イチケイのカラスの登場人物・相関図一覧！ドラマ版と映画版をまとめて紹介

『イチケイのカラス』は浅見理都先生によるリーガルサスペンス漫画、およびそれを原作とするテレビドラマ、実写映画です。コミックスは講談社発行の週刊漫画雑誌『モーニング』にて2018年24号から2019年14号まで連載されていました。ドラマはフジテレビ系にて2021年4月5日から6月14日まで放送され、実写映画は2023年1月13日に公開されています。

ここではイチケイのカラスのあらすじを簡単にまとめていきます。判事補・坂間真平（さかましんぺい）は、武蔵野地方裁判所の第1刑事部（通称：イチケイ）に配属されました。そこで出会ったのは、初対面から「坂間っち」と呼ぶ馴れ馴れしい担当書記官・石倉文太（いしくらぶんた）、非常におっとりした口調の事務官・一ノ瀬糸子（いちのせいとこ）など癖のある裁判官たちで…

実写映画版『イチケイのカラス』の登場人物相関図は上記のとおりです。では、次に登場人物を一覧形式で紹介します。一覧では上記の相関図を参考にしつつチェックしていくとよいかもしれません。

『イチケイのカラス』の実写映画やドラマに登場する入間みちお（いるまみちお）は、本作の主人公です。一人当たり250件前後の裁判を担当している第一刑事部の右陪席で、緩い空気を纏いながらも先入観や偏見に一切とらわれない、自由な観察眼と強い探求心を持っています。弁護士、検察の双方から恐れられていました。

『イチケイのカラス』の実写映画やドラマに登場する坂間千鶴（さかまちづる）は、東京地方裁判所第3支部第1刑事部「通称・イチケイ」に異動してきた特例判事補です。迅速さと効率をモットーとしており、堅物で真面目な性格をしています。東大法学部出身で、エリート意識が高いです。

『イチケイのカラス』の実写映画やドラマに登場する駒沢義男（こまざわよしお）は、イチケイの部総括判事です。任官から30年以上、多くの無罪判決に関わり、そのすべてを確定させてきた刑事事件一筋のベテラン判事です。スマホゲームにはまり、課金の原資にするべく“裁判官のための訴訟指揮入門”という自著の売り込みに熱心でした。

『イチケイのカラス』の実写映画やドラマに登場する川添博司（かわぞえひろし）は、イチケイの主任書記官です。イチケイメンバーから厚い信頼を寄せられています。自称「ついていない男」で、ついていない出来事にあうたびに趣味のギターを弾き「シブの歌」を歌っていました。

『イチケイのカラス』の実写映画やドラマに登場する石倉文太（いしくらぶんた）は、イチケイの裁判官をサポートする担当書記官です。裁判の記録や調書などを作成・保管したり、現場検証に立ち会って記録したりしています。初対面の坂間を「さかまっち」と呼ぶなど軽いノリが特徴的で、人懐っこい性格をしていました。

『イチケイのカラス』の実写映画やドラマに登場する浜谷澪（はまやみお）は、担当書記官です。三つ子の母で、裁判官のみちおや上司の川添に意見するなど芯が強くサバサバした性格をしています。みちおを「残念なイケメン」と評していました。

『イチケイのカラス』の実写映画やドラマに登場する一ノ瀬糸子（いちのせいとこ）は、イチケイの新人女性事務官です。おっとりした性格をしており、周囲のペースを乱すところがありました。メンバー最年少です。

『イチケイのカラス』の実写映画やドラマに登場する日高亜紀（ひだかあき）は、最高裁判所判事です。女性初となる最高裁判所長官のポストに最も近いと言われる超エリート裁判官でしたが、12年前の事件に関連する道義的責任を取るために退官しています。郷里が同じ長崎県かつ女性ということから、何かと坂間のことを気に掛け、最高裁事務総局でキャリアを積んで欲しいと期待していました。

『イチケイのカラス』の実写映画やドラマに登場する香田健一郎（こうだけんいちろう）は、最高裁事務総局・事務総長です。最終話では職権の発動を多用し、みちおを解雇しようとしていました。しかし、懲戒処分を受けた息子・隆久をこっそり復帰させようとしていることと、みちおが事務総局の意向を無視していることを判事、検事、弁護士たちから引き合いにされ抗議を受け、熊本地方裁判所への異動に人事を改めています。

• 名前：竹野内豊（たけのうちゆたか）
• 生年月日：1971年1月2日（52歳）
• 出身地：埼玉県
• 職業：俳優
• ジャンル：テレビドラマ、映画、CM
• 所属事務所：フリーランス
• 主な出演作品：『星の金貨』『ロングバケーション』『ビーチボーイズ』『真夏のメリークリスマス』『ヤンキー母校に帰る』『BOSS』シリーズ

実写ドラマ版『イチケイのカラス』にて入間みちお役を務めたキャストは、フリーで俳優として活動している竹野内豊さんです。竹野内豊さんは1995年にテレビドラマ『星の金貨』でヒロイン・倉本彩をめぐり三角関係となる腹違いの兄弟を演じ注目を集めています。その後、1997年にテレビドラマ『ビーチボーイズ』にて主演を務め、その人気を決定的なものにしました。

• 名前：黒木華（くろきはる）
• 生年月日：1990年3月14日（33歳）
• 出身地：大阪府高槻市
• 職業：女優
• ジャンル：映画、ドラマ、舞台
• 所属事務所：パパドゥ
• 主な出演作品：『純と愛』『リーガル・ハイ』『花子とアン』『天皇の料理番』『真田丸』『重版出来!』『みをつくし料理帖』『西郷どん』『凪のお暇』

実写ドラマ版『イチケイのカラス』にて坂間千鶴役を務めたキャストは、芸能事務所「パパドゥ」に所属し、女優として活動している黒木華さんです。黒木華さんはNODA・MAP公演『ザ・キャラクター』にアンサンブルとして初舞台に立ち女優としてデビューしました。2012年にはNHK連続テレビ小説『純と愛』のヒロインの同期社員役でテレビドラマ初出演を果たしています。

• 名前：小日向文世（こひなたふみよ）
• 生年月日：1954年1月23日（69歳）
• 出身地：北海道三笠市
• 職業：俳優
• ジャンル：舞台・映画・テレビドラマ
• 所属事務所：ファザーズコーポレーション
• 主な出演作品：『HERO』シリーズ『救命病棟24時』『僕の生きる道』『JIN-仁-』『緊急取調室』シリーズ『真田丸』『コンフィデンスマンJP』『危険なビーナス』

実写ドラマ版『イチケイのカラス』にて駒沢義男役を務めたキャストは、芸能事務所「ファザーズコーポレーション」に所属し、俳優として活動している小日向文世さんです。小日向文世さんは木村拓哉主演のテレビドラマ『HERO』の末次隆之役を演じ注目を浴びるようになっています。2004年・2008年には映画『銀のエンゼル』、連続ドラマ『あしたの、喜多善男 - 世界一不運な男の、奇跡の11日間 -』で主演を務めました。

• 名前：中村梅雀（なかむらばいじゃく）
• 生年月日：1955年12月12日（67歳）
• 出身地：東京都武蔵野市
• 職業：俳優、ベーシスト、作曲家
• ジャンル：テレビドラマ・映画・舞台
• 所属事務所：土屋企画
• 主な出演作品：『八代将軍吉宗』『毛利元就』『葵 徳川三代』『信濃のコロンボ事件ファイル』『赤かぶ検事奮戦記』

実写ドラマ版『イチケイのカラス』にて川添博司役を務めたキャストは、芸能事務所「土屋企画」に所属し、俳優・ベーシスト・作曲家として活動している中村梅雀さんです。中村梅雀さんは劇団前進座で歌舞伎・演劇を学んでいます。1995年に『八代将軍吉宗』の徳川家重役を演じたことが話題となり知名度をあげ、その後映画『釣りバカ日誌』シリーズでの草森秘書室長役が当たり役となりました。

• 名前：新田真剣佑（あらたまっけんゆう）
• 生年月日：1996年11月16日（26歳）
• 出生地：アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロサンゼルス
• 職業：俳優
• ジャンル：映画・テレビドラマ・ショートフィルム
• 所属事務所：アジアン・シネマ・エンターテインメント（アメリカ）
• 主な出演作品：『僕たちがやりました』『トドメの接吻』『リモートで殺される』『アストロ球団』『夢を与える』『仰げば尊し』

実写ドラマ版『イチケイのカラス』にて石倉文太役を務めたキャストは、芸能事務所「アジアン・シネマ・エンターテインメント」に所属し、俳優として活動している新田真剣佑さんです。新田真剣佑さんは映画『歌舞伎町はいすくーる』の特別試写会にて、千葉とともに登壇し話題を集め、Yahoo!の検索上昇ワードでも連日上位にランクインしています。

• 名前：桜井ユキ（さくらいユキ）
• 生年月日：1987年2月10日（36歳）
• 出身地：福岡県久留米市
• 職業：女優
• ジャンル：映画・テレビドラマ・舞台・CM
• 所属事務所：スターダストプロモーション
• 主な出演作品：『だから私は推しました』『G線上のあなたと私』『真犯人フラグ』『ボーイフレンド降臨!』

実写ドラマ版『イチケイのカラス』にて浜谷澪役を務めたキャストは、芸能事務所「スターダストプロモーション」に所属し、女優として活動している桜井ユキさんです。桜井ユキさんは24歳のときに舞台やCMを中心に芸能活動をスタートさせています。2013年からは『寄生獣』や『新宿スワン』など立て続けに映画作品へ出演し、その後2015年の1年間で8作品に出演したことで存在感を発揮しました。

• 名前：水谷果穂（みずたにかほ）
• 生年月日：1997年11月3日（25歳）
• 出身地：静岡県浜松市
• 職業：女優、歌手
• ジャンル：テレビドラマ・映画・CM
• 所属事務所：研音
• 主な出演作品：『地獄先生ぬ〜べ〜』『なつぞら』『凪のお暇』『妻、小学生になる。』『ナンバMG5』

実写ドラマ版『イチケイのカラス』にて一ノ瀬糸子役を務めたキャストは、芸能事務所「研音」に所属し、女優・歌手として活動している水谷果穂さんです。水谷果穂さんは2013年4月にテレビCM「飛びたい気持ち」篇、同年7月放送のテレビドラマ『リアル脱出ゲーム 密室美少女』に出演しています。2016年には映画『バレンタインナイトメア』で初主演を果たしました。

• 名前：草刈民代（くさかりたみよ）
• 生年月日：1965年5月10日（58歳）
• 出生地：東京都新宿区
• 職業：女優、元バレリーナ
• ジャンル：テレビドラマ、映画、舞台、バラエティ
• 所属事務所：ワタナベエンターテインメント
• 主な出演作品：『龍馬伝』『外交官・黒田康作』『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』『大恋愛〜僕を忘れる君と』

実写ドラマ版『イチケイのカラス』にて日高亜紀役を務めたキャストは、芸能事務所「ワタナベエンターテインメント」に所属し、女優として活動している草刈民代さんです。草刈民代さんは1996年にロマンティックコメディドラマ映画『Shall we ダンス?』で初映画出演および初主演を果たしています。2010年にはNHK大河ドラマ『龍馬伝』にてテレビドラマ初出演しました。

• 名前：石丸謙二郎（いしまるけんじろう）
• 生年月日：1953年11月1日（69歳）
• 出生地：大分県大分市
• 職業：俳優、声優、ナレーター
• ジャンル：テレビドラマ、映画、ナレーション
• 所属事務所：青年座映画放送部
• 主な出演作品：『仮面ライダー電王』『十津川警部シリーズ』『初めて恋をした日に読む話』

実写ドラマ版『イチケイのカラス』にて香田健一郎役を務めたキャストは、日本を代表する劇団「青年座映画放送部」に所属し、俳優・声優・ナレーターとして活動している石丸謙二郎さんです。石丸謙二郎さんは1977年に『いつも心に太陽を』で舞台デビューし、1987年から『世界の車窓から』のナレーションを一貫して務めて知名度を得ています。

『イチケイのカラス』の実写映画は、東宝配給で2023年1月13日に公開されました。監督はテレビドラマ演出家の田中亮さん、脚本は脚本家の浜田秀哉さんが務めています。

まず実写映画版『イチケイのカラス』は、ドラマとは別の新たなエピソードが描かれています。実写映画は入間みちおが東京地方裁判所第3支部第1刑事部（通称：イチケイ）を去ってから2年後が描かれていました。みちおは異動先の岡山県秋名市にて、主婦の島谷加奈子が政治家・鵜城英二に包丁を突き付けたという事件を担当しています。

さらに、イチケイでみちおの同僚だった坂間千鶴は裁判官の「他職経験制度」で弁護士になっており、その配属先はみちおの隣町でした。そして、みちおとともに働いていたメンバーはもちろん、ドラマには出演していなかった新たな俳優も主要キャストに起用されています。

こちらでは実写映画『イチケイのカラス』の人物相関図に載っていた入間みちおに関する声があがっています。どうやら、この方は入間みちおのことを「魅力が常に大爆発してる」と高評価されているようです。

こちらでも実写映画『イチケイのカラス』の人物相関図に載っていた入間みちおに関する声があがっています。どうやら、この方は入間みちおのキャスト・竹野内豊さんの声と語り口を高評価されているようです。

こちらでは実写映画『イチケイのカラス』の人物相関図に載っていた入間みちおと坂間千鶴に関する声があがっています。どうやら、この方はみちおと坂間の掛け合いを「安定の面白さ」と高評価されているようです。

本記事では実写映画『イチケイのカラス』の登場人物・キャストを一覧形式で紹介し、ドラマとの違いや人物相関図をまとめてきました。『イチケイのカラス』のドラマ・映画を視聴される際は、本記事の登場人物・キャスト一覧や人物相関図を参考にしていただければ幸いです。