高嶺の花の視聴率一覧と感想まとめ！低視聴率の理由・原因は石原さとみ？

ドラマ「高嶺の花」は2018年夏放送のドラマで、「9時から5時まで」や「アンナチュラル」「失恋ショコラティエ」などで高い視聴率を誇った石原さとみが主演の恋愛ドラマです。家柄もよく、美しさも財力もある和服の天才華道家、そんな完璧な女性を石原さとみが演じ、放送前から高い視聴率を期待されました。恋の相手として登場するのが、パンクロックバンド銀杏BOYZの峯田和伸が演じる風間直人です。

かっこよくもない、金もない、なにもない普通の平凡な自転車屋の店長が、まさに高嶺の花な石原さとみとどんな恋をするのか、視聴率や感想が気になるところです。また、高嶺の花の脚本は人気脚本家の野島伸司で、「101回目のプロポーズ」「未成年」「高校教師」など高い視聴率のドラマをうみだしています。視聴率を稼ぐ野島脚本ということで、その視聴率もかなり期待される作品でした。

高嶺の花の主題歌は1950年代のロックンロール・ミュージック創始者の1人、「キング・オブ・ロックンロール」「キング」の異名を持つエルヴィス・プレスリーの歌う「Love Me Tender」です。誰もが知るラブソングの名曲が、ドラマを盛り上げ、視聴率にも貢献したようです。今回は石原さとみ主演の高嶺の花のあらすじや、高嶺の花の視聴率、高嶺の花の視聴者の感想などを徹底調査いたします。

高嶺の花の主役、華道の名門・月島流本家の長女月島ももを石原さとみが演じています。石原さとみは2003年放送のNHKの朝の連続テレビ小説「てるてる家族」でヒロイン役を務め、2005年のNHK大河ドラマ「義経」では静御前を演じ注目されました。

「世界で最も美しい顔100人」にもエントリーされたことのある石原さとみは、2018年のドラマ「アンナチュラル」で主演女優賞を獲得しました。視聴率は低迷したものの評判は上場の「失恋ショコラティエ」や、高い視聴率を誇った「アンナチュラル」などの作品に出演しています。

高嶺の花の恋の相手、優しくていい人だけど何の取り柄もない、お金もない、平凡な自転車屋の店長・風間直人を峯田和伸（みねたかずのぶ）が演じています。パンクロックバンドの「銀杏BOYZ」でボーカル・ギターを担当する峯田和伸は、ミュージシャン以外にも俳優として活躍しています。

石原さとみの相手役となる峯田和伸は、2003年の映画「アイデン&ティティ」、2010年の映画「ボーイズ・オン・ザ・ラン」で主演を務め、視聴率の高かった2017年のNHKの朝の連続テレビ小説「ひよっこ」でもヒロインの叔父の役で人気となりました。2019年のNHK大河ドラマ「いだてん～東京オリムピック噺～」にも出演が決定しています。

高嶺の花の主人公・石原さとみ演じる月島ももの異母妹、月島流の次女である月島ななを演じるのは芳根京子です。お家騒動に巻き込まれ、姉の立場を追い詰めていくことになります。芳根京子(よしねきょうこ)は、2015年のドラマ「探偵の探偵」や、2017年の「小さな巨人」、2018年のドラマ「イノセント・デイズ」に出演し、2016年はNHKの朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」でヒロインに抜擢されました。

映画でも活躍しており、2017年公開の「心が叫びたがってるんだ。」や2018年公開映画「累-かさね-」や「散り椿」にも出演し、2019年は「今日も嫌がらせ弁当」の出演が予定されています。

高嶺の花に登場する、月島流家元の妻であり、石原さとみ演じる月島もものの継母・月島ルリ子を戸田菜穂(とだなほ)が演じています。実の娘のななを次の家元に据えるために策略を練ります。戸田菜穂は2018年の石原さとみ主演の「アンナチュラル」でも共演し、視聴率に貢献しました。

2015年のドラマ「結婚式の前日に」や2018年NHK大河ドラマ「西郷どん」にも出演しています。映画俳優としても活躍しており、「ダーリンは外国人」や2011年公開の「GANTZ」、2017年の「ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女」などに出演しています。

高嶺の花に登場する月島流家元で、石原さとみ演じる月島ももとななの父親月島市松を小日向文世(こひなたふみよ)が演じています。小日向文世は2016年NHK大河ドラマ「真田丸」や2016年から続いた天才バカボンリーズ、「グ・ラ・メ!～総理の料理番～」や、ドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」など数々のドラマに出演しています。

高嶺の花で石原さとみ演じる月島ももの父親役・小日向文世は、映画では2015年公開「予告犯」や2017年「ミックス。」、人気少年漫画の実写化作品「鋼の錬金術師」の他、2019年は「かぞくわり」の出演を予定しています。

高嶺の花の月島家のお抱え運転手でありもものお目付け役の高井雄一を升毅(ますたけし)が演じています。実は石原さとみが演じている月島もものの実の父親という設定でもあります。升毅は2014年NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」や高い視聴率の2015年のNHKの朝の連続テレビ小説「あさが来た」、2016年放送の「民王」や2017年のドラマ「アシガール」、2018年のドラマ「FINAL CUT」などの出演しています。

高嶺の花に登場するクールでイケメンな華道家宇都宮龍一を千葉雄大(ちばゆうだい)が演じています。新興流派「宇都宮龍彗会」を率いる華道家として登場します。千葉雄大の主な出演作品は「兄に愛されすぎて困ってます」や「黒崎くんの言いなりになんてならない」「もみ消して冬～わが家の問題なかったことに～」などの他、2017年NHKの朝の連続テレビ小説「わろてんか」でも視聴率に貢献しています。

高嶺の花で石原さとみが演じる月島ももの元婚約者として登場するのが吉池拓真(よしいけたくま)で、三浦貴大が演じています。三浦貴大の主な出演作は「探偵の探偵」「リバース」「正義のセ」などのドラマがあり、映画では「進撃の巨人」「シン・ゴジラ」「世界は今日から君のもの」「3D彼女 リアルガール」などがあります。

高嶺の花で吉池の妻になる女性・吉池真由美を西原亜希(にしはらあき)が担当しています。西原亜希の主な出演作はドラマでは「探偵の探偵」「未解決の女 警視庁文書捜査官」「残念な夫。」があり、2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」にも出演してでも視聴率に貢献しています。映画では「世界の中心で、愛を叫ぶ」や「るろうに剣心」「花より男子FINAL」に出演しています。

高嶺の花でスナック喫茶「ボンソワール」のママとして登場するのが今村佳代子です。その役を担当する笛木優子(ふえきゆうこ)は、2014年NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で、高嶺の花運転手役の升毅と共演、「残念な夫。」では西原亜希と共演しています。他の出演作に「ドクターカー」「あなたには帰る家がある」「メディカルチーム・レディ・ダヴィンチの診断」などがあります。

高嶺の花でスナック喫茶のママ・佳代子の娘として登場するのが田畑志真(たばたしま)演じる今村芽衣です。田畑志真の主な出演作に「IQ246～華麗なる事件簿～」や「モンテ・クリスト伯－華麗なる復讐－」があります。

高嶺の花で直人の同級生でありタクシー運転手として登場するのが袴田吉彦(はかまだよしひこ)演じる田村幸平です。実はスナック喫茶のママ・佳代子とは元夫婦という設定です。袴田吉彦の主な出演作は「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」や「今からあなたを脅迫します」「コンフィデンスマンJP」などがあります。

高嶺の花で田村幸平とおなじく直人の同級生として登場する肉屋の店長・原田太郎を吉田ウーロン太(よしだうーろんた)が演じています。吉田ウーロン太の主な出演作は「きみはペット」、映画「エイトレンジャー」「劇場版 SPEC～結～」「虎陰」「シン・ゴジラ」などがあり、2018年のドラマ「アンナチュラル」では石原さとみと共演しています。

高嶺の花に登場する女子高生で肉屋の娘・原田秋保を高橋ひかる(たかはしひかる)が演じています。コミュ障気味でコスプレが大好きな少女で、ももと直人の二人の橋渡しをします。高橋ひかるは2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で西原亜希と共演しています。近年は2016年公開の映画「人生の約束」や2018年はドラマ「パフェちっく！」に出演し、視聴率を稼ぎました。

高嶺の花に登場する、月島ももの親友であり脳外科医として登場するのが香里奈(かりな)演じる新庄千秋です。香里奈の主な出演作は視聴率の高いドラマ「フリーター、家を買う。」「結婚式の前日に」「嫌われる勇気」の他、映画では「海猿 ウミザル」「パレード」「あしたのジョー」「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE」「ガール」などがあります。

石原さとみが主演を務める高嶺の花1話のサブタイトルは「天才華道家と町の自転車屋がまさかの運命の恋に落ちる!?野島伸司脚本怒涛の純愛エンタテインメント」で、高嶺の花初回視聴率は11.1%のスタートでした。華道の名家・月島流本家の長女・月島もも（石原さとみ）は、美貌に知性、華道の才能にと全てにおいて恵まれている女性です。

しかし半年前、婚約者が二股をかけて相手を妊娠させてしまったことから婚約がなかったことになり、元婚約者に執拗に迫ってしまいます。ついに接近禁止令が出されてしまい、それでもあきらめなかったももは警察に捕まってしまうのです。ある日、乗っていた自転車を壊してしまい、商店街の自転車屋に修理を依頼します。

ももの上から目線の高飛車な態度にも気を悪くせず、自転車店の店長の直人（峯田和伸）は着替えを用意したり、汚れた足を洗うためのバケツを用意してくれたりと、優しく接し、自転車を預かります。後日ももが自転車を受け取りに店に行くと、直人はお見合い中で、ももは直人が商店街をはじめ周囲の皆に好かれて大切にされていることを知ります。
 

ももと直人は飲みに行き、直人はももがキャバクラで働いているものと勘違いしてしまいます。お見合いで失敗した直人にももは他人の話と偽って自分の身の上話をし、直人に「いい女だ」と言われてももは涙ぐみ、直人と遊んで一晩過ごします。
千葉雄大演じる宇都宮龍一は、華道の新興流派の名手で、月島流との共存のために月島の娘との結婚を希望していました。

石原さとみが主役の高嶺の花2話サブタイトルは「早くも交際宣言!? 天才華道家キャバクラ嬢に化け自転車屋に迫る!怒濤の純愛ついに動き出す」で、高嶺の花第2話視聴率は高嶺の花初回視聴率11.1%から少しダウンして視聴率9.6%でした。視聴率9.6%だった2話では、月島流の行事で見事実力を発揮したももに、龍一が目をつけ、ももの父である市松（小日向文世）に交際を希望します。

しかし、龍一はももだけでなく、妹のなな（芳根京子）や、継母であるルリ子（戸田菜穂）にも接触し、怪しげな動きを見せます。ももがキャバクラ嬢と勘違いしていた直人は、友人たちに囃し立てられて、ももに電話し、話の流れで、ももの店に行くことになってしまいます。運転手でお目付役の高井（升毅）に「社会見学」だと制止を振り切り、キャバクラの面接を受け、働きだすももでした。

ある日、ももの元婚約者の吉池から突然会いたいと連絡が来ます。スナック喫茶「ボンソワール」で、妻を愛していないのでももとよりを戻したいと懇願され、ももは動揺しながらも断ります。店を去った後、そのまま風間自転車店に行ったももは、直人のとりまきの前で「わたしたち付き合うことになった」と勝手に作り話をしてしまうのです。驚いて制止する直人でしたが、ももは強引に付き合うことを押し切るのでした。

石原さとみ主演の高嶺の花3話のサブタイトルは「今夜、美女が哀しい野獣に優しいキス…怒涛の展開結婚破談は誰かの策略 姉妹を引き裂く男も」です。高嶺の花第3話視聴率は8.2%で、高嶺の花第2話の9.6%よりさらに下がりました。視聴率8.2%だった第3話、未だ失恋の痛みから立ち直れないももに、直人は「元カレとの思い出を好きなだけ語ってすっきりしてみては」と提案します。

親切で言った提案なのに、ももはブチ切れで帰ってしまいました。それを知った秋保（髙橋ひかる)は、それはももが直人に気持ちがあるから怒ったのでは?と話します。一方、ももは雑誌の取材中に龍一に突撃されます。龍一の策略とも知らず、付き添いのななの制止も聞かずに、連絡先を交換してしまうのでした。その日の夜、元婚約者の吉池がもものもとにやってきます。

吉池は妻の真由美（西原亜希）が月島流の免状を隠し持っていたことから、自分のたちの結婚が破断になったのは何か裏があるのではないかと相談するのです。龍一はももをデートに誘ったのですが、待ち合わせにやってきたのはななでした。家元と結婚する、という龍一の言葉に、ななは自分が家元になることを決意します。

植物園で直人とももはデートします。自分の過去を語り涙した直人に、ももはキスします。この石原さとみのキスシーンについて、石原さとみファンたちの怒りのコメントがネットの感想で見られました。

石原さとみが主役のももを演じる高嶺の花4話のサブタイトルは「ついにももの正体が…キャバクラ嬢は天才華道家!?本物のキス! 妹からの宣戦布告! 怒濤の展開今夜激震」です。高嶺の花第4話視聴率は9.2%で、高嶺の花第3話視聴率の8.2%より、視聴率1.1%増となりました。ももにキスされた直人は挙動不審で、そんな直人をももは囃し立てます。

隆一と結婚したいななは、家元にチャンスがほしいと言い、家元もななの気持ちを受け入れます。ななは長年ももに対して抱いてきたコンプレックスをぶつけるようになります。吉池は妻に月島流の免許を突きつけ、本当のことを言うように要求します。本部からの指示でももと吉池の縁談を邪魔したとわかりました。そのころ、ももは店の入り口で直人に二度目のキスをします。

その後直人は、偶然、華道家「月島もも」の特集を組まれた雑誌を目にして、ももがキャパ嬢ではなく華道家で本物の高嶺の花だったことを知るのでした。
ももは直人の部屋に行き、「あなたの最初で最後の女」になるといい、2人は夜を過ごします。第4話の感想では、石原さとみが攻めすぎている、石原さとみのキスに悶絶するなどの感想が見られました。

石原さとみが主役を演じる高嶺の花5話のサブタイトルは「道の名家に招かれて…まさかの結婚宣言! 破門! 襲われる父!明かされる母の死の真相、秘めた想い…」で、高嶺の花第5話視聴率は、高嶺の花第4話視聴率9.2%から再び下がり、高嶺の花第5話視聴率は8.2%でした。前回より視聴率が1.0%減になっています。

前回から視聴率1.0ポイント下がった第5話は、恋人同士になったももと直人、ももは直人を家族に紹介し、家元を妹に継がせたいと言います。市松はそんなももに反対します。直人は月島家の運転手の高井から、手切れ金とともにももと別れてほしいと言い、それを聞いていた秋保に高井は追いかけされます。

ある日、自分が家元にはめられたことを知った吉池は、市松を襲撃してケガを負わせ逃亡します。家元から、なぜももに家元を継がせたいのか、ももの死んだ母の意志を告げ、そんなももの前に吉池が現れて復縁を迫りました。翌朝、直人はももに、風間家代々の指輪をももに渡します。

石原さとみが主人公月島ももを演じる高嶺の花6話のサブタイトルは「第一章今夜、最終回! 結婚式で実行される驚くべき計画…衝撃的な結末! その時、二人は…!?」です。視聴率は前回の高嶺の花第5話視聴率8.2%からさらに下がって最低視聴率7.8%となりました。前回の高嶺の花第6話の展開が影響しているのか、視聴率0.5%減です。

前回から視聴率0.4ポイントダウンして自己最低視聴率となった第6話はももと直人の結婚式とそのトラブルです。ももはななに逃亡中の吉池を匿っていることを知られます。
ももと直人の結婚式当日、誓いのキスの場に吉池が現れ、ドラマのようにももを連れ去ってしまいます。直人はなぜか笑っていました。

石原さとみ主演の高嶺の花7話のサブタイトルは「第二章新しい出会い、壊れる妹…二人は再びめぐり逢えるか? 愛と哀しみの新ステージ始まる」で、前回最低視聴率を更新した高嶺の花第6話7.8%から大幅に回復し、視聴率は9.9%で、高嶺の花第6話の7.8%より2.1%増です。高嶺の花第1話視聴率11.1%に次ぐ、2番目に高い視聴率です。

第6話の視聴率から2.1ポイントの視聴率大幅アップとなった第7話は、結婚式の際、ももが連れていかれても笑っていた直人の真意が明らかになります。ももは自分の華道のため、罪悪感を背負うことが必要と考えていました。直人を傷つけた罪悪感で華道に挑むつもりだったももですが、最後に見た直人の笑顔が頭をよぎります。商店街のみんなは直人のことを思いももを怒りますが、直人はもものことを怒っていませんでした。

直人は図書館である女性・千秋と出会います。千秋と一緒にいるときに、直人と縁があり旅を続けている少年・宗太から電話があり、一緒にいる坂東が倒れたと聞きます。千秋の車で山梨まで二人を助けに行きます。一方ななは、龍一のホテルを尋ねると、そこで龍一と自分の母・ルリ子の密会を見てしまいます。ショックをうけたななは行方をくらまします。

龍一がななとルリ子に接触したのは、家元との密約のためだったのです。ももは直人に指輪を返しに行きます。直人は「ももは高嶺の花だから、綺麗に咲いてくれるだけで、生きててくれるだけでいい」ともものことを思う気持ちに、ももは涙するのでした。

石原さとみが主役のももを演じる高嶺の花8話のサブタイトルは「ついに姉妹対決! 恋を捨てた姉VS憎む妹…まさかの結末! 男は壊れていく愛しい女を救えるか」です。高嶺の花第8話視聴率は前回高嶺の花第7話の視聴率9.9%より少し下がって9.3%です。しかし高嶺の花第6話の最低視聴率以降は、少しずつ視聴率を上げてきています。

前回の視聴率から0.6ポイントのダウンとなった第8話は、ももは神宮流の次期家元候補である兵馬（大貫勇輔）の生け花に心とらわれ、交流を深めていきます。兵馬はももに足りないものを見定め、的確にアドバイスします。「俎上」の日、ももとななの二人の技量を見定め、どちらが次の家元にふさわしいのかを決めることなりました。

生け花の最中、ななは龍一、ももは直人を思います。出来上がった作品はどちらも対照的でそれぞれ魅力にあふれ、両者の投票は同数、最後の一票を市松はななに投票しました。壊れていくももは兵馬に抱かれようとし、その直前で気を失ったももを直人が救い出します。この第8話ではラストの直人の言動に泣いたという感想が多く見られました。視聴率ダウンではありましたが、泣ける8話だったようです。

石原さとみが主人公月島ももを演じる高嶺の花9話のサブタイトルは「最終回直前! 愛と哀しみ、嘘と裏切りが激動する!出生の秘密、恋の裏側頂上決戦…残り2回を見逃すな」です。最終回直前ということで、気になる高嶺の花第9話の視聴率は、前回の高嶺の花第8話の視聴率9.3%より、さらに0.6%増え、視聴率9.9%となりました。

最終回直前の第9話は8話から視聴率0.6ポイントアップでした。視聴率もあと0.1で二桁です。最終回の視聴率も二桁をキープできるのか、ネットでも感想サイトでその視聴率の行く末がささやかれていました。ななは「俎上」で自分の作品に市松が投票した理由が納得できませんでした。姉の作品のほうが自分より優れていると思ったからです。なやんだ奈々は、市松に理由を問います。

その問いに市松は、ももが自分の本当の娘ではないからだと真実を語りました。一方、京都神宮流の次期家元を決める「俎上」が開かれました。龍一と兵馬の一騎打ちですが、龍一は策を練っており、投票する理事の半数を抱き込んでいました。龍一が今まで市松の指示で動いてきたのは、市松の協力により票の取り込みが必要だったためでした。

しかし、その投票の場で、市松のかわりにももとななが出席します。龍一は焦ります。ななが自分を恨んで兵馬に投票したら、自分のこれまでの目標がだめになってしまうからです。龍一はずっと兵馬に買って神宮流の家元になることだけを目標に生きてきたのでした。結果、「俎上」は兵馬の圧勝でした。龍一の策略は効果がなかったのです。

ももは自分の出生についての真実を市松から聞きます。ももはキャバ嬢になり荒れていると直人がその場にかけつけます。高井がやってきてももに、自分が父親だと名乗りでるのですが、自分が不倫の末の子どもと知ったももは激高します。図書館で出会った千秋は直人と距離を詰めていきます。直人に下着姿で迫る千秋を、ももは盗聴していました。

石原さとみが主役を演じる高嶺の花最終回のサブタイトルは「今夜すべての哀しみと嘘と裏切りが愛に変わる…最後の一瞬まで衝撃&怒涛のラブストーリー涙の完結」です。人気女優の石原さとみが演じる月島ももの恋の行方を視聴者が期待した結果の視聴率でした。

人気女優・石原さとみ、脚本の野島伸司で話題の高嶺の花最終回ということで、第6話以降伸ばしてきた高嶺の花視聴率一覧は、1つ前の高嶺の花第9話では視聴率9.9%、高嶺の花最終回では視聴率11.4%と、高嶺の花の視聴率の中でも自己最高視聴率となりました。自己最高視聴率を獲得した最終回、直人は千秋に下着姿で迫られても屈しませんでした。もものことが心にあったからです。

龍一と生きていく決意を、ななは市松に話し、市松はななを破門します。ももはななを説得しようとしますが、ななの決意は固く耳を貸しませんでした。市松は龍一に、ももとの縁談を提案しますが、龍一はななの前からも姿を消してしまいます。ななが破門されたことで、ももが時期家元に指定されました。

ももは直人と会い、自分が時期家元になったことと、別れを告げます。直人にすがられても、ももはすげなく振ってしまいます。傷心の直人は、友人たちと高嶺の花を摘みに山梨まで足を運びます。ある日、ななは自宅の前で高嶺の花を一輪見つけます。「私はお花」だと、ななと抱き合いました。そして、ももは実の父・高井の生き方を許すと告げます。

ももは新流派を作るために「俎上」の場にいました。私はお花と、ももは気持ちを込めます。自分は花、太陽の方を向いて、愛を求める、そして「お慕い申し上げております」と頭を下げ、微笑みました。立ち会った兵馬も市松も、その作品の出来を評価しました。

ななは田舎の牧場で龍一と再会し、愛を誓います。そして帰宅した直人のもとにも、ももが「不束者ですが末永くよろしくお願いします」と待っていました。その後ももは、直人の自転車店のある商店街でみんなに見守られながら生け花教室を営むことにします。

高嶺の花の視聴率は第1話が11.1%と二桁でしたが、その後2話～9話までが7.8%～9.9%と視聴率は1桁推移でした。

最終回視聴率で11.4%の2桁の視聴率となり、最高視聴率となりました。さすが人気女優石原さとみと名脚本家野島伸二というところでしょうか。ドラマチックなストーリー展開が多い野島脚本ということで、最終回を気にした視聴者によって視聴率が上がったのかもしれません。

視聴率がいまいち奮わなかった高嶺の花ですが、その理由は放送された2018年7月スタートのドラマで、「刑事7人-4」「ハゲタカ」「遺留捜査5」「義母と娘のブルース」「絶対零度3」など、話題作や人気ドラマ、高視聴率の刑事ドラマが多く並んでいたことも原因かもしれません。「義母と母のブルース」は特に高い視聴率で、平均視聴率は14.2％、最高視聴率は19.2%のこのシーズン最大の視聴率をたたき出しました。

高嶺の花、後半の展開にはついていけなかったけれど、続きが気になって見てしまったという視聴者の感想です。「面白かったようなそうでないような」という感想が、視聴率に影響していたのかもしれません。

高嶺の花、後半の怒涛の展開がよかったという感想です。最終回のハッピーエンドをみたい視聴者によって視聴率も上がったようです。

高嶺の花最終回の演出に称賛の感想です。石原さとみのしっとりしながらも可愛さが光る演技にも注目という感想です。高嶺の花最終回の視聴率は自己最高視聴率となりました。

高嶺の花の複雑な人間関係ながら、きれいにハッピーエンドで心地よかったという最終回への感想です。

ドラマ「高嶺の花」のあらすじやキャスト・感想を、視聴率一覧と合わせてご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか？視聴率は奮いませんでしたが、石原さとみの可愛さと同居するしっとりした美しさが素敵という感想も多く見られました。石原さとみの次回作に期待の声も高いです。