リンネ・ベルリネッタの壮絶な過去といじめ報復シーンとは?声優や格闘技の強さは?

今回まとめる作品は、魔法少女シリーズの中の競技格闘技をテーマにしたViVid Strike!です。リンネ・ベルリネッタは、このアニメの主人公であるフーカの孤児院時代の大切な友人でした。リンネ・ベルリネッタが過去にひどいいじめにあうまでは、かわいい笑顔を持った性格も素敵な少女でした。いじめへの怒りを爆発させ、同級生にケガをさせたことで学校をやめ、格闘技に向き合って行きます。リンネ・ベルリネッタがかわいい笑顔を取り戻すまでを声優を含めてまとめます。

リンネ・ベルリネッタの壮絶な過去といじめ報復シーンとは?声優や格闘技の強さは?のイメージ

目次

  1. リンネ・ベルリネッタの過去とは?
  2. リンネ・ベルリネッタのアニメ声優は?
  3. リンネ・ベルリネッタの格闘技の強さは?
  4. リンネ・ベルリネッタのかわいい魅力とは?
  5. リンネ・ベルリネッタの筋肉がすごい!
  6. リンネ・ベルリネッタのスリーブがかわいい!
  7. リンネ・ベルリネッタの感想や評価は?
  8. リンネ・ベルリネッタの過去や声優まとめ

リンネ・ベルリネッタの過去とは?

過去①孤児院から裕福な家庭へ

それはほんの少し過去の話。孤児院で育ったリンネ・ベルリネッタのそばには、フーカ・レヴェントンという友達がいました。二人は、かわいい友情を育てていました。そんなある日、リンネ・ベルリネッタは、孤児院の中で一人の老紳士と出会います。老紳士は、リンネ・ベルリネッタの素直でかわいい受け答えに、孤児院から引き取ることを決めました。

リンネ・ベルリネッタが引き取られた家は、服飾の関係の会社を営むお金持ちの家です。リンネ・ベルリネッタを見つけて引き取ってくれたおじいちゃんはもちろん、両親になってくれた二人もとてもリンネ・ベルリネッタに良くしてくれました。始めは大好きだったフーカと別れて心細かったリンネ・ベルリネッタでしたが、優しい祖父・両親のいるこの家での生活に慣れていきます。

過去②タイピンをもらう

富豪ベルリネッタ家に養女として暖かく迎えられていたリンネ・ベルリネッタの転校の手続きも終わり、学校に行くことになった時、宝石の付いた素敵なタイピンをプレゼントしてもらいました。ベルリネッタの家族からの温かく、美しく重みのある大切なプレゼントでした。幸せだった過去の一枚の写真、大好きなおじいちゃんと両親と一緒の写真にもそのタイピンは輝いています。

過去③いじめっ子に狙われる

リンネ・ベルリネッタの学校生活が始まりました。最初の一年は穏やかに楽しく時は過ぎました。次の年、学年が変わる時、リンネ・ベルリネッタは3人の同級生から運動部への入部を勧誘されました。運動はきらいではないリンネ・ベルリネッタでしたが、おじいちゃんの体調があまり良くなくて、少しでもおじいちゃんのそばにいたくて断ってしまいます。しかしこの事で、リンネ・ベルリネッタは、3人の同級生からいじめを受けます。

過去④いじめがエスカレート

リンネ・ベルリネッタは、「家族に心配をかけたくない」そんな思いで、必死に3人からのいじめに耐えていました。自分さえ耐えていればそんな風に思って、机の中にゴミを入れられたり、上履きをボロボロにされたり、トイレに入っている時に水をかけられたりするそんないじめにもひたすら耐えていたのです。

過去⑤タイピンがトイレに

いじめっ子にとって、頑張って耐えているリンネ・ベルリネッタの姿も気に入らなかったようです。執拗にリンネ・ベルリネッタをいじめているうちに、リンネが大切にしているタイピンに気が付きます。リンネ・ベルリネッタにとってこのタイピンは、家屋になってくれたベルリネッタの人たちの深い愛情そのものです。いじめっ子たちは、それを学校に持ってくるように言います。

家から持ってきたタイピンはロッカーから盗まれ、トイレの水の中に投げ入れられてしまいました。リンネ・ベルリネッタは、それでも耐えて、トイレから、タイピンを取ります。けれどいじめっ子はそのタイピンを踏みつけて壊してしまいます。壊れてしまったことを両親に謝るリンネ・ベルリネッタ。でもそんなことよりも悲しいことが近づいていました。おじいちゃんの容態が良くないのです。

過去⑥いじめが再開

リンネ・ベルリネッタは、学校にいても、おじいちゃんの容態が変化した時にすぐに帰れるようにと、準備をしていました。携帯電話も肌身離さずに連絡を取れるようにしていました。それでも、いじめっ子たちのいじめは容赦ありませんでした。リンネ・ベルリネッタが携帯に気を付けていることを見て、携帯を取り上げた上に壊してしまったのです。

過去⑦お爺ちゃんが死亡

いじめっ子が携帯電話を壊す前、携帯電話はリンネ・ベルリネッタを呼び出していました。リンネ・ベルリネッタは、おじいちゃんの事が気になって必死で返してくれるように頼みましたが、ダメでした。そして校内放送で呼び出されたリンネ・ベルリネッタですが、それでもいじめっ子たちは、リンネ・ベルリネッタを解放してくれません。

夜になって家に帰った時、おじいちゃんはもう、亡くなっていました。あの携帯電話が鳴った時に帰っていれば、せめて死に目には会えたのに。今まで耐えて、耐えてきたリンネ・ベルリネッタの中で、いじめっ子への怒りが爆発します。「ずっと黙って耐えてきたのがいけないんだ」リンネ・ベルリネッタは、いじめっ子たちへの報復を決意します。

過去⑧いじめっ子への報復

大好きなおじいちゃんの死に目に会えなかったこの現実にリンネ・ベルリネッタは、もう止められない程に怒りが溢れていました。学校でいつものように嫌がらせをしてくる3人。リンネ・ベルリネッタの怒りはそのまま彼女達へと向かいます。これまでかわいいお人形のようだったリンネ・ベルリネッタが、いきなりの反撃をしてきます。

いじめっこたちは、恐れおののきますが、時すでに遅しです。やりすぎと言うほどに相手に報復したあと、それは、新聞沙汰にもなってしまいます。大切な両親にも迷惑をかけてしまったリンネ・ベルリネッタは、自分の責任を強く感じます。これまでかわいい笑顔で接する事が出来ていた人にも、心を閉ざしたように無表情になってしまったリンネ・ベルリネッタは、自分の潜在能力を格闘技に感じ、格闘技の道を歩み始めます。

TVアニメ「Vivid Strike !」オフィシャルサイト

リンネ・ベルリネッタのアニメ声優は?

声優担当は小倉唯

リンネ・ベルリネッタの声優だった小倉唯さん。物語の展開で、リンネ・ベルリネッタは、話し方まで変わってしまうほどの性格の変化が起きます。ニコニコ動画の「ViVid Strike!」の声優3人によるクリスマストークの中で、その時の声優としての苦労話を小倉唯さんはしていました。孤児院時代の素直でかわいい、少しのんびりした感じのリンネ・ベルリネッタを演じる時の分は、まとめ収録をしてもらったそうです。

同級生3人にいじめられて、携帯や校内放送で呼び出されても、連絡の取れないように邪魔されて、引き取ってくれた大切なおじいちゃんの最期に間に合わなかったリンネ・ベルリネッタが、怒りに震え、いじめっ子三人に報復して以降の、「表情のないダークサイドに行ってしまった声との使い分けが大変だった」と小声優・倉唯さんは、声優としての苦労を話していました。

小倉唯のプロフィール

リンネ・ベルリネッタの声優を演じた小倉唯さんは、1995年8月15日群馬県生まれ。テレビでお仕事を始めたのは、2008年に芸能事務所であるスタイルキューブに所属する研修生を集めたHAPPY!STYLE Rookiesで、中学生でデビューしました。その後いくつかのユニットや事務所を経て今に至ります。

その間、声優としてだけではなく、天才てれびくんのテレビ戦士や、子役としていろいろなテレビに出ています。声優としては「夢色パティシエール」で2009年にデビューしています。最近は声優の人もユニットなどを組んでいますが、小倉唯さんも声優同士でゆいかおりでの音楽活動をしていました。しかし2017年6月30日をもって活動休止することを、ゆいかおり公式サイトで発表しました。

小倉唯の出演作品

小倉唯の声優としての出演作品には、テレビアニメ声優・アニメ映画声優・ゲーム声優と様々な作品があります。次にあげるランキングは、ファンが選んだ小倉唯の声優として演じた好きなキャラクターランキングです。タイトルと、()内は役名を紹介しています。

  1. 変態王子と笑わない猫。(筒隠月子)
  2. ロウきゅーぶ!(袴田ひなた)
  3. 神様のメモ帳(アリス)
  4. 城下町のダンデライオン(櫻田光)
  5. 咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A(園城寺怜)
  6. ひなこのーと(柊真雪)

リンネ・ベルリネッタの格闘技の強さは?

格闘技の強さ①チャンピオンの座を目指す

いじめへの報復という過去の出来事から、リンネ・ベルリネッタが決意したのは、「誰にも見下されず、大切なものを守れる強さ」を手に入れる事でした。いじめっ子に対して何もせずに付け上がらせた過去が、最悪の結末を生み出してしまったことは、リンネ・ベルリネッタにとって、心に重い十字架を持たせました。

過去の弱い自分と決別して、強くなろうと決意したのです。だれもが微笑み返したくなるようなかわいい笑顔も封印し、まるで氷のような冷徹な表情になってしまったリンネ・ベルリネッタです。これは、コーチであるジル・ストーラの影響もありました。才能が一番、強ければそれでいい、特に弱者・敗者を思いやるなんて全くありません。リンネ・ベルリネッタは過去の経験の影響もあって、無慈悲で酷い発言をするようになってしまいました。

そんなリンネ・ベルリネッタと同じ競技格闘技の道を、歩みだした過去の孤児院時代の仲間がいます。リンネ・ベルリネッタの過去の親友だったフーカです。フーカは、純真でかわいい女の子だったリンネ・ベルリネッタの姿におどろきました。そして、リンネ・ベルリネッタに起きた過去の事件を知り、リンネ・ベルリネッタに近付こうとします。

リンネ・ベルリネッタとは違うナカジマジムに所属するフーカは、過去のかわいいリンネ・ベルリネッタとは全く違う今の彼女に向き合うために競技格闘技で、真剣に向き合うことを決めました。フーカは自分なりの格闘技の技・インテリジェントデバイス「ウラカン」も決まりました。

格闘技の強さ②格闘技1位の実力

過去の孤児院時代のリンネ・ベルリネッタは、フーカが守るようなかわいい優しい女の子でした。けれど今のリンネ・ベルリネッタは、弱いことを憎んでいるかのような無表情な女性になっていました。所属しているのは、フロンティアジム。格闘技選手として、現在は、DSAAワールドランク1位の地位まで上り詰めています。

過去に比べて、格段につよくなったリンネ・ベルリネッタの声優をつとめた小倉唯は「アニメの中ではとても強い女の子に成長しましたが、その姿は、本当のかわいい笑顔の優しい自分を封印した取り繕った強さ」と表現しています。そして「リンネ・ベルリネッタのような部分が自分にもあるので、その感覚の再現で声優として演じている」と言います。

格闘技の強さ③高町ヴィヴィオとの戦い

生来の運動神経と重ねた努力のおかげで、格闘技の世界で1位を取ったリンネ・ベルリネッタですが、勝てない相手がいます。その相手の名前は、高町ヴィヴィオ。インターミドル第2回戦で出会った時に、惜しくも判定負けでした。高町ヴィヴィオは、リンネ・ベルリネッタの幼なじみでもあるフーカにも圧倒的な力で勝ったのですが、リンネとは互角でした。その試合の中盤にリンネ・ベルリネッタは、1回だけダウンしてしまいました。

あとは、高町ヴィヴィオの付け入るスキを与えず、ポイントを守ってきました。けれどリンネ・ベルリネッタも高町ヴィヴィオのスキに入り込むことが出来ずに、たった一度のダウンで、判定負けしてしまったのです。リンネのこの話を聞いた時、フーカは、小さい頃は自分が守ってきたリンネが強くなったことを感じました。

フーカにとって高町ヴィヴィオは、圧倒的な力の差で自分を負かした相手です。その高町ヴィヴィオに、リンネ・ベルリネッタは、僅差の判定負けだったというのです。それを聞いたフーカは、リンネ・ベルリネッタには「もって生まれた身体能力があるのはもちろんだけど、毎日の日々の努力があった」と感じました。そしてウィンターカップU-15で、リンネ・ベルリネッタは、再び高町ヴィヴィオと戦うことになりました。

格闘技の強さ④トータルファイター

けれどリンネ・ベルリネッタが、打倒高町ヴィヴィオに備えて頑張ってきたのにもかかわらず、試合の結果リンネ・ベルリネッタは、負けてしまいます。打ちひしがれて「私は、弱い」と言って落ち込むリンネ・ベルリネッタ。それでも、U-15での再戦がリンネ・ベルリネッタにとって最後になるという話をすると、リンネ・ベルリネッタは、格闘家としての闘志がわいてきました。

1位だったリンネ・ベルリネッタ。高町ヴィヴィオに負けてしまった試合のU-15で優勝したチャンピオン・アインハルト・ストラトスの座を目指します。チャンピオンベルトを取りに行くのです。そしてチャンピオンに向かう前にフーカとの戦いがあります。

格闘技の強さ⑤ワールドランカーの戦い

まだ15歳より下の少女たちの戦いではありますが、それぞれの少女たちは、それぞれの人生を抱えてここまでたどり着きました。リンネ・ベルリネッタも、ここにたどり着くまでの、いじめやおじいちゃんの死など乗り越えてきたと思ったものが、再びリンネ・ベルリネッタの前に立ちはだかります。どんな戦いにおいても、まず相手に勝つよりも、自分自身の弱い心に勝たなければなりません。

リンネ・ベルリネッタは、まず自分自身に勝たなければ、チャンピオンベルトに手が届きません。孤児院で誰にも引き取られることなく、街中で自分を見つけてくれた競技格闘技のコーチに出会ったフーカ。元々の素質や練習量で力はリンネ・ベルリネッタに負けているかもしれませんが、メンタルでは、リンネよりも強いようです。

フーカは広島言葉のなまりのある言葉で、リンネにいいます。「心が弱いからふらふらぐらつくんじゃ!」いじめに耐え、おじいちゃんの死に似も耐えてきたリンネに対して、ぶつけられたフーカの言葉に、リンネは、怒りの気持ちがわいてきます。怒りと言っても、リンネはフーカがなぜこんな事を言ったのか、すぐに理解しました。同じ孤児院で心を繋ぎ合ってきたフーカの幼なじみ以上の愛情が、怒りという頑張る力をくれたのです。

格闘技の強さ⑥フーカとの戦闘

ベルリネッタ家の両親も、リンネ・ベルリネッタに対する愛情はリンネが・ベルリネッタが問題を起こしても、笑わない無表情なリンネ・ベルリネッタになっても変わっていません。リンネ・ベルリネッタは、周りを見回してみました。本当は見えていたのに、封印してしまっていた両親の優しさや愛、いじめっ子以外のクラスメートの友情が見えてきました。

そして競技格闘技のリングの上で、向かい合いお互いの技をお互いに披露しあうように、力をぶつけ合うフーカとリンネ・ベルリネッタです。リンネは戦いながら、フーカは弱いものを守るために強くなってきた、かつて守られていた頃の自分を思い出します。いつしか二人は戦いながらお互いの心をわかりあって行きます。

リンネ・ベルリネッタのかわいい魅力とは?

リンネ・ベルリネッタのプロフィール

幼い頃、フーカと同じ孤児院にいて仲良しでした。この頃は、優しくてかわいいけれど、強いフーカの後ろに隠れているような弱弱しい女の子でした。けれどフーカと野原を走り回ったりして遊んでいるうちに、基礎的な体力・強さは身についていたようです。中学校への入学前ごろに、ベルリネッタの前に老紳士が孤児院にやって来て、リンネは仲良くなりました。

その老紳士の子供夫婦には子供がいなかったため、リンネは、ベルリネッタの家の養女になる事がきまりました。優しいベルリネッタの人たちですが、フーカとは別れなくてはなりません。新しい幸せのために孤児院から送りだされたリンネは、新しい生活になじんでいきました。3人のいじめっ子に会うまでは。

転校して1年までは穏やかな日々を過ごしていましたが、リンネの身体能力を見た3人の生徒がリンネを運動部に誘いました。その頃大好きなおじいちゃんの容態があまりよくありませんでした。少しでもおじいちゃんのそばにいたいリンネは誘いを断ってしまいます。かわいいリンネへの嫉妬もあったのでしょう。その日からいじめが始まりました。

それでもリンネは、「引き取ってくれた家族に心配をかけたくない」そんな気持ちで笑顔でがんばりました。それが気に入らなかったのか、いじめはさらにエスカレートしていきます。上履きをボロボロにされたり、トイレに入っていると上から水をかけられたりもしました。更に大切にしていたタイピンをといれになげいれられたりします。そこまでされてもリンネは耐えました。けれど、リンネを心の底から怒らせる出来事が起きます。

おじいちゃんの危篤の知らせが入った時、いじめっ子たちは、リンネを家に帰らせないようにしたのです。結果リンネは大好きなおじいちゃんの死に目にあう事が出来ませんでした。いじめっ子たちをつけあがらせた自分が、自分の弱さが悪いそう思ったリンネは、学校に投稿した後、またいじめてきたいじめっ子たちをぶちのめしました。かわいいリンネとは思えない力業でです。

引き取ってくれたベルリネッタの両親は、そんなリンネを見放しませんでした。でもリンネは、今まで通りにはいられませんでした。さらにいじめっ子の一人の兄から、報復を受けるリンネ。リンネはさらに強くなろうと、競技格闘技に足を踏み入れます。

かわいい魅力①普段は無表情

リンネ・ベルリネッタが格闘技の世界にはいる時には、すでに昔のかわいい笑顔のリンネ・ベルリネッタではありませんでした。いじめに耐えて、いじめっ子にやりたいようにやらせてしまった自分の弱さが、おじいちゃんの最期に間に合わなかったという結果を招いてしまったことが、一番の原因です。さらにその後、いじめっ子たちに報復した後の無意味さを感じたようなリンネ・ベルリネッタの無表情。

無表情というよりも、何かすべてを失ってしまったような虚無という心の持ちようにまで落とされてしまったリンネ・ベルリネッタ。自分が報復したことで、優しい両親にも迷惑をかけてしまったという現実。心を失うほどの衝撃だったことが、リンネ・ベルリネッタの無表情に反映されています。

かわいい魅力②かわいい素顔

主人公フーカが知っている孤児院にいた頃のリンネ・ベルリネッタ。孤児院からベルリネッタの家に引き取られて1年間愛のある家族の中の優しい時間。その間のリンネ・ベルリネッタは、邪気のない本当にかわいい笑顔でした。リンネ・ベルリネッタから、この笑顔を失わせたのは、同級生からのひどいいじめが原因でした。いじめのシーンが放送された後のツイートは、「見ていてつらい」というものも多かったです。

けれど、リンネ・ベルリネッタは、笑顔をちゃんと取り戻す事が出来ました。自分の中で、「仲良くならなければいけない」そうやって追い込まれてしまったまだ中学生の女の子。笑顔を取り戻させるのは、やはり失った家族が原因でしたので、家族がきちんと愛を感じさせることも元の笑顔を取り戻させる大きな要因になりました。

そしてリンネ・ベルリネッタが、試合中に寄せられる、競技格闘技の仲間たちの声援。いじめにあっていた時は、誰も味方がいないような冷ややかな目線の中でしたが、競技格闘技の仲間たちは、熱く応援してくれます。一人で闘っているかのようで、みんなが必死で声掛けをしてくれるシーンに胸が熱くなったという意見もありました。

そして、リンネ・ベルリネッタに勝利至上主義のような厳しさで接していたコーチのジル。彼女のこの厳しさが、リンネ・ベルリネッタに悪影響を与えたという意見も多い中で、ジルはリンネ・ベルリネッタが、いつか本当の自分を取り戻して明るく笑ってくるのを待っていたのだという意見もあります。

暗い表情のリンネ・ベルリネッタに会えて、その暗さに同調する事で、「コーチがそばに寄り添っていることを感じさせていた」という意見です。ジルの指導により、リンネ・ベルリネッタは、競技格闘技の世界では、人気選手でもありました。恩師や家族、友達から与える事の出来ない何かをファンの応援の力が与えることが出来るという事もあると、ジルは考えていたという意見もありました。

かわいい魅力③戦闘後の穏やかな表情

最終話である12話では、リンネ・ベルリネッタのかわいい魅力、穏やかな笑顔、素直な顔が満載です。フーカとの試合が終わり、すべてが終わった後、二人はやりつくした満足感で深い眠りに入ります。そしてその眠りから覚めた時の、リンネ・ベルリネッタは、悪い魔法が解けて、いじめにあう前のリンネ・ベルリネッタに戻ったような笑顔を見せます。

目が覚めて、隣同士のベッドに寝ているフーカとリンネ・ベルリネッタ。まるで孤児院での日々のように二人は、自然な穏やかな表情で話し合います。リンネ・ベルリネッタのコーチとも、心の底で思っている感謝を告げる事もできました。次々やってきた格闘技のライバルたちとも、これから先の試合の話などを、楽しそうにできるようになりました。

すべてが、明るい春の日差しの中のような、そんな会話の中で、リンネとフーカはお互いの離れていた時間を取り返すかのように、いろいろなことを話します。もちろん闘いの場は真剣にこぶしをぶつけ合いますが、それ以外の時は、穏やかなとても穏やかな時間を取り戻し、この物語は終わります。

リンネ・ベルリネッタの筋肉がすごい!

リアルでムキムキな筋肉

フィギュアスケートの羽生弓弦選手なども、細身で華奢に見えますが、トレーニングウエアの下の筋肉はすごいと言います。それでなければ、あれだけの技を支えられません。美少女アニメとはいえ、真剣に格闘技に向き合っている女の子の設定です。体の筋肉をリアルに描くのは、好感が持てると評判です。

ただこれについては、残念に思う意見もいくつかありましたので、紹介します。「女の子が足を広げてストレッチするシーンは、嬉しいお色気シーンなのに」「かわいいリンネ・ベルリネッタっちゃんの顔に目がいかず、足しかみなかった」「ズボンの斜めの線は、女子には不必要だろう」という、悲しみの声もいくつか届いていましたが、作品を愛するが故の声と言われています。

何度もリメイクされている硬式テニスの姿を描く、「エースをねらえ!」でも半端ないトレーニングをしているのに、ここまでの筋肉の影を付けた絵柄は少ないようです。昭和に作られて最初の「エースをねらえ」だと効果線を使ったひろみVSお蝶夫人のシーンなどでは、迫力のシーンを描いていますが、女の子という事も配慮して、ムキムキという絵柄はさけているようでしたから、この絵柄は新鮮とも言われています。     

リンネ・ベルリネッタのスリーブがかわいい!

ブシロードからスリーブが販売

まず、スリーブってなに?と思う方のために説明します。アニメ・スポーツ・ゲーム・アイドルなどのキャラクターのトレカ(トレーディングカード)を収集している人がいます。トランプのようなカードはそのまま放置していたら、バラバラになったり、ゴムで止めたりするとせっかくのコレクションが劣化します。

最近では、トレーディングカードを使ったゲームもありますが、コレクションのために集めている人も多いのが事実です。そのために入れておく道具が必要です。全くわからない人には、昔お菓子のおまけのプロ野球カードやポケモンのカード、もっと古くは永谷園のお茶漬けのおまけだった東海道53次を汚れないようにしておくものです。

今回のリンネ・ベルリネッタのスリーブは、袋タイプで、1パック60枚入りです。形の違うものでは、枚数が少ないものがありますので、必要な分を考えて皆さん選んでいるようです。イラストは、リンネ・ベルリネッタのかわいいイラストのタイプ、少しうつむいたいじめにあってしまった後のリンネ・ベルリネッタが描かれたものがあります。

「ViVid Strike!」のスリープとして売られているので、他のキャラクターの商品もあります。人気なのは、主人公のフーカとリンネ・ベルリネッタが一緒に描かれているタイプの商品です。人気キャラクターが並んでいるのもファンにとってはうれしいもの、なのだそうです。

リンネ・ベルリネッタの感想や評価は?

「ViVid Strike!」のオープニングテーマをゆいかおり(小倉 唯&石原夏織)のユニットが歌っています。昔の声優さんは、声を演じる事がメインでしたが、今の声優さんは、歌って踊れて、演技もできる一人で何役もできるそんな方が多いです。このツイートに載っているMVでは、役のリンネ・ベルリネッタのような格闘シーンも見事に演じています。

いじめに対する報復は、本当は許されないものだけれど、このツイートのように、悪い人が「天誅」とばかりに報復されるのは見ていてスカッとするという意見はいくつも見かけました。リンネ・ベルリネッタは、おじいちゃんの死がなければ、また違った行動だったかもという推察もあります。いじめは犯罪です。あってはならないものです。

大人しくいじめを受け入れているようなかわいいだけの子だったはずが、思わぬ反撃に出たシーンです。リンネ・ベルリネッタは、過去のこの時の事が理由で競技格闘技の道に入っていきます。リンネ・ベルリネッタの怒りが伝わってくると言われている少し残酷なシーンです。

リンネ・ベルリネッタが、過去にやられたいじめにより、かわいい笑顔を封印し、幼なじみのフーカにも冷たい顔でした。格闘技というお互いの心に衝撃を与えあうことで、リンネの顔に笑顔が戻るという点は、多くの人も良い点にあげています。

『ViVid Strike!』の主役のフーカの声を担当した水瀬いのりさんと、リンネの声を演じた小倉唯さんの撮影の裏側なども聞けたというラジオのツイート。最近ではドラマなどで副音声で、ドラマ収録中の苦労話などを流す放送もあります。でもラジオで別枠でゆっくり語るのもじっくり聞けていいという意見もありました。

リンネ・ベルリネッタの過去や声優まとめ

東京MXで2016年10月から12月まで全12話で放送されていた『ViVid Strike!』(ヴィヴィッド ストライク)の登場人物であるリンネ・ベルリネッタについて、まとめました。いろいろな事情があって、格闘技の世界に心を救われて行く少女たち。今回取り上げた、リンネ・ベルリネッタは、孤児院で育った彼女がやっと幸せをつかんだのにたった3人の少女のいじめによって運命が変わってしまいました。

このアニメの主な流れは、格闘技を頑張る少女たちにフォーカスされています。けれどかわいいリンネ・ベルリネッタがいじめの過去から立ち直り、いじめの醜さも伝わる作品です。若い世代にはもちろん、大人にもあるいじめの世界、多くの人が感動したと評判です。そして孤児院で一緒だったフーカとの友情を取り戻すシーンが、子供の頃の野原のシーンにオーバーラップするのも見どころです。

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ