リピートのキャスト相関図とあらすじをネタバレ!死ぬ人はだれ?【貫地谷しほり】

2004年に発売された同名小説をドラマ化して人気を集めたドラマがリピートです。主演に貫地谷しほりさんを軸にしたドラマが展開されるなど原作とは少し異なる点がありながらもキャスト陣の演技力の高さもあってその不思議な世界観を演出しました。今回はドラマリピートに出演した主要な登場人物を演じるキャスト陣とその相関図、あらすじの中で死ぬ人などをネタバレありで紹介していきます。

リピートのキャスト相関図とあらすじをネタバレ!死ぬ人はだれ?【貫地谷しほり】のイメージ

目次

  1. リピートのキャスト相関図やあらすじを調査!
  2. リピートのキャスト相関図を紹介!
  3. リピートのあらすじ
  4. リピートの作中で死ぬ人は誰?
  5. リピートのキャストに関する評価や感想は?
  6. リピートのキャスト相関図やあらすじまとめ

リピートのキャスト相関図やあらすじを調査!

2018年1月に全10話のドラマとして放送されたのが「リピート~運命を変える10カ月~」です。ベテラン俳優が多いキャスティングで安定している事を期待される反面、特に途中から視聴した人の多くから登場人物それぞれの関係性が見えづらいとする声も多くなっていました。リピートの登場人物達の関係性はどのような関係性から始まっているのでしょうか?

今回はリピートに出演した貫地谷しほりさんを始めとした出演したキャストを相関図なども利用しながら紹介し、その上であらすじを追いながら、各話で死ぬ事になる登場人物とそのキャスト、既にドラマを視聴した人の感想、キャストに対しての評価なども紹介していきます。

【公式】木曜ドラマF「リピート ~運命を変える10か月~」|読売テレビ・日本テレビ系

リピートのキャスト相関図を紹介!

まず初めにドラマリピートに出演したキャスト陣を相関図付きで紹介していきます。とはいっても昨今の一般的なドラマと比較してリピートの相関図は非常にシンプルです。

リピート相関図

上記が公式でも使用されているリピートの相関図ですが、元々リピートは普段から繋がりのある人達が集まった物語ではなく元々の繋がりは薄いためにその相関図は繋がりの薄いシンプルな物になっています。描かれているのは風間に選ばれてリピートする8人と、主人公である貫地谷しほりさん演じる篠崎鮎美と本郷奏多さん演じる毛利圭介の恋人の2人の合計10人だけです。

元々彼らは風間が無作為にかけた電話の結果呼ばれたという形なので、その時点では後に分かる一部を除いて繋がりはなく、それぞれがそれぞれの人生を歩んでいたという形になっています。その後「リピート仲間」としてそれぞれの人生が絡み合う形になるのがドラマ「リピート」になるわけです。その為、相関図ではドラマで描かれる事になる部分に関しては当然伏せられています。

その他にも出演しているキャストはもちろんいますが、基本的には1話限りのゲスト出演者となっており、何らかの形であらすじの中から退場していく事になります。また下記で紹介するように相関図に描かれている彼らリピートする者らもそれぞれに死亡してしまう為、公式ではこの相関図は誰かが死ぬたびに更新、その死因まで描かれた相関図が公開されていました。

篠崎鮎美/貫地谷しほり

リピートの主人公となるのが図書館で司書として働く篠崎鮎美です。対人関係が苦手でその鬱憤を本の世界で安らぐ事で平穏を保ってきました。その影響で妄想が好きで、本音が言えない変わりに心の中では毒を吐いていたりします。図書館で出会った一流商社マンの彼氏がおり、出会いから1年半が経過、プロポーズを待っている段階でリピートを受けました。主人公という形なので形式上相関図でも中央に配置されています。

そんな篠崎鮎美のキャストを務めたのが女優の貫地谷しほりさんです。2002年に映画「修羅の群れ」で女優としてデビューすると、数々の映画やドラマに出演して実績を積み、2007年放送のNHK連続テレビ小説「ちりとてちん」にて初主演を務めました。以降も数々の作品で主演を演じる一方で「エランドール賞新人賞」を受賞するなどその演技力の高さを評価されている女優さんです。

毛利圭介/本郷奏多

リピートの中で準主役的な立ち位置で、貫地谷しほりさん演じる篠崎鮎美と徐々に惹かれあっていくのが本郷奏多さん演じる毛利圭介です。カメラマン志望でしたが、機材を盗んだ疑いで師匠に追い出されてしまい、現在はフリーターとしてキャバクラでボーイのアルバイトをして生計を立てています。また彼女がいますが、自己中心的な性格で振り回す事が多い彼女と別れたいと思っている時にリピートの誘いを受けました。

そんな毛利圭介を演じたキャストの本郷奏多さんは、幼稚園の頃よりキッズモデルとして活躍していた実績を持ち、2002年に映画「リターナー」で俳優としてデビューしました。2005年には映画「HINOKIO」にて14歳で初主演を務めると、以降も数々の作品に出演、主演としても助演としても評価されている俳優さんです。近年では「アカギ」シリーズの主人公赤木しげる役などにも出演しています。

天童太郎/ゴリ

カフェのオーナーをしており、ドラマの中心であるリピートを積極的に活用しようとしているのがゴリさん演じる天童太郎です。非常にフランクな性格で誰に足しても物怖じせずに遠慮なく意見します。リピートをするきっかけと元々はお店の経営の為と嘘をついていましたが、本当の目的はリピートする時点で、既に離婚してしまった妻との間にいる1人息子に対して1つだけ深く後悔している事があり、それを解決する為でした。

演じたゴリさんは、お笑いコンビ「ガレッジセール」としてバラエティなどに出演する一方で、個性派俳優としてドラマや映画に出演。特に自身の出身地でもある沖縄に対する郷土愛の強さから、沖縄を題材とするNHK連続テレビドラマ小説「ちゅらさん」などの作品には多く関わっており、最近では俳優としてだけではなく、監督、脚本家、作詞など活動の幅を広げています。

風間/六角精児

貫地谷しほりさん演じる篠崎鮎美らリピート参加者を集っている謎の男が六角精児さん演じる風間です。常に落ち着きはらっており、肝心な所は喋らないまさに不思議なキャラクターです。リピートに篠崎鮎美達を誘ったのは彼の気まぐれ「幸せのおすそ分け」だと言われており、その真意はドラマの中で明かされる事になりますが、最後の最後まで謎の多い登場人物です。

そんな謎の男風間を演じるキャストが、俳優の六角精児さんです。高校時代に所属した演劇部から誕生した劇団で演技を習得する一方で、テレビや映画にも出演、相棒シリーズの鑑識、米沢役や、2005年放送のドラマ「電車男」などインパクトのある役所を多数演じ一時期には1クール内のドラマに3本同時に出演するなどしていました。主演作は少ないですが、相棒シリーズの外伝作などで主演を務めた事もあります。

郷原俊樹/清水圭

篠崎鮎美達と共にリピートした1人、郷原俊樹役のキャストを務めたのが清水圭さんです。清水圭さんは関西を中心に活躍するお笑い芸人であると同時に、ドラマや映画にも不定期的に出演しています。1990年代には1995年放送の「明るい家族計画」、1996年放送の「ひとり暮らし」など多くのドラマに出演していましたが近年はあまり出演がなく、リピート以前の出演は2012年のよるドラ「本日は大安なり」でした。

高橋和彦/福田転球

篠崎鮎美達と共にリピートした1人、高橋和彦役のキャストを務めたのが福田転球さんです。福田転球さんもお笑い芸人出身ですが、主に舞台を中心に活躍。2010年頃から連続ドラマにも出演するようになり、芸人としてよりも俳優としての活動が目立つ方です。近年では2015年放送のドラマ「下町ロケット」や、2017年放送のドラマ「増山超能力師事務所」などに出演しています。

坪井要/猪野広樹

篠崎鮎美達と共にリピートした1人、坪井要役をのキャストを務めたのが猪野広樹さんです。2009年にドラマ「猿ロック」で俳優デビューを果たすとドラマに出演する傍らで舞台での活躍が目立つ俳優さんです。「ハイキュー」「おおきく振りかぶって」など漫画を原作とした舞台などにも数多く出演しています。ドラマでは2017年放送の「クズの本懐」、同じく2017年放送の「この世にたやすい仕事はない」に出演しています。

横沢佐知子/手塚理美

篠崎鮎美達と共にリピートした1人、横沢佐知子役のキャストを務めたのが女優の手塚理美さんです。1970年代後半からキャンペーンガール、女優、グラビアなど幅広く活躍してきた女優さんで、近年はドラマや映画を中心に活躍していきます。近年では2013年放送の「35歳の女子高生」、2017年放送の「明日の約束」などに出演している他、単発ドラマなどにも出演し続けています。

大森知恵/安達祐実

篠崎鮎美達と共にリピートした1人、大森知恵役のキャストを務めたのが女優の安達祐実さんです。出演したキャスト陣の中で唯一「特別出演」枠扱いになっています。子役時代から長く女優として活動しており、これまでドラマや映画、バラエティ、CM、ゲーム、声優、舞台など幅広く活躍しています。子役時代から活躍しているだけに代表作は多いですがやはり「家なき子」のイメージが強い女優さんです。

町田由子/島崎遥香

毛利圭介の彼女として登場するのが町田由子です。リピートする前は毛利圭介をペットのように扱い、毛利圭介から別れたいと思われていました。彼女の存在が毛利圭介がリピートをしたいと思うきっかけとなります。相関図に描かれている中でもリピートはしていない2人のうちの1人ですが、リピートした先で既に毛利圭介の恋人である事から、リピート後も出演を続けています。

そんな町田由子役のキャストを務めたのが元AKB48のメンバーの1人で、ぱるるの愛称で知られる島崎遥香さんです。2016年末にAKB48を卒業すると女優として活躍しています。卒業してすぐとなる2017年NHK連続テレビ小説「ひよっこ」に出演してその演技力の高さが注目され、「ひよっこ」終了以降もほぼ毎クールいずれかの作品に出演するなど女優としても確実に活躍を続けています。

久瀬一樹/松田悟志

相関図に描かれている中で、上記の町田由子と共に、数少ないリピート参加者ではないのが貫地谷しほりさん演じる篠崎鮎美の恋人、久瀬一樹です。一流商社に務めるサラリーマンで鮎美は彼からの告白を期待して当初はリピートにあまり乗り気ではありませんでした。しかし彼に振られてしまった事が篠崎鮎美がリピートを決意するきっかけとなるまさにスターター的な役割を果たしています。

そんな久瀬一樹役のキャストを務めたのが俳優として活躍する松田悟志さんです。1998年に「ジュノン・スーパーボーイコンテスト」に出場して芸能界入りを果たすと、翌1999年「天然少女満NEXT-横浜百夜篇」で俳優としてデビュー、2002年に「仮面ライダー龍騎」に秋山蓮/仮面ライダーナイト役で出演してブレイクしました。以降も数々のドラマに出演し、近年では「先に生まれただけの僕」などにも出演しています。

リピートのあらすじ

リピートは主人公である貫地谷しほりさん演じる篠崎鮎美に対して謎の電話がかかってくる所から始まります。その電話の内容は「今から1時間後の6時45分に地震がおきます」という内容で、篠崎鮎美はいたずら電話だと思いますが、実際にその時間に地震が発生。再び男から電話がかかってきて男は「風間」と名乗り「未来から過去に戻って人生をやり直しているから未来で起こる事が分かる」というのです。

そんな時間旅行に風間は「リピート」と名付け、篠崎鮎美をそのリピートのゲストに招待したいと誘うのでした。そうして風間の元に、篠崎鮎美や毛利圭介、天童太郎ら8人が集まり、10か月前に遡る事になるのです。篠崎鮎美は当初こそリピートに乗り気ではありませんでしたが、リピートの前日、プロポーズを待っていた彼氏にフラれてしまった事でリピートを決意します。

リピートの作中で死ぬ人は誰?

リピートのあらすじの冒頭を紹介した所で、ここからはあらすじの中で死んでしまう人物に焦点を当てながら、死因なども合わせてあらすじを紹介していきます。

第1話で死亡「高橋和彦」

1話では貫地谷しほりさん演じる篠崎鮎美とその恋人、久瀬一樹を中心に物語が展開されます。リピートの直前、久瀬から別れ話を切り出された事でリピートに参加、別れ話のきっかけとなった出来事を回避して未来を改変してしまいます。そして篠崎鮎美は約束した中華料理屋に集まりますがそこで死んだ事を伝えられるのが福田転球さんがキャストを務めるトラック運転手の高橋和彦です。

高橋和彦がリピートに参加した理由は「競馬で儲ける事」でしたが1話の時点では「死んだ」という事が風間の口から告げられる時点であらすじが終了しています。2話の冒頭でその死因が、リピートした先でちょうどトラックの運転中だった事が原因だと告げられています。対向車線を走っていたトラックに正面衝突してしまい即死だったと言う事で、これは風間も予想外だったという事でした。

第2話で死亡「横沢佐知子」

2話のあらすじでは、篠崎鮎美、毛利圭介それぞれに進展が起こります。篠崎鮎美は、恋人の一樹と両親に挨拶、毛利圭介も恋人でこの時点ではまだ優しいものの、未来で裏の顔を知っている由子に別れ話を切り出します。過去を変えようと行動する2人がメインの話ですが、もう1人メインとなるのが2話で死亡してしまうのが手塚理美さんがキャストを務める横沢佐知子です。

横沢佐知子は癌で入院してしまう夫と社交ダンスをもう1度踊る為にリピートに参加していました。最初は出場するはずだったダンス会場がリピート前にはなかった火災のお陰で延期になってしまいますが、篠崎鮎美が図書館のイベントスペースを貸す事で無事に夫と踊る事が出来ました。しかし、その翌日、連続放火事件に巻き込まれて夫諸共死んでしまったというニュースが流れる事になるのです。

第3話ではリピート仲間には死亡者なし!ただし別の死者が

ここまで1話に1人ずつ死んでいった為に3話のあらすじでも誰かが死ぬのではと危惧されましたが、結果だけ先に話すと3話ではリピートした仲間は誰も死ぬことはありませんでした。3話のあらすじの中心となるのが天童太郎です。天童太郎はこれまでカフェの経営の為にリピートに参加したと話していましたがその実、別れた妻との間に生まれた1人息子、淳史の事故を防ぐ為にリピートしたのでした。

天童太郎や篠崎鮎美や毛利圭介のサポートを受けて息子の淳史を救う事に成功します。この時点では誰の犠牲もなく、平和なあらすじかと思われましたが、1話や2話のあらすじの中で描かれていた篠崎鮎美の恋人との別れ話が描かれる中で天童太郎から電話が入り、淳史とは違う別の小学生が死んでしまった事が伝えられます。人の生き死にを変える行為は風間にも禁止と明言されており、再度忠告を受ける事になるのでした。

4話死亡「郷原俊樹」

4話のあらすじでは、毛利圭介にフラれた由子が行動を起こし、毛利圭介を取り戻そうと毛利圭介と共に行動する篠崎鮎美に素性を隠して接触するようになります。一方で毛利圭介の働くキャバクラに姿を見せたのが清水圭さんがキャストを務める郷原俊樹でした。彼はお金目的でリピートに参加しており、競馬で稼いだ事で有頂天になっています。

そのあまりに目立つ行動に「リピートの秘密は内緒である」という風間から提示されているルールの為に、天童太郎や篠崎鮎美も諌めますが、郷原は聞く耳持たずでした。そんな折、1話で死んだトラック運転手、福田転球さんがキャストを務める高橋和彦の住んでいた台東区にある夕焼け荘が火災に合い、さらに郷原が台東区の路上で刺されて死亡してしまいました。

またこの4話の時点では生死不明なのが、主人公であるはずの貫地谷しほりさん演じる篠崎鮎美です。夕焼け荘の火災の後、郷原の死因が描かれる前、天童に集められる形であらすじが進行した後、毛利圭介とも別れて1人になった所を何者かにつけられ階段から突き落とされた所であらすじが終了している為です。もちろん「主人公」だからといえばそうですが、篠崎鮎美は死ななかった事が分かるのは5話になっています。

6話死亡「町田由子」

5話ではドラマリピートでは初の「誰も死なない回」でした。4話のあらすじの最後で付き落とされた篠崎鮎美もすぐに救急車を呼ばれて為に一命を取りとめています。そして6話で死ぬ事になるのが、毛利圭介の元恋人で篠崎鮎美に接近していた「町田由子」です。5話のラスト、鮎美の部屋を尋ねた由子はそこでリピートの存在に気付いており、その秘密をダシに毛利圭介との復縁を計るのです。

しかし肝心の毛利圭介は復縁を拒否。さらに篠崎鮎美がリピート仲間で関係が悪化していた坪井に拉致されたのを助けた後、一夜を共にするなど2人の篠崎鮎美と毛利圭介の距離が一気に縮まっていきます。そんな2人を黙って見ていられるわけではない床は篠崎鮎美を襲撃、揉み合いの結果、刃物が自身に突き刺さって死亡していまします。リピートしていないちゃんと名前を持つ登場人物が初めて死ぬことになったのです。

7話死亡「坪井要」

7話のあらすじでは、不可抗力とはいえ由子を殺してしまった篠崎鮎美をかばい、由子を殺してしまった記憶は残るけど殺してしまった事実はなくなるからと、篠崎鮎美、毛利圭介、天童太郎が風間にもう一度リピートしたいと懇願するあらすじが展開されます。元々リピートは1人一回だとする風間はその提案を拒否しますが、天童と手を組んでいた大森知恵の訴えもあり、考えると言う答えを引き出していました。

7話で死ぬ事になるのはここまで篠崎鮎美と接点が多かった、猪野広樹さんがキャストを務める坪井要です。これまでの悪事がバレ、さらには篠崎鮎美を拉致した事で行方を眩ませていた坪井でしたが、その間に親からは見捨てられ、女性達からは訴えられるというどん底を味わっていたのでした。繁華街のゴミ集積所で死体が倒れる姿が描かれる事になるのです。

最終回で死亡「毛利圭介」

8話、9話と「誰も死なない回」であると同時に「謎解きの回」でもありました。あらすじとしては由子の死を調べる興信所の追求などが篠崎鮎美達を追い詰める中、天童太郎や毛利圭介がそれぞれにリピートの正体について風間に言及する事になるあらすじが展開されます。その為、ゲスト出演者なども含めて誰かの死が描かれる事も、誰かの行動で関係ない誰かが死んでしまうような事もありませんでした。

結果として、篠崎鮎美、天童太郎、毛利圭介の3人は再びリピートする事を決意。最初にリピートしたあの洞窟に向かいます。そこに立ちはだかったのが風間でした。風間は3人をリピートさせない為、銃を向けます。銃口は篠崎鮎美に向けられていましたが、毛利圭介がそれを庇って撃たれ、さらに天童と風間がそれぞれを撃ち合って瀕死の状態になってしまいます。

篠崎鮎美は毛利圭介をなんとか助けようと肩を貸して光に包まれ、無事にリピートを果たします。この時点では毛利圭介も助かったかのように思われましたが毛利圭介はリピートする前に死んでしまっていたようでリピートできず、篠崎鮎美との記憶などを全て失ってしまっていました。篠崎鮎美は再リピートした先で毛利圭介を訪ねる事でその事実を知る事になります。

ちなみに風間は無事に生き残りリピートしており、篠崎鮎美の前に姿を見せています。リピートのドラマのあらすじは篠崎鮎美が死んでしまうみんなを助ける事を決意、風間にそれを伝える形で幕を閉じているのです。尚、天童太郎に関してはその生死が触れられていない事からおそらくは死亡してしまったものだと思われますが、明確な事は言えない形になっています。

最終的に生き残ったのは?

総括するとリピートした風間を含む9人のうち、最終回まで生き残っていたのは、篠崎鮎美、毛利圭介、天童太郎、風間、そして風間の協力者だった事が分かる安達祐実さん演じる大森知恵の5人です。そのうち、風間は次のリピートに他の者を連れていかないつもり、篠崎鮎美と毛利圭介、天童太郎はそれぞれになんとかまたリピートしようと考えて行動していました。

大森知恵に関してはこれまで風間と同様にリピートを繰り返していた事がここまでのあらすじの中で判明していますが、篠崎鮎美らの説得を受けてリピートを続ける事を既に諦めており、最終回ではリピートしようと行動していません。なのでリピート直前の時点では大森知恵は生きていますが、元々彼女の余命は1年だと言われている為、リピートしなかった時点で死んだと言えます。

そして上記のような出来事の結果、ドラマの中で明確に描写があり生き残って再びリピートが成功したのが確定しているのは篠崎鮎美と風間だけという事になっています。天童太郎に関しては不透明ですが、仮にリピート出来たとしたら篠崎鮎美の前に姿を見せるだろうという予測から死んでいると見なされるのが感想の中では一般的になっています。

リピートのキャストに関する評価や感想は?

ここからはドラマリピートを既に視聴した人の感想を主にキャストの評価をする物を中心に紹介していきます。

ぱるるの演技が凄い!

死亡してしまう6話までの間、放送される度に一番キャストに関しての感想を集めたのが町田由子役のキャストをつとめた元AKB48のメンバーで「ぱるる」の愛称で知られる島崎遥香さんです。1話でのキスシーンに始まり、Sっ気の強いキャラクター性とその後のストーカー行為など狂気的な役を見事に演じ、「こわかわいい」と評価を集める事になりました。

また貫地谷しほりさん演じる篠崎鮎美と接する際の猫のかぶりっぷりと、素が出る瞬間の切り替え、特に表情に関して触れる感想も多くなっています。演じる由子の行動自体の多少不自然さ、それを許してしまう周囲などに対しての違和感などを訴える感想もありましたが、それらもこの島崎遥香さんの演技なら納得してしまう、押し切られてしまうという声が多くなっています。

地味な役だからこそ評価が高い貫地谷しほりさん

主演を務めた篠崎鮎美役のキャストを務めた貫地谷しほりさん。上記の島崎遥香さんの狂気があまりにも目立つ事、また基本的には翻弄される側である事から放送前から貫地谷しほりさん自身が「地味な女」と表現するようや役柄でしたが、実際にドラマが放送されると元々演技力の高さを評価されている貫地谷しほりさんだからこそ演じられる役、ハマり役として高い評価を受ける事になりました。

ちょうど目立つ事になる島崎遥香さん演じる由子役との対比もあり、「かわいく攻撃的な由子と美人な大人で受け身になりがちな鮎美」という構図が合った事、さらに主人公であるにも関わらずどちらかと言えば振り回されるという難しい役所だった事もあり、ドラマの主演にも関わらず「普通の女」を演じる貫地谷しほりさんの演技力の高さを評価する声も非常に多くなっています。

キャスト批判がほぼ見られないドラマ・リピート

取り上げた島崎遥香さんや貫地谷しほりさん以外のキャストに関しても総じて高い評価を受ける結果となっています。特に原作を読んでいた人にはキャスト発表の時点では風間役を演じる六角精児さんに対してイメージが合わないとする声も見られましたが、ドラマが放送されるとそういう声も無くなり、むしろ独特の雰囲気の風間役を見事に演じる演技力と演出に評価する声が多くなっています。

それ以外にも毛利圭介役を演じた本郷奏多さんや天童太郎役を演じたゴリさん、それぞれのリピート仲間や、貫地谷しほりさん演じる篠崎鮎美の恋人役、久瀬一樹役を演じた松田悟志さんにも総じて高い評価が付く事になっています。元々演技力の高さをウリにしているキャストが多く演技に関しては安定しているだろうと予測されていたとはいえ、それぞれの役を見事に演じていたとする声、安心して見れるという声も非常に多いです。

ドラマの評価は?

ドラマ自体の評価としてはどうしてもリピートには協力なライバルがいました。それが同じタイミングで放送され、かつ「タイムリープ」という共通の題材を扱う「トドメの接吻」です。しかしリピートがドラマ中で1度しかタイムリープせず、そのタイムリープの中の密度が多いのに比べて「トドメの接吻」は頻繁にタイムリープをする為に、同じ題材でも重きが違うと評価されています。

メッセージ性の高さと、10か月という比較的長めのタイムリープ期間にも関わらずテンポよく進むリピートは比較されても遜色ない程に高い評価を受けています。多少、設定に無理があるような場面も見られる為にマイナス評価をする人もいますが、それらの不自然さをキャストの演技力で納得させてしまえる不思議な魅力があるというのがリピートのドラマとしての評価となっています。

リピートのキャスト相関図やあらすじまとめ

ドラマリピートはその物語開始の薄い関係性から相関図が相関図として機能していないと言っても良い程にそれぞれの登場人物の関係性が薄い状態でスタートします。そんな状態から「リピート」という秘密を共有する事で関係性が生まれていくのです。そんなドラマを見事に演じたキャストに対しては総じて高い評価が集まる結果となっており下手な新人俳優などがいないので見ていて安心感があるとする声も見られます。

今回は触れていませんが視聴率などを見るとリピートは決して高い数字を叩き出したドラマではありません。一方でそれまでに放送されている同局同時間の他のドラマと比較しても大差ないのである種安定しています。いわゆる「タイムリープ物」としてしっかりとしたドラマは原作とは展開が変わっているにも関わらず原作ファンからも受け入れられています。それぞれのキャストのファンも楽しんでみる事が出来ると言われるドラマです。

もちろんテーマがテーマだけに考えさせられる部分もある一方で非現実的であるという声もあります。しかしそれがまた良かったという声も多いです。まだ視聴していないという人は主演を務めた貫地谷しほりさんや、特に高い評価を受けた島崎遥香さんなどキャストの演技にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか。

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ