ワンピースの求婚のローラのその後は？再登場の可能性と結婚相手を考察

ワンピースとは、週刊少年ジャンプで現在も連載が続く海洋冒険ロマンを描いた大人気漫画です。20年以上連載が続いているワンピースは、単行本の累計発行部数が4億部を超えるなど現在も高い人気を誇っています。今回の記事では、この大人気漫画ワンピースに登場するシャーロット･ローラについて紹介していきます。

ワンピースに登場するシャーロット･ローラは、求婚のローラという異名を持つほど男性を見るとすぐに惚れてしまう熱しやすい情熱的な女性です。その一方で、麦わらの一味航海士ナミを始めとする絆が生まれた相手に対してはシッカリと筋を通す一面もあり、決して恵まれた容姿ではないもののワンピースファンにとても愛されているキャラクターの1人です。

今回の記事では、そんなシャーロット･ローラの母親や姉などとの関係や、麦わらの一味航海士ナミとの絆、更には結婚相手の噂までを紹介していきます。はたして、シャーロット･ローラは誰と結婚するのでしょうか?そして、その結婚相手とどの様な形でワンピースに関わっていくのでしょうか?

今回の記事で紹介するローラは、ワンピーススリラーバーク編で初登場するのですが、ワンピーススリラーバーク編は多くのエピソードが描かれている為、今回の記事ではローラとナミの関係性や長編としての顛末にスポットを当てて紹介していきます。

ワンピーススリラーバーク編とは、ワンピース主人公ルフィが王下七武海ゲッコー･モリアに影を奪われた事に端を発して起きた、麦わらの一味VSゲッコー･モリア勢力の戦いを描いた長編です。しかし、この中にゾロが新たな剣を入手するエピソードや、ブルックが麦わらの一味に加わるエピソード、更にはバーソロミュー･くまが麦わらの一味を強襲するエピソードまで、てんこ盛りとなっている長編です。

そんなワンピーススリラーバーク編で、ゲッコー･モリアに影を奪われ、ゾンビイノシシの中に影を入れられた無残な姿で初登場するのが、今回の記事で取り上げているローラです。この衝撃的なローラの初登場シーンは、ワンピース第451話に描かれています。ゾンビイノシシとして登場したローラは、スリラーバークの四怪人の1人であるアブサロムを結婚相手として見初めており、度々求婚を迫っています。

しかし、アブサロムが麦わらの一味ナミに一目ぼれした事から、ゾンビローラはナミを執拗に攻撃するようになります。この為、ナミは男性と偽りナミゾウという架空の名前でゾンビローラと接し、ゾンビローラの矛先を自身からアブサロムへと向けさせようとします。この時、ナミゾウがゾンビローラの恋の相談に乗った事で、ゾンビローラとナミゾウの間に奇妙な友情関係が生まれます。

この奇妙な友情関係も有って、ナミゾウが本当は女性であり、ナミであると最初から気づいていたゾンビローラは、アブサロムの手からナミを守ろうと奮闘しますが、アブサロムに敗れてしまいます。その後、サンジやゾンビローラとの戦闘で深手を負っていたアブサロムにナミが止めを刺し、ナミがアブサロムに勝利しています。

その後、紆余曲折を経てゾンビローラから元の姿であるローラへと戻り、改めて登場するのがワンピース第476話になります。ゲッコー･モリアに影を奪われた人間は、影を取り返し元の姿に戻ると、影として過ごしていた時の記憶を鮮明には覚えていない為、ローラは断片的なナミとの関係しか記憶していませんでしたが、それでもナミに好感を抱いていた記憶が残っていた為、ローラとナミは親友となります。

このローラとナミの親友関係が、その後のワンピースに大きな影響を与える事になります。ちなみに、この当時ローラの母親については正体が明かされていませんでしたが、ローラとナミの親友関係によってナミが手に入れたビブルカードからローラの母親についての考察が始まり、多くの考察がローラの母親の正体を当てています。

この章からは、ローラのプロフィールや母親、そして結婚相手となるはずだった人物までを紹介していきます。まずはローラのプロフィールですが、ワンピースの作中や公式な関連書籍から誕生日が1月27日である事や、ワンピーススリラーバーク編でのローラが24歳だった事が明らかになっています。

また、ローラは求婚のローラという異名を持つほど惚れっぽい性格な為、誰彼構わず求婚するという悪癖が有り、その結果ワンピーススリラーバーク編終了時点で4446回の破談を経験しています。ちなみに、ゾンビローラの時も求婚のローラの性格は残っており、この為ゾンビローラはアブサロムに求婚し続けたものと考えられています。

ローラの強さについても性格と同様で、ゾンビローラは求婚のローラの戦闘力と同程度の戦闘力を持っています。ゾンビローラは、ゲッコー･モリアが創造した900体のゾンビの中でも100体しかいない将軍ゾンビというカテゴリーに属していた為、そこそこに強力なゾンビだった事は間違いありません。しかし、ゾンビローラに目立った戦績は無い為、正確な強さは不明とされています。

求婚のローラの強さはどれ程のものか?という点については、元の姿に戻って以降ローラに直接的な戦闘シーンが無い為、性格な強さは不明となっています。また、悪魔の実の能力についても、ローラが食べているかどうか明らかになっていない為、不明なままとなっています。但し、ゾンビローラも求婚のローラも背中に2本の剣を装着している事から、戦闘スタイルは二刀流剣士だろうと言われています。

尚、ワンピーススリラーバーク編の時点では、ワンピースに覇気と言う概念が描かれていない為、求婚のローラが覇気を習得しているかどうかについても不明となっています。しかし、ローラは新世界出身の海賊である事から、覇気の知識を持っている可能性や、習得している可能性が残されており、今後ローラの再登場が有った場合、覇気使いとして高い戦闘力を披露する可能性は十分に有ると言われています。

戦闘面での強さについては不明な点が多いローラですが、ローリング海賊団の船長としてローラを見た場合はどうでしょうか?ローラは影を奪われて以降、ゲッコー･モリアに影を奪われた同志を集め｢被害者の会｣を組織し、ゲッコー･モリアのゾンビ達から影を奪い返すという行動を起こしています。この事から、ローラは惚れっぽい性格では有るものの、組織を束ねるカリスマ性を十分に備えている事が分かります。

また、ローラはゲッコー･モリアが持つカゲカゲの能力について見聞した情報から高い精度でカゲカゲの能力を解析しています。この事は、モリアへの対抗策として、捕らえていた影をルフィに入れ｢ナイトメア･ルフィ｣を創造している事からも明らかです。こうした事から、ローラは高い解析力を持っている事が分かります。

ここまでローラ自身の強さや船長としての能力などを紹介してきましたが、この章ではローラの強さにも関わる母親について紹介していきます。既に紹介している通り、ワンピーススリラーバーク編時点ではローラの母親について正体は明らかにされていませんでしたが、ワンピース四皇編に突入している現在はローラの母親が判明しています。

ワンピーススリラーバーク編で描かれた、ローラの母親へ迫る伏線などは割愛しますが、結論だけ紹介するとローラの母親は四皇の一人であるビッグマムことシャーロット･リンリンです。この事から、すでに紹介したローラの覇気使いの可能性という点では、極めて高い可能性である事が考えられます。また、母親が能力者で有る事から、ローラが能力者である可能性も高まったと言われています。

ローラの母親である四皇ビッグマムことシャーロット･リンリンは、幼少期に最強の種族とも言われるエルバフの村を壊滅させ、シャーロット･リンリンを狙う巨人族の英雄ヨルルまでも殺害しています。この事から、シャーロット･リンリンはエルバフと険悪な関係を持つ事になります。しかし、ある巨人族がローラを見初め、結婚相手としてローラを欲しいとシャーロット･リンリンに申し出ます。

最強の種族エルバフと長年険悪な関係が続いていたシャーロット･リンリンは、この申し出に歓喜し、喜んで娘ローラを差し出す旨をエルバフへ伝えます。この時シャーロット･リンリンは、最強の種族エルバフとの関係修復と共に、エルバフ最強の軍隊を手に入れ海賊王になるという野望を叶えようと、この縁談が纏まる様全力を尽くしています。

母親であるシャーロット･リンリンの野望の為、自身が望んでいない結婚相手との結婚が迫るローラは、結婚を申し出た巨人族ロキとの結婚を拒否し、母親シャーロット･リンリンの元から自由な海へと家出をします。この一件でローラと母親シャーロット･リンリンの関係は完全に壊れてしまうのですが、ローラは性格が呑気だった為、母親シャーロット･リンリンが激怒している事や、自身に殺意を持っている事にも気づいていません。

ローラを結婚相手として欲した巨人族ロキに対して、エルバフとの関係修復を強く望むシャーロット･リンリンは、ローラが結婚を拒んで家出したことを隠し、ローラの双子の姉でありローラと瓜二つの容姿を持つシャーロット･シフォンを替え玉にし、結婚を成立させようと画策します。しかし、巨人族ロキは結婚相手として現れたのがローラではない事に気づき大激怒します。

この一件から、シャーロット･リンリンと最強の種族とも言われるエルバフの関係は更に悪化する事になります。こうした事から、シャーロット･リンリンはローラを激しく恨んでおり、ローラの居場所が分かれば殺し屋を送り込むと公言する程の殺意を抱いています。そして、結婚相手の替え玉として機能しなかったローラの姉シャーロット･シフォンについても、ローラと似ているという事が癇に障り、激しい暴力を振るう様になります。

ローラの双子の姉であるシフォンは、既に紹介している通り、ローラと巨人族ロキの縁談に巻き込まれた人物です。シフォンは、ローラとロキの縁談が破談した後、母親シャーロット･リンリンから激しい暴力を受けるようになり、現在はシャーロット･リンリンを母親だとは思っておらず、ワンピースホールケーキアイランド編では母親シャーロット･リンリンの暗殺計画を知りながらも黙認しています。

また、ワンピースホールケーキアイランド編では、ナミとローラの友人関係を知ると命懸けでナミの行動をサポートしています。また、母親シャーロット･リンリンとナミが所属する麦わらの一味を引き離そうと、囮としての行動を取り麦わらの一味の脱出をサポートしています。

ワンピースホールケーキアイランド編で麦わらの一味を大いに助けたシフォンですが、妹ローラとは違い既に結婚し息子を授かっています。シフォンの結婚相手は、ワンピースシャボンディ諸島編で明らかにされたワンピース最悪の世代の1人である、カポネ･ベッジです。カポネ･ベッジはワンピースシャボンディ諸島編での登場時は、最悪の世代の中でも懸賞金が低い部類の海賊として描かれています。

ワンピースシャボンディ諸島編でのカポネ･ベッジに掛けられていた懸賞金は1億3800万ベリーでしたが、その後、四皇ビッグマムの娘シフォンと結婚し、ビッグマムの傘下に加わった事などから懸賞金が跳ね上がり、現在の懸賞金は3億ベリーとなっています。ワンピースホールケーキアイランド編では、妻であるシフォンと共に麦わらの一味へ協力し、四皇ビッグマムを大いに苦しめています。

シフォンの夫カポネ･ベッジも名を連ねるワンピース最悪の世代とは、ワンピースシャボンディ諸島編で麦わらの一味と同時期にシャボンディ諸島に到達した、懸賞金が億を越える大物ルーキー海賊達を意味します。ちなみに、ローラの双子の姉シフォンがこの最悪の世代の1人を結婚相手としている為、ローラの結婚相手もこの最悪の世代の中に居るのではないか?と噂されています。

ワンピース最悪の世代の1人｢麦わらの一味船長モンキー･Ｄ･ルフィ｣は、ワンピースの主人公であり、ワンピースシャボンディ諸島編での懸賞金は3億ベリーでしたが、その後15億ベリーへと跳ね上がり、現在は五皇とも言われる大物海賊です。ルフィは未婚ではあるものの、ワンピーススリラーバーク編でローラの求婚を拒否しています。

ワンピース最悪の世代の1人｢麦わらの一味ロロノア･ゾロ｣は、ワンピース主人公ルフィと共に冒険を続けるワンピース準主役とも言われる人物です。ワンピースシャボンディ諸島編時点での懸賞金は1億2000万ベリーでしたが、その後3億2000万ベリーへと跳ね上がっています。ゾロは未婚であるものの、ワンピーススリラーバーク編でローラの求婚を拒否しています。

ワンピース最悪の世代の1人｢キッド海賊団ユースタス･キッド｣は、ルフィと同様海賊王となる事を野望としている海賊ですが、現在は四皇カイドウに敗れ幽閉されています。ワンピースシャボンディ諸島編時点での懸賞金は3億1500万ベリーでしたが、その後4億7000万ベリーへと跳ね上がっています。キッドは未婚だと考えられています。

ワンピース最悪の世代の1人｢キッド海賊団キラー｣は、ユースタス･キッドが率いるキッド海賊団の1人です。ワンピースシャボンディ諸島編時点での懸賞金は1億6200万ベリーでしたが、その後2億ベリーへと跳ね上がっています。キラーは未婚だと考えられています。

ワンピース最悪の世代の1人｢ホーキンス海賊団バジル･ホーキンス｣は、キッドと同様に四皇カイドウと遭遇していますが現在の動向は不明となっています。ワンピースシャボンディ諸島編時点での懸賞金は2億4900万ベリーでしたが、その後3億2000万ベリーへと跳ね上がっています。ホーキンスは未婚だと考えられています。

ワンピース最悪の世代の1人｢ハート海賊団トラファルガー･Ｄ･ロー｣は、ルフィと同様Ｄの一族である事が判明している他、オペオペの能力という貴重な能力の1つを持っている人物です。また、ワンピース主人公ルフィとは同盟関係にあります。ワンピースシャボンディ諸島編時点での懸賞金は2億ベリーでしたが、その後5億ベリーへと跳ね上がっています。ローは未婚だと考えられています。

ワンピース最悪の世代の1人｢ファイアタンク海賊団カポネ･ベッジ｣は、ローラの双子の姉であるシフォンと結婚し、四皇ビッグマムの傘下に入った海賊です。ワンピースシャボンディ諸島編時点での懸賞金は1億3800万ベリーでしたが、その後3億ベリーへと跳ね上がっています。

ワンピース最悪の世代の1人｢ドレーク海賊団ディエス･ドレイク｣は、元海軍少将という異色の肩書きを持つ海賊です。現在は四皇カイドウの傘下に加わっています。ワンピースシャボンディ諸島編時点での懸賞金は2億2000万ベリーですが、その後の懸賞金は明らかになっていません。ドレイクは未婚だと考えられています。

ワンピース最悪の世代の1人｢オンエア海賊団スクラッチメン･アブー｣は、キッドなどと同様四皇カイドウと遭遇して以降消息が不明となっています。ワンピースシャボンディ諸島編時点での懸賞金は1億9800万ベリーでしたが、その後3億ベリーへと跳ね上がっています。アブーは未婚だと考えられています。

ワンピース最悪の世代の1人｢ボニー海賊団ジュエリー･ボニー｣は、世界会議レヴェリーに潜入している姿が描かれ現在動向が注目されている女海賊です。ワンピースシャボンディ諸島編時点での懸賞金は1億4000万ベリーでしたが、その後の懸賞金は不明となっています。

ワンピース最悪の世代の1人｢破戒僧海賊団ウルージ｣は、四皇ビッグマム配下を倒している他、四皇カイドウとも面識が有る人物です。ワンピースシャボンディ諸島編時点での懸賞金は1億800万ベリーでしたが、その後の懸賞金については不明です。ウルージは未婚だと考えられています。

この章では、ローラの父親について紹介していきます。ローラの父親についても長く詳細が明らかにされない期間が有りましたが、現在のワンピースではパウンドである事が判明しています。しかし、父親であるパウンドは、シャーロット･リンリンが双子の娘を出産直後に捨てられている為、双子の娘ローラとシフォンに父親パウンドに関する記憶は全くありません。

この章では、ローラが担った重要な役割について紹介していきます。ローラは、ここまでに紹介している通りワンピーススリラーバーク編で登場しています。そして、ワンピーススリラーバーク編終盤で｢ビブルカード｣というワンピース独自の便利アイテムについて、その詳細を麦わらの一味に教えています。

ちなみに、ビブルカードとは爪の切れ端を混ぜ込んで作られた紙で、爪の持ち主の生命力を啓示する特殊な効果を持っています。また、作られたビブルカードをちぎると、ちぎられたビブルカードは元のビブルカードへ戻ろうとする効果があり、この為元のビブルカードを持っている人物が居る方向が分かるという簡易的なナビゲーション機能を持っています。

更に、ワンピーススリラーバーク編でのローラは、ナミとの親友関係から四皇ビッグマムのビブルカードをナミに託しており、ワンピーススリラーバーク編からかなり先の長編であるワンピース四皇編への伏線をワンピースの作中にもたらしています。このローラが託したビブルカードが無ければ、麦わらの一味は四皇ビッグマムの元へと辿り着けていない事から、ローラが担った役割は大きな物だった事が分かります。

ちなみに、ワンピーススリラーバーク編時点で明らかにされていた、このビブルカードの持ち主に関する情報は｢新世界に居る凄い海賊のビブルカード｣という点と、｢ビブルカードの持ち主がローラの母親である｣という2点だった為、ローラの再登場はこの｢新世界に居る母親(海賊)｣の登場にあわせて描かれるものと考察されていましたが、母親である四皇ビッグマムが登場したホールケーキアイランド編ではローラは再登場していません。

この章からは、ローラの結婚相手について紹介していきます。ローラは、これまでに紹介している通り4446回も振られている女性ですが、ワンピースファンやワンピース考察者からはローラは絶対に結婚すると考えられています。その根拠となるのが、双子の姉シフォンです。シフォンは、双子という事もありローラと容姿が瓜二つです。今回の記事で掲載している画像からも分かる通り、ローラは決して容姿には恵まれていません。

そのローラと瓜二つなシフォンが結婚している事から、ローラにも結婚相手が必ず現れると考えられているわけです。こうした中で、ローラの結婚相手に迫る考察が幾つか生まれています。この章ではその1つである｢ローラの結婚相手は世界政府の役人説｣について紹介していきます。

｢ローラの結婚相手は世界政府の役人説｣とは文字通り、ローラの結婚相手は世界政府の役人ではないか?とする説です。この説では、ローラはナミとの関係からいずれ麦わらの一味に加わる(傘下に入る)と考えており、麦わらの一味の人脈として大きく欠けているのが世界政府に関係する人脈である事から、その点を補うような結婚相手とローラが結婚する事で、ローラは結果として麦わらの一味を支援するのではないか?と考えています。

しかし、この説を裏付けるような根拠やエピソードはワンピースの作中には描かれていない為、信憑性は低いと言われています。次の章では、｢ローラの結婚相手は麦わらの一味サンジ説｣を紹介します。

ローラの結婚相手に迫る続いての説は｢ローラの結婚相手は麦わらの一味サンジ説｣です。この説も文字通りの説であり、ローラはサンジと結婚するのではないか?とする説です。この説の根拠は、サンジが2年間の修行をした地がカマバッカ王国と言う容姿に個性がありすぎるオカマばかりの国だった点や、ローラとサンジには異性にすぐ好意を抱く共通点がある点だとしています。

しかし、サンジには結婚相手となる可能性を持った女性が複数人いると考えられている点や、絶縁状態とは言えローラと四皇ビッグマムは母娘である事から、ローラとサンジが結婚してしまうとワンピースホールケーキアイランド編で四皇ビッグマムが目論んだ、ビンスモーク家とシャーロット家による政略結婚と同様の形なってしまう点等から、現在この説は否定された説となっています。

ローラの結婚相手に迫る説として現在最も有力とされているのが｢ローラの結婚相手は最悪の世代の1人説｣です。この説の根拠は、既に紹介している通りローラの姉であるシフォンが最悪の世代の1人、カポネ･ベッジと結婚している点にあります。この事から、ローラも最悪の世代の誰かと結婚するのではないか?と考える事が出来ます。では、ローラと結婚する事になる最悪の世代は誰なのでしょうか?

現在最も可能性が有ると言われているのが、キッド海賊団に所属するキラーです。キラーは公表されている年齢もローラに近く、常に仮面をつけている事から容姿に自信が持てない人物である可能性が有るとされており、ローラと相性が良いのではないか?お似合いのカップルなのではないか?と考えられているようです。

ローラの結婚相手として次に可能性が高いと言われているのが、破戒僧海賊団船長であるウルージです。この説の根拠は、ワンピースシャボンディ諸島編で名前が挙がった最悪の世代の中で、船長でありながら最も懸賞金が低かった点にあります。というのも、姉シャーロットの結婚相手となったカポネ･ベッジが、シャボンディ諸島の時点で船長でありながら下から2番目の懸賞金だった為です。

つまり、双子の姉妹である事から最悪の世代の中にローラの結婚相手がいると考える場合、姉シフォンが選んだ結婚相手と同様の条件を持つ人物が妹ローラの結婚相手になるだろうと考える事が出来る為、船長であり懸賞金の低いウルージがローラの結婚相手としての条件に合致するという事になるわけです。

また、ウルージは他の最悪の世代とは(カポネ･ベッジを除く)異なる風体をしている点や、年齢がカポネ･ベッジと同様に40代である事もこの説を後押ししていると言われています。また、ウルージは新世界突入後に再登場し四皇カイドウとの接点も持っている為、ビッグマムとカイドウの共闘が囁かれている最新ワンピースにおいて、ビッグマムの娘ローラとカイドウと接点のあるウルージの結婚は可能性が十分に有ると言われています。

ここまでローラの結婚相手に纏わる説を紹介してきましたが、この章ではローラの再登場に纏わる説を紹介していきます。ローラの再登場に関して現在最も有力とされているのが、｢ローラは麦わら大船団の一員として再登場する｣という説です。これは、ここまでに紹介してきたどの結婚相手と結婚した場合も変わらずに有力とされている説です。

麦わらの一味の今後の動向として現在考察されているのが、四皇を倒し、その後海軍本部、更にその後世界政府(天竜人)と戦闘を行なうという展開です。この為、ワンピース頂上戦争編で描かれた白ひげ海賊団の艦隊の様な戦力が、麦わらの一味にも必要になると考えられており、いずれ麦わらの一味は大規模な艦隊を組む事になるだろうと言われています。

この為、ローラの再登場は結婚相手の海賊団と共に麦わら大船団に加わる展開が、最も可能性のある展開として考えられています。この他にも既に紹介している通り、ローラはウルージと共にワノ国編で再登場するという説や、ローラは世界政府の役人と結婚し古代兵器の使用と共に再登場するという説、更にはローラは再登場しない説、ローラは最終回にちょっとだけ再登場する説など、多くの説が存在しています。

果たしてローラの再登場はいつ、どんな状況で描かれるのでしょうか?ローラの母親である四皇ビッグマムは、現在ワノ国で麦わらの一味と再戦すべく裏工作を繰り広げています。この事から、ビッグマムは間違いなくワンピースワノ国編で再登場すると考えられています。ワンピースホールケーキアイランド編で明らかになったローラとビッグマムの確執について、その後の様子が描かれていない点も気掛かりと言われています。

いずれにしても、ローラが再登場する場合、それに呼応してビッグマムが動く事は確実だと考えられる事から、ローラの再登場はその後のワンピースの展開に大きな影響を与える事は間違いないと言えそうです。

今回の記事では、ワンピーススリラーバーク編以降再登場の無いローラについて紹介してきましたがいかがでしたか?前章でも紹介している通り、ローラの再登場はワンピースの展開に影響を与える可能性が高い事から、現在もその動向に注目が集まっています。また、最新ワンピースではいよいよ本格的にワノ国編が開始され、新たな情報や新たなキャラクターが多数描かれており、ますますワンピースから目が離せなくなっています。