おんな城主直虎の菅田将暉(井伊直政)の演技の評価は?何話から出演?

おんな城主直虎は、NHKの大河ドラマ56作目として、2017年1月8日から12月17日まで放送されました。主人公井伊直虎を演じたのは柴咲コウさんです。菅田将暉さん演じる井伊直政は後半からの登場です。直政の幼少期、「虎松」を演じたのは寺田心さんでした。血のつながりはありませんが、直虎は虎松を親子のように時に厳しく育てていましたが、ある時手元から離すことになります。そしておんな城主直虎の後半、成長した虎松を演じる菅田将暉さんが登場します。何話から出演し、演技の評価はどのようなものだったか紹介します。

おんな城主直虎の菅田将暉(井伊直政)の演技の評価は?何話から出演?のイメージ

目次

  1. おんな城主直虎の菅田将暉の演技の評価を調査!
  2. おんな城主直虎の菅田将暉が演じた井伊直政とは?
  3. おんな城主直虎の菅田将暉は何話から出演?
  4. おんな城主直虎の菅田将暉の演技の評価について
  5. おんな城主直虎の菅田将暉の演技の評価まとめ

おんな城主直虎の菅田将暉の演技の評価を調査!

2017年の大河ドラマおんな城主直虎には、後半から菅田将暉さんが井伊直政役として登場するということは事前に発表されていましたが、何話からの出演となるのか注目されていました。柴咲コウさん演じる井伊直虎が主人公ですが、前半にはおんな城主直虎では幼少期を共に過ごしたという設定で、井伊直親役で三浦春馬さん、小野但馬守政次役として高橋一生さんが出演。それぞれが衝撃的な最期を迎えたあとの登場となりました。

一度直虎の元を離れた直政、幼名を虎松といいますが、彼が成長して井伊家に戻ってきます。おんな城主直虎で菅田将暉さん演じる虎松の幼少期を演じた寺田心さんの面影がみえるほどに、まだ幼さの残る虎松の演技がSNSでも話題になりました。それは菅田将暉さんの実年齢を感じさせないほどです。その後、徳川家康に仕え、井伊家の再興を目指していきますが、のちほどおんな城主直虎の何話から登場となるか詳しく紹介します。

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おんな城主直虎の菅田将暉が演じた井伊直政とは?

徳川四天王と呼ばれた井伊直政

おんな城主直虎の後半、菅田将暉さんの演技で登場する井伊直政について、先に紹介します。井伊直政は、1561年の2月、今川氏の家臣である井伊直親の嫡男として生まれます。幼名は虎松。菅田将暉さんも最初は虎松と名乗ります。直親は謀反の疑いで今川氏真に殺され、当時まだ2歳だった虎松に代わり、直虎が井伊家の当主となります。虎松はその後も命を狙われるため、出家させて寺に入れていました。

直親の13回忌を機に虎松は井伊家に戻ってきます。おんな城主直虎で菅田将暉さんが登場するのもこのシーンからです。その後徳川家康と面会し、見出されて小姓として使えることになります。その時に井伊万千代の名を与えられました。小姓として下働きをしながら、少しずつ戦での功績をあげていきます。本能寺の変の後、険しい山道を抜けて家康と帰還した「伊賀越え」も助けたといわれています。

1582年、当時としては遅い22歳で元服し、井伊直政と名乗ります。旧武田軍の兵を率いて一部隊を編成することになった際、家康の命によって武田の兵法を引き継ぐことになり、「井伊の赤備え」も継承しました。おんな城主直虎は、直虎の死後、菅田将暉さんが「赤備え」の赤い甲冑に身を包み、井伊直政の活躍を期待させるようなラストを描いて終わります。

1584年の小牧・長久手の戦いで、赤備えを率いて初めて活躍し、その名を知られるようになりました。のちに「井伊の赤鬼」と称されるようになります。その後も目覚ましく活躍を続け、酒井忠次、本多忠勝、榊原康政とともに徳川四天王のひとりとなります。直政は琵琶湖畔への築城を考えていましたが、関ヶ原の戦いの傷が元で1602年に亡くなり、直政の遺志を継いで家老の木俣守勝が徳川家康と相談の上で築城したのが、彦根城です。

おんな城主直虎の菅田将暉は何話から出演?

菅田将暉登場までのおんな城主直虎の前半のあらすじ

菅田将暉さんの登場が何話からか気になりますが、まずは「おんな城主直虎」の前半についてあらすじを紹介します。直虎は井伊家の当主井伊直盛のもとに一人娘として生まれ、名は「とわ」といいました。同じ一族の幼馴染、亀之丞と一緒に育ちますが、亀之丞の父が謀反の罪で今川家に殺されてしまい、亀之丞は井伊谷から離れることになります。とわも龍潭寺に入って出家し、次郎法師と名乗るようになります。

亀之丞ととわは許嫁でしたが、亀之丞が戻っても結婚することは叶いませんでした。三浦春馬さん演じる亀之丞は元服して井伊直親となり、「しの」と結婚して虎松が生まれます。この子が成長すると、この後おんな城主直虎の何話に登場するか紹介する、菅田将暉さん演じる直政となります。このあと、桶狭間の戦いで今川が破れ、直盛も戦死。直親が井伊家当主を継いでいましたが、今川から殺されてしまいます。

残された虎松はまだ幼かったため、仏門にいた次郎が後見人として井伊家の城主となり、おんな城主直虎として名乗りました。直虎と直親の幼馴染で家老として仕えていた、高橋一生さん演じる小野政次は今川に付いたため、井伊家の裏切り者と言われていました。当主となった直虎ですが、今川からの命で苦労しますが、奮闘する姿に家臣も少しずつついていきます。政次の裏切りも、直虎と井伊を守りたいという気持ちからでした。

対外的には裏切り者の政次としながらも、2人の信頼関係は少しずつ築かれていました。直虎は木綿栽培や材木業なども初め、「おんな城主直虎」のオリジナルキャラクターである盗賊の龍雲丸も登場し、領民の信頼を得ながら領地を開拓して潤して行きました。しかし、1568年に今川を支えていた寿桂尼が亡くなると、状況が変化していきます。余裕がなくなった今川が徳政令を出し直虎から井伊谷を奪います。

政次はあえて今川に取り入り、井伊谷の城代となります。しかし徳川の道案内役近藤康用によって、井伊谷は強奪されてしまい、政次は一度は逃げますが、代わりに捕えられた直虎のために自ら捕まり磔となります。直虎は尼として処刑の場に立ち会い、すべてを受け入れながらも、井伊家を裏切った者として自ら手に取った槍で政次の胸を突きました。おんな城主直虎の数ある名シーンの中でも語り継がれる衝撃的なシーンです。

しばし混乱から立ち直れなかった直虎ですが、盗賊として知り合っていた龍雲丸と少しずつ前を向き始めます。しかし井伊家の再興をここで断念します。これにはまだ幼い虎松も反発しました。このことがのちに菅田将暉さんがおんな城主直虎で演じる虎松との再会シーンに関わってきます。直虎は還俗して農婦として生きることにしました。虎松はしのが再度嫁いだ松下家を頼って旅立ちます。

「おんな城主直虎」の物語では、しばらくは直虎は農婦「おとわ」として龍雲丸とともに生活する穏やかな日々が続きます。数年後、おんな城主直虎のオリジナルストーリーとして、龍雲丸とともに堺へ旅立つことに決めていたおとわでしたが、武田信玄が侵攻した際に井伊谷を直虎は守り切ります。それをみた龍雲丸は堺へは一人で行くことにし、直虎は井伊に残ることを決めました。

菅田将暉さんは物語終盤の38話に登場

さて、「おんな城主直虎」の後半、いよいよ菅田将暉さんの登場です。何話からかというと、武田信玄が亡くなり徳川の勢いが増し、井伊谷が再び徳川領となった38話のラストシーンからの登場でした。1574年、直親の13回忌を行うために松下家に連絡をしたところ、しのとともに虎松が井伊に戻ってきました。父親である直親の笑顔を思わせる成長ぶりを見事に表現した、菅田将暉さんの演技が印象に残ったと言われています。

菅田将暉さん演じる虎松の活躍は、早速おんな城主直虎39話から始まります。まずは井伊谷の村の様子を見て回ります。綿の栽培と産業、そして村の人たちが手習いをできる場所があり、人が集えるような豊かな村になっていました。近藤が今は領主として治めているはずでしたが、実際は、おとわが近藤をうまく利用して村を作ってきたのだと、虎松は聞かされます。

おんな城主直虎の後半のストーリーが動き始めます。井伊家は諦めろと幼い頃に言われたのに、おとわ、つまり「殿」は井伊をまだ守っている、再興する気は本当にないのかと、虎松はおとわに詰め寄ります。その気持ちはないと言われた虎松ですが、自分は幼いころの「井伊を取り戻したい」という気持ちは変わっていませんでした。少々強引なやり方で、家康のそばにあがることを決意し、実行します。

家康も事前にその話を聞き、過去の自分と井伊家の関係を思い、悩みます。鷹狩りの日、とうとう家康に会った万千代と亥之助は、「松下家の子と縁者」として表向きは会うはずだったのですが、すでに井伊と小野の子であると知っていた家康は、「井伊万千代」と「小野万福」と名乗るように2人に言い渡します。

しかし、家康は家臣に「松下に示しがつかない」と言われたため、井伊を名乗るのであらば、小姓ではなく草履番として下働きをさせることにしました。それでも上に上り詰めるため、「井伊万千代」として「日の本一の草履番」ここからはじめるのだと闘志を燃やす万千代でした。以後、万千代と万福は小さなことからコツコツ功績をあげていく事になります。「井伊直政」への第一歩でした。

例え草履番でも、自分の仕事を成し遂げ、今度は万千代は自分の初陣と引き換えに井伊の材木を調達することを家康に約束します。いったんはこれでうまくいくと思った万千代ですが、おとわは甘やかしてはならぬと、材木は万千代からではなく今、井伊を治めている近藤から調達することにしてくれと、家康に手紙を出していました。おとわにしてやられた万千代は悔しがりますが、ここからまた新しい展開が生まれます。

おんな城主直虎の井伊直政のキャラクターとは?

菅田将暉の登場は何話から?とおんな城主直虎への出演の発表があってから話題になっていた井伊直政でしたが、表情豊かで野心あふれるキャラクターが多くの人の印象に残りました。おんな城主直虎では、元服の際、「直政」と名付けたのは家康でした。井伊の通字である直、そして小野の通字である政の二文字から取ったのです。それを聞いて涙したのは、ずっと直政のそばにいた、磔にされた小野政次の甥である万福でした。

おんな城主直虎の菅田将暉の演技の評価について

出世欲むき出しの第二の主人公的存在

おんな城主直虎の何話の感想ツイートかというと、これはおんな城主直虎の42話の感想です。42話では戦に出られずとも、家康に認められるため、ひいては自分が上に昇るため、「日の本一の留守居」として自分の仕事に責任を持って務め上げると決めます。菅田将暉さん演じる万千代と井之脇海さん演じる万福は、草履番から槍の手入れにいたるまで、一生懸命でした。その手入れした武具を、戦場に納めることになりました。

丁寧な仕事をほめられますが、槍の手入れを押し付けてきた小姓に、その手柄を横取りされます。さすがに怒りがわいてつかみかかりたくなるのももっともでしたが、それを相手にぶつけても仕方がないと止められてしまいます。しかし、家康はこれまでと違う仕事ぶりに、それをなしたのは、「日の本一の留守居」を本気で目指した、新しく入った万千代たちだろうと気が付いてくれていたのです。

同じくおんな城主直虎42話についての感想です。これまで顔芸と言われるほど感情を爆発させることが多かった菅田将暉さんの万千代ですが、このワンシーンの演技で菅田将暉さんは静かに表情を変え、その喜びを見事に演じてみせました。おんな城主直虎の後半の名シーンの一つです。

ツイートを紹介します。おんな城主直虎の何話頃かと言うと、42話のあとです。それまでの直虎のストーリーが一区切りし、39話以降は菅田将暉さん演じる万千代がメインとなっていきます。そのおかげか、視聴率が上がったといわれています。42話は家康に徐々に近づいていき、認められるというシーンがあります。急に親しくなったことで、色小姓ではないのかと噂が広がってしまう事にもなります。

43話の冒頭はコミカルなシーンですが、菅田将暉さんと阿部サダヲさんの演技力を生かしたさりげないお芝居で、おんな城主直虎の中の万千代と家康のキャラクターをより引き立てています。

45話は、徳川家康が嫡男の信康を斬ることになるというストーリーでした。妻の瀬名も信康も、良い方向に行くことを願ってした行動が裏目に出て、織田信長に言いがかりをつけられてしまったのです。誰しもが納得はいかないけれど、そうするしかなかった家康や他の大人たちの行動を見て、無力感を感じた万千代でした。叫んだり怒ったりするシーンが多い菅田将暉さんの万千代ですが、この回は静かな演技が光ったといわれています。

おんな城主直虎の菅田将暉の演技の評価まとめ

おんな城主直虎に菅田将暉さんが登場するのは何話から?という件について紹介しましたが、何話から出ても圧倒的に存在感のある演技で視聴者を魅了しました。おんな城主直虎の後半は、主人公の直虎だけでなく、虎松が万千代に、そして井伊直政としての名をもらうまでの成長過程を描く物語でもありました。

おんな城主直虎は主人公の直虎の史料が少ない中、戦国時代の政治的かけひきだけでなく、友情や恋愛模様など人間ドラマも描いています。菅田将暉さんの他にも今注目の俳優さん、女優さんがたくさん出演しています。ベテラン俳優の方はもちろん、若手の皆さんの演技にも注目しながら、改めておんな城主直虎に注目して見てみてはいかがでしょうか。

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