ストロベリーナイトをドラマ最終回までネタバレ!出演キャストは?【竹内結子主演】

『ストロベリーナイト』は竹内結子主演でドラマ化された大ヒット小説原作の映像化作品です。多くのヒット作を出版している誉田哲也原作の大ヒット小説をドラマ化したことで話題になった作品です。このドラマ版『ストロベリーナイト』は映画化されるほどの人気があり、そのストーリーやキャストなどを気になっている人も多くいます。今回はドラマの最終回までのネタバレと出演キャストのついてまとめてみました。

ストロベリーナイトをドラマ最終回までネタバレ!出演キャストは?【竹内結子主演】のイメージ

目次

  1. ストロベリーナイトのドラマネタバレやキャストが知りたい!
  2. ストロベリーナイトのドラマ作品情報
  3. ストロベリーナイトのドラマ登場キャスト
  4. ストロベリーナイトのドラマあらすじネタバレ
  5. ストロベリーナイトのドラマ最終回ネタバレ
  6. ストロベリーナイトのドラマ主題歌について
  7. ストロベリーナイトのドラマを観た感想や評価は?
  8. ストロベリーナイトのドラマネタバレやキャストまとめ

ストロベリーナイトのドラマネタバレやキャストが知りたい!

ドラマ『ストロベリーナイト』は、本格警察小説を描くことに定評のある誉田哲也の警察小説シリーズである『姫川玲子シリーズ』を原作として、2010年からフジテレビ系において竹内結子主演で放送されました。スペシャルドラマから始まり、連続ドラマ、映画と制作された大ヒットシリーズです。気の強い女刑事を人気女優の竹内結子が見事に演じたと放送当時は評判になりました。

誉田哲也の原作シリーズは現在でも続いており、ドラマ化以後も発行部数を伸ばしています。いまでは人気俳優となった西島秀俊がブレイクしたきっかけでもあり、この作品で西島秀俊といえば刑事役というイメージを確立しました。西島秀俊はこのドラマ以降、『MOZU』や『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』などで刑事役を多くこなしています。

西島秀俊の他にも、遠藤憲一、渡辺いっけい、高嶋政宏、生瀬勝久、丸山隆平など多彩なキャストが脇を固めており、こうしたキャスティングも注目されています。さらにネタバレやあらすじを気にしている人も多いので、今回はドラマ『ストロベリーナイト』の最終回までのネタバレを含めたあらすじとキャスト情報についてまとめました。

ストロベリーナイトのドラマ作品情報

『ストロベリーナイト』は通算で四度映像化されています。スペシャルドラマ、連続ドラマ、映画、映画のアフターストーリーといずれもヒットしており原作の完成度もさることながら、映像化作品の完成度の高さも絶賛されています。ここからはスペシャルドラマから始まる『ストロベリーナイト』シリーズの基本情報や原作者や原作『ストロベリーナイト』などの情報について見ていきます。

原作『ストロベリーナイト』とは?

竹内結子主演のドラマ化作品『ストロベリーナイト』のネタバレあらすじを見る前に原作『ストロベリーナイト』について見ていきましょう。『ストロベリーナイト』は誉田哲也による警察小説で、この作品を皮切りに『姫川玲子シリーズ』は八作品以上出版されています。原作シリーズは今も続いており、誉田哲也の代表作として多くのファンに愛されている作品となっています。

日本のミステリー小説では珍しい『女刑事もの』であり、ミステリー界に新たなジャンルを作ったといわれています。日本では『女刑事もの』は売れないといわれていますが、『姫川玲子シリーズ』のヒットで多くの『女刑事もの』が脚光を浴びることになりました。映像化されて『ストロベリーナイト』の知名度は一気に上がり、多くの人に知られている作品となっています。あらすじなどは概ねドラマ版と同じあらすじになっています。

スペシャルドラマ『ストロベリーナイト』の基本情報

『ストロベリーナイト』の映像化はスペシャルドラマとして制作され、2010年11月13日にフジテレビ系『土曜プレミアム』特別企画として放送されました。誉田哲也原作の姫川玲子シリーズ第1作『ストロベリーナイト』を原作とした内容で、連続ドラマへのパイロット版として制作された作品でもあります。グロテスクな描写が多い原作なので、映像化の際は過激な映像になりすぎないように様々な工夫が凝らされています。

スペシャルドラマ『ストロベリーナイト』は人気小説の映像化として多くの話題を集め、視聴率も14.0%を記録するなどヒットしました。このドラマは連続ドラマがヒットしたあとに、ゴールデンタイムで再放送されており、あらすじもネタバレしている再放送にも関わらず視聴率も12.7%を記録するなど色褪せない作品となっています。

連続ドラマ『ストロベリーナイト』の基本情報

パイロット版『ストロベリーナイト』が好評だったことから、主要キャストはそのままに連続ドラマ『ストロベリーナイト』の政策が決定しました。連続ドラマ版の撮影は2011年6月上旬から9月30日まで行われており、放送開始時には最終回まで撮影が終了していました。この連続ドラマ『ストロベリーナイト』のネタバレを含めた詳しいあらすじは後述します。最終回までの平均視聴率は15.4%です。

映画『ストロベリーナイト』の基本情報

連続ドラマ『ストロベリーナイト』がヒットしたため、映画『ストロベリーナイト』の制作が決定しました。映画監督は佐藤祐市で、主演は引き続き竹内結子が務めており、そのほかのメンバーも主要キャストが引き続き務めています。

本作は原作『姫川玲子シリーズ』の第4作目の作品である『インビジブルレイン』を原作に製作されていますが、ドラマ版と同じくシリーズ第1作の『ストロベリーナイト』というタイトルを使用しています。過激な描写も多く、PG12指定作品となっています。

映画『ストロベリーナイト』では姫川と菊田、牧田との三角関係が強調されており、事件の流れや姫川と牧田の関係なども原作である小説『インビジブルレイン』とは異なった展開になっています。『ストロベリーナイト』の公開初週の日本観客動員ランキングでは1位を記録するなど大ヒットを記録しています。最終的な興収は21.5億円を突破しています。

スペシャルドラマ『ストロベリーナイト アフター・ザ・インビジブルレイン』の基本情報

映画に先駆けて、スペシャルドラマ『アフター・ザ・インビジブルレイン』が制作されていて、2013年1月26日のフジテレビ系で放送されました。連続ドラマでは制作しなかった原作の短編集などをオムニバス形式で映像化し、映画の後日談となる表題作『アフター・ザ・インビジブルレイン』も映像化されました。視聴率も15.4%と好評でした。

原作者の誉田哲也とは

ドラマ『ストロベリーナイト』の原作である『姫川玲子シリーズ』の原作者である誉田哲也について見ていきましょう。彼は東京都出身で学習院大学経済学部経営学科を卒業しています。作風としては刑事を主人公にした者が多く、警察機構に関する描写が緻密であることで知られています。『ストロベリーナイト』以外の代表作に『武士道シックスティーン』をはじめとする「武士道シリーズ」や『ジウシリーズ』などがあります。

ストロベリーナイトのドラマ登場キャスト

ドラマ『ストロベリーナイト』は主演の竹内結子をはじめとした豪華なキャストでも話題になりました。いまでは多くのドラマに主演している西島秀俊や名バイプレーヤーとして活躍する遠藤憲一など、多くの俳優が大ブレイクするきっかけになっています。そんな『ストロベリーナイト』のキャストを紹介していきたいと思います。ここではあらすじの前に連続ドラマだけでなくパイロット版や映画の主要なキャストも紹介していきます。

姫川玲子/竹内結子

本作の主人公で『警視庁捜査一課殺人犯捜査十係統括審議政策管理官補佐代理兼姫川班班長兼殺人犯捜査担当班長兼警視庁女性職員活躍づくり推進対策本部企画政策推進担当課長代理』を務める警部補の姫川玲子を演じるのは日本を代表する人気女優の竹内結子です。原作者は『姫川玲子』のモデルは女優の『松嶋菜々子』と言っていましたが、竹内結子が演じる姫川玲子も原作ファンの評価も高いです。

竹内結子の代表作は『不機嫌なジーン』や『ランチの女王』などがあり、ドラマ『ストロベリーナイト』は多くの主演作をこなしている竹内結子の近年の代表作として知られています。

菊田和男/西島秀俊

姫川班に所属する謹厳実直で寡黙な巡査部長で、姫川玲子が最も信頼している部下である菊田和男を演じているのは人気俳優の西島秀俊です。菊田和男は『ストロベリーナイト』でも人気の高いキャラクターであるので、この役を好演した西島秀俊はこの作品をきっかけに大ブレイクしました。上司である玲子に密かに恋心を抱いており、このことが作品で重要な意味を持つことになります。

西島秀俊の代表作は『MOZU Season1〜百舌の叫ぶ夜〜』や『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』などがあります。この作品から西島秀俊は刑事役を多く演じており、彼にとって転機となった作品でもあります。

葉山則之/小出恵介

連続ドラマ版より新たに姫川班に配属されてきた素直でキャリアの浅い刑事である葉山則之を演じるのは現在活動休止中の小出恵介です。姫川玲子からは「ノリ」と呼ばれている葉山はドラマで重要な役どころであり、葉山目線でストーリーが進むことも少なくありません。小出恵介の代表作に『ROOKIES』や『ドラマW 横山秀夫サスペンス「締め出し」』などがあります。

石倉保/宇梶剛士

姫川班の中で最年長のベテラン刑事である石倉保を演じるのは、多くのドラマに出演する俳優の宇梶剛士です。姫川玲子に『人生』や『夫婦』、『子供』などについて意見を求められることも多い、器が大きく人生経験豊富な石倉を宇梶が見事に演じていると高評価です。宇梶剛士の代表作に『BG〜身辺警護人〜』や『義母と娘のブルース』などがあります。

湯田康平/丸山隆平

連続ドラマ版より登場し、明るい性格で姫川班のムードメーカー的な存在である湯田康平を演じるのは人気アイドルグループ『関ジャニ∞』の人気メンバーの丸山隆平です。全体的に暗い雰囲気で、社会性の高い『ストロベリーナイト』の雰囲気を明るく保つ重要な役を好演しています。代表作に『地獄先生ぬ〜べ〜』や『エイトレンジャー』があります。

勝俣健作/武田鉄矢

警視庁捜査一課殺人犯捜査五係勝俣班主任で通称「ガンテツ」と呼ばれている姫川玲子の天敵である勝俣健作を演じるのは日本を代表する名優の武田鉄矢です。原作でも人気のキャラクターを好演しています。代表作に『3年B組金八先生』シリーズや『101回目のプロポーズ』などがあります。

井岡博満/生瀬勝久

姫川玲子と度々捜査を共にして、「玲子ちゃん」と呼びインチキ関西弁を話すなど物語を明るくする井岡博満うぃ演じるのは多くのドラマに出演する名バイプレーヤーの生瀬勝久です。姫川班の面々からは煙たがられいるが刑事としては優秀であり、姫川班の外から姫川玲子をサポートする重要なキャラクターです。生瀬勝久の代表作に『トリック』シリーズや『リーガル・ハイ』などがあります。

今泉春男/高嶋政宏

警視庁捜査一課殺人犯捜査十係係長で姫川玲子の上司であり、捜査一課では姫川玲子の数少ない理解者として無茶をする姫川をサポートしてくれる今泉春男を演じるのは名優の高嶋政宏です。器が大きく、姫川を守るために頭を悩ませる良き上司という役を見事に演じていると原作ファンに高評価を得ています。彼の代表作に『レ・ミゼラブル』や『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』などがあります。

日下守/遠藤憲一

警視庁捜査一課殺人犯捜査十係日下班主任で玲子のもうひとりの天敵である日下守を演じるのはいま大ブレイク中の俳優である遠藤憲一です。姫川と反目しながらも、その能力は評価している節があります。遠藤憲一の代表作に『バイプレイヤーズ』シリーズや『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』などがあります。

橋爪俊介/渡辺いっけい

警視庁捜査一課管理官で女性でありながら班長にまでなった姫川玲子を快く思っておらず、姫川のことを「お嬢ちゃん」や「お姫様」などと呼び疎ましく思っている橋爪俊介を演じるのは多くのドラマで重要な役を演じている俳優の渡辺いっけいです。代表作に『京都地検の女』シリーズや『救命病棟24時 第2シリーズ』などがあります。

國奥定之助/津川雅彦

東京都監察医務院監察医で姫川玲子とは旧知の仲である國奥定之助を演じるのは2018年に惜しまれつつも亡くなった名優の津川雅彦が好演しています。姫川の数少ない理解者であり、たびたび捜査のことを相談する存在でもあります。津川雅彦の近年の代表作に『相棒』シリーズや『離婚弁護士』シリーズなどがあります。

小峰薫/田中要次

警視庁刑事部鑑識課主任で『吐くなよ』が口癖の小峰薫を演じるのは、多くのドラマで短い出演時間でも強い印象を残すことで知られる俳優の田中要次です。代表作に『HERO(2001年・2014年)』や『猫とコワモテ』シリーズなどがあります。

姫川瑞江/手塚理美

玲子が高校時代に犯罪に巻き込まれたのことを自分のせいだと自分を責め続けている玲子の母である姫川瑞江を演じるのは多くのドラマで母親役を演じるベテラン女優の手塚理美です。姫川玲子を支える存在ながらも、苦しめる存在でもある難役を演じています。代表作に『ふぞろいの林檎たち』や『男女7人秋物語』などもあります。

姫川忠幸/大和田獏

連続ドラマ版から登場する玲子の父で、陰ながらに玲子を支える存在である姫川忠幸を演じるのはバラエティー番組やワイドショーなどでも活躍する大和田獏です。代表作に『長七郎天下ご免!』や『渡る世間は鬼ばかり』などがあります。

大塚真二/桐谷健太

スペシャルドラマ『ストロベリーナイト』に登場し、作中で殉職してしまう刑事の大塚真二を演じるのは紅白歌合戦などにも出演した経験がある人気俳優の桐谷健太です。連続ドラマの中でも回想されることが多く、姫川玲子のトラウマとなっている存在です。代表作に『ROOKIES』や『父の花、咲く春〜岐阜・長良川幇間物語〜』などがあります。

佐田倫子/国仲涼子

埼玉県警察捜査第一課の巡査で、高校時代の姫川玲子を救った人物でもある佐田倫子を演じるのはイケメン俳優の向井理と結婚したことでも話題の女優である国仲涼子です。姫川玲子が刑事になるきっかけになった人物でもあり、作品を通して姫川玲子の精神的な支柱となっている人物です。代表作に『そのときは彼によろしく』や『ちゅらさん』などがあります。

牧田勲/大沢たかお

映画『ストロベリーナイト』に登場する暴力団龍崎組の構成員で事件を通して、姫川玲子と惹かれ合う牧田勲を演じるのは主役俳優として人気を誇る俳優の大沢たかおです。姫川班の存続を左右する人物で、映画では原作よりもより強い結びつきを姫川玲子に感じている役を演じています。大沢たかおの代表作は『JIN-仁-』や『藁の楯』などがあります。

和田徹/三浦友和

映画『ストロベリーナイト』の中で捜査第一課長である和田徹を演じているのは長年俳優として活躍していて、紫綬褒章を受章する日本を代表する俳優である三浦友和です。妻は山口百恵で、息子二人も芸能人として活躍しています。代表作に『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』や『はみだし弁護士・巽志郎』などがあります。

ストロベリーナイトのドラマあらすじネタバレ

スペシャルドラマ『ストロベリーナイト』の高評価を受けて、2012年1月10日から3月20日まで続編として連続ドラマ『ストロベリーナイト』が火曜21時枠で放送されました。連続ドラマからは新たに小出恵介、丸山隆平、大和田獏などのキャストが追加されました。スペシャルドラマでは小説『ストロベリーナイト』を原作にしていますが、連続ドラマでは小説『ストロベリーナイト』の内容は含まれていません。

連続ドラマでは姫川玲子シリーズから、小説『ソウルケイジ』『シンメトリー』『感染遊戯』を原作にして、ストーリーは展開されていきます。しかしタイトルは『ストロベリーナイト』と、スペシャルドラマのときのままになっています。映画になっても『インビジブルレイン』を原作にしながらも、タイトルは『ストロベリーナイト』となっているのもこの作品の特徴の一つです。

連続ドラマは全11話ですが、六つの事件を解決することになります。事件は暴力団関係や薬物関係の事件が多く、事件そのものよりも警察内部の動きや姫川玲子の苦悩や葛藤などを深く描いています。ここでは最終回シリーズ『ソウルケイジ』までの五つの事件やそれを取り巻く警察の面々など、このドラマのあらすじについてネタバレも含めて紹介していきます。

母親と言い争いになる姫川玲子

ある日、姫川玲子の母親は部屋で住宅情報誌を見つけて玲子を問いただします。母の瑞江は玲子に『一人暮らしはしないって約束したわよね?』と詰め寄ります。しかし玲子は『いい加減にして!』と家を飛び出し、臨場の絡を待ちました。ついに臨場要請がでて、玲子は家に帰らなくて済むとほっとします。その事件はある男が線路上で左右対称真っ二つの轢死体で発見されるという凄惨な事件でした。

捜査を続ける姫川班の面々はこの男が10年前に100人以上の死傷者を出した列車転覆事故を引き起こした男・米田であることを突き止めます。しかも事故と同じ場所で殺されていたこともあって、この事件と列車転覆事件は繋がっていると玲子は確信します。

姫川玲子の過去

玲子の母親が過保護になってしまうのは玲子が高校時代に巻き込まれたことが原因でした。玲子は高校生の時に暴漢に襲われて事件の被害者になってしまいました。そのことで自分を責め続けている玲子の母は玲子が危険なことをするたびに玲子と激突して親子の関係は険悪なものになってしまいました。玲子もその過去はひた隠しにして、トラウマと闘いながらも刑事として事件に向き合っていました。

女班長として警察で特異な存在に

男社会の警察で班長にまで出世した玲子は男性に疎まれる存在になっていました。過去の事件以降、男と距離を取るようになっていたこともあり、玲子は浮いた存在になっていました。しかし部下である姫川班の面々や今泉係長など玲子を正当に評価している者もおり、彼女は彼らと共に『違法薬物「ゼブラ」』を使った殺人事件や短期で出所したものを狙った殺人事件などを次々と解決していきます。

大塚殉職の傷跡が玲子を苦しめる

『ストロベリーナイト』事件で部下である大塚を殉職させてしまった玲子は、そのことをずっと気にしていました。そんな玲子の心情を理解していたのは意外にも日下でした。さら勘に頼った捜査は危険だと玲子に警告する日下でしたが、『悪しき実』事件で玲子の事は嫌っていないと井岡に明かします。

ストロベリーナイトのドラマ最終回ネタバレ

ここまでは第八話までのネタバレあらすじを見てきました。ネタバレも含めて見てみましたが、八話で五つの事件を扱っており、一話完結のエピソードが少ないが分かります。さらに最終回の『ソウルケイジ』は三話構成で作られており、最終回の視聴率は15.9%と有終の美を飾っています。最終回は原作『ソウルケイジ』をもとに製作されており、ほぼ原作に忠実に作られています。

最終回『ソウルケイジ』はかなり重いテーマを扱っており、原作も長編なので最終回まで三話かけて丁寧に作られています。ここでは最終回のあらすじをネタバレを含めて詳しく紹介していきます。それでは最終回のネタバレを含めたあらすじを見ていきましょう。

男の左手だけが見つかる事件が発生

事件の始まりは玉川土手に放置された軽自動車から、男のものとみられる左手だけが見つかったことでした。この左手が発見されたのは高岡工務店という工務店の従業員である三島耕介からの通報でした。店内に大量の血痕があるという通報だったためけ高岡の車を玉川周辺を捜索したところ、玉川で発見し車内から左手が見つかったのだった。

姫川班と日下班が事件を捜査

今泉係長のもとで姫川班と日下班が担当することになりました。発見された左手首の指紋と工務店の高岡の指紋が一致したことで、左手首が高岡のものと判明し、手首の切断面と工務店の血痕のDNAが合致し、その出血の量から生きている可能性は極めて低いと判断されました。『遺体無き殺人事件』として姫川班は捜査することになります。

第一発見者の三島と交際相手の中川道子にはアリバイあり

通報者であり第一発見者である高岡工務店の三島耕介には、恋人である中川美智子とのアリバイがあり、容疑者リストから外れました。玲子は、犯人は高岡の他の部位を多摩川に遺棄したのではと主張しますが、日下は予断だと否定し真っ向から対立しました。日下の反対を押し切って、多摩川の捜索を始めた玲子は多摩川土手でテントを発見します。玲子はテントに声をかけるも応答がないので、そのまま収穫もなく捜索を打ち切りました。

高岡は偽名と判明

日下班を出し抜くために玲子は高岡の過去を調べるように指示を出しました。菊田たちの捜査で高岡工務店を開業する前に高岡が勤めていた『中林建設』は暴力団の但馬組のフロント企業であり、黒い噂が絶えないと判明しました。高岡の過去をさらに掘り下げた玲子たちは幼馴染の証言から高岡と思われていた男は別人であることが分かります。

玲子の母が心筋梗塞で倒れる

捜査が進む中、玲子の母が心筋梗塞で倒れたという連絡が入ります。母親とは『一人暮らし』の一件以来、ギクシャクしており、入院先に駆け付けるも『仕事』を理由にその場から逃げ出してしまいます。自分の行動を消化できず打ちひしがれる玲子の前に菊田が現れます。菊田は玲子に何も聞かずにそっと抱きしめました。「お帰りなさい」という菊田の呟きに素直に答られない玲子でしたが、二人の距離感はほんの少し縮まりました。

戸部の行方を追う

捜査に戻った玲子は『中林建設の地上げ』に目をつけ、、本物の高岡家も中林建設の地上げの対象になっていたことから本物の高岡はすでに死亡していて、高岡を名乗っていた人物が成りすましていたのではと推理します。その捜査線上に上がったのは、本物の高岡家の地上げを担当していた戸部でした。彼は強引な取り立てで知られ、愛人が複数いたり女性に暴行したりする男だと判明し、行方をくらましている戸部の行方を追います。

中川美智子の不審な言動

戸部を事件の重要参考人だとみた玲子たち姫川班は戸部について調べを進めます。そして第一発見者であるが岡工務店の三島耕介と恋人である中川美智子にも戸部について聞き込みをするも、玲子は美智子の様子におかしいことに気づきます。玲子は高岡と名乗っていた男の正体や三島との関係などに疑問を持ちます。そしてその日の夕刻、多摩川で被害者の胴体が見つかり、写真を見た玲子は「高岡は被害者ではない、犯人だ」と確信します。

事件の始まりは13年前

玲子は全ての始まりは13年前の高岡が転落した事件だと推理します。その際に死んだ中林建設に借金をしていた人物は内藤和敏でしたが、その際に死んだのは本物の高岡で内藤は高岡として生きていると玲子は推理し、日下はその高岡に成りすますことを提案した戸部を偽高岡は脅迫したのではないかと推測しました。そして偽高岡は戸部に殺されてしまったと捜査本部は推理を進めます。

左手の本当の持ち主は…

そしてその日の夕刻、多摩川で被害者の胴体が見つかり、写真を見た玲子は「高岡は被害者ではない、犯人だ」と確信します。胴体にある手術痕から胴体の持ち主は戸部であり、左手首も戸部であることを確信しました。しかし左手首指紋と高岡の指紋が一致していることがこの推理の最大の欠点でした。しかし高岡は切断した自身の左腕を戸部の血液につけておくと高岡の指紋で戸部のDNAを持っている左手が完成すると判明します。

犯人は内藤和敏

犯人が『高岡』こと内藤だと確信して、動悸を探るとその動機は息子変わりである三島を守るためだったと判明します。三島を守るために戸部を殺しバラバラにした内藤は自身の左手も切断し、戸部のDNAでコーティングしました。そして内藤は戸部の死体を自分の死体と偽装して、多摩川の河川敷に死体をばらまきます。高岡は逃亡していると思われましたが、玲子はあることを思い出します。

玲子は内藤に会っていたことに気づきます。内藤の居場所は多摩川土手。そこにあるテントの中だと玲子は確信して、捜査員を行かせました。そしてそのテントからは左手の無い遺体が一体見つかり、事件は終わりを告げました。

ストロベリーナイトのドラマ主題歌について

ドラマ『ストロベリーナイト』は人気ドラマだったので、キャストやストーリーの他にも主題歌が話題になっています。ドラマ『ストロベリーナイト』にはスペシャルドラマと連続ドラマで主題歌が二つあります。どちらの主演歌も人気アーティストが担当しており、このドラマの期待度の高さがうかがえます。それではドラマ『ストロベリーナイト』の主題歌について詳しく見ていきましょう。

柴咲コウ『EUPHORIA』

パイロット版のスペシャルドラマ『ストロベリーナイト』の主題歌を担当したのは人気女優で人気アーティストの柴咲コウが歌う『EUPHORIA』です。人気アーティストの『androp』の内澤崇仁が作曲と編曲を担当しています。この楽曲のPVでは、主題歌に起用されたスペシャルドラマ『ストロベリーナイト』の主演を務めている竹内結子が出演していることでも話題になりました。

GReeeeN『ミセナイナミダハ、きっといつか』

フジテレビ系の連続ドラマ『ストロベリーナイト』の主題歌を担当したのは若者に人気の覆面アーティストGReeeeNで、彼らの15枚目のシングル『ミセナイナミダハ、きっといつか』が主題歌に起用されました。楽曲は音楽配信サイト『iTunes』で2012年度年間ランキング10位にランクインするなど大ヒットしました。

またこの楽曲は『福岡ソフトバンクホークス』の松田宣浩選手が、2012年に自身の登場曲のひとつとして『ミセナイナミダハ、きっといつか』を使用していることでも知られています。

ストロベリーナイトのドラマを観た感想や評価は?

主演の竹内結子をはじめ、キャストは高評価

ここまではドラマ『ストロベリーナイト』の最終回までのあらすじをネタバレありで見てきました。そこで最終回までのドラマを見てネット上でどういった感想があるのか調べてみました。ここからはドラマ『ストロベリーナイト』のストーリーやキャストへの評価や感想を見ていきましょう。

主演の竹内結子をはじめとするドラマ『ストロベリーナイト』のキャストは概ね高評価がつけられています。特に、姫川玲子役の竹内結子や菊田役の西島秀俊、『ガンテツ』役の武田鉄矢などが高評価を受けています。

原作に忠実なストーリーが好評

ネタバレのあらすじを見ても分かるように、ドラマ『ストロベリーナイト』は誉田哲也の小説に忠実に作ってある点が原作ファンにも好評です。細かい設定や登場人物の性格などは改変が加えられているものの、大筋のあらすじに改変がないことがネットで好評です。多くの作品が基本的な設定だけを採用して、あらすじを大幅に改変してしまうために、原作のあらすじに忠実なこの作品は貴重な作品です。

前後編や三話構成はわかりづらい

ドラマ『ストロベリーナイト』は基本的には二話完結となっていて、一話完結が多い日本のドラマとしては珍しい形をとっています。その上、最終回は三話構成となっており、『分かりづらい』といった声や『前回の内容を忘れてしまう』という声も上がっています。

ストロベリーナイトのドラマネタバレやキャストまとめ

今回はドラマ『ストロベリーナイト』の最終回のネタバレあらすじやキャストなどについて見てきました。人気小説のドラマ化は評判が悪くなることが多いですが、ドラマ『ストロベリーナイト』は最終回めで一貫して原作ファンの評判もよく、映画化までされたほどの人気を誇っています。最終回から六年経ったいまでも続編が期待されているドラマとなっています。ネタバレあらすじを見て気になった人はぜひご覧ください。

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