映画パワーレンジャーの評価・感想をネタバレ!登場人物や続編情報も紹介

ここでは映画「パワーレンジャー」の魅力を登場人物、ネタバレあらすじ、続編情報、見た方の評価・感想とともにまとめて紹介していきます。日本での進化とはまた別に海を渡ってアメリカでも独自の進化を遂げてきた戦隊ヒーロー作品が新たにハリウッド映画となって巨大なスケールで日本に帰ってきました。そんなヒーローものとして以外にもさまざまなテーマを持っている映画「パワーレンジャー」はどういった作品となり、どういった評価・感想を得ているのでしょうか。

映画パワーレンジャーの評価・感想をネタバレ!登場人物や続編情報も紹介のイメージ

目次

  1. 映画パワーレンジャーとは?
  2. 映画パワーレンジャーの登場人物とキャスト
  3. 映画パワーレンジャーのあらすじネタバレ
  4. 映画パワーレンジャーの続編情報
  5. 映画パワーレンジャーの魅力
  6. 映画パワーレンジャーを観た感想や評価は?
  7. 映画パワーレンジャーのネタバレまとめ

映画パワーレンジャーとは?

パワーレンジャーと聞いて日本の戦隊ヒーローもののひとつだろうと思う方もいるかもしれませんが、そうではなくパワーレンジャーとは日本の戦隊ヒーローを元にアメリカで誕生した戦隊ヒーローです。この戦隊ヒーローのアイデアが海を渡りパワーレンジャーとして活躍をし始めたのが1993年ですから、パワーレンジャーとしても実に20年以上の歴史があります。

そして日本同様さまざまなシリーズがテレビドラマとして放送され、映画としても過去に「パワーレンジャー・映画版」「パワーレンジャー・ターボ・映画版・誕生!ターボパワー」が制作公開されています。しばらく映画版の制作はされませんでしたが2017年についに新作が公開される運びとなりました。

つまり日本の戦隊ヒーローものを鋳型にハリウッドの脚本とスケールを注ぎこんだのが映画「パワーレンジャー」なのです。そしてここではそんな映画「パワーレンジャー」の魅力を登場人物、ネタバレあらすじ、続編情報、観客の感想・評価と共にたっぷりと紹介してまいります。

映画パワーレンジャーの作品情報

パワーレンジャーは日本の戦隊シリーズのなかでも特に「恐竜戦隊ジュウレンジャー」の影響を強く受けた作品です。そうして出来たのが劇場版1作目の「パワーレンジャー・映画版」であり、今回新しく作られた作品はその「パワーレンジャー・映画版」のリブート版となっています。

リブート版ということで作品をきっちり一から作り直しているのでこれまでにパワーレンジャーを見たことが無いという方も問題なく楽しむことができます。そして圧巻なのは約120億円というその制作費です。日本の戦隊ヒーローたちも素晴らしいアクションで見るものを楽しませてくれますが、映画「パワーレンジャー」の戦闘シーンは見る人を圧倒します。

そしてパワーレンジャーに変身する5人の登場人物たちはアメリカのとある田舎町に住む高校生という設定であり、それぞれが悩みを抱えながらもヒーローとしての活躍を通して成長する姿が描かれます。

映画パワーレンジャーの監督

映画「パワーレンジャー」の監督を務めたのはディーン・イズラライトさんです。1984年生まれの南アフリカ・ヨハネスブルクの出身であり、子供の頃は自身もパワーレンジャーを熱心に見ていたそうです。映画「パワーレンジャー」が2作目のハリウッド監督作品であり、ハリウッドデビュー作は「プロジェクト・アルマナック」というSFサスペンス映画です。

映画パワーレンジャーの登場人物とキャスト

まずは映画パワーレンジャーの登場人物とそのキャストを紹介していきます。登場人物の生い立ちを知るとよりあらすじネタバレでの理解も深まると思うので是非チェックしてみてください。そんな登場人物たちのキャストは映画界に限らずさまざまな分野で活躍をなさっているようなので、気になるキャストがいたら是非パワーレンジャー以外での活躍にも目を向けてみてください。

ジェイソン・スコット(レッドレンジャー)/デイカー・モンゴメリー

映画「パワーレンジャー」の登場人物でレッドレンジャーにあたるジェイソン・スコットは元アメリカンフットボール部のスター選手で地元の星でしたが、自らの非行を基にする交通事故により選手生命を絶たれてしまい、今では落ちこぼれの集まるクラスである特別授業を受ける毎日を送っています。また、父親の期待を裏切ってしまったという苦い思いを抱えています。

演じたのはデイカー・モンゴメリー。1994年生まれオーストラリア出身の俳優であり今作がハリウッドデビューとなっています。デイカー・モンゴメリーはオーストラリアで俳優としてのキャリアをスタートさせ2016年に「Better Watch Out」で長編映画デビューをはたし、Netflix制作のテレビドラマ「ストレンジャー・シングス」などに出演をしている新進気鋭の俳優です。

キンバリー・ハート(ピンクレンジャー)/ナオミ・スコット

映画「パワーレンジャー」の登場人物でピンクレンジャーにあたるキンバリー・ハートは元チアリーダーであり学校一の人気者グループの中心的存在でしたが、あることがきっかけでグループから孤立してしまいます。

演じたのはナオミ・スコット。1993年生まれイギリス出身の女優であり歌手としても活動しています。過去にはイギリス版ディズニーチャンネルの「Life Bites」やディズニーチャンネルのテレビ映画「レモネード・マウス」などに出演しキャリアを積んでいます。そしてディズニーの実写映画版「アラジン」にジャスミン役でキャスティングされ「チャーリーズ・エンジェル」にも出演が決まっているなど今後の活躍に要注目の女優です。

ビリー・クランストン(ブルーレンジャー)/RJ・サイラー

映画「パワーレンジャー」の登場人物でブルーレンジャーにあたるビリー・クランストンは自閉症ですが頭が良く、特に機械の扱いに秀でた能力を発揮します。物静かでいじめられっこでもあり、亡き父親との思い出の場所である金鉱が心の拠り所です。

演じたのはRJ・サイラー。1995年生まれのアフリカ系アメリカ人であり、他の出演作には「ぼくとアールと彼女のさよなら」やNetflix制作のオリジナル映画「ウォー・マシーン:戦争は話術だ!」といった話題作もあります。

トリニー(イエローレンジャー)/ベッキー・G

映画「パワーレンジャー」の登場人物でイエローレンジャーにあたるトリニーは親の都合で転校を繰り返してきており友達がいません。群れるのが苦手で両親とも関係がうまくいっておらず、いつも一人で行動をし周囲を観察している少女です。

演じたのはベッキ・G。1997年生まれのメキシコ系アメリカ人であり、これまでの活動は女優としてよりもラッパーやミュージシャンとしての活躍が目立っており「Shower」というヒット曲も持っています。今作「パワーレンジャー」が映画デビュー作となったようですが、これまでに女優としても「オースティン&アリー」や「Empire 成功の代償」といったテレビドラマに出演しています。

ザック(ブラックレンジャー)/ルディ・リン

映画「パワーレンジャー」の登場人物でブラックレンジャーにあたるザックはお調子者の不登校児であり、普段はふらふらと遊び歩いています。しかし、病気を抱える母を大切に思い看病しており、その死をなによりも恐れているという心優しい一面も持っています。

演じたのはルディ・リン。1987年生まれの中国系カナダ人であり、2011年に短編映画「The Intruders」にて俳優デビューをしています。その後中国映画の「モンスター・ハント」やNetflixの制作のテレビドラマ「マルコ・ポーロ」などでキャリアを積み今作「パワーレンジャー」でハリウッドデビューを果たしています。また2019年2月日本公開のDCコミックス映画「アクアマン」にも出演しています。

ゾードン /ブライアン・クランストン

映画「パワーレンジャー」の登場人物で肉体を失いながらも宇宙船の壁の一部として生きており主人公たちをパワーレンジャーへと導く存在です。紀元前遥か昔のレッドレンジャーであり、その際リタ・レパルサとの戦いに敗れるも自らの命をなげうっての攻撃でリタ・レパルサを封印することに成功します。

演じたのはブライアン・クランストン。1956年アメリカ生まれで代表作に大ヒットドラマ「ブレイキング・バッド」の主人公ウォルター・ホワイト役を持つ俳優です。過去にも「パワーレンジャー」のテレビシリーズに声での出演があるそうです。

リタ・レパルサ /エリザベス・バンクス

映画「パワーレンジャー」の登場人物でパワーレンジャーと戦う悪の戦士です。紀元前の戦いでは当時のパワーレンジャーを圧倒するも最後にレッドレンジャーの捨て身の攻撃にあい封印されます。作中で復活を果たし、世界を滅ぼす力を持つゼオ・クリスタルを手に入れるべく進撃します。

演じたのはエリザベス・バンクス。1974年生まれのユダヤ系アメリカ人であり、「スパイダーマン」シリーズや「ハンガー・ゲーム」シリーズといった大作への出演で知られています。またミュージカル映画「ピッチ・パーフェクト」シリーズでは女優として出演すると共に監督や制作としても作品に携わっています。

映画パワーレンジャーのあらすじネタバレ

それでは2017年公開の映画パワーレンジャーのあらすじネタバレをまとめていきます。日本でも数多くの悪の組織や怪人たちを倒して地球の平和を守ってきた戦隊ヒーローたちは新たにハリウッドの血を入れてどのような活躍を見せてくれるのでしょうか。

ネタバレ①:パワーコイン

物語のルーツは紀元前にまで遡ります。そこではパワーレンジャーと悪の戦士・リタ・レパルサが地球の命運をかけて激闘を繰り広げていました。あまりにも強大な力を持つリタ・レパルサの前に全滅寸前まで追い詰められてしまうパワーレンジャーですが、リーダーのレッドレンジャーの捨て身の攻撃によってなんとか地球の平和を保つことだけには成功しました。

時は流れて舞台は現代のアメリカのとある田舎町へと移ります。元アメリカンフットボール部のスタープレイヤーであったジェイソンは、今ではスターどころか自身の非行の代償に観察処分となり、足には発信機を取り付けられて学校では問題児ばかりが集まる特別授業を受ける始末です。

そんなジェイソンですが、同じクラスであるおとなしく気の弱いビリーがいじめっ子であるコルトから嫌がらせを受けているところを助け仲良くなります。そしてビリーの頼みを受けて郊外にある鉱山へと遺跡探しをしに行きますが、ビリーは爆薬を仕掛けての大掛かりな探索を試みます。すると大きな爆発音と共に露出した岩壁には不思議な光を放つ5色のコインが埋められていました。

爆発音を聞いてたまたまその周辺に居合わせた元チアリーダーのキンバリー、東洋系の不登校児ザック、孤独を抱える少女トリニーも集まり、5人がそれぞれコインを手に取ります。不思議な感覚に戸惑う5人ですが、これまた爆発音を聞いて警察が駆けつけます。あわてて逃げる5人ですが、その際に無茶な運転をしてしまいなんと5人を乗せた車は列車に撥ねられてしまいます。

ネタバレ②:アルファ5

翌朝、自分の部屋で目をさますジェイソンですが列車に轢かれてからの記憶は無く、体は全くの無事であります。そして体は明らかに異常な力を持ち合わせ、触れるものを軽々と破壊していってしまいます。学校に向かうとビリーやキンバリーも同様に超人的な能力を発動しており、3人は不思議な力の発端であろう鉱山を再び訪れることにします。

3人が鉱山を訪ねるとそこには同様に不思議な力の要因を確かめにきたザックとトリニーの姿もあります。超人的な能力を頼りに鉱山を探索する5人ですが、しばらくすると水面が上に存在する不思議な空間を見つけ、その奥に巨大な宇宙船のようなものを発見します。

内部に足を踏み入れると、アルファ5と名乗るおしゃべりな小型ロボットが現れ、ジェイソンたちを司令室へと案内します。その壁には紀元前でのリタ・レパルサとの激闘の末に肉体を失い封印されたレッドレンジャーことゾードンの顔が浮き上がり、魂を持って存在していました。ゾードンはリタ・レパルサとその狙いである「ジオクリスタル」の存在をジェイソンたちに伝え、そしてパワーレンジャーとして戦うよう頼みます。

そのころ主人公たちの住む町の漁港ではミイラ化した死体が引き上げられ警察による調査を受けますが、そのミイラこそがリタ・レパルサであり、その場で警官を殺害したリタ・レパルサはついに長年の眠りから目を覚まし再び地球を滅亡させるべく行動を開始するのです。

ネタバレ③:専用戦闘メカ「ゾード」

ゾードンに説得された5人は渋々ながらもパワーレンジャーとして戦うための訓練を受けるようになりますが、中々レンジャーに変身することができません。どれだけトレーニングを積んでも変身を成功させることができずに行き詰った5人を励まそうとアルファ5は変身すれば乗りこなすことが出来る専用戦闘メカ「ゾード」を見せ奮起を促します。

ところがザックが先走り、生身のままでゾードに乗り込んでしまいます。ゾードをまったくコントロールできないザックは暴走し、あやうく仲間たちを殺してしまうところでしたがなんとかゾードを格納庫に戻します。そんなザックの勝手な行動をジェイソンはきつく咎めますが、ザックもまたリーダー風を吹かせるジェイソンに溜まっていた鬱憤をぶつけます。

二人の喧嘩は罵りあうだけでは収まらず殴り合いに成りかけますが、そこにビリーが割って入ろうとするとわずかな間ではありますがビリーはレンジャーへの変身を成功させます。しかし、変身できたのはその1回のみで、その後はどう試してみても変身することができません。そしてついにはゾードンも5人を見放す言葉を口にし、それぞれ帰路につくこととなってしまします。

そしてゾードンの真の狙いはジェイソンたちが変身する際のパワーを利用して自らに課せられた封印を解くことでしたが、ゾードンと話をしようと宇宙船に戻ってきていたジェイソンはその言葉を耳にしてしまいます。利用されていたと知ったジェイソンはもう助けはいらないと啖呵を切って宇宙船を後にします。すると外では4人が帰らずに待っており、その夜は山でキャンプをして互いのことを理解しあう時間を作ることにします。

その頃リタ・レパルサは街を襲い、自らのエネルギー源である黄金を集めてまわっていました。そして自らのしもべとなって戦うモンスターの「ゴルダー」を召還しその暴虐ぶりに拍車をかけていきます。

ネタバレ④:メガゾードへ

それぞれが身の上話を語り合ったキャンプを終えて帰路についた5人ですが、トリニーの元にリタ・レパルサが現れます。リタに脅しをかけられたトリニーはすぐに5人を召集し、5人はゾードンの狙いとは関係なしに自分たちの街のためにリタと戦うことを決意します。

5人は訓練の成果を発揮し懸命に戦いますが、やはりリタの力は絶大で敵う術がありません。抵抗空しく縛り上げられてしまった5人はジオクリスタルのありかを尋問され、ついにビリーが口を割ってしまいます。ジオクリスタルのありかを聞いたリタは見せしめにと拘束されたままのビリーを海に投げて去ります。残された4人はなんとか拘束を解きビリーを救出しようとしますが、海から引き上げたビリーは既に息をしていませんでした。

4人はビリーの遺体を抱えてゾードンの宇宙船にかけこみますが、ゾードンの能力をもってしてもビリーを生き返らせることはできません。4人はビリーの死を悼み、悲嘆に暮れます、するとそんな仲間を思う気持ちが最後のピースとなって4人はパワーレンジャーへと変身する力を手にします。そしてゾードンはそのパワーを使って自らの封印を解くことはせず、ビリーを復活させて地球の命運を新たな5人のレンジャーへと託します。

ついにパワーレンジャーとしての能力を得た5人ですが、こちらも完全に元の力を取り戻したリタは次から次へとモンスターを生み出しパワーレンジャーたちの行く手を阻みます。するとこのままでは埒が明かないとパワーレンジャーたちはゾードに乗り込み敵を一気に掃討します。しかし圧倒的な戦闘力を誇るゾードですがそれでも巨大なパワーを秘めるモンスターであるゴルダーの前には歯が立ちません。

パワーレンジャーたちはあっという間に追い込まれてしまい、ジオクリスタルもリタの手に落ちる寸前となってしまいますが、5人の諦めない気持ちがひとつになった時5体のゾードが合体し「メガゾード」へと進化を遂げます。メガゾードはゴルダーを圧倒します、リタは自らとゴルダーを合体させ戦いを挑んできますがそれをもメガゾードは一蹴し、ついにゴルダーを倒すことに成功します。

ネタバレ⑤:謎の転校生

ジェイソンはリタに対してゾードンによる裁きを受けるよう説得しますが、リタはそれを拒否して反撃を試みます。メガゾードはそんな攻撃を軽くいなし一撃でリタを宇宙空間へと吹き飛ばしそのまま存在を凍結させてしまいます。

その後ジェイソンたちは日常へと帰っていきますが、そこにいるのはもうかつての彼等ではなく新しく自信を身にまとい成長した彼等の姿があります。そしてジェイソンたちの特別授業のクラスにはトニー・オリバーという名の転入生がやってきますがその姿はまだ確認できません。

映画パワーレンジャーの続編情報

ここまで映画「パワーレンジャー」の登場人物、ネタバレあらすじを紹介してきましたが、ここで映画「パワーレンジャー」の続編情報をお届けします。ネタバレあらすじの最後ではいかにも続編をにおわせる登場人物の存在をほのめかしての幕引きとなっていましたが実際に続編映画は製作されるのでしょうか、追っていきます。

映画パワーレンジャーの続編はある?

結論から言って映画「パワーレンジャー」の続編はあるようです。これは「パワーレンジャー」に関する権利を買収したおもちゃメーカーのハズブロが公式に発表したもので、続編は2017年当時に「パワーレンジャー」に関する権利を持っていたサバン・エンターテイメントが制作した2017年版の映画「パワーレンジャー」から制作会社は変わるようですが、続編の計画は確かに進行しているようです。

映画パワーレンジャーの続編の内容

制作会社が変わることによって前作とはまた世界を別にしたリブート版「パワーレンジャー」が制作されることになるのではと推測される方もいると思いますが、ハズブロの発表によりますと続編はしっかりと前作を引き継いだ内容となるようで今作のファンにとっては一安心といったところになっています。

また、映画「パワーレンジャー」のラストシーンでの示唆や当時のプロデューサーのインタビューの内容により、続編はアメリカで非常に高い人気を集めているグリーンレンジャーにフィーチャーした映画となるのではないかと云われており、早くも多くの期待を背負っているようです。

さらに「パワーレンジャー」の権利を取得したハズブロは「ミクロマン」「トランスフォーマー」「G.I.ジョー」といった作品の権利も持っており、マーベルコミックのスーパーヒーローたちのようにそれらのシリーズをひとつの世界観で描く「ハズブロ・シネマティック・ユニバース」というビックプロジェクトを用意しているのではないかとも云われています。

映画パワーレンジャーの続編はいつ公開?

映画「パワーレンジャー」の続編の公開はまだ全くの未定であります。計画は確実に進展していってるようですが、登場人物のレンジャー役を務めたキャストもピンクレンジャーを演じたナオミ・スコットが「アラジン」や「チャーリーズ・エンジェル」といった大作映画に次々とキャストされるなど多忙の最中におり、すぐに再集結とはなかなかいかないようです。

また「パワーレンジャー」は関連グッズとなるおもちゃの売れ行きが非常に好調で、それによって続編映画の制作が後押しされているという側面もあり、権利を持つハズブロは映画以外にも新たなテレビシリーズやおもちゃなどさまざまなメディアミックス化の展開によって「パワーレンジャー」の世界を盛り上げていこうと計画をしているようです。

映画パワーレンジャーの魅力

ここまで映画「パワーレンジャー」の登場人物、ネタバレあらすじ、続編の情報といったところをまとめてきましたが、次に映画「パワーレンジャー」の持つその魅力を掘り下げていきます。ネタバレあらすじでは伝わりきらないであろう魅力をたくさん持った映画ですので是非チェックして、そしてさまざまな映画「パワーレンジャー」からのメッセージを胸に、心を熱く燃やしてください。

魅力①すぐに変身しない

ネタバレあらすじを読んでもわかるとおり中々登場人物たちが変身をしません、というか出来ません。ここが映画「パワーレンジャー」の賛否を呼んでいるポイントであり、そして映画「パワーレンジャー」ならではの特徴なのです。

普段ちゃちゃっと変身して怪人と戦う日本の戦隊シリーズを見慣れている人にとってはフランストレーションのたまる展開かもしれませんが、映画「パワーレンジャー」は変身して力を手に入れるまでの過程こそが大事なんだと変身に至るまでの経緯を丁寧に描いています。そして正義のヒーローは力さえ強ければ良いというものではなくて、心身がともなってこそのヒーローであるという思いを観客に届けてくれます。

魅力②ラストのアクションシーン

そして登場人物たちがヒーローとしての資質をしっかりと備えた上でおまたせしましたと迎えるモンスターたちとのアクションシーンも当然映画「パワーレンジャー」の最大の見所となっています。過去のパワーレンジャーシリーズの映画や日本の戦隊ものでもアクションシーンは観客を大いに楽しませてくれましたが、映画「パワーレンジャー」は制作費約120億円の超大作ですからやはりスケールが違います。

コスチュームひとつとっても非常にスタイリッシュですし、ラストのメガゾードとゴルダー&リタとのバトルシーンはここぞとばかりに惜しみなく制作費を注いでおり、非常に迫力、壮大さを感じさせ見るものを圧倒する映像が繰り広げられます。

魅力③青春映画としての側面

先にまとめたように映画「パワーレンジャー」は中々登場人物が変身をしません。そしてヒーローアクション映画なのに変身しないで何をしているかといえば、それぞれに悩みを抱えているティーンエイジャーによる青春ドラマが展開されています。実際に監督のディーン・イズラライトは映画「パワーレンジャー」が青春映画である「ブレックファスト・クラブ」の影響を受けていると明かしています。

それまで接点のなかった5人が共通の秘密を持つことによって仲間意識を芽生えさせ、長い時間を共に過ごすうえでいがみ合い衝突しますが、それぞれの抱えている問題をさらけだして互いを深く知るようになるうちに確かな絆が出来上がるという学園ものの王道といっていいコースをも映画「パワーレンジャー」は踏襲しています。

魅力④人間ドラマ

そして映画「パワーレンジャー」の登場人物たちの抱えている問題というのも実にさまざまでいろんなことを考えさせられる映画にもなっています。レッドレンジャーであるジェイソンは親の期待を裏切ってしまったと思い悩み、ピンクレンジャーであるキンバリーは高校の仲良しグループであったメンバーとの人間関係に悩むなど多くの人が共感できるであろう問題を抱えています。

そしてブルーレンジャーであるビリーは程度は軽いものの自閉症であり、イエローレンジャであるトリニーはLGBTで悩んでおり、ブラックレンジャーであるザックは高校生にして病気の母親を看病しながらの生活と映画「パワーレンジャー」は世界の抱える社会問題にまで切り込み考えを促す社会派ドラマの側面まで持ち合わせています。

魅力⑤声優陣が豪華

そして映画「パワーレンジャー」の日本語版吹き替えを担当した声優陣にも注目が集まります。レッドレンジャーを勝地涼さん、ピンクレンジャーを広瀬アリスさん、ブルーレンジャーを杉田智和さん、イエローレンジャーを水樹奈々さん、ブラックレンジャーを鈴木達央さんとさまざまな分野で活躍を見せる豪華なラインナップで固めています。

他にもリタ・レパルサを沢城みゆきさんが、ゾードンを古田新太が、アルファ5を南海キャンディーズの山里亮太さんが担当するなどさまざまな分野の名の知れた方を声優に起用しており、レンジャーシリーズの発祥地である日本での公開に対しての気合の入りようが伺えます。

映画パワーレンジャーを観た感想や評価は?

ここまで映画「パワーレンジャー」の登場人物、ネタバレあらすじや続編情報といったところをまとめてきましたが、ここでは映画「パワーレンジャー」を見た方の感想や評価といった反応を紹介していきます。圧倒的なスケールの戦闘シーンに青春ドラマ、社会問題といった要素も持つ映画「パワーレンジャー」は観客からどういった感想、評価を得ているのでしょうか。

まずはしっかりと戦隊ヒーローものとしての良い感想、高い評価を得ているようです。もちろん賛否はありますが面白いという感想・評価を多く目にすることができ、続編にも期待が集まっているようです。

さまざまな魅力を持ち合わせた映画「パワーレンジャー」ですから、見る人によって目をつけるポイントがさまざまなのもこの作品によせられる感想・評価の特徴です。普段慣れ親しんでいる戦隊ヒーローが戦闘シーンなどのスケール以外にもさりげないところでアメリカナイズされているところに魅力を感じるという感想・評価も多く見られます。

そして映画「パワーレンジャー」の感想・評価で特に多く見られたのが青春映画としての評価の高さです。もちろんとにかく派手なアクションを楽しみに見に行かれた方などは否定的な感想・評価をあげていたりもしますが、戦隊ヒーローものに興味の無かった人も楽しめる映画として好意的な感想・評価を多く受けています。

しっかりと重いテーマである社会問題の要素についても感想・評価があがっています。これだけさまざまなテーマを孕んでいながらも物語として崩壊してしまわずに、見た人から続編をも期待する感想・評価を得ることができたのは素晴らしい成功であるといえます。日本にはこういった娯楽と社会問題を併せ持った作品が少ないからマイノリティの人々に対して理解が進まないんだといった痛烈な意見や感想もありました。

このように映画「パワーレンジャー」は非常に好意的な感想・評価をもって迎えられています。否定的な感想・評価ももちろんありますが、制作側が意図した青春映画や社会テーマといった要素もしっかりと娯楽要素と共に受け入れられてポジティブな感想に高い評価を受け非常に意義のある作品となったようです。

映画パワーレンジャーのネタバレまとめ

いかがでしたでしょうか。ここまで映画「パワーレンジャー」の魅力をネタバレあらすじ、登場人物、続編情報、見た方の感想・評価と共にまとめて紹介してきました。非常にさまざまなテーマを持った作品でありネタバレあらすじでは伝わりきらない魅力を持った作品ですので、まだ見ていない方は是非映画「パワーレンジャー」を見てみてください。これまでのイメージとは違ったヒーローたちがみなさんの前で活躍してくれます。

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