渡る世間は鬼ばかり2017のキャストやあらすじ感想ネタバレ!天童よしみが出演?

人気ホームドラマ「渡る世間は鬼ばかり2017」は、鬼渡ファンの歌手・天童よしみさんの出演・主題歌の披露を始め、視聴者ファンも待望の眞の第一子の誕生と子育てを巡る騒動などがドラマで展開されました。放送を待ちわびていたファンも多かった渡る世間は鬼ばかり2017を、ネタバレを含めたあらすじ・キャスト、そして、貴子・五月の言動に対する賛否両論を巻き起こした気になる感想まで知ってみませんか。

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目次

  1. 渡る世間は鬼ばかり2017のキャストやあらすじが気になる!
  2. 渡る世間は鬼ばかりシリーズとは?
  3. 渡る世間は鬼ばかり2017のキャストを紹介!天童よしみも出演?
  4. 渡る世間は鬼ばかり2017のあらすじをネタバレ紹介!
  5. 渡る世間は鬼ばかり2017のクレジットタイトルとは?
  6. 渡る世間は鬼ばかり2017を観た感想を紹介!
  7. 渡る世間は鬼ばかり2017のネタバレまとめ

渡る世間は鬼ばかり2017のキャストやあらすじが気になる!

シリーズ終了後も続編が制作・放送されるほど、根強い人気を誇るホームドラマ「渡る世間は鬼ばかり2017」では、育児ノイローゼやイクメン、シニア世代のあり方などをメインテーマに脚本が制作されました。嫁・姑との育児を巡る価値観の違いから、主人公・五月の振舞いは心もとないとの感想が見られる一方で、現代人の甘えに対する厳しい目がドラマを通じて伝わったとの感想も見られました。

ドラマ内での、貴子・五月の育児に対する価値観の違いについて賛否両論が巻き起こった「渡る世間は鬼ばかり2017」の気になるあらすじや主演・泉ピン子さんをはじめとするキャスト陣を、ネタバレを含めて辿っていきましょう。

渡る世間は鬼ばかりシリーズとは?

国民的ドラマの代名詞に数えられる「渡る世間は鬼ばかり」は、お食事処「おかくら」を営む岡倉大吉・節子夫婦の5人の娘、生まれた月にちなんで、長女・弥生、次女・五月、三女・文子、四女・葉子、五女・長子を主人公に物語が展開される、橋田寿賀子さん原作、石井ふく子プロデューサー制作の元、1990年10月11日から放送が開始された人気ホームドラマシリーズです。

2011年に最終シリーズを迎えるも、根強いファンからの熱い支持により、2012年以降は1~2年に一度のペースで続編が制作放送され、幅広い世代に支持されています。通称「渡鬼(わたおに)」と呼ばれ、橋田寿賀子さん脚本や石井プロデューサー制作のドラマの常連俳優を多く起用し、ラジオドラマ感覚で聴けるようにと、1人あたりの台詞が長いことが特徴です。

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渡る世間は鬼ばかり2017のキャストを紹介!天童よしみも出演?

「渡る世間は鬼ばかり2017」では、渡鬼ファンを公言する天童よしみさんが2017年に亡くなられた井之上隆志さんの妻役で出演、テーマソングに歌詞が加えられたこと、えなりかずきさん演じる小島眞に待望の第一子が誕生した設定が話題になりました。鬼渡シリーズで最もファンの期待が高かった2017年版出演のキャストを作中のネタバレを含めて辿ってみましょう。

泉ピン子/小島五月

渡る世間は鬼ばかりシリーズの主人公・岡倉5人姉妹の次女で、中華料理店「幸楽」を夫と共に営んでいます。渡る世間は鬼ばかり2017では、子育てを巡る価値観の違いから時折、孫・香の子守りに対して嫌味を発する場面がありました。表ではそっけない素振りをみせつつも、人目を憚って香を可愛がるなど素直になれない一面が伺えます。

渡る世間は鬼ばかりは、主に次女・五月の視点から物語が進行されたことから本ドラマの主人公に位置づけられる五月を泉ピン子さんが演じました。泉ピン子さんは、NHKドラマ「おしん」での母親役を始め、橋田寿賀子さん脚本の作品に多数出演する女優であり、渡鬼では、長ゼリフにも動じない安定した演技が高く評価されています。

角野卓三/小島勇

中華料理店「幸楽」の店主であり、五月(キャスト:泉ピン子)の夫、長女・愛、長男・眞の父です。おやじバンドを生きがいとしているも、ドラム担当・川上哲也(キャスト:井之上隆志)の死を受けて一時は活動休止するも、川上の妻・(キャスト:天童よしみ)の懇願で、おやじバンドが再開されます。

渡鬼の主人公・五月の夫・勇を演じた角野卓三さんは、橋田寿賀子さん脚本・石井ふく子プロデューサー制作のドラマに多数出演した俳優です。渡鬼で結成された親父バンドは、角野さん自身が学生時代にバンド活動を行なっていたこと、楽器が弾けることから脚本に起用され、作中では、親父バンドの結成とCDデビューを果たし、2017年版では天童よしみさんをバンドに迎えて活動を行なっています。

えなりかずき/小島眞

勇・五月の長男で、会計事務所に勤務する公認会計士です。妻・貴子(キャスト:清水由紀)とは、連続シリーズでの紆余曲折を経てシリーズ最終回に結婚、渡る世間は鬼ばかり2017にて、長男・香(こう)が誕生するも、育児に疲れたことをり理由に貴子に家出をされてしまいます。貴子との離婚を周囲に進められるも、1人で子育てを行う大変さを身を持って知った眞は、戻ってきた貴子と和解し離婚を免れました。

渡る世間は鬼ばかり2017では、えなりかずきさん演じる眞に子供が誕生しました。眞の第一子誕生は、ドラマの登場人物だけでなく、幼少時代のえなりさんを見守り続けてきたファンにとってもうれしい出来事でした。ドラマでは、仕事の忙しさを理由に子育てに無関心な一面が見られるも、息子・香をかわいがるシーンはお茶の間をほっこりさせたと評価されています。

清水由紀/小島貴子

五月の長男・眞(キャスト:えなりかずき)の嫁で、渡る世間は鬼ばかり2017では、待望の第一子・香(こう)が誕生するも、初めての育児に不安を抱え、夫・眞は仕事を理由に家庭を顧みないことから、置き手紙を残して家出をしてしまいます。姑・五月は、「専業主婦」を理由にとやかく嫌味を発するも、貴子の育児を理由とした家出の背景には、現代人が抱える育児問題を反映させているでしょう。

清水由紀さん演じる貴子は、渡る世間は鬼ばかり第9シリーズから登場しました。眞の3代目の彼女として初登場し、第10シリーズの最終回は、眞と貴子との結婚で連続ドラマの幕は閉じられました。渡る世間は鬼ばかり2017では、ドラマ冒頭にて夫・眞に育児の大変さを知ってもらいたくて、香を置いて家出をしてしまいます。

吉村涼/田口愛

勇と五月の長女で、眞の姉にあたります。中華料理店「幸楽」の3代目に就任した夫・誠とともにお店を切り盛りしています。長女・さくらの出産を機に一時は短気で攻撃的な性格へ変貌し、かつて母・五月に辛く当たった叔母・久子や邦子のような様相を時折見せており、眞の彼女・貴子にも辛く当たる一面をのぞかせていました。

シリーズを通じて母・五月を思わせる勝気な性格が印象的だった吉村涼さん演じる愛は、渡る世間は鬼ばかり2017では、自身も子育ての大変さを身を持って知っているからこそ、甥にあたる香の子育てを引き受けたり、1人で香の世話をこなしていた貴子の苦労を理解するなど、眞・貴子夫婦にとってよき理解者でもありました。

村田雄浩/田口誠

愛の夫・田口誠は、渡鬼第8シリーズから登場し、当初は愛と同じ会社に勤めていたことをきっかけに結婚しました。後に、幸楽の元で修業を行ない、最終シリーズにて店主・勇から幸楽・3代目店主を言い渡され、就任後は、新しい幸楽ラーメンや幸楽ソースの開発・商品化を行うなど、幸楽の発展に尽力しています。

優しく優柔不断な性格が玉にキズであるが、五月・勇との関係も良好な一面を見せる田口誠を演じた村田雄浩さんは、東京都出身の俳優で、「渡鬼」出演以降は姑役の泉ピン子さんと共演することが多く、プライベートでも、泉ピン子夫妻から実弟のように可愛がられ、家族ぐるみでの付き合いをしています。

長山藍子/野田弥生

岡倉5人姉妹の長女で、看護師免許、訪問看護師免許を持つ、のんびりだが優しい性格の持ち主です。野田家では、渡る世間は鬼ばかり2017では、勇気の高校進学を機に子供を預かることをやめたこと、また子ども達が来なくなったため佐枝(キャスト:馬渕英里何)がバイトに出るようになり、1人で過ごすことに寂しさを感じていました。

岡倉姉妹の長女・弥生を演じた長山藍子さんは、静岡県出身の女優であり、20年数年にわたり出演してきた渡る世間は鬼ばかりシリーズを始め、石井ふく子プロデューサー制作のTBSのホームドラマ・「ありがとう」シリーズ「女と味噌汁」シリーズなど、多くの作品に出演しました。

中田喜子/髙橋(岡倉)文子

岡倉5人姉妹の3女で、旅行代理店「FTトラベル」の代表取締役社長を務めるキャリアウーマンです。夫・髙橋亨(キャスト:三田村邦彦)と離婚してからは、心置きなく仕事が出来ることを楽しみ、自身が経営する会社で生き生きと働いています。渡る世間は鬼ばかり2017では、自身の配当金を旅費に充ててグアム旅行を提案し、ドラマ終盤にて姉妹揃ってグアム向かう姿が映りました。

岡倉3女・文子を演じた中田喜子さんは、東京都出身の女優で、長山藍子さんと共に、橋田寿賀子脚本・石井ふく子プロデューサー制作のホームドラマ作品に多数出演しました。渡る世間は鬼ばかりシリーズでは、全シリーズおよびスペシャル版も含めて出演しており、渡鬼の文子役として広く知られています。

野村真美/大原葉子

岡倉5人姉妹の4女で、夫・大原透(キャスト:徳重聡)と共に建築設計事務所を営む一級建築士です。夫・透との間に双子の姉妹が産まれ、仕事中はベビーシッターを雇いながら夫と同じ仕事をしないように、仕事でもめないようにと、こちらの仕事も順調な様子がうかがえます。

岡倉姉妹の4女・大原葉子を演じた野村真美さんは、神奈川県出身女優で、渡る世間は鬼ばかりシリーズの葉子役で広く知られています。女優業の傍ら旅番組への出演も多くみかけられます。

藤田朋子/本間長子

岡倉5人姉妹の5女である本間長子は、娘・日向子(キャスト:大谷玲凪)が、実家のお食事処「おかくら」を継ぎ一安心しつつも、在宅医療クリニックを開業した夫・英作(キャスト:植草克英)にとって自分は必要とされていないと思い込み、すれ違いから離婚危機に発展してしまいます。

渡る世間は鬼場ばかり2017では、もう一人の主役に位置づけられる5女・本間長子を演じた藤田朋子さんは、東京都出身の女優で、渡る世間は鬼ばかりシリーズの長子役で広く知られるようになりました。

小林綾子/本間由紀

長子の夫・英作の妹で、産婦人科を専門とする医師です。渡る世間は鬼ばかり2017では、息子のアメリカ留学を機に、兄・英作の在宅医療専門クリニックを手伝いに訪れるも、居場所が無いと悟った長子が岡倉へ帰ってしまった間接的な原因を作ってしまいます。しかし、岡倉を訪ねて来た由紀が英作が在宅医療を始めたきっかけと長子を思う気持ちを話し、長子が再び本間クリニックへ戻れるきっかけも作りました。

長子の義妹にあたる本間由紀を演じた小林綾子さんは、1983年から放送されたNHK連続テレビ小説「おしん」にて、主人公・おしんの幼少時代を演じて一躍人気子役として知られた女優です。渡鬼・五月役の泉ピン子さんは、ドラマ「おしん」にて主人公の母親役を演じました。

井之上隆志/川上哲也

五月の夫・勇が生きがいとする「親父バンド」のドラマー・川上哲也を演じた俳優・井之上隆志さんは、鬼渡第9シリーズから電気屋店主として登場しました。しかし、2017年3月に川上役の井之上さんが亡くなったことを受けて、渡る世間は鬼ばかり2017冒頭にて、川上の死によりバンドが活動休止中であること、天童よしみさんが、彼の妻役で登場・バンドに加入する設定がなされました。

天童よしみ/川上華江

渡る世間は鬼ばかり2017から出演、鬼渡のテーマソングを担当した歌手・天童よしみさんは、勇が所属する親父バンドのドラム・川上哲也(キャスト:井之上隆志)の妻・華江役で登場しました。井之上さんの逝去に伴い、作中ではバンドは活動を休止しており、そこへ華江が加入を希望します。後に行われた加入テストで、華江の歌唱力にメンバーは驚く素振りをみせていました。

鬼渡のファンと公言する歌手・天童よしみさんは、大阪府出身の歌手で、フジテレビ系アニメ「いなかっぺ大将」の主題歌でシングルデビューを果たすも、10年に渡る低迷期から一時引退も視野に入れていました。歌手として先行きが見えない中、渡鬼を視聴していたことから鬼渡ファンを公言、渡る世間は鬼ばかり2017からは鬼渡出演やテーマソングの歌手に起用されました。

渡る世間は鬼ばかり2017のあらすじをネタバレ紹介!

眞の第一子誕生と育児を巡る物語が展開された渡る世間は鬼ばかり2017の放送は、渡鬼シリーズで最もファンが待ち焦がれていた回だったでしょう。そこで、鬼渡ファン待望の回となった渡る世間は鬼ばかり2017の気になるあらすじをネタバレを含めて辿ってみましょう。

あらすじ1:親父バンド活動休止のネタバレ

勇のおやじバンド仲間・川上哲也(キャスト:井之上隆志)が亡くなったことを受けて、おやじバンドは活動休止、勇・五月は仲間の死に気を落とします。しかし、娘・愛夫婦が店を継ぐことが決まり、今でも元気に仕事ができることにありがたみを感じながら、幸せに暮らしていました。一方、待望の第一子が誕生した長男・眞夫婦に異変が起こっていました。

あらすじ2:眞家族の異変とネタバレ

ある日、眞が勤める会計事務所の先輩・長谷部力也(丹羽貞仁)から「幸楽」へ、眞が仕事の打ち合わせの時間になっても来ないから幸楽へ来ていないか連絡が入ります。嫁姑問題からあえて眞夫婦に関わらないようにしてきた五月も心配を覚えました。

その頃、産まれたばかりの長男・香(こう)を連れて出勤してきた眞は、先輩・長谷部に事情を話した後、その日は、香を連れてクライアントの所へ回る羽目になってしまいました。翌日、幸楽へ長谷部が事情を説明しに訪れ、勇・五月に香の子守りに協力してほしいと願い出ました。
 

しかし、長男にも関わらず結婚を機に家を出て行った挙句、専業主婦である妻・貴子が「育児に疲れた」ことを理由に、置手紙と子供を残して家出したことに、五月は腹を立て訪れた長谷部へ怒りをぶつけてしまいます。結婚後は家に滅多に寄り付かない眞や、今回の貴子の行為をわがままとしか捉えられない五月は、怒りのあまり2人に離婚を言い渡してしまいます。

一方で、眞の母・五月からの心もとない返答に怒りを覚えた長谷部もその場を去ろうとしたその時、一部始終を見ていた眞の姉で香の伯母・田口愛が現れ香の子守りを引き受けます。そして、勇も眞夫婦への協力を要請すると、娘の行為に納得のいかない五月は怒りを顕わにして仕事場へ戻っていきます。

あらすじ3:貴子家出のネタバレ

愛と長谷部が眞の自宅へ駆けつけると、部屋は散らかり放題となっていました。また、香の誕生と同時に仕事が軌道に乗り始めた眞は、家事・育児は全て貴子にまかせっきりだったため、香をあやすことも一苦労でした。同時に、貴子が家出をしたことで初めて子育ての大変さや1人で世話を行なっていた貴子の苦労を身を持って知ります。

赤ん坊のお世話を身を持って知った眞に対して、愛は香をしばらく幸楽で預かることを提案します。香が幸楽へ連れてこられても素直になれない五月は、「孫の面倒は見ない」と宣言、子守を理由にお店を休んだ愛に対して「仕事をこなしながら子育てをした」などの嫌味を発し、あえて孫に対して無関心を装っていました。

あらすじ4:5人姉妹の再会と配当金

孫・香を巡り不機嫌な態度を取っていた五月でしたが、岡倉で5人姉妹が集まるとの連絡を受けたとたん、人が変わったように機嫌が良くなりました。5人姉妹が実家・岡倉へ集められたのは、岡倉の遺産相続の株の配当でした。岡倉を継いだ本間日向子(キャスト:大谷玲凪)から、お店の売上を5等分した金額、1人100万円の配当金が渡されます。

あらすじ5:貴子の行方のネタバレ

愛の元にあずかっている息子・香の様子を見に訪れた眞は、貴子が帰って来ないことを嘆きます。すると、愛からは、もし離婚したら自分たちの元で育てることを言います。しかし、貴子の帰りを待つ眞は、もう少しだけ香を預かってほしいと愛に土下座して懇願します。

あらすじ6:本間長子と英作の離婚危機

その頃、在宅医療を専門に行う「本間クリニック」を開業した夫・本間英作と5女・長子に不穏な空気が流れていました。「おかくら」は娘の日向子が継ぎ、長子は英作の元で暮らしていたが、忙しく働く英作の姿や息子のアメリカ留学を機に英作のクリニックを手伝い始めた彼の妹・由紀が表れたことで居づらさを感じていました。また、自分は英作に必要とされてないと思い込み始め、おかくらへ帰ってしまいます。

長子がおかくらへ帰った頃、「自分はここにいる必要が無い」との趣旨の置手紙を英作は発見します。この置手紙を読んだ妹の由紀(キャスト:小林綾子)は、危機感を察し兄・英作に長子を話し合うことを持ちかけるも、当の英作は気にも留めませんでした。そこで、由紀がおかくらへ向かい、長子と在宅医療を始めたきっかけを話し始めました。

あらすじ7:英作の思いのネタバレ

由紀の話によると、英作が在宅医療を始めたのは、老人ホームに入れたまま一緒に暮らすことができなかった母親に対する罪悪感がきっかけでした。本当は、寂しかったけれど、子どもたちに心配をかけまいと施設での生活を楽しいと言い張る母親の姿を英作は申し訳なく思っており、そして、長子を傷つけたくないとの理由からあえて在宅医療を始めた理由を語らなかったことが明かされました。

そして、由紀も母親への後悔から在宅医療を始めるために大病院をやめて本間クリニックへきたことを明かし、長子に英作の傍にいて欲しいと懇願します。本間クリニックに戻った由紀は、日向子が作った料理を携えて、長子はもうここには帰ってこないと告げます。すると、英作は「長子が幸せならそれでいい」と戻ってくることを望みませんでした。

あらすじ8:五月の配当金の行方のネタバレ

五月が岡倉から配当された100万円は、勇との相談の結果、勇の母・小島キミ(赤木春恵)に渡すことを決め、キミの元へ向かいました。しかし、五月が会うことができずに幸楽へ戻ってくるとそこには、小島久子(キャスト:沢田雅美)がおり、家業が忙しくなったことに加え、母・キミの体調悪化を理由に老人ホームへ預けたことを告げます。

兄弟に相談なく老人ホームへ預けたことに勇は腹を立てるも、自分たちも久子と同じく自宅で母親の介護をしきれない状況にあるため、反論することができませんでした。さらに久子は、勇からもらっていた生活費では施設料金が賄えないことを理由にお金を催促、そこに五月が配当金の100万円を手渡します。

そして、愛が香を預かっていることを知ると、眞・貴子夫婦の離婚を言い渡すと同時に、勇にも母・キミが老人ホームに入ったのを機にやりたいことをやったらと提案されます。その頃、活動を休止していた親父バンドの元に1人の女性が訪れました。

あらすじ9:川上華江(天童よしみ)の登場とネタバレ

親父バンドのメンバー・金田典介(キャスト:佐藤B作)と中本源太(キャスト:山本コータロー)と共に川上華江(キャスト:天童よしみ)が現れました。華江は、亡くなった川上哲也の妻で、昔、プロの歌手を目指していたことから、親父バンドの加入を申し出てきました。そして、後日に親父バンド・加入テストが行われることが決定します。

あらすじ10:香の子守と五月のネタバレ

幸楽では、香の子育てをしている間、松本達夫(キャスト:榎本たつお)の代わりに出前を行うアルバイト・滝本(キャスト:湯浅景介)を雇いました。出前のない時間帯は子守を任され、滝本は香を連れて公園へ向かいました。すると、家出中だった貴子が、物陰から滝本・香の様子を伺っていました。

すると、そこへ「孫を抱かせてほしい」とこっそり現れた五月は、香を抱きかかえるとこれまでの態度を一変して、香を可愛がり始めました。そして、物陰に貴子が隠れていることを知らず、「香ちゃんはうちの子になっちゃいなさい」などと発し、それを聞いた貴子は不安を覚えてしまいます。

あらすじ11:長子の離婚危機の結末・ネタバレ

由紀から在宅医療を始めたきっかけを知った長子はある決意を胸に、岡倉を後にしました。そして、本間クリニック戻った長子はみんなの朝食の用意をしており、その姿を見た英作・由紀は長子が戻ってきたことを喜びます。そして、在宅医療を始めた理由を聞かせてくれた由紀に感謝した長子は、改めて本間クリニックの一員になることを誓いました。

あらすじ12:弥生の新たな生きがいと配当金の行方のネタバレ

その頃、子どもたちから手が離れた弥生は、一日の大半を一人で過ごす寂しい日々を送っていました。ある日、散歩に出かけた公園にて、同じくウォーキングに来ていた3人組と友達になりました。そして、この近辺にはお年寄りが多いにも関わらず、座りながら世間話ができる場所が少ないことに目を付けた弥生は、自宅の居間にコーヒーショップを作ることを思いつきます。

あらすじ13:親父バンド・加入テストの結果のネタバレ

親父バンドは、ついに練習を再開させ加入希望者・川上華江のテストが行われました。テストで披露された歌「ふるさと」の出来栄えにメンバー一同は感激し、華江は晴れて親父バンドのメンバーとして加入・本格的に練習を始めます。親父バンドの再開に五月は喜び、勇へお店のことは気にせず好きなことをやるようにすすめます。

あらすじ14:文子の提案とグアム旅行のネタバレ

弥生は、自宅の居間をコーヒーショップに改装してもらうべく、4女・葉子の元に訪れてました。すると、弥生の話を聞いた葉子は、自分の配当金もコーヒーショップの改装費用に充てることを提案し、改装を請け負います。その後、3女・文子から「みんなに相談したいことがある」との連絡が入り、姉妹たちは幸楽へ集まりました。

姉妹たちは、配当金の使い道をそれぞれ話し始める中、文子は「配当金100万円で5人とグアム旅行に行く」ことを提案し、姉妹たちに休みの都合を聞きます。そんな中、五月は、貴子が家出をしたことで愛が香の面倒を見ていること、お店を手伝わなくてはならないことを話してしまいます。

あらすじ15:眞・貴子の和解とネタバレ

その頃、愛の自宅へやってきた貴子は、愛に迷惑をかけてしまったことを謝り、また、長谷部から眞が子育ての大変さを身を持って知り反省しているから戻るように諭されたことを打ち明けました。すると、眞も置手紙を残して出て行ってから、貴子の苦労を知ったことを明かし、これからはお互いに思いやりを持ってやっていくことを約束し、2人は和解・香を連れて帰っていきます。

グアム旅行提案された五月は、勇からの賛同があったにも関わらず、眞と貴子の離婚や孫・香の子育てなどを棚に上げて1人怒っていました。翌日、娘・愛から貴子が帰ってきたことを知らされた五月は、怒りに任せて眞の所へ行こうとします。

あらすじ16:五月の動向のネタバレ

眞の家に行こうとするも勇に止められた五月は、今度は文子の所へ電話をかけ始めました。そして、勇に「これからは、自分の好きなことだけして生きる!」と宣言し、姉妹揃ってグアム旅行へ旅立ちました。空港にて姉妹と合流した五月の表情は、これまで見せることのなかった清々しい表情に、姉妹揃っての旅行を楽しみにする素振りをみせていました。

渡る世間は鬼ばかり2017のクレジットタイトルとは?

「渡る世間は鬼ばかり」は、多彩な登場人物たちが繰り出す物語だけでなく、重厚感あふれるピアノ演奏から始まる渡鬼のオープニング曲に合わせて登場するクレジットタイトルにも定評があります。鬼渡のクレジットタイトルの背景画には、石井ふく子プロデューサーが自ら選んだ和柄の布地が使用されており、他のドラマには見られない華やかさが印象的です。

クレジットタイトルとは?

クレジットタイトルとは、映画やドラマなどの出演者、スタッフ、制作に携わった企業・団体などを表示するものです。渡る世間は鬼ばかり2017を含む鬼渡シリーズでは、ドラマ冒頭にクレジットタイトルが流され、クレジットに使用される背景画にも、プロデューサー石井ふく子さんのこだわりが伺える名シーンの一つだと言われています。

渡る世間は鬼ばかり2017を観た感想を紹介!

渡鬼待望の香の誕生にファンの期待が大きかった「渡る世間は鬼ばかり2017」では、香の母・貴子の育児ノイローゼや価値観の違いから出てきた五月の心もとない言動から、ドラマだけでなく、現代人の育児に対する考えについても賛否両論が巻き起こりました。貴子の育児疲れに同情する感想が寄せられた一方で、五月の考えに同調する感想も多く見られました。

感想1:年を追うごとに鬼渡の面白さを知った

これから結婚・子育てを迎える若い世代にとって、始めての育児に奮闘する貴子に対する五月の言動を怖い姑のように感じたことでしょう。若年世代からは、貴子に同情する感想が寄せられる一方で、子育てを終えた世代からは、五月の考えを擁護する感想が寄せられています。

私も年取ったのかなぁ
渡鬼の台詞、各キャラクターの気持ちが
何気なく見ていた若い頃より深く理解できるようになって
このドラマの面白さが分かるようになってきたように思う
老いて誰にも必要とされなくなって行く五月の寂しさ哀れさも
胸に迫ってくるものがあって切なかった
息子夫婦との疎遠さもリアル
突っ込み所も多くあるが、やっぱり並のドラマより面白い

様々な登場人物に悩みが複雑に絡み合った鬼渡は、人生経験豊富な大人にしか面白さが分からないホームドラマなのかもしれません。

感想2:現代の嫁姑問題を反映させているドラマ

渡る世間は鬼ばかり2017では、世代ごとに育児に関する相違が明確に描かれており、続編で描かれた貴子・五月の関係は、現代の嫁姑問題を明確に反映させたとの感想が寄せられました。

以前は、両親に付き合って
何気なく観ていた渡る世間……
だけど、今ならそれぞれの言い分が
理解できる。

さわりだけ観るつもりが
二時間しっかり観てしまってました

渡鬼2017では、貴子・五月の視点でそれぞれ賛否両論を交えた感想が多くみられますが、一方で、育児を巡る嫁・姑とのいさかいも感じられたとの感想も見られました。

感想:親としての自覚が無い

近年、育児ノイローゼと言われるように、子育てを原因とする精神的な疲れを意味する言葉を聞く機会が多くなりました。鬼渡2017放送時に貴子と同じくらいの赤ん坊を育てていたお母さん視聴者には、育児の大変さや貴子が家出をしてしまった気持ちがわかるとの感想が多く寄せられました。しかし、子どもは、生まれてきてくれた時から、親が責任を持って育てるべき大切な存在であります。

どんな理由があっても、赤ちゃんを置いて家を出るたか子は、母親失格です。
さつきが離婚を進めるのは、当然のことです。

鬼渡では専業主婦の貴子のように、育児に疲れたなど自分勝手な理由で育児放棄することは許される行為ではありません。貴子に対して「親としての自覚が無い」「甘えている」との厳しい感想が見られる一方で、貴子に対して厳しい意見を述べてきた五月の考えが正しいとの感想も見られます。

渡る世間は鬼ばかり2017のネタバレまとめ

人気ドラマシリーズ「渡る世間は鬼ばかり2017」は、眞に待望の第一子が誕生したことでファンが放送を待ちわびたスペシャル版でありました。今回は、ネタバレを含めたあらすじやキャスト、鬼渡2017の感想などを紹介しました。世代によって、鬼渡への感想は様々に飛び交っていますが、年を追うごとにその面白さが分かる奥の深いドラマでもあります。

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