしまいます。

また、１週間以内に大金を用意しろと恐喝までされるのです。イノはユ・ジョンの父親に借金を申し込みますが断られます。そしてその話を聞いたユ・ジョンは、金と引き換えにソルの前から姿を消すよう言うのでした。窮地に陥るイノはピアノの練習も手につかなくなります。イノを心配するソルです。そんなソルを、イノは思わず抱きしめたのでした。

イノは社長にコンクールの優勝金で金を支払うことを約束します。一方、ソルはイノの気持ちに気づき、イノと距離を置くようになります。イノはソルに告白し、自分の気持ちにこたえてほしいわけではない、今まで通りに接してほしいと願い、誠実さを見せるのでした。期末試験を乗り越え、ソルが持っていたユ・ジョンの過去問が経営学科4年のサンチョルによって盗まれていたことがわかります。

ソルが責めるとサンチョルは逆切れを起こし、暴力を揮おうとしたところをイノが助けました。その話はユ・ジョンの耳に入ります。ユ・ジョンはサンチョルを策略に嵌めます。内定している企業を蹴らせ、自分の実家の会社の面接を受けさせておいて、失敗に導いたのでした。

翌日、自分が嵌められたことに気づいたサンチョルは、インターン中のユ・ジョンのもとに苦情を言いに行きます。冷徹に言葉で返すユ・ジョンを見たソルは、ユ・ジョンに駆け寄って抱きしめるのでした。

他人を傷つけたら、いずれ自分に返ってくる。だからもうこれ以上はやめてほしい、他の人に対してもいい人になってほしいと、ソルはユ・ジョンに願います。ユ・ジョンが巨大企業の御曹司であることが大学中に知られることになり、周囲の見る目が変わってしまいました。サンチョルを策略で内定辞退させたユ・ジョンですが、後から話をつけて、その会社に就職できるようにしたのでした。

そのことで、サンチョルはユ・ジョンに会います。ユ・ジョンの裏の顔があることをみんな知っているから、斜に構えるのはよせと言うのでした。そんなある日、ソルはユ・ジョンにプレゼントをします。ペアリングでした。一方、コンクールを1カ月後に控えたイノは、左手が炎症を起こしており、全治2カ月と言われてしまいます。

ユ・ジョンの父に取り入っていたイノの姉・イナでしたが、ユ・ジョンの策略により、ユ・ジョンの父から見切られてしまいます。イナが怒りに任せてユ・ジョンの家で暴れ、追い出されたところで見かけたのが、ユ・ジョンに会いに来たソルでした。怒りに我を忘れて八つ当たりでソルを突き飛ばします。ソルが道路に突き飛ばされ、ちょうどそこに車が走ってきて、ソルは運悪くその車にはねられてしまうのでした。

交通事故に巻き込まれ、ソルは一時重体となります。意識を失ったソルの回復を祈りながら、ユ・ジョンはこれまでの自分のしてきたことの重さにようやく目を向けます。大切な人ですら傷つけてしまう自分、そんなに自分でいいのかと問いかけます。そしてイノも、自らの行いを振り返り、ソルの回復を祈ります。ピアニストへの道を諦めないと誓い、前に進む決意をするのでした。

その後、無事退院したソルですが、ソルはこれまでのようにユ・ジョンのことを好きだとはっきり言えなくなっていました。そして、ユ・ジョンも自分の気持ちに迷いがでてきました。ソルのことを大切に思いながらも、自分はソルにつらい思いをさせてしまう。自分はソルにはふさわしくないのではないか、ソルの横に立つにはもっとふさわしい男がいるのではないかと考えてしまうのです。ユ・ジョンは決断します。

ユ・ジョンはソルに別れを告げました。ユ・ジョンはソルに理由を説明します。自分の心には欠陥があり、その欠陥故にこれからもソルを苦しめ、ソルはそれに耐えるばかりの日々になってしまう、だからソルのそばに居続けることはできないと説明するのでした。

そして、ユ・ジョンはソルと別れるだけでなく、仕事も辞め、留学を決意します。ソルは止めようとしましたが、ユ・ジョンの意志は固く、揺るぎません。2人は別れることに決めたのでした。

その後、イノは音楽大学に入学し、自らの夢に向かって再び走り出しました。イナは目を覚まし、以前の明るいイナに戻ります。数年後、ユ・ジョンの元にメールが届きます。そのメールの差出人はソルからのものでした。

ペク・イノのキャストであるソ・ガンジュンは、韓国では「付き合いたい年下男NO.1」とも言われているそうです。こちらはソ・ガンジュンの魅力にメロメロにされたファンの感想です。最終回までユ・ジョン派ペク・イノ派に分かれるファンも多かったようです。ソ・ガンジュンの頬が赤くなる純情そうな演出がネットでも人気となりました。

ドラマ後半~最終回は、原作漫画とは違ったオリジナル展開のため、最終回は賛否両論となったようです。2018年には劇場版が公開され、日本でも人気となりました。キャストのソ・ガンジュンの人気は根強いです。

最終回は賛否両論となった恋はチーズ・イン・ザ・トラップですが、人気キャストのイケメン2人がヒロインを取り合う展開は、最終回まで女子たちのハートを鷲掴みだったようです。クォン・ウンテク役のキャスト、ナム・ジュヒョクのお茶目な後輩男子の演技も人気でした。

最終回まで見終わったファンの感想です。最終回までペク・イノ派とユ・ジョン派に分かれたドラマでしたが、ユ・ジョン派も根強いようです。

「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」のドラマの次は、劇場版「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」が気になる方も多いようです。キャストはドラマ版と変わりますが、胸キュンの展開に期待する声は大きかったようです。

web漫画初の実写ドラマ「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」のあらすじをネタバレこみで最終回まで、感想やキャストと共にご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか？2018年に映画化され、日本でも公開された映画版「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」は、ヒロインのキャストは変更されていますが、ユ・ジョン役のキャスト、パク・ヘジンは映画版でも続投しています。DVDは2018年12月5日にリリースのようです。