新・牡丹と薔薇をあらすじネタバレ！最終回結末はハッピーエンド？キャスト紹介も

数多くの名台詞を残し、視聴者に衝撃を与えた伝説の昼ドラ「牡丹と薔薇」。2015年11月には制作スタッフはそのままでキャストを一新し、「新・牡丹と薔薇」が放映されました。主婦層におなじみの、東海テレビ作成の昼ドラでしたが、この「新・牡丹と薔薇」の放送で最後を迎えました。

そんな最後になる昼ドラ「新・牡丹と薔薇」のあらすじをネタバレを交えてご紹介します。ネタバレが苦手な方はご注意下さい。また、気になる「新・牡丹と薔薇」の最終回についても結末はハッピーエンドになるのか気になるところになりますので、併せてご紹介します。

最高視聴率13.8％という昼ドラ枠では異例の高視聴率をたたき出した伝説のドラマ「牡丹と薔薇」。ドラマの放送終了後にはスペシャル版が放送され、パチンコ台も登場し空前の「牡丹と薔薇」ブームを巻き起こしました。そんな気になる「牡丹と薔薇」についてをご紹介します。

「牡丹と薔薇」は、2004年1月から3月に放送された大人気の昼ドラになります。全60回で完結されています。昼ドラ特有の「ドロドロの愛憎劇」が繰り広げられ、主婦層の間では「ボタバラ旋風」が巻き起こりました。また「役立たずのブタ！」など名台詞を残し、放送終了後も話題になった伝説の昼ドラになります。

主人公は過酷な運命に翻弄される2人の姉妹真世と香世になります。看護師の鏡子は豊樹と同棲中の33歳。年齢的にも子どもが欲しいと思っていました。そんな中豊樹は社長令嬢の富貴子と恋に落ち、結婚してしまいます。豊樹の裏切りを許せなかった鏡子は、看護師の立場を利用し産まれたばかりの豊樹と富貴子の子どもを誘拐してしまいます。

ぼたんと名付け、子どもが欲しかった鏡子は密かにぼたんを育てていきます。子どもを誘拐され失意の豊樹と富貴子でしたが、翌年娘香代を授かります。姉妹でありながらもぼたんと香代はお互いを知らずに大人になります。そして、運命のいたずらからか大富豪の令嬢、香代のうちのメイドとしてぼたんがやってき、物語が動き出します。やがて真実を知った2人は…。

「新・牡丹と薔薇」は、2015年11月から2016年1月まで前作「牡丹と薔薇」同様フジテレビ系の昼ドラ枠で放送されました。全41話で完結しています。「新・牡丹と薔薇」のあらすじ脚本は前作と同様に中島丈博、制作会社もビデーオフォーカスが担当されていてキャストは一新されていますが、スタッフは前作のままになっています。

前作「牡丹と薔薇」からあらすじを一新した「新・牡丹と薔薇」。前作のストーリー展開が衝撃的だっただけに今作「新・牡丹と薔薇」にも期待が寄せられています。主演の2人の演技がどういったものになっているのかが物語のカギになってきます。

前作「牡丹と薔薇」からあらすじやキャストを一新した「新・牡丹と薔薇」。「新・牡丹と薔薇」でもたくさんの名台詞が生まれています。そんな気になる「新・牡丹と薔薇」のあらすじをネタバレを含めてご紹介します。ネタバレが苦手な方はご注意下さい。

高校3年生の眞澄は大学生の彼氏の子どもを妊娠してしまいます。結婚の約束をしますが、その彼は交通事故で亡くなってしまいます。妊娠6ケ月だった眞澄は途方に暮れ、誰にも相談できずに悩んでいました。その後女の子を出産した眞澄でしたが、その子は養子に出すことになりました。

大学生になった眞澄は小日向崑一と出会い結婚します。崑一には前妻の世奈子との間にぼたんという女の子がいました。養子に出した娘と誕生日がおなじこともあって、眞澄は自分の子どもの代わりだと思いぼたんを大切に育てます。やがて眞澄と崑一の間にも美輪子という薔薇のように美しい女の子が生まれます。

薔薇のように美しい美輪子に一目ぼれした、外国人墓地の管理人である吉田多摩留。付き合うことになった美輪子と多摩留でしたが、高校生で妊娠を経験した眞澄は2人の交際を猛反対します。2人を別れさせた眞澄でしたが多摩留は美輪子を忘れることが出来ずストーカーになってしまいます。

美輪子の学校で待ち伏せしたり、自宅にナイフの入った脅迫状を送り付ける多摩留。父親の崑一と美輪子はついに警察に被害届を提出します。が、多摩留の行動はさらにエスカレートしていきインターネット上に美輪子の恥ずかしい画像をアップしてしまいます。更に多摩留は美輪子の殺害計画を立て始め…。

家に帰宅したぼたんは、ナイフを持った多摩留を見て驚きます。多摩留は美輪子をナイフで刺しますが、刺した相手は美輪子ではなくぼたんでした。更にぼたんを刺殺した多摩留は持ってきた灯油をまき火をつけ小日向邸を炎上させてしまいます。刺殺されたぼたんを救い出せないままショックを受ける眞澄と崑一、そして美輪子。焼け跡からぼたんと多摩留2つの遺体が運び出されます。

「新・牡丹と薔薇」の最終回結末はハッピーエンドなのか？バッドエンドなのか？」と言った最終回についてを疑問視する感想がたくさんあります。ある人によってはハッピーエンド、また別の人によればバッドエンドに見えると言った様々な感想がある「新・牡丹と薔薇」。気になる最終回結末についてをネタバレを含めてご紹介します。ネタバレが苦手な方はご注意下さい。

崑一の葬儀の後、社長に就任した眞澄。ですが、亡くなった崑一が多額の負債を抱えていたことが判明してしまいます。途方に暮れる眞澄の元を訪れたのは、資産家の大隈春馬を引き連れた世奈子でした。大熊は借金を肩代わりする代わりに美輪子と結婚したいという条件を突き付けます。それを聞いた富貴子は…。

大熊と富貴子、綱輝と美輪子の合同結婚式が行われました。富貴子への未練が断ち切れない綱輝は結婚式の前夜に富貴子と激しく愛し合います。5年後、大熊と富貴子の夫婦には娘の瑠璃が生まれ、綱輝と美輪子夫婦は別居生活を送っていました。そんな中大熊邸を訪れた綱輝は瑠璃の容姿が幼い頃の自分の妹に似ていることを知り、瑠璃の父親は自分ではないかと疑います。

自分が精子無力症だと知った大隈は、大熊家の血が通った子どもを富貴子に産ませようと甥の伸介と無理やり関係を持たせようとします。美輪子の嫁ぎ先、大熊邸を訪れた弟の杉彦は、伸介に無理やり関係を求められ逃げる富貴子の姿を目撃し思わず伸介を刺し殺してしまいます。

富貴子の娘の瑠璃と綱輝は、美輪子と富貴子が住む別荘を訪れます。杉彦が大熊を刺殺したことがショックで精神を病んでしまった富貴子はすっかり変わってしまっていて、どこからどうみてもぼたんになっていました。そして、富貴子は驚くことに娘の瑠璃のことを忘れてしまっていました。そんな富貴子を見た美輪子は「私たちは一心同体だから大丈夫」と言って2人で生きていくことを決心します。

切り裂かれた「牡丹と薔薇」の絵を持ってきていた綱輝でしたが、既に富貴子は誰が絵を切り裂いたのかも覚えていませんでした。　そんな「牡丹と薔薇」の絵を眺め、「牡丹と薔薇」のレコードをかけ2人で踊る富貴子と美輪子は、手を取り合って生きていくことを誓います。

「新・牡丹と薔薇」の主役を務める美しい牡丹と薔薇の姉妹を演じる黛英里佳と逢沢りな。この2人の演技も白熱したものになっていますが、他にも個性的な登場人物はたくさんいます。そんな気になる「新・牡丹と薔薇」のキャストについてをご紹介します。以下の内容にはネタバレが含まれていますので、ネタバレが苦手な方はご注意下さい。

小日向ぼたん、吉田富貴子の2役を演じられました。黛さんは、読売テレビの「秘密のケンミンSHOW」の人気ドラマ「辞令は突然に…」で妻のはるみ役を演じられ、「新・牡丹と薔薇」では連続ドラマ初主演となっていてます。

薔薇のように美しい美少女、小日向美輪子役を演じられました。美しい美輪子は、その美貌から様々なトラブルを巻き起こしますが、美輪子自身もトラブルを更に複雑にするキャラクターとなっています。そんな難しい役美輪子をどう演じるかが「新・牡丹と薔薇」の魅力につながっていきます。

美輪子、富貴子の実母眞澄役を演じられたベテラン女優になります。高校時代に出産した娘を養女に出し、その後結婚した夫の前妻との子どもぼたんを実の子どものように育てていましたが亡くなってしまうという壮絶な人生を送った人物になります。ベテラン女優の伊藤さんでさえセリフの多さには苦戦したとのことで、どう眞澄役を演じるのか期待を寄せる感想が多々あります。

少女時代の眞澄役を演じられました。子役として2002年にデビューされている美山さんは「天才子役」として一躍有名だったこともあります。テレビ、CM、舞台などマルチに活躍されている美山さん。最近では2017年にアニメ「キラキラプリキュアアラモード」の主人公宇佐美いちか役を演じられ女優としても、声優としても名前が知れ渡っています。

ぼたん・美輪子の実父であり眞澄の夫でもある小日向崑一役を演じられています。もともとはミュージシャンを目指していました岡田さんでしたが、俳優への声がかかったことがきっかけで俳優への道を歩み始めます。眞澄、世奈子、ぼたん、美輪子、富貴子など様々な女性に振り回される気が弱い父親役をどうえんじられるのか期待が寄せられています。

美輪子の夫でありながら、富貴子に思いを寄せる瀬尾綱輝役を演じられています。もともとはぼたんのことが好きでアプローチしていましたが、相手にされずぼたんが亡くなりショックを受けます。が、ぼたんに瓜二つな富貴子と出会い恋に落ちます。美輪子の娘、瑠璃の本当の父親になります。

ぼたんの実母であり、崑一の元妻役の牧原世奈子役を演じられています。スペインレストラン「マダム・ヨナ」を経営しています。姑と性格が合わず離婚しますが、離婚後も娘のぼたんに関して何かと干渉してくるトラブルメーカー。なくなった自分の娘ぼたんに瓜二つの富貴子に嫌悪感を抱きあまり良く思っていません。

子役のイメージが強い美山加恋。なので「新・牡丹と薔薇」の眞澄役の美山加恋の演技に驚いた視聴者がたくさんいました。特にウェディングドレス姿が印象的で「とてもきれいだった」「誰なのか最初わからなかった」と言った、感想がたくさんありました。

昼ドラ特有のドロドロのストーリーに加えて、ジェットコースターのようなスピード感あるストーリー展開に「先が気になる」「目を離せない」と言った感想がたくさんありました。「怒涛の展開にいつの間にか結末までたどりついていた」と言った感想もあり、最終回結末までハラハラし通しのストーリー展開のようです。

「新・牡丹と薔薇」の主役を演じる黛英里佳と逢沢りなの演技はモチロン印象的ですが、主役以外のキャストの演技も見逃せません。どのキャストもキャラクター設定が濃く「新・牡丹と薔薇」のストーリー展開を更に面白いものにしてくれています。

「新・牡丹と薔薇」の主役を演じる黛英里佳さんと言えば、バラエティー番組「秘密のケンミンショー」の全国都道府県をめぐる連続転勤ドラマ「事例は突然に…」で主人公京一郎の妻はるみを演じられています。毎回人気のドラマのため、黛英里佳と言えばはるみと言ったイメージの方もたくさんいるようで「新・牡丹と薔薇」主役が決まった際は「意外だった」と言った驚きの感想がたくさんありました。

昼ドラが無くなってしまう最後のドラマだっただけに、期待が大きく逆に「期待外れだった」と言った感想もありました。前作「牡丹と薔薇」のインパクトが強すぎたのも原因なのでは？と言われています。いずれにしても昼ドラが終わってしまうので「寂しい」と言った昼ドラを惜しむ感想がたくさんありました。

「新・牡丹と薔薇」のあらすじネタバレはいかがでしたか？ハッピーエンドなのか、バッドエンドなのか感想が分かれる最終回結末でしたが、美輪子と富貴子の2人にとってはハッピーエンドの結末だったのかもしれないとも言われています。主役の2人以外も濃いキャストが多く、昼ドラ特有のドロドロなあらすじをみたいと言う方は是非「新・牡丹と薔薇」がおすすめです。

「新・牡丹と薔薇」は、ストーリーの内容が濃いためすべてのあらすじをご紹介しきれてはいません。「もっとどんなあらすじか知りたい」「気になる」と言った方は是非「新・牡丹と薔薇」を一度ご視聴下さい。今は無き昼ドラの世界に魅入られるはずです。