【ハンターハンター】具現化系の能力者一覧！最強の能力・キャラクターは？

「ハンターハンター」は1998年から週刊少年ジャンプで連載されている冨樫義博さんの少年漫画です。「ハンターハンター」は、主人公のゴンが会ったことのない父を探すためにハンターとなり、冒険を通して仲間たちと絆を深めていく物語です。物語はハンター試験編、ゾルディック家編、天空闘技場編、幻影旅団編、グリードアイランド編、キメラアント編、会長選挙編、暗黒大陸編、クラピカ追憶編などで構成されています。

念能力者はそれぞれのタイプによって、強化系、変化系、放出系、具現化系、操作系、特質系のいずれかの系統に分かれます。念能力は自分の系統では100パーセントの能力を使うことができますが、隣り合う系統は80パーセント、2つ隣の系統は60パーセント、向かい合う系統は40パーセントの精度しか能力を引き出せません。

「ハンターハンター」の作中に登場する具現化系の能力とはどんな能力なのでしょうか？ここでは、具現化系の能力についてや、主な具現化系の能力・能力者一覧、具現化系の弱点についてご紹介していきます。

「ハンターハンター」の作中に登場する念能力の6系統の中でも、具現化系の能力者は念を駆使してあらゆる物質や生き物を作り出すことができます。しかし、念によって物質や生き物を作り出すことは、相当な想像力と集中力を必要とし、それを可能とするためには練習も必要です。また、この世に存在しないものやあまりにかけ離れたものを作ることは不可能であるため、使用が難しい能力でもあります。

そのため、一般的に具現化系の能力者は戦闘に不向きなのだそうです。ただ、味方のサポートに特化することで、具現化系の能力者は自身の能力を存分に発揮できることが多いと言われています。また、具現化系という能力は、6系統の中で特質系に次いで独立性の強い念能力だと言われており、唯一隣り合う能力の変化系との相性も悪いと考えられているそうです。

それと言うのも、オーラにより物質や生物を作り出す具現化系と、オーラにより物の形や性質を変化させる変化系とでは、性質が非常に似ているため、例え組み合わせて使用したとしても、新たな性質を持った能力が生まれる可能性が限りなく低いからだそうです。

しかし、具現化系はその分独立性・独創性が高く、特質系とも隣り合うことから最終的にはクラピカのように特質系を使用できるようになる可能性も期待できると言われているそうです。

主な具現化系の能力/能力者一覧

• 束縛する中指の鎖（チェーンジェイル）など/クラピカ
• 気狂いピエロ（クレイジースロット）/カイト
• デメちゃん/シズク
• 神の左手右手（ギャラリーフェイク）/コルトピ
• 戦闘演武曲（バト＝レ・カンタービレ）/ボレンノフ
• ボマー、一握りの火薬（リトルフラワー）/ゲンスルー
• 4次元マンション（ハイドアンドシーク）/ノヴ
• 不思議で便利な大風呂敷（ファンファンクロス）/梟（ふくろう）

具現化系は前述の通り、具現化系は独立性が高く、他の系統と合わせることが難しいと言われています。そして、他の系統と関わりが薄く、バランスが悪いところが具現化系の弱点だと言われています。また、これまで見てきたように独立性の高さから、自分の系統のみで能力を高めていく具現化系の能力者は、どうしても戦闘に不向きとなってしまう傾向があるそうです。

6系統図を見てみると、具現化系は強化系の2つ隣りにあり、具現化系の能力者は2つ隣の強化系の能力をMAX60パーセントしか引き出せません。念能力者はオーラで人や物質を強化し、戦闘で有利な強さを手にいれることができるので、強化系の能力を約半分しか引き出せないとなると、戦闘、特に強化系能力者との接近戦には不利です。

そのため、具現化系は前述の通り見方のサポート役に回らざるを得ない状況になってしまうのだそうです。また、オーラを飛ばして相手を攻撃する放出系などの能力者と、離れた距離で戦うにしても、具現化系は不利だと言われています。

6系統図から分かるように、具現化系は放出系と向かい合った位置にあります。ハンターハンターの世界では、向かい合う能力は40パーセントの力しか引き出すことができないため、具現化系の能力者が放出系の能力を操ることはかなり難しいそうです。そのため、遠く離れた所から戦うにしても具現化系は不利となってしまい、結局、自分に不利にならない戦闘をしようとすると中距離の戦闘に限られてしまうのだそうです。

加えて、具現化系はその能力の性質上、戦闘の間合いを取ることも苦手としているそうです。そのため、やはり具現化系は戦闘には不向きという点が弱点だと言えるようです。ただ、念能力者全員が戦闘するために能力を使うわけではなく、戦闘以外に念能力を使用している念能力者も多くいるそうで、そんな非戦闘員にとっては上記の具現化系の弱点はあまり関係がないそうです。

「ハンターハンター」に登場するキャラクターのうち、具現化系に当てはまる能力者にはどんなメンバーがいるのでしょうか？ここでは、具現化系の能力者・メンバーを一覧でご紹介していきます。

具現化系のキャラクター1人目は、クラピカです。クラピカはクルタ族の最後の生き残りで、怒ると緋色に変化する瞳、金髪、中性的な顔立ちが特徴的です。クラピカは鎖を具現化することができる念能力を持っています。さらに、その念能力に加えて、幻影旅団にしか念能力を発揮しない、発動時間1秒ごとに自分の寿命が1時間経る、などの厳しい制約をもうけることで相当強力な特質系の念能力も発動することができるそうです。

具現化系のキャラクター2人目は、カイトです。カイトは気狂いピエロ（クレイジースロット）というよくしゃべるピエロのような生き物を作り出すことができます。カイトの念能力である気狂いピエロは、非常に強力ですが、スロットの出た目により武器が変化し、武器のなかには使える武器も使えない武器の両方が存在しているため、諸刃の剣のような一面があると言われています。

具現化系のキャラクター3人目は、シズクです。シズクは黒髪のショートへアと眼鏡が特徴的な女性で、幻影旅団の一員です。シズクは「デメちゃん」と呼ばれる掃除機のような生き物を具現化する念能力を持っています。シズクの念能力の「デメちゃん」はシズクが指定した生き物以外の物質を吸い込むことができ、その吸引量は無限だそうです。

このシズクの念能力「デメちゃん」は非常に強力な能力ですが、使用するシズク本人が抜けた性格であるため、失敗が多いことが弱点だと言われています。

具現化系のキャラクター4人目は、コルトピです。コルトピは長髪が特徴的な幻影旅団の一員です。コルトピは「神の左手右手（ギャラリーフェイク）」という念能力を使用し、自身の左手で触れたものを右手で複製することが可能です。この能力はあまり強くありませんが、オークション会場などで触れたお宝を大量に盗みたいときに重宝されているそうです。

具現化系のキャラクター5人目は、ボノレノフです。ボノレノフは体中に包帯だらけのミイラのような見た目が特徴的な幻影旅団のメンバーです。ボノレノフの念能力は「戦闘演武曲（バト＝レ・カンタービレ）」と呼ばれており、ダンスをすることでそれに合った防具を作り出して戦闘することが可能となっています。

ボノレノフの念能力は非常に強力で、キメラアントの討伐の際にはキメラアントたちを圧倒してしまいました。

具現化系のキャラクター6人目は、ゲンスルーです。ゲンスルーはG.I（グリードアイランド）というゲームに参加者したハンターの一人です。ゲンスルーの念能力は、相手に触れることで時限爆弾を仕掛けることのできる「ボマー」という能力と、触れたものを爆破させることのできる「一握りの火薬（リトルフラワー）」という能力の2つです。ゲンスルーはこの能力により、多くのゲーム参加者の命を奪いました。

具現化系のキャラクター7つ目は、ノヴです。ノヴは七三分けの黒髪と眼鏡が特徴的で、キメラアント討伐隊に選抜されたハンターの一人です。ノヴは「4次元マンション（ハイドアンドシーク）」と呼ばれる念能力で、いくつも作った出入り口から異次元空間に移動することができます。ノヴ自身はマスターキーによってどこの扉からでも出入り可能ですが、他の者がこの空間に入れられた場合は入った扉からのみ出ることができるそうです。

具現化系のキャラクター8人目は、梟です。梟はギョロ目が特徴的な男で、十老頭という世界中のマフィアを従える集団の実行部隊「陰獣」のメンバーです。梟は、自身が指定した物体を大風呂敷に包み、手のひらサイズまで小さくすることができる「不思議で便利な大風呂敷 （ファンファンクロス）」という念能力を使えます。

具現化系のキャラクターの中で、最強の能力者は誰なのでしょうか？ここでは、具現化系の最強の能力者と言われるキャラクターについてご紹介していきます。

具現化系の最強の能力者は、複数の具現化系の能力と非常に強い特質系の能力の両方を使うことのできるクラピカだと言われています。その独立性の高さから戦闘に不向きと言われる具現化系ですが、特質系の能力やその特殊な能力によって全ての能力を100パーセント引き出して使うことができるため、クラピカは具現化系の弱点に捕らわれない、具現化系の最強の能力者なのだそうです。

最強と言われるクラピカの念能力のうち、名称・能力が確定しているのは次の6つです。1つ目は「癒す親指の鎖（ホーリーチェーン）」です。これは、自然治癒力を高める効果があります。2つ目は「奪う人差し指の鎖（スチールチェーン）」です。これは相手に鎖の先の注射器を刺すことで、相手の念能力を奪うことができます。

3つ目は「束縛する中指の鎖（チェーンジェイル）」です。これは相手のオーラを封じ込めて捕らえることができます。4つ目は「導く薬指の鎖（ダウジングチェーン）」です。これは名前の通り、ダウジングをすることができる能力です。5つ目は「律する小指の鎖（ジャッジメントチェーン）」です。これは相手に掟を宣言し、名前の通り相手を律する能力です。

6つ目は「絶対時間（エンペラータイム）」です。この能力は特質系の能力で厳しい制約の下、6系統全ての能力を100パーセント使用することができる能力です。発動できるのは、クラピカが緋の眼になっているときだけなのだそうですが、相当な力を発揮することができます。

こちらのツイートは「ハンターハンター」の作中で具現化系の最強能力者と言われるクラピカに関する感想です。復讐のために念能力を決めたクラピカの仲間への想いが最高に素敵だと感じたそうです。

こちらのツイートも「ハンターハンター」の具現化能力者のなかで、最強だと言われるクラピカに関する感想です。クラピカの念能力が強すぎる！と評価されています。

こちらのツイートも「ハンターハンター」の具現化系の最強能力者と言われるクラピカに関する感想です。具現化系の能力も特質系の能力も両方併せ持つクラピカは最強だと、クラピカの能力の高さが評価されています。

いかがでしたか？人気漫画「ハンターハンター」で話題の具現化系の念能力者についてみてきました。オーラにより物資や生き物を作り出すことのできる具現化系は、独立性が強く、戦闘よりもサポートに特化していることがわかりました。また、具現化系の能力者を一覧でご紹介し、クラピカやカイト、シズク、コルトピ、ボノレノフ、ゲンスルー、ノヴといったメンバーの能力についてみてきました。

特に、特質系の能力も使えるクラピカが、具現化系のキャラクターの中で最強能力者と言われていることが分かりました。クラピカは鎖を具現化し、右手の五指それぞれで別の念能力を使うことができ、加えて相当強力な「絶対時間（エンペラータイム）」という特質系の念能力を使えることができることが分かりました。今後も、最強と言われるクラピカ含め、話題の具現化系の能力者の活躍に期待しましょう！