BORDERのドラマあらすじ・感想をネタバレ!最終回の結末は?【小栗旬】

ドラマ『BORDER』は人気俳優である小栗旬主演のミステリードラマです。その斬新な設定は話題になり、大ヒットを記録しました。特に最終回の衝撃的な結末がネット上で話題になり、続編『BORDER2』が制作されるほどの人気を博しました。続編も放送されたため、あらすじやキャストなどが気になっている人も多いドラマです。今回は人気ドラマ『BORDER』のあらすじやネット上の感想、キャストなどを紹介していきます。

BORDERのドラマあらすじ・感想をネタバレ!最終回の結末は?【小栗旬】のイメージ

目次

  1. BORDERのドラマあらすじや感想が気になる!
  2. BORDERのドラマキャストを紹介!
  3. BORDERのドラマあらすじをネタバレ!
  4. BORDERのドラマ最終回をネタバレ!
  5. BORDERのドラマ最終回まで観た感想を紹介!
  6. BORDERには続編がある?
  7. BORDERのドラマあらすじネタバレまとめ!

BORDERのドラマあらすじや感想が気になる!

『SP』など多くのヒット作品を作ってきた脚本家である金城一紀が原案のドラマ『BORDER』はネタバレあらすじや感想、キャストなど様々なことが話題になっているドラマです。主演に小栗旬を迎えて、多くの若手俳優を脇にキャスティングした意欲作として注目された作品でした。ここからはあらすじやキャスト情報について見る前に、『BORDER』についての基本情報を紹介します。

ドラマ『BORDER』の基本情報

ドラマ『BORDER』は2013年から開始された漫画や小説、テレビドラマなど様々なメディア展開を同時進行で行うメディアミックスプロジェクトとして開始されたドラマとなっています。この作品はテーマと主要人物などの基本的な設定は共有しますが、各メディア毎に別の作家が異なったストーリーを展開するという今までにはない手法を取っている作品です。

ドラマ『BORDER』はテレビ朝日系木曜9時枠で2014年4月10日から6月5日まで全9回で放送されました。9話の平均視聴率は12.2%で、裏番組に人気ドラマ『MOZU』があったことを考えると大ヒットといえる数字です。評価の高さは視聴率だけでなく、『ギャラクシー賞2014年6月度月間賞受賞』や『2014年東京ドラマアウォード作品賞・優秀賞(連続ドラマ部門)』などを受賞しており、ドラマとしても高評価を得ています。

脚本家・金城一紀とは

ドラマ『BORDER』の原案を担当しており、小説家としても活躍しているヒットメーカーです。2000年には『GO』で第123回直木三十五賞を受賞しており、『GO』は映画化されて国内の映画賞を総なめにしました。小説家として著名な人物です。近年はドラマ脚本や映画脚本に力を入れており、数多くのヒット作品を量産沿ている人気脚本家となっています。

作風は社会問題を題材にすることも多く、作品同士がリンクしていることも多いです。自身が韓国籍であることから、日韓問題が取り入れられている作品もあります。彼の代表作に『SP 警視庁警備部警護課第四係』や『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』、『奥様は、取り扱い注意』などがあります。

スペシャルドラマ『BORDER 衝動〜検視官・比嘉ミカ〜』

ドラマ『BORDER』のヒットを受けて、『BORDER』のスピンオフスペシャルドラマが制作されました。2017年10月6日・13日の二週連続で金曜ナイトドラマ枠で放送され、主演はドラマ『BORDER』に検視官の比嘉ミカ役で出演していた波瑠が務めています。作品の時間軸は、連続ドラマ『BORDER』開始の半年前になっています。スペシャルドラマのタイトルは『BORDER 衝動〜検視官・比嘉ミカ〜』となっています。

BORDERのドラマキャストを紹介!

ここからはドラマ『BORDER』のキャストについて見ていきましょう。主演は大人気俳優の小栗旬で、脇を固めるのは遠藤憲一や古田新太などの実力派の俳優を置いています。さらに、当時はそれほど知名度の高くなかった青木崇高や波瑠などを起用しており、このドラマの好演で注目度を上げました。それではドラマ『BORDER』の軽くネタバレもしながらキャストについて見ていきましょう。

石川安吾/小栗旬

警視庁捜査一課第二強行犯捜査・殺人犯捜査第4係第一班の刑事で、頭部に銃弾を受けたことで死者が見えるようになってしまい苦悩する石川安吾を演じるのは、多くの作品で主演を務める俳優の小栗旬です。構想当初から主人公である石川のキャラクター設定は、ドラマに主演することが決まっていた小栗旬のイメージで作られていました。そのために石川というキャラクターを好演していると言われています。

多くの漫画原作もので主演を務めている小栗旬なだけあって、漫画のような設定の『BORDER』の主演は評判が良く、高評価でした。小栗旬の代表作に『リッチマン、プアウーマン』や『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』などがあります。

立花雄馬/青木崇高

警視庁捜査一課第二強行犯捜査・殺人犯捜査第4係第一班の刑事で、石川と共に捜査一課に配属されてから3年来のコンビを組んでいる相棒の立花雄馬を演じているのはいま大ブレイク中のイケメン俳優の青木崇高です。この作品で知名度を一気に上げた俳優でもあります。青木崇高の代表作に『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』や『るろうに剣心』シリーズなどがあります。

比嘉ミカ/波瑠

警視庁刑事部の特別検視官で、刑事としての石川を認め、死者の願いをかなえるために単独で捜査する石川に手を貸すことも多く、市倉と立花と同じく石川の身を案じている比嘉ミカを演じるのは人気女優の波瑠です。このドラマの放送当時はまだ知名度の低い若手女優でしたが、この後ブレイクしました。波瑠の代表作に『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』や『未解決の女 警視庁文書捜査官』などがあります。

市倉卓司/遠藤憲一

警視庁捜査一課第二強行犯捜査・殺人犯捜査第4係第一班の班長で、石川や立花の直属の上司で、復帰間もない石川を気にかけている存在の市倉卓司を演じるのは多くの作品に出演する名バイプレーヤーの遠藤憲一です。復帰後男石川の変化を察知して、石川を守るために様々な助言をする重要人物を好演しています。遠藤憲一の代表作に『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』や『バイプレイヤーズ』シリーズなどがあります。

情報屋 赤井/古田新太

市倉が使っている情報屋で、石川の捜査を助けるためサイモンとガーファンクル、スズキなどの便利屋を紹介する情報屋の赤井を演じているのは多くの作品で小栗旬と共演している古田新太です。穏やかな物腰ではあるが、強かで考えを読ませない人物の赤井を好演しています。古田新太の代表作に『逃げるは恥だが役に立つ』や『あまちゃん』などがあります。

便利屋 スズキ/滝藤賢一

裏世界の便利屋で石川の依頼で盗聴や文書偽造、証拠の偽装など様々な非合法なことを引き受けるスズキを演じるのは、多くの作品で怪演を見せる俳優の滝藤賢一です。冷静沈着ながらも、犯罪者に対して並々ならぬ感情を持っている難役を見事に演じたといわれています。滝藤賢一の代表作に『半沢直樹』や『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』などがあります。

ガーファンクル/野間口徹

サイモンとコンビを組むハッカーで「S&G行政書士事務所」という事務所を設立しているが、実際はIQテストで180の天才ハッカーで石川に度々協力する存在のガーファンクルを演じるのは多くの作品で重要人物を演じる野間口徹です。野間口徹の代表作に『SP 警視庁警備部警護課第四係』や『戦力外捜査官』があります。

サイモン/浜野謙太

ガーファンクルとコンビを組むハッカーで、お互いに仲がいく常にガーファンクルと行動しているサイモンを演じるのは注目度が急上昇しているミュージシャンで俳優の浜野謙太です。浜野謙太の代表作に『婚前特急』や『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』などがあります。

安藤周夫/大森南朋

スター玩具の社員で天川弘志を誘拐して殺害する『絶対悪』と呼ばれる真性のサイコパスである安藤周夫を演じるのは大森南朋です。石川を精神的に追い詰め、衝撃の結末へと誘う重要人物を大森南朋を好演しています。大森南朋の代表作に『ハゲタカ』や『龍馬伝』などがあります。

BORDERのドラマあらすじをネタバレ!

ここからはドラマ『BORDER』のドラマあらすじをネタバレも含めて紹介していきます。『BORDER』は全9話なので、まずは8話までのあらすじをネタバレありで見ていきましょう。基本的には一話完結となっていて、初回視聴率は9.7%で、最高視聴率は第7話『敗北』の16.7%となっています。それでは8話までのネタバレあらすじを見ていきましょう。

BORDERのドラマ1話のあらすじ

刑事の石川は捜査中に突如銃撃を受け、弾丸が頭部を直撃し意識不明の重体になってしまいます。なんとか一命はとりとめたものの、銃弾は取り除きにくい場所にあり頭の中に銃弾が残ったままになってしまいました。銃撃から5日後、石川は奇跡的に目を覚ましまし、刑事として復帰を果たしました。復帰してすぐに石川は三人の家族が殺害された事件現場に向います。そこで石川の前に姿を現したのは殺害されたはずの死者たちでした。

死者が見えるようになった石川は最初は戸惑いますが、死者の悲痛な声を聴いて犯人を逮捕することを決意します。被害者夫婦から犯人の名前を聞いた石川は独自の捜査で犯人を追い詰めて逮捕します。新たな捜査手法に戸惑いながらも、石川は死者を救えたことに安堵します。

BORDERのドラマ2話のあらすじ

若い女性6人が首を絞められ拷問されたうえで殺されるという事件を捜査することになった石川ですが、最重要容疑者・村上を追い詰めましたが『犯人はもう一人いるぞ』という言葉を残して自殺されてしまいます。落胆する石川でしたが、村上が死者として石川の前に現れます。村上はもう一人被害者がいて生きていると石川に告げ、石川は上司の市倉に進言しますが根拠がないと捜査はしてもらえませんでした。

石川は情報屋である赤井に依頼して、村上のパソコンから情報を引き出してもらう事にします。パソコンの情報から無事七人目の被害者を救出しました。村上は消える直前に『もう一人いるぞ』と言い残し、消えました。石川は村上の息子がいることを知り、村上が言っていた『犯人はもう一人いる』という言葉はまだ幼いが自分の子供は将来同じことをするという意味だったことを知ります。

BORDERのドラマ3話のあらすじ

被害者である西本は死者として石川に「復讐のために殺された」と告白するところから始まります。石川の前に現れた西本は「島村靖雄に殺された」と告げました。島村は5年前に薬物中毒である西本に妻子を殺害されていました。そのために島村が犯人だと西本は石川に告げたのでした。しかし西本は犯人の顔は見ておらず、島村が犯人というのは西本の予想でした。しかし実際に会ってみると石川も島村が犯人だと確信し、逮捕します。

BORDERのドラマ4話のあらすじ

ある日、見晴らしのいい競技場の真ん中で遺体が見つかります。遺体には「取扱注意」のシールが貼られて、石川は不審に思い遺体に爆弾が仕掛けられていることに気付くも間に合わず爆破。検視官の比嘉が爆発に巻き込まれてしまいます。被害者は二人いて、死者として石川に犯人はホームレスを狙って『感染症の検査への協力』を口実に被害者を集めていることを知ります。

比嘉の負傷に怒りを覚えた石川はハッカーのサイモン&ガーファンクルを使って、犯人の情報を収集することにしました。さらに比嘉が現場で『不自然な姿勢の警官』を見たと情報と3人目の被害者が死者となって犯人を教えてくれたことによって犯人である八巻を逮捕した石川。その犯行動機は「警察官採用試験に落ちたから」というものでした。

BORDERのドラマ5話のあらすじ

ある朝、民家の敷地内で身元不明の男性の遺体が発見され、遺体の状態から最近管内で多発している『ノックアウト強盗』の被害に遭ったと推測されていて、その線で捜査が開始されます。遺体の男は『岡部』という43歳のサラリーマンで死者として石川に状況を話すも、岡部は事件当夜の記憶を失っていました。彼は石川に付きまとい、自身の死の理由を探すように促します。

石川の協力で岡部はついに記憶を取り戻し、岡部の死の真相は泥酔した末の事故死でした。しかし、家族の事を深く思った末の偶然の死亡事故だったので、石川は岡部の家族に『ご主人は死ぬ間際までご家族のことを忘れていなかったのだと思います』と伝えました。

BORDERのドラマ6話のあらすじ

都内のマンション屋上から女子大生の久保田舞子が墜落死しました。管理官は自殺と断定して捜査を打ち切りましたが、比嘉は自殺ではないと思い進言しますが、『根拠がない』と却下されてしまいます。さらに似た状況で別の女子大生が墜落死し、こちらも自殺と断定されます。しかし比嘉は他殺と考え、石川に協力を要請しました。その話を聞いた石川の前に死者として女子大生が現れます。

彼女は『私は自殺なんてしていません。』と話しました。捜査の結果、女子大生二人は同じ精神科クリニックの通院歴があることが判明し、『ハッカー・サイモン&ガーファンクル』の調査により、二人目の女子大生は自殺する気がなかったことが判明し、石川は二人の担当医だった津川うを逮捕しました。

BORDERのドラマ7話のあらすじ

ある夜、ひき逃げによる死亡事故が発生しました。被害者はバイト帰りの大学生の横森で死者となり石川の前に現れました。横森によると自分を轢いた赤い外車に載っていたのはアルバイト先のレストランで見かけた有名政治家の息子だったと石川に伝えました。他にも様々な物証があり、逮捕は時間の問題と思われていました。

犯人である宇田川の父親は、現職の外務大臣で警察官僚出身の前国家公安委員長という経歴の権力者だったので、捜査を止めてしまいます。石川は情報屋を使って宇田川について様々な証拠を集めますが、何者かによって次々と証拠が消されていってしまいます。さらに重要な証人であった女子大生の滝川も殺されてし舞う中、石川は決定的な証拠を手に入れます。

宇田川に雇われた掃除屋の神坂と遭遇し、格闘の末逮捕することに成功しますが、それすらも宇田川を海外へ逃亡させるための時間稼ぎにすぎませんでした。結局、宇田川の逃亡を許し、石川は敗北しました。

BORDERのドラマ8話のあらすじ

組織犯罪対策部所属の元刑事の荒木が銃殺される事件が発生し、この事件は石川が銃撃されたときに捜査していた「元警察官殺人事件」とよく似ていることに石川は気づきます。死者となった荒木が石川の前に姿を見せますが、なかなか接触することができません。10年前に何かあったことはわかりましたが、そこから先は正規の捜査ではわかりませんでした。便利屋を使い、真相に近づいていくと市倉が怪しいことに気づきます。

犯人は元組対五課の鴨川と市倉に絞られましたが、石川にはどちらが犯人かわかりませんでした。石川は犯人に罠を仕掛け、犯人は鴨川であると判明しました。石川を撃ったのも鴨川で、『偶然犯行現場に居合わせたから』という理由でした。
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BORDERのドラマ最終回をネタバレ!

ドラマ『BORDER』の最終話は2014年6月5に放送されました。サブタイトルは『越境越境〜石川安吾最後の決断』で『絶対悪』といわれるサイコパス『安藤周夫』を逮捕するために苦悩する石川の姿が描かれて、衝撃の結末へと向かっていきます。放送当時かなり話題になり、視聴率も全話の中で最高の14.4%を記録しています。

いまだに『衝撃のラスト』として伝説になっており、ネット上でも話題になることも多い『BORDER』の最終回なのでネタバレあらすじを気になっている人も多くいます。という事で、詳しいあらすじをネタバレありで紹介していきます。テーマも重く、終始暗い雰囲気で進んでいくストーリ展開は近年のドラマにはないものだったため、気になっている人も多いのでネタバレあらすじを見ていきましょう。

最終回のネタバレあらすじ①少年誘拐事件発生

あるショッピングモールで少年が誘拐される事件が発生しました。まもなく少年の遺体が発見され、捜査本部が立ちます。石川は死者となった少年の証言をもとに、ある男に目をつけます。男の名前は『安藤周夫』で、外見はいたって普通のサラリーマンでした。しかし安藤にはとんでもない裏の顔がありました。

最終回のネタバレあらすじ②最悪の敵・安藤登場

安藤はスター玩具の社員で天川弘志を誘拐して殺害するという残虐な行為をしておきながら、日常と変わらない生活を送っていました。彼は『絶対悪』とも呼ばれる『真性のサイコパス』であだったことを確信した石川は必ず逮捕すると心に誓いました。

最終回のネタバレあらすじ➂翻弄される石川

赤井やスズキ、サイモンとガーファンクルなどを使って、石川は安藤が殺害したという証拠を探します。しかし、まったく証拠が見つからず、石川はスズキを使って証拠をねつ造します。しかし、その動きを察知した安藤にねつ造した証拠を消されてしまいます。何とかして安藤を追い込みたい石川でしたが、天川弘志は火葬されて『ありがとう』と言い残し消えてしまいます。

最終回のネタバレあらすじ④石川が越える境界線(ボーダー)とは

何とかして弘志の無念を晴らしたい石川は安藤に直接対面して、決着をつけに行きます。力ずくで安藤を屋上に連れていき屋上のへりに無理やり連れていきます。石川は『怖いか?死にたくなかったら自白しろ!証拠を差し出せ!』と詰め寄ります。

安藤は『私は悪を為すためなら死ねる。あなたは殺せないでしょう?この差は永遠に縮まらない。また私の勝ちですね』と言い放ちます。その言葉を聞いた石川は安藤を突き落とし、殺してしまいました。その直後、石川の肩を何者かがたたきます。それは死者になった安藤でした。安藤は石川にこう言いました。『こちらの世界へようこそ。』

BORDERのドラマ最終回まで観た感想を紹介!

今回は『BORDER』のネタバレありのあらすじを見てきました。衝撃の結末を迎えドラマ『BORDER』の最終回ですが、放送当時からネット上を中心にかなり話題になりました。賛否両論あり、続編『BORDER 贖罪』が放送されるまでネット上では石川の行動について議論されるほど話題でした。そんな『BORDER』の最終回のネタバレありの感想を紹介していきます。

ラストが衝撃的すぎる!

最近のドラマではなかった後味の悪いラストがネット上を中心に大きな話題になりました。ネット上でも『衝撃的すぎる!』といった声や『最期の数分間は鳥肌が止まらない』といった声が多く、近年のドラマでは最高の最終回という声もネット上には多く見られます。最終回は主人公が殺人を犯してしまうという点で賛否が分かれていますが、ネット上では賞賛の声が圧倒的に多く存在します。

タイトルの意味が最終回で分かる

最終回の感想の中にはタイトルである『BORDER』の意味について触れている感想も多く存在します。タイトル『BORDER』は『境界線』という意味ですが、その意味は最終回で明かされることになします。最終回のサブタイトルが『越境』となっており、石川が犯罪者との境界線を越えることを暗示しています。この演出に『タイトルの伏線が凄い』という感想がネット上には溢れています。

小栗旬の演技が凄すぎる!

『BORDER』の感想で多いのは主演である小栗旬への賞賛の声です。死者が見えるという難しい役どころや最終回の追い詰められていく石川を見事に演じていてネット上では高評価を受けています。ネット上では『小栗旬の演技が凄すぎる』といった感想や『小栗旬ってこんなに演技がうまかったんだ』という感想が多く、近年の小栗旬の代表作となっています。これ以降本作の脚本家である金城一紀とのタッグが多くなっています。

大森が不気味すぎる

最終回の感想の中には石川を追い詰めることになるが安藤周夫を演じた俳優の大森南朋への声も多くあります。『真性のサイコパス』という難しい役や冷静沈着で感情を表に見せず石川をあざ笑う役を見事に演じたので、ネット上では『大森が不気味すぎる』や『安藤の人間性が最悪』といった感想が多く挙がっています。最終回の最重要人物として多くひとの印象に残った役でした。

見たことない人には絶対に見てほしい!

ネット上には『BORDER』をお勧めする声も多く存在します。同時間帯で人気ドラマ『MOZU』が放送されていたので、数字が割れてしまいました。そのためどちらも近年のドラマの中で傑作と言われているにもかかわらず、『見たことがない』という人が多いドラマです。そのため『BORDER』視聴者は『絶対見てほしいドラマ』という感想が多く挙がっています。

続編に期待!

ドラマ『BORDER』の最終回の感想で最も多かったのは『続編を早く見たい』といった声や『続編に期待!』という続編を望む声が多くあります。最終回の終わり方も衝撃的でしたが、それと同時にこの後の石川の処遇などについて気にしている人も多く、続編を希望する声が多くありました。実際に三年後に続編が制作されますが、この当時はそのアナウンスもなかったので、こういった感想が多く挙がったといわれています。

BORDERには続編がある?

ドラマ『BORDER』の衝撃の最終回から三年経った2017年にドラマ『BORDER』はスペシャルドラマとして復活しています。それに先駆けて検視官であった比嘉を主役にスペシャルドラマも制作されており、期待されていたドラマだったことが分かります。スペシャルドラマは衝撃のラストの直後から始まっており、第10話とも言える内容になっています。キャストも変わらず、小栗旬が主演を続投しています。

スピンオフ作品『BORDER 衝動〜検視官・比嘉ミカ〜』のあらすじ

スペシャルドラマ『BORDER 贖罪』に先駆けて放送された『BORDER 衝動〜検視官・比嘉ミカ〜』の簡単なあらすじについて見ていきましょう。物語は連続ドラマ『BORDER』の半年前にさかのぼります。比嘉はまだ特別検視官ではなく、大学の法医学教室の助手でした。そんな中、指導教官である浅川はある事件の調査を依頼されて、比嘉は同行することになります。

『BORDER 衝動〜検視官・比嘉ミカ〜』のキャスト・中澤史明/工藤阿須加

『BORDER 衝動〜検視官・比嘉ミカ〜』のキャストで比嘉ミカの相棒的なポジションとなる若手刑事の中澤史明を演じるのは工藤阿須加です。検視官として能力の高い比嘉と秘密裏に協力し合いながら事件の捜査に取り組むフレッシュな刑事役を好演しています。ソフトバンクホークスの監督である工藤公康の息子としても知られる工藤阿須加の代表作に『ルーズヴェルト・ゲーム』や『未解決の女 警視庁文書捜査官』などがあります。

『BORDER 衝動〜検視官・比嘉ミカ〜』のキャスト・浅川透/石丸幹二

永正大学医学部法医学教室の教授で、法医学と犯罪心理学を駆使して警察の犯罪捜査に協力していて比嘉の指導教官として登場する浅川透を演じるのはミュージカル俳優の石丸幹二です。実際は比嘉の助言で事件を解決しており、自立し始めている比嘉に危機感と嫉妬心をあらわにする難役を見事に演じているといわれています。代表作に『半沢直樹』や『ルーズヴェルト・ゲーム』などがあります。

『BORDER 贖罪』とは

スペシャルドラマ『BORDER 贖罪』はスピンオフドラマスペシャル『BORDER 衝動〜検視官・比嘉ミカ〜』の放送直後の10月22日に放送が予定されていましたが、同日に『第48回衆議院議員総選挙』の投開票が行われることになり報道特別番組を放送するために急遽放送日が10月29日に変更されました。その影響かスピンオフ作品の放送から半月以上経ってしまったために視聴率は7.9%と低迷してしまいました。

『BORDER 贖罪』のあらすじ

物語は最終回の衝撃の直後から始まります。石川に安藤の死の責任があるのかというのが焦点になりました。市倉や立花は石川に責任はないといいますが、警視庁の監察管理官である久高は石川に疑いの目を向けて監察官聴取を行います。一方で、女性が殺害される事件が発生し、石川は捜査に駆り出されて死者と対面することになります。

スペシャルドラマ版追加キャスト『原口知幸/満島真之介』

見栄えもよく、堂々とした雰囲気を持ち動揺を見せない謎の人物である原口知幸を演じるのは若手俳優として活躍している満島真之介です。今回の事件に関して、重要な捜査対象となり石川が捜査をすることになる人物でその不気味な雰囲気を好演しています。満島真之介の代表作に『風俗行ったら人生変わったwww』や『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』などがあります。

スペシャルドラマ版追加キャスト『須藤真実/中村ゆりか』

今回の殺人事件の被害者で石川の前に死者として現れる須藤真実を演じているのは若手女優の中村ゆりかです。安藤の件で苦悩している石川が再び奮起する転機となる死者を若手女優でありながら、好演しています。中村ゆりかの代表作に『連続テレビ小説 まれ』や『ヒロシマ8.6ドラマ ふたりのキャンバス』などがあります。

スペシャルドラマ版追加キャスト『久高喬/國村隼』

警視庁の監察管理官で石川が安藤で何かしたのではないかと疑っている久高喬を演じるのは名優の國村隼です。今作のキーマンであり、人柄は温厚で人望もあり警視庁内では人格者として知られているものの、実は鋭い観察眼を持っている切れ者で石川を追い詰める存在です。國村隼の代表作に『金曜プレミアム 松本清張スペシャル かげろう絵図』や『ドラマスペシャル アガサ・クリスティ そして誰もいなくなった』などがあります。

続編『BORDER 贖罪』の評価は?

人気ドラマ『BORDER』の続編である『BORDER 贖罪』の感想や評価はどうなのでしょうか。視聴率こそ奮わなかったものの、ドラマとしての評価は高く、さらなる続編を期待する声も多くあります。『相変わらずおおしろい』といった声が多く感想としてありました。さらに実際に起こった事件を予知していたような内容も話題になりました。スピンオフ作品も続編もネット上での評価はかなり高いものになっています。

BORDERのドラマあらすじネタバレまとめ!

今回は人気ドラマ『BORDER』のネタバレあらすじと最終回の詳しいネタバレあらすじを紹介してきました。さらに感想や続編のスピンオフドラマ『BORDER 衝動〜検視官・比嘉ミカ〜』やスペシャルドラマ『BORDER 贖罪』などについてもネタバレも含めて簡単なあらすじを見てきました。近年では稀に見る高評価を受けているドラマであり、衝撃的なラストシーンも含めて大きな話題になった作品として扱われています。

続編が制作されたいまもさらなる続編を期待する声も多く、ネット上では人気の高い作品となっています。多くの賞を受賞したドラマ作品でもあるので、放送から四年以上たった今でも多くの人が気にしている作品なので、ぜひ気になった方は連続ドラマ『BORDER』と続編『BORDER 贖罪』をご覧ください。

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