おんな城主直虎の最終回までのあらすじネタバレ!直虎の最期は?【柴咲コウ】

女性主人公にして大河ドラマとして高い評価を受けたのが井伊直虎を主人公にしたおんな城主直虎です。今川家と徳川家に板挟みとなってしまう井伊家を中心に据えた展開で描かれるおんあらすじはこれまでの大河ドラマにはない色々な試みで描かれおんな城主直虎は注目を集める事になりました。今回はおんな城主直虎のあらすじを最終回までネタバレありで紹介していき、おんな城主直虎の最期で描かれる柴咲コウさん演じる直虎の最期までネタバレしていきます。

おんな城主直虎の最終回までのあらすじネタバレ!直虎の最期は?【柴咲コウ】のイメージ

目次

  1. おんな城主直虎のあらすじネタバレが知りたい!
  2. おんな城主直虎の作品情報
  3. おんな城主直虎の主な登場人物とキャスト紹介
  4. おんな城主直虎のあらすじネタバレ
  5. おんな城主直虎の最期はどうなる?
  6. おんな城主直虎の視聴率について
  7. おんな城主直虎を観た感想や評価は?
  8. おんな城主直虎のあらすじネタバレまとめ

おんな城主直虎のあらすじネタバレが知りたい!

2017年に放送されたおんな城主直虎。女性主人公であるという事、さらにはそこまで知名度が高くない井伊家の井伊直虎を主人公としたあらすじは高い関心と注目を集める事になりました。直虎は戦国時代において決して表側とはいえないですが、今川家、徳川家、さらには徳川家の同盟者である織田家や敵対する武田家など周囲を名立たる大名達に囲まれながらもなんとか井伊谷を守ろうと奮闘するあらすじが描かれる事になります。

大河ドラマでは成功しないと言われる女性主人公に再び挑戦する事になるおんな城主直虎は一種のネタバレといえる情報が公表される度に注目を集める中で放送を開始し、おんな城主直虎が放送される度にネタバレを含む内容もありながらTwittrを始めとしたSNSで度々話題となる作品となりました。その結果、おんな城主直虎は作品単位で「Twitterトレンド大賞」のエンタメコンテンツオブザイヤードラマ部門を受賞するに至っています。

おんな城主直虎で描かれるまであまりスポットの当たる事のなかった井伊直虎。そのあらすじはどのような形で描かれているのでしょうか?今回はおんな城主直虎のあらすじをネタバレありで紹介していきつつ、おんな城主直虎の最終回で描かれる事になる直虎の最期までをネタバレありでしっかり紹介していきます。

NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』

おんな城主直虎の作品情報

おんな城主直虎は、56作目のNHK大河ドラマとして2017年に1年間放送されたドラマです。後に徳川四天王にまで上り詰めた彦根藩祖井伊直政を育てた義母で遠州井伊谷の女領主、井伊直虎を主人公にした物語です。先にネタバレするとおんな城主直虎は井伊直虎の幼少期から最期までが描かれるあらすじとなっていると同時に井伊直政誕生を描くあらすじでもあります。

直虎の情報はあまり多くありませんが、関係する家の資料、さらには歴史的な事件を上手く合わせる形でおんな城主直虎のあらすじが描かれました。またネタバレになりますが大河ドラマでは主人公の幼少期を子役を使って描く事は決して珍しくありませんが、せいぜい1話がほとんどであるのに対し、その物語性を考え、子役が演じる幼少期を1カ月かけて描くなどされるあらすじでおんな城主直虎は大河ドラマの異色作とも言われています。

おんな城主直虎のあらすじの全容は後述にてネタバレしますが、年代についてだけ先にネタバレすると今川家が義元の元で反映していた1544年頃からあらすじが展開され、1582年頃本能寺の変にまつわる混乱期頃までが描かれる事になります。歴史上の出来事を随所に交えつつもその混乱の中を生き抜く井伊家、井伊直虎にスポットを当てたのがおんな城主直虎のあらすじです。

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おんな城主直虎の主な登場人物とキャスト紹介

ここからはおんな城主直虎に登場する主な登場人物を演じるキャストと共にネタバレありで紹介していきます。1つネタバレしておくとおんな城主直虎では直虎が後を継ぐ事になるまでにどうしても井伊家の男子の最期が描かれる必要性がある事から、多くのキャストがおんな城主直虎のあらすじの序盤から中盤にかけて非業の最期を迎える事になります。

井伊直虎/柴咲コウ(幼少期:新井美羽)

おんな城主直虎の主人公を務めるのが井伊直虎です。幼少期に出家するまでは「とわ」という名で、出家後や直虎を名乗るようになってからも一部の登場人物には「とわ」「おとわ」の名で呼ばれています。また出家した際には「次郎法師」を僧名として与えられています。ネタバレすると井伊の男子が相次いで亡くなり、虎松(後の直政)の後見人として井伊の土地を治める城主になった際、「直虎」を名乗るようになります。

そんな直虎役をおんな城主直虎で務めるのが女優、歌手、実業家として活動する柴咲コウさんです。「バトルロワイヤル」や「GO」で高い演技力が評価され、数々の映画賞を獲得して女優としての地位を確立、またドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」や映画「どろろ」など話題作に数々出演。時代劇作では2014年のドラマ「信長協奏曲」で信長の妻帰蝶役を演じるなどしています。NHKのドラマはおんな城主直虎が初出演です。

またおんな城主直虎のあらすじの冒頭で描かれる直虎の幼少期を演じたのが子役の新井美羽さんです。2009年に活動を開始するとテレビドラマを中心に子役として活躍しています。連続テレビ小説「花子とアン」での育子役や「わろてんか」での藤岡てん役などを務め着実に実績を積んでいる子役です。大河ドラマはおんな城主直虎が初で、放送期間にしておよそ1カ月もの間直虎を演じる事になりました。

井伊直盛/杉本哲太

おんな城主直虎にて直虎の運命を決める1人となるのが直虎の父、井伊直盛です。井伊谷の領主であり、今川家臣ですが、独立気質の高い一門衆と今川寄りの家臣の間で板挟みに合いながら、時に情け深く、時に厳しい対応で双方へ配慮された行動を行う苦労人です。ネタバレになりますが、今川義元が討たれる事になる桶狭間の戦いにも従軍しており、敗走。追い詰められた結果自刃する事で最期まで井伊家の家臣を守ろうとします。

おんな城主直虎にて直盛役を演じる杉本哲太さんは、これまで数々のドラマ、映画に出演している俳優さんです。大河ドラマへの出演回数は多く、1989年の「春日局」での斎藤利康役に始まり、1990年「翔ぶが如く」の桐野利秋役、1992年「信長KING OF ZIPANGU」での丹羽長秀役、1999年「元禄繚乱」に不和数右衛門役、2010年「龍馬伝」にも坂本権平役で出演しており、おんな城主直虎への出演が6作目になります。

井伊直親/三浦春馬(幼少期:藤本哉汰)

おんな城主直虎において直虎の幼馴染の1人で不遇の道を歩むのが井伊直親です。幼名は「亀之丞」と言い、幼馴染の直虎や政次からは亀の愛称で呼ばれていました。元服後も直虎や政次からも時折この愛称で呼ばれています。直盛の死後、井伊谷の領主となりました。ネタバレすると松平家(後の徳川家)の縁を結ぼうとした事で今川家の刺客に殺される事になってしまいます。彼の最期もまた直虎誕生のきっかけの1つとなります。

直親をおんな城主直虎にて演じたのが俳優の三浦春馬さんです。4歳の頃から子役として活動しており、1997年放送の連続テレビ小説「あぐり」にてデビューを果たしました。2006年「14才の母」にてヒロインの恋人役で注目を集めると、2007年には「恋空」にて日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、2008年には「ブラッティ・マンディ」で連続ドラマ初主演を果たしました。大河ドラマへの出演はおんな城主直虎が初です。

また直親は直虎の幼馴染という設定なので直虎の幼少期にも登場しています。直虎幼少期に直親を演じたのが子役の藤本哉汰君です。2010年に活動を開始すると、2011年「家政婦のミタ」での三田純役で注目を集め、ました。近年では映画への出演も増えており、2018年公開の映画「こどもしょくどう」では主演を務めました。またおんな城主直虎に出演した子役の中で唯一過去にも大河ドラマに出演した経験を持っています。

小野政次/高橋一生(幼少期:小林颯)

おんな城主直虎において直虎のもう1人の幼馴染が小野政次です。幼名は鶴丸で直虎や直親には元服後も「鶴」の愛称で呼ばれる事があります。重臣である父政直が今川派だった事から後を継いで筆頭家老となった後も今川派として扱われ苦しい立場に置かれます。井伊家の行く末を考え、敢えて今川派として振舞いながらも裏では直虎と協力するなどして直虎の井伊谷統治を助けますが、彼もまた最期には非業の死を遂げる事になります。

そんな政次をおんな城主直虎にて演じるのが高橋一生さんです。1990年に子役としてデビュー、1995年声優としてスタジオジブリの「耳をすませば」で主要キャラクター天沢聖司を演じて注目を集めます。大河ドラマへの出演歴も多く、1999年の「元禄繚乱」、2004年の「新撰組」、2007年の「風林火山」、2014年の「軍師官兵衛」に出演、おんな城主直虎への出演が5作目となります。

また直虎の幼馴染として幼少期にも登場する政次は、子役の小林楓君が演じています。2011年から子役として活動を開始すると、映画やドラマへの出演を継続して行っていました。2016年放送の大河ファンタジー「精霊の守り人」シーズン1ではチャグム役を務めるなどした実績を誇っています。大河ドラマはおんな城主直虎が初出演です。

井伊直政/菅田将暉

おんな城主直虎の準主役と言えるのが後に徳川四天王となる井伊直政です。幼名は虎松、後に万千代を名乗る事になります。井伊家の取り潰しに伴い一時期は寺に預けられていましたが、井伊家再興を諦めた直虎の勧めもあって嫡男のいなかった松下家に養子となります。元々持ち合わせた才気もあり、一計を案じて家康に接近、小姓にする約束と引き換えに「井伊万千代」と名乗る事を許され、井伊家の名を残す事に成功しました。

おんな城主直虎では主要な登場人物が比較的早く死んでしまうのであらすじ全体で見ると登場期間も長いです。またあらすじのネタバレにもなりますが直政のキャストはおんな城主直虎の中でもかなり特殊です。おんな城主直虎のあらすじの中で誕生する直政は、乳児期から描かれ、幼年期、少年期、青年期とあらすじの展開に合わせて成長していきます。その為、おんな城主直虎では実に4人ものキャストが直政役を演じています。

おんな城主直虎において一番長く直政を演じているのが最終的に青年へと成長した直政を演じている菅田将暉さんです。2009年に「仮面ライダーW」にてフィリップ役で連続ドラマ初出演にして初主演を果たすと、2013年には「共喰い」で日本アカデミー賞新人俳優賞を獲得、以降アイドル性と演技派の二面性で幅広い役所を演じています。以降数々の作品に出演していますが大河ドラマはおんな城主直虎が初出演となります。

おんな城主直虎のあらすじネタバレ

ここからはおんな城主直虎のあらすじをネタバレありで紹介しておきます。先にネタバレしておくとおんな城主直虎も例年の大河ドラマと同様、あらすじ冒頭では主人公となる直虎の幼少期が描かれる事になりますが、おんな城主直虎の場合その物語性から話数にして4話、放送期間にして1カ月かけて幼少期のあらすじが描かれていきます。

おんな城主直虎あらすじをネタバレ:1~4話

おんな城主直虎第1話のあらすじではまだ直虎は名を「とわ」と名乗り、幼馴染の亀之丞、鶴丸と共に、幸せな生活を送っていました。この後ネタバレするあらすじの中で数を減ら事になる井伊家ですが当主で直虎の父の直盛を始め多くの家臣、一門衆も存命です。しかし直盛には直系の男子がいないのが井伊家の悩みの種でした。ネタバレするとまだ幼くおてんばなとわは自らが当主の座を継ぐつもりでいる程の状態でした。

おんな城主直虎1話では亀之丞との縁談話が持ち上がります。当初は戸惑うとわでしたが、縁談を受け入れ亀之丞の妻として支えていく覚悟を決めます。そんな折、亀之丞の父、井伊直満が主家である今川義元に謀反の疑いをかけられて今川義元の居城駿府に呼び出される事になります。結果として直満は殺され、その息子である亀之丞も命を狙われる事になります。ネタバレすると亀之丞はとわの策により無事に逃げる事に成功します。

とわは亀之丞といつか夫婦になるという約束を立てて亀之丞を送りだします。一方井伊家では、小野政直が今川からの目付け役となる事、そして小野政直の息子である鶴丸ととわの結婚が命じられる事になります。しかしその婚姻にはとわはもちろん、もう1人の当事者である鶴丸も納得できる物ではありませんでした。ネタバレするととわが家出を決意して実行に移すなどなんとか婚姻しないで済む方法を模索します。

そんなとわに知恵を貸したのが和尚南渓でした。出家してしまえば婚姻は結べなくなると教えたのです。そしてとわは出家の為剃刀で自らの髪を頭を傷だらけにしながら切り落としてしまいます。その様子を政直から伝え聞いた今川は、命令違反を繰り返す井伊の忠誠を示す為に人質としてとわを差し出すように迫ります。とわは人質として駿府に向かう事になります。ここからのあらすじはしばらく駿府を舞台とする事になります。

駿府でとわは後に徳川家康の妻となる瀬名と出会います。そしてそこで龍王丸(後の今川氏真)に蹴鞠で勝ったら褒美を貰えるという話を聞くのです。そしてとわは龍王丸に蹴鞠勝負を申し込みます。ネタバレするととわは蹴鞠などやった事はありません。当然何度も負けますが、「勝つまで続ける」事で龍王丸から勝利をもぎ取ります。折よくやってきた今川義元に許しを貰い、出家を条件に井伊谷に帰る事を許される事になりました。

そしてとわは実際に「次郎法師」という僧名を授かり出家します。次郎とは井伊家の当主になるべき幼名であり、その事を聞いたとわもその名を受け入れます。寺に入り、鶴丸の助言なども受けながら僧として成長する事になるのです。ネタバレするとここまでのあらすじが幼少期として描かれるあらすじであり、ここでようやく幼少期時代が終わり、とわ、亀之丞、鶴丸を演じる役者がそれぞれ子役から交代します。

おんな城主直虎あらすじをネタバレ:5~9話

おんな城主直虎5話からは時が4話までのあらすじから10年程経過してあらすじが展開されます。その間も今川の権威は衰え知らずでしたが一方で井伊家ではその後子供に恵まれる事もなく跡継ぎ不在の状態が続いていました。そこ再び小野政直が動きます。元服した鶴丸改め小野政次と、井伊家の一門衆の中でも存在感の強い奥山朝利の娘を結婚させるその子を跡継ぎにしてはどうかと進言をするのです。

政次からその話を聞いた次郎法師は井伊と小野のわだかまりを無くす良い機会なのではと考えます。しかし長い確執から簡単には話が進みません。井伊の家臣団には反対する物も多くいたのです。一方で次郎法師の元には幼少期に駿府で出会った瀬名からの文が時折届いていました。そこには蹴鞠で龍王丸改め氏真に勝ち結婚の約束を勝ち取った事や北条から姫が来て氏真と結婚する事が決まった事が描かれていました。

その婚姻こそが今川、武田、北条の三国同盟です。そしてこの三国同盟が井伊にも転機をもたらします。亀之丞を呼び戻す事になったのです。亀之丞は井伊に戻ると元服し井伊直親と名を改めます。直親は次郎を還俗させ婚姻を結ぶ事を望みますがそれに待ったをかけたのが政直から家老の座を継いだ政次でした。まずは直親の帰参を今川に許してもらう事をするべきだと進言するのでした。

今川からは直親の帰参こそ許されましたが、次郎法師の還俗を望めば無理難題を吹っ掛けられる事は分かり切っており、また次郎法師も直親に万が一の事が合った時の変わりになる事を選びます。今川からの抑圧を次郎、直親、政次の3人の知恵で乗り切るなど関係性は変われど協力する姿勢が描かれていく事になります。また直親は、以前政次の妻にと話のあった奥山朝利の娘のしのと結婚する事になります。

そこからさらに年月が流れますがしのには跡継ぎとなる子が生まれませんでした。しのは次郎を逆恨みし、自殺を考える程に追い込まれます。次郎の叱咤を受けたしの、そして直親は夫婦としてさらに寄りそっていく事になります。しかし平穏はいつまでも続きませんでした。尾張を攻める今川から井伊に出兵が命じられたのです。ネタバレするとこのあらすじで描かれる戦いが後の世に桶狭間の戦いと言われる戦いです。

桶狭間の戦いの結果はあらすじでネタバレする程でもなく今川家の大敗、義元の首も討たれる事になりますが、従軍した井伊家にも大きな被害をもたらしていました。家臣の15人が戦死し、当主直盛も家臣の命を助ける為自刃という最期を選んだのでした。しかし崩壊目前の井伊家に光明がさします。ついにしのが懐妊するのです。この子供は生まれると虎松と名付けられます。ネタバレするとこの虎松こそが後の井伊直政です。

おんな城主直虎の最期はどうなる?

おんな城主直虎の最期をネタバレ紹介

ここからは少しおんな城主直虎のあらすじを飛ばし、おんな城主直虎最終回で描かれる事になる直虎自身の最期についてネタバレありで紹介していきます。先にネタバレしておくと最終回では本能寺の変から明智光秀と羽柴秀吉が争う山崎の戦い頃のあらすじとなります。またもう1つネタバレとして虎松から万千代と名を改めた後の直政は既に徳川家康の右腕として活躍、ここまでのあらすじの中で武功を上げるなどしています。

おんな城主直虎の最期のあらすじをネタバレ:直虎の死

先にネタバレしておくとおんな城主直虎のあらすじにおいて本能寺の変が描かれるのは最終回前話の事でした。この時直虎は万千代を通した家康の依頼により、堺に訪れていました。信長による家康の暗殺の情報を得た事で家康を逃がす手段を探っていたのです。しかしそこで本能寺の変が起き、家康は信長からではなく光秀から逃げるような形で伊賀越えを行う事になるのです。

おんな城主直虎は伊賀越えを終え軍勢を従えた家康の元に秀吉から光秀を討ったと知らせが入る所から始まります。堺に出向いていた直虎でしたが、光秀の敗北を知らされて急ぎ光秀の子、自然(じねん)がいる龍潭寺に戻り自然を逃がそうとするのでした。しかしそこに万千代がやってきて自然を差し出すように迫ります。直虎の説得を受けて引きさがった万千代でしたが、家康はその行為を咎めるどころか受け入れました。

本能寺の変からの混乱により、徳川は大きく領地を広げるチャンスを得ており明智の遺児など子細な事になっていたのです。そしてその頃には直虎の体調は芳しくない物になっていました。咳が止まらず、時に高熱を発するようになりました。そして徐々に床から離れられなくなります。死ぬ時はほっとするのではと考えていた直虎でしたが、実際にはまだ生きて井伊の、徳川の元に平和になる世界を観たいと考えるようになっていました。

直虎が目を閉じると、どこからか懐かしく美しい笛の音が聞こえてきます。音色を頼りに歩き出ると月明かりの下、井戸端で子供姿の亀之丞が笛を吹いていました。そのそばには同じく子供姿になった鶴丸もいます。ネタバレすると直虎もとわの姿で描かれます。先へ行こうと言う2人にまだやる事があると拒絶するとわでしたが、「次は誰かがおとわの意志を継いでくれる」という言葉に納得します。

おんな城主直虎に置いてとわの最期のセリフとなるのがこの幻想の中での「いざ!」という張った声です。そしてこのシーンが直虎の最期として描かれるシーンとなります。ネタバレすると直虎の死因はその症状から「結核」であると推測されています。直虎は百姓達が作る長い長い列の間を白い棺に入って運ばれていきました。ネタバレすると直虎が直接描かれるシーンではありませんがおんな城主直虎において直虎を扱う最期のシーンです。

おんな城主直虎の最期のあらすじをネタバレ:直政誕生

おんな城主直虎のあらすじは直虎の最期の後も僅かに描かれています。ネタバレすると万千代のあらすじです。ネタバレですが、この頃にはおんな城主直虎のあらすじの中で生まれた万千代は22歳になっていましたが、未だに元服する事を家康に認めてもらえずにいました。そんな万千代の元に直虎の最期の知らせが届きます。万千代は涙を飲んで、家康からの指示で北条側との交渉をまとめ上げる為に行動します。

万千代の行動をネタバレすると井伊家の旧臣達と共に甲斐と信濃をくまなく巡り国衆達の起請文を集めて回ったのです。北条側にそれを突き付け、和睦の条件を飲ませるという大任を果たしたのでした。これにより徳川は三河、遠江、駿河、甲斐、信濃を収める大大名となります。万千代は功績を認められて4万石に加増された上に、これまで許されなかった元服をようやく許される事になります。

そして元服の際に家康から与えられた名が、井伊の通字である「直」と小野の通字である「政」を組み合わせた「直政」という名前でした。こうして井伊直政は徳川四天王の一角として直虎が願った戦の無い世を実現する事に注力する事になるのでした。ネタバレするとこの井伊直政誕生のあらすじが、おんな城主直虎で描かれる最期のあらすじになっています。

おんな城主直虎の視聴率について

おんな城主直虎の視聴率をネタバレ紹介

おんな城主直虎は作品としても、おんな城主直虎に出演したキャスト陣も高い評価を受ける作品ですが、おんな城主直虎の視聴率を観ると実はあまり高いとは言えない結果になっています。ここからはおんな城主直虎の視聴率についてネタバレありで紹介していきます。

平均視聴率は12.8%とやや低め

おんな城主直虎は最終回の視聴率が12.5%、年間での視聴率が12.8%で前年放送の「真田丸」の最終回14.7%、年間平均が16.6%と比較してしまうと低めの現状になっています。とはいえ、歴史に大きく名を残す「真田幸村」と、おんな城主直虎のドラマ放送まではマイナーだったと言わざるを得ない「井伊直虎」ではどうしても差が出るのは当たり前と言えるのかもしれません。

おんな城主直虎以前に放送された大河ドラマのここ数年の平均視聴率は「平清盛」で12.0%、「八重の桜」で14.6%、「軍師官兵衛」で15.8%、「花燃ゆ」で12.0%とおんな城主直虎が飛び抜けて低いというわけではありませんが、上位とは言えない結果にはなっています。

おんな城主直虎を観た感想や評価は?

おんな城主直虎の感想をネタバレ紹介!

おんな城主直虎はTwitterで度々話題になり、感想や評価を述べる人が多い作品でもありました。ここからはおんな城主直虎を既に視聴した人の感想や評価をネタバレありで紹介していきます。先にネタバレしておくと上記でもネタバレしたように視聴率が決して高いとは言えなかったおんな城主直虎ですが、実際におんな城主直虎を視聴した人の評価は総じて高い物が多いです。

女性主人公作ではしっかりとした歴史ドラマとして成立

ここ数年、大河ドラマでは成功しないと言われているものの1つが「女性主人公」です。女性を主人公とすると男性と比較して元となる資料が少なく、オリジナリティーが強くなりあらすじがグダグダになってしまう、そしてそんなあらすじでは視聴者が付いていけなくなると言われています。しかしおんな城主直虎はしっかりとしたあらすじ、さらには直虎を支える脇役陣の演技力の高さを見せつける構成は高い評価を受けています。

また上記のおんな城主直虎のあらすじでもネタバレしているようにおんな城主直虎では桶狭間の戦いを始めとした有名な歴史上の出来事を上手くあらすじに絡める事でおんな城主直虎では女性主人公ではなかなか描かれないと言われる血生臭い戦国時代の雰囲気も見事に醸し出されていたと評価されています。

またどうしても史実をあらすじの土台におく事になる大河ドラマにおいて、おんな城主直虎では上記のあらすじ紹介でもネタバレしたように、多くのあらすじで有名な史実の出来事の裏で起こっている出来事をあらすじの土台として描く事になります。そんなおんな城主直虎は例え歴史を知っていてもそのあらすじの先が読めず、歴史を知っている事がそのままネタバレにならず、ネタバレなく楽しめるテーマだったとする声もあります。

最期が良かった

上記でもあらすじをネタバレしたおんな城主直虎の主人公、直虎の最期ですが、その最期を描いたおんな城主直虎の最終回は特に良かったとする人が非常に多いです。おんな城主直虎は上記のあらすじでもネタバレしたように直虎を描くあらすじである同時に直政を描くあらすじでもあります。直政が後に徳川四天王と呼ばれ、彦根藩の藩祖となる程になる影には直虎の奮闘があったと思うとグッとくるものがあるとする人は非常に多いです。

こちらも上記でネタバレしている直政の名前にまつわるあらすじが描かれた事も高い評価を受けています。上記でもネタバレしたように井伊家の通り字である「直」と小野家の通り字である「政」を合わせた「直政」の名を頂くあらすじが最終回に描かれた事もこのおんな城主直虎のあらすじが井伊家を描くあらすじであると同時に小野政次を描くあらすじ、井伊直政を描くあらすじでもあった事を示しているとして高い評価を受けました。

おんな城主直虎のあらすじネタバレまとめ

おんな城主直虎は「とわ」と呼ばれた直虎の生涯を描く一代記であると同時に直政誕生を描くあらすじでもあります。徳川四天王として語られる直政の活躍の裏にはそこに至るまでの多くの犠牲があったのでした。もちろん史料の少ない井伊直虎を主人公とする事で想像で描かれているあらすじもありますが、そのあらすじはネタバレを読んでいても楽しめる程に高い完成度を誇っています。

確かにおんな城主直虎は例年の大河ドラマと比較すると視聴率がそこまで高いとは言えない作品ではありますが、視聴率が低いからといっておんな城主直虎が面白くないというわけではありません。大大名同士の間で生き抜こうとする姿は前年放送の「真田丸」とはまた違った面白さがあり、まさに大河ドラマと呼べる作品に仕上がっています。

おんな城主直虎でそれぞれの登場人物を演じる俳優さんの演技力も非常に高く、例えおんな城主直虎のネタバレあらすじを読んでいてものめり込める世界観を見事に作りだしているのでまだおんな城主直虎を視聴していないという人は、ネタバレを見たあとでもぜひ1度視聴してみてはいかがでしょうか?

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