2018年11月19日公開
2018年11月19日更新
夜行観覧車のドラマをネタバレ紹介!あらすじや最終回の結末は?【湊かなえ原作】
たくさんのヒット作を生み出す大人気作家、湊かなえさん原作の大人気ドラマ「夜行観覧車」のあらすじを最終回までネタバレしていきます。ドラマ「夜行観覧車」の結末は覚えていますか?最終回を忘れている方も、「夜行観覧車」を見たことない方でも十分に楽しめるまとめになっています。キャストは誰が出ていたっけ?などという疑問も解決!あの若手大人気俳優中川大志さんも出演していたドラマ「夜行観覧車」について深堀していきます。ネタバレがありますのでご注意!
目次
夜行観覧車のあらすじが気になる!
2013年冬にTBSで放送されていたミステリードラマ「夜行観覧車」の結末を覚えていますか?そんな気になる「夜行観覧車」のあらすじを最終回の結末までネタバレ紹介していきます。最終回では衝撃的な結末を迎える「夜行観覧車」は一体どんなストーリーなのでしょうか。
夜行観覧車のドラマ基本情報を紹介!原作小説は?
ドラマ「夜行観覧車」の原作は、数々のヒットミステリードラマを生み出す湊かなえさんが原作です。本作『夜行観覧車』は、『小説推理』に連載されていたものを単行本化にし話題を読みました。この物語は、高級住宅街ひばりヶ丘を舞台に繰り広げられるヒューマンミステリー小説です。そのひばりヶ丘に引っ越してきた遠藤家と、結末に向かいもともとひばりヶ丘に住んでいた高橋家を軸にストーリーは展開されます。
夜行観覧車の相関図とドラマキャストを紹介!
夜行観覧車の相関図
ドラマ「夜行観覧車」の相関図は上記のようになります。主に遠藤家、高橋家、小島家、刑事の4つに分類でき、ある一つの事件を巡り物語は進んでいきます。最終回での結末ではこの相関図には見えない関係図が浮き彫りになってきますので、最終回の結末まで目が離せません。
ドラマ「夜行観覧車」キャスト①鈴木京香/遠藤真弓
遠藤真弓を演じたのは、女優の鈴木京香さんです。鈴木京香さんは、1968年5月31日生まれ宮城県仙台市出身、有限会社Vanda所属です。代表作は、『華麗なる一族』『君の名は』『夜行観覧車』などがあります。東北学院大学経済学部商学科在学中にモデル活動を開始し、映画 『愛と平成の色男』で女優デビューを果たしました。
ドラマ「夜行観覧車」キャスト②宮迫博之/遠藤啓介
遠藤家の大黒柱である遠藤啓介を演じたのは、お笑い芸人の宮迫博之さんです。ヤマベ工務店に勤務し、営業部第一課所属です。宮迫さんは、1970年3月31日生まれの大阪府大阪市出身です。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑いコンビ雨上がり決死隊のボケ担当です。お笑い芸人ながら俳優としても活躍しており、代表作にはドラマ「アットホーム・ダッド」「僕のヤバい妻」などがあります。
ドラマ「夜行観覧車」キャスト③杉咲花/遠藤彩花
遠藤家の一人娘である遠藤彩花を演じたのは、女優の杉咲花さんです。清修学院中等部の中学受験に失敗し、公立の浦浜中学に進学することになります。杉咲さんは、1997年10月2日生まれの東京都出身です。子役として活躍していた女優の杉咲さんの代表作は、ドラマ「MOZU」「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」などがあります。また、声優としても才能があり劇場アニメ「メアリと魔女の花」では主演を演じました。
ドラマ「夜行観覧車」キャスト④石田ゆり子/高橋淳子
ひばりヶ丘にの住人高橋淳子を演じたのは、女優の石田ゆり子さんです。淳子は、弘幸の2番目の妻であり、高橋家の長男良幸と血が繋がっていません。石田さんは、1969年10月3日生まれの東京都出身です。妹には女優の石田ゆかりさんがいます。代表作は、「101回目のプロポーズ」「プライド」「逃げるは恥だが役に立つ」があります。エッセイストとしても活躍しており、最近だと『Lily ―日々のカケラ―』を執筆しています。
ドラマ「夜行観覧車」キャスト⑤安田章大/高橋良幸
高橋家の長男高橋良幸を演じたのは、アイドルグループ関ジャニ∞の安田章大さんです。良幸は、弘幸の前妻の子です。安田さんは、1984年9月11日生まれの兵庫県尼崎市出身です。ジャニーズ事務所に所属しており、関ジャニ∞のギターとして活躍しています。アイドル活動以外に、俳優としても活躍しており代表作にはドラマ「七人のサムライ J家の反乱」、映画「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」などがあります。
ドラマ「夜行観覧車」キャスト⑥中川大志/高橋慎司
高橋家の次男高橋慎司を演じたのは、中川大志さんです。慎司は彩花と同級生で、清修学院中等部には無事合格し通い始めます。中川さんは、1998年6月14日生まれの東京都出身です。幼いながら端正な顔立ちで俳優デビューをし、成人した現在は段々と活躍の場を広げています。代表作にはドラマ「家政婦のミタ」「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」映画「虹色デイズ」などがあります。
夜行観覧車のあらすじをネタバレ!
ドラマ第1話「夜行観覧車」のあらすじネタバレ①高級住宅街の殺人! 渦巻く悪意…家族崩壊
物語の冒頭、2013年1月22日の夜高橋家で淳子は悲鳴を上げていました。ここから4年前、街のシンボルになる予定の観覧車を建設時、高橋家が住むひばりヶ丘に遠藤一家が引っ越してきました。ひばりヶ丘は高級住宅街。啓介は普通のサラリーマンでしたが無理をしてひばりヶ丘に家を建てたのでした。そんな遠藤家の向かいに建つ一軒家に高橋家はありました。淳子と慎司は越てきた遠藤家と挨拶を交わしお互いに好印象を抱きました。
引越のゴミを一気にゴミステーションに出してしまった遠藤家は、婦人会の小島に目を付けられてしまい、近所からは嫌がらせが始まります。小島はひばりヶ丘に古くから住んでいたためプライドが高いおばさんでした。そんな真弓を見かねた淳子は真弓に付き添い小島へ挨拶に。そのため大ごとにはならずに済みましたが印象は悪いまま。そんな時、ひばりヶ丘ではバザーが開催されることになりました。
ひばりヶ丘のバザーは高級品ばかり…。真弓は夫の会社のタオルやらを出そうとしましたが、その場違いさに気が付き彩花に捨てるよう言いました。すると淳子がやってきて、淳子は自分が持っていたバザーに出す品を真弓に渡してくれたのです。ですが、彩花が捨てたバザーの品をゴミを漁った小島にバレてしまい、ひばりヶ丘の品格を落とす住人だと、一層目を付けられてしまうことになったのでした。
ドラマ第1話「夜行観覧車」のあらすじネタバレ②高級住宅街の殺人! 渦巻く悪意…家族崩壊
ある日、彩花は小島に誘われ毎年恒例だという音楽会に誘われました。「音楽を聴きにいらっしゃい」と言われたので、気軽に足を運びました。ですが、その音楽会は子供たちが順番に演奏をするといった形式の音楽会だったのです。楽器の弾けない彩花は恥をかかされたのです。彩花は不機嫌になり真弓を無視しますが、小島がやってきて「ピアノを習ったことないなんて冗談だと思った」と皮肉を言われてしまいました。
そこに淳子が助け船をだし、彩花に簡単なピアノを教えた数分後、淳子との連弾でピアノを弾くことができたのです。お礼がしたいと真弓が淳子に申し出ると「カップラーメンが食べたい」そう言うので、自宅に招きカップラーメンをご馳走しました。淳子は幼少期は貧しい思いをしていましたが、開業医の夫弘幸と結婚してからはセレブに見られていたのです。2人はこの件をきっかけに仲良くなりました。
高橋家はみんな揃って気さくで感じのいい人たちでした。ほっとしていた真弓。同い年の彩花と慎司が同じ中学を受験することになり、合格発表の日は一緒に結果を見に行きました。慎司は合格、一方彩花の番号はありませんでした。言葉を失う真弓と彩花に戸惑う淳子と慎司…。
ドラマ第2話「夜行観覧車」のあらすじネタバレ”美しい街に隠された秘密…謎の失踪”
再び事件当日の2013年。高橋家では刑事による事情聴取が行われていました。弘幸が何者かに撲殺されたのです。自宅にいたのは弘幸と淳子、そして慎司でした。姉の比奈子は友達の家に泊まりに行っていました。兄は京都大学在学中の為京都に。そして、さかのぼり2009年。彩花は受験に失敗し公立中学に通うことになりました。一方、仕事で高橋家の壁紙を張り替えていた啓介は独立の話になります。
一方、真弓は小島の息子の結婚お披露目会をやると招待されます。会費は10万。服装は自由と言われますが、当日は真弓以外皆和服でした。「教えあげればよかった」と落ち込む淳子と話す真弓でしたが、受験に合格し私立中に通う慎司が成績が悪くて落ち込んでいるという話になりました。再び2014年。慎司は行方不明でした。刑事はコンビニの監視カメラで慎司を確認し疑われることになってしまいました。
再び2009年。清修学院のバスケ部でかっこいいと話題になっている慎司。試合を見に来ていた彩花に話かける慎司でした。志保が「知りあい?」と聞くと恥ずかしかった彩花は否定します。これがキッカケで志保からいじめを受ける日々が始まるのです。色々な事が重なり両親に反抗するようになった彩花。再び2014年。倒れた淳子が入院する病院へ高橋家の親戚が訪れますが、病室から淳子がいなくなっていました。
ドラマ第3話「夜行観覧車」のあらすじネタバレ①狂い始める家族の歯車…逃亡する母子
再び2014年。事件当日の朝の事、比奈子が食卓で「昨日また彩花ちゃんがうるさかった」と零すのです。彩花は家庭内で暴力や暴言をふるっていてそれが近所には丸聞こえだったのです。比奈子は慎司の内部入試が明日に迫る中、勉強の邪魔にならないようと友人宅へ帰ると言います一方、遠藤家では自治会費が高いと嘆く啓介。そこに再び怒鳴りわめく彩花でした。
彩花が学校へいくと、志保が彩花に「あんたが慎司君呼び出しなよ」と命令します。ですが、その日の試合に出なかった慎司。慎司を見かけた彩花は慎司を追います。なぜ試合に出なかったのなど聞く彩花でしたが、2人はそこで言い合いになってしまいました。その日の夜、夕食を食べる真弓と彩花でしたが、テレビには慎司が似てると言われる高木が出演していました。頭の良い学校へ通う高木を褒める真弓にヒステリックになる彩花。
彩花のわめき声は毎晩近所に聞こえていました。小島はお裾分けと称し遠藤家へ様子を見に来ました。誤魔化す真弓に嫌味を言い去っていきます。事件発生時、真弓がゴミを捨てに外へ出ると悲鳴や叫び声が聞こえてきました。「あれの声は慎司だよ」そう言う彩花にびっくりする真弓。その後、彩花は真弓に買い物を頼みます、コンビニへ向かった真弓は慎司と遭遇しました。真弓は支払いに困っていた慎司に1万円を貸しました。
ドラマ第3話「夜行観覧車」のあらすじネタバレ②狂い始める家族の歯車…逃亡する母子
真弓が帰宅すると、高橋家の前にはパトカーなどが止まっており騒ぎになっていたのです。翌日、真弓の元へ刑事が事情聴取に来ました。昨夜のことを話しますが、肝心の叫び声や悲鳴の事には触れませでした。夫啓介が弘幸から1000万借りているという事実を聞いた真弓はびっくりします。事件後に高橋家から啓介が出てきたのを見たという小島。一方、淳子とアポを取った後の啓介の元に警察がやってきました。
ドラマ第4話「夜行観覧車」のあらすじネタバレ①夫の秘密と嘘…兄妹たちの残酷な現実
啓介の元に事情聴取をしにやってきた刑事たち。啓介の身辺を探る刑事でしたが、何とか昨夜のことを隠した啓介。比奈子は、淳子の妹に招かれ話をします。事件のことを深くきいてくる妹にイラついた比奈子は怒ります。その日、お金のことを聞きたい真弓は啓介の会社へ向かいますが啓介は不在でした。ですがその帰り、淳子を目撃します。その隣には啓介がいました。その日、啓介は帰って来ませんでした。
一方、真弓の元に再び刑事がやってきました。刑事の結城と真弓は大学時代の同級生でした。2人は昔話に花を咲かせます。一方、比奈子は淳子の妹の家へ居候することになります。事件についてネット検索すると、事件の概要や写真などが既にでていたのです。比奈子は事件当日の朝の事を思い出します。弘幸に学校まで送ってもらい会話をしていました。翌日、学校では担任らがサポートをするといった話を比奈子にします。
その日の夕方、彩花は比奈子を呼び出します。あの事件の当日にあった悲鳴や叫び声のことを話しました。4年前とは変わって険悪な雰囲気の2人。比奈子は兄の居る京都へ向かいます。その日の夜、ヒステリックになった彩花はどこかへ行ってしまいました。そして帰ってきた啓介にお金のことを問いただす真弓。あの日の夜のことも話しますが、啓介は否定します。そして、家から出てきたのは自分ではなく小島だと話すのでした。
ドラマ第5話「夜行観覧車」のあらすじネタバレ”加速する悪意…暴走する娘と母の叫び”
事件から2日後、小島は警察に遠藤啓介が高橋家から出てきたのを目撃したと話します。小島の話だと、悲鳴を聞きつけ高橋家に様子を見に来たが、誰も応じず、その後も高橋家を見張っていたら啓介が訪れたというのです。一方京都へ着いた比奈子は兄を引き戻そうとしますが混乱した良幸は逃亡します。その頃彩花は慎司にメールを打っている所を志保に見つかりいびられます。そして母がパートをしている店で万引きを強要されました。
万引きに失敗するも彩花の様子を不審に思った真弓は彩花を心配し始めます。彩花に万引きのことを問いただすもはぐらかされる真弓。彩花が最近学校を早退していることなどを聞くと、彩花はヒステリックになってしまいました。一方、良幸はインターネットで父親の弘幸が何者かに撲殺されたことを知ります。そして、慎司から悲痛なメッセージが届きました。真弓の携帯には淳子から「会いたい」と連絡が入ります。
ドラマ第6話「夜行観覧車」のあらすじネタバレ①悲しい罪の告白…ついに、犯人逮捕!?
淳子から真弓が外へ出ると、高橋家には誹謗中傷のビラが沢山貼られていました。構わず淳子の元へ行くと、淳子は「真弓を裏切るようなことはしていない」と言います。翌日、比奈子と一緒にひばりヶ丘へ戻ってきた良幸は弘幸遺体安置所へ行き泣き崩れました。その帰り、2人は真弓に会います。比奈子は真弓に弱音を吐きますが、真弓は「慎司を信じよう」そう言うのでした。自宅へ帰ってくるとビラが貼られた高橋家に驚く2人。
ドラマ第6話「夜行観覧車」のあらすじネタバレ②悲しい罪の告白…ついに、犯人逮捕!?
そこへタイミングよく小島がやってきました。比奈子と良幸に対し嫌味を放つ小島。その頃、啓介は焦っていました。弘幸に借りた1000万を実は300万ほど遣ってしまっていたのです。また、啓介が隠しもっていた紙袋の中には血の付いたナイフが入っていました。そしてその夜、再び淳子から連絡が入った真弓。そのことに嗅ぎつけた警察に追われる淳子でしたが、何とか逃げ切り真弓と落ち合います。
高橋家の子供はみんな無事だということを伝えます。2人で話をしていると、慎司が遠くから見ています。真弓は淳子と会うことを慎司に伝えていたのです。慎司の無事を確認し安堵する淳子でしたが、警察に包囲されてしまいました。「やったのは私なの。子供たちをよろしくお願いします」そう真弓に伝えると淳子は連行されていきました。翌日、犯人が逮捕されたこと報道されると、ひばりヶ丘の家には報道陣たちで溢れます。
テレビで母親の淳子が逮捕されたという事実を知った比奈子は良幸に泣き崩れました。一方、焦っている啓介は、凶器を乗せた車を走らせます。ですが、啓介を追う1台の車がありました。
ドラマ第7話「夜行観覧車」のあらすじネタバレ①事件の夜夫が見たモノ…狂った母2人
事件当日の夜、彩花が暴れている家に帰りたくない啓介はいつもように車の中にいました。高橋家では悲鳴が聞こえます。小島が訪問した後、慎司が走り去る姿をみて高橋家へ行くと、紙袋を抱えた淳子が「このことは誰にも言わないで。これをどこかに捨ててください」と啓介に渡したのです。慌てた啓介は何も聞かず紙袋を受け取りましたが、中に入っていたのは血が付いたナイフでした。
警察に疑われている啓介と真弓は言い争います。次の日啓介は尾行されている警察の目を盗み凶器となったナイフと”トロフィー”を薮の中に埋めました。一方、良幸は慎司から勉強のことで相談されていたというのです。また、その日彩花はいつものようにヒステリックに。ですがこの日は、真弓も壊れていく家族に自我を忘れ、彩花に馬乗りになり彩花の口に床に散らばった食事を詰め込むのでした。
ドラマ第8話「夜行観覧車」のあらすじネタバレ①殺された父の本性!? 許し合えない親子
我を忘れている真弓を止めたのは小島でしたが、彩花と真弓の溝は深まるばかり。一方、良幸と比奈子は慎司に警察へ行くよう勧めます。すると慎司は告白しました。弘幸は慎司が勉強ができないことに対し慎司をいびっていました。そしてそれはエスカレートし淳子にまで暴力を振るように…。2人はこの事を知りませんでした。次の日、代休を取った啓介は彩花と2人で食事をとることに。
啓介は家庭が壊れていくのを見て見ぬふりをしていたことに気付きます。真弓と話、何とか家族をやり直そうと決意します。一方、高橋家では報道陣に溢れかえります。慎司は警察に行くと、「僕がやりました」そう告白したのです。
ドラマ第9話「夜行観覧車」のあらすじネタバレ①最終章〜前編〜事件の夜の家族の悲劇
慎司が罪を認めたこ一方、淳子も「私がやった」の一点張りで刑事たちも行き詰まります。事件当日夜、慎司がユニホームが捨てられていたことに母親を問い詰めます。すると「明日の試験に集中しなさい」とユニホームを切り刻んでしまいました。大人しく勉強をしていると、彩花が暴言を吐きわめく声が聞こえてきます。自分もあんな風に言えたら…と考え出した慎司は壁にボールをぶつけ始めたのです。
最後の試合に出れなかった慎司は暴れだします。すると帰宅した弘幸に殴られます…。養護施設に一時保護となった慎司。一方、彩花は志保のいじめにより川に荷物を投げられ寒い水に浸かっていました。それを見つけた真弓は彩花を抱きしめます。いじめに気付いたのです。その翌日、良幸は家の周りに群がるマスコミに「僕たち家族には、人には言えない秘密がありました」そう告白を始めました。
夜行観覧車の最終回のあらすじを結末までネタバレ!
ドラマ最終回「夜行観覧車」の結末あらすじネタバレ①犯人が語る事件の動機…家族の未来
高橋家の秘密、それは幼少時から医者になれと教育されていたことです。それに耐えきれなくなった事件当日、慎司が暴れたことによって父に暴力を振るわれそれが母にも及んだこと、そしてその暴力は日常的にあったことを話しました。ですが、それは亡くなった父を悪者にし、生きている家族を守る手段でした。慎司は事件当日の夜、初めて弘幸に殴られたのです。勉強に口うるさかったのは淳子でした。
淳子は完璧な母親でいたかったのです。そのため、慎司には医者になってほしいと願っていましたが、勉強が苦手な慎司。その圧に、彩花の叫び声が引き金で暴れてしまったのです。弘幸は慎司にはやりたいことがあると淳子を諭しますが、弘幸の前妻と自分を比べる淳子はヒートアップし弘幸を殴ってしまったのです。我に返った淳子は何も知らない慎司にコンビニへ向かわせました。
一方、学校で志保と喧嘩になった彩花を迎えにいった真弓は、観覧車を一緒に見にやってきました。「嫌だったらひばりヶ丘を引っ越してもいい」そう話す真弓たちの元に啓介もやってきます。壊れかけていた3人はもう一度やり直していくことを誓います。比奈子と慎司は私立校から公立へ転校しました。結末迎えた事件後、彩花と3人で登校するシーンで物語は幕を閉じました。
夜行観覧車のドラマを観た感想や評価を紹介!
最終回「夜行観覧車」の結末を見た後のネタバレを含む感想①
夜行観覧車最終回を観て、自分も家族の中でいろいろ抱えた思いがあって、それが闇に変わる時があったのかもしれない、いや今もその中にいるのかもしれないと思う所。
— T . Uefala (@ueo326) March 28, 2013
ドラマ「夜行観覧車」を通して、自分の家庭を振り返ってみるのもいいかもしれません。家族だからこそ抱える問題やわだかまり、触れてはいけないことなど少なからずあるでしょう。それが、「夜行観覧車」のように闇に変わるか、はたまたそれらには触れずに平穏に過ごしていけるのか…。「夜行観覧車」は家族がテーマのヒューマンミステリーでしたが、これらは私たちの日常に転がっているという声もあります。
最終回「夜行観覧車」の結末を見た後のネタバレを含む感想②
「夜行観覧車」謎だらけで続きが気になって、最終回でやっと全てのピースが繋がっていって、最後までとても面白かったなぁ。
— 飯田里穂 (@rippialoha) March 26, 2013
湊かなえさんの作風でもありますが、”最後に全てのピースがはまる”といった気持ちのいい結末に最終回を迎えても尚、高評価を獲得しています。第1話から最終回まで視聴者を楽しませた「夜行観覧車」。家族同士の人間模様やご近所同士のトラブル、また夫婦間の問題など、日常に潜伏している課題をドラマで再現してくれました。もっとスッキリしたい方は、他の湊かなえさん原作のドラマを見てみてはいかがでしょうか。
最終回「夜行観覧車」の結末を見た後のネタバレを含む感想③
夜行観覧車のドラマも脚本家も良かった。原作を活かしたままストーリーを膨らませてる。
— めぐ♪ (@lavendermegumi) March 24, 2013
常々、原作のあるドラマは視聴者からの評価が厳しい風潮にあります。ですが、今作「夜行観覧車」では、原作はもちろんドラマ化でも絶賛される高評価となりました。最終回の結末も原作と相違のない、視聴者や読者が納得する展開に、放送から月日が経っても忘れらることのない作品です。脚本は、奥寺佐渡子さんと清水友佳子さんが担当しました。
夜行観覧車のドラマネタバレまとめ!
ここまで、ドラマ「夜行観覧車」の最終回までのあらすじをネタバレ紹介してきましたがいかがでだったでしょうか。衝撃的な結末にどのような感想を持ちましたか?ぜひ感想をツイートなどで呟いてみてください。湊かなえさん原作のドラマは毎回とても評判がいいので、まだ「夜行観覧車」を見ていない方は、ぜひこの機会に作品に触れてみてはいかがでしょうか。