2019年01月21日公開
2019年01月21日更新
クラピカの人差し指の能力は?奪うスチールチェーンを考察【ハンターハンター】
クラピカの人差し指の能力は、長い間謎に包まれていましたが、暗黒大陸編でやっと明らかにされました。クラピカの新しい能力の名前は“奪う人差し指の鎖”(スチールチェーン)といい、クラピカのこれまでの能力と同様に、強い力を持っていると言われています。スチールチェーンを発動した後に、“絶対時間”(エンペラータイム)を発動すると、特殊なイルカが現れるなど、ハンターハンターならではの複雑な設定を垣間見ることができます。この記事では、クラピカの新技“奪う人差し指の鎖”(スチールチェーン)の謎を紐解きます。
目次
クラピカとは?
クラピカについて
クラピカは、ハンターハンターの人気投票で毎回上位にランクインするキャラクターで、ファンが非常に多い登場人物の1人です。クラピカは中性的な容姿をしており、原作内でも性別は明かされていません。クラピカは普段「私」という一人称を使っていますが、心の中では一人称が「オレ」に変わり、男性らしさが強調されます。しかし、作中で男性と明言されることもないので、性別は不明のままだとされています。
クラピカの性格
ハンターハンターのメインメンバー4人(ゴン、キルア、クラピカ、レオリオ)の中でも、かなり冷静に見えるクラピカですが、戦闘時には燃えるような闘志を垣間見ることができます。緊急時でも、基本的には冷静なクラピカですが、時には熱くなりすぎて、周りが見えなくなってしまう猪突猛進な面も持ち併せています。
冷徹になりきれず、情を抱くこともあり、ある意味人間らしい性格をしている人物だと言えます。超がつく程真面目で、軽い気持ちで物事を考えず、頑固な面も目立つクラピカですが、それが魅力でもあり、愛すべき点でもあります。
クラピカの生い立ち
クラピカは「クルタ族」という少数民族の出身です。クルタ族の人々は、感情が高ぶると眼が緋色(赤色)に変わる特異体質の持ち主で、赤く染まった眼のことを“緋の眼”といいます。クラピカも例に漏れず、この体質を受け継いでおり、普段は黒のコンタクトレンズを眼に付けています。
幼い頃のクラピカは、クルタ族の森で暮らしていましたが、外の世界へ行くことを夢見ていました。長老が出題した厳しい試験(3つ)を全てクリアしたクラピカは、外の世界へ行くことが許可され、家族や親友に別れを告げ、1人旅立ちます。しかし、クラピカが旅立った6週間後、クルタ族は全員虐殺され、クラピカは同胞を全て失いました。
クルタ族を殺害したのは、「幻影旅団」と呼ばれる盗賊集団で、クラピカは幻影旅団のメンバーに復讐することを誓います。復讐だけを考えて生きてきたクラピカでしたが、ゴン、キルア、レオリオの3人と出会ったことで、仲間との絆を感じ、心の底から信じ合える友人を得ます。
クラピカの人差し指の能力について
人差し指の能力の予想は変化系
ハンターハンターの世界では、「念」という概念が存在し、念を操る者を「念能力者」といいます。クラピカに限らず、ハンターハンターには多数の念能力者が存在します。彼らは念を操ることで、人智を超えたパワーを獲得し、戦闘を行います。念には6つの系統があり、クラピカはオーラ(念)を物質に変える具現化系の念能力者とされています。
しかし、クラピカの瞳が赤く染まり、緋の眼になると“絶対時間”(エンペラータイム)という能力が発動し、具現化系以外の5つの系統の能力も100%の力で操れるようになります。念の6系統全てを操れるクラピカですが、今まで変化系の能力だけが登場していなかったため、“奪う人差し指の鎖”(スチールチェーン)は変化系なのでは?とファンの間で討論がされています。
能力は奪う人差し指の鎖(スチールチェーン)
クラピカの右手には常に鎖が装着されています。指ごとに異なる念能力を操れる鎖が巻かれ、クラピカは必要に応じてそれぞれの能力を発動することができます。しかし、人差し指の鎖の能力だけが、長い間明かされていませんでした。
クラピカの“奪う人差し指の鎖”(スチールチェーン)が初めて登場したのは、361話(コミックス35巻)で、鎖の先端には、逆十字とイルカの装飾が施された注射器が付いています。スチールチェーンでターゲットの体を刺すと、その人物の念を全て吸収し、一時的に念能力を奪うことができます。
また、スチールチェーンで念を吸い尽くされた相手は、強制的に“絶”という状態になり、念を練ることができなくなり、念能力の使用自体が不可能となります。スチールチェーンで盗んだ念能力は、一度使われると、元の持ち主へ戻るため、クラピカが永続的にその念能力を所有し続けることはないでしょう。
スチールチェーンの“スチール”は「盗む」という意味ですが、スチールチェーンで盗んだ念能力は、最終的には相手の元に返却されるので、「借りる」という言葉の方がしっくり来るかもしれません。
人差し指の念能力に隠された制約
“奪う人差し指の鎖”(スチールチェーン)は、注射針から吸収した相手の念能力を、一時的に借りる念能力です。スチールチェーンを発動した後に、“絶対時間”(エンペラータイム)を発動すると、両者は混ざり合い、“人差し指の絶対時間”(ステルスドルフィン)が発動されます。
ステルスドルフィンが発動されると、小さなイルカが出現するのですが、そのイルカはスチールチェーンで盗んだ相手の念能力を解析する力を持っており、相手の念能力を把握する際にも役立ちます。イルカは念能力の解析だけでなく、盗んだ念能力を他者に移すことも可能です。
スチールチェーンとステルスドルフィン(イルカ)をもう少し掘り下げて紹介します。例えば、スチールチェーン(注射器)で相手の念能力を吸い取り、違う他者に移すとします。すると、スチールチェーンの注射器内は空となり、再びスチールチェーンで念能力を吸い取ることが可能となります。そのため、念能力を吸う→移す→吸うをほぼ無限に繰り返すことが可能です。
敵や仲間が複数いる場合は、敵①から奪い取った念能力を、仲間①に移し、その後、敵②から念能力を奪い取り、仲間②に移すことも可能です。イルカから念能力を受け取った人は、発動を宣言するだけで、念能力が使用できるため、非力な一般人でも念を扱うことができます。ちなみに、イルカは全員に見えているわけではなく、クラピカと念能力を受け取った人にしか見えません。
スチールチェーンとステルスドルフィン(イルカ)は、兵力を簡単に増やすことができる、まさにチート級の念能力ですが、イルカが出現している間は、“絶対時間”(エンペラータイム)が強制的に発動され、クラピカの寿命は1秒ごとに減らされていきます。強すぎる念能力には、それに見合った厳しい制約も必要なのです。
誓約と制約について
「誓約と制約」は、ハンターハンターの物語内で、頻繁ではないものの、しばしば聞く言葉として読者(視聴者)の心に残っている言葉です。ハンターハンターの原作コミックを読んだり、アニメを見たりして、何となく知っているけど、説明までは無理という方が多いと感じられます。何が誓約で何が制約なのかは、定義の詳細がないため、ファンの間でも物議が交わされています。
誓約は文字通り「誓う」という意味で、念能力者自身の固い意志(精神)を象徴しています。一方、制約は念能力者の行動で表され、条件付きの行動=制約と見ても良いかもしれません。誓約と制約の説明をする上で一番理解しやすいのは、クラピカの“束縛する中指の鎖”(チェーンジェイル)でしょう。補足しますと、チェーンジェイルは具現化した鎖で相手を捕らえる念能力です。
チェーンジェイルの誓約は「幻影旅団のメンバー以外には決して使用しない、鎖を手放さない」というクラピカの固い意志で、一方、制約は「幻影旅団以外にこの能力を使用した場合は、自身(クラピカ)の命を絶つ」というものになっています。
クラピカを含め、ハンターハンターの登場人物達が、誓約と制約を結ぶのは何故なのでしょうか?それは念能力と精神が密接に繋がっていることが理由に挙げられます。誓約と制約は精神上で織りなすもので、それが厳しければ厳しい程、念能力の威力は上がり、念能力者は強くなることができるのです。
絶対時間の制約
クラピカの眼が緋の眼に変わった際に発動する“絶対時間”(エンペラータイム)は、6系統の念能力を100%の力で発揮することができ、ハンターハンター内屈指のチート能力とも言われています。しかし、全能過ぎるが故に、その制約は厳しいものとなっています。
絶対時間を使用した後、クラピカは激しい疲労感に襲われ、酷い時には寝込むこともあります。さらに寿命が少しずつ削られるリスクも付き纏っており、まさに諸刃の剣のような能力だと言えるでしょう。
絶対時間1秒=寿命1時間
オールマイティに念能力を発揮できる“絶対時間”(エンペラータイム)。絶対時間の制約は非常に厳しく、驚異的な力を発揮できる代わりに、寿命を縮ませるという負の側面を持ち併せています。絶対時間を発動すると、1秒=1時間、1時間=150日、24時間=10年といった具合で、寿命が短くなる作用が起こります。
クラピカは、自分の目的のためならば、他のことは二の次にして、どんなことでも積極的に行うタイプの人物だと言われています。そんなクラピカは、自身の寿命が縮むデメリットよりも、ミッションを達成することに重きを置いているのだと思われます。
容量(メモリ)に対する疑問
ハンターハンターの人気キャラクターの1人であるヒソカの台詞で「容量(メモリ)」という言葉があります。この容量は何を指しているのかというと、念能力者が取得できる念能力の限界のことを指しています。8GBのUSBメモリには、8GBまでのデータしか入らないのと同じで、念能力者にも覚えられる念の限界容量があるのです。
6系統の念能力を使いこなしているクラピカは、ハンターハンター内でも最大量のメモリを所有しているキャラクターと言っても過言ではありません。クラピカが容量不足に陥ることを心配するファンの声もありますが、果たしてクラピカは限界容量まで達してしまうのでしょうか?まだまだ謎が多いです。
33巻の表紙のクラピカ
ハンターハンターのコミックス33巻時点では、まだ“奪う人差し指の鎖”(スチールチェーン)の存在は明かされていません。しかし、ハンターハンターは表紙でネタバレをする希有な作品なので、表紙の一つ一つにも意味が隠されていることがあります。
33巻の表紙には、人差し指を上に向けたクラピカ、そして、円を描くようにクラピカを包むイルカの姿が描かれています。これはどう見てもスチールチェーンの伏線で、原作者の冨樫先生が意図的に描いたものだと言われています。表紙一つ取っても侮れない、それがハンターハンターという漫画なのです。
クラピカの人差し指の能力にイルカが登場?
注射器のイルカと十字架
“奪う人差し指の鎖”(スチールチェーン)の見た目は当然鎖ですが、鎖の先端に注射器が付いてることが特徴です。その注射器にはイルカと逆さまの十字架(逆十字)が装飾されており、なかなか個性的な見た目をしています。何故クラピカが注射器にイルカをあしらえたのかは分かりませんが、逆十字を添えたのは、仇である幻影旅団の団長・クロロをイメージしたものだとされています。
クラピカは幻影旅団に殺された同胞の緋の眼を集めており、そのためならば手段は問わず、どのようなことでも行います。スチールチェーンは他人の念能力を盗む能力で、クロロの念能力である“盗賊の極意(スキルハンター)”と似た能力だと言えます。目的のためなら手段を問わず、憎むべき相手の能力を模倣した結果、注射器にもそれが反映されたのかもしれません。
絶対時間発動でイルカが登場
“奪う人差し指の鎖”(スチールチェーン)を発動し、注射器で他者の念能力を吸収し、“絶対時間”(エンペラータイム)を発動させると出て来るのが、“人差し指の絶対時間”(ステルスドルフィン)つまりイルカです。このイルカの胸ビレには、スチールチェーンで出した注射器がくっついています。
イルカは奪った念能力の解析から、他者への転送・使用までを行う便利な存在ですが、イルカが出ている限り絶対時間は続き、クラピカの寿命は削られてしまいます。何故イルカがモチーフなのかは明らかになっていません。
クラピカの人差し指の能力とクロロの能力
クロロの能力と擬似
クロロは、ハンターハンターの作中で、カリスマ性溢れる敵キャラとして描かれ、念能力も非常に個性的なものとなっています。クロロの念能力である“盗賊の極意”(スキルハンター)は、一定条件をクリアすることで、他人の念能力を奪い、自分の念能力として扱うことができる特殊な能力です。
奪った相手が死なない限り、永久的にその念能力を使うことができ、クロロから念能力を奪われた相手は、自身の念能力が発動できなくなります。その点、クラピカの“奪う人差し指の鎖”(スチールチェーン)は、一度使用すれば元の相手に念能力を返すことができるため、クロロのスキルハンターよりも優しい能力かもしれません。
イズナビの言葉
イズナビはクラピカの師匠で、クラピカの性格を熟知しています。そのため、1人で全てを背負う性格のクラピカの身を案じていました。回想シーンでイズナビが語ったことは、「(技を)1つは残しておけ」というものでした。クラピカは彼の指示に従い、人差し指の念能力だけは創造せずにいました。
幻影旅団との接触後、クラピカは仲間との深い絆を感じます。クラピカが語るには、「大切な仲間がいるからこそ、1人で戦い抜ける力が欲しい」とのことで、“奪う人差し指の鎖”(スチールチェーン)は仲間を生かし守るために作られたのかもしれません。
個と集団
クラピカは1人で幻影旅団を倒すことを望んでいましたが、1人VS複数人ではどうしても不利に陥ります。特に念能力者の戦闘では、その傾向が現れやすく、個人VS集団の戦いは避けたいものだと言われています。
それでも尚クラピカは個人で戦うことを望んでいますが、“奪う人差し指の鎖”(スチールチェーン)の能力は、兵力を補う効果があり、仲間と共に戦闘することを見据えたような印象を受けます。何でも1人で背負い込むタイプのクラピカですが、念能力には変化の兆しが見られ、心の成長を垣間見ることができます。
奪う人差し指の鎖(スチールチェーン)の意味
“奪う人差し指の鎖”(スチールチェーン)は文字通り「奪う」能力ですが、ただ念能力を奪うだけの凶悪な能力ではなく、「借りて返す」ことが前提となっている能力です。クラピカは同胞の緋の目を取り戻すために、様々な困難をくぐり抜け、手を汚すことも行ってきました。
しかし、クラピカは完全に足を踏み外すことはなく、人間本来の優しさも持ち併せています。情があり、同胞の命を奪われたクラピカは、盗まれることのつらさを知っています。そのため、スチールチェーンには盗むだけではなく、返却という要素も加えられたのだと推測できます。
クラピカとクロロの能力の違い
クラピカの“奪う人差し指の鎖”(スチールチェーン)とクロロの“盗賊の極意”(スキルハンター)は、どちらも他者の念能力を盗む能力ですが、似ていて非なる能力とも言えるでしょう。スキルハンターを使用して他者から念能力を盗む場合は、相手との対話が必要となります。
しかし、スチールチェーンの場合は、相手と話すことはなく、注射針を刺すだけで念能力を盗むことができます。また、クロロのスキルハンターは、相手から完璧に念能力を盗みますが、クラピカのスチールチェーンは、盗むというより「一度借りる」といったニュアンスで、使用後は相手に念能力が戻ることも特徴です。
クロロの逆十字
クラピカの“奪う人差し指の鎖”(スチールチェーン)の注射器には、逆さまになった十字架が装飾されています。ハンターハンターの作中で、逆十字を背負っている人物がいます。それは、クラピカの最大の敵であるクロロです。スチールチェーンは、クロロと接触した後に生まれた能力で、能力も似通っています。憎いはずのクロロの存在が、少なからずクラピカの念能力に影響を与えているのかもしれません。
クロロの能力の劣化版?
イルカを出している限りは、絶対時間を持続させる必要があったりと、負担が大きい“奪う人差し指の鎖”(スチールチェーン)ですが、劣化版“盗賊の極意”(スキルハンター)だとは一概には言えません。クロロのスキルハンターで念能力を奪う場合は、相手から能力の説明を受ける必要がありますが、クラピカのスチールチェーンにはその必要がありません。
相手の念能力を吸収し、“絶対時間”(エンペラータイム)でイルカを登場させれば、念能力の解説が自動的に行われるためです。スチールチェーンは、寿命が縮むリスクが厄介ですが、簡単に念能力を借りられる点を考慮すると、ただのスキルハンターの劣化版だとは言えないでしょう。
2つ以上の能力
ハンターハンターのキャラクターの中には、念能力を複数所持している強者も存在しています。そこで浮かぶ疑問があります。もし“奪う人差し指の鎖”(スチールチェーン)でそれらの人物達から念を吸収した場合、どの念能力が手に入るのでしょうか?スチールチェーンは、未確認の情報で溢れているため、クラピカが今後どのようにこの能力を使用するのかは、注目すべき点でしょう。
クラピカの人差し指以外の能力は?
能力①癒やす親指の鎖(ホーリーチェーン)
“癒す親指の鎖”(ホーリーチェーン)は、強化系の念能力で、鎖の先端を患部に当てて、傷を治す回復系の能力です。クラピカは、幻影旅団のウボォーギンと戦った際に、左腕の骨を折られましたが、親指から伸びたホーリーチェーンの先端部分を左腕に当て、瞬時に骨折を完治させました。
能力②束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)
“束縛する中指の鎖”(チェーンジェイル)は、幻影旅団相手にしか使うことができない能力です。この能力には厳しい誓約と制約が結ばれており、鎖を手元から離さないこと、団員以外の人間には使用しないことが原則です。もしこれらの条件を破ってしまった場合、クラピカは命を落とす仕組みとなっています。
能力③導く薬指の鎖(ダウジングチェーン)
“導く薬指の鎖”(ダウジングチェーン)は目的の所在をサーチし、場所を導き出す念能力です。薬指から伸びた鎖の先端は丸く、それを地図の上(10数cm上)にかざし、捜索を始めます。ダウジングが始まると、鎖の先端は自動的に動き出し、目的の所在を示します。
能力④律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)
“律する小指の鎖”(ジャッジメントチェーン)の鎖は刃状の先端を持っており、ターゲットの心臓にその鎖を巻きつけることができます。ジャッジメントチェーンの目的は、相手にルールを課し守らせることで、鎖を心臓に巻かれた人物は、その決められたルールを守らなくてはなりません。万が一ルールを破った場合は、刃状の先端が心臓に突き刺さり、死を招きます。
クラピカの人差し指の能力が判明した最新話ネタバレ!
イズナビとの回想
クラピカは1人で戦うことに重きを置いています。それは、大切な仲間を失いたくない思いから来ており、クラピカの優しい心が伺えます。人には迷惑をかけたくない、1人で戦いたい、と意思表示するクラピカに対して、師匠のイズナビは、能力を1つだけ保留することを勧めます。
クラピカは指ごとに異なる系統の念能力を扱うことができますが、人差し指だけは、イズナビのアドバイス通り能力を保留していました。その後、実戦の中で得た経験を元に、他の指の能力を補う力を生み出しました。それが“奪う人差し指の鎖”(スチールチェーン)です。
モモゼの念獣
第12王子・モモゼの念獣は、大きなネズミのような姿をしており、椅子に座る彼女にぴったりと寄り添っています。モモゼ自身にはその姿は見えませんが、念獣は彼女のエネルギーを奪いながら、念能力を発動しており、彼女の体力を消耗させています。モモゼの念獣はサイールドを操りましたが、クラピカによって撃退されました。
ハルケンブルグとホイコーロ
第9王子ハルケンブルグは、父親・ホイコーロの元へ赴くと、王位継承戦の辞退を宣言します。しかし、ホイコーロは、全く気にしていない様子を見せて笑っていました。辞退を言い渡したハルケンブルグの後ろには、角と毛を生やした一つ目の巨大な念獣がおり、ホイコーロを睨んでいました。この念獣の能力はまだ明かされていません。
クラピカの人差し指の能力に対する感想や評価は?
奪う人差し指の鎖(スチールチェーン)が強すぎる
今さらだけどクラピカのスチールチェーン強くね?w
— KAI10=かとサブレ (@kai10_htm) June 28, 2017
クラピカチートすぎてウケたわww pic.twitter.com/IZfvH6pPmW
クラピカは、常にリスクを背負いながら自身の念能力を扱っていますが、クラピカの念能力のほとんどが「チート」と呼ばれる程強く、“奪う人差し指の鎖”(スチールチェーン)もチート能力の仲間入りを果たしました。ネット上では「スチールチェーン強すぎ、チートだろ」という感想が溢れ、読者は改めてクラピカの強さを思い知ることとなりました。
長年の謎が解けた
ハンターの最新話読んだ。長年の謎だったクラピカの人差し指の能力が遂に判明!その名も"奪う人差し指の鎖(スチールチェーン)"……って強すぎませんかねこれ。オーラと能力を奪って解析するとか。
— Satoshi (@satoshiless) June 26, 2017
ハンターハンターは休載をしつつ連載していくスタイルなので、伏線の回収に数年かかることは珍しくありません。クラピカの残された能力とは一体どのようなものなのか?と疑問を抱いていた人にとっては、“奪う人差し指の鎖”(スチールチェーン)の登場は、待ちに待った瞬間だったと言えるでしょう。
クラピカの人差し指ハンターハンターまとめ!
ここでは、クラピカの新しい念能力“奪う人差し指の鎖”(スチールチェーン)を紹介し、スチールチェーンに付随するリスクやメリット、そしてクラピカの心境についても考察を行いました。チート級の能力を授かったクラピカですが、今後も大きな活躍をしてくれることは間違いないでしょう。