ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウスは泣けるホラー?あらすじや感想は?

Netflixオリジナルドラマ「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」。作家シャーリー・ジャクスンの狂気が光る傑作ホラー「丘の屋敷」を大胆にアレンジしたNetflixオリジナルのホラー作品です。「サイレンス」や「オキュラス 怨霊鏡」など数々のホラーを手がけたマイク・フラナガンがメガホンを取り、全10話と短い構成でありながらも繊細且つ重厚な世界観で話題になりました。そんな話題のドラマ「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」のあらすじや感想、そして登場人物についてネタバレ紹介していきます。

ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウスは泣けるホラー?あらすじや感想は?のイメージ

目次

  1. ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウスは泣けるホラー?
  2. ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウスのあらすじネタバレ
  3. ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウスの登場人物とキャスト
  4. ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウスのシーズン2
  5. ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウスに関する感想や評価
  6. ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウスのネタバレまとめ

ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウスは泣けるホラー?

Netflixオリジナルドラマ「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」。狂気を感じさせるサイコ・ミステリ作家として有名なアメリカの小説家、シャーリー・ジャクスンの代表作『丘の屋敷』を大胆にアレンジしたドラマシリーズです。監督は「サイレンス」、「ウィジャ・ビギニング〜呪い襲い殺す〜」、「オキュラス 怨霊鏡」などのホラー映画で知られるマイク・フラナガン監督が担当しています。

Netflix「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」は繊細且つ熟練されたホラー描写にぞっとされられるものの、胸を揺さぶられる家族愛、そして切ないストーリー展開で泣けるホラーだと言われています。この記事ではそんな「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」のネタバレや感想、そして魅力的な登場人物について紹介していきます。

ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウスの作品情報

Netflixの泣けるホラー作品

幼い頃幽霊屋敷に住んでいたクレイン家の子供達。彼らは大人になってからもその記憶に悩まされており、ドラマではその恐ろしい記憶が過去と現在を交差しながら描かれています。「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」はホラー作品ではありますが、家族の愛や深い繋がりが繊細に描かれており、切なく泣けるホラー作品となっています。

予告編動画

ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウスの原作

Netflix「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」はシャーリー・ジャクスンの小説『丘の屋敷』を原作にしています。シャーリー・ジャクスンは日常に潜む狂気を描くことで有名な作家です。『丘の屋敷』は過去に2度映像化されていますが、Netflixの「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」は原作を大胆にアレンジしており、過去の映像化作品とは全く異なるストーリーとなっています。

The Haunting of Hill House | Netflix Official Site

ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウスのあらすじネタバレ

あらすじネタバレ①エピソード1スティーブンが見る霊

幼い頃住んでいた広大な屋敷、ヒルハウスで恐ろしい悪夢に見舞われたクレイン兄妹。長男のスティーブンはそのヒルハウスについて書いた本がベストセラーとなり、作家として成功を収めていました。ある日父ヒューから電話があり、妹ネルの様子がおかしいから様子を見に行ってくれと言われます。渋々了承したスティーブンですが、アパートに戻るとそのネルの姿がありました。

一体どうしたんだと聞くと、彼女は恐ろしい形相を浮かべ姿を消しました。驚くスティーブンの元に再び父親から電話があり、彼女がヒルハウスで死んだと聞かされます。

あらすじネタバレ②エピソード2棺の中

夫と葬儀社を営む長女シャーリーは、妹ネルの葬儀を自分の葬儀社ですると言います。周囲の反対の声を無視し、ネルの遺体の処理をするシャーリー。彼女は母オリビアの葬儀を思い出していました。母親の遺体がまるで生きているかのように美しく修復されているのを見て、彼女は葬儀社の仕事に興味を持つようになりました。無事ネルの遺体の処理を終え、部屋を出ようとしたシャーリーはネルの隣に母親が寝ていることに気づきます。

ゆっくりと起き上がった母はシャーリーに微笑みながら紫色の箱を差し出します。それは幼い頃彼女が子猫の死体を入れて埋葬した箱でした。驚いたシャーリーが明かりをつけると、母の姿は消えていました。

あらすじネタバレ③エピソード3触れるだけで

カウンセラーとして働くクレイン家の次女テオ。両手にいつもグローブをはめている彼女は、触れるだけで様々なものを感じ取る力を持っていました。彼女は時折グローブを外し、その力を仕事に役立てています。グローブをプレゼントしたのは母オリビアで、彼女もまた霊感のような力を持っていました。

あらすじネタバレ④エピソード4双子だから

クレイン家の次男ルークは、双子の妹ネルと強い繋がりで結ばれています。相手が嬉しい時、悲しい時、苦しんでいる時が分かるのです。そして現在、ルークは幼少期のトラウマから抜け出せず薬物依存症になっていました。スティーブンとシャーリーが手配した更生施設で順調に薬から抜け出していましたが、ある夜彼は首を押さえて飛び起きます。窓辺を見るとそこにネルが立っていました。彼女は「行って」と呟いて消えてしまいます。

その後、同じ施設の入居者ジョーイが施設を抜け出し、彼女を助けるためルークも施設を抜け出します。しかしジョーイに裏切られ、暴漢に襲われてボロボロになった挙句、離脱症状のような苦しさに襲われてルークは施設に助けを求めます。そこで迎えにきたスティーブンから、ネルが自殺したことを聞かされます。しかしルークは「自殺じゃない」と断言するのでした。

あらすじネタバレ⑤エピソード5首折れ女

幼い頃、ネルは枕元に現れる首折れ女のせいで夜眠ることができません。大人になってからもそのトラウマに悩まされるネルは、カウンセリングに訪れた先でアーサーと出会います。彼と結婚し、幸せな生活を送っていたネルですが、ある夜ネルが金縛りにあっている間、アーサーが発作を起こして死んでしまいます。そのそばには首折れ女が立っていました。

アーサーの死後再び首折れ女に悩まされるようになったネル。彼女は吸い寄せられるようにヒルハウスへと戻ります。そこでは家族と、アーサーが笑顔で彼女を迎えてくれました。幸せな気持ちでアーサーと踊るネル。螺旋階段を登ると、オリビアがネックレスをくれました。しかしそれはネックレスではなくロープで、ネルは階段から落ちて首を折ります。そして過去を遡り、自分自身が首折れ女だったことを知るのでした。

あらすじネタバレ⑥エピソード6嵐の二夜

ネルの葬儀のため、家族全員がシャーリーの家に集まります。ネルが何故ヒルハウスへ行ったのか、なぜ自殺したのか、誰もわかりません。スティーブンがヒューを問い詰めたのをきっかけに、全員で言い合いに発展し、シャーリーは夫がスティーブンからお金をもらっていたことを知りショックを受けます。ルークはネルは自殺じゃないと言い張り、ヒューはネルとルーク、そしてオリビアにはヒルハウスの正体が見えていたと話します。

あらすじネタバレ⑦エピソード7追悼

過去。ヒルハウスの地下室の壁の中からおかしな音がし、壁の中に鼠がいると思ったヒューは殺鼠剤が必要だと話します。またヒルハウスの図面を見るとおかしなことに気づき、赤い扉の部屋へ向かいますが、扉は開きません。その晩、ヒューが寝ているとオリビアがドライバーを喉に突きつけていました。ヒューが驚くと、オリビアも動揺してなぜそうしたかわからないと話します。

地下室の壁を壊すと、中からミイラ化した死体が出てきました。それは以前屋敷に住んでいたウィリアム・ヒルのものでした。そして現在。ルークが姿を消し、シャーリーはクレジットカードがなくなっていると話します。ルークはどこへ行ったのか、ヒューは彼が外へ出て行くのを見ていました。

あらすじネタバレ⑧エピソード8ウィットネスマーク

ヒューとスティーブンはルークを探しに外へ出ます。葬儀場に残ったシャーリーとテオは、誰もいないのに壁を激しく叩く音がし怯えていました。その時かかってきたカード会社からの電話で、ルークがヒルハウスに向かったことが分かります。シャーリーから連絡を受けたスティーブンとヒューはヒルハウスへ向かい、道中、ヒューはスティーブンが書いた本について驚愕の事実を語ります。

本の中でスティーブンが語る時計修理人は実際はおらず、またルークがよく遊んでいたツリーハウスも存在しなかったというのです。その時、ヒルハウスに到着したルークはガソリンを屋敷に撒き始めます。しかし火をつけようとしても、火がすぐ消えてしまいます。ルークが見上げると、階段の上に亡き母オリビアが立っていました。

あらすじネタバレ⑨エピソード9錯乱状態

過去。頭痛に悩むオリビアが読書部屋で休もうとすると、大人になったルークとネルの死体が葬儀場に並んでいる幻覚を見ます。その晩、オリビアが目を覚ますと、かつてヒルハウスに住んでいたポピー・ヒルが現れます。彼女と話していたオリビアは、気づくとヒューの喉元にドライバーを突きつけていました。静かに狂っていくオリビア。自身がおかしくなっていることを自覚したオリビアは、屋敷を離れることにします。

しかし子供達が心配で、夜中にヒルハウスに舞い戻ります。戻ってきたオリビアはお茶を入れ、そこに殺鼠剤を入れると、ルークとネルにお茶会をしましょうと誘います。こっそりと泊まっていたルークの友達アビゲイルも一緒に、4人は赤い部屋へと向かいます。最初にお茶に口をつけたアビゲイルが苦しみ始め、そこへ現れたヒューが双子のカップをたたき落とします。そしてヒューは子供たちを連れて屋敷を飛び出しました。

独り残されたオリビアは「目を醒ましたい」と言います。そんな彼女をポピー・ヒルが背中を押し、彼女は螺旋階段から落ちました。

あらすじネタバレ⑩エピソード10ひっそりと佇む静寂

ヒルハウスに到着したスティーブン達は、そこでアビゲイルやウィリアム・ヒルの亡霊を見ます。ヒューがスティーブンの意識を逸らさせると、彼らは去って行きました。赤い部屋へ向かうと、スティーブンの前で扉が開き、中で倒れているルークが見えました。スティーブンが中に入ると扉が閉まり、中に閉じ込められてしまいます。同じく屋敷に到着したシャーリーとテオも、幻覚を見たかと思うと、次の瞬間には赤い部屋の中にいました。

現れたネルは赤い部屋の秘密を語り始めます。開かずの赤い部屋は、皆が気づいていないだけでルークのツリーハウスであり、ネルのおもちゃ部屋、テオのダンス部屋、シャーリーのアルバム部屋、スティーブンのゲーム部屋、そしてオリビアの読書部屋でした。ここはヒルハウスの"胃"なのだとネルは語ります。

ヒューの説得でオリビアが扉を開き、兄妹達は屋敷から逃れます。シャーリーとテオがルークを病院へ運び、スティーブンとヒューはやることがあると言って屋敷に戻ります。そこでスティーブンは過去の記憶を見ます。あの夜、一体何があったのか。ルークの秘密の友達アビゲイルは、ダドリー夫婦の娘でした。冷たくなった娘の死体を抱いて嘆くダドリー夫婦のもとに、亡霊となったアビゲイルが現れます。

屋敷を葬るというヒューに、ダドリー夫婦はオリビアが娘を殺したことを秘密にする、だから屋敷を残してくれと頼みます。母親に殺されかけたという真実を子供達に隠すため、ヒューはそれに同意しました。過去の記憶から目を醒ましたスティーブンの前には、ヒューの死体が横たわっています。すでにヒューは亡霊になっていたのです。「互いを思いやれ」彼はそう言って赤い部屋へ、オリビアとネルの元へ迎えられていきました。

それから。スティーブンは別居していた妻とよりを戻します。そしてシャーリーは隠していた秘密を夫に話し、テオはシャーリーの家を出て恋人と暮らし始めます。そして2年後、ルークは無事更生し、それを祝って幸せに笑う家族の姿がありました。

ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウスの登場人物とキャスト

スティーブン・クレイン役(現代)/マイケル・ユイスマン

「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」登場人物その①、クレイン家の長男スティーブン。作家としてなかなか芽が出なかった彼は、幼い頃家族で住んでいた幽霊屋敷ヒルハウスをネタに本を出版し、ベストセラー作家として成功を収めます。幽霊を信じておらず、母親は頭がおかしかった、自分を含めた兄弟も幻覚を見やすい遺伝子を持っていると考えています。

スティーブンを演じたのはマイケル・ユイスマン。オランダ出身の俳優で、HBOの人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のダーリオ・ナハーリス役で一躍有名になりました。2016年には「世界で最もハンサムな顔100人」で堂々の1位を獲得しています。

スティーブン・クレイン役(過去)/パクストン・シングルトン

幼少期のスティーブンを演じたのはパクストン・シングルトン。まだ活躍は少ないですが、「ザ・ホーンティング・オブ・ハウス」への出演で今後が期待される子役俳優です。

シャーリー・クレイン役(現代)/エリザベス・リーサー

「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」登場人物その②、クレイン家の長女シャーリー。自殺した母の葬儀で葬儀社の仕事を見たのをきっかけに、自らも遺体衛生保全士として夫と葬儀社を営むようになります。スティーブンが同意を得ずに家族をネタにしたことに怒っており、彼との仲もぎくしゃくしています。仕切りたがり屋で、そのことで人から反発されることの多い登場人物です。

シャーリーを演じたのはエリザベス・リーサー。映画「トワイライト」のエズミ・カレン役で広く知られ、ドラマ「グレイズ・アナトミー」や映画「Sweet Land」ではその演技を高く評価されています。

シャーリー・クレイン役(過去)/ルル・ウィルソン

幼少期のシャーリーを演じたのはルル・ウィルソン。「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」の監督マイク・フラナガンが監督した「ウィジャ・ビギニング〜呪い襲い殺す〜」や、ジェームズ・ワン監督の「アナベル 死霊人形の誕生」など有名なホラー作品で世間に強い印象を残した子役俳優で、「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」でも素晴らしい演技を見せています。

テオ(テオドラ)・クレイン役(現代)/ケイト・シーゲル

「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」登場人物その③、クレイン家の次女テオ(テオドラ)。鋭い感覚を持ち、触れることで様々なことを否応なしに読み取ってしまうサイコメトリーの能力者です。そのため常にグローブを両手につけています。シャーリーの家に間借りしており、スティーブンから貰ったお金で心理学の博士号を取ってカウンセラーとして仕事をしています。レズビアンであり、その力のせいか少し捻くれた性格をしています。

テオを演じたのはケイト・シーゲル。「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」の監督マイク・フラナガンの妻であり、映画「サイレンス」や「オキュラス 怨霊鏡」、「ウィジャ・ビギニング〜呪い襲い殺す〜」など監督が手がけたホラー作品のほとんどに出演しています。

テオ(テオドラ)・クレイン役(過去)/マッケナ・グレイス

幼少期のテオを演じたのはマッケナ・グレイス。「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」や「アナベル 死霊博物館」などの出演で知られています。

ルーク・クレイン役(現代)/オリヴァー・ジャクソン・コーエン

「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」登場人物その④、クレイン家の次男ルーク。幼少期に見たゴーストの幻覚に悩まされ、薬物中毒になってしまいます。三女ネルとは双子の兄妹であり、彼女とは深い繋がりで結ばれています。ネルが死んだ時には自殺ではないと直感し、1人ヒルハウスに向かいました。

ルークを演じたのはオリヴァー・ジャクソン・コーエン。イギリスの俳優で、「推理作家ポー 最後の5日間」や「運命の元カレ」などへの出演で知られています。

ルーク・クレイン役(過去)/ジュリアン・ヒラード

幼少期のルークを演じたのはジュリアン・ヒラード。コメディ映画「Greener Grass」やニコラス・ケイジ主演の「Color out of space」などに出演しています。

ネル・クレイン役(現代)/ヴィクトリア・ペドレッティ

「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」登場人物その⑤、クレイン家の末っ子であり、ルークの双子の妹であるネル。幼い頃見た首折れ女の幻覚に大人になってからも悩まされており、情緒不安定なところがあります。カウンセラーとして出会ったアーサーと結婚し、安定した幸せな生活を送りますが、アーサーの死によって再び首折れ女に悩まされるようになります。結果吸い寄せられるようにヒルハウスで自殺してしまいました。

ネルを演じたのはヴィクトリア・ペドレッティ。「ザ・ホーンテッド・オブ・ヒルハウス」で女優デビューし、その演技力の高さで世界中から注目されている若手女優です。Netflixオリジナルドラマ「YOUー君がすべてー」セカンドシーズンの新しいヒロインにも抜擢されています。

ネル・クレイン役(過去)/ヴァイオレット・マッグロウ

ネルの幼少期を演じたのはヴァイオレット・マッグロウ。テレビドラマ「Jett」や「Love」などに出演しています。

ヒュー・クレイン役(現代)/ティモシー・ハットン

「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」登場人物その⑥、クレイン兄弟の父親ヒュー。妻オリビアが自殺した経緯や、ヒルハウスで起こった真相について長年口を閉ざしていました。独り言が多くあまり頼りにならない印象ですが、子供達を守るため非難されても無言を貫き続けました。周囲の人には見えませんが、妻オリビアの霊が常に彼の隣にいます。

ヒューを演じたのはティモシー・ハットン。映画「普通の人々」のコンラッド役がヒットし、1980年代の青春アイドルとして人気を博しました。現在では「キッドナップ」や「レバレッジ」などテレビドラマで活躍しています。

ヒュー・クレイン役(過去)/ヘンリー・トーマス

過去のヒューを演じていたのはヘンリー・トーマス。「E.T」のエリオット役で広く知られています。「E.T」で一躍スターダムに駆け上がったのち、低迷期に入りますが、「レジェンド・オブ・フォール」や「ギャング・オブ・ニューヨーク」など良作にも出演しています。

オリビア役/カーラ・グギノ

「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」登場人物その⑦、クレイン兄弟の母であり、ヒューの妻であるオリビア。霊感らしき力があり、テオの能力も彼女から受け継いだものです。ヒルハウスで過ごすうちに狂気に呑まれていき、一度は屋敷を離れる決心をするものの、舞い戻って子供たちを殺そうとします。

オリビアを演じたのはカーラ・グギノ。映画「スパイキッズ」シリーズの母親役で広く知られる実力派女優で、Netflixオリジナルでは「ザ・ホーンテッド・オブ・ヒルハウス」以外にも「ジェラルドのゲーム」に出演しています。

ダドリー役/アナベス・ギッシュ

「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」登場人物その⑧、ヒルハウスの使用人ミセス・ダドリー。クレイン一家が引っ越す以前からヒルハウスに使用人として勤めており、屋敷の過去について色々と知っています。夫も屋敷の使用人として働いており、屋敷の異常さを知っているため夜は近づきません。

ミセス・ダドリーを演じるのはアナベス・キッシュ。映画「ミスティック・ピザ」やドラマ「Xファイル」などの出演で知られています。名脇役として多くのドラマで活躍しており、「ザ・ホーンテッド・オブ・ヒルハウス」でも登場シーンは少ないながら独特な存在感を放っています。

ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウスのシーズン2

シーズン2の制作決定

各所で絶賛された「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」。その反響の大きさから、アンソロジー形式で続編を作っていくことが決定しました。新しいストーリーはヘンリー・ジェイムズの「ねじの回転」を原作としたもので、「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」のクレイン家のストーリーとは全くの別物になります。

シーズン2の題材

新しいシーズンのテーマ、ヘンリー・ジェイムズの「ねじの回転」はゴシック・ホラーの元祖とも言われ、スティーブン・キングが「丘の屋敷」と並んでホラー小説の傑作と絶賛する小説です。ストーリーはイギリスの片田舎の屋敷に、幼い兄妹の家庭教師として赴任していきた若い女性が、自ら体験した怖い話を兄妹に語るというもの。「丘の屋敷」と同じく心理描写への評価が高く、シーズン2も前作と似た雰囲気が期待できます。

ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウスに関する感想や評価

Netflixオリジナルドラマ「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」を観た人は一体どんな感想を持ったのでしょうか。以下でドラマの感想や評価を紹介していきます。

首折れ女の正体が判明する衝撃の5話についての感想ツイートが多く見られました。幼い頃悩まされた霊が未来の自分自身であるという恐ろしい真実に、一気に物語に引き込まれていった人が多いようです。また家族愛に感動するという感想も多く見られました。

単なるホラーではなく、ヒューマンドラマとしても素晴らしいと評価する感想も多く見られました。「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」は家族愛をベースにしているところが原作との大きな違いでもあります。

ホラー作品ではありますが、根底にあるストーリーが家族愛を描いたものなので、見終わったあと切なくも温かい気持ちになるという感想が多く見られました。全体的に怖いというより、感動したという感想が多いようです。

ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウスのネタバレまとめ

Netflixオリジナルドラマ「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」のあらすじ、そして感想や評価についての紹介、いかがでしたでしょうか。静かに迫り来る狂気と、哀しくも深い愛情を描いたストーリーには、感動したという感想が多く寄せられています。続編となるシーズン2は、2020年配信予定ということなので、まだ本作をご覧になっていない方はぜひこの機会に観てみてはいかがでしょうか。

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