【Netflix】アンオーソドックスは実話?自由のない生活からの逃亡劇を描く

Netflixでは、様々な人気のオリジナルドラマが配信されています。ここでは、Netflix配信ドラマの中でも特に話題を集めた作品、アンオーソドックスについて紹介していきます。アンオーソドックスは、ユダヤ人コミュニティから逃げ出す若い女性の姿を描き、世界中から注目されました。実話をもとにしたと言われるアンオーソドックスのあらすじをネタバレし、キャスト情報や見た人の感想などもまとめていきます。

【Netflix】アンオーソドックスは実話?自由のない生活からの逃亡劇を描くのイメージ

目次

  1. アンオーソドックス(Netflixドラマ)は実話?
  2. アンオーソドックスは自由のない生活からの逃亡劇?あらすじは?
  3. アンオーソドックスのキャスト一覧
  4. アンオーソドックスの見どころ
  5. アンオーソドックスに関する感想や評価
  6. アンオーソドックスまとめ

アンオーソドックス(Netflixドラマ)は実話?

アンオーソドックスの概要

ここでは、Netflixから配信された実話を基にしたドラマ作品・アンオーソドックスに関しての情報を紹介していきます。アンオーソドックスのネタバレやキャスト情報を紹介していく前に、アンオーソドックスの作品情報を紹介していきます。アンオーソドックスとは、2020年3月に配信を開始したNetflixオリジナルドラマでした。

Netflixから配信されたドラマ作品アンオーソドックスは、2020年3月26日に配信を開始し、全4話という構成になっていました。1話は52~54分程度であり、全4話というボリュームで完結している作品です。4話で終了するリミテッドシリーズだったアンオーソドックスでしたが、非常に見ごたえがある作品として多くのファンを獲得しています。

見ごたえのある作品がたくさん揃う人気のNetflixにおいて、アンオーソドックスも非常に高評価を獲得したドラマ作品でした。イスラエルやニューヨークに存在する、ユダヤ人コミュニティ超正統派(ウルトラオーソドックス)において、その堅苦しい世界から抜け出そうともがく女性の姿を描き出し、世界中で話題を呼んだ作品です。アンオーソドックスでは、こだわりから全話イディッシュ語が使用された事でも知られています。

イディッシュ語とはユダヤ人の話す言語であり、ドイツ語に近い言葉だとされています。Netflixにおいては、初めてとなるイディッシュ語を中心とした映像作品となりました。また、キャストを務める俳優陣も、すべてユダヤ人が務めています。非常に厳格な超正統派(ウルトラオーソドックス)の世界観を鮮烈に映し出したアンオーソドックスは、世界中の様々な思想の人々から支持される事となりました。

アンオーソドックスは実話?

アンオーソドックスは、ユダヤ人のコミュニティ超正統派(ウルトラオーソドックス)から、なんとか抜け出して自由を獲得しようとする女性の姿を描いています。主人公エスティが経験する、超正統派ならではの尊厳や自由のない生活。そんな厳しい環境に身を置く彼女の姿は、他の宗教に属する人々からは信じがたいものでした。その為、アンオーソドックスの脚本はフィクションだと思っている人もいるほどです。

しかし、アンオーソドックスは実話を基に制作されたドラマ作品なのです。アンオーソドックスは、デボラ・フェルドマンの自伝「Unorthodox」を基にしています。デボラ・フェルドマンも超正統派のコミュニティで生まれ育った女性であり、自由を求めてベルリンに渡ったという過去を持っています。アンオーソドックスは、そんな原作者デボラ・フェルドマンの生涯をモデルにした、実話が基となっているドラマです。

アンオーソドックス | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

アンオーソドックスは自由のない生活からの逃亡劇?あらすじは?

1話あらすじネタバレ

Netflixで配信されたドラマ作品・アンオーソドックスのあらすじをネタバレ紹介していきます。アンオーソドックスでは、主人公エスティの現在と過去の姿が交互に描かれて行きます。アンオーソドックスの主人エスティは、ユダヤ人コミュニティで生まれた少女です。祖母と叔母に育てられたエスティは、決められた相手とお見合い結婚していました。しかし、好きではない相手ヤンキーとの生活に嫌気がさしたエスティ。

エスティはある時、不審に思われないように何も持たずに家を出ました。その後、ある女性の所にやってきたエスティ。そこでパスポートなどの書類を渡してもらい、空港へと向かっていきます。エスティは女性として自由の全くない生活から脱出するため、ニューヨークを飛び出してベルリンへと向かうのでした。一方エスティの夫ヤンキーは彼女が失踪したことを知り、両親へと報告。従兄弟のモイシェも登場します。

エスティを連れ戻す話し合いをしているヤンキーに電話がかかってきます。産婦人科からの電話であり、エスティはヤンキーの子供を妊娠しているのでした。一層エスティ捜索にやる気を出す事となったヤンキーとモイシェ。エスティがベルリンへと渡った事を知った二人は、彼女を追っていきました。エスティはその頃、カフェで音楽院の生徒と出会い、湖へと遊びに出かけていきます。かつらを取った彼女は坊主頭でした。

話は過去にさかのぼり、エスティは祖母と叔母から良い縁談があると聞きます。コミュニティ内の男性ヤンキーと結婚することになったエスティ。エスティの家に実母がやってきますが、エスティはかつて自分を置いてドイツへと渡った母親を恨んでいました。母親はエスティにドイツ国籍を取るための書類を渡し、「辛くなったら使うように」と伝えますが、エスティは母親を拒絶するのでした。

2話あらすじネタバレ

第1話のネタバレに続いて、アンオーソドックス第2話のあらすじをネタバレしていきます。第2話では、エスティがヤンキーと結婚した過去のエピソードが綴られます。エスティは厳格なしきたりの元、超正統派のコミュニティ内でヤンキーと結婚しました。コミュニティ内では女性の月経は不潔なものとみなされており、その間は夫の隣で寝てはいけないといった、様々な女性軽視の風習が守られていました。

結婚に際して、子作りの方法なども教わったエスティ。超正統派の厳格な結婚式で儀式も執り行われます。この時点では、エスティは結婚に対して前向きであり、嬉しそうな様子も見せていました。エスティは結婚式の儀式で、頭髪をすべてそり落として坊主頭にされてしまうのでした。そして現在、エスティを探し出すため、夫ヤンキーもまた従兄弟のモイシェと共にベルリンへとやってきます。

その頃エスティは、音楽院の生徒たちと仲良くなっていました。音楽院では、学費が免除されるプログラムが用意されており、エスティはベルリンで生活していくためにそのプログラムに申し込むことにしました。音楽院の仲間たちの前で、習っていたピアノを披露したエスティでしたが、プロになれる腕前ではないと評価されてしまいます。祖母に電話をかけたエスティでしたが、祖母は受話器を置いてしまいました。

3話あらすじネタバレ

アンオーソドックスの第3話をネタバレしていきます。話はエスティがコミュニティからの離脱を決意する前に遡ります。夫ヤンキーと結婚したエスティでしたが、二人は中々子作りが出来ないでいました。エスティは義母から子作りが上手くいかない事を責め立てられます。また、叔母に相談もしたエスティでしたが、エスティの悩みは理解してもらえず、厳しい言葉を投げかけられただけでした。

エスティはヤンキーと口論になった末、自暴自棄に陥って適当に身を捧げました。この時、エスティは妊娠したのでした。現在ベルリンにて、エスティは医師から中絶する選択肢も提示されていましたが、そのつもりはないようでした。その頃エスティを追ってきたモイシェは、エスティの家に忍び込み、音楽院のオーディションの書類を発見しました。

ヤンキーとモイシェに居場所がばれてしまったエスティ。そんなこととは知らず、パーティに参加して楽しく過ごしていました。そこでロバートと良い雰囲気になるエスティでしたが、そんな彼女の所へモイシェが迫っていたのでした。

4話あらすじネタバレ

アンオーソドックスの最終話となる第4話をネタバレしていきます。エスティがベルリンへ逃亡する直前、エスティは子供が出来ない事を理由にヤンキーから離婚を言い渡されてしまいます。エスティはヤンキーのひどい扱いに絶望し、コミュニティから逃げ出す決意を固めたのでした。そして現在、遂にモイシェに見つかってしまったエスティ。モイシェからベルリンでは生きていけないと詰め寄られます。

ヤンキーのもとに戻るか自殺するかしか選択肢はないと言うモイシェは、エスティに銃を渡して去っていきいました。エスティはドイツにいる母親に助けを求めていきました。過去にコミュニティから逃げ出していた母親は、エスティを捨てて行ったのではなく、奪われてしまったのだと話します。本当の事を知って、母親を許す事が出来たエスティ。

そして迎えた音楽院のオーディション当日。エスティは歌を歌ってオーディションに臨みました。美しい歌声で審査員の心を捉えるエスティ。エスティは、自分のいたコミュニティでは女性が大きな声で歌うのは下品と見なされると、自身の境遇を話しました。オーディションには夫ヤンキーも来ており、エスティはヤンキーと本音で話し合うことが出来ました。

ヤンキーはエスティにやり直してほしいと訴えました。自身のもみあげを切り落とし、エスティに音符のネックレスも用意していたヤンキー。しかし、エスティはもう遅いと彼を拒絶するのでした。

アンオーソドックスのキャスト一覧

エスティ役/シラ・ハース

アンオーソドックスのキャストを紹介していきます。まず主人公エスティを演じたのは、イスラエルの女優シラ・ハースです。ヘブライ語を母国語としているシラ・ハースですが、ユダヤなまりの英語やイディッシュ語などを違和感なく使いこなし、主人公エスティのはまり役だと評価されていました。

ヤンキー役/アミット・ラハヴ

アンオーソドックスのキャストで、主人公エスティと結婚するヤンキー役を演じたのは、アミット・ラハヴです。ユダヤ人コミュニティという独特の集団において、エスティと結婚したヤンキーでしたが、自由を求める彼女と理解し合うことが出来ず最後には別れてしまいます。

モイシェ役/ジェフ・ウィルブッシュ

アンオーソドックスのキャストで、ヤンキーの従兄弟モイシェ役を演じたのは、ジェフ・ウィルブッシュでした。ジェフ・ウィルブッシュは、コミュニティ内でも問題児として扱われている、独特なキャラクター・モイシェを好演していました。

リア役/アレックス・リード

アンオーソドックスのキャストで、リア役を演じたのは、アレックス・リードでした。アレックス・リードはイギリスの女優で、アンオーソドックスでも高い演技力を発揮していました。様々な映画やドラマで活躍している実力派の女優です。

アンオーソドックスの見どころ

見どころ①忠実に再現された生活様式

アンオーソドックスの見どころを紹介していきます。アンオーソドックスでは、ユダヤ人コミュニティである超正統派の生活様式が詳しく描写されてます。謎多き超正統派の生活様式ですが、プロデューサーに元正統派の人物が参加している事で、忠実に再現することが可能となったのです。

見どころ②自由のなさ

主人公エスティの葛藤を描き出し、多くの女性の共感を呼んでいるアンオーソドックス。アンオーソドックスの見どころには、超正統派というコミュニティ内での、女性の自由のなさが徹底的に描かれている点も挙げられます。

見どころ③希望

アンオーソドックスでは、主人公エスティがベルリンへと脱出した後、アイデンティティを獲得していく希望に満ちた姿が描かれていました。コミュニティ内では自由のなかったエスティが、自分の力で生きていこうとする、希望に溢れるラストになっています。

見どころ④実話だった?

アンオーソドックスは、デボラ・フェルドマンの自伝をドラマ化したものでした。その為、実話を基にしたストーリーとなっており、主人公エスティも感情移入しやすいキャラクターとなっているのです。

見どころ⑤キャストの演技

アンオーソドックスは、演技力の高いキャストも高評価を獲得したドラマ作品でした。特に主人公エスティを演じたシラ・ハースは、歌唱力も演技力も高く評価されました。エスティ役は彼女以外にはいないと評価され、話題を集めていました。

アンオーソドックスに関する感想や評価

アンオーソドックスに関しての様々な感想を紹介していきます。アンオーソドックスの感想では、超正統派という存在に驚いたという感想がたくさん挙がっていました。また、実話が基になっているという所も驚きだと言う感想も多く、自分の知らない世界を描き出している作品だったという声も多い作品でした。

アンオーソドックスに関しての感想では、とても泣けるストーリだと言う感想も挙がっていました。女性としての生きづらさを感じている人からは、自分と重ねて共感出来るという感想も挙がっていました。

アンオーソドックスでは、主人公エスティがユダヤ人としての信仰を持ちながら、自由に生きていこうとする姿が評価されていました。4話で終了しているアンオーソドックスは、Netflix配信の作品の中でも見やすいドラマだという感想も寄せられています。多くの人からお勧めされているアンオーソドックスは、高評価で面白いという感想も集める作品でした。

アンオーソドックスまとめ

ここでは、実話を基にしたNetflixのドラマ作品・アンオーソドックスに関しての情報を紹介しています。アンオーソドックスのあらすじをネタバレし、キャスト情報や見た人の感想などを詳しくまとめています。

アンオーソドックスとはデボラ・フェルドマンの自伝を基にした作品であり、実話が基になっている事が話題を集めた作品でもありました。是非、Netflix配信ドラマアンオーソドックスをチェックして、実話を基にした驚きのストーリーや、魅力的なキャストの演技にも注目して見てください。

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