2019年09月04日公開
2019年09月04日更新
トゥルー・ディテクティブのシーズン1の感想とあらすじ!キャストやシーズン3は?
2014年アメリカ・HBOチャンネル放送ドラマ『トゥルー・ディテクティブ』は現在シーズン3まで放送されているミステリー作品です。本記事では『トゥルー・ディテクティブ』のシーズン1のあらすじをネタバレし、キャストやドラマの感想を紹介していきます。また、シーズン3の舞台やあらすじ、主要キャストにも触れて解説しているので、これから『トゥルー・ディテクティブ』を観賞しようという方には必見です。
目次
トゥルー・ディテクティブとは?
トゥルー・ディテクティブの概要
2014年にアメリカHBOチャンネルで放送されたミステリードラマ『トゥルー・ディテクティブ』について紹介していきます。シーズン3まで放送されたドラマで、本記事ではシーズン1のあらすじやキャストについてを解説ネタバレしているのでご覧ください。
2019年1月からシーズン3が放送されたドラマ『トゥルー・ディテクティブ』は、シーズン毎に登場人物や設定が違います。シーズン1はルイジアナ州、シーズン2はロサンゼルス近郊の架空の街、シーズン3はオザーク高原を舞台とし、それぞれのシーズンに登場する刑事たちが犯人と対峙したりしながら殺人事件の捜査にあたる姿が描かれています。
トゥルー・ディテクティブの魅力
魅力①キャストの演技
ドラマ『トゥルー・ディテクティブ』の魅力を解説していきます。『トゥルー・ディテクティブ』の魅力にはキャストの演技力の高さがあります。シーズン1では、マシュー・マコノヒーが演じる刑事の「ラスト・コール」や、相棒の刑事であるウッディ・ハレルソン演じる「マーティ・ハート」がとても人間らしいキャラで魅力的と感想に見られます。
ラスト・コールは、天才肌で周囲とあまりコミュニケーションを取らず、常に相手の真意や裏を読み、皮肉めいたことを平然と口にする人物です。一方、マーティ・ハートは社交的で家庭を持つお父さんのようなキャラクターですが、男として頼りない一面を持っています。この2人は衝突することもありますが、事件真相に迫ろうとすると絶妙なコンビネーションを発揮します。
シーズン1では17年間にわたって事件の真相に迫る刑事たちの姿が描かれており、マシュー・マコノヒーとウッディ・ハレルソンの見た目の変貌を含めた役の作り込みが凄いと話題となっているようです。また、主演2人の演技だけでなく、ドラマに出演するキャスト全員の演技が上手いと評されています。時間の経過と共に登場人物の変貌ぶりが楽しめるのもドラマの魅力の1つという感想の声もあがっています。
魅力②ミステリアスな雰囲気
ドラマ『トゥルー・ディテクティブ』は呪術的なミステリアスな描写が多数演出されているのが魅力です。深い謎が物語に多数ちりばめられており、追ってもなかなか事件の真相に辿り着けず、視聴者は常にファンと恐怖に襲われます。怖いモノ見たさで一度だけではなく、二度見たくなる作品と感想で評されています。
魅力③素晴らしい音楽
劇中で使用されている音楽・BGMはカッコいい曲ばかりで秀逸で、内容をしっかりと盛り立てていると評判となっています。凄いと関心を集めているのは、エンディングで使用される曲が毎回異なり、各エピソードに相応しい曲が使用され制作陣のこだわりが感じられると感想に見られます。
トゥルー・ディテクティブのシーズン1のあらすじ
シーズン1の1話あらすじネタバレ
『トゥルー・ディテクティブ』シーズン1の第1話のあらすじをネタバレ解説します。物語は1995年1月3日、ルイジアナ州バーミリオン郡で起こった娼婦のドーラ・ラングの猟奇的殺人の捜査に州警察殺人課のマーティン・ハートとラスト・コールが乗り出すところから始まります。被害者の女性は鹿の角を頭にのせ、体には謎のシンボルとケイジャンの鳥の罠のような枝細工が残されていました。
2人は5年前に行方不明となった少女・マリー・フォンテノットの事件も調べ始めます。すると、2つの事件に同じ枝細工という共通点を見つけます。それから場面は17年後の2012年に移り変わり、ハートとコールはトマス・パパニアとメイナード・ギルボーという2人の刑事の聴衆を受けていました。
17年前に起きたドーラ・ラング殺害事件に類似した事件が再び起きた為でした。ハートとコールは1995年に犯人を見つけたと主張しますが、犯人が野放しになっている可能性が浮上します。
シーズン1の2話あらすじネタバレ
『トゥルー・ディテクティブ』シーズン1の第2話あらすじをネタバレ解説します。1995年、コールはハートが妻・マギーがいるにもかかわらず、隠れて浮気していると知ります。そんなコールは長年の麻薬使用で幻覚を見るようになり、2人の間に緊張感が生じます。著名な説教師で州知事の従兄弟のビリー・リー・タトル師(ジェイ・O・サンダース)は、ラング殺人を含めた反キリスト的犯罪に対処するために特別捜査班を設けます。
捜査する中、ハートとコールは、家出少女たちの逃げ込み場で、売春婦として働く人里離れた集落に辿り着き、そこでラングの日記を発見します。日記にはアンブローズ・ビアスの小説に出てくる「カルコサ」や「黄衣の王」が繰り返し記されていました。ラングが通った教会の焼け跡では、鹿の角を頭にのせた人間が描かれた壁画を見つけます。
場面は2012年、聴取中のコールはハートと組む以前の出来事を語り、1人娘が交通事故で他界し、それが原因で夫婦仲が破綻すると麻薬に手を出したと言います。精神病院に入院して退院後、殺人課への転属を希望してハートを組み始めたと語ります。
シーズン1の3話あらすじネタバレ
『トゥルー・ディテクティブ』シーズン1の第3話のあらすじをネタバレ解説します。1995年、焼失した教会の元牧師を見つけたハートとコールは、ラングが顔に傷がある高身長の男と教会に来ていたことを聞きます。タトル師の捜査を特別捜査班に任せろと言う命令を無視して捜査を続け、コールは事故死で処理されたリアン・オリヴィエの死体にラング同様のシンボルが描かれているのを発見します。
ハートとコールはオリヴィエが通ったタトル師が経営する宗教学校「道の光」アカデミーを訪れますが既に閉鎖されていました。ラングの前夫・チャーリーに接触した2人は、刑務所で同室だったオリヴィエのボーイフレンドのレジー・レドゥー(チャールズ・ハルフォード)が仮釈放されたまま行方不明だと知ります。
シーズン1の4話あらすじネタバレ
『トゥルー・ディテクティブ』シーズン1の第4話のあらすじをネタバレ解説します。1995年、チャーリーは妻・ドーラの写真をレドゥーに見せたと語ります。ハートはレドゥーがメタンフェタミンを作って渡しているギャングの名前を探り、以前の潜入捜査でギャングと馴染みがあったコールは再び潜入を試みます。
そのころ、ハートの愛人のリサは自分が別の男性といたところをハートに見つかり咎められた腹いせに妻・マギーに事情を暴露し、マギーは娘たちを連れて家を出ます。それを知ったハートはマギーの職場に押し掛け、警備員と小競り合いになっているところをコールに救出されます。
コールは知人のギャング団・ジンジャーに、別のギャング団襲撃に手を貸すならメタンフェタミンの在庫を売ると話を持ち掛けられ襲撃に乗り出し、双方に犠牲がでる大騒動となるとジンジャーを捕えて車で取り囲む警察から逃れます。
シーズン1の5話あらすじネタバレ
1995年、ジンジャーにレジー・レドゥーの従兄弟で麻薬製造仲間のディウォールを紹介されたコールは、彼に取引を求めますが断られてしまいます。コールとハートはディウォールを尾行し、麻薬製造拠点を突き止めると、そこで誘拐されて虐待された2人の子供を発見します。激怒したハートはレジーを殺害し、ディウォールは逃げ出しますが、トラップに引っかかり爆死します。
コールとハートは証拠を捏造して銃撃戦を装い、警察の調査委員会でもそれを証言します。2人は子供たち救った英雄と称賛されて昇進します。2002年、ドーラ・ラングの殺人犯はまだ捕まっておらず、殺人事件は続いていました。コールはある容疑者の尋問中に殺人犯の情報を渡すと取引を持ち掛けられますが、彼は拘置所で自殺してしまいます。
「道の光」アカデミーを再び訪れたコールは、鳥の罠のような枝細工と壁に描かれたシンボルを目にします。2012年、パパニアとギルボーの刑事はタトル師が2010年に謎の死を遂げ、簡単に手掛かりや容疑者を見つけ出すコールが殺人事件に絡んでいると疑い始めます。それを知ったコールは聴取を打ち切ると姿を消します。
シーズン1の6話あらすじネタバレ
『トゥルー・ディテクティブ』シーズン1の第6話のあらすじネタバレをします。2002年、コールは複数の行方不明者がタトル師が運営する学校関係者であると考え、以前にタトル師の宗派にいた牧師から、タトル師が子供虐待事件を隠蔽したという事実を聞きます。レドゥーに誘拐された子供は緊張病のため施設に入っており、コールに3人目の犯人は傷のある大男と語りますが、その男の顔を訪ねると発作を起こして叫び出します。
これを知ったタトル師は警察に苦情を申し立てると捜査を止められ、コールは謹慎処分を言い渡されます。一方、ハートはマギーと復縁しながらもラング事件の捜査の際に未成年の売春婦であったベス(リリー・シモンズ)と男女の仲になり、それを知って苦しんだマギーはコールと関係を持ちます。マギーはそのことをハートに打ち明けるとハートとコールの中は険悪となり、コールは警察を辞職します。
2012年、パパニアとギルボーはマギーを聴取しますが、彼女は一切何も答えませんでした。コールが疑われていることを知ったハートは、マギーとの件以来口をきいていませんでしたが、ハートを探し出すと会話するのです。
シーズン1の7話あらすじネタバレ
2012年、久しぶりにハートを会話するコールは、タトル師の自宅から盗み出した「マリー・フォンテノット強姦殺人」を撮影したビデオテープなど、カルト組織が複数の女性や子供の失踪を起こしたいう証拠を見せます。タトル師を殺していないというコールの見解では、脅迫を恐れた誰かの仕業に違いないと言います。
ハートはコールの捜査に協力し、その中でタトル師に「チルドレス」という腹違いの私生児の兄弟がいることを知り、その息子の顔には傷があることが分かります。かつての同僚のスティーヴ・ジェラシから、当時、上司であったバーミリオン郡の保安官のテッド・チルドレスの命令で捜査を中断したことを聞き出します。
シーズン1の8話あらすじネタバレ
『トゥルー・ディテクティブ』シーズン1の第8話のあらすじをネタバレ紹介していきます。2012年、ハートとコールはフォンテノットのビデオテープをジェラシに見せて情報を探り、ハートは顔に傷のある男がペンキ塗装の仕事を担うエロール・チルドレスではないかと察します。2人はエロールの雇い主であるウィリアム・チルドレスの家を訪ね、出て来たエロールは「カルコサ」と呼ぶ木のトンネルの中を進みコールが後を追います。
ハートは小屋の中で腐ったウィリアムの死体を見つけるとコールを助けに向かいます。ハートとコールは重傷を負いながらもエロールを殺します。警察の一隊と到着したパパニアとギルボーは、ハートとコールが病院で療養する間にドーラ・ラングを含む連続失踪殺人事件とエロールを関連付けていましたが、タトル家はそれを逃れます。
ハートは見舞いに来たマギーと娘たちを見ると涙を流します。コールは重傷を負った時に亡き父と娘の存在を感じ、人生に新たな目的を見出したと語り、光と闇の攻防に幕を下ろします。
トゥルー・ディテクティブのシーズン1の主要キャスト
ラスト・コール刑事役/マシュー・マコノヒー
ラスト・コール刑事役を演じているのは、マシュー・マコノヒー(本名:Matthew David McConaughey)です。アメリカ・テキサス州ウバルデ出身の1969年11月4日生まれで、2019年現在は49歳です。俳優業の他にもプロデューサー業を務めています。
主な出演作品は、映画『評決のとき』『コンタクト』『マジック・マイク』『ダラス・バイヤーズクラブ』『SING/シング』などがあります。受賞歴には『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー賞・主演男優賞などがあります。
マーティン・ハート刑事役/ウディ・ハレルソン
マーティン・ハート刑事役には、アメリカ・テキサス州ミッドランド出身の1961年7月23日生まれで2019年現在58歳、俳優のウディ・ハレルソン(本名:Woodrow Tracy Harrelson)です。主な出演作品には、『スリー・ビルボード』『チアーズ』『幸福の条件』『ノーカントリー』などがあります。受賞歴にはエミー賞・助演男優賞(コメディシリーズ部門)や放送映画批評家協会賞・アンサンブル演技賞などがあります。
マギー・ハート役/ミシェル・モナハン
マギー・ハート役を演じているのは、アメリカ・アイオワ州ウィンスロップ出身の1976年3月23日生まれで2019年現在43歳の女優、ミシェル・モナハン(本名:Michelle Lynn Monaghan)です。主な出演作品には、『ミッション:インポッシブル』シリーズ、『ゴーン・ベイビー・ゴーン』『ミッション: 8ミニッツ』『ピクセル』、テレビドラマ『THE PATH/ザ・パス』などがあります。
トゥルー・ディテクティブのシーズン3ネタバレ解説
ドラマ『トゥルー・ディテクティブ』のシーズン3についてをネタバレ解説していきます。シーズン3の舞台やあらすじ、主要キャストについてまとめて解説しているのでご覧ください。
シーズン3の舞台やあらすじ
『トゥルー・ディテクティブ』シーズン3の舞台やあらすじについて解説していきます。シーズン3の舞台はミズーリ州南部のオザークです。1980年に発生した2人の子供の失踪・殺人事件は数十年の月日を掛けて謎を深め、物語は3つの年代に渡って2人の刑事がその事件の真相に迫っていくあらすじとなっています。
シーズン3の主要キャスト
『トゥルー・ディテクティブ』シーズン3の主要キャストについて解説していきます。主演を演じるのは『ムーンライト』や『グリーンブック』で数々の賞を受賞したマハーシャラ・アリで、アーカンソー州警察の刑事のウェイン・ヘイズを演じています。事件を捜査する相棒となるのが刑事のローランド・ウェストで、『ブレイド』や『SOMEWHERE』などに出演していたスティーブン・ドーフが演じています。
他のキャストにはウェインを助ける教師役で『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』に出演していたカルメン・イジョゴや、ウェインの息子役で『ジャスティス・リーグ』に出演したレイ・フィッシャーがいます。
トゥルー・ディテクティブのシーズン1に関する感想や評価
エミー賞を獲った海外ドラマのトゥルー・ディテクティブ:シーズン1、鳥肌立つほど面白かった。脚本もキャストもスタイリッシュなオープニング映像と音楽も最高🐑
— Milkshakes (@MomoMilkshakes) September 19, 2016
今までチャラいイメージのマシュー・マコ… https://t.co/55ZQGg7qc8
ドラマ『トゥルー・ディテクティブ』シーズン1を視聴した感想の中には、脚本や音楽、キャストの演技と全てが面白くて鳥肌が立つほどだったという声があがっています。他の感想にも高く評価する声が見られ、先が気になって観続けてしまうという人が多かったようです。
はあー
— かおり🍿映画の国のお母さん🐓 (@kemcy15) May 31, 2019
あのー
こないだ#トゥルー・ディテクティブ
シーズン1を観てから
脳内が
マシュー😍マコノヒー😍
ぐへへ
ってなっていて
キモいですわたし
ぐへへ
目的のために
徹底的に手段を選ばない
賢くて何考えてるかわかんないような
暗ーいキャラが
ツボなんだよね
ぐへへ pic.twitter.com/yvhISVejx1
主演を演じていたマシュー・マコノヒーに関しての感想には、彼が演じていたコールの目的の為なら手段を選ばない、一見何を考えているか分からないといったキャラクターがマシューに合っていると人気が高かったようです。
『トゥルー・ディテクティブ』、 長女の勧めでシーズン1見はじめましたがクトゥルー関連のタームとワタシ得意なオカルトや黒魔術や悪魔崇拝などのネタ満載で喜んでます。ラスト刑事、良いですね。あの役者に比良坂さんをやらせたいです。
— 朝松健ニュース (@uncle_dagon) May 29, 2016
ドラマ『トゥルー・ディテクティブ』は、悪魔崇拝や黒魔術的な要素がたくさんちりばめてあって、オカルト好きが嵌る作品と言え、オカルト好きは観て損はないというおすすめのドラマのようです。
トゥルー・ディテクティブのシーズン1まとめ
ドラマ『トゥルー・ディテクティブ』シーズン1のあらすじのネタバレや、シーズン3の物語の舞台やあらすじ、主要キャストについて解説しまとめ、『トゥルー・ディテクティブ』シーズン1の感想も紹介してきました。17年前と現在を行ったり来たり展開する物語で、登場人物の時間の経過での変貌も楽しめ、演じているキャストの演技も高く評価されており、内容は悪魔崇拝などのオカルト好きが嵌るものとなっているようです。
徐々に事件の真相が明らかになっていく過程で常に鑑賞者の心には不安と恐怖が押し寄せ、どのようにストーリーが展開していくのかハラハラしながら見ていたという人も多いことが感想からうかがえます。オカルトものが好きな人にはおすすめと言われている『トゥルー・ディテクティブ』、是非、興味のある方はご覧になってみるといいかも知れません。