モンテ・クリスト伯の最終回・最期の結末をネタバレ!ラストシーンの意味とは?

ドラマ「モンテ・クリスト伯」の最終回・最後の結末をネタバレでまとめてご紹介します。最後の結末では意味深でありながら曖昧な演出で終わっており、視聴者が多くの考察をレビューとして上げている作品となっています。復讐譚として有名な小説「モンテ・クリスト伯」を題材にアレンジされた作品となっており、他のテレビドラマとは作風が大きく違うドラマ「モンテ・クリスト伯」の最終回ネタバレに是非注目してみてはいかがでしょうか。

モンテ・クリスト伯の最終回・最期の結末をネタバレ!ラストシーンの意味とは?のイメージ

目次

  1. モンテ・クリスト伯のドラマ最終回が気になる!
  2. モンテ・クリスト伯のドラマキャストを紹介!
  3. モンテ・クリスト伯のドラマあらすじをネタバレ!
  4. モンテ・クリスト伯のドラマ最終回の結末をネタバレ!ラストの意味は?
  5. モンテ・クリスト伯のドラマと原作の違いとは?
  6. モンテ・クリスト伯のドラマを最後まで観た感想を紹介!
  7. モンテ・クリスト伯のドラマ最終回の結末や最後のネタバレまとめ!

モンテ・クリスト伯のドラマ最終回が気になる!

ドラマ「モンテ・クリスト伯」の最終回の結末が気になると話題になっている作品です。そんなドラマ「モンテ・クリスト伯」のあらすじや最後の結末をネタバレでご紹介します。

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モンテ・クリスト伯のドラマキャストを紹介!

人気ドラマ「モンテ・クリスト伯」のキャストをご紹介します。物語の最後まで重要な意味を持つキャラクターが多く登場していますのでぜひ注目して確認してみてはいかがでしょうか

柴門暖「モンテ・クリスト・真海」をネタバレ紹介

モンテ・クリスト伯の主人公は漁師として生計を立てている青年の柴門暖となります。ある日、漁に出ていたときに遭難してしまい、帰還するときに船長が死んでしまいます。その船長から預かった手紙によって運命が大きく変わります。その手紙はテロ組織が絡んでいると疑われているものでした。

それを知った周りの知人と出世を目論む刑事によって無実の罪を着せられ、海外へ投獄されてしまいます。投獄中に知り合ったフィリア真海の相続によって資産とシンガポール国籍を取得した暖は、自分を陥れた相手に復讐を決意して日本に戻ります。暖は最後、最終回の結末で自ら別荘に火をつけ爆発の中、消息やその意味も明かされていません。

そんな柴門暖を演じたキャストはディーンフジオカさんとなっています。ドラマ「モンテ・クリスト伯」は、ディーンフジオカの初単独主演作品となっています。俳優のデビューは台湾からスタートとなっているディーンフジオカさんですが、現在もアジアで幅広く俳優やクリエイターとして活躍されている役者さんとなっています。

フィリア真海のネタバレ紹介

暖が投獄された先で同じく投獄されていた老人がフィリア真海でした。フィリア真海はラデル共和国の元大統領ですが、クーデターによって投獄されています。脱獄を企て、暖のことを引き込みます。脱獄のトンネルを堀りながらも暖にいろいろな知識やフィリア真海の遺産を相続させる話をしていました。

ですが、掘り続けたトンネルがあと少しというところで、フィリア真海の体力が限界となってしまいます。フィリア真海の遺体とわり、海に放り投げられた暖は、脱獄に成功します。

そんなフィリア真海を演じたキャストは田中泯さんという俳優さんとなっています。田中さんの本職はダンサーとして映舞台などをメインに出演していましたが、映画で俳優として出演することの多くなっている役者さんです。田中さん自身は俳優ではなくあくまでもダンサーですという芯の強い役者さんとなっています。

土屋慈のネタバレ紹介

ドラマ「モンテ・クリスト伯」の主人公暖の秘書として登場するのが土屋慈(つちやしげる)です。土屋は過去に空き巣に入った別荘で生き埋めにされていた赤ん坊を救います。自身もその後、赤ちゃんを電話ボックスに置き去りにしてしまったことを後悔していました。

暖の復讐に直接参加はしていませんでしたが、最終回で南条に埋められた堂安を助け出して病院に運んでおり、堂安に対して過去の過ちを詫ている姿勢が描かれています。

そんな土屋を演じた俳優さんは三浦誠己さんという俳優さんとなっています。三浦さんは吉本興業で芸人さんとして活動していましたが、現在は俳優としての活動をメインに切り替えている役者さんとなっています。

江田愛莉のネタバレ紹介

江田愛莉は、南条幸男のマネージャーとして登場しますが、過去に南条と香港マフィアによって両親を殺された過去を持っています。暖によって人身売買されていた江田は救われており、暖の復讐のために素性を偽って南条に近づいていました。ですが、南条の娘である明日花の言葉で首をつった南条を助けてしまうシーンも描かれていますが、最後まで暖の復讐のために尽くしたキャラクターとなっています。

そんな江田を演じたキャストは桜井ユキさんという女優さんとなっています。テレビドラマだけではなく映画や企業コマーシャルなどでも活躍されている女優さんとなっており、2018年には話題作となった「娼年」にも出演している女優さんで、今後の活躍に注目の女優さんとなっています。

南条幸男の紹介と最終回での結末をネタバレ

ドラマ「モンテ・クリスト伯」で暖を陥れた一人である、南条幸男はすみれの幼馴染でした。すみれに行為を持っていながら、暖と結婚することになったことで、暖を恨み警察へ嘘の通報をします。その後、香港で俳優として人気になりますが、香港マフィアから借金をしており、そのことが原因で江田の両親を殺してしまいます。最終回の最後では暖への嘘の通報と、香港の事件で逮捕される結末となっています。

そんな南条を演じたキャストは大倉忠義さんという俳優さんとなっています。ジャニーズ事務所に所属しており、アイドルグループの関ジャニエイトとして活躍している大倉さんは、大手居酒屋チェーンの鳥貴族社長の息子となっています。

神楽清の紹介と最終回の結末をネタバレ

暖の高校時代から先輩で、漁師として暖と仕事もしていたのが神楽清です。自分より先に船長に指名されるなど、追い越していく暖を嫉妬するあまり、南条を画策して警察に密告させた、暖の復讐相手の一人となっています。国会議員に取り入って東京で建設会社を設立して大成していますが、性格は「自分の手を汚さずに邪魔者を潰す」悪質な一面が描かれています。

ドラマ「モンテ・クリスト伯」最終回の結末では、暖に対する虚偽の通報を促したことや国会議員への賄賂容疑で逮捕されてしまっているキャラクターとなっています。

そんな神楽清を演じたキャストは新井浩文さんという俳優さんとなっています。在日朝鮮人三世の新井さんですが、現在は韓国籍へと変更されています。有名になりたいという漠然な理由で上京していますが、大楠道代さんという女優さんの付き人を経て2001年に映画デビューを果たしている俳優さんとなります。

神楽留美の紹介と最終回の結末をネタバレ

神楽清の妻であり、入間の愛人としての過去を持った留美は、入間との間にできた子を生き埋めにした過去を持っています。ですが、物語の最終回に近づくに連れ、暖から紹介された青年が自分が生き埋めにした子だと知らされ、母親として行動するようになります。最終回の結末では、入間が子どもを2度も殺したことを告発して入間を破滅させたキャラクターとなっています。

そんな留美を演じたキャストは稲森いずみさんという女優さんとなっています。テレビドラマや映画で大変活躍されている女優さんとなっており、代表作にはドラマ「ロングバケーション」や「医龍」などにも出演している女優さんとなっています。

入間公平の紹介と最終回の結末をネタバレ

刑事として登場する入間ですが、自身の出世のため暖を身代わりとして逮捕してしまいます。誰よりも保身のために生きており、連続殺人をしている妻の瑛理奈のことも知っていながら目を瞑っていました。また、過去に留美と愛人として関係を持っており、最終回では生まれてきた子どもを生き埋めにしただけでなく、生きていたとわかり堂安を再度埋めてしまうキャラクターとなっています。

そんな入間を演じたキャストは高橋克典さんという俳優さんとなっています。映画やテレビドラマで活躍している俳優さんとなっており、代表作の「サラリーマン金太郎」でも有名な俳優さんとなっております。

入間瑛理奈の紹介と最終回の結末をネタバレ

入間の妻である瑛理奈は、薬学部出身の知識を使い、入間の財産目当てで入間の前妻を毒殺しています。また、娘の美蘭をも毒牙にかけるほど遺産に対して執着が強い反面、夫の入間を思うあまりに最終回では、毒殺をしていた犯人と知られると自ら毒を飲んで死んでしまうキャラクターとなっています。

そんな瑛理奈を演じたキャストは山口紗弥加さんという女優さんとなっています。アイドル女優として人気の女優さんでとなっていますが、バラエティー番組などにも出演しておりイメージで使いにくいと言われてしまっていた時期を経験されています。現在は有名監督の蜷川監督の作品で鍛えられたとして、名バイプレイヤーの女優さんとして活躍されています。

目黒すみれのネタバレ紹介

モンテ・クリスト伯で暖の婚約者のすみれですが、暖が捕まったあとも、無実を訴え奔走していましたがどれもうまく行かず落ち込んでいたときに、南条に支えてもらったことがきっかけで南条と結婚します。最終回の最後では暖を逮捕させるため、嘘の通報をしたのが南条だとわかると離婚を宣言しています。モンテ・クリスト・真海として現れた暖に最初から気づいていたキャラクターでもあります。

そんなすみれを演じたキャストは山本美月さんという女優さんとなっています。山本さんは東京スーパーモデルコンテストでグランプリとなり、女性雑誌「Cancam」でモデルとしてデビューしております。女優としても映画やテレビドラマに多くの作品に出演している女優さんとなっています。

モンテ・クリスト伯のドラマあらすじをネタバレ!

ドラマ「モンテ・クリスト伯」のあらすじをネタバレでご紹介します。意味深な最後に話題の集まる作品となっていますが、物語の始まりや過程で起こった問題の意味も考えながら視聴するとより一層楽しめる作品となっております。ぜひ登場人物の思いや行動の意味に注目してください。

ドラマ「モンテ・クリスト伯」第一話ネタバレ

主人公の紫門暖は、小さな村で漁業を営んでいます。2003年のある日、交際相手の目黒すみれにプロポーズをし、想いが受け入れられました。2人は結婚式の準備をはじめます。その矢先、遠洋漁船で漁に出ていた暖たちは遭難してしまいます。

優秀な船長として有名なバラジが同船しているので、一途の希望をもってみんなが待っていると、二週間後に無事帰港します。安心したすみれと暖は真っ先に抱き合い、生還を喜びます。ですが、乗組員の中でバラジ船長だけが亡くなっていました。

バラジ船長はテロリストとして一部から疑われる人物でした。入間公平を始めとする刑事たちがバラジの遺体を調べ、暖は病院へと搬送されました。

その後、所属している守谷漁業に戻ると、高校からの先輩で同じ船員の神楽清から「次の船長は暖だ。おれは船を降りて事務方にまわることになった」と告げられます。それと同時に、暖は刑事の入間からバラジ船長が亡くなっていたことで聴取を受けることになります。

暖は遭難中にバラジ船長から東京の渋谷に届け物を頼まれていました。入間のから、バラジがテロリストとして疑われていると知らされると、暖はバラジ船長から預かっていた手紙を確認するよう、入間に渡します。英語で書かれた手紙は暖にはわかりませんでしたが、入間から「これは危険な手紙で、持っているだけで危険。このまま渡してほしい」と告げられます。

そして暖とすみれの結婚式当日になります。ウエディングドレスに身を包んだ婚約者のすみれと結婚式の披露宴を行っています。途中、トイレに立つ暖を待ち受けていたのは刑事たちでした。テロ資金提供処罰法の容疑でその場で逮捕され連行されてしまいます。それと同時に、手紙を持った入間はその手紙を燃やしてしまいました。

そして入間は手紙の差出人をSaimonに変えて提出します。暖がテロ組織への資金提供を意味するその手紙が原因でその後、ラデル共和国へと送られ、金の出所を問われる拷問にあいます。そして、2017年の日本では暖の葬式が営まれることとなりました。

ドラマ「モンテ・クリスト伯」第二話ネタバレ

8年間、地下牢で投獄されている暖の足元から一人の男が顔を出します。その男はファリア真海という、ラデル共和国の元大統領でした。日本語を話す真海は、脱獄を準備しているといいます。無実の罪で囚われている暖は意を決して真海についていくことにします。

脱獄の準備はまだまだ途中でした。準備を進める暖は、真海から投獄された理由を聞きます。その内容から、入間や神楽たちに騙されたことに気づきます。真海から多くの知識を学ぶこととなりました。そして8年間耐えた暖は、日本に帰り騙した人間への復習を決意します。

そこから数年かけて脱獄の準備を進める暖と真海は、波の音が聞こえるところまで掘り進めていました。ですが、暖よりも20年も前から戦っていた真海の限界は近づいていました。真海は自分の遺産を暖に譲り、力尽きてしまいます。そして包まれた遺体を海に投げ捨てますが、中は暖と入れ替わっていました。

そして暖は日本へと戻ります。そして故郷の村に戻り、守谷漁業を訪ねますが、そこには息子の信一郎がいました。父親の英一郎は病気のため入院していると教えられます。その後、すみれの経営していた喫茶店に向かいます。中に入ると見慣れない女性がいました。その女性に尋ねると、すみれは南条幸男と結婚し、東京にいることがわかります。

そして喫茶店には寺角類もいました。人相が変わってしまった暖には気づいておりませんでした。店を出たあと、暖は寺門を海に突き落とします。そして、暖を陥れた犯人は南条と神楽だと聞かされることになりました。

その後、守谷英一郎の病院を訪ねます。英一郎も暖には気づきません。そんな中、暖は「信一郎さんにお世話になった」と告げ、1億円の小切手を渡します。これは真海から譲り受けた459億ドルから出たお金でした。小切手の名前には「モンテ・クリスト・真海」と書かれています。

そして2017年の秋に英一郎はなくなってしまいます。英一郎の葬式には、南条とすみれ、そして神楽と入間も訪ねてきていました。神楽と南条が話している海辺に、暖も現れますが、暖とは気づきません。クルーザーに乗って去っていく暖ですが、すみれはそれを見かけることになりました。

ドラマ「モンテ・クリスト伯」第三話ネタバレ

ある日、江田愛莉と南条明日花はカヤックで遊んでいました。ですが、途中でパドルを落としてしまい、浜に戻れなくなっています。その時、クルーザーに乗った暖と秘書の土屋慈が通りかかり、2人を助けます。

浜に戻ると、江田は、明日花の両親から挨拶させてほしいと伝え、明日花の家を尋ねることとなりました。明日花は、南条幸男とすみれの間に生まれた娘で、江田は南條幸男のマネージャーだったのです。何かの縁として、暖は南条幸男とすみれを別荘に招待します。

その別荘とは、神楽清から買った別荘で、神楽にも別荘のパーティーに招待します。そして暖は入間にも近づきます。入間の妻である瑛理奈はフィットネスで呼吸困難になります。そこに暖が現れ薬を注射し、瑛理奈を助けました。そして駆けつけた夫の入間と合わせて別荘のパーティへと誘いました。

パーティー当日、守尾信一朗の働いている魚屋で食材を仕入れてパーティー開催を開催しました。こうして暖の復讐を意味するパーティーの下準備が始められることとなりました。

ドラマ「モンテ・クリスト伯」第四話ネタバレ

ドラマ「モンテ・クリスト伯」は四話から暖の復讐が始まります。最大限に苦しむように復讐する暖の姿が描かれています。ここからは、あらすじの中から復讐の部分に注目してご紹介します。

暖は神楽清の妻である留美に近づきます。安堂という若いアパレルを立ち上げようとしている青年を留美に紹介します。留美は、過去に入間との間に子どもを産んで、先日行われたパーティー会場となった別荘に捨てた過去がありました。

安堂は、親に捨てられ施設で育った青年で、留美は安堂の力になるため夫の清に掛け合いますが、留美の過去が清にバレてしまい、留美が無断で使っていた資金の穴埋めに持っていたお金を安堂に出資します。そのまま、安堂と留美は男女の関係を持ってしまうことになりました。

そして南条幸男には清のライバル会社からのコマーシャルをオファーさせます。清のライバル会社のコマーシャル出演をやめてほしいと頼みますが、南条は仕事だと断ります。その時、清は「親友を牢獄に入れたとリークする」といいますが、南条も企画したのは清だとして、引きませんでした。

一方入間は、意味有りげに娘の未蘭を出口と結婚させるため画策しています。未蘭はさかな市場で出会った守谷信一郎と偶然出会い、信一郎の優しさに惹かれる未蘭が描かれており、本人は入間の画策している結婚を反対してもらうために、寝たきりとなった入間の父である貞吉へとすがるシーンが描かれています。

モンテ・クリスト伯の第四話では暖が、安堂が留美と入間の間に生まれた子と考え、留美と安堂に関係を持たせていびつな関係にするよう動いている姿と、共犯である清と南条をこじらせるためのオファーを出させていたり、復讐に向かって動き出している姿を描いている回となっています。

ドラマ「モンテ・クリスト伯」第五話ネタバレ

モンテ・クリスト伯の第五話では、暖が更に復讐について動き始めていきます。外交官で入間未蘭の婚約者でもある出口を日本に呼び戻します。そして出口を別荘へと招待し、婚約の祝福と婚約した入間家での相続問題について出口に進言します。

出口は入間家に向かうと、暖から聞いたとおり、未蘭と結婚する場合は貞吉の遺産は放棄する条件を伝えられました。そのことを暖に伝えると、暖から結婚する前に貞吉を殺してしまえばいいと囁かれます。その計画に向かって出口は動き出します。

貞吉は過去に人を殺している悪人だから殺してもいいと言われ、遺産にも目がくらんだ出口は、未蘭が席を外した隙を見て貞吉の部屋に忍び込もうとしましたが倒れ、亡くなってしまいます。これは入間瑛理奈の仕業でした。暖から同じく、遺産の放棄を止めるため貞吉の殺害を仕向けられていた瑛理奈の用意した飲み物を誤って出口が飲んでしまっていました。

出口の死に方が、入間の前妻の死に方と似ていることを知ります。それは入間の家族に犯人がいる可能性を意味していました。入間は家族を疑うこととなります。こうして入間家を崩壊に導き、暖の復讐ではじめて死者が出ることとなりました。

その頃、暖の別荘を訪ねたすみれは、暖に対して結婚のことや今幸せかを訪ねます。そして暖から、結婚しようとしていた女性が他の男性と結婚したことと、その女性はもう死んだと答えました。そうしてモンテ・クリスト伯第五話の最後には、暖が「次は南条幸男だ、そのために最も大切にしているすみれを壊す」と断言しています。

ドラマ「モンテ・クリスト伯」第六話ネタバレ

安堂は、寺角と知り合いでした。安堂は借金取りからも追われており、返済のために寺角に持ちかけられた儲け話に乗ります。一方、暖は留美と会っていました。そこで暖は留美に、安堂は子供の時、この別荘の近くで埋められていたのを助けられた男の子であることと、借金で困っていること、寺角と犯罪を画策していることを伝えます。

ここで留美は暖の情報の意味を理解し、安堂が自分の子どもだと悟ります。すぐに犯罪を止めるため、安堂と寺角の元へいきます。寺角は留美を襲いますが、それを止めるために安堂が寺角を刺し、埋めることにしました。それを見て、暖は「一人目だ」と納得しているシーンが描かれています。

一方、過去に香港マフィアとつながりが会った南条の家に香港マフィアが乗り込んできます。南条は過去にそのマフィアと、江田愛莉の父親を殺してしまった過去をリークされています。そのことで香港マフィアは南条に「神楽清の秘書が嗅ぎ回っていた」と伝えられ家を飛び出しました。

ドラマ「モンテ・クリスト伯」第七話ネタバレ

寺角の死体を発見した入間は、過去の柴門暖のことが頭によぎり改めて調べることになります。一方、神楽清は南条がマフィアと関係して殺してしまった香港の事件のとき、その子どもが売られた事を調べていました。そして、その子どもを買ったのが暖であることを知ります。

南条は暖のことを訪ねます。「香港の子どもを引き取ったのはあなた、あなたは何者だ?」と問い詰めると暖は「あなたの友人です」と答えます。そのことを家に戻り香港マフィアに報告する南条は、事件のことをすみれに話します。すでに買収されていた香港マフィアに妻と子どもを人質にされ、南条は江田の指示で遺書を書き自殺することとなりました。

すみれはモンテ・クリスト・真海が暖だと気づいていました。暖を見捨てた自分が悪いというすみれですが、貶められたことに対して復習している暖には響きませんでした。その後、寺角殺害の参考人として刑事が暖を任意同行で連れ出そうとします。暖は「入間さんのお誘いなら伺います」と意味深な返答をし、同行することとなりました。

ドラマ「モンテ・クリスト伯」第八話ネタバレ

自殺した南条は一命をとりとめていました。入院中の南条の点滴に毒を入れようとする暖でしたが、すみれが現れ静止します。暖は「おまえがやれ」とすみれに毒を渡してその場を立ち去りました。

そして、警察へと向かった暖は取調室で入間と対峙します。入間は「モンテ・クリスト・真海と死亡報告のあった紫門暖の指紋が一致した。警察の監視下に置く」と勝利を革新しますが、別荘の庭に埋めた男の子の素性とそれが安堂だと伝えると、入間は指紋照合の書類を燃やしました。形勢逆転で暖は警察署もあとにします。

また第八話の最後で、神楽清は秘書に裏切られ監禁されてしまいます。そして南条もすみれに対して「俺のこと殺したいんだろう」とささやきすみれを連れて暖のところに向かいます。こうしてモンテ・クリスト伯の最終回へとつながっていきます。

モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐― オフィシャルサイト - フジテレビ

モンテ・クリスト伯のドラマ最終回の結末をネタバレ!ラストの意味は?

ドラマ「モンテ・クリスト伯」の最終回は意味深な結末を迎えています。そんな最終回の結末とラストで各キャラクターの結末をまとめてご紹介します。

モンテ・クリスト伯の最終回あらすじ

監禁された神楽清は、以前に暖が受けた内容と同じ拷問を受けていました。それを見ている暖は、「あなたと同じで私も自分の手を汚さない」と拷問されている神楽清を簡単には殺さずにいました。一方入間と留美は、安堂を海外に逃亡させるとして船にのせようとします。

「船まで安堂を送る」と入間が安堂を連れていき、留美と離れたところで安堂を殴り、土に埋めます。それに気づいた留美は入間を人殺しと叫び、安堂が殺人犯として放送されているニュースに飛び入り、入間の子ども遺棄の過去をリークしました。

その足で自宅に戻る入間でしたが自宅に暖が待ち受けていました。自分の妻が毒殺を繰り返していること、その被害者は元妻と息子だったことを責められます。警察が入間逮捕に向っていると告げて暖は立ち去ります。一方、暖のもとに向かっている南条に連絡が入ります。自分を恨んでいる江田と娘の明日花が一緒にいることを知り、すみれを自宅に返して南条一人で暖の元へ向かうことにします。

そうして連れられてきた神楽と南条、そして暖が別荘に揃いました。そこにガソリンをかけた暖ですが、すみれが現れます。暖がすみれにプロポーズしたビデをを流し、もう一度すみれにプロポーズの言葉をかけます。すみれも「真海さんと結婚します」と伝えると、暖は南条と神楽を解放します。

そしてモンテ・クリスト伯の最終回を象徴するシーンとなったのは、暖が「万歳、やっぱり最後に愛は勝つんだ」とつぶやくシーンです。これですみれと戻ってハッピーエンドかと予想させるような展開ですが、ドラマ「モンテ・クリスト伯」では違う意味を持っていました。

「モンテ・クリスト伯」最終回の結末ネタバレと意味

そして暖は「楽しかった」と告げると、ガソリンに火をつけ爆発してしまいます。それからシーンが代わりすみれと明日花は墓参りをしています。すみれは「あの人は海から来て空に帰った」とつぶやきました。ニュースでは紫門暖の行方はわからないと報じられています。そして開放された神楽は取り調べで「暖に殺されそうだった。死んでくれて安心している」と口にし、南条は「勝手に一人で死んで許せない」といいます。

そして入間は医療刑務所に収監されていると美蘭が信一郎に伝えているシーンが描かれています。そしてエンディングでは、海辺を暖と江田が歩いているシーンで、ドラマ「モンテ・クリスト伯」の結末となっています。

このことから、暖の復讐は陥れた相手を殺すことではなく破滅させることだったと考える意見が多く上がっています。また、結果として婚約者として愛していたすみれのことを傷つけない結末には視聴者ファンから非常に高い評価を受けている作品となっています。

モンテ・クリスト伯のドラマと原作の違いとは?

モンテ・クリスト伯は原作小説が元となって作られたドラマ作品となっています。大きな違いが2つありますのでまとめてご紹介いたします。

主人公や登場人物の立場が違う

原作小説の主人公はエドモン・ダンテスという名前になります。エドモンの職業は一級航海士ですが、ドラマ「モンテ・クリスト伯」主人公の暖は漁師として登場しています。

また主人公を陥れた3人の立場も違っています。同じ漁師として先輩の神楽清は、原作のダングラールを元に描かれた登場人物となっています。原作小説ではダングラールは会計士として登場しています。また南条幸男はドラマでは役者になるべくオーディションに落ち続けていますが、原作のフェルナンを元に描かれています。フェルナンは漁師として原作小説に登場します。

そして警視庁公安部の入間は原作小説のヴィルフォールを元に描かれている人物ですが、原作のヴィルフォールは検事代理として描かれています。

物語序盤で暖の逮捕される容疑が違う

ドラマ「モンテ・クリスト伯」では暖がテロリストの資金援助をしていた疑いで逮捕されますが、原作小説では、ナポレオンという投獄されている人物の共犯者としてエドモンが投獄されることになります。

ドラマ「モンテ・クリスト伯」は日本の物語としてアレンジが加えられた作品となっており、原作小説さながらの復讐劇が繰り広げられています。ドラマも原作小説もぜひこの機会に注目してみてはいかがでしょうか。

モンテ・クリスト伯のドラマを最後まで観た感想を紹介!

モンテ・クリスト伯を最終回まで見た視聴者からは様々な感想レビューが上がっています。復讐を果たしていく物語となっておりハラハラする展開や、後味の悪い過去についてつながっていく展開にやっと意味のわかる部分も多く語られた最終回のレビューをまとめてご紹介します。

人気エアーバンド「ゴールデンボンバー」の歌広場さんもモンテ・クリスト伯のファンとしてツイートされてました。暖を陥れた人と陥れられた本人の人生の意味を見つめると切なくなってしまうという意見も多く上がっています。

保身に走る入間を暖が陥れたあと、入間が発狂し毒をあおった妻の瑛理奈を埋めてしまわなければと、さらなる保身を壊れた人格で行う姿に、報復が返ってきたことを意味するシーンとして捉えている視聴者のレビューも上がっています。

また、最終回の最後に爆発に巻き込まれたはずの暖が浜辺を江田と並んで歩いているという展開に曖昧な結末と復讐は殺すことではなく破滅したことで果たされたのか、など多くの謎を残した終わり方を絶賛しているレビューも多く上がっています。

モンテ・クリスト伯のドラマ最終回の結末や最後のネタバレまとめ!

復讐を画策している暖は意味深なセリフも多くありました。各回の物語が最終回に向って一気に展開する物語の進み方は視聴者からも評価の高いコメントが多く上がっています。また、最終回の結末では、暖の復讐と最後にいったセリフの意味を曖昧なまま終わらせているため、視聴者から多くの考察も上がっています。

そんな復讐譚として有名なモンテ・クリスト伯の中でも、暖のセリフの意味や行動の意味を汲み取りながら視聴するドラマ「モンテ・クリスト伯」に改めて注目してみてはいかがでしょうか。

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