2019年08月30日公開
2019年08月30日更新
ドラマ太陽を愛した人の感想と評価は?キャストや原作あらすじ・ロケ地も紹介
向井理主演のドラマとして注目されている『太陽を愛した人』。そんな『太陽を愛した人』は日本パラリンピックの父と呼ばれる中村裕を主人公としたドラマなのですが、モデルとなった原作は存在するのでしょうか…?また、視聴者たちの感想や評価は…?そこで今回は、『太陽を愛した人』の原作やモデルを調査すると共に、感想と評価、ドラマロケ地となった場所についても併せて調査してみました!
目次
太陽を愛した人とは?
NHKのスペシャルドラマとして2019年8月25日(日)にBS1で放送された『太陽を愛した人』。そんな『太陽を愛した人』とは一体どのような作品なのでしょうか?あらすじやスタッフは…?まずは、『太陽を愛した人』の概要やあらすじについて調査してみましょう。
太陽を愛した人の概要
『太陽を愛した人』は、2018年に放送したドラマにドキュメンタリー取材を加えた、NHKのスペシャルドラマ&ドキュメンタリーとして2019年8月25日(日)午後10時〜11時50分にかけてにBS1で放送されたドラマです。主演は向井理が演じました。
太陽を愛した人のあらすじ
『太陽を愛した人』のあらすじは、整形外科医の中村裕が研修先のイギリスで、スポーツを取り入れた障害者医療を学び、帰国後障害者スポーツを広めようとします。しかし、当時の日本では障害者にスポーツをさせるという概念がなかったため周囲から批判されつつも、第2回パラリンピックとなる東京パラリンピックを成功せせるために奮闘します。
太陽を愛した人のスタッフ
お次はNHKのスペシャルドラマ&ドキュメンタリーとして放送された『太陽を愛した人』の制作スタッフについてですが、まず、脚本は『家政夫のミタゾノ』や『35歳の高校生』などで知られる山浦雅大、音楽は作曲家・編曲家で知られる栗山和樹が担当しました。
ドラマの見どころ
『太陽を愛した人』の見どころについてですが、現在では当たり前のようにパラリンピックが行われているものの、劇中の時代は障害者を隠すことで守ろうとしていた時代でした。障害者たちのことを一番に考え、スポーツをさせる為に動いた整形外科医・中村裕の生き様は必見です!
太陽を愛した人のキャスト
『太陽を愛した人』には豪華キャストが集結している事で、一層話題を集めています。そんな豪華キャストが集結している『太陽を愛した人』には一体どんな俳優・女優が登場したのでしょうか?お次は、『太陽を愛した人』に登場したキャストと登場人物の特徴についてチェックしてみましょう!
キャスト①向井理
『太陽を愛した人』のキャスト1人目は、『向井理』です。向井理演じる中村裕は、国立別府病院の整形外科医で、研修先のイギリスでスポーツを取り入れた障害者医療を学んだことをきっかけに、帰国後は障害者スポーツを広めようと奮闘し、1964年に開催される東京パラリンピック開催に尽力します。
キャスト②上戸彩
『太陽を愛した人』のキャスト2人目は、『上戸彩』です。上戸彩演じる中村廣子は、中村裕の妻であり一番の理解者です。1964年に開催される東京パラリンピック開催に尽力する夫が周囲からバッシングを受け、押しつぶされそうになった時に太陽のような笑顔と言葉で包み込みます。
キャスト③安藤玉恵
『太陽を愛した人』のキャスト3人目は、『安藤玉恵』です。安藤玉恵演じる村上久子は、旦那と二人の娘を持つ母でこれまでは順風漫歩な人生を送ってきましたが、事故で脊髄損傷となり、車椅子生活となってしまいます。ある日中村裕と知り合い、パラリンピック出場を進められますが、「自分の人生は事故にあった時に終わった」と心を閉ざしています。
キャスト④志尊淳
『太陽を愛した人』のキャスト4人目は、『志尊淳』です。志尊淳演じる土山アキラは、部活中の事故で車いす生活を余儀なくされ絶望していたところ、中村裕とであって車椅子バスケを薦められます。当時は障害者がスポーツをする事に対して理解がなく、土山アキラも諦めていたのですが、中村裕の強引な誘いで心が動き、車椅子バスケを始めます。
キャスト⑤山口馬木也
『太陽を愛した人』のキャスト5人目は、『山口馬木也』です。山口馬木也演じる土山正之は、志尊淳演じる土山アキラの父親です。障害を負った息子を守ることが親の役目と信じており、スポーツをリハビリとして取り入れようとする常識外れな中村裕の試みに怒りをぶつけています。
キャスト⑥松重豊
『太陽を愛した人』のキャスト6人目は、『松重豊』です。松重豊演じる天児民和は、九州大学医学部名誉教授です。中村裕のリハビリテーションへの道を開いた恩師で、中村裕に絶大な影響を与えたひとりです。
キャスト⑦尾上松也
『太陽を愛した人』のキャスト7人目は、『尾上松也』です。尾上松也演じる畑田和男は、国立別府病院の医師であり中村裕の後輩です。周囲を巻き込みながらもまっすぐに突き進んでいく中村裕の行動に頭を抱えつつも、中村裕の良き理解者であり相談相手として支えています。
キャスト⑧飯豊まりえ
『太陽を愛した人』のキャスト8人目は、『飯豊まりえ』です。飯豊まりえ演じる岸本茜は、障害者が自立して生きていくための就労施設・『太陽の家』の事務員です。苦しい経営状態の中、中村裕の思いに応えようとする入所者たちを励まし続けています。
キャスト⑨田山涼成
『太陽を愛した人』のキャスト9人目は、『田山涼成』です。田山涼成演じる立石一真は、中村裕の熱意を理解してくれた電機会社の社長です。障害者の社会復帰の先駆けとなる共同出資会社を中村裕と共に設立しました。
キャスト⑩岸恵子
『太陽を愛した人』のキャスト10人目は、『岸恵子』です。岸恵子演じる中村廣子は、上戸彩が過去の回想シーン、そして岸恵子が現在の姿の中村廣子です。『太陽を愛した人』では亡くなった中村裕を自分目線で回想します。
太陽を愛した人のモデルと原作あらすじ・中村裕の生涯
向井理主演のドラマ・『太陽を愛した人』。そんな『太陽を愛した人』には登場人物のモデルや原作などはあるのでしょうか?モデルや原作があるとすればあらすじは…?また、向井理が演じることとなった中村裕とは一体どのような人物だったのでしょうか?お次は、ドラマ・『太陽を愛した人』のモデルと原作あらすじ・中村裕の生涯について調査してみましょう。
モデルは漫画
結論からお話しすると、ドラマ・『太陽を愛した人』のモデル・原作は存在します。原作というよりは原案・モデルなるものであり、その作品というのが三枝義浩作の漫画・『太陽の仲間たちよ』というもののようです。では、ドラマ・『太陽を愛した人』のモデル・原作となった『太陽の仲間たちよ』とは一体どんな漫画だったのか、チェックしてみましょう。
太陽の仲間たちよの概要
ドラマ・『太陽を愛した人』のモデル・原作となったのは、三枝義浩(さえぐさよしひろ)作の漫画・『太陽の仲間たちよ』です。三枝義浩は漫画雑誌『マガジンSPECIAL』掲載の『毎度ラーメン屋です』でデビューしました。ドラマ・『太陽を愛した人』のモデル・原作となった三枝義浩作の漫画が、『週刊少年マガジン』上で定期的に執筆しているドキュメントシリーズの一つでした。
『週刊少年マガジン』上で定期的に執筆されているドキュメントシリーズは1~2話完結の実話をもとに描いたもので、ドラマ・『太陽を愛した人』のモデル・原作となった『太陽の仲間たちよ』は、1994年に執筆されました。
-太陽の仲間たちよのあらすじ
ドラマ・『太陽を愛した人』のモデル・原作となった『太陽の仲間たちよ』のあらすじは、医師の中村裕さんの生涯を描いた物語となっています。主人公となる中村裕が1960年にイギリスへ研修に行った際、スポーツを取り入れた障害者医療を学んだことで障害者スポーツを広めようと奮闘します。
しかし、当時の日本はまだまだ障害者に対する理解があまりなく、「障害者を見世物にしないでほしい」という声も多く、思うように障害者スポーツを広めることに苦戦しました。しかし、中村裕はある少年と出会い、車いすバスケットボールを普及することに成功します。
そうした実績を評価された中村裕は第2回目となる東京パラリンピックを実現させる指令が下され、どうにか東京パラリンピックを成功させるべく奮闘するのがドラマ・『太陽を愛した人』のモデル・原作となった『太陽の仲間たちよ』のあらすじです。
中村裕とは?
中村裕とは、ドラマ・『太陽を愛した人』では、向井理が演じた主人公となる人物です。中村裕は1927年3月30日に大分県別府市で生まれ、1984年7月23日(57歳没)の日本の医学者・整形外科医です。1965年に障害者の自立のための施設『太陽の家』を創設し、障害者スポーツ振興に奮闘しました。
日本パラリンピックの父
中村裕は、1964年の『東京パラリンピック』で選手団長を務め、以降1980年までの全ての夏季パラリンピックの団長を務めました。そんな中村裕は1984年7月23日に肝不全のため亡くなったのですが、現在でも「日本パラリンピックの父」と呼ばれ、多くの人々に支持されています。
太陽を愛した人のロケ地
向井理主演のドラマ・『太陽を愛した人』を撮影するために使用されたロケ地とは一体どこだったのでしょうか?お次は、『太陽を愛した人』で使用されたロケ地の詳細について詳しくチェックしてみましょう。
ロケ地①大分県豊後高田市・昭和の町
『太陽を愛した人』のロケ地1つ目は、『大分県豊後高田市・昭和の町』です。大分県豊後高田市にある昭和の町は『太陽を愛した人』だけではなく、Hey! Say! JUMP・山田涼介主演の『ナミヤ雑貨店の奇蹟』や、Hey! Say! JUMP・知念侑李主演の『坂道のアポロン』など、多くの映画ロケ地としても利用されています。
ロケ地②大分県別府市・太陽の家
『太陽を愛した人』のロケ地2つ目は、『大分県別府市・太陽の家』です。大分県別府市にある太陽の家は、1965年に設立された障害者と健常者が共に働く施設です。実際に2018年3月25日に向井理や志尊淳などの目撃情報がネット上で挙げられていました。
ロケ地③茨城県ひたちなか市・笠松運動公園
『太陽を愛した人』のロケ地3つ目は、『茨城県ひたちなか市・笠松運動公園』です。茨城県ひたちなか市にある笠松運動公園は、『太陽を愛した人』の劇中であった水泳大会のシーンロケ地として撮影されました。
ロケ地④群馬県前橋市・正田醤油スタジアム群馬
『太陽を愛した人』のロケ地4つ目は、『群馬県前橋市・正田醤油スタジアム群馬』です。群馬県前橋市にある正田醤油スタジアム群馬は、『太陽を愛した人』の劇中で大分国際車いすマラソンシーンのロケ地として撮影されました。
ロケ地⑤東京都調布市・深大寺
『太陽を愛した人』のロケ地5つ目は、『東京都調布市・深大寺』です。東京都調布市にある深大寺は、参道には店舗が立ち並んでおり、レトロな町並みを楽しみつつ、名物のそばや甘味を楽しむことができるスポットです。こちらでは上戸彩と向井理の目撃情報が挙げられています。
太陽を愛した人の主題歌
ドラマ作品のクオリティを上げるために重要となるのが、主題歌です。『太陽を愛した人』のドラマ主題歌を務めたのは一体どんなアーティストだったのでしょうか?お次は、『太陽を愛した人』のドラマ主題歌についてチェックしてみましょう。
主題歌を歌うサラ・オレイン
『太陽を愛した人』のドラマ主題歌を担当することとなったアーティストは、過去に『関ジャニの仕分け∞』で歌手のMay.Jとカラオケ得点対決をした際に『Let it go』で勝利し、一躍有名となったサラ・オレインです。
サラ・オレインのプロフィール
出典: https://qetic.jp
- 本名:Sarah Alainn(サラ・オレイン)
- 生年月日:1986年10月08日(32歳)
- 出身地:シドニー
- 職業:ヴォーカリスト・ヴァイオリニスト・作曲家・作詞家・翻訳家・コピーライター
- 所属事務所:ユニバーサルミュージック
声を楽器のように表現
『太陽を愛した人』のドラマ主題歌を担当することとなったサラ・オレインは、大切な物語の場面で歌詞が作品の邪魔をしないようにvocaliseで声を楽器のように表現したようです。かつてからパラスポーツのサポーターとして魅力を伝える活動を続けてきたサラ・オレインは『太陽を愛した人』の作品を人一倍愛して表現していたようです。
太陽を愛した人に関する感想や評価
向井理主演のドラマとして注目されていた『太陽を愛した人』。そんな『太陽を愛した人』に対して、世間の人々は一体どんな感想や評価を抱いているのでしょうか…?最後に、向井理主演のドラマ・『太陽を愛した人』に関する世間の人々の感想や評価について調査してみましょう!
「太陽を愛したひと」最後まで観たけど
— 🌷 (@momo1sumomo) August 27, 2019
すごく良いドラマ。最期がナレーションベースでちょっとあっさりだったけど
そして向井くんがどうしてもかっこいい
ゲゲゲといい時代物もやっぱり合うなー
こちらの方は『太陽を愛した人』に対して、「すごく良いドラマ。最期がナレーションベースでちょっとあっさりだったけど」と感想をツイートされています。また、主演を演じた向井理に対しても「かっこいい」と感想を述べており、作品内容・キャスト共に満足されているようです。
「太陽を愛したひと」中村裕先生のことをもっと知ってもらうためにも再度NHK総合かEテレで再々放送してほしい📺️😣BSだと普及度が低いからね😔青木保たちも言ってたよBS入ってないって😅そして今夜のバージョンでヨロシク🎶😊#向井理#太陽を愛したひと
— Rita (@mimicmirth) August 25, 2019
こちらの方は『太陽を愛した人』に対して、「中村裕先生のことをもっと知ってもらうためにも再度NHK総合かEテレで再々放送してほしい」と感想をツイートされています。『太陽を愛した人』が素晴らしい作品だからこそ、多くの人に見てもらいたいと願う視聴者も多く、放送直後ネット上ではこのような感想が溢れていました。
太陽を愛したひと
— はぷひろ (@haphiro) August 25, 2019
本放送の時も呟いたけど、単発ドラマでなくて連ドラで、大河でやるべき内容だったのでは?と。
もっと沢山の人に知ってもらいたい話だと、今日改めて思いました。
こちらの方は『太陽を愛した人』に対して、「単発ドラマでなくて連ドラで、大河でやるべき内容だったのでは?と。もっと沢山の人に知ってもらいたい話だと、今日改めて思いました。」と感想をツイートされています。単発ドラマとして放送された『太陽を愛した人』ですが、もっと深く、もっとしっかりと長編で放送する事で多くの人に知ってもらいたいと感じる方も多いようです。
太陽を愛した人の感想と評価まとめ
『太陽を愛した人』の感想と評価まとめのご紹介はどうでしたか?NHKのスペシャルドラマとして放送された『太陽を愛した人』は、日本パラリンピックの父と呼ばれる中村裕を主人公とした作品で、多くの視聴者たちが「もっと多くの人に知ってほしい」と願う名作となりました。気になる方は是非、『太陽を愛した人』チェックしてみてくださいね!