トクサツガガガ最終回の視聴率は?感想・評価やドラマ続編についても調査

『トクサツガガガ』は2019年1月~3月にNHK総合で放送された、全7回のTVドラマです。隠れオタク女子の仲村が、特撮番組をとおして日常の悩みを乗り越えていくというコメディードラマです。原作は青年誌ビッグコミックスピリッツにて、2014年から連載されている漫画です。トクサツガガガはSNSなどでは、視聴率以上の賑わいを見せており、続編を期待する声もあがっています。この記事では気になる最終回の視聴率や評価、感想などを紹介していきます。

トクサツガガガ最終回の視聴率は?感想・評価やドラマ続編についても調査のイメージ

目次

  1. トクサツガガガとは?
  2. トクサツガガガ最終回までの視聴率
  3. トクサツガガガのドラマ続編はある?
  4. トクサツガガガに関する感想や評価
  5. トクサツガガガ最終回の視聴率まとめ

トクサツガガガとは?

トクサツガガガの原作情報

『トクサツガガガ』は2014年から『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて連載されている、漫画作品です。『トクサツガガガ』は、隠れ特撮オタクのOL・仲村叶(なかむら かの)の日常をコミカルに、時にシリアスに描いた作品です。作者は丹羽庭さん。丹波庭さん自身が特撮好きであることが、作中に強く表れており、人気を呼んでいます。

なおタイトルの『トクサツガガガ』の『ガガガ』は、英語で夢中、熱狂的という意味である『gaga(ガガ)』に、もうひとつ『ガ』をつけたものです。『トクサツガガガ』の主人公である仲村は、とにかく特撮作品に夢中な20代のOLです。彼女の隠れオタクとしての日常は、あるあるネタとして、読者から強い共感を得ています。そして『トクサツガガガ』は、特撮関係者からもコメントが寄せられている、話題の作品です。

トクサツガガガのドラマ情報

トクサツガガガの概要

『トクサツガガガ』は2019年1月~3月まで、NHK総合の連続ドラマ『ドラマ10』にて全7回で放送されました。作中の特撮番組や歌、主演の小芝風花(こしば・ふうか)さんの演技が話題となり、「凝っている」「NHKの本気」という感想があがっていました。主題歌『ガガガガガガガ』を歌うのは、人気バンドのゴールデンボンバーさんです。メンバーの鬼龍院翔さんは『仮面ライダーウィザード』の主題歌を担当されたことがあります。

TVドラマ『トクサツガガガ』は、作中に散りばめられた特撮の小ネタ、オタクあるあるネタなどが話題となりました。ツイッターのトレンドワードランキングでも、たびたび1位になっていました。NHK制作局によると、ソフトや続編を希望する声が予想以上に多く、200件を超えたそうです。また、視聴者は30代・40代の男性が、特に多かったようです。

トクサツガガガのあらすじ

主人公の仲村叶は、特撮オタクであることを隠しているOLです。今は『獅風怒闘ジュウショウワン(獣将王)』をひとりで観ることを、大の楽しみにしています。仲村は子どものころ、母親から「そういう番組を観るのは女の子らしくない」と否定されたことがトラウマとなって、周りに自分の趣味を打ちあけられないでいました。しかしある日、電車で同じ特撮好きのOLを見かけたことから、仲村の人間関係は大きく変わっていきます。

仲村は趣味を理解しあえる仲間と、楽しい日々を過ごすようになります。仲村は、特撮好きのOLである吉田さん、特撮好きの生真面目な小学生ダミアン、怖い見た目によらずかわいいアニメが好きな任侠さんなどと、交友関係を築きます。会社の北代さんは仲村の趣味を知って嫌悪するのですが、のちに和解して、一緒に遊ぶようになります。しかしある日、訪問を拒んでいた実の母親が、ついに部屋を訪れることになり…。

トクサツガガガの撮影場所

『トクサツガガガ』はNHK名古屋放送局が制作しています。そして撮影場所はほとんどが愛知県名古屋市で行われたようです。これは名古屋市からの要望・ロケ地支援があった模様です。主人公の仲村さん行きつけのカレー屋、小学生のダミアンと遊ぶ公園なども、名古屋市で撮影されています。ファンは撮影場所を観光する『聖地巡礼』を楽しむことができます。

そして『トクサツガガガ』は、東映の特撮スタッフに協力を得ています。よく特撮番組の撮影が行われている栃木県にある元採石場の岩船山、愛知県岡崎市の採石場などで、『トクサツガガガ』のシーンがいくつか撮影されました。また、劇中のアイドル『Bee boys』は、東海出身のメンバーによるアイドルユニット『BOYS AND MENBee boys』が演じていることなども、とても高い評価を集めています。

トクサツガガガ|NHK ドラマ10

トクサツガガガ最終回までの視聴率

トクサツガガガ6話までの視聴率

さて気になる『トクサツガガガ』の視聴率ですが、第1話が4.4%でした。2話が3.9%、3話~5話は平均3.7%です。最終回直前の第6話では、視聴率4.3%と、第1話の4.4%についで高い視聴率を記録しました。

トクサツガガガ最終回の視聴率

『トクサツガガガ』最終回の視聴率は、3.5%でした。最終回直前の第6話のほうが、4.3%と高かったようです。『トクサツガガガ』は視聴率は高いドラマとは言えないのですが、視聴者からは高評価でした。SNSのワードランキングなどでも、上位にあがることが多かったようです。

トクサツガガガの視聴率を他ドラマと比較

『トクサツガガガ』はNHK総合、金曜日22時から放送している連続ドラマ『ドラマ10』で放送されていました。さてここでドラマ10内の他ドラマの視聴率と、『トクサツガガガ』の視聴率を比べてみましょう。まずドラマ10で視聴率が高かったドラマは『ブランケット・キャッツ』です。平均視聴率は5.52%で、8%という数字も叩き出しました。『透明なゆりかご』も平均視聴率は5.23%で、話題となりました。

他には『マチ工場のオンナ』が平均4.5%、『この声をきみに』が平均4.0%でした。そして『昭和元禄落語心中 』は平均3.84%、『デイジーラック』は平均3.7%、『女子的生活』が平均3.55%です。『トクサツガガガ』の平均視聴率は3.6%なので、ドラマ10の中でもごく平均的な視聴率だったといえます。

トクサツガガガのドラマ続編はある?

ドラマ続編の可能性①原作から考察

『トクサツガガガ』は、2019年1月~3月に全7回で放送されました。原作コミックスは2019年8月現在、16巻まで発売されています。オタク友達が増えていくさま、1番の趣味仲間といえる吉田さんとのすれ違いなど、高い評価を得た原作の主要エピソードは、ほぼドラマ化しました。

ドラマの最終回付近の、主人公が母親と衝突するエピソードは、原作の12巻にあるものです。ドラマ版『トクサツガガガ』が続編を作るとしても、原作のエピソードのストックは、2019年現在は少ないといえます。ドラマ『トクサツガガガ』の続編があるとすれば、原作でまた大きなエピソードを終えたあとの可能性が大きそうです。

ドラマ続編の可能性②ドラマ結末から考察

ドラマ最終回で使われたエピソードは、実の母親との対決です。『トクサツガガガ』はコメディーなのですが、主軸のひとつに『親子の確執』があります。主人公の仲村がいわゆる『隠れオタク』となった1番の原因が、母親だからです。今回のドラマ山場となったエピソードは、原作でも重要なエピソードです。

ドラマ続編があるとして、そのクライマックスがまた『親との衝突・和解』なら、ドラマ第1期の焼き直しになってしまいます。なので、視聴率をとるのは難しいといえます。話題となったドラマにも、続編が作られなかったものはたくさんあります。『トクサツガガガ』も、続編を望まれたまま終える名作となるかもしれません。

トクサツガガガの後番組

NHKの『ドラマ10』、『トクサツガガガ』の後番組は『ミストレス~女たちの秘密~』でした。賑やかなコメディードラマであった『トクサツガガガ』とは雰囲気ががらりと変わった、ダークな人間関係が魅力といえるドラマです。そして2019年7月からは『これは経費で落ちません』が放送されています。『これは経費で落ちません』は経理の女性を主人公にした、コメディー&ヒューマンドラマです。原作は小説です。

Thumbトクサツガガガが面白い!特撮オタクギャグ漫画の魅力や感想をネタバレまとめ | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

トクサツガガガに関する感想や評価

『トクサツガガガ』へは『面白い!』『共感できる!』といった感想が多く集まっています。ドラマも原作もおすすめという感想はこちらです。

『トクサツガガガ』は2シーズン目を期待する声も多くあります。まだ映像化されいない原作のエピソードもありますし、続編が見たい!という感想が多く集まれば、2シーズン目の可能性もあります。

こちらは3月に放送が終わったあと、4月末からNHKスタジオパークにて開催されていた『トクサツガガガ展』についてのものです。劇中劇である『獅風怒闘ジュウショウワン』のスーツや、テレビ雑誌などが展示されていました。

トクサツガガガ最終回の視聴率まとめ

隠れオタク女子を主人公においたコメディードラマ『トクサツガガガ』。最終回の視聴率は3.5%でした。視聴率はそれほど高くなかったのですが、SNSなどで話題になった作品です。感想や評価も好意的なものが多く集まりました。『トクサツガガガ』は、隠れオタクのデリケートな心情描写が高評価の作品です。続編も期待されているので、ぜひご覧ください。

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ