ビブリア古書堂の事件手帖のドラマはひどい?キャストや批判の理由は?【剛力彩芽】

人気小説『ビブリア古書堂の事件手帖』のドラマ化作品『ビブリア古書堂の事件手帖』のストーリーやキャストがひどいと話題になっています。今話題の女優である剛力彩芽が主演した話題作ではありましたが、視聴率やネットの評判は散々な結果でした。月9ドラマとしては珍しいミステリー小説の映像化作品であり、原作の評判が高評価なだけに期待されていたドラマだっただけに原作ファンの落胆は大きかったといわれています。今回はドラマ版『ビブリア古書堂の事件手帖』が批判された理由について紹介していきます。

ビブリア古書堂の事件手帖のドラマはひどい?キャストや批判の理由は?【剛力彩芽】のイメージ

目次

  1. ビブリア古書堂の事件手帖のドラマはひどい?その真相に迫る!
  2. ビブリア古書堂の事件手帖のドラマの原作は?
  3. ビブリア古書堂の事件手帖のドラマあらすじをネタバレ!
  4. ビブリア古書堂の事件手帖は剛力彩芽主演!ドラマキャストを紹介!
  5. ビブリア古書堂の事件手帖のドラマはひどい?批判の理由を調査!
  6. ビブリア古書堂の事件手帖のドラマ評価についてまとめ!

ビブリア古書堂の事件手帖のドラマはひどい?その真相に迫る!

2013年1月14日から3月25日まで毎週月曜日に21:00からフジテレビ系で月9ドラマとして放送されたドラマ版『ビブリア古書堂の事件手帖』は出来がひどいといわれています。主演は今話題の人気女優の剛力彩芽で、EXILEのAKIRAなどが出演していたことでも話題になりました。しかしこのドラマ版『ビブリア古書堂の事件手帖』はストーリ、キャストともに最悪の出来だといわれていて、特に剛力彩芽の評判は最悪です。

大人気小説の映像化という事でかなり期待されていたドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』でしたが、最終話の視聴率8.1%という月9枠史上最低の視聴率を記録してしまいました。話題の若手女優とい人気の原作、人気アーティストEXILEのAKIRA、主題歌は若者に人気のE-GIRLSという最高の布陣で臨んだように思われましたが、なぜコケてしまったのでしょう。そこまでひどいといわれる理由を見ていきましょう。

ビブリア古書堂の事件手帖のドラマの原作は?

まずはドラマ化作品の前に原作『ビブリア古書堂の事件手帖』について簡単に紹介していきましょう。三上延によるライトミステリ小説シリーズとして圧倒的な人気を誇っていた作品でした。『ビブリア古書堂の事件手帖』は全7巻と番外編1巻で完結しており、漫画化、ドラマ化、映画化など多くのメディア展開をしている作品でもあります。

『古書店』が舞台のシリーズ累計の発行部数600万部のベストセラー小説

原作『ビブリア古書堂の事件手帖』は古書店を舞台に、いわゆる『日常の謎』をテーマにしたビブリオミステリとなっています。古書についての深い知識や登場人物たちの複雑な過去などを綴っっていて、作中に登場する書籍の売り上げが上がるなど様々なところに波及しました。メディアワークス文庫では初のミリオンセラー作品であり、2012年には本屋大賞にノミネートされるなどライトノベルの枠を越えた人気を獲得しました。

2017年に実写およびアニメでの映画化が発表

『ビブリア古書堂の事件手帖』はドラマ化だけでなく漫画化もされていて、児童向けの書籍にもなるなど幅広い世代に支持されている作品です。その人気はとどまることを知らずに、2017年にはアニメ及び実写での映画版『ビブリア古書堂の事件手帖』が決定しています。映画『ビブリア古書堂の事件手帖』では女優の黒木華が主演することが決まっているので、こちらのキャスティングはネット上で好評を博しているようです。

ビブリア古書堂の事件手帖のドラマあらすじをネタバレ!

ここでは大ヒットの原作『ビブリア古書堂の事件手帖』のドラマ版のあらすじを見ていきましょう。原作『ビブリア古書堂の事件手帖』では古書に関する深い知識と古書を巡る感動ストーリーが好評な作品でしたが、ドラマ版では原作第4巻までの内容を描いています。ストーリーやキャラクタ設定などはドラマ視聴者が見やすいようにアレンジされています。

栞子と五浦の出会い

ある日、活字恐怖症を抱え、本を読めなくなった青年・五浦大輔が、亡くなった祖母の『絹子』の残した『夏目漱石全集』の鑑定を頼みに、ある古書店を訪れます。それは鎌倉でひっそりと営業をしている古書店『ビブリア古書堂』でした。その店主である栞子は極度の人見知りで目を合わすことすらできないが、古書に関する知識は豊富であり、本について話すときだけは雄弁になるという変わり者でした。

栞子は『漱石全集』の鑑定に三十分かけましたが、出した結論は『偽物です』といったものでした。栞子は『漱石全集』にある署名を偽物と見破りましたが、その署名を描いた人物について気になっていました。それを描いたのは五浦の祖母だと推測しますが、五浦はそれを否定します。そして栞子は五浦の名前が『大輔』であることを聞き、驚いたような表情を見せました。

夏目漱石全集

栞子は『漱石全集』の第八巻『それから』にある署名からこの本は『田中芳雄』という人物が関わっていて、その人物は五浦の祖母と関りると推理します。しかし五浦には『田中芳雄』という人物には心当たりがなく、栞子は『田中芳雄』は五浦の祖母にとって大切な人だったと推測します。

さらに『大輔という名前を付けたのはお婆さんですか?』という問いを大輔に投げかけ、『お婆さんが結婚したのは1962年より以前ですか?』とも質問します。その答えを持たない大輔は、『漱石全集』の買取を取りやめ、一緒に持ってきた本の査定を依頼し一旦家に帰ることにしました。

『大輔』という名とは

五浦は家に帰ると、母親に祖母についていろいろ聞きました。栞子の推理通り、『大輔』という名前は祖母がつけたものでした。さらに祖母の結婚は『1959年』だという事も判明し、五浦の祖父とは別に結婚したかった人がいたものの叶わなかった人がいたことも母が教えてくれました。

五浦はこのことを後日栞子に伝えますが、その事を聞くと栞子は話を切り上げて代金の話になってしまいます。その栞子の様子を不審に思ったものの、大輔は『ビブリア古書堂』を後にします。しかし数日後、偶然栞子に会い、彼女を手伝うために再び『ビブリア古書堂』に行きます。そこで『1962年』について聞きますが、栞子は答えませんでした。

家に帰った大輔は背が高いため家の鴨居に頭をぶつけてしまいます。その姿を見た母親が祖母の葬儀でも同じようにぶつけた人がいたという事を思い出しました。そのことを聞いた大輔は芳名帳を探し、『田中芳雄』の名前を発見しました。大輔は『漱石全集』にあった名前の人物が祖母の葬儀に出ていたことを知ります。

栞子にそのことを伝えると、栞子は田中芳雄の名が署名してあった『それから』の内容が『不倫』であることと主人公の名が『大輔』であることを伝えます。そして『漱石全集』は田中芳雄からもらったものであり、購入した年が1962年であることからある推理に辿り着きました。栞子は大輔に大輔の祖母は『不倫』していて、その主人公に重ねるように『大輔』という名を孫につけたという推理を伝えました。

五浦、ビブリア古書堂で働く

大輔は祖母の過去を知りましたが、それよりも栞子の推理力に感服します。そして栞子から『ビブリア古書堂』で働くことを勧められます。迷った大輔でしたが、読書恐怖症を克服できるかもという予感から働くことを決意しました。

笠井の正体

『ビブリア古書堂』で働きながら、大輔は様々な人物に出会います。せどり屋の志田や笠井、女子高生の小菅奈緒など多くの個性的な面々と出会います。そんな矢先、栞子が階段から転落して入院します。事故かと思われましたが、栞子によると半年ほど前から太宰治の「晩年」を譲ってほしいという脅迫じみたメールがしつこく送られていたことを明かします。栞子はそのメールの主の仕業だと推理し、大輔に『晩年』を守るように頼みます。

そしてひょんなことから、大輔はせどり屋の笠井が犯人だと確信し、それと同時に栞子も犯人が笠井であることを突き止めます。病院の屋上で笠井に追い詰められた栞子は『晩年』を笠井に取られるくらいならと『晩年』を燃やしてしまいます。絶望した笠井は栞子を非難しながら、逮捕されました。

栞子の母親・智恵子

様々な事件を解決していった栞子ですが、彼女の言動にちらつく『母親』の存在に大輔は気づきます。栞子は物語の終盤に母親である智恵子と向き合うことになります。この母親の存在が栞子の人生や古書への思いを作り上げた人物でした。そんな彼女へのトラウマも大輔や志田などの仲間によって癒されていきました。

ビブリア古書堂の事件手帖 - フジテレビ

ビブリア古書堂の事件手帖は剛力彩芽主演!ドラマキャストを紹介!

ここではドラマ版『ビブリア古書堂の事件手帖』の主要キャストを見ていきましょう。主演の剛力彩芽がまだ若手女優だったため豪華な俳優陣が脇を固めていて、制作発表当初は豪華キャストの顔ぶれは話題になりました。ここから簡単なキャラクターの説明とキャスト説明を見ていきましょう。

剛力彩芽/篠川栞子

『ビブリア古書堂』の店主で、この物語におけるホームズ的役割を担う栞子を演じるのは『天使と悪魔-未解決事件匿名交渉課-』や『女囚セブン』などで主演している女優の剛力彩芽です。キャスティングはネットで炎上するほど酷評されました。

AKIRA/五浦大輔

『ビブリア古書堂』のアルバイト店員で物語におけるワトスン的役割を担う活字恐怖症である青年です。物語は五浦目線で進行していきます。演じるのは人気ダンス&ボーカルグループEXILEのAKIRAで、代表作に再ドラマ化で話題になった『GTO』や『HEAT』などがあります。背の高いことが重要な意味を持つ役なので、体格の面では最適だったと言われていました。

高橋克実/志田肇

古書を買い取り、転売して利益を上げるせどり屋で古書の目利きの能力を買われてビブリアの居候となっている志田を演じるのは昼のワイドショー『グッディ』でメインキャスターを務めている高橋克実で、代表作に『確証〜警視庁捜査3課』や往年の人気ドラマ『ショムニシリーズ』があります。原作とは異なった点が多く、ドラマ版『ビブリア古書堂の事件手帖』ではメインキャストの一人となっています。

田中圭/笠井菊哉

志田と同じせどり屋でせどり屋で『落穂拾ひ』にまつわる事件を機にビブリア古書堂に出入りするようになる笠井を演じるのはいま大ブレイク中のイケメン俳優の田中圭で、代表作に大ヒットドラマ『おっさんずラブ』や『私が恋愛できない理由 』があります。

鈴木浩介/藤波明生

北鎌倉の名家の出身でカフェ経営をしている藤波明生を演じているのは名倍プレイヤーとして知られる鈴木浩介で、代表作に『『LIAR GAME』』や『『刑事7人』があります。ドラマオリジナルキャラクターで、ドラマでは彼の発言がきっかけで事件が始まることも少なくありません。

水野絵梨奈/小菅奈緒

高校3年生の女子高生で『落穂拾ひ』にまつわる事件をきっかけにビブリア古書堂の常連客となり、多くの事件に関わっていくことになる小菅奈緒を演じるのはFlowerやE-girlsの元メンバーである水野絵梨奈で、代表作に『悪の教典』や『35歳の高校生』があります。

松坂慶子/五浦恵理

大輔の母親で鎌倉の老舗銘菓店の経理担当をしている恵理を演じるのは松坂慶子で、代表作に『蒲田行進曲』や『死の棘』などがあります。原作では夫とは死別していますが、ドラマ版では夫とは離婚していることになっています。また原作では長身ですが、ドラマでは、松坂慶子が演じているため長身ではありません。

安田成美/篠川智恵子

栞子の母で10年ほど前から失踪中であるが、事件の影にたびたびその存在をうかがわせる存在の智恵子を演じるのは安田成美で、『素顔のままで』や『ドク』などがあります。物語の序盤から謎が散りばめられていて、終盤の最重要キャラクターとして登場します。

ビブリア古書堂の事件手帖のドラマはひどい?批判の理由を調査!

キャストに批判が殺到?

批判が殺到したのは原作のドラマ化とドラマ版キャストが発表された時でした。当時人気の若手女優とアーティストの共演が話題になりましたが、原作ファンは『原作とのイメージが違いすぎてひどい』と激怒して、ドラマに対して多くの批判やバッシングの声が上がりました。

見た目が全然違う!

まずは主演の剛力彩芽に批判が集中しました。特に剛力彩芽がトレードマークであるショートカットを変えなかったことが多くの批判を浴びました。原作『ビブリア古書堂の事件手帖』では表紙で栞子の姿が描かれており、黒髪ロングヘアーの美女として描かれていただけに剛力彩芽とはイメージが全く違ってしまったことへ『女優として役に寄せる気がない』『ひどい!』と批判が殺到しています。

剛力彩芽のごり押しにうんざり?

さらにこの当時は剛力彩芽は所属事務所『オスカープロモーション』の一押し女優であり、視聴率が振るわないにもかかわらず主演を多く演じていました。そして結果を残さずに月9の主演まで務めるようになったのでキャスティングありきであまりにひどいと批判の声が上がりました。

原作とは雰囲気が違う?

剛力彩芽はドラマクランクイン前から『栞子のイメージを全部覆す』と発言していたため、髪型もそうですし、原作で栞子がよくかける眼鏡もないという原作ファンにはがっかりな結果となりました。

原作『ビブリア古書堂の事件手帖』は『静』の小説といわれるように古書にまつわるエピソードが淡々と綴られる小説として公表ですが、ドラマ版『ビブリア古書堂の事件手帖』はBGMが多用されたりと派手な演出が目立って雰囲気が違うと不満をもつファンも多くいました。

原作ファンから批判殺到

原作『ビブリア古書堂の事件手帖』ファンからの批判は止まらず栞子役について、声優の池澤春菜が自身のTwitter上で困惑を表明したり、『週刊文春』で『ドラマ版キャストに原作小説ファンが反発し、Twitterで炎上が起きた』と記事にされたりと話題になりました。ドラマ視聴率も初回こそ14パーセントでしたが、最終回は月9ドラマ史上最低記録を更新するなどひどい結果となってしまいました。

ビブリア古書堂の事件手帖のドラマ評価についてまとめ!

今回はドラマ版『ビブリア古書堂の事件手帖』がひどいという噂について見てきました。批判されているのは『キャスト』と『雰囲気』の二つです。キャストは『剛力彩芽ではイメージに合わない』というのが最大の理由です。雰囲気も『原作をぶち壊している』と批判されています。

こうしたひどい結果になってしまったドラマ版『ビブリア古書堂の事件手帖』ですが、原作はいまだに売れ続けていますし、キャストを変えて映画化もされているので、『ビブリア古書堂の事件手帖』は注目され続ける作品となっています。

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