2018年09月26日公開
2018年09月26日更新
フルハウスのジェシーおいたん役J・ステイモスの現在!ミシェルとの感動シーンも
「フルハウス」は、アメリカで1987年から1995年にわたって放送されました。世界中で愛されているファミリードラマです。日本ではNHKで1993年から放送が開始されました。個性のあふれる豊かなキャラクターが多い中、かっこよくて優しいジェシーおいたんに恋をしていた女性も多いかもしれません。今回はそんな「フルハウス」でもファンが多いジェシーおいたんに焦点を当てます!
目次
フルハウスのジェシーおいたん役J・ステイモスの現在は?ミシェルとの感動シーンも紹介
「フルハウス」は、アメリカで1987年から1995年にわたって放送されました。世界中で愛されているファミリードラマです。日本ではNHKで1993年から放送が開始されました。個性豊かなキャラクターが揃う中、本作における主人公の一人、ジェシーおいたんの愛称で親しまれている、ジェシー。ダニーの亡妻パメラの弟であり、ダニーとは義理の兄弟です。
今回は、フルハウスのジェシーに焦点をあてて、ジェシーおいたんの性格やダニーの子供ミシェルとの感動シーンだけでなく、フルハウスのジェシーおいたんを演じているJ・ステイモスにも迫っていきます!
フルハウスとは?
舞台は、サンフランシスコです。そこに住むタナー夫妻には10歳のD.J.と5歳のステファニー、そして生後9か月のミシェルの3人の子供がいました。しかし、不幸にも妻パメラが交通事故で亡くなってしまうのです。夫のダニーは親友のジョーイと義弟であるジェシーに協力してもらって、男手だけで子供たちを育てることを決意します。
ダニーはテレビ局でキャスターをする仕事をしていて、昼間は家にいません。その間は、子供好きなコメディアンのであるダニーの親友ジョーイと、エルヴィス・プレスリーを崇拝するミュージシャンである義弟ジェシーがD.J.とステファニー、ミシェルの面倒をみます。3人の新たな子供たちに手を焼きながらも、2人は次第に父親らしくなっていくのです。
シリーズ中盤にはジェシーの妻のレベッカ、2人の子供の双子・ニコラスとアレクサンダー、近所に住むD.Jの親友となるキミーとボーイフレンドのスティーブなどが加わり、タナー家は題名通りフルハウスになっていきます。フルハウスは、満員という意味だそうです。「父親が2人・娘が3人」という初期設定から、ポーカー役のフルハウスとも引っ掛けているそうです。
このドラマで繰り返し描かれているのは「友情」です。タナー家の人間や、またはその関係者は固い絆で結ばれています。しかし、ときに対立したり言い争ったりします。それでも最後には互いに理解し合い、友人は常に互いのためにあるということを再確認するのです。今いる友達を大切にしようと心から思えるテーマと言えます。
第1シーズンの第1話でジェシーとジョーイは、突然パメラを失い戸惑っているダニーや子供達を手助けするため、自分たちの生活を犠牲にしてまでタナー家へやってきます。その人物設定からも、友を大切にする彼らの姿勢が汲み取れるのです。
この作品は、家族がそろって見られるドラマを目指し作成されたそうです。そのため、子供たちのかわいさも、そして大人たちのエピソードも数多く取り入れられており、両者の立場から感情移入できる作品となっています。 また、各エピソードの終わりにはハグとキスを欠かさず、視聴者の心を打つシーンが盛り込まれています。さらに家庭内や年頃の子供たちによくある問題を扱うことにより、この作品は高く評価されています。
フルハウスのジェシーおいたんとはどんなキャラクター?
ジェシーは、本作における主人公の一人です。第1話では24歳の設定です。ダニーの亡妻パメラの弟であり、ダニーとは義理の兄弟です。また、第4シーズンではレベッカ・ドナルドソンと結婚します。それにより、ニコラスとアレキサンダーという二人のの子供に恵まれ、幸せな家庭を築きます。
彼は、三人の子供たちの中でも特にミシェルを溺愛しています。彼女が寝る前におやすみのキスをしてあげるのは、ジェシーおいたんの役目といって良いほどであり、彼女のために曲を作ったりもしています。レベッカとの結婚のすぐあと少しの間レベッカの家で一緒に暮らしていましたが、結局はミシェルに会いたいと思うあまり、すぐに夫婦ともどもタナー家へ舞い戻って来てしまいます。
ミシェルは、ジェシーから最も愛されている存在であり、同時にジェシーのことを最も信頼しています。そのため、ジェシーから冷たくされたりするとすねてしまう一面もあるのです。また、ジェシーとの仲の良さは、父親ダニーも嫉妬することがあるほどです。
フルハウスのジェシーおいたんとミシェルの感動シーンを紹介!
まず一つ目は、フルハウスのシーズン7第17話「思い出のダンス」です。ミシェルはパプーリが自分の学校に訪問すると言ってくれたのに、学校に行って彼女が来なかったら泣けてくると思ったのだと言います。泣いてももいいというジェシーに、彼女はステファニーからジェシーの前で泣くとさらに悲しませてしまうという話を聞いたと言います。そんな彼女にジェシーおいたんは、家族はお互いの気持ちを共有し合うものだと話しました。
二人は、悲しい気持ちを打ち明けて、抱き合いながら泣きます。別れを描いたこの話は、何度見ても悲しくなるといわれています。ジェシーおいたんのことを想って涙を流すことができなかったミシェル。小さかった彼女がこんなにも大きくなったんだということを考えると、さらに感慨深い気持ちになると話題になっています。
二つ目は、シーズン4第20話の「レベッカの決心」からのシーンです。ベッキーと結婚し、タナー家を去ることになったジェシーおいたんがミシェルと感動の別れです。悲しくてどうしようもなくて自分の部屋へと消えたミシェル。ジェシーおいたんはミシェルと2人で話をします。2人でお別れの贈り物をして、さよならを言った後の二人の涙に悲しくなるシーンです。
最後に、シーズン2、第16話の「ミシェルの初恋」からのシーンです。初恋の男の子ハウィーが帰ってしまい落ち込むミシェルに、ジェシーおいたんが「Michelle Smiling」という歌を歌ってくれるシーンです。ミシェルの切ない表情がかわいすぎるシーンです。笑顔を見せてと、自分のために歌を作って歌ってくれるかっこいい叔父さんがいるなんて羨ましいと話題になっています。
このように、ジェシーおいたんとミシェルのやり取りに感動いた人も多くいたでしょう。この二人のやり取りは、フルハウスの魅力の大きな役割を果たしていると言えるでしょう。しかし、フルハウスの魅力はこのような感動エピソードだけではありません。一つのシーンに必ずと言っていいほどある面白いやり取りも魅力の大きな役割を担っています。
フルハウスのジェシーおいたんを演じる俳優とは?現在の姿も紹介
ジェシーおいたん役のJ・ステイモスとは?
ジョン・フィリップ・ステイモスは、1963年8月19日生まれのアメリカで活躍する俳優です。カリフォルニア州サイプレス出身で『フルハウス』のジェシー・コクラン役、『ER緊急救命室』のトニー・ゲイツ役で知られています。アメリカの昼メロドラマ『ジェネラル・ホスピタル』のブラッキー・パリッシュ役で俳優デビューしました。
ステイモスの気持ちの籠もったセリフの言い回しが注目され、1987年に『フルハウス』のジェシー役にオーディションをすることもなく大抜擢されました。このジェシー役で、彼はエミー賞にノミネートされたこともあり、この役柄は彼にとって大きな財産となりました。
ジョンの恋愛模様とは?
1998年9月19日に女優のレベッカ・ローミンと結婚したましたが、2004年に別居、2005年に正式に離婚しました。2017年10月には女優のケイトリン・マクヒューとの婚約を公表し、2018年2月に結婚しました。ジョンにとっては2度目の結婚となったが子供を持つのは初めてでした。正式に交際を始めたのは2015年ですが、初めて出会ったのは2011年、『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』の撮影現場です。
ですが、そのときはケイトリンはほかの男性と交際していたため、仕事上のつきあいしかありませんでした。また再会することになったのは、彼女のルームメイトが『フラーハウス』に登場することになり、彼女自身が客としてその作品を見に行ったときだったといわれています。
ジョンはどうやら、ケイトリンの少しそっけない態度に魅力を感じたのかもしれません。ジョンがある日『やあ、僕のストーカーをしてるの?』とケイトリンに聞くと『何ですって?いいえ。あなたのことを思い出したことは一度もないわ』と答えたそうです。この二人がまさか子供を授かるとはだれも思っていなかったでしょう。
二人にとって将来を左右する大切な日がやってきたのは、二人が交際をはじめて2年後の2017年の10月のことでした。ジョンがプロポーズをする場所に決めたのは、ケイトリンが愛してやまない場所であるディズニーランドです。2018年2月にジョンはケイトリンと正式に結婚しました。場所はカリフォルニアのスタジオシティにある『ロマンチックな教会』だったといわれています。
去年の12月に彼女の妊娠を公表したときには「僕は楽しい父親になるはずだ。ずっと、練習してきたからね」とついに「フルハウス」で子供たちと過ごした長年の経験が役に立つと嬉しそうに語っていました。幸せいっぱいの二人が次に計画しているのは、ビリーに兄弟を作ってあげることで、記者からの質問に彼女は「できるだけ早く」と答えたそうです。
ビリー君が生まれる4カ月ほど前、ジョンは自身のインスタグラムで父ビリーとの思い出の写真を投稿。代表作、フルハウスにかけて「もうただのおじさん(Uncle)じゃない」「うれしすぎる」と喜びいっぱいにInstagramで発表していました。「パパみたいな偉大な父親には及ばないかもしれないけど、自分のすべてを捧げるつもりだよ」と父になる決意を表明していました。
54歳で結婚したということもあり、すでに父親も母親も他界しているジョン・ステイモス。生まれたばかりの息子に指を握られたツーショット写真を掲載し、「これからずっとどんなときでも、僕の一番は妻と息子だ」と家族への愛を表現しました。
ようやく授かった子供を天国にいる両親に会わせることは不可能ですが、せめて名前だけはと思い亡くなった両親への愛や孝行の意味をこめて、「ビリー」という名前を選んだようです。フルハウスでは、オルセン姉妹が演じたミシェルなどの子役たちとの交流がよくみられたジョン。作品を通じて「ずっとパパになる練習を積んできた」と言う彼は、必ず優しくて子供のことを第一に考える立派なお父さんになるでしょう。
ジョンの意外な過去とは?
2015年6月には、酒または薬の影響下での運転の容疑で逮捕され、後に依存症治療のためリハビリ施設へ入所しました。同年11月に390ドルの罰金および執行猶予付きの有罪判決が言い渡されたました。ジョンはまた、飲酒運転で逮捕された当時を振り返り、「下手をすると誰かを傷つけていたかもしれない。本当に愚かなことだったし、僕は無知だった。自分が嫌になったよ。それで目が覚めた」と反省していました。
この年の11月に3年間にわたる保護観察処分となっています。 その後、酒や薬物の使用をやめるためのプログラムに入りました。 睡眠導入薬をやめることはとても難しかったようで、薬のせいで記憶力が衰え、「脚本を覚えるのが大変だった」と彼はあのときのことを語っています。「あの薬をやめることができて本当に幸せだ」と言い、現在はアルコールも薬も完全にやめているそうです。
フルハウスのジェシーおいたん役に注目してフルハウスを見よう!
個性の強いキャラクターが多く、毎回楽しみにしているファンが非常に多いドラマだったフルハウス。一人一人の個性が素晴らしく、それでいてきちんとまとまっていて本当に良いキャラがたくさんだといわれています。毎回心を震わせるような話があり、家族っていいという気持ちにさせてくれると評価が高いです。そんな登場人物の中でも、この記事ではジェシーおいたん役のジョンステイモスに焦点を置きました。
ミシェルとのほのぼのとした掛け合い、時に喧嘩をしても、必ず互いが納得できる答えを出し仲直りをする。そんな、ミシェルとジェシーおいたんのやり取りを見て、血縁関係を超えた「家族の絆」の強さというのがひしひしと感じることができるのではないでしょうか?
フルハウスは、長い間アメリカはもちろん日本でも大人気のホームドラマとして大ヒットしました。フルハウスの続編は2007年頃から構想はありましたが、長らく実現には至っていませんでした。しかし、とあるテレビ番組での発言をきっかけに、オリジナルシリーズに出演したキャストと交渉の結果、オルセン姉妹を除くメインキャスト全員の出演が決定し、本作の実現に至りました。
大人気フルハウスの続編、フラーハウスにもジェシーおいたん役として、フルハウスと変わらず活躍しているジョンステイモスですが、そんなジョンに今後も注目する必要がありそうです。