ER緊急救命室のあらすじとキャストの現在を紹介!魅力や最終回のエピソードは?

米テレビドラマ「ER緊急救命室」は1994年9月から2009年4月までの約15年に渡り放送。日本でもNHKのBS2で1996年4月から2011年3月まで放送されていた人気の医療ドラマだ。緊急救命室で働くドクターやナース達の日々の多忙な職務をリアルに、またプライベートも各々を丁寧に描いているこのドラマのキャスト陣も錚々たるメンバーが連なる。そんな「ER緊急救命室」のあらすじと最終回のあらすじまで紹介!さらにキャストの現在も詳しく紹介!

ER緊急救命室のあらすじとキャストの現在を紹介!魅力や最終回のエピソードは?のイメージ

目次

  1. ER緊急救命室のあらすじとキャストの現在を徹底調査!
  2. ER緊急救命室の魅力を紹介!
  3. ER緊急救命室のあらすじは?
  4. ER緊急救命室の最終回のエピソードをネタバレ!
  5. ER緊急救命室のキャストの現在は?
  6. ER緊急救命室のあらすじとキャストの現在まとめ!

ER緊急救命室のあらすじとキャストの現在を徹底調査!

衝撃的な音楽で始まるこのドラマ「ER緊急救命室」を毎回心待ちにしていた人も少なくないだろう。このドラマは作家マイケル・クライトンが医学生だった頃のエピソードを基に作られているため、よりリアルな医療現場が再現されている。

さらに登場するドクターやナースの人間臭い日常を、テンポ良く織り込んでくるのでどんどんひきこまれていくという感想が多い。そんな魅力溢れる「ER緊急救命室」のあらすじとキャストを徹底的に調査してみよう。

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ER緊急救命室の魅力を紹介!

「ER緊急救命室」はシカゴ近郊にあるカウンティ総合病院という架空の病院が舞台でそこの緊急救命室、つまり〝ER”の中で起こる日々の様々な患者に対しての医療行為が臨場感たっぷりでお茶の間に届けられる。ドクターとナースの真摯に患者に向き合う姿勢や、ある時は私生活に悩み自分と戦う人間臭さ、更にドラッグ、銃、人種差別等の社会門題にもメスをいれる。そんな「ER緊急救命室」の魅力をたっぷり紹介!

医療現場のリアリズムが魅力!

「ER緊急救命室」の魅力でまず挙げたいのは、医療に従事する人も納得の現場のリアリティーではないだろうか。作家のマイケル・クライトンがハーバード大学医学部に進み医学生として現場実習していることがこのリアリティーの根源だが、周りを固めるスタッフの医学アドバイザー、ランス・ジェンタイルや演出のジョー・サックスも救急救命医のスキルがあるためで、メス一本の持ち方も徹底指導していたとのことだ。

「ER緊急救命室」を見ていて、いったいカメラはどこにあるんだろうと疑問に思うことがなかっただろうか。狭い治療室の中で多方向からキャストを瞬時に捉えているため、カメラの定位置を想像できないという声もあがっている。実はこのカメラワーク、カメラマンの体に直接カメラをつけているらしく、30キロ以上もするステディカムカメラを装着し、360度撮影可能にしているのだそうだ。

そして、毎回毎回エキストラの多いこと。あれほどの人数が縦横無人に常に動き回っているドラマが他にあるだろうか?そして、動きに無駄がないからこそまるで違和感無く、いつものERのいつもの慌ただしい感じ。と視聴者を納得させてしまうのだ。なんとこのエキストラ達は本当の看護師、救急救命士等を多く使っているという、だからこそあのそつのない動きになるのだそうだ。

ドクターとナースの人間臭さが魅力!

「ER緊急救命室」の中で次に魅力なのは、ドクターとナースが繰り広げる恋愛事情や家族問題に右往左往する生き様がなんとも人間臭さいところだ。医療に対しては秀逸な能力を見せつけ、一分一秒を争う現場での咄嗟の判断は凡人には溜息しか出ない場面だが、ことプライベートとなると何一つ自分たちと変わらない、なんなら自分たちのほうがまだましだと親近感さえ覚えるからだと指摘する声もある。

ドクターで一番のダメっぷりを見せたのはSeason1~Season5出演のジョージ・クルーニー演じる小児科医のダグだ。小児科医療に対しては熱血漢でいいのだが、それ故まわりとの軋轢を生む。更に女たらしで問題を起こしては、アンソニー・エドワーズ演じるグリーン先生にお説教をくらうのだ。そんなグリーン先生も夫婦生活は上手くいかず結局離婚に至るなど、それぞれになにかしらの問題がある。

そんな彼らがプライベートな問題も抱えつつ、日々命を救う仕事に邁進する様にファンが共感を覚え、いつの間にか感情移入しているのだ。頼りないドクターもいつのまにか立派なドクターに成長している様や、仕事が終われば極普通の人にもどるナース。緊急に担ぎ込まれる数々の患者にもそれぞれのバックボーンを描いているからこそ、視聴者の心をつかめるのだ。

ER緊急救命室の魅力は何と言っても豪華なキャスト!

「ER緊急救命室」の魅力を語る上で外せないのはなんといってもキャストの豪華さだ。ジョージ・クルーニーはじめ、ジュリアナ・マルグリーズ、そしてアンソニー・エドワーズ、ノア・ワイリー、ミン・ナ等々今も活躍しているキャストが大勢いる。ブレイク前の俳優の登龍門とまで言われるほど、実に多くの役者がちょい役でも登場してくる。第一話から見直しても新しい発見がありそうだ。

ER緊急救命室のあらすじは?

ここからは最終回前までのあらすじを紹介しよう。ノア・ワイリー演じるジョン・カーターは研修医としてカウンティ総合病院のERに配属される。カーターの初日は患者の血を見るなり失神する散々のスタートだった。その日の夜はジュリアナ・マルグリーズ演じる看護師キャロルの自殺騒ぎで更に散々な日になる。日々多様な急患が訪れその命を懸命に救おうとする、ERスタッフ達の日常をリアルにそしてスピード感を持って描いていく。

日々医療現場で忙殺されながらも彼らにとって癒しの時間は愛する人との時間だ。ダグとキャロルは紆余曲折しながらも最後は双子をもうけハッピーエンドになりグリーンの病死で悲しい結果になったがグリーンとアレックス・キングストン演じる外科医エリザベスも結婚し男の子をもうけ、グリーンの終末期にはハワイでエリザベス、息子、娘のレイチェルと穏やかで平和な最期を過ごすことができる。ERへの手紙は涙ものだったと評判だ。

熱血漢ゆえの違反行為を犯し退職したダグと入れ替わる形でSeason6から登場したゴラン・ヴィシュニック演じるクロアチア人医師のルカ・コバッチュもダグの代りだけあってなかなかのプレイボーイだったが、モーラ・ティアニー演じる看護師、やがて医師になるアビー・ロックハートと紆余曲折の末子どもをもうけ結婚に至るが、アビーはルカのクロアチア帰省の折に不安と寂しさから禁酒を破り、挙句に上司と寝てしまう。

ER緊急救命室の最終回のエピソードをネタバレ!

ここからは長らく続いてきた「ER緊急救命室」のファイナルSeasonのあらすじネタバレ!だ。最終回ということもあり、卒業していったキャスト達もゲスト出演するので、ファンには堪らないSeasonになりそうだ。

救急車爆発事件

ファイナルSeason1話で早くもメキ・ファイファー演じるスタッフドクターのプラットが、救急車に乗っている際に爆破事件に巻き込まれ、壮絶な死を迎える。ER部長への昇進が内定していたことが後でわかるという、無念な結果になった。カーター不在後プラッドの存在がかなり大きかっただけに最終回まで出演しなかったのは残念だという感想が多い。プラッドはSeason8からインターンとして登場している。

それぞれの出発

ギクシャクしていたアビーとルカは一緒にボストンで再出発することにし旅立った。そしてシェーン・ウェスト演じるレジデントのレイ・バーネットは不慮の事故で両足を失ってしまい故郷のバトン・ルージュに帰っていたがパーミンダ・ナーグラ演じる外科医ニーラ・ラスゴートラもやっと自分の気持ちに素直になりレイのもとに旅立った。

カーターはERに戻るも、腎臓移植の必要な体になっていた。別の病院の移植チームに懐かしのダグ&キャロルやベントンが登場するので、初回からのファンは必見だ。カーターはまた、タンディ・ニュートン演じるケムとの間に子供をさずかるも死産で悲しい思いをしていた。その子の名前をつけたジョシュア・カーター・センターという社会的弱者のための医療施設を創設した。

最終回のあらすじはこんなところだが、何と言ってもダグとキャロルが一緒にいるという設定はホッコリしてしまうという声があがっている。プラッドが死んでしまうのは悲しいけれど、その意志は救急救命士見習いの義弟が引き継ぐだろうし、と予測するファンは多い。グリーンの娘レイチェルがERに研修医として来るところはファンにとって感慨深いものがあるだろう。

ER緊急救命室のキャストの現在は?

「ER緊急救命室」のキャストは今や大スターとなった俳優が何人もいる。ゲスト出演やちょい役等にもよく見ると〝あのひとだ!”と言うようなサプライズがあったりする。ここでは主要なキャストについて経歴と現在等紹介しよう。
 

ダグラス・ロス役のジョージ・クルーニー

今やハリウッドの大スタージョージ・クルーニーだが、当時鳴かず飛ばずだった彼は「ER緊急救命室」のオーデションを受ける時ポケットに故郷に帰る長距離バスのチケットを入れて挑んだらしい。「ER緊急救命室」出演後ブレイクし、今や飛ぶ鳥を落とす勢い、ハリウッド映画に数々出演「オーシャンズ11」等ヒット。「ER緊急救命室」の登場はSeason1~Season5まで出演。

ジョージ・クルーニーはこの「ER緊急救命室」で大きな爪跡を残したことになるだろう。1995年と1996年にエミー賞ドラマシリーズ主演男優賞にノミネート1995年から三年連続ゴールデングローブ賞テレビシリーズ主演男優賞にノミネート。2001年制作会社設立「コンフェッション」で監督デビュー2006年映画芸術貢献者に送られるアメリカン・シネマ・アワード受賞など多数。

また、社会貢献も盛んで2006年にはネスプレッソのブランドアンバサダーに就任、契約金をダルフール紛争に費やしたり南スーダン共和国にコーヒー農園を再建し小規模コーヒー農家を貧困から救い雇用促進を促すプログラムを立ち上げる等している。またカリフォルニアの犬の保護施設に1万ドル寄付し保護された犬もひきとる等している。

プライベートでは数々の女性と浮名を流すも、一度めの結婚の失敗がトラウマだったのか、「もう二度と結婚はしない」と言っていたが2014年弁護士で人権活動家のアマル・アラムディンと結婚。17歳差結婚の彼らの式には多数著名人が列を連ねた。結婚式の写真の収益大半をチャリティー寄付。現在は2017年6月に生まれた一男一女の双子がいる。

最新の現在のジョージ・クルーニーと言えば、経済紙「フォーブス」による2018年世界で最も稼いだ俳優の一番に輝いている。およそ年収2億3900万ドルということだが、広告収入、過去作品の収入もさることながら大半は2013年に創立したカーサミゴス・テキーラ社を今回およそ10億ドルで売却したものによるらしい。

2018年7月10日に世界中を驚かせるニュースが飛び込んだ。地中海のイタリア領サルディーニャ島でオートバイ事故でジョージ・クルーニーが救急搬送されたというのだ。幸い処置室で治療受けるも重症ではなかった。数時間後イタリアに所有する自宅へ帰ることができた。彼はバイク(ヤマハのTMAX)で撮影現場に向かう途中、車(メルセデスベンツ)に追突された骨盤、膝、腕に打撲。自宅療養の後二週間後には仕事復帰したという。

マーク・グリーン役アンソニー・エドワーズ

〝ERの良心”と言われていた内科医のグリーン先生を演じたのは1962年7月19日生まれカリフォルニア生まれ。12歳の時から劇団に入り大学も演劇科専攻。映画「トップガン」でトム・クルーズ演じるマーベリックの相棒グース役が有名でその後の「ER緊急救命室」Season1からSeason8まで出演。同ドラマのプロデューサー等も務めた経験から現在は監督業等の仕事が多いようだ。


また、プライベートでは1994年ヘアメイク・アーチストのジャニーヌ・ロベルと結婚し子供が四人いる。彼らは自他共に認めるおしどり夫婦で、アンソニー積極的に育児や家事を行うという。しかし、2017年には「少年時代にプロデューサーに性的いたずらを何度もされた」と告白、世間を騒がせた。

キャロル・ハサウェイ役のジュリアナ・マルグリーズ

ダグに振り回される看護師のキャロルを演じたのは1966年6月8日ニューヨーク生まれのジュリアナ・マルグリーズだ。大学では美術史専攻だが同時に演劇も始める。2007年には弁護士の男性と結婚し翌年一男をもうける。2009年から2016年はドラマ「グッドワイフ」の主役アリシアを演じゴールデングローブ賞テレビ主演女優賞受賞。現在はドラマ「ダイエット・ランド」のキティ役主演。日本でもAmazonプライムで配信中である。

ジョン・カーター役ノア・ワイリー

ジョン・カーター役のノア・ワイリーは1971年6月4日ハリウッド生まれ。「ER緊急救命室」のほぼ主役という大役を務め、途中登場しなくなるも最終回まできっちりこなした。「ER緊急救命室」登場しなくなったのは、元妻との間に第一子が誕生したかららしい、当時収録時間が一日約12時間日曜も休まずでだ。いかに過酷な撮影だったかが窺われる。

2012年元妻との離婚後、障害者運動団体と共に障害者の地域生活・介護サービスの向上を訴えデモに参加し、逮捕されるという事態も招いている。子供たちにその旨伝えところ「お父さんを誇りに思う」と言われたそうだ。2014年には二度目の結婚を女優のサラ・ウェルズとし、翌年第三子を授かる。(現在の妻とは第一子)現在は米ドラマ「Red line(原題)」というシカゴを舞台にしたドラマに出演すると発表している。

主要キャストではないが、Season1から最終回まで登場。縁の下の力持ち

ナース役が多いのだが、Season1~最終回まで出番が少なくなった時期もありつつ出演し続けてきたキャストも多い。肝っ玉母さん的なヘレエ、恋多きチュニー、警官と即席結婚をしたリディア、安定感のあるリリー等。ERの潤滑油或いは縁の下の力持ちというところだろうか。

Season9ではゲッソリ痩せて以前の肝っ玉母さんぶりは何処へやらのヘレエだったが最終回にむけてボチボチ体系も戻ってきていたのはイヴェット・フリーマン。自身の体調を考えてのダイエットだったようだ。

モーラ・ティアニー演じるアビー・ロックハート

1965年2月3日ボストン生まれ。ニューヨーク大学に入学するも、卒業せず演劇学校で演技を学ぶ。「ER緊急救命室」の最終回の年、乳がんであることを告白し治療のため女優休業していたが、現在復帰している。

ジン・メイ・チェン役ミン・ナ

あらすじには出てこなかったが、プラットといい仲になりながら家庭の事情でERを去るジン・メイ・チェンを演じたのは、1963年11月20日マカオ生まれのミン・ナだ。両親の離婚をきっかけにアメリカ国籍取得。1990年一度目の結婚をするも三年後離婚、1995年再婚しその後一男一女をもうける。現在は2013年から始まった「エージェント・オブ・シールド」のメリンダ役で活躍中。

ゴラン・ヴィシュニック演じるルカ・コバッチュ

ゴラン・ヴィシュニックは1972年9月9日クロアチア生まれ。子供の頃から役者を志し16歳で映画初出演するも、ユーゴスラビア紛争で入隊。1993年舞台「ハムレット」で頭角を現し、クロアチアの演劇賞オルランド・アワード受賞。1990年代後半ハリウッドに渡り映画出演やマドンナのMVに彼氏役として出演している。2002年米雑誌「Star」で〝ハリウッドセクシー100人”の2位に選ばれている。

私生活は1999年クロアチアの彫刻家のイヴァナ・ヴィシュニックと結婚。2007年に男の子を養子に迎え2011年には代理母を介して息子がうまれている。また、クロアチア時代にクロアチア人女性との間に娘がいる。

ER緊急救命室のあらすじとキャストの現在まとめ!

以上、「ER緊急救命室」のあらすじとキャストの現在。お楽しみいただけただろうか?15年というロングランなドラマだけにこの場で語りつくすには無理があるが、少しでもこのドラマの魅力をお伝え出来たら幸いだ。医療ドラマの金字塔と言われる「ER緊急救命室」をご覧になるのはいかがだろう。

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