【ハンターハンター】念能力からの性格診断を考察！登場キャラを系統別にまとめて紹介

ハンターハンターはバラエティー番組に取り上げられ、大きな話題を呼んだ作品でもあります。では、ハンターハンターにおける念能力がどのようなものかをご紹介する前に、ハンターハンターの概要と簡単なあらすじについてご紹介をしていきます。

まず初めに、ハンターハンターの概要についてご紹介をしていきます。ハンターハンターとは「週刊少年ジャンプ」で1998年の14号から連載をしている漫画作品です。何度も休載を挟みながらも、その連載機関は「ワンピース」に次いで2位の大人気作品となっています。

次にハンターハンターのあらすじを簡単にご紹介をしていきます。主人公であるゴン=フリークスは、物心ついた頃から両親がいませんでした。父親はゴンが産まれてすぐに事故で死んだとゴンは聞かされていましたが、ゴンの父親ジンを知るカイトと出会います。そしてジンは最高のハンターであり、現在も生きているとカイトはゴンに伝えます。そしてゴンは彼自身の父親を捜すために父親と同じハンターとなって冒険に出ていく物語です。

次にハンターハンターにおける念能力の概念について、ご紹介をしていきます。念能力とは、身体から溢れている生命エネルギーである「オーラ」を思い通りに使いこなす力のことです。修行次第では誰でも習得が可能な能力ですが、悪用の恐れがあるために一般人には秘匿となっています。ただしプロのハンターには必要な能力であるため、念の習得は「裏ハンター試験」の課題であると言われています。

オーラには生まれつき、次の6つの属性のどれかに属しています。それぞれの系統は円を描くように並んでおり、隣合うもの程相性が良いとされています。オーラの6つの系統は順に以下の通りとなっています。詳しいオーラの系統の説明は後ほどご紹介をいたします。

• 強化系
• 放出系
• 操作系
• 特質系
• 具現化系
• 変化系

ハンターハンターに登場するキャラクターの内の1人であるヒソカは、独自の性格診断方法でオーラの系統を推測することができます。この性格診断は、血液型診断と同様に根拠は全くないそうです。まず一途な性格の人のオーラは強化系、理屈っぽくマイペースだと操作系、気まぐれで嘘つきなのは変化系、短気で大雑把な人は放出系、個人主義でカリスマ性のある人物は特質系、神経質なのは具現化系としています。

ヒソカの独断と偏見で行われるオーラ別性格診断ですが、だいたいのキャラクターの性格と念能力の系統が一致していると話題になっています。7巻以降にも様々な念能力を使うキャラクターが登場してきますが、そのほとんどがヒソカの性格診断に当てはまっていると言っても過言ではありません。

強化系とは、物の持つ力そのもの働きやパワーを強くする性質があります。この性質を使って、武器や肉体を強化したり感情を発露させたりします。ここからはハンターハンターで強化系のオーラを持つキャラクターについて、ご紹介をしていきます。

強化系の能力者で、プロのハンターです。ジャジャンケンという必殺技を持ちます。最初はグーと言う掛け声で構えてオーラを高めた後、グー、チョキ、パーに見立てた技を繰り出し技です。グーは手にオーラを溜めた強化系の右ストレートパンチ、チョキは変化系でオーラを刃状に変えて相手を切断するもの、パーは放出系で手のひらからオーラの塊を飛ばすものです。

強化系能力者で、心源流拳法師範代でハンター裏試験試験官です。ゴンとキルア、ズシの師匠に当たるキャラクターです。普段はだらしなく、師匠のビスケやズシに身だしなみに注意されています。ビスケには「ひよっこウイング」と呼ばれていた過去があります。

強化系の能力者で、淋しい深海魚(ウィンクブルー)を使って敵を監視する役割を務めていました。この能力は自身の右目で直接見た人を水晶玉に記憶し、左目のみで現在の動向を見ることができる能力です。全身を強固は髪で覆い防御として使えますが、拳による殴打によって本領を発揮します。

ゾルティック家の長老で、キルアの高祖父に当たるキャラクターです。ハンター協会の会長であったネテロと同い年ながら、未だに現役です。幻影旅団団長であるクロロの依頼を受けて、カルトとイルミと共に十老頭を暗殺した殺し屋です。

幻影旅団メンバーで、ナンバーは11の強化系の能力者です。旅団結成時からのメンバーの内の1人で、団で一番の怪力を持ちます。超破壊拳(ビッグバンインパクト)という技を持ちます。この技は拳に渾身のオーラを込め繰り出すストレートパンチで、強化系を正に体現した人物と言えます。

幻影旅団の初期メンバーの内の一人で、強化系の能力者です。ヒソカの性格診断にばっちりと当てはまる短気な性格で、幻影旅団の腕相撲では2番目に強い力を持ちます。腕を何度も回してパンチの威力を増大させる廻天(リッパー・サイクロトロン)という技を持ちます。

幻影旅団のメンバーで、団員ナンバーは1の強化系の能力者です。居合の達人で常に刀を持っており、ウヴヴォーギンと共に旅団内で特効役を務めています。能力の詳細は不明ですが、団員内での腕相撲では9位というパワーを持ちます。半径4メートルの円内に入ると、斬られるらしいとされています。

天空闘技場200階クラスの強化系の能力者です。以前ヒソカに敗れて以来、打倒ヒソカを目標に修行に励んでいます。フロアマスターに最も近い存在と言われていましたが、強化系にも関わらず相性の悪い具現化系などを使い、強化系本来の良さを生かし切れずに敗北します。

操作系は生物や物質を操ったり、他人を操作して命令の強制させたりできる性質を持ちます。また、特定の物質を武器にすることもできます。ここからは、ハンターハンターに登場する操作系のキャラクターをご紹介していきます。

幻影旅団のメンバーでプロハンターの操作系能力者です。初期メンバーの内の一人で、団員ナンバーは6です。他人の運命(ブラックボイス)と呼ばれる、自作した携帯電話で対象人物をまるでロボットのように操る能力を使って戦います。

ゾルディック家の長男で、プロのハンターである操作系能力者です。自信のオーラを込めた針を刺した物を操ることができます。その能力を使って、相手に自白を強要したり暗示を与えたりすることもできます。さらに対象者だけではなく、自分にも針を刺して顔を変えることもできます。

ゾルディック家の5人兄弟の母親に当たる人物で、操作系能力者です。キルアに顔面を刺されたことで号泣していたが、これは母親を刺すほどに殺し屋として立派に育ったことが嬉しいという、嬉し涙によるものでした。常に機械式のゴーグルを身に着けており、その素顔をさらすことはありません。

サソリの形をしたキメラアントで、操作系能力者です。審美的転生注射(クイーンショット)と呼ばれる、相手を尻尾の針で注射して異形に変えて仲間を増やすという能力を使って戦います。また自身の肉体とオーラも使って戦います。

変化系は、オーラの性質を変えることを得意とする性質を持ちます。そしてオーラを使って例えば炎や雷などを表現したりと、オーラの形状や性質を他のものとして変化させることができます。ここからは、その変化系の能力者であるキャラクターをご紹介をしていきます。

プロハンターの変化系能力者です。ゾルディック家の三男で、、殺し屋の素質があり家族で一番かわいがられているキャラクターです。オーラを電気に変える能力を持ちます。しかし威力や使用回数は、スタンガンなどで自身の体内に溜めた電気量に応じて変化をします。

元幻影旅団のメンバーで、団員ナンバーは4であったプロハンターです。伸縮自在の愛(バンジーガム)という、オーラをガムやゴムの両方の性質を持った形に変化させる能力や薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)というオーラで物体の方面を覆う能力を使います。旅団内の腕相撲では、3番目という実力者です。念能力の系統別性格診断を考えた張本人です。

プロハンターでストーンハンター、さらに二つ星ハンターの変化系能力者です。ビスケと呼ばれており、ウイング、ゴン、キルアの師匠に当たるキャラクターです。少女のような外見をしていますが、その肉体は限界を超えて鍛えられています。そのため、本来の姿は3メートル近くある筋肉隆々の姿です。

キルアの祖父にあたる変化系能力者です。「生涯現役」や「一日一殺」などの変わった刺繍の服を着ている人物です。殺しはあくまでも仕事だと割り切っており、仕事以外の殺しはしないキャラクターです。殺しは好きでやってる仕事ではないと公言をしています。

ゾルディック家の当主で、キルアたちの父親である変化系能力者でう。対象の傷口から血を出さずに心臓を盗むことができる暗殺技術を持ちます。過去には幻影旅団のメンバー1人を殺しており、団長のクロロとも面識があるようです。

幻影旅団の初期メンバーの内の一人である変化系能力者です。許されざる者(ペインパッカー)という、自分が受けた痛みを元に増強したオーラを相手に放つという能力を持ちます。団員内の腕相撲では、5番目という実力を持ちます。

放出系とは、オーラを飛ばせる性質があります。そして念弾と飛ばれる身体から放たれるボール状のオーラの塊を作ったり、瞬間移動ができたりします。ここからは、ハンターハンターに登場する放出系のキャラクターをご紹介いたします。

プロのハンターで放出系の能力者です。医師を目指しており、義理人情や友情に厚いキャラクターです。地面などを殴り、その衝撃を離れた位置で発動させる能力を持ちます。その能力の応用として、オーラを波状に伸ばしてエコーのように探査をすることもできます。

グリードアイランドのシステムを担当しており、死刑囚の放出系能力者です。呪文(スペル) で外的の排除や移動を行っています。さらに、ボール状にしたオーラをバレーボールのサーブの様な要領で飛ばして戦う事もできます。

幻影旅団の初期メンバーの内の一人で、放出系の念能力者です。銃口のように改造した両手10本の指先から機関銃のように、先ほど紹介した念弾を連射して戦います。団内での腕相撲では、4番目に強いという実力者です。

ビーストハンターで放出系の念能力者です。不知唯我独損(ハコワレ)といわれる、相手にオーラを貸して破産に追い込んで、念能力を封じるという能力を用いて戦います。不良のような見た目をしていますが、情に厚くて涙もろい性格をしています。

キメラアントのロブスター型のアリで、放出系の能力者です。はさみの形をした両手から念弾を撃ち出して戦います。イカルゴの仲間であった過去を持ちます。レイナを送り届けた後は人里を離れるつもりでいましたが、結局村の人間に受け入られたようです。

特質系とは、他に類の無いような特殊なオーラを持つという性質を持ちます。そして、他人の能力を利用という能力を持ちます。ここからはハンターハンターに登場する特質系のキャラクターについて、ご紹介をしていきます。

後ほどご紹介をしますが、クラピカは具現化系の能力者です。しかし、緋の眼になった時にだけ発動するのが絶対時間(エンペラータイム)です。このとき、クラピカの念は特質系に代わります。オーラの量が激増し具現化系だけではなく、その他の能力を100パーセントの精度で扱えるようになります。

幻影旅団の団長で、特質系の能力者です。盗賊の極意(スキルハンター)と呼ばれる、他人の念能力を盗み自分の能力として扱うことができる能力を使うことが出来ます。盗んだ能力を扱うときは決まった本を右手に持ち、対象の能力が書かれたページを開いたままにしておく必要があります。団内の腕相撲では、7位でした。

幻影旅団の初期メンバーの内の一人で、団員ナンバーは9の特質系能力者です。人や物に触ることで、そこにある記憶を読み取ることができる能力を持ちます。物の記憶を読み取る際は、その物体に関連する事柄や過去にその物体に触った人物などを読み取ることができます。

猫型のキメラアントで特質系の能力者です。玩具修理者(ドクターブライス)という能力で、自身や他人の改造や修理を行うことができます。また黒子舞想(テレプシコーラ)を使い、バレリーナを模した念で作った人形を背後に作り、戦闘力を上げる能力を用いて戦います。

占い師である特質系の能力者です。天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)と呼ばれる自動書記で詩を書き、他人の運命を占うという能力を持ちます。人体収集という変わった趣味を持ちますが、それ以外は至って普通の少女です。

具現化系はオーラを色々な物に物質化するという性質を持ちます。具現化系には、特殊な武器を創造したり、念獣と呼ばれる自分のオーラを生物やキャラクターにして使役できるものを出したり、念で別空間を想像したりすることができます。ここからは、具現化系の登場キャラクターをご紹介していきます。

プロの契約ハンターで具現化系の能力者です。緋の色の眼を持つ少数民族クルタ族の生き残りで、奪われた仲間の眼球を取り戻すためにハンターとなりました。右手の全ての指のそれぞれに、具現化した鎖を用いて戦います。

プロの契約ハンターで、ジンの弟子であった具現化系の能力者です。気狂いピエロ(クレイジースロット)と呼ばれる1から9までの目が充てられたルーレットにより、武器をランダムに具現化するという能力を用いて戦います。

幻影旅団のメンバーの具現化系能力者です。旅団のメンバーの内で、最も小柄なキャラクターです。左の手で触った物を見げの手から作り出す能力を使い、物体のコピーをすることで戦います。旅団内の腕相撲では、最下位の13位です。

コルトピと同様、幻影旅団のメンバーの具現化系能力者です。戦闘演武曲(バト=レ-カンタービレ)と呼ばれる、身体に空いた穴で演奏した曲を戦闘力に変えるという能力を使い、曲目ごとに色々な物体を具現化して戦います。旅団内の腕相撲では、8位です。

チーターの形をしたキメラアントの具現化系の能力者です。自称スピードキングを名乗る程スピードに自信があり、目の前に迫って来る銃弾を座っている状態から回避できるほどの実力を持ちます。右腕にクロウとボウガンを念で作り出し、ボウガンを撃ったり刺したりして攻撃をします。

ここからは各能力の長所や短所について、強化系、操作系、変化系、放出系、特質系、具現化系の順にご紹介をしていきます。オーラの系統によっては一概に長所や短所だとはっきりと言えるものがないこともありますが、ぜひ参考にしてみてください。

ここでは、強化系の長所を紹介していきます。強化系の念能力者は、オーラを使って自身の肉体を強化することを得意とします。そのため、基本的な修行のみで必殺技を作ることができます。さらに自己治癒力の強化により、回復をすることも可能です。

次に強化系の短所を紹介していきます。強化系の能力者は、能力が単調である場合が多いです。さらに強化系は具現化、特質系、操作系の対局に位置します。そのため、前述した系統の特殊な攻撃には対応できない場合が多くあります。

ここからは操作系の長所について、ご紹介をしていきます。先ほど紹介したような他人を操作する能力を持つ操作系の能力者である場合、すぐに無力化することができます。ただし操作系の能力者の場合、何を操作するかによっても強さは変わっていきます。

次に操作系の短所について、ご紹介をしていきます。すぐに勝負を決めることのできる能力ではありますが、別の能力者によって操作されている場合は新たに操作することはできません。操作という一撃で雌雄が決する分、一時の油断によって一撃で勝負がひっくり返るというリスクを持ちます。

ここからは変化系の長所について、ご紹介をしていきます。変化系はオーラの性質を変化させることがきますが、その応用力が長所となります。キルアはオーラ電気に変えますが、それを使って攻撃をすることも高速移動することもできます。

次にここでは変化系の短所について、ご紹介をしていきます。変化系は放出系から遠い位置にあります。そのため具現化系ほどではありませんが、自身のオーラを切り離し維持することが苦手な点が変化系の短所となります。

ここからは放出系の長所についてご紹介をしていきます。放出系の長所は、オーラを手元から話しても維持することができるという点です。この長所によって、念能力の幅を大きく広げることができます。また強化系とも近いため、肉弾戦でもそこそこ戦えます。

次に、放出系の短所をご紹介いたします。しかし実は放出系の能力において、目立った短所はありません。放出系は具現化系とは反対に位置しますが、具現化できないことによって大きな短所となることは少ないと考えられます。

ここからは特質系の長所について、ご紹介をしていきます。特質系の大きな長所は、何でもありであるという点です。本人が定めた範囲内での能力ではあるものの、他の5系統にはないような特殊な能力があります。しかし一口に特質系とはいえ、個人によって強さの差があります。

次に、特質系の短所についてご紹介をしていきます。短所も個人によって大きく異なる所ですが、応用がしにくい所が短所であると言えます。特質系の能力は、製薬が厳しかったり限定的な状況下のみでしか使えなかったりするためです。

ここからは具現化系の長所について、ご紹介をしていきます。具現化系の長所は、その特殊性にあります。好きなように具現化した能力に、自分で考えた能力を付けることが出来ます。さらに具現化したものはオーラでできているため、その出し入れも自由となっている点も長所と言えます。

次に具現化系の短所について、ご紹介をしていきます。具現化系は、放出系の完全に反対となる位置にあります。そのため具現化した物が手元から離れると、具現化をすることが困難となってしまいます。また隣り合う能力である特質系は先天性であるため、具現化系でも使うことができません。

ここまでハンターハンターの念能力やオーラ別性格診断について、それぞれご紹介をしてきました。さらにオーラの系統別に長所と短所について、それぞれご紹介をしてきました。そこで、ここからは念能力からの性格診断に関する感想や評価についてご紹介をしていきます。まず最初の感想は、ヒソカの系統別性格診断に関するものです。オーラを見る水見式は一般人には困難ですが、オーラ系統別性格診断なら手軽に試すことができます。

次にご紹介をするのは、別のアニメである「名探偵コナン」や「まじっく快斗」に登場するキャラクターである「怪盗キッド」とオーラ系統別性格診断に関する感想です。好きなキャラクターや人物についても、ヒソカのオーラ系統別性格診断は楽しめるところが大きな魅力となっています。

次の感想もヒソカのオーラ系統別性格診断に関するものです。自分についてもヒソカのオーラ系統別性格診断は使えるところが、読者の想像力を楽しませてくれます。オーラの系統によって、自分にはどのような能力がありそうなのか考えられるのも嬉しい点です。

ここでは念能力からの性格診断についてたっぷりとご紹介をしてきましたが、いかがだったでしょうか。自分にぴったりと当てはまる念能力の系統が見つけられると、もっとハンターハンターの世界観が身近に感じられると思います。興味のある方は、ぜひやってみてください。