2018年11月27日公開
2018年11月27日更新
Womanのドラマあらすじと最終回ネタバレ!泣けるセリフまとめ【満島ひかり】
ドラマWomanのあらすじと最終回をネタバレをする。まずはメインキャストと最終回に至るまでのあらすじを振り返ってから、最終回のネタバレへ。また第1話から最終回までの泣けるセリフを一挙紹介しよう。さらにWoman放送直後から現在に至るまでの感想もまとめている。心揺さぶる社会派ドラマWomanをネタバレとともに第1話から最終回までのすべてをもう一度思い出してみよう。
目次
Womanのドラマあらすじを最終回まで徹底調査!
2013年7月期に放送されたドラマWoman。Motherにつづいて二作目となる日テレ坂元裕二オリジナル脚本作品である。シングルマザーが働きながら子育てをする姿を丁寧に描きながら、親子愛や若者の抱える葛藤、そして人々を取り巻く社会の問題にも「現代を生きるすべての人たちへの応援歌」として挑んでいる。そんなドラマWomanのあらすじネタバレを最終回まで徹底調査した。
Womanのドラマキャストを紹介!
出典: https://mdpr.jp
あらすじネタバレの前に、ドラマWomanを彩る主要な登場人物を演じたキャストを紹介する。
青柳小春/満島ひかり
主人公・小春を演じるのは実力派女優の満島ひかり。本作が民放連続ドラマ初主演となる。数々の受賞歴をもつ彼女だが、本作でも第40回放送文化基金賞演技賞と2014年度東京ドラマアウォード主演女優賞を受賞した。
青柳望海/鈴木梨央
小春の娘、望海を演じたのは鈴木梨央。大河ドラマ「八重の桜」への出演で注目を集めていた。本作での好演でさらに脚光を浴びることになる。その後、人気子役として多くの作品に出演。
青柳陸/高橋來
小春の息子、陸を演じたのは高橋來。2013年に子役としてデビューしたばかりであった。本作で注目を集める。
植杉紗千/田中裕子
小春の母、紗千を演じたのは田中裕子。モントリオール世界映画祭主演女優賞や紫綬褒章を受賞したこともある大女優。日テレの坂元裕二オリジナル脚本作品である三作「Mother」、「Woman」、「anone」全てに出演している。
植杉健太郎/小林薫
紗千の夫、健太郎を演じたのは小林薫。実力派と名高い彼が本作ではぶれない優しさと穏やかさのままに苦悩する夫、父を好演している。
青柳信/小栗旬
小春の亡き夫・信を演じたのは人気俳優の小栗旬。決して多くはない回想シーンで抜群の存在感を見せる。
植杉栞/二階堂ふみ
紗千の娘・栞を演じたのは若手実力派の二階堂ふみ。未熟さゆえの葛藤を見事に演じあげた。
蒲田由季/臼田あさ美
小春の友人・由季は臼田あさ美。疲弊する小春を友人として明るく支えるシングルマザーを演じた。
砂川藍子/谷村美月
研修医・藍子は谷村美月。忙しい仕事をしながらシングルマザーになるという選択をしていく女性をリアルに演じた。
砂川良祐/三浦貴大
藍子の夫・良祐役は三浦貴大。定義のような家族観を妻に押し付け、家族が壊れていってしまう中で現実を理解していく男性を演じた。
澤村友吾/高橋一生
小春の担当医・澤村を演じたのは高橋一生。常に患者を励まし、時に一緒に喜ぶ優しさ溢れる医師の感情を秘めるように好演した。
Womanのドラマの最終回に至るまでのあらすじをネタバレ!
キャストの紹介も済んだので、早速ドラマWomanの最終回に至るまでのあらすじをネタバレしていこう。
ドラマWomanの第1話のあらすじ
小春は夫の信を不慮の事故で亡くし、二人の子ども・望海と陸を抱えるシングルマザー。小春は独りで子育てをするため日々奮闘するも、現実は厳しく生活に困窮する。追い詰められた小春は生活保護申請をしに福祉事務所を訪ねるが、20年間絶縁状態であった母の紗千が援助の意志を示しているからと断られてしまう。自分と父を捨てた母がそんなことを言うはずがない、と信じられない小春は20年ぶりに紗千と会うことを決意する。
小春が紗千のもとを訪れると、紗千の現在の夫である健太郎が出迎えた。小春は健太郎の話から、信が事故死するきっかけとなった梨は紗千が持たせたものであったことを知り驚愕する。帰宅した紗千と話すも、これまでの事を許せず紗千の言動にもいら立つ小春。結局、紗千のことを完全に拒絶してしまう。
ドラマWomanの第2話のあらすじ
ある日、望海と陸を心配する近所の女性に児童相談所に通報されてしまった小春。児童相談所の職員は虐待を疑い、子どもたちを夏休みの間だけでも誰かに預けることを勧めた。小春は、再婚し田舎に暮らす由季のもとへ、望海と陸を預けることにする。小春と離れても元気そうに暮らす望海と陸だったが、次第に小春のもとへ帰りたいと思うようになる。
二人は東京を目指して出かけるが、駅で由季に見つかり陸は保護され、望海だけが行方不明になってしまう。病院での検査を終えた小春は、由季の連絡をうけ不安になりながら望海を探しに行く。終着駅にて望海を見つけた小春は望海の思いを聞き抱きしめる。そしてそこには、望海といつの間にか交流していた紗千と健太郎の娘である栞がいた。
ドラマWomanの第3話のあらすじ
迷子になった望海を迎えに行き帰宅した小春は、由季に信が亡くなった経緯がはっきり分かっていないという話をする。一方、紗千は栞が信の絵を描いていたことに気付き、栞を問い詰めていた。数日後、小春のアパートを健太郎が訪れ、小春が忙しい時に望海と陸を預かりたいと言い出す。
ある日、植杉家に望海と陸を迎えに来た小春は紗千と顔を合わせてしまい、2人は言い争う。健太郎がいくら宥めても収拾がつかなくなっていたところに、栞が帰宅する。栞は小春が紗千を責めることに耐え切れなくなり、小春の父が紗千にDVをしていたことや信が痴漢の疑いをかけられていたことを口にしてしまう。
ドラマWomanの第4話のあらすじ
ある日、小春は託児所で陸に言葉の遅れがあるのではないかと言われる。その頃、陸は掲示板に貼られている迷い犬のことをひどく心配するが、うまく伝えられずに布団の中で泣き出してしまう。
それに気付いた小春が言葉にしなければ伝わらないということを教えると陸は「ブン」とつぶやく。陸の気持ちを知り、三人で迷い犬を探すことになったが、結局見つからず子ども達はショックを受ける。そして、陸は拙いながらも父への思いを言葉にする。一方、栞は自分が家族の中での居場所を失うのではないかと不安になり、信に痴漢されたと嘘をついたことを紗千に告白する。
ドラマWomanの第5話のあらすじ
再生不良性貧血と診断された小春は医師から家族にも話し、治療について真剣に考えるように勧められる。しかし小春は、誰にも病気のことを打ち明けずに仕事を続け、診察に行かなかったり、薬を捨ててしまったりする。そして子どもたちにも悟られないように必死に振舞っていた。
ある日小春は、望海と陸を連れてエアコンを送ってくれたお礼をしに植杉家へ向かうが、紗千は極端に冷たく小春たちに接する。そのうち病気が悪化していることを実感し、不安になった小春は改めて病院に行く。そこで担当医の澤村に子どもたちを残して死ねないのだと強く訴える。澤村はそんな彼女に生きる覚悟を決めるのだと言い、励ます。
ドラマWomanの第6話のあらすじ
万が一のことを考え、小春は病気のことを言わずに紗千に一緒に住まわせてほしいと懇願する。紗千は栞の突然の賛同もあって渋々了承する。そんな中、小春は健太郎から、紙袋に入った見覚えのないオレンジ色のマフラーを信の忘れ物だと言って渡される。由季から信の死の真相を確かめた方がいいのではないかと言われていた小春は紙袋に書かれていた場所に連絡してみる。
ある日、家事をしている最中に小春が紗千の目の前で倒れてしまう。紗千は小春のためにお粥を作り、小春の目が覚めた後、二人はぎこちないながらも互いの思いを話し合う。
ドラマWomanの第7話のあらすじ
信が残した手紙を持っているという人を訪ねに、小春は望海と陸を連れて信の生まれ故郷へ行く。渡された手紙には、信の幼少期の暮らしや母との複雑な関係について書かれていて、4年前に信が亡くなったその日、植杉家を訪れる前に、信が自分の母に会いに行っていたことも分かる。小春は子ども達と信のことを思い、自分たちの幸せをかみしめる。
また、紗千は徐々に小春たち家族に優しさを見せるようになっていた。しかし、栞は子ども達が読んでいた信の手紙を読み罪悪感に襲われ、小春に自分が信を陥れてしまったせいで彼が命を落したのだと告白する。小春は栞に激しい怒りをぶつける。
ドラマWomanの第8話のあらすじ
栞が信にしたことを知った小春は紗千のことも問い詰める。しかし紗千は栞をかばおうとしてまともに話をしてくれない。小春は植杉家を出ていこうとするも自分の病状や子ども達のことを考えて思いとどまる。そして紗千は、二人の娘の間で苦悩していた。
その頃、栞は家を出ることを決意していた。彼女は祭りの夜に紗千には内緒で発ってしまう。ショックを受けた紗千は小春の前で取り乱す。澤村に治療への協力を求める話を家族にするよう言われていた小春は呆然としている紗千に病気のことを打ち明けるのだった。
ドラマWomanの第9話のあらすじ
仕事中にケガをした小春は数日間入院することになってしまう。紗千はその間の望海と陸の面倒を献身的に見る。そして彼女は小春の治療のために骨髄検査を受けるが、小春の力になれないことが分かりひどく落胆する。子ども達と過ごす間に思い出した幼いころの小春の姿を思い、紗千は改めて小春に向き合う。骨髄が適合しなかったことを謝罪する紗千だが、小春はそれを拒絶する。
しかし、一緒に料理をしながら話していくうちに、小春は紗千に娘としての気持ちを素直に見せて泣きつく。一方、健太郎は紗千の話で小春の病気と栞が信の死のきっかけを作っていたことを知る。健太郎は栞に小春たちへの償いをするよう説得しに行く。
ドラマWomanの第10話のあらすじ
望海は、小春の異変に気付き不安を抱いていたが、小春は心配をかけまいと病気のことを隠し続ける。しかし望海は、小春が通う病院まで探しに来てしまい、ついに病気のことがばれてしまう。一方、紗千は栞に骨髄検査を受けてもらうためにも彼女を探し回っていた。そんな中、紗千に電話をしてきた栞は、信の背中を押して線路に転落させた男を街で見つけたという。
栞は男に声をかけ、あの日のことを覚えているか尋ねるが、自分のせいではないと言って逃げられてしまう。自分のしたことを忘れることもできずに、自殺さえ考えていた栞のもとにたどり着いた紗千は栞を説得する。帰宅した小春は改めて子ども達に隠し事をしていたことを謝る。自分に相談してくれなかったと怒る望海だったが、小春の思いをしっかりと受け入れる。
Womanの最終回のあらすじをネタバレ!
ドラマWomanのあらすじを第10話まで振り返ったところで、最終回のあらすじのネタバレへ移ろう。
すっかり植杉家で楽しく暮らせるようになっていた小春たち家族。そんな中、ついに小春の命がかかった、栞の骨髄検査の結果が分かる重大な日がやってくる。栞は検査結果を聞きに行く前に小春に謝罪をするため訪ねて来る。二人で信のことを思い出し、叶わなかった今を想像する。心が通い合ったかに見えたが、結局全く違う今を実感した小春は栞を突き放す。いつも通り過ごし、子ども達と遊んでいた小春のもとに栞の連絡が入る。
栞の骨髄は小春のものと適合したのだ。その結果に紗千と健太郎は泣き崩れた。小春は自分の部屋に行き、由季から最近返してもらったばかりの信の写真を眺め、信と話したことを思い出し、涙していた。信の命を奪ったともいえる栞に命を救ってもらうことへの複雑な思いを小春は抱えたままだったが、栞が戻るとお礼を言い、彼女にも生きるよう伝える。
その晩、皆が寝静まった後、小春は紗千とワインを飲み、望海の描いた絵日記を笑いながら読む。そして思い出話やこれまでの思いを話し、親子であることを実感するのだった。そうして、望海の絵日記は小春が入院している間の家族の思い出を綴る。日々明るく元気に家族は過ごしていた。春になり、小春はついに退院し子ども達のもとへと帰っていく。
Womanの泣けるセリフを紹介!
Womanの中には、心に刺さる名セリフや泣けるシーンがたくさんある。そこで今回はWomanの泣けるセリフを紹介する。
いつも背中向けてお話してるもんね
望海の描いた家族の絵で母である小春のことは背中しか描かれていなかったことに対しての小春のセリフ。子どものために一生懸命働いているはずが、ついついその子どもの顔を見て話してあげられなくなってしまっていることを痛感するシーン。
お母さんお仕事できなかったら、ご飯食べられなくなるんだよ
保育園でトラブルを起こした望海に対し思わず小春が感情的に言ってしまうセリフ。本当は娘を責めたくなどないのに抑えきれないほどに小春が追いつめられていることが分かるシーン。
お姉ちゃんなんだから
小春が付きっきりでご飯を食べさせる陸のことが羨ましくなって、自分にも食べさせてほしいとごねる望海に言うセリフ。手が回らないために、まだ甘えたい年頃の上の子を無理に大人扱いして言ってしまいがちな言葉です。
子ども連れて街に出て、一番耳にするのが舌打ちと咳払い
子育てをする誰もが共感するセリフだろう。迷惑になってしまうことがあるのかもしれないが、まるで子どもの存在を否定するかのような現実だ。
お金で買える幸せがほしい
小春が家族の現状を語る時に言う。お金が無くても幸せになれるとかいう言葉は時として綺麗事になってしまう。子ども達のそばにいてあげたいのに、働かなくては生活ができないから寂しい思いをさせてしまう悔しさを抱く小春は、せめてお金さえあればと思わずにはいられないのだ。
父親の仕事は子どもに希望を伝えることだと思う。母親の仕事は子どもに愛を伝えることだと思う。
生前、小春に信が語っていた親の理想像。二人の子どもを食べさせていくだけで精一杯な今の小春にとっては心をえぐるような言葉だった。
いいんだよ。子どもが泣くのは当たり前だよ。
レジの前でぐずり出してしまった陸に困る小春へ近くにいた老人がかけてくれる言葉。シングルマザーの苦境を描き続けてきた第1話を締めくくる、ほんの少しだけホッとさせてくれるセリフ。
強いからパンクするの
強がる小春に由季がかける言葉。強いからこそ頑張りすぎてしまう人はきっと多い。そんな人が壊れてしまわないようにも、誰もが覚えておきたいセリフだ。
お母さんとしようって約束したのに、花火しちゃったの
今度一緒に花火をしようと約束していたのに預けられた由季の家族と先にしてしまったことへの罪悪感を涙ながらに小春に訴える望海のセリフ。大人には気にしなくてもいいと思えるようなことを子どもは真剣に純粋に考えているのだと感じるシーンだ。
いっつも今度ばっかだったもんね
花火の約束を大切に思う望海の気持ちを知った小春が改めて約束をしようと言うセリフ。子どもと約束する「今度」をきちんと守ることの重要性を痛感する言葉だ。
どうしたって親子なんだから
健太郎が小春と紗千の仲を取り持とうと何度も口にする。形だけでも仲良くした方がいいと言う彼の考えはもっともだが、いざ顔を合わせるとうまくいかない。小春と紗千が互いに嫌い合う部分も、親子だからこそ思い合う部分も似ていることが浮き彫りになる第3話を象徴するセリフでもある。
あぁ星がきれいだなとか言いながら、足元の花踏みまくってる人のパターンでしょ
小春が紗千と健太郎のことを責める場に居合わせ、我慢ができなくなった栞が放つセリフ。一人で自分を育て上げてくれた父と愛してくれた信を忘れられないまま生きる小春の過去にばかり執着する姿を非難する。
会ったことがなくても大好きな人がいるの。会ったことがなくても愛されてることはあるの。
会ったことのない父が自分の願いを聞いてくれるのか尋ねる陸へ小春が返す言葉。親と子、どちらの視点からでも切なくて仕方のないセリフだ。このあとそれでも父に会いたいと泣く陸の姿は涙なしでは見られない。
さよならを言いたくない人と結婚するのかな
信がかつて小春に語った言葉。「いってきます」「いってらっしゃい」と交わして別れることになってしまった二人の運命を予感させるセリフでもある。
我慢しないでね
望海が小春に言う。元気に振舞う小春に何かを感じ取る望海の思いが表れるセリフ。この言葉も小春が病気と向き合う決意を後押しする。
お母さんの分のケーキもいっつも倒れてた
もらったバウムクーヘンを家族三人で食べようと切り分けているうちに小春がふと口にする。些細なことだが、今の自分が子どもに向ける愛情と同じものを母から受けていたのだと思い出すシーンだ。
死ぬ覚悟じゃありませんよ。生きる覚悟です。
病気と向き合うことから逃げていた小春が意を決して、澤村に病状と思いを素直に打ち明けるシーンでのセリフ。子どもを残して死ぬわけにはいかないのだと必死に訴える小春の思いを優しく受け止め、励ます言葉だ。
あなたに許してもらえるとは思ってないから安心して
紗千が小春にお粥を作り、二人で話すシーンのセリフ。この言葉をきっかけにして、紗千が小春のことを捨てたことでずっと自分自身を責め続けてきたことが明らかになる。
お互いのこと一番に思うことはもうないんでしょうね
小春が紗千に対して言う。かつては母と娘であったが、今では互いに子を持つ親だ。小春が子どもの頃に離れてしまった二人はもう二度とかつての関係のまま思い合うことはないのである。
幸せとか不幸なこととかってないの。「幸せだ」って感じられる心だけがあるの。
信の手紙を読んで、小春が子ども達に言う。幸せは誰かが決めるものではなく自分で感じるもの。その心さえあればいつでも幸せになれる。そんな前向きな気持ちが夫から妻へ、妻から子ども達へと伝わっていく。
死んだんじゃないから。生きたの。生きただけなの。
栞に夫が死んだのに頑張るのはスゴイと言われた小春が反論するように言う。信が生前、母親に伝えた言葉を基に反射的に口にした言葉。「生きる」ということを改めて考えさせられるセリフだ。
許せないんだよ。ねえ助けてよ、お母さん。
それまで紗千のことをできる限り拒絶していた小春が悲痛な思いを訴えるセリフ。再開してから初めて紗千に対して口にする「お母さん」に小春の母親への言葉にしきれない思いが表れる。
私は星になんか絶対にならない。でも、絶対なんか無いから
初めて紗千に助けを求めた小春がつづけて言う。小春の「生きる覚悟」と不安を物語るセリフだ。
病気のお母さんにはなりたくなかった
小春が病気を隠していたことを怒っているという望海に素直な気持ちで理由を話す小春のセリフ。病気になったから、シングルマザーで生活するのに苦労していた自分が助けをもらえ、良かったとも思うが病気になりたくなかったというのも小春の本音である。病気という特別さではなく普通でいたかった。せめて子ども達にとっては普通のお母さんでいたかったという思いがこもっている。
うちは三人家族です!お父さんが作ってくれた幸せの中ですくすくすくすく~って生きてます。
小春が子ども達に病気について打ち明けた後、小春がシングルマザーだからこそ頑張りすぎて病気になってしまったのかと自分を責める望海にも伝わるように小春が明るく宣言するセリフ。今の彼女たちが彼女たちにとっての普通の家族なのだと高らかに言う。
人は最後のページを読むことはできないんだと思う。最後のページを読むことができるのは子ども達なんだ。
信が生前話していた言葉。人生の答えを考えているという信は答えなんて無いのだと気づいたのだと小春に話す。自分たちの最後を見届ける子ども達に恥じない生き方をしようと、生きている今への思いを込める。と同時に、その子ども達にはさらに子ども達ができて、自分たちの死後もずっと子ども達が繋いでいってくれるものがあるのだと死の先にある未来への希望も込められている。
思い出があったから大きくなったの。子どもって、思い出で大きくなれるの。
幼いころに離れることになってしまった小春と紗千。それでも立派に大人になり、母親になった小春に紗千が何もしてあげてないと言う。それに対しての小春のセリフ。紗千が何もしてくれなかったなんてことは無い。あなたがいたからなのだと、娘から母親への愛の言葉だ。
Womanのドラマを見た人の感想や評価は?
2013年に放送されたドラマWomanの放送時の感想やその後に見た人のツイートを紹介する。
泣ける。。これ、明日目が腫れるパターンや。。。#ドラマwoman #録画
— タムタム (@tamtam913) September 11, 2013
2013年9月11日の最終回放送直後のツイート。目が腫れてしまいそうなほど泣いてしまったという、シンプルな感想がとても多い。
ここ、大好きなシーン。
— ゆき (@ptahy0723) November 19, 2014
亡くなった旦那さんの最後に食べていた料理を親子2人で作りながら綾取りをするところ。
糸は見えないけれどそこにはたしかに親子の絆が見えた。#ドラマWoman pic.twitter.com/lbLjqe03Cy
好きなシーンを画像とともにツイートする人もいた。セリフには含まれないものを様々に感じた人は多く、シーンごとにもその感動を語っている。
絵日記で時間が流れていくのを描いて「お母さんのお母さん」から「おばあちゃん」ちゃんへと。パッチワークは望海ちゃんのバッグになり、そしてお母さんが帰ってきた。良いドラマでした。#ドラマWOMAN #WOMAN最終回
— マンロウ (@tomoqaz1217) September 11, 2013
最終回で出てきた小物をよく見て、感想に入れてツイートする人も。ドラマWomanではあらゆる小物にどこか温かさを感じるようだ。
今期唯一、ていうか久しぶりに全話見たドラマ"Woman"。とーてもよかった。
— あんまる (@annaki_n) September 11, 2013
いろんな人に見てほしい、母娘うまくいってない人には特に笑。終始重たいから見ててスッキリはしないけど色々と、特に家族については考えさせられました。音楽・演出・脚本も何もかも素晴らしいドラマ。
こちらも最終回直後のツイート。素晴らしいドラマと絶賛。色んな人にとって見る価値のある、共感や考えさせられる事に溢れた作品ということだろう。
Womanのドラマあらすじネタバレまとめ
Womanのドラマあらすじネタバレと泣けるセリフまとめはいかがだっただろうか。現代社会を家族の日常を通して鋭く描いたドラマWomanは、あらゆる人の心に残ったことだろう。そして、その時々で感じることも変わっていくかもしれない。今後見てみてはいかかだろうか。