【Netflix】アンビリーバブル たった1つの真実をネタバレ解説！元ネタは実話？

実話を基に制作されたNetflixのドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実。実話を基にしたNetflixドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実はレイプ事件を中心に犯人を追う刑事と被害者を描いた作品となっており、映画やドラマの世界的賞であるゴールデングローブ賞にノミネートされるほど高く評価されています。本記事ではそんなアンビリーバブル たった1つの真実についてあらすじや謎の考察などをネタバレ紹介します。

では実話を基にしたNetflixドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実のあらすじや考察などをネタバレ紹介していく前に、Netflixドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実の作品情報を簡単にご紹介していきます。アンビリーバブル たった1つの真実とは2019年の9月に全世界同時にNetflixで配信が始まったアメリカのドラマ作品です。2019年に公開された本作はレイプ事件の実話を原作にしたクライムドラマとなっています。

実話を元ネタにしたNetflixドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実はレイプ事件に遭った被害者の苦悩や犯人を追跡する2人の刑事の活躍などが非常に良く描かれた作品となっており、ゴールデングローブ賞にノミネートされるなど世界中から好評な感想や評価が多数寄せられています。もし気になっている方は是非本記事でご紹介するあらすじネタバレや考察などを最後までご覧頂き、視聴するご参考にしてみて下さい。

上述でご紹介した通り、Netflixドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実は実話のレイプ事件を元ネタにして制作されたクライムドラマ作品です。基本的に実話を基に制作されたドラマ作品は完全オリジナル作品よりも現実感が非常に強い作品に仕上がります。実話を基にしたNetflixドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実もレイプ事件に遭った被害者の苦しみや傷付いた心などのリアルな描写が非常に丁寧に描かれています。

ではここからはNetflixドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実のあらすじをまとめてネタバレ紹介していきます。ある日、就業支援サービスを受けながら1人暮らしをする主人公の少女・マリーは突然ある犯人によってレイプされてしまいます。レイプされたマリーは警察や刑事達からセカンドレイプと呼ばれる無慈悲な事情聴取を受けることになり、そのプライバシーのひったくれも無い行為に頭を抱えてしまいました。

その中で刑事の1人が養母のジュディスからマリーは昔から気難しい性格であったと聞き、レイプ後も平然としていることからレイプ自体嘘なのではと考えるようになりました。これによりマリーは更に味方のはずの警察達に追い詰められてしまいます。そして最終的にある犯人が起こしたレイプ事件は無かったことになり、マリーは救われることがありませんでした。

マリーがレイプされた後日、アンバー・スティーブソンという22歳の女性が4時間にも及ぶ暴行を受けるレイプ事件が発生します。その犯人はマリーに暴行した犯人と同じくマスクを着用した白人でした。そこで非常に優秀なカレン・デュバルという女性刑事がレイプ事件の犯人を追うことになります。カレンはマリーとアンバーのレイプ事件で一切痕跡を残していないことから犯人は軍人なのではないかと予想します。

その頃レイプ事件が嘘ということで解決されてしまったマリーは諦めずに協力者を探していました。しかし誰一人レイプ事件を信じてくれる人がおらず、マリーは途方に暮れてしまうことになってしまうのでした。

レイプ事件の犯人を捜すカレンはグレース・ラスムッセンというサバサバした性格の女性刑事と手を組むことにします。グレースもまたこの時マリーの時と同じ犯人では無いかと思われるレイプ事件を担当していました。その頃マリーはマスコミからもバッシングを受け、友達のコナーしか頼る人がいなくなってしまいます。一方手を組んだカレンとグレースはこれ以上事件が起こらないよう、犯人捜しに奮闘していくのでした。

ある日、ドリス・レアドという72歳の寮母が覆面を被った謎の人物にレイプされたことを明かしました。それを聞いたカレンとグレースはマリーの時の犯人と同じだと考えて捜査を加速させるものの、何も手がかりを発見出来ませんでした。一方マリーはレイプ事件を嘘と断定した警察を訴えるため、弁護士へ相談しに行きました。その後カレンとグレースは警官の3割から4割が妻にDVをしているという衝撃的なデータを発見します。

そのデータを見てカレンとグレースは警官がレイプ事件の犯人ではないかと睨みました。さらに1年前、リリーという女性が同じ犯人と思われる人物からレイプを受けていたことが判明します。そこでグレースはDVや暴力事件を起こした警察を調べるため、司法長官室の資料を確認することにしました。しかしそれは機密事項であり、残念ながら資料を閲覧することが出来ませんでした。

カレンとグレースは犯人を追跡するものの、証拠の無さから行く詰まってしまいます。その頃寮母のコリーンはレイプ事件のニュースを見たことでマリーの証言を信じるようになりました。しかしマリーの人生を台無しにしたジュディスは一切信じようとしませんでした。その後カレンとグレースが苦戦する中でマリーはレイプ事件の嘘を付いたということで仕事も辞めることになり、居場所を完全に失ってしまいます。

レイプ事件を虚偽申告したと断言されたマリーはその後500ドル支払って裁判することになります。そこでマリーは本当のことを話せず、結局自分が虚偽申告しましたと話しました。もちろんマリーが被害者であることは間違いなのですが、周囲はマリーをただの嘘つきとしか見ていません。一方捜査をするカレンは白色のマツダ車が事件の現場に度々足を運んでいたことを突き止めます。

その車の持ち主は防犯カメラや証言、DNA検査の結果クリス・マッカーシーという人物であることが判明しました。すぐさまカレンは礼状の準備をし、犯人だと思われるクリスの家に侵入しました。しかしその家にはクリとは別にクリスの兄がいました。これにより犯人と思われる人物が新たなに1人加わってしまうことになるのでした。

裁判の後、マリーはカウンセラーの下でカウンセリングを受けることになります。そこでカウンセラーを務めるダラはマリーの言うレイプ事件を信じようとします。一方カレンとグレースは紆余曲折の末、レイプ事件の犯人だと分かったクリスの兄を逮捕します。犯人のグレースを逮捕した後、グレースは犯人が撮影した動画をチェックし、そこでレイプの被害に遭うマリーの姿を確認するのでした。

犯人逮捕の後、グレースは急ぎパーカー刑事に連絡し、マリーの供述が本当であったことを明かします。それを聞いたパーカー刑事は裁判に使った500ドルをマリーに手渡します。しかし全てを失ったマリーに対する謝罪はたったそれだけでした。その後マリーは市からの謝罪金として15万ドルを受け取ります。一方レイプ事件の犯人は327年もの懲役が裁判で決定し、一生牢屋の中で罪を償うことになりました。

こうして多数の被害を出したレイプ事件は無事解決します。しかしマリーのレイプ事件から犯人の逮捕まで3年もの時を費やしました。それでもマリーは一切怒らず、最後お礼の言葉を電話でカレンに伝えました。そしてNetflixドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実の物語は結末を迎えるのでした。

ではここからはNetflixドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実の謎について考察紹介していきます。本記事の最初にご紹介した通り、Netflixドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実は実話を基に制作されたドラマ作品です。昔、アメリカではレイプ事件やストーカーなどは証拠の少なさが理由で碌に捜査されませんでした。そんな被害者の気持ちを考えない世界にスポットを当てたのがアンビリーバブル たった1つの真実なのです。

Netflixドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実の主人公であるマリーは多発しているレイプ事件の犯人に暴行を受けます。その後3年の時が経って2人の女性刑事が犯人を逮捕するために動き出します。上述のあらすじを見ると分かる通り、本作は過去と現在を交差させた内容のストーリーとなっています。これはおそらく犯人が逮捕されても被害者の傷は決して癒えることが無いことを表現しているのでしょう。

警察が被害者の気持ちを優先して捜査するのは近年になってからです。マリーは犯人にレイプされてすぐに何が起こったか警察に打ち明けなければなりませんでした。さらに刑事や病院でも気持ちを考え無い高圧的な事情聴取を受け、最終的に嘘をついているのではないかと疑われてしまうことになります。もし仮に2020年9月現在警察や病院がマリーのような仕打ちを被害者にすれば大問題になること間違い無しです。

刑事達に追い詰められたマリーは段々と憔悴していきます。普通であれば周囲の人間が助けるはずです。しかしマリーは寮母達からも悲しんでいないことや昔から気難しい性格であったことなどを理由に疑われてしまいます。そのためマリーはたった1人で生きていくしか選択肢が無くなってしまいます。このマリーの酷い境遇はレイプ事件の被害者に対する周囲の仕打ちを問題として取り上げた表現の1つとなっています。

マリーの事件から3年後、女性刑事のカレンはレイプ事件の犯人を逮捕するべく動き出します。カレンは被害者の気持ちに寄り添う心優しい正義の刑事であり、同じ刑事のグレースと協力しながら真っ正面から犯人と戦います。そんなカレンとグレースは捜査をする中で段々と3年前に事件に遭ったマリーに近づいていきます。この過去と未来が交差する場面はNetflixドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実の1番の見所となっています。

レイプ事件に遭った被害者はショックで落ち込む人やマリーのように頑張って元気に振る舞う人、事件の全てを記憶している人など様々なケースに分かれます。しかし事件に遭っていない一般人はそれを知らず、落ち込んでいる人しか味方になりません。さらに他のケースの人には大勢で寄ってたかって嘘ではないかや狙ってやったのではないかといった疑いを掛けていじめを行います。

近年、こういったことはセカンドレイプと呼ばれて問題視されています。Netflixドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実はそんな社会の問題を非常に見事に捉えてストーリーが描かれています。おそらくNetflixドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実の制作陣は例え被害者が落ち込んでいなくても、決して見捨てない人間として一番大事な正義の心を伝えたかったのではないでしょうか？

Netflixドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実でレイプ事件を捜査する女性刑事のグレース・ラスムッセンを演じたキャストはトニ・コレットです。トニ・コレットとは1991年にデビューしたオーストラリアの女優です。そんなトニ・コレットは1994年の映画｢ミュリエルの結婚｣で一躍大ブレイクを果たし、これまで映画｢シックス・センス｣やドラマ｢ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ｣などの作品に出演しています。

Netflixドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実でレイプ事件を捜査する女刑事の1人カレン・デュバルを演じたキャストはメリット・ウェヴァーです。メリット・ウェヴァーとは1980年の8月11日に生まれたアメリカの女優であり、1997年にデビューを飾りました。そんなメリット・ウェヴァーはこれまでドラマ｢ナース・ジャッキー｣やドラマ｢ゴッドレス-神の消えた町-｣などの作品に出演しています。

Netflixドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実でレイプの被害に遭ったマリー・アドラーを演じたキャストはケイトリン・ディーヴァーです。ケイトリン・ディーヴァーとは2009年にデビューした1996年12月21日生まれのアメリカの女優です。そんなケイトリン・ディーヴァーはこれまで映画｢いま、輝くときに｣や映画｢アラサー女子の恋愛事情｣といった人気作品に数多く出演しています。

Netflixドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実に関する感想では性犯罪の被害者を良く描いているといった感想が非常に多く寄せられていました。Netflixドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実はレイプに遇った主人公の孤独な戦いや苦しみを描いた作品であり、レイプ事件の被害者の気持ちを見事に表現しています。このことからNetflixドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実は女性を中心に高い人気を博しています。

Netflixドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実に関する感想では最高の出来でおすすめ出来る作品だといった感想も多く寄せられていました。Netflixドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実は被害者の苦しみ以外にも刑事の戦いや社会の問題なども非常に良く描かれた作品です。おそらく性犯罪を題材にした作品でここまで良く出来た作品は中々無いことでしょう。

Netflixドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実に関する感想では性犯罪に対する危機感が伝わるといった感想も見受けられました。近年性犯罪は世界中で問題視されるほど危機感が増しています。しかし頼るべき警察は証拠が無ければ一切動こうとしません。そんな性犯罪に対する危機感や警察の対応の問題などをNetflixドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実は非常に良く描いています。

本記事ではNetflixドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実について物語のあらすじや謎の考察、キャストなどをまとめてネタバレ紹介しました。実話を基に性犯罪を取り上げたNetflixドラマ・アンビリーバブル たった1つの真実はどんな作品よりも性犯罪による問題を繊細に描いており、非常に高く評価されています。本記事をご覧になった方は是非一度本作をNetflixでご視聴してみて下さい。