貴族探偵の最終回をネタバレ!その正体やドラマと原作のあらすじの違いは?

フジテレビ月9で放送された、相葉雅紀主演『貴族探偵』は、視聴率No.1を記録して視聴者の関心が高く寄せられ、原作ファンを絶賛させました。そんなドラマ『貴族探偵』も最終回を迎え、貴族探偵の正体が明かされると注目が集まりました。果たして、貴族探偵の正体は明かされたのでしょうか?原作とドラマのあらすじのネタバレも気になるところです。貴族探偵の最終回のあらすじをネタバレし、その正体とドラマと原作の違いや、出演キャストについてもまとめてご紹介していきます。

貴族探偵の最終回をネタバレ!その正体やドラマと原作のあらすじの違いは?のイメージ

目次

  1. 貴族探偵とは?
  2. 貴族探偵のドラマ最終回ネタバレ
  3. 貴族探偵の正体とは?
  4. 貴族探偵のドラマあらすじネタバレ
  5. 貴族探偵の原作あらすじネタバレ
  6. 貴族探偵のキャストは?
  7. 貴族探偵の最終回はキスで終わる?
  8. 貴族探偵に関する感想や評価
  9. 貴族探偵の最終回ネタバレや正体まとめ

貴族探偵とは?

毎週月曜日、夜9時にフジテレビ系列で放送されていたドラマ『貴族探偵』は、麻耶雄嵩原作の短編推理小説「貴族探偵シリーズ」を題材に、人気グループ・嵐の相葉雅紀が主演を務めて制作されたドラマです。相葉雅紀が演じる貴族探偵は、自らは推理することなく、周りの使用人たちに推理させて、本人は何もせずとも事件が解決されていくという設定です。

原作者曰く、「時代劇の水戸黄門をイメージして書き上げた作品」と語っています。そんな「貴族探偵」のあらすじが気になるところです。貴族探偵の正体は最終回まで謎のままで、視聴者の間で話題となっていたようです。「貴族探偵」の正体とは一体何者なのでしょうか?ドラマ「貴族探偵」の最終回のあらすじをネタバレし、正体について紹介していきます。「貴族探偵」のドラマと原作の相違点も比較してみていきましょう。

貴族探偵のドラマ情報

≪「貴族探偵」ドラマ詳細≫

  • 原作:麻耶雄嵩『貴族探偵』『貴族探偵対女探偵』
  • 脚本:黒岩勉
  • 演出:中江功/金井紘/相沢秀幸
  • 出演キャスト:相葉雅紀/武井咲/井川遥/生瀬勝久/滝藤賢一/木南晴夏/仲間由紀恵/中山美穂/松重豊
  • 制作局:フジテレビ
  • 放送期間:2017年4月17日-6月26日
  • 話数:全11話

貴族探偵 | オフィシャルページ - フジテレビ

貴族探偵のドラマ最終回ネタバレ

ドラマ『貴族探偵』の最終回のあらすじをネタバレ紹介していきます。『貴族探偵』最後の舞台となるのは、具同家の別荘の星見荘です。シンガポールの武器商人で財を築いた具同家の別荘では毎年、「スピカの宴」という真希(矢作穂香)の誕生日会を兼ねた天体観測が催されています。

そんなパーティーで、具同家の長男・弘基(桐山漣)と、真希の兄・佳久のゼミの先輩でパーティー参加者の葉子(南沢奈央)が殺害される事件が起こります。この事件には1年前に起こった水上バイク事故が関連しているようですが、果たして、犯人は誰なのでしょうか?

『貴族探偵』最終回のあらすじをネタバレし、事件の真相や貴族探偵の正体に迫っていきます。後半には、『貴族探偵』の1話から10話までのあらすじも紹介していますので、詳しいあらすじのネタバレ内容が知りたいという方は、そちらもチェックしてみて下さい。それでは、『貴族探偵』最終回のあらすじをネタバレ紹介していきます。

最終回ネタバレ:目を覚ます愛香

何者かに襲われ気絶した愛香(武井咲)が目を覚ますと、既に警察が到着し、貴族探偵(相葉雅紀)もそこにいました。愛香は疑いの目を貴族探偵に向けますが、貴族探偵は襲ったのは別の人間で、自分は愛香の介抱をしたといいます。刑事の鼻形雷雨(生瀬勝久)が、犯人は別荘にいた人物で顔見知りで間違いないだろうと語ります。

愛香は、鼻形に殺害された弘基(桐山漣)が政宗是正にいて情報を持っていた可能性があり、貴族探偵が口封じのために殺害したとも考えられるとして、殺害者リストに彼のも加えた方がいい話し、貴族探偵の罪を暴くチャンスだと語ります。

最終回ネタバレ:新たな手掛かり

警察の事情聴取がはじまり、奈和は、殺害された緒方修の恋人の葉子をパーティーに連れてきた真希の兄の佳久を責めます。佳久は、葉子とはゼミの先輩後輩の関係で、緒方と交際していたことは知らなかったと語ります。そんな佳久に奈和は、弘基がいなくなって相続で一番得するのは佳久だ公言します。弘基の殺害で凶器となったのは部屋に落ちていた獅子座の彫刻でした。

弘基の机の上には小切手が置かれて、乙女座の彫刻が落ちています。争った形跡はなく、顔見知りの犯行だと推測されます。葉子の部屋に行くと、葉子は弘基の後に殺害されたと分かり、凶器は弘基の部屋で発見された乙女座の彫刻での撲殺死、肩が脱臼していることから犯人は2人組で1人が葉子を拘束して、もう1人が殴ったと警察では推理されました。

テーブルの上には2つのティーカップが出され、灰皿には何かの液体があり、煙草の臭いもしていました。しかし、パーティー参加者の中には喫煙者はいません。葉子の部屋からテラスまで、その謎の液体が続いていることが分かります。居間では、貴族探偵が真希と佳久に事情聴取していました。

鼻形刑事は、愛香にこそこそした動きを示す貴族探偵の使用人たちの様子がおかしいことを話します。貴族探偵の使用人、山本(松重豊)、佐藤(滝藤賢一)、田中(中山美穂)は、テントで事件について話していました。どうやら使用人たちはいち早く、真犯人の目星をつけたようですが、自分たちの推理を述べるべきか迷っているようです。

その頃、鼻形と愛香は、別室で葉子の部屋で発見されたICレコーダーの内容を確認し、愛香は1年前の事故に事件性があることに気づき、皆を集めて推理を披露しようとします。しかし、貴族探偵の使用人たちが自分たちが推理をすると貴族探偵に許可を得ると、事件の真相の語り始めます。

最終回ネタバレ:山本の推理

貴族探偵の執事・山本は、弘基を殺害した犯人は、殺害された葉子だといい、事件の発端は1年前の水上バイク事故が関連していると話します。山本の推理はこうです。弘基が水上バイクで緒方を轢き殺してしまい、それを目撃していた奈和は弘基と口裏を合わせて単独事故という嘘の証言をします。

葉子は、緒方の事故に疑念を持ち、2人に脅迫状を送り、真相を求めてICレコーダーを持ち、弘基の部屋に行きますが、お金で解決しようとする弘基に対して激怒し、弘基を殺害します。弘基を殺害した葉子は、その足で奈和の部屋へ行き、自室に来てほしいと奈和を呼び出します。葉子が部屋に戻る途中で、雨に濡れている人物を見つけ、気になってほっておけず、葉子はその人物を自室に招き入れお茶を出します。

その間に、奈和が葉子の部屋を訪ね、その人物は奥に隠れます。葉子と奈和が口論となり、奈和を殺そうとする葉子を止めに、隠れていた人物が葉子の腕を強く引っ張ったことで脱臼し、その隙をついた奈和が葉子を殴り殺します。そして、その殺人を幇助した人物は、殺人者であっても女性には常に優しい性分で、現場に残された足跡や煙草の残り香から推測される犯人は、貴族探偵と推理します。

最終回ネタバレ:愛香の推理

使用人たちの推理を聞いていた愛香は、その推理に待ったを掛けます。自分の尊敬する探偵師匠を殺した貴族探偵を許せない気持ちがある愛香でしたが、真犯人は別にいると確信していた愛香は、貴族探偵が真犯人ではないと語ります。愛香は、使用人たちの推理は途中までは合っているといい、葉子の部屋で見つけたICレコーダーに録音されていた内容を話します。

真犯人の真の目的は、弘基を殺害することで、葉子は弘基に恨みを抱いていたために利用されたと語ります。葉子の味方のフリをしていた真犯人ですが、1年前の事故の真相を知っていたと葉子に気づかれた真犯人は、葉子と口論になり、葉子を殺害するのです。その真犯人とは、真希でした。

自分の味方だと信じていた真希と口論となっ葉子は、真希を殺そうとしますが、その場にいた佳久が止めに入ります。真希はその隙をついて撲殺したのです。真希は、佳久を自室に帰すと、貴族探偵に出くわし、自室には葉子の死体があって招くことが出来なかったため、葉子の部屋を自室と偽って貴族探偵にお茶を出します。貴族探偵が部屋を後にしたのち、真希は遺体を葉子の部屋に移したのです。

その時に、タイミング悪く愛香が訪れて焦った真希は、愛香を背後から殴ったのでした。真希は、弘基に分家だと常に馬鹿にされ続けていたことに、精神的なストレスが極限まで来ていたようでした。奈和は、1年前の事故の真実を知っていたことへ同罪だと責め立てます。佳久は、真希の気持ちに気づいてやれずにごめんと、涙を流して謝罪するのでした。

最終回ネタバレ:生きていた切子

愛香は3人の使用人に対してわざと推理を間違えたことを指摘します。3人は単純に間違えただけだと誤魔化します。愛香は貴族探偵に、真犯人を見つけ出したことで約束していた師匠の切子(井川遥)の死の真相について話してほしいといいます。しかし、貴族探偵は「貴族は真相の解明などには加担しません」といい、その場を去っていきます。

事務所に戻った愛香は、切子の事件の真相が解き明かせなかったことに無念さを吐露すると幻の切子に励まされます。ふと、愛香は置かれた桐箱に気づき、中身を確認します。すると、「高徳愛香探偵事務」と書かれた看板が入っていました。愛香は、「喜多見切子探偵事務所」の看板と掛け替えます。その時突然、事務所に3人の使用人が現れて切子の真相を愛香に語り始めます。

切子は、香港海軍の貿易密輸の摘発の件で利益を失った政宗是正に追われ、愛香に迷惑が掛からないように、貴族探偵の秘書である鈴木(仲間由紀恵)に自分が死んだと偽装するように依頼していたのでした。愛香は、尊敬する師匠が生きていて、いつも隣の部屋から見守っていてくれていたことに驚き、安堵します。

最終回ネタバレ:貴族探偵と愛香

その頃、貴族探偵の車中では、貴族探偵と切子が話をしていました。貴族探偵の「真実を話さなくていいのか」との問いに、切子は「これでいい」と答えます。貴族探偵のテントで切子は最後の挨拶を交わすと、そこに愛香が現れ、2人は抱き合います。切子はイタリアに行って結婚すると語ると、明るく「チャオ!」と残して去っていきます。

貴族探偵は、またどこかの現場で会った時は、楽しませて下さいと、後ろ姿の愛香に声を掛けます。愛香は貴族探偵に向き直り、1つ言いたいことがあるといいます。「アバンチュールの誘いですか?」とお道化て見せる貴族探偵に、愛香は素直にうなずくと、貴族探偵は愛香の手を取り口づけを交わすのです。

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貴族探偵の正体とは?

ドラマ『貴族探偵』では、結局最終回でも貴族探偵のその正体がはっきりと明らかにされることはありませんでした。貴族探偵の正体がどこまで明らかにされているのか、その目的をドラマのあらすじをネタバレしてまとめました。

正体:詳細は不明

相葉雅紀が演じる貴族探偵は、実はドラマ最終回でも正体が明かされていません。分かっていることは、由緒正しい上流階級生まれということだけで、家族構成や年齢、職業、本名すらも語られていません。原作では、貴族探偵がよく、「亀井」などとイニシャルがKで始まる名前を使用することから、Kが入る名前なのではないかと推測されています。

そのため、愛香は話中に出てくる「政宗是正」が貴族探偵の正体ではないかと疑っていましたが、全くの別人でした。捜査の面では警察上層部から優遇された扱いを受け、日本の有数の財閥令嬢の父親にでさえも、その正体は詳しくは知られていない、全てが謎のベールに包まれています。

正体:愛香と切子を守っていた

貴族探偵は、実は「政宗是正」という人物から切子と愛香を守っていたのでした。「政宗是正」という人物は、切子が摘発した香港海軍という貿易会社を取り仕切る人物で、密輸入に関わっていました。切子が摘発したことで、利益が上がらなくなってしまい、「政宗是正」は切子を恨み命を狙います。

切子は、愛香を危険に巻き込みたくないとして、貴族探偵に偽造殺人の依頼をし、その依頼を受けた貴族探偵は、秘書の鈴木にその手配をさせます。それでも愛香のことが気がかりな切子は、事務所の隣に部屋を借りて愛香の様子を見ていたのでした。「政宗是正」には貴族探偵が話をつけ、切子も追われる心配はなくなりました。

貴族探偵のドラマあらすじネタバレ

ドラマ『貴族探偵』の全話のあらすじをネタバレしてご紹介していきます。各エピソードのポイントだけを抑えてご紹介しているので、トリックなど詳細が知りたいという方は是非、本編を観てみるといいかもしれません。それでは、ドラマ『貴族探偵』の全話のあらすじをネタバレしてみていきましょう。

第1話あらすじ:「推理は雑事!…」

「喜多見切子探偵事務所」に務める高徳愛香は、ある日、事務所の重要なクライアントの玉村家令嬢、依子(木南晴夏)の別荘「ガスコン荘」で行われるパーティーに招待され、その別荘の地下にある、死体を投げ入れると消えてしまう「鬼隠しの井戸」と呼ばれる井戸で、パーティー参加者の死体と無数の血の足跡が残されているのを発見します。

現場に駆け付けた、警部補の鼻形雷雨が部下の常見(岡山天音)は、まだ別荘に残っているパーティー客を広間に集めます。死体は、笹部と呼ばれる客で、金属棒で頭を5回も殴られた跡がありました。鼻形は犯人はこの別荘に残っているメンバーのうちの誰かだと推測します。その時、主人の使いで来たという執事の山本が現れ、一同を庭に張られた巨大な天幕に案内します。

その中は豪華なシャンデリアや調度品で埋め尽くされ、そこに主人の貴族探偵が現れ、来客を歓迎します。鼻持ちならない貴族探偵に鼻形は暴言を吐きます。すると、貴族探偵は、今から2つのことが起きる、1に携帯がなる、2に私に謝るといいます。すると、貴族探偵が言ったとおりに鼻形の携帯がなり、電話の相手は、警察本部長でした。貴族探偵に好きに捜査させるようにとの命が下ります。

貴族探偵は、警察上層部に強いコネクションを持っているようです。貴族探偵は、この事件は自分が解決するといいます。以前に、愛美の探偵師匠である喜多見切子に推理勝負で勝っている貴族探偵に対して、愛香は、ライバル心を剥き出しにし挑戦を挑みます。この事件の犯人は、パーティー参加者の畦野です。動悸は付き合っている千秋の奪い合いです。被害者の笹野は千秋の元カレで、畦野は千秋の現在の交際相手です。

笹野は千秋に執拗に復縁を迫り、畦野から千秋を奪おうとしていました。依子に罪を着せるために依子のコートのボタンを盗み出した笹野は、畦野の殺害を計画を実行に移しますが、畦野に返り討ちに遭うのです。畦野は殺害時間の4時頃に停電が起き、現場に眼鏡を落としてさらにパニックになっていました。

停電が復旧し、現場を目にした畦野は、壁伝いに張って出口に向かっている自分の足跡に気づき、停電時に犯行が行われたのを隠すために複数の足跡を残します。依子が7時頃に聴いた音は、井戸の底に落ちた眼鏡を釣り竿で回収するときの音でした。事件は解決し、貴族探偵を呼び止めた愛香は、探偵として認めないと発言します。

貴族探偵は事件を正確に推理できなかった愛香に対して、あなたも探偵ではないと言い放ち去っていきます。愛美は事務所に帰ると切子に起きたことを打ち明け、絶対に貴族探偵をぎゃふんといわせると誓います。愛香は貴族探偵と切子の関係が気になり、切子に2人の関係を聞きますが、返答はありませんでした。

第2話あらすじ:「人気作家殺人…」

第2話の殺人事件の舞台は、気ミステリー作家の厄神春柾(大和田伸也)の別荘です。編集者の日岡美咲(紺野まひる)の厄神春柾の取材のために同行していた愛香は、途中落石に遭います。間一髪のところで逃れた愛香たちです。そこに居合わせた貴族探偵は故意の落石だと推測し、真上の厄神の別荘に向かいます。

一行は別荘の主を呼び出しますが、反応はなく、様子を確かめるために別荘内に入ってみると、目にしたのは書斎のベッドに横たわる頭から血を流した厄神の死体がありました。この事件の犯人は、厄神の妻・令子(横山めぐみ)と編集者の滝野光敏(丸山智己)です。

殺害動機は、厄神の浮気に耐えられなくなった令子が滝野と愛人関係にあり、その関係が厄神に見つかって修羅場と化し、令子は側に合ったトロフィーで厄神を殴り殺したのです。自宅で殺害した厄神を別荘に運び、自分たちのアリバイを作るために落石させたのでした。愛香は今回も推理を外してしまい、落ち込んでいました。そんな、愛香に貴族探偵のメイドの田中は、チョコレートを渡します。

貴族探偵は、相変わらず、女性編集者の日岡と松尾をディナーに誘うと言って去っていきます。事件後、事務所に帰った愛香はもらったチョコレートを広げ、切子に報告します。しかし、愛香がふと気づくと、切子はいつの間にかいなくなっていました。4つあったチョコレートは1つ減り、側では貴族探偵の影がちらついていました。

第3話あらすじ:「禁断の恋…」

「喜多見切子探偵事務所」に女子高生の垂水遥(橋本環奈)が、教師で婚約者である浜村康介(内野謙太)の無実を証明してほしいと依頼が入ります。それは、彼の自宅の玄関前にダンボールが置かれその中に遺体が入っていたために、河川敷に捨ててしまったが自分はやっていないということでした。被害者は、宇和島逸子で彼女は浜村が女子高生と付き合っていることで浜村をゆすっていました。

しかし、拘留中の彼はやっていないといいます。愛美は、宇和島逸子の夫でプロボクサーの宇和島政人を犯人と推理しますが、大きくハズレます。この事件の真犯人は、美容室に勤務している小関です。動悸は自身の浮気の件で、3年間も逸子にゆすられていたことにありました。小関は、逸子を外に呼び出すと殺害し、頭部と腕を切断します。外は雨が降っていたため血液は流れていきました。

15時に回覧板が回ってくることを知っていた小関は、マネキンに逸子の頭部と腕を取りつけ、あたかも逸子がその時間に生きているかのように偽装したのです。愛美は、またもや貴族探偵に負けてしまい、悔しい思いを抱えていました。

しかし、同時に、使用人に推理させながら、貴族探偵がいち早く事件の真相に気づいているということに気づきます。愛香はそんな貴族探偵に、認めるということを伝え、いつかあなたを超すと話しますが、気が付くと貴族探偵の姿はそこにはありませんでした。

第4話あらすじ:「湯けむり復讐…」

アイドルの有畑しずる(藤川千愛)がライブの後に自殺し、しずるが付き合っていた田名部優と別れたのが理由で自殺したというアイドルオタクたちは、その人物に復讐しようと探して出してほしいと愛香の事務所を訪ねてきます。しかし、愛香は断ります。彼らが帰った後に、事務所に玉村依子がやってきて、話題のパワースポットの温泉に興味を持った愛香は、浜梨館に訪れ、そこで殺人事件に巻き込まれます。

殺害されたのは、その旅館に先に宿泊していたアイドルオタクたちが探していた田名部優です。温泉に入っているところを撲殺されました。愛香は旅館の女将(釈由美子)が犯人だと推理しますが、またまたハズレます。犯人は旅館に泊まっていた、しずるの熱狂的ファンの有戸秀司(阿部力)です。実は、殺されたのは田名部優ではなく、赤川和美という男性でした。

しずるが付き合っていたのは男性ではなく女性で、旅館で赤川和美と名乗っていた女性が本当の田名部優でした。田名部優は、しずるの熱狂的ファンが自分の名前を知っていることに怖くなり、女性のような名前を持った男性と名前を交換していたのでした。

第5話あらすじ:「華麗なる一族…」

愛香は事件が発生する度に姿を現し、難事件を解決していく貴族探偵のことが気になり始めます。愛香は玉村依子から紹介を受け、貴族探偵と親しい桜川鷹亮(竜雷太)と接触を試みますが、愛香が訪ねた日は、桜川家の元投手の鷹亮の孫娘、弥生(北香那)の婿を決める大切な儀式の真っ最中でした。しかし、そんな中でも桜川鷹亮と接触することができた愛香は貴族探偵について聞くと、なんと貴族探偵が後ろに立っていました。

貴族探偵は婿を決める儀式の立会人で、愛香もその立会人の1人に指名されます。その儀式の最中、鷹狩りで鷹を仕留めた金山(忍成修吾)が盃に毒を盛られてます。一命をとりとめた金山でしたが、毒殺されそうになったことに違いはありません。儀式は中止されると思われましたが、鷹亮は儀式の続行を告げます。

そんな中またもや花婿候補の尼子は鈍器で頭を殴られ、水口は背中をナイフで刺されて殺されます。そして、最後の候補者、高宮も首をロープで絞められ殺害されていました。いずれも密室殺人でした。花婿候補の全員が何者かによって殺されたのです。

第6話あらすじ:「花婿候補…」

鷹亮は、莫大な遺産と権利を手にすることができる世継ぎの儀式でこうなることを案じていました。度重なる殺人事件で鷹亮は、愛香と貴族探偵に正式に事件の捜査依頼をします。愛香は調査をする中で犯人は弥生だと推理します。それを聞いていた弥生は反論はしませんでした。そんな弥生を幼なじみで使用人の友也が庇います。しかし、真実は別にあり、貴族探偵が使用人を使って推理します。

3人の婿候補の高宮、水口、尼子は、桜川家の財産と権力を手に入れようとお互いに殺し合い、結局自滅してしまったのです。そして、密室だったのは、愛し合っいる弥生と友也がそれぞれが犯人だとお互いに勘違いし、庇ったために密室になってしまったのでした。互いに愛し合う2人を見た鷹亮は、友也を弥生の婿候補として側で鍛え上げることにします。

そして、この事件の黒幕は、3人の婿候補を邪魔に思っていた鷹亮がそれぞれが自滅するよう、毒を盛られた金山に一芝居打たせていたものでした。金山は武蔵病院で重体と言われていましたが、すぐに退院し姿を消し、医療データも残っていませんでした。愛香は気づきます。1年前に、師匠の切子が亡くなったのも武蔵病院でした。あれは本当に事故だったのか、愛香の中で疑問が湧きます。

第7話あらすじ:「最終章!暴かれる…」

時は、1年前の事件に遡ります。愛香の師匠の喜多見切子と貴族探偵との間で起こった事件です。 切子と貴族探偵は、よくパーティーなどで面識がありました。切子の大事なクライアントの都倉電子社長の都倉健一(小木茂光)が自宅の書斎で死亡した連絡を受けた切子は、そこで貴族探偵に初めて現場で鉢合わせします。警察は、都倉が睡眠薬を飲んだ後に、右手首をカッターで切り、自ら命を絶ったと判断しました。

この事件の犯人は、秘書の真佐子(森口瑤子) でした。都倉の妻が亡くなり、子供たちも真佐子に懐き、15年間、ずっと側で支え続けた真佐子でしたが、キャバクラで出会った光恵(広末涼子)と結婚し、自分を捨てた事への復讐でした。密室を作り出した方法は、被害者の胸ポケットに糸を通し、その糸をたぐわせて鍵を入れる方法です。切子は犯人が光恵だとわざと間違えて推理します。

なぜなら、光恵が家族のことを思う気持ちが、バラバラになっている家族の現状をを回復させると考えたからです。そして、貴族探偵がその後に正しい推理をするとも分かっていました。切子は、貴族探偵にある人物の名が書かれたメモを渡します。そのメモを見た貴族探偵の顔色が変わり、切子がその場を去った後、秘書の鈴木を呼び「確実に殺せ」と命令します。

第8話あらすじ:「女探偵に殺人…」

愛香は切子の死の真相を探り、切子の手帳から「政宗是正」と言う人物の名が書かれたメモの跡を発見します。愛香は探偵事務所に鼻形を呼び出し、切子の死について調べ、貴族探偵がこの事件に絡んでいる疑惑を打ち明けます。そして、「政宗是正」について調べてほしいと依頼します。そんな中、愛香は大学時代の先輩で現在、准教授をしているは韮山瞳(上原多香子)から連絡を受け、大学を訪ねます。

するとそこには、貴族探偵がいました。貴族探偵は自分の身辺を探ろうとする愛香に忠告します。その時、女性の悲鳴が響き渡り、韮山研究室のゼミ幹の大場和典(松川尚瑠輝)が殺されているのが発見されます。大場は女性遍歴の多く、様々な人間関係が渦巻いていました。大場を殺した犯人は、ゼミ生の原木で、自分の意中の女性が大場と付き合い始めたので激怒し殺人に至ります。

事件後、貴族探偵は愛香に、これ以上、切子の死について探らない方が切子も安心すると意味深な発言をします。後日、愛香の事務所に鼻形が木「政宗是正」について情報を持ってきます。「政宗是正」はシンガポールで黒い活動していること以外全てが不明でした。「政宗是正」が貴族探偵なのか、愛香の疑いはますます深まります。

第9話あらすじ:「女探偵の逆襲!…」

愛香は切子の死の真相を探るために、鼻形と一緒に切子が転落死した渓谷に来ていました。鼻形の調べで当時の関係者の証言では切子の遺体には目立った外傷がなく、不審に思った鼻形は後輩警官を呼び出し、当時の資料を持ち出すように指示します。そこで愛香と鼻形は事件に巻き込まれます。

蝶の散策に来ていた貴族探偵の犬のシュピーゲルが遺体を発見し、その遺体がキャンプに訪れていた人気作家の大杉道夫(小市慢太郎)の妻の真知子(高岡早紀)の妹、ジャズシンガーの佐和子(田中千絵)だというのです。貞子は花の冠を頭にかぶせられて死んでいました。この事件の真犯人は作家の大杉です。大杉は佐和子と不倫関係にありました。真知子はそのことを知り、大杉を脅迫し、佐和子を殺させました。

大杉の気持ちが完全に佐和子に向いていたと気づくと、真知子許す事が出来ず、背中から刺して殺害します。夫を殺害して自殺しようとした真知子に、貴族探偵は、一生罪を抱えて償って生きていかなければならないといいます。

事件解決後、愛香と鼻形はカフェで後輩警官が持ってきた事件の資料を目に通します。その事件には、警察本庁が絡んでおり、資料をまとめたのは鈴木と言う女性でした。鈴木と言う名前に心当たりのあった愛香は、貴族探偵に、切子を殺したことと、探偵の正体が「政宗是正」であると詰め寄るのです。

第10話あらすじ:「最終章!想像を…」

愛香は今まで自分が調べてきたことを全て貴族探偵に打ち明けますが、探偵からは「証拠がない」と一蹴されます。そして躍起になる愛香に、事件の推理を正しく推理することができれば教えると約束します。愛香が立ち去った後、貴族探偵は使用人たちを呼び、鈴木に「ケリをつける」と命令します。しばらくして、愛香の探偵事務所に、シンガポールで武器商人をする大金持ちの具同家からある依頼書が届きます。

愛香は、この依頼は貴族探偵のは罠と思いながらも別荘に向かいます。その別荘では具同家当主の次男の娘、真希の誕生日会と天体観測がされるスピカの宴が催されていました。そこに玉村依子もおり、依子が愛香を招待したのです。そして、愛香は、毎年行われているその宴で、1年前に起こった、当主の長男の弘基が所有する水上バイクを運転中に緒方修(小松勇司)が死亡する事故について耳にします。

緒方の恋人の葉子は、常に安全運転で慎重な彼がスピードの出し過ぎはあり得ないと事故を疑うのです。その事故から1年後も同様に、星見荘ではスピカの宴が開かれます。そして、事故のことを仄めかす脅迫状が届くのです。

どうやら、弘基とその従妹の奈和は事故の事情を知り、それを隠している節があるようです。そんな中、当主の息子・弘基と、宴に参加していた緒方修の恋人・葉子の死体を愛香が発見し、愛香も何者かに襲われてしまうのです。

貴族探偵の原作あらすじネタバレ

ドラマの『貴族探偵』のあらすじのネタバレをしてきましたが、『貴族探偵』の原作はどのようなあらすじなのでしょうか。ドラマと原作の設定などの相違があるのかも気になるところです。『貴族探偵』の原作のあらすじをネタバレ紹介していきます。

原作あらすじネタバレ:貴族探偵

信州の別荘で都倉計器の社長・都倉政一が、自殺に見せかけて殺害された密室殺人事件の捜査をしていた警察の元に、事件の話を聞き付けて、興味を持った貴族探偵と執事の山本が現れます。由緒ある家柄の出身と語る貴族探偵を、呆れて追い返そうとする刑事の竹之内に、執事の山本が掛けた電話に出ると相手は警察署長で貴族探偵の捜査許可を言い渡されます。

しかし、女性を口説いてばかりいる貴族探偵で、捜査や推理は執事の山本に任せきりです。そんな中、都倉の秘書の旗手真佐子が自宅で殺害されているのが発見されます。真佐子は都倉の愛人でした。この事件の犯人は、都倉の妻、光恵です。

光恵は、夫を殺害し、密室を作り上げるために糸をロープウェイの様に利用し、部屋の鍵を都倉の胸ポケットに入れようと試みましたが、糸が途中で切れてしまい、合鍵が必要になり、愛人の真佐子を殺害して合鍵を手にし、密室を完成させたのです。

原作あらすじネタバレ:トリッチ・トラッチ・ボルカ

ある日、女性・宇和島逸子の首と手が切断された遺体が発見され、その容疑者に高校教師の浜村康介が浮上したます。彼は逸子に、女子高生とホテルから出てくるところを目撃され、ゆすされていました。しかし、彼は無実を主張し、犯行時刻にも確かなアリバイがありました。捜査が行き詰ったところで、貴族探偵が現れ、メイドの田中に推理を披露させます。

犯人は、美容院経営者の小関仁美でした。彼女もまた、逸子に脅迫されてゆすられていたのです。小関は、八木多香絵がバザーの資料を渡しに来る時間を見計らい、逸子の首と手を切断し、胴体部分にクロスを掛けて、逸子が生きているように見せかけていたのです。

原作あらすじネタバレ:こうもり

女子大生の寺崎紀子は、ストレスーカー被害で困っている友人の安永絵美を気分転換と一足早い卒業旅行に招待した。寺崎紀子の彼氏の計らいで、高級旅館を格安で泊まれるといいます。その旅館には、作家の大杉通雄が宿泊し、彼のファンだという絵美が声を掛けると親しくなります。

そんな中、大杉の義理の妹の佐和子が殺害される事件が起こります。目撃証言がなく、全員にアリバイがあり、警察が捜査に行き詰ったところで、貴族探偵が登場し、メイドの田中に事件の真相を推理させます。

犯人は、大杉通雄で妻と共謀していました。妻は、大杉のアリバイを確保するために、大杉にそっくりな人物を用意し、みんなの前で一緒にいるところを見せて騙していたのです。大杉と佐和子が不倫関係にあり、彼女が妊娠し、結婚を迫ってきたことが殺害の動悸でした。事件解決後、紀子は絵美に貴族探偵を彼氏だと紹介します。

原作あらすじネタバレ:加速度ワルツ

ヨーロッパ旅行に行くはずだった日岡美咲は、旅行が中止になると、別荘にいる彼氏を驚かそうと訪れますが、そこで浮気現場を目撃します。激怒して車に乗り込んだ帰り道、突然の落石に遭い、足止めされてしまいます。そこに貴族探偵が現れ、落石が人工的に行われたものだと分かると、崖の上の別荘に向かいます。そこは、作家の厄神春柾の別荘でした。そして、厄神が死んでいるのを発見します。

警察が捜査を進める中、美咲と事件が解決したらデートの約束を取り付けた貴族探偵は、運転手の佐藤に推理をさせます。佐藤は、犯人は、厄神の妻・令子と編集者の滝野だといいます。彼らは不倫関係にあり、自宅で不倫現場を厄神に目撃されてしまい、厄神を殺すと別荘に運び、自分たちのアリバイ作りのために偽造工作をするのです。

その際に、勝手口の石が邪魔になり落としたのです。事件が解決すると、貴族探偵は美咲を食事に誘います。美咲は、まだ聞いていない貴族探偵の本名を教えてほしいというと、貴族探偵は、食事の際に教えると答えるのです。

原作あらすじネタバレ:春の声

奈良県の山間部に位置する地元の名士・桜川家当主の鷹亮は、後継者となる孫娘の弥生の婿候補の3人、水口、高宮、尼子を集め、婿決めをしていました。貴族探偵の立会人として使用人の3人と共に招かれていました。しかし、そんな中、婿候補である3人が、それぞれ違う手口で殺害されているのが発見されます。到着した警察が捜査を開始しますが、難航します。貴族探偵は使用人の、山本、佐藤、田中に推理をするように指示します。

この事件は、桜川家の権力と財産を手に入れようとした3人が、バトルロワイアルのようにお互いを殺し合ったのが真相です。しかし、真の黒幕は、桜川鷹亮でした。桜川家が苦しい時に力添えをしてくれた企業の御曹司たちでしたが、下品な成金の彼らを気に入らなかった鷹亮は、自分たちで自滅していくように仕組んでいたのでした。

貴族探偵のキャストは?

ドラマ『貴族探偵』の登場人物たちを演じている出演キャストをご紹介してきます。ドラマを盛り上げるキャストはどのような顔ぶれなのでしょうか?早速、ドラマ『貴族探偵』の出演キャストを見ていきましょう。

キャスト:貴族探偵/相葉雅紀

上流階級出身で、本名・年齢・職業など全てが謎のベールに包まれた主人公・貴族探偵を演じているのは、人気アイドルグループ「嵐」の1人、相葉雅紀です。王子の装いをしているのが特徴です。普段の明るく元気で癒し系な相葉雅紀とは、少しキャラが違う、女性好きな役に体当たりで演技しています。可愛らしい少年のような表情を見せる相葉雅紀にファンは歓喜していたようです。

キャスト:高徳愛香/武井咲

探偵の師匠である切子を尊敬している、新米女探偵の高徳愛香を演じていたのは、映画『るろうに剣心』をはじめ、数々の映画やドラマで活躍する女優の武井咲です。頓珍漢な推理を繰り出すことが多い彼女ですが、徐々に探偵としてのスキルもつき、ひたむきで真っ直ぐな愛香を好演しています。

キャスト:玉村依子/木南晴夏

愛香が務める探偵事務所の上顧客で、愛香の親友でもある、玉村家の令嬢の玉村依子を演じるのは、映画『20世紀少年』などの映画やドラマに出演し活躍している女優の木南晴夏です。常に平常心を保ち、しかし、どこか緊張感に欠けたのんびりとした性格の持ち主を好演しています。

キャスト:常見慎吾/岡山天音

熱血タイプではないですが、仕事を卒なくこなす鼻形刑事の部下の常見慎吾を演じているのは、NHKドラマ『ひよっこ』や映画『帝一の國』などに出演している岡山天音です。鼻形より先に捜査一課に属し、鼻形に対して、彼の秘密を簡単に暴露したり、座ろうとした席に先に腰かけたりとコントのような場面もあり、岡本天音の視聴者の笑いを誘う芝居が魅力的です。

キャスト:鼻形雷雨/生瀬勝久

警察官としての正義感とプライドは持ち合わせていますが、個人の上モテたい、お金持ちになりたいという願望が強い面を持つ、現場を取り仕切る刑事・鼻形雷雨を演じているのは、ドラマ『トリック』や『ごくせん』などに出演している生瀬勝久です。生瀬勝久の独特のキャラが光る芝居が、ドラマのスパイスとなっています。

キャスト:冬樹和泉/田中道子

鼻形よりも先に捜査一課に勤務し、優秀ですが、ぶっきら棒で口の悪い鑑識・冬樹和泉を演じているのは、『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』第4シーズンでドラマ初出演を果たした、田中道子です。劇中で、貴族探偵の使用人、佐藤に心をときめかせる乙女モードの可愛らしい一面を見せます。

キャスト:佐藤/滝藤賢一

戦闘力が高く、武闘派の犯人にも怯まず立ち向かう、貴族探偵の運転手兼ボディーガードの佐藤を演じているのは、ドラマ『半沢直樹』や映画『クライマーズ・ハイ』などに出演している滝藤賢一です。普段はクールな佐藤ですが、劇中の再現ドラマなどではコミカルな表情を見せる滝藤賢一の演技のギャップで視聴者を楽しませます。

キャスト:鈴木/仲間由紀恵

県警のトップに関わる人物で、貴族探偵の秘書の鈴木を演じているのは、ドラマ『ごくせん』や『TRICK』シリーズで定評のある仲間由紀恵です。鈴木は、シンガポールで活躍していましたが、日本に帰国し愛香の師匠の切子の死を偽造した調書を作った人物です。凛としたできる女性の風貌の鈴木を仲間由紀恵が好演しています。

キャスト:山本/松重豊

常に丁寧な口調で人に接する礼儀正しい性格の貴族探偵の執事・山本を演じているのは、ドラマ『孤独のグルメ』シリーズや、映画『アウトレイジ』などに出演している松重豊です。山本は、あまりに丁寧過ぎるため、ついつい話が長くなってしまうところがあり、度々貴族探偵に「手短に」と催促される場面が目立ちます。劇中の再現ドラマでは女性役担当するなどし、松重豊の技術力の高い演技で視聴者を惹きつけます。

キャスト:田中/中山美穂

貴族探偵のメイドで、主に紅茶を給仕する係ですが、再現ドラマで役を演じたり、事件の人間関係の相関図を作成したりすることが得意です。田中は、普段は物静かですが、好きな恋愛やミステリー小説の話になると饒舌になる一面を持っています。そんな田中を演じているのは、歌手であり、女優でもある中山美穂です。メイド服姿が似合うと評判のようでした。

貴族探偵の最終回はキスで終わる?

貴族探偵と愛香が急接近

ドラマ『貴族探偵』の最終回のラストのシーンでは、貴族探偵と愛香の顔が近づき、キスをする寸前のところで終わります。これについて視聴者やファンの間では、SNS上で大変な盛り上がりを見せていました。いい雰囲気が漂う中、ドキドキさせるシーンでの寸止めキスで、焦らされた視聴者からは「最後まで見せてほしい」や「本当にしていないことを願う」というような感想が多数上げられ、注目度が高いシーンとなっていました。

貴族探偵に関する感想や評価

ドラマ『貴族探偵』の感想の中にはキャストの豪華さがいいという感想の他に、原作の文章でしかできない表現を、見事に映像でしかできない表現に変え、原作とドラマの設定など諸々違う部分はあるものの、原作の作品の特徴を捉えた秀逸なドラマの脚本に魅了されたという感想もありました。ドラマの要所要所に、笑いも盛り込まれ面白いドラマで人気があるようです。

貴族探偵の最終回ネタバレや正体まとめ

ここまで、ドラマ『貴族探偵』の最終回のあらすじのネタバレと原作のあらすじネタバレ、そして、最終回で明かされると思われていた貴族探偵の正体や出演キャストについてご紹介してきました。ドラマの出演キャストには、相葉雅紀をはじめ、豪華なキャストが揃い注目されました。結局、貴族探偵の正体はドラマでは明かされず、原作でも正体は明かされていません。

今後、原作などで貴族探偵の正体が明らかにされる日が来るのでしょうか。原作の今後に期待が高まります。最終回のラストの貴族探偵と愛香のキスシーンでは、その後が気になると貴族探偵の続編を期待する声が多いようです。原作に引けを取らない、ドラマの脚本は秀逸でミステリーが好きな方にはおすすめのドラマのようです。まだ、未見の方は是非、ご覧になってみるといいかもしれません。

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