さくらの親子丼のキャスト一覧!真矢ミキ主演ドラマの登場人物と相関図は?

2017年10月7日から11月25日まで、毎週土曜日の23時40分からフジテレビ系列『オトナの土ドラ』枠で放送されていた日本ドラマ、『さくらの親子丼』。真矢ミキさんが主演を務め、彼女を始めとする豪華なキャストで制作された社会派人情ドラマです。現代社会の問題も浮き彫りになっているドラマとして注目され、この『さくらの親子丼』の続編が2018年12月から放送されることが決定されています。そこで今回、せっかくなのでドラマのキャスト一覧や相関図をご紹介します!

さくらの親子丼のキャスト一覧!真矢ミキ主演ドラマの登場人物と相関図は?のイメージ

目次

  1. さくらの親子丼のキャスト一覧を知りたい!
  2. さくらの親子丼の作品情報
  3. さくらの親子丼は真矢みきが主演!
  4. さくらの親子丼のキャスト一覧!相関図も紹介!
  5. さくらの親子丼のあらすじ
  6. さくらの親子丼の主題歌は?
  7. さくらの親子丼を観た感想は?
  8. さくらの親子丼のキャスト一覧まとめ

さくらの親子丼のキャスト一覧を知りたい!

2017年10月7日から11月25日まで、毎週土曜日の23時40分から0時35分までフジテレビ系列の『オトナの土ドラ』枠として放送されていた日本のテレビドラマ『さくらの親子丼』。この作品はあの『3年B組金八先生 第7・8シリーズ』や『明日の光をつかめ』などを手がけた清水有生さんが脚本の制作をしており、現代社会の問題を見る、社会派人情ドラマです。

主演を務めたのは、元宝塚歌劇団花組のトップスターで有名なあの『真矢ミキ』さんです。そしてこの『真矢ミキ』さんを筆頭に、様々なキャスト陣がこの『さくらの親子丼』を引き立て、感動して泣ける物語を作ってくれました。さらにこの『さくらの親子丼』は2018年12月に続編の放送が決定しており、少しずつ話題になってきています。

今回、『さくらの親子丼』の続編が放送されるということもあり、前作の『さくらの親子丼』のキャスト一覧をご紹介します。また、続編をご覧になる前に、前作でキャストがどのような役を務め、ストーリー展開にどう関わったのかが分かるように相関図の一覧も合わせてご紹介します。相関図については、それぞれの関係性の説明にも注目してみて下さい。

さくらの親子丼の作品情報

上記でもご説明した通り、真矢ミキさん主演のドラマ『さくらの親子丼』は2017年10月7日から11月25日まで、毎週土曜日の23時40分から0時35分までフジテレビ系列の『オトナの土ドラ』枠として放送されていた日本のテレビドラマです。そして2018年12月1日より、続編の『さくらの親子丼2』が放送決定しており、これも前回と同じフジテレビ系列の『オトナの土ドラ』枠で放送される予定です。

脚本を手がけたのが、『3年B組金八先生 第7・8シリーズ』や『光をつかめ』などを手がけた事でも有名な脚本家、清水有生さんです。清水さんは、脚本家として花開く前に福祉事務所にて約10年ほどケースワーカーとして勤務していたそうで、その経験が脚本に大きく影響し、多くの視聴者の心に刺さる、現代社会の問題を浮き彫りにしたストーリーを作成されます。

現代社会の問題を題材に繰り広げられるストーリー展開であり、様々な背景を背負った登場人物達の物語は非常にリアルであるからこそ、視聴者に感動を与え、涙を誘います。福祉事務所にて10年もの間、ケースワーカーとして人間模様を見てきた清水有生さんだからこそ、ここまでリアルに人の心情を描いた物語を作ることができるのでしょう。『さくらの親子丼』は視聴者に感動を与えるだけでなく、奥深い作品であると言えます。

さくらの親子丼は真矢みきが主演!

真矢みきプロフィール

ではここから、『さくらの親子丼』に出演しているキャストについてご紹介して行きます。まずはこの作品で主役の『九十九さくら』役を演じた真矢ミキさんについてご紹介します!

『さくらの親子丼』の主人公である『九十九さくら』役を演じたのが、元宝塚歌劇団花組トップスターの『真矢ミキ』さんです。1964年1月31日生まれで、広島市西区観音町生まれの大阪府豊中市育ち。所属事務所はオスカープロモーションで、バレエダンサーの西島千博が配偶者です。1981年に宝塚歌劇団に入団し、初舞台当初から注目を集め、1995年には花組のトップスターに上り詰めました。

今や有名な真矢ミキさんですが、これまで順風満帆だった訳ではありません。宝塚歌劇団を退団後、真矢ミキさんはそのまま芸能界入りを果たしましたが、38歳の時に事務所側から戦力外通告を受け、どん底を経験。そして知人からスーツを借り、自ら『踊る大捜査線』のオーディションを受け、見事オーディションを這い上がり、2003年に公開された踊る大捜査線THE・MOVIEで芸能界復活を果たしたのです。

そして現在、真矢ミキさんはTBSの『ビビット』に月曜日から金曜日までレギュラー出演している他、様々なドラマや映画、CMの出演など、真矢ミキさんの顔を一日一回は必ず見られる程引っ張りだこになっています。

さくらの親子丼のキャスト一覧!相関図も紹介!

それでは、今回ご紹介する内容のメインである、『さくらの親子丼』に出演するキャスト一覧と相関図をご紹介します。真矢ミキさん主演の人情ドラマの『さくらの親子丼』。真矢ミキさん以外にもこのドラマには欠かせないキャストの皆さんが大勢います。それぞれの役がそれぞれの背景を背負っており、その役を演じるキャスト陣についての相関図と一覧のご紹介です!

まずは相関図一覧からご紹介します。上の相関図を見る限りでは、登場人物の人数はそこまで多くはありません。『さくらの親子丼』は全8話からなり、相関図上の登場人物がそれぞれの話の主人公になります。相関図でそれぞれの登場人物との関係性を見ると、そこまで複雑な関係性は見えませんが、ドラマの物語では非常に深刻な問題を抱えています。では続いて、登場するキャストの一覧をご紹介します。

真矢ミキ(役:主人公・九十九さくら)

『さくらの親子丼』の主人公である「九十九さくら』を演じたキャストが女優の『真矢ミキ』さんです。主人公である『九十九さくら』は古本屋の「九十九堂」というところの女主人。そこは『空腹の人に無料で親子丼を食べさせてくれる』と噂される場所で、店の奥にある「たまりば」で来た人に親子丼を無料で提供し、その人が抱えている問題に向き合って行きます。

『九十九さくら』自身も、当時17歳だった息子がある事件に巻き込まれて亡くなり心に深い傷を負っていますが、困っている人を見捨てる事ができず、親子丼を提供して心も体も満たしてあげようとします。「泣きたい時は泣けばいい。落とした涙の粒だけ幸せの花が咲くんだから」が口癖で、励ましたり一緒に泣いたりして、問題を抱えて訪れた人の話を聞いてくれます。

九十九さくらの息子は、巻き込まれた事件で『二宮あざみ』を命がけで助けており、九十九さくらは二宮あざみに対して『息子が守った命』という思いが強く、家出をしてから帰る場所のない彼女を家に住まわせ、一緒に暮らすようになります。

吉本実憂(役:二宮あざみ)

『二宮あざみ』は家出してきた不良少女であり、友人に連れられて九十九さくらの古本屋を訪れ、愛情を持って接してくれるさくらへ次第に心を開いていきます。実はこの少女が、九十九さくらの息子が命がけで助けた少女でした。彼女は1歳の頃、自分の母親から殺されそうになったところを、さくらの息子が助けており、物語の重要な登場人物になります。

この『二宮あざみ』役を演じたのが、アイドルグループX21の元メンバー『吉本実憂』さんです。1996年12月28日生まれ、福岡県出身。真矢ミキさんと同じオスカープロモーション所属の女優さんです。2012年に開催された、第13回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを受賞し芸能界入りしました。

アイドルグループで活動する傍、2014年放送の『獣医さん、事件ですよ』で女優デビュー。その後、NHK大河ドラマの『軍師官兵衛』で栄姫役を、2017年放送の『ウチの夫は仕事ができない』では渡瀬理緒役を演じるなど、様々な作品に出演していることから、最近注目を集めています。

本仮屋ユイカ(役:九十九恭子)

『九十九恭子』は九十九さくらの娘であり、過去に兄が亡くなったことで心に深い傷を負い、親子丼を提供する母親をよく思っていなかったことから別居し、一人暮らしをしていました。仕事はフリーライターをしている設定だそうです。不良少年・不良少女に対して嫌悪感があります。そのため、母親の元に二宮あざみがいることを良く思っていませんでしたが、母からあざみに対する想いを聞き、少しずつ打ち解けていきます。

この『九十九恭子』の役を演じたのが、『本仮屋ユイカ』さんです。1987年9月8日生まれの東京都出身。スターダストプロモーション所属の女優さんです。連続ドラマで2001年に『3年B組金八先生 第6シリーズ』で生徒役として出演し、その後はNHK連続テレビ小説『ファイト』や『僕の歩く道』、『薔薇のない花屋』や『そこをなんとか』といったテレビドラマに出演。

『闇金ウシジマくんPart2』や『ピーチガール』といった映画にも出演しています。また、ドラマや映画だけでなく、TBSの情報バラエティ『王様のブランチ』でメインキャスターに起用されるなど、幅広く活躍をされています。

大地伸永(役:九十九悠平)

『さくらの親子丼』でキーポイントとなる人物、『九十九悠平』は九十九さくらの息子であり、九十九恭子の兄です。彼が17歳の時に、アルバイトをしていたファミレスで、あざみの母『花菜子』が娘であるあざみを殺そうとした際、この『九十九悠平』がそれを止めようともみ合いになり、花菜子が振りかざしていたナイフが刺さった事で、九十九悠平は亡くなりました。

九十九さくらが親子丼を振る舞うきっかけになった『九十九悠平』の役を演じたのが、『大地伸永』さんです。2001年2月26日生まれの埼玉県出身。東宝芸能に所属する若き俳優さんです。彼のデビュー作は2015年に放送された大河ドラマ『花燃ゆ』で、徳川家茂の役で出演されました。その後も様々なドラマで出演され、2018年では『アンナチュラル』『科捜研の女 season17』『ラブリラン』に出演され、活躍されています。

塚田僚一(役:中西俊太)

九十九さくらが経営する『九十九堂』と同じ商店街にある精肉店『鳥安精肉店』の店員。九十九堂に親子丼用の卵と鶏肉を配達しています。九十九さくらの息子、悠平と幼馴染であり、恭子とも仲が良いそう。かつて関東一帯に名を轟かせた暴走族の元リーダーで不良でした。過去にさくらの世話になったこともあり、作品中ではさくらの良き理解者として登場します。

この『中西俊太』を演じたのが、ジャニーズ事務所所属の男性アイドルグループ、A.B.C-Zのメンバー『塚田僚一』さんです。1986年12月10日生まれで、ジャニーズの同期としては亀梨和也さん、中丸雄一さんなどがいらっしゃいます。小学6年生の頃から体操クラブに所属していたこともあり、A.B.C-Zメンバーの中でも最もアクロバティックを得意としています。最近は舞台やドラマなどの出演が使しずつ増えてきているようです。

矢野浩二(役:玉置玄)

『さくらの親子丼』で登場する『玉置玄』は、さくらが経営する『九十九堂』の奥にある「たまりば」の常連客。人とのコミュニケーションが苦手ですが、いつも何か絵を描いていてとても絵が上手。「いらない色はありません。みんな大事です」が口癖であり、「たまりば」を訪れる少年少女の良き相談相手です。

そんな、少し癖のある人物を演じたのが、オスカープロモーション所属の俳優『矢野浩二』さんです。1970年1月21日生まれの大阪府出身。2000年に撮影した中国ドラマ『永遠の恋人』が影響し、2001年に単身中国に渡り、中国語を勉強しながら活躍を続け、数々の中国ドラマや映画、バラエティに出演。2013年、2014年には『中国で人気の日本人タレント1位』にも選ばれるほど、中国で超有名な俳優さんなのです。

柳美稀(役:正木リエ)

二宮あざみの友人『正木リエ』は、九十九さくらに二宮あざみを会わせるきっかけになった人物です。彼女自身も問題を抱えており、過去に傷害事件を起こし、その被害者の少女が生きていることを知って苦悩します。その少女に自分が首を絞められるといった悪夢も見るようになり、九十九堂へ行ってさくらに相談します。その後、少女の母親に謝罪し、償いをするためにちゃんと社会で働き始めます。

そんな『正木リエ』の役を演じたのが、オスカープロモーション所属のモデル兼女優『柳美稀』さんです。1997年8月24日生まれの大阪府出身。国民的美少女コンテストではファイナルに残れなかったものの、事務所にスカウトされました。その後、2016年に戦隊ヒーローの『動物戦隊ジュウオウジャー』のセラ役を務め、全国放送での初出演を果たしました。その後はモデル業と女優業の両立を果たしています。

さくらの親子丼のあらすじ

それではここで、キャスト一覧や相関図と合わせて『さくらの親子丼』のあらすじについても簡単にご紹介します。『親子丼を無料で食べさせてくれる店があるらしい』そんな都市伝説のように噂された場所は、ぽつんと建つ一軒の古本屋。九十九さくらが経営する『九十九堂』という名のお店でした。そのお店の奥には「たまりば」と呼ばれるスペースがあり、そこには『行き場を無くし、お腹を空かせた人々』が集まってくる場所でした。

そこにたどり着く人々は様々な問題や悩みを抱えて来ます。傷つき、もがき、苦しみ、ふさぎ込み、中には考えることすらできない人も。そんな彼らに、店主のさくらは詳しい事情などを聞かずに、ただただ親子丼を提供します。それは、彼女がシングルマザーとして生きて来た中で『空腹を満たすことで人間らしく行動することができる』という結論に達したことから始まった行動でした。

彼女自身も息子を亡くした悲しい過去があり、だからこそ、同じように思い悩んでいる人達を放っておけないのです。さくらによって提供された親子丼で空腹が満たされると、ポツリポツリと自分の事を話し始める人々。さくらが提供する親子丼は、空腹だけでなく心も満たしてくれるのです。そしてそんな彼らの話を聞き、さくらは言います。『泣きたい時は泣けばいい。落とした涙の粒だけ花が咲くんだから』。

一人、そしてまた一人と、「たまりば」を訪れる、悩みを抱えた空腹の人々。彼らを励まし、時には涙し、様々な問題に対してさくらが共に寄り添ってくれる、人情味の溢れるお話です。さくら自身も、過去に起きた息子の事件と向き合う機会があり、彼女自身の葛藤もこの『さくらの親子丼』で描かれています。

さくらの親子丼第1杯目

『さくらの親子丼』の1杯目は、店主のさくらの過去とも深いつながりのある、二宮あざみとの出会いと、ある兄妹の話しです。相関図と合わせて見てみて下さい。あざみは友人の正木リエと組んで毎日非行を繰り返していました。ある夜、ヤクザに追われて逃げ込んだ公園で空腹を感じます。その時、友人のリエが『タダで親子丼が食べられる場所がある』という噂を聞きつけ、その噂の店へ行くことになります。

その噂の場所にたどり着いた際、そこにいたのは、少年院を出所後、妹のために貧乏ながらも一生懸命に働く青年やコミュニケーションに難のある男性、不良少年や引きこもりなど、少し社会からはみ出した人々が集まっていました。そんな場所に突然現れたあざみとリエに対し、店主のさくらは特に詳しく二人に話を聞くわけでもなく、暖かい親子丼を差し出し、食べさせます。

空腹の限界に来ていた二人は、差し出された親子丼を貪るように食べ、空腹を満たします。そしてあざみとリエの二人は、「泊まる場所が無いたから一晩泊めて欲しい」とさくらにお願いしますが、さくらは頑なに断ります。それに対し反抗的な態度を取るあざみでしたが、それでも「たまりば」に通ようになりました。そんなある日、妹のために働く青年、君塚達也にあざみが自分の生い立ちを話す機会がありました。

あざみは1歳の頃、ファミレスで実の母親から殺されそうになったのです。その時、止めにウェイターが間に入り、あざみの母親が持つナイフで刺されて亡くなってしまったのです。そのウェイターこそが、さくらの息子、悠平だったのです。そう、さくらの息子、悠平が命がけで助けた子が、今さくらの「たまりば」にいるあざみだったのです。その事実をしっかりと受け止めきれないまま、さくらはあざみと接していきます。

あざみの過去を聞き出した達也ですが、達也は少年院を出所後、アイドルを目指す妹のために日々働いていました。そんなある日、妹のミカがオーディションに合格し、事務所の人と共に達也の元へ。二人には既に両親がいなかったため、達也はさくらに保証人になってお欲しいと、事務所の人を連れて「たまりば」を訪れました。

事務所の人は、妹のミカについて『トップアイドルになる可能性がある』と言います。しかしその為には、達也が過去に犯した『父親を殺した』という事実を無かった事にしなければならない、こんなことが公になったらアイドルとして致命的だ、と言い、達也に100万円を握らせて『父親は病気で亡くなり、兄は事故で亡くなった』事にして欲しいと願い出ます。

これまでに達也が妹のミカの為にどれ程努力をして来たかを知っているさくらにとって、その光景は許し難いものでした。「そんなのダメです!達也は一生懸命にいきてるんですよ!」と事務所の人間にさくらが反論します。しかしそれを達也が静止し、「ミカの為だから、いいですよ」と承諾し、100万円を受け取るのです。交渉成立…これで、ミカは寮に入って生活する事になりました。

「達也、本当にそれでいいの!?」さくらは納得できないその交渉に対し、達也に憤りを見せますが、ミカの将来を一番に想う彼にその声は届きません。「いいんだ。これで…」さくらを振り返る事なく、達也は『たまりば』を後にします。後日、達也が仕事中にミカが現れ、「お兄ちゃんを死んだ事にできないよ!ミカはお兄ちゃんと暮らしたい」と達也に伝えます。

しかし事務所の人間が車で現れ、「約束が違うだろ!」と言って無理矢理ミカを車へ押し込みます。それを見ていた達也は衝動的に鉄棒で男を殴ってしまいます。さくらは達也とミカを保護して警察に連絡。その後達也は現行犯逮捕されてしまいます。しかし、さくらは達也達のために最後にどうしても親子丼を食べさせてやりたいと思い、警察に土下座をして待ってもらいます。

達也とミカに親子丼を出したさくら。「さくらさん、俺、まだやり直し聞くかな…」達也がポツリと言います。それに対し、さくらは達也へ「それはあんた次第だよ」と声をかけ、背中を押します。「帰って来たら、真っ先にここに来るんだよ。ここがあんたの帰って来る所だから」「親子丼作って待ってるからね」。そして「泣きたい時は泣けばいい。流した涙の粒だけ、幸せの花が咲くんだからね」とさくらは二人に言葉を向けます。

そして達也は逮捕され、ミカはアイドルになれず行く場所が無くなった為、施設に入る事になりました。そしてその様子を見ていたあざみは、親子丼を食べ終わった後、名前を書く紙に本名の『二宮あざみ』と書き直したのです。ここまでが、相関図にもある二人兄妹の暖かくも切ない物語で、『さくらの親子丼』の1杯目のお話でした。

さくらの親子丼の主題歌は?

ではここで、『さくらの親子丼』の主題歌についてご紹介します。キャスト以外にもドラマを引き立てるのに欠かせないものとして、やはり主題歌の存在は大きいものです。このドラマにおいても、主題歌の力は大きく、ドラマの内容をさらに引き立ててくれる素敵な曲が作られました。

ヒルクライムの「涙の種、幸せの花」

『さくらの親子丼』の主題歌『涙の種、幸せの花』は、2009年に2ndシングルとして発売した『春夏秋冬』で大ヒットした『Hilcrhyme(ヒルクライム)』さんが作曲されました。Hilcrhymeさんがこの曲を制作するにあたり、まず始めに行ったことは、台本を読むところからスタートし、通算で100回も歌詞を書き直したのだそうです。

歌詞を書いたTOCさんは、この曲について次のように語っています。「僕がドラマで一番注目したのが『たまりば』です。居場所が無い人達に居場所を提供するさくらさんがとても印象的でした。場所というよりも人が大事だし、その場所にいる人によって地獄にも天国にもなるので、『僕が君の居場所となろう』という一節はそこからきました」

ミュージックビデオでは、『さくらの親子丼』で『二宮あざみ』役を演じた吉本実憂さんが出演しており、彼女は撮影時に『涙の種、幸せの花』を歌詞を覚えてきて何度も口ずさんでいたのだといいます。余談ですが、DJ KATSUさんはドラマの影響で親子丼を作るようになったそうです。TOCさんはこの曲について『特別な1曲になりそうです』と言っており、思い入れの強い楽曲になっているようです。

さくらの親子丼を観た感想は?

それではここで『さくらの親子丼』を観た方々の感想をのぞいてみましょう。人情もので涙を誘うこの作品。現代社会の問題を題材にしているだけに、非常に現実的で感情移入しやすく、視聴している側が考えさせられるドラマでもあります。このドラマを観た方々の感想を一覧にしてまとめてみました。

まず感想として多かった意見は、『号泣する』や『泣ける』と言った感想でした。人情ドラマなだけあり、登場人物達の境遇や心境の変化にぐっと引き込まれる方が多く、ハンカチ無しには見れないと評判でした。

そして次に多かった感想として、『内容がリアルすぎて辛くなる』といったものも多く見受けられました。現代社会の問題を題材にしており、脚本家の清水さんがそこを本当に細かくリアルに表現してストーリーを制作していることから、逆に見ていて辛くなってしまうようです。

そして上記の方も同じように、ドラマの感想しては『キツイ』と表現しています。そして上記の方は面白い事に、『面白いっていう感想もなんか違うなー』といっています。そうなんです。この『さくらの親子丼』は、面白い・泣ける・感動する・辛い・しんどい、そいったような言葉で表せるほど内容の浅いドラマではありません。登場人物達の設定がリアルであるからこそ、ドラマを通して現代社会の問題を深く考えさせられます。

さくらの親子丼のキャスト一覧まとめ

今回、『さくらの親子丼』のキャストについて、相関図と共に一覧にしてご紹介させて頂きました。現代社会の問題をリアルに、且つ如実に描いたこのドラマ。毎回感動する内容であり、話題になりましたが、単に感動するだけでなく、様々な現代社会の問題について深く考えるきっかけをくれるドラマでもありました。

そんな素敵なドラマに出演するキャストの皆さんの演技が、また視聴者の感動を誘う憎い演出をしてくれました。今年の12月には続編の『さくらの親子丼2』が放送予定です。今一度『さくらの親子丼』を見て、登場人物を演じていたキャストの一覧や相関図を確認し、是非とも復習してから続編を見てみてはいかがでしょうか。また、続編の『さくらの親子丼2』のキャスト一覧にも期待していきましょう!

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