シグナルの最終回・結末をネタバレ!大山が病院にいた理由やラストシーンを考察

「シグナル」は2018年4月10日から6月12日まで放送されたドラマです。韓国の「シグナル」のリメイク版です。「シグナル」は現在と過去が無線機によって繋がれ、2人の男が協力し合いながら長期未解決事件に挑むヒューマンサスペンスです。そんな「シグナル」の最終回や結末が気になっている方も多いのではないでしょうか?本記事では「シグナル」の最終回のネタバレや「シグナル」のラストシーンや結末の考察をご紹介します。

シグナルの最終回・結末をネタバレ!大山が病院にいた理由やラストシーンを考察のイメージ

目次

  1. シグナルの最終回が気になる!
  2. シグナルのドラマキャストを紹介!
  3. シグナルのドラマあらすじをネタバレ!
  4. シグナルのドラマ最終回をネタバレ!
  5. シグナルのラストシーンや結末を考察!大山が病院にいた理由とは?
  6. シグナルの最終回まで観た人の感想とは?
  7. シグナルの原作は韓国ドラマ!日本版との違いはある?
  8. シグナルの最終回ネタバレまとめ!

シグナルの最終回が気になる!

韓国版「シグナル」のリメイクで坂口健太郎が主演をつとめる日本版「シグナル」の最終回のネタバレや結末が気になっている方は多いのではないでしょうか?「シグナル」を見たことがない方や、見たけどよく分からなかったという方のために最終回のネタバレやラストシーンや結末の考察を紹介しています。また、キャストや原作の韓国ドラマ版と日本版の違いについてもまとめています。

シグナル 長期未解決事件捜査班 | 関西テレビ放送 カンテレ

シグナルのドラマキャストを紹介!

坂口健太郎/三枝健人役

「シグナル」の三枝健人は警視庁長期未解決事件捜査班の刑事で、プロファイリングを独学で学んでいます。兄の死の真相を調べています。「シグナル」で三枝健人役をつとめたのは坂口健太郎です。坂口健太郎は1991年7月11日生まれで2018年現在27歳です。出身地は東京都で身長は183cm、血液型はO型です。モデルとしてデビューしました。

2015年10月16日から12月18日まで放送されたドラマ「コウノドリ」で連続ドラマ初出演を果たします。2016年5月7日に前編、6月11日に後編が公開された映画「64-ロクヨン-」で第40回日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞しています。

その後、第41回エランドール賞で新人賞を受賞しています。2018年4月10日から6月12日まで放送されたドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」で連続ドラマ初主演をつとめました。他にも2015年に公開された映画「海街diary」「ヒロイン失格」などに出演しています。

吉瀬美智子/桜井美咲役

「シグナル」の桜井美咲は警視庁長期未解決事件捜査班の班長で、失踪した大山剛志を探しています。「シグナル」で桜井美咲役をつとめたのは吉瀬美智子です。吉瀬美智子は1975年2月17日生まれで2018年現在43歳です。出身地は福岡県で身長は166cm、血液型はA型です。高校卒業後、アルバイト先の喫茶店でスカウトされて地元でモデルとして活動していました。

2007年2月1日に女優業に専念するためフラームに移籍しています。シーズン1が2007年、シーズン2が2009年に放送されたドラマ「LIAR GAME」で注目されました。シーズン1が2010年、シーズン2が2011年に放送されたドラマ「ハガネの女」でドラマ初主演をつとめました。

2011年に映画「LIAR GAME」のザ・ファイナルステージ、ドラマ「ブラッディ・マンデイ」のシーズン2、「LIAR GAME」のシーズン2でエランドール賞・新人賞を受賞しています。他にも2017年に放送されたドラマ「ブランケット・キャッツ」や「セシルのもくろみ」に出演しています。

北村一輝/大山剛志役

「シグナル」の大山剛志は三枝健人と無線機を通じて交信する城西警察署の刑事です。正義感が強く、不正を憎んでいる人物にもかかわらず収賄容疑がかかり、失踪しています。「シグナル」で大山剛志役をつとめたのは北村一輝です。北村一輝は1969年7月17日生まれで2018年現在49歳です。出身地は大阪府で身長178cm、血液型はA型です。映画「海の征服者」の影響で本気で海賊を目指し、商船高専に進学しています。
 

海賊にはなれないと気づいたのち19歳で上京しました。1999年に「皆月」で73回キネマ旬報賞・新人男優賞、「皆月」「共犯者」「完全なる飼育」で第21回ヨコハマ映画祭・助演男優賞を受賞しています。他にも2008年に公開された映画「容疑者Xの献身」同じく2018年に公開された映画「去年の冬、きみと別れ」などに出演しています。

神尾楓珠/加藤亮太役

「シグナル」の加藤亮太は東条高校に通う男子で三枝健人の兄です。武蔵野市集団暴行事件の犯人にされ、少年院から出たあとに死亡しています。「シグナル」で加藤亮太役をつとめたのは神尾楓珠です。神尾楓珠は1999年1月21日生まれで2018年現在19歳です。出身地は東京都で身長は173 cm、血液型はO型です。高校ではサッカー部に所属しており、憧れの伊藤英明の影響で芸能界に興味を持ちました。

サッカー部を退部し、所属事務所であるA-teamのオーディションに応募しています。2017年にドラマと映画が公開された「兄に愛されすぎて困ってます」に出演しています。他にも2017年に放送されたドラマ「監獄のお姫さま」や、2018年に放送されたドラマ「アンナチュラル」に出演しています。

木村祐一/山田勉役

「シグナル」の山田勉は警視庁長期未解決事件捜査班のベテラン刑事です。「シグナル」で山田勉役をつとめたのは木村祐一です。木村祐一は1963年2月9日生まれで2018年現在55歳です。出身地は京都府で身長は168cm、血液型はAB型です。よしもとクリエイティブ・エージェンシー(吉本興業)に所属するお笑い芸人です。2001年に板尾創路と組んだ漫才コンビ「イタキム」でM-1グランプリ、準々決勝まで勝ち上がりました。

その後9回にわたりM-1グランプリ決勝戦のリポーターをつとめています。2009年4月11日に公開された映画「ニセ札」では、監督をつとめました。他にも2016年に放送されたドラマ「砂の塔〜知りすぎた隣人」、2017年に放送されたドラマ「陸王」などに出演しています。

池田鉄洋/小島信也役

「シグナル」の小島信也は警視庁長期未解決事件捜査班の鑑識官です。分析力と観察力が優れています。「シグナル」で小島信也役をつとめたのは池田鉄洋です。池田鉄洋は1970年10月31日生まれで2018年現在47歳です。出身地は東京都で身長は175cm、血液型はAB型です。

劇作家、演出家としての活動を行っており、2009年4月8日に放送開始したドラマ「子育てプレイ」でドラマ初演出を手がけました。2011年8月6日に公開された「行け!男子高校演劇部」で映画で初脚本を手がけました。

2000年に第1シリーズ、2002年に第2シリーズ、2003年に第3シリーズが放送されたドラマ「TRICK」や、2006年に第1期、2007年に第2期、2010年に第3期、2014年に第4期が放送されたドラマ「医龍」で注目されました。他にも、2017年に放送されたドラマ「脳にスマホが埋められた!」や、2018年に放送されたドラマ「アンナチュラル」などに出演しています。

青野楓/安西理香役

「シグナル」の安西理香は慶明大学医学部法医学教室の准教授です。「シグナル」で安西理香役をつとめたのは青野楓です。青野楓は1992年11月21日生まれで2018年現在25歳です。出身地は兵庫県で身長は169cm、血液型はO型です。雑誌「with」のモデルです。

フジテレビの「めざましテレビ」にて6時49分から6時53分の間に放送される今どきなトレンド情報を紹介する、イマドキガールとして活躍しています。2014年6月21日に公開された映画「ハイキック・エンジェルス」で女優デビューを果たしました。古味直志による漫画をもとに制作され、2018年12月21日に公開予定の映画「ニセコイ」の出演が決まっています。

甲本雅裕/岩田一夫役

「シグナル」の岩田一夫は警視庁捜査一課の係長で、刑事部長の中本慎之助の命令で動いています。「シグナル」で岩田一夫役をつとめたのは甲本雅裕です。甲本雅裕は1965年6月26日生まれで2018年現在53歳です。実の兄にミュージシャンの甲本ヒロトがいます。出身地は岡山県で身長は177cm、血液型はA型です。

1989年に東京サンシャインボーイズに入りました。劇団の活動を休止したあとはテレビや映画を中心に出演しています。映画「踊る大捜査線」のシリーズに緒方薫役で出演しています。他にも2018年に放送されたドラマ「バイプレイヤーズ」、「99.9-刑事専門弁護士-」のシーズン2などに出演しています。

渡部篤郎/中本慎之助役

「シグナル」の中本慎之助は警視庁の刑事部長です。汚い手を使ってのし上がってきたため、手段を選びません。「シグナル」で中本慎之助役をつとめたのは渡部篤郎です。渡部篤郎は1968年5月5日生まれで2018年現在50歳です。出身地は東京都で、身長は180cm、血液型はA型です。

エキストラに出演したことがきっかけとなり、演技を始めました。1995に映画「静かな生活」で、日本アカデミー賞・新人賞、優秀主演男優賞をダブル受賞しました。他にも2009年に放送されたドラマ「重力ピエロ」や、2017年に放送されたドラマ「警視庁いきもの係」などに出演しています。
 

シグナルのドラマあらすじをネタバレ!

あらすじネタバレ・女児児童誘拐殺人事件

ここでは「シグナル」の最終回のネタバレや結末の考察を紹介する前に、あらすじをネタバレして紹介しています。三枝健人(坂口健太郎)は幼いころに、女児児童誘拐殺人事件の被害者が何者かに連れ去られる現場を目撃していました。まだ子供だった三枝健人の証言は信じてもらえず、15年の時が経っていました。三枝健人は刑事になり、独学でプロファイリングを学んでいました。

あらすじネタバレ・過去と現在を繋ぐ無線機

ある日、廃棄予定だった無線機から誰かの声が聞こえます。彼は大山剛志(北村一輝)と名乗り、巡査の三枝健人のことをなぜか「警部補」と呼んでいました。大山剛志は「誘拐の真犯人は別にいる」と告げます。大山剛志から教えられた場所では、15年前に起きた女児児童誘拐殺人事件で指名手配されていた橋本啓介(竹内寿)の白骨遺体が見つかりました。

女児児童誘拐殺人事件の犯人の女を目撃していた三枝健人は桜井美咲(吉瀬美智子)と共に捜査を進めるうちに、吉本圭子(長谷川京子)が真犯人だと確信します。時効が迫るなか、証拠がないと理解している吉本圭子は何も語りません。女児児童誘拐殺人事件の時効は成立したものの、橋本啓介殺害の証拠が発見されて逮捕されました。

あらすじネタバレ・無線機の向こう側の銃声

日本で殺人事件の時効が廃止されることになり、長期未解決事件捜査班が立ち上がりました。ある日、繋がった無線機の向こう側で大山剛志が、次に繋がる無線の相手は3年前の自分だと言いました。その後、銃声が響き渡ります。8年後、三枝健人は長期未解決事件捜査班に配属されました。1997年に起きた7人の女性が被害にあった連続殺人事件の捜査が始まります。
 

あらすじネタバレ・過去は変えられる

8年ぶりに無線機が繋がったものの、大山剛志は三枝健人のことを知りませんでした。大山剛志は1997年の世界で、連続殺人事件の捜査中でした。三枝健人から次の被害者と場所を知らされた大山剛志は、事件を未然に防ぎました。過去が変わっていることに気づいた三枝健人は今後起きる事件を大山剛志に話して殺人を阻止しようとします。

連続殺人事件の被害者の共通点は同じ路線のバスに乗っていたことでした。当時バスの運転手だった田中修一(モロ師岡)の手がかりを握っていた、元同僚の八代英子(真瀬樹里)が何者かに殺されます。八代英子殺害と連続殺人事件の犯行の手口は同じものでした。三枝健人は大山剛志に次の被害者を教えました。次の被害者は大山剛志の知り合いの北野みどり(佐久間由衣)でした。

大山剛志が北野みどりのもとへ駆けつけたものの、すでに殺害されていました。八代英子殺害の犯人が田中修一だと判明します。連続殺人事件の犯人は田中修一の息子・仁志(尾上寛之)でした。息子を庇っていた田中修一も、ついに息子の犯行を認めました。
 

あらすじネタバレ・失踪している大山剛志

三枝健人は現在の大山剛志を探そうとします。大山剛志は暴力団への収賄容疑が発覚し、18年前に失踪していました。三枝健人は証拠が揃っていたものの、以前無線機を通じて銃声を聞いたことから、大山剛志の身に何かが起きていると確信します。1998年の大山剛志は連続窃盗事件の捜査中でした。三枝健人は過去を変えるのは危険だと警告した上で、犯人が郵便ポストに指紋を残している可能性があると教えました。

過去が変わり、1998年に連続窃盗事件で工藤雅之(平田満)が逮捕されていました。捜査資料に目を通した三枝健人は誤認逮捕なのではないかと疑います。出所したばかりの工藤雅之が矢部香織(野崎萌香)を誘拐し、三枝健人は怨恨による犯行ではないかと推測します。無線越しに大山剛志は「工藤は犯人じゃありませんでした」と告げました。

あらすじネタバレ・桜井美咲の殉職

工藤雅之の娘・和美(吉川愛)はバス事故にあっていました。誘拐された香織と父・英介(小須田康人)もバスに同乗していたのです。救助の際に英介が和美より香織を優先したことで、和美は爆発によって焼死しました。
 

工藤雅之は復讐のため、香織を冷凍車に閉じ込めています。工藤雅之が英介を殺害するため罠として用意した冷凍車に、香織が閉じ込められていると推測した桜井美咲が助けに行きました。冷凍車は爆発するように仕掛けしてあり、桜井美咲は焼死しました。大山剛志は連続窃盗事件の真犯人を探します。

犯人が工藤雅之だと証言した白石智弘(白石隼也)の所有する車でコカイン、クルーザーで窃盗品を発見します。証拠が集まったことにより白石智弘は逮捕されました。過去が変わったことにより、桜井美咲の殉職は起きませんでした。

あらすじネタバレ・大山剛志を殺害した人物

大山剛志は衆議院議員・野沢義男(吉岡徳馬)の裏帳簿が記されたフロッピーディスクを掴んだものの、中本慎之助(渡部篤郎)が証拠隠滅のため持ち去りました。三枝健人の兄が加藤亮太(神尾楓珠)だと知った中本慎之助は岩田一夫(甲本雅裕)に監視させました。三枝健人は1999年の大山剛志に、武蔵野市集団暴行事件の真相を掴んでほしいと伝えます。岩田一夫が危険だと忠告しても三枝健人はそれでも真実を暴くと決意していました。

知っていることを全て教えると言われ呼び出された三枝健人が到着したときには、岩田一夫は何者かによって刺されていました。死ぬ間際、「大山は俺が殺した」と言いました。三枝健人は現場に居合わせたため、容疑者扱いされます。1999年に東条高校で集団暴行被害にあった女子生徒が屋上から飛び降りる事件が発生します。
 

加藤亮太は野沢義男の圧力によって中本慎之助に陥れられ、集団暴行事件の犯人として逮捕されていました。岩田一夫が殺害される前、大山剛志の収賄容疑の関係者である暴力団員の岡本(高橋努)の別荘に行っていたことが明らかになります。三枝健人と桜井美咲は岡本の別荘に行き、土の中から白骨化した大山剛志の遺体と警察手帳を発見しました。遺品のなかから見覚えのあるお店の名刺が出てきました。

それは兄を亡くして孤独になった三枝健人がいつも通っていたお店でした。大山剛志は幼いころの三枝健人の様子を頻繁に見守り、ご飯代をこっそりお店の人に渡してくれていました。気にかけてくれた人が居たことを知った三枝健人は、大山剛志を救うべくこの事件から手を引くように伝えます。大山剛志は必ず真実を暴くと強く決心し、三枝健人に幸せになってほしいと願っていました。

武蔵野市集団暴行事件の被害者・井口奈々(映美くらら)は小川開発社長の息子が主犯格だと三枝健人に明かします。加藤亮太が自殺するはずがないと聞いた三枝健人は中本慎之助を調べます。2000年の大山剛志は、加藤亮太から無実を証明する証拠があると聞きます。

シグナルのドラマ最終回をネタバレ!

最終回ネタバレ・加藤亮太の死

ここでは「シグナル」の結末の考察の前に最終回のネタバレを紹介していきます。三枝健人は桜井美咲の前で無線機を使い、大山剛志と交信しました。大山剛志の声を聞いて驚く桜井美咲に無線機のことや、これまでに過去を変えたことを打ち明けました。大山剛志が加藤亮太のもとへ証拠を受け取りに行くと知った岩田一夫は、中本慎之助に連絡します。大山剛志の到着を待っていた加藤亮太のもとへ一足先に中本慎之助が訪れます。

加藤亮太の無実を証明できる証拠は、真犯人である小川開発社長の息子が井口奈々を暴行したときの音声が録音されたものでした。中本慎之助は加藤亮太の飲み物に薬を入れたあと、手首を切りました。自殺に見せかけて、証拠を回収します。大山剛志が駆けつけたころ、加藤亮太はすでに死亡していました。大山剛志は中本慎之助を問い詰め、加藤亮太は家族のために自身の無実を証明したかっただけだと憤慨します。

一方、三枝健人は岩田一夫殺害の罪を着せられ、捜査一課に追われていました。大山剛志と無線が繋がり、加藤亮太を救えなかったことを知らされました。三枝健人の代わりに無線機を持っていた桜井美咲は大山剛志の遺体が発見されたことと、4月15日に谷原記念病院に行ったら危険なことを伝えました。口封じのために中本慎之助から追われている岡本は、保身のために真実を全て話す決心をしました。

最終回ネタバレ・三枝健人が死亡!

話の途中で突然現れた何者かによって岡本は射殺され、桜井美咲を庇って撃たれた三枝健人も死亡しました。大山剛志は加藤亮太の自宅にあったグラスと中本のタバコの吸い殻を科捜研に提出していました。中本慎之助は加藤亮太を殺害した際、指紋を入念に拭き取っていました。しかし、加藤亮太の手首を切るときに使ったカッターで指を切っており、そのときに出た血がグラスに残っていたのです。

2000年4月15日、大山剛志はDNAが一致していたことを確認しました。谷原記念病院に向かった大山剛志は岡本・岩田一夫・中本慎之助に拘束されました。命だけは助ける代わりに、全てのことから手を引けと取引を持ちかけられた大山剛志は、断りました。中本慎之助は岩田一夫に、大山剛志を射殺しろと命じます。間一髪のところで、大山剛志がつけたGPSを辿った同僚達が駆け付け、岩田一夫を逮捕しました。

最終回ネタバレ・大山剛志の行方

一方、中本慎之助は行方をくらませます。過去が変わったことによって、三枝健人は目を覚ましました。そのかわり長期未解決事件捜査班は立ち上がっておらず、捜査班のメンバーは三枝健人のことを覚えていませんでした。中本慎之助は殺害されており、疑われている大山剛志は追われていました。三枝健人は、今もなお無実の罪で追われている大山剛志を探します。大山剛志は三枝健人の母親に封筒を送っていました。

中身は三枝健人宛ての手紙と野沢議員の汚職に関するデータが入ったフロッピーディスクでした。封筒の消印を頼りに大山剛志を探しに行った先で桜井美咲と再会します。恐る恐る自分のことを覚えているか聞くと、三枝健人のことも、無線機のことも覚えていました。三枝健人と桜井美咲は大山剛志のもとへ急ぎます。そのころ大山剛志は病院にいました。

シグナルのラストシーンや結末を考察!大山が病院にいた理由とは?

「シグナル」の結末は大山剛志が病院にいた理由が日本版では説明不足なため、分かりにくいと言われています。ドラマ放送終了後には多くの視聴者が大山剛志はなぜ病院に居たのか分からずモヤモヤすると話題になっていました。ここでは「シグナル」の結末で大山剛志が病院にいた理由や、その他の結末の考察をまとめています。

結末の考察・大山が病院にいた理由とは?

大山剛志が病院にいた理由は日本版の最終回の結末でははっきりとは明かされていません。大山剛志は全ての黒幕の野沢議員に追われる身のため、隠れて生活していると考えられています。

それは原作の韓国ドラマ「シグナル」では、野沢議員に追われていて、大山剛志の父親の援助によって病院に隠れて過ごしているためです。日本版では三枝健人と桜井美咲が大山剛志のもとへ向かうシーンで終わっています。しかし、韓国版では議員の刺客が同時刻に病院を目指していました。

結末の考察・大山剛志が生きていた理由は?

大山剛志は谷原記念病院で岩田一夫に撃たれて死ぬはずでした。三枝健人が無線機が繋がって何度目かの交信で銃声を聞いたとき、大山剛志は殺されています。無線で桜井美咲と交信し、殺されることを警告されたため、万が一に備えて同僚刑事に自分のあとをつけてもらっていました。そのため、大山剛志は死を回避でき、岩田一夫は逮捕されています。

​​​​中本慎之助は加藤亮太殺害の証拠が明るみに出たあと、野沢議員の刺客によって口封じのために殺されています。大山剛志は中本刑事部長殺害容疑で指名手配されているため、逃走しています。大山剛志は野沢議員の汚職に関するデータが入ったフロッピーディスクを三枝健人に託し、無実が証明されるまで待っているのです。

結末の考察・桜井美咲が三枝健人を覚えていたのはなぜ?

三枝健人は大山剛志を探すうちに、桜井美咲と再会します。桜井美咲は三枝健人のことを覚えていました。過去が変わったことで、長期未解決事件捜査班に所属しなかった三枝健人は、捜査班のメンバーには覚えられていませんでした。桜井美咲の記憶から消えていない理由として考えられるのが、無線機です。無線機を通じて過去を変えた者は、過去が変わる前に起きた事の記憶もなくならないのでは?と言われています。
 

結末の考察・三枝健人はなぜ生きている?

三枝健人は、桜井美咲を庇って撃たれて死亡しました。のちに復活しているのは、桜井美咲の殉職がなかったことになったのと同じで、過去が変わったためです。大山剛志が殺されずに済んだことで、吉本圭子(長谷川京子)が時効を迎えることなく逮捕されています。そのため、長期未解決事件捜査班の立ち上げも、所属もなかったことになり、撃たれることもなくなっています。

結末の考察・加藤亮太が生き返らなかったのはなぜ?

武蔵野市集団暴行事件の罪を着せられ、逮捕された加藤亮太は、大山剛志と三枝健人の行動によって大きく過去が変えられたあとも生き返りませんでした。大山剛志が谷原記念病院に行った日以降は変わっていますが、それ以前の過去は変えられないため、生き返りませんでした。

結末の考察・ラストで繋がった無線の相手は誰?

ラストシーンでは大山剛志が持っていた無線機のシグナルがなりました。ここで繋がった無線の相手はおそらく三枝健人です。桜井美咲とともに病院に向かっている現在の三枝健人ではなく、大山剛志が死ぬことを知っていた未来の三枝健人だとされています。
 

シグナルの最終回まで観た人の感想とは?

最終回まで観た人の感想です。ラストの三枝健人と桜井美咲が病院に居る大山剛志と無事に会えたのか気になっている方が多くいました。その先が知りたいという感想がありました。韓国版「シグナル」で日本版では分からなかったことが知れるかもしれないとも言われていました。

無線機を通じて桜井美咲からの忠告を聞いた大山剛志は、谷原記念病院に1人で行かなかったため、死を回避できました。過去も未来も変わってきっと会えたのではないかという感想もありました。

「シグナル」を日本版しか知らない人に、最終回のラストシーンの意味を理解するのは難しいのではないかと言われています。三枝健人と協力し、過去を変えてきたのに今もなお追われている大山剛志がかわいそう、ハッピーエンドが良かったという感想もありました。

シグナルの原作は韓国ドラマ!日本版との違いはある?

「シグナル」の原作は韓国ドラマです。韓国ドラマ版の「シグナル」は数々の賞を受賞しています。複雑で緻密なストーリーが評価され、ヒューマンサスペンス史上最高傑作とまで言われています。脚本家は「冬のソナタ」「ファントム」「サイン」「スリーデイズ〜愛と正義〜」などを手がけたキム・ウニです。

演出は「ミセン-未生-」「トキメキ☆成均館スキャンダル」などを手がけたキム・ウォンソクです。視聴率は韓国のケーブルテレビ史上歴代第3位でした。百想芸術大賞を始め、様々なアワードで9冠受賞しています。
 

細かな違い

韓国版は1話60分以上、全16話で2016年1月22日から3月12日まで放送されました。日本版では15分拡大された初回・最終回を除き、1話50分程度で全10話なのでかなり短くなっています。日本版の「シグナル」と韓国版の「シグナル」では、事件が起きた年や、被害者の年齢が違っています。

また、韓国版の「シグナル」では韓国で実際に起きた事件がもとになっています。大山剛志がいる過去の時代が韓国版では11年間(1989年から2000年まで)に渡って展開されているのに対して日本版では3年間(1997年から2000年まで)になっています。
 

ストーリーに違いはある?

日本版では三枝健人と桜井美咲が、病院にいる大山剛志を探しているシーンでラストを迎えています。韓国版では黒幕の野沢議員が刺客を送っており、これからも戦いは続いていくというような雰囲気でラストを迎えています。日本版では刺客の姿はありませんが、大山剛志がこれから起きることを知っているような覚悟を決めた顔をしているようにも見えると言われています。韓国版では、日本版よりシリアスな展開になっています。

日本版で大山剛志は、中本慎之助による加藤亮太殺しの証拠となったDNA鑑定を科捜研に依頼していました。韓国版では、証拠隠滅されることを回避するためにアメリカの機関に依頼していました。加藤亮太が持っていた武蔵野市集団暴行事件の証拠は日本版では音声テープでしたが、韓国版では犯人の体液がついたマフラーでした。

日本版では自分たちで探して大山剛志のいる病院へ向かっていますが、韓国版では大山剛志が桜井美咲に病院に来るなと匿名でメールしていました。大山剛志が持っていたフロッピーディスクは、日本版では連続窃盗事件の窃盗品のなかにありました。韓国版では野沢議員の刺客が中本慎之助を襲った際に大山剛志が取った中本慎之助のバッグの中にありました。韓国版では、フロッピーディスクの中身がネットで公開されています。

シグナルの最終回ネタバレまとめ!

本記事では「シグナル」の最終回のネタバレや、「シグナル」のラストシーンで大山剛志が病院にいた理由など結末の考察を紹介しました。現在と過去が混じるため、混乱しやすい最終回となっていましたが「シグナル」のあらすじや結末がご理解いただけましたでしょうか?韓国版「シグナル」と見比べてみると、より「シグナル」の世界が理解できるかもしれません。

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