グリムGRIMMシーズン6を全話ネタバレ！打ち切りの理由と最終回の感想は？

人気海外ドラマシリーズ『グリム』がシーズン6で終了することが大きな話題になっています。特に最終回の展開を気にしている人が多いので、今回は『グリム』シーズン6について見ていきましょう。今回はネタバレあらすじや最終回の感想、打ち切りの理由などをまとめました。シーズン6の内容に入る前に、人気テレビシリーズ『グリム』の基本情報を見ていきましょう。

『GRIMM/グリム』（原題： Grimm ）は、アメリカで放送されたファンタジー・刑事ドラマです。グリム童話に登場する怪物たちが実在する世界で、奮闘する『グリム兄弟』の末裔を主人公にしたダーク・ファンタジーとなっています。NBC系列で2011年10月28日から放送を開始し、2017年3月31日にシーズン6の13話を持って終了しました。主演は本作で大ブレイクを果たした若手俳優のデヴィッド・ジュントーリです。

『グリム』にはファンタジーであり、『グリム』独特の用語が多数登場します。その用語を知らないと『グリム』の世界観がうまく理解できないことがあります。今回はGRIMMシリーズに登場する用語の意味を紹介しながら、グリムに見どころを見ていきましょう。難解で複雑に見える『グリム』の世界でも、こうした用語を理解することでより深く『グリム』を知ることができます。

ドラマ『グリム』を知る上で最も有名な用語は『ヴェッセン』です。『ヴェッセン』とはドラマ『グリム』の世界に登場する怪物の事で、彼らの事を『ヴェッセン』といいます。ドラマ『グリム』はこの『ヴェッセン』が引き起こす様々な事件を解決していく物語となっています。『グリム』というタイトルにもなっている用語も重要です。次は『グリム』について見ていきましょう。

『グリム』はグリム童話を作ったグリム兄弟の末裔であり、古くからヴェッセンを狩ってきたヴェッセンを倒すことのできる唯一の存在です。普通の人にはヴェッセンは普通の人間に見えており、『ヴェッセン』であることは見抜けませんが、『グリム』は『ヴェッセン』を見抜くことができます。ヴェッセン界では最も恐れられている存在であり、主人公のニック・ブルクハルトも『グリム』です。

『グリム』シリーズの見どころを紹介していきましょう。『グリム』の最大の特徴はファンタジーと刑事ものの融合という点です。アメリカでも人気の高い一話完結型の事件もののドラマに、予算の多いアメリカドラマならではのファンタジー要素が加えられた画期的な作品でした。アメリカでもこの挑戦的な企画に当初は不安視されていましたが、見事に大ヒットを記録しました。

ここからは『グリム』のファイナルシーズンとなるシーズン6の最終回までのあらすじを見ていきましょう。シーズン6は全13話で構成されており、グリムを狙う『黒き鈎爪』との戦いや史上最強のヴェッセン・ツェアシュテーラーとの戦いが描かれます。

まずは『グリム』シーズン5の最後について見ていきましょう。ヴェッセンによる良き世界を作ろうとする『黒き鈎爪』とそれらに対抗する『ハドリアヌスの壁』との戦いに巻き込まれていたニックたち。しかし、『黒き鈎爪』のリーダーであるボナパルトとレナードによって『ハドリアヌスの壁』は壊滅してしまいます。イヴやアダリンド、モンローたちとニックに家で『黒き鈎爪』たちに追い詰められてしまいます。

みんなを地下室に逃がして、ひとり『黒き鉤爪』と闘うニックでしたが、そこへボナパルトとレナードが到着してニックは窮地に追い込まれます。そんな時、レナードが突然ボナパルトを後ろから刺し、ボナパルトは絶命してしまいます。

ボナパルトを殺したレナードは娘であるダイアナに操られていることを知りました。リーダーを失ったことで『黒き鉤爪』は壊滅し、ニックたちはいったんは安全を得ました。しかしレナードが市長であることは変わらず、窮地を脱したとは言い難い状況でした。さらにイヴを救った『杖』の秘密も解き明かさなければなりませんでした。

レナードは邪魔者となったニックを犯罪者に仕立て上げて、逮捕しようと画策していました。レナードの手から逃れるためにトンネルに逃げ込んだニックは棒と布の力に飲み込まれかけていました。一方のイヴはニックを説得し布の力を解明しようと決意していました。

レナードの追跡を逃れるためニックはイヴと共にトンネルに隠れていました。そこで奇妙な印にイヴは気を取られます。ニックを逃がしたレナードはアダリンドに市長夫人としてのサポートを強いていました。そんな中ニックたちは姿を真似ることができる『絡まる双子の呪い』でレナードに変身し、市長辞任に追い込もうと画策します。

ある日、赤ん坊が誘拐される事件が発生しました。誘拐された赤ん坊の母親のヘイリーは連れ去ったのは3つ目で3本腕の『怪物』だと証言したため、ニックたちはヴェッセンの仕業と確信します。しかし夫のポールは妻の妄想だ妻を叱責し、夫婦仲は険悪になっていきました。

公園でセミの姿をしたヴェッセンがボロボロの服を着た人間の姿になっていました。そして彼は通行人の男を殺しました。ニックたちは地中から這い出したヴェッセンが男を殺して服を奪ったと考えて捜査を進めます。そんな中イヴは憑りつかれたようにトンネルで布の謎を解いていました。

ダンという男は化け物に襲われるのを恐れて、厳重な戸締りをして眠るという生活を続けていました。しかし努力の甲斐なくヴェッセンが現れて緑色の息を吹きかけられてしまいます。朝になってまた侵入されたとパニックに陥ったダンは、外へ出て声をかけてきたボランティアをヴェッセンだと勘違いして殴り殺してしまいます。

モンローの誕生日を祝うためにリゾートにやってきたニックたち。そんな中、過去に逮捕したヴェッセンをみつけて、ある策略を巡らせます。その間、ダイアナはレナードの所に預けられていましたが、ダイアナは口止めされたトンネルで見た模様のことをうっかりレナードに漏らしてしまいます。さらにニックとイヴは鏡の中にいる髑髏を目撃してしまいます。

大学の研究室にいるハンプトン博士のもとシェリー博士が訪れていました。手を貸してほしいと懇願しますが、断られてしまいます。ハンプトンはその後、研究室の外で惨殺されて発見されてしまいます。そんな中ニックは病院に搬送されたイヴの病室を訪れていました。

森へシカの密猟をしていたデヴが何者かに殺されて発見されます。ニックらはラルフがデヴを殺したと疑いますが、彼の上着から自然界には存在しない高濃度の葉緑素が検出されたことでヴェッセンの存在を疑います。調べ物を進めると、ヴェッセンではなく『日本のキノシモベ』という森の敵となるものに制裁を加える精霊の存在が浮かび上がり捜査を開始します。

養護ホームで91歳のカトラー夫人が死亡して発見されます。その直前に職員のメイソンが首を絞めたことが死因だと判明して、ニックたちは疑いを向けます。話を聞くとメイソンは『夫人が化け物に変身して襲ってきた』と話して正当防衛を主張します、ニックたちはメイソンがヴェッセンだったのではないかと感じますが、老年のヴェッセンに出会ったのは初めてだったために戸惑いを隠せません。

イヴは鏡の中の髑髏の正体を突き止めるために鏡の向こう側の世界へ行きました。それを知ったニックは、棒の力を使って鏡の中へ入りますが、棒を残してニックだけが別世界へ行ってしまいます。鏡の向こう側は黒い森とそっくりな森が広がっており、ヴェッセンが支配している原始的な世界でした。そこで出会った人々に髑髏の正体は『悪魔』だと言われて、髑髏と対峙することになります。

ハンクらはニックたちが別世界に誘われた理由を突き止めていました。それは髑髏男がニックたちと共に、こちらの世界へ来ようとしているという事でした。しかしダイアナがすでに棒を使って入り口を開いており、ニックとイヴはこちら側の世界に帰ってきました。ニックはドクロ男が『ツェアシュテーラー』という名前だと告げて、ダイアナは髑髏男の存在を恐れ始めました。

ここからは最終回である『グリム』シーズン6の最終回のネタバレあらすじについて見ていきましょう。『ツェアシュテーラー』の狙いはダイアナであり、彼女を花嫁として迎えることでした。ニックたちとともにこちら側の世界に入ってきた『ツェアシュテーラー』はダイアナを狙うために人間の姿に変わり、ニックの持っている棒の集合体である魔法の杖を持っていました。

ツェアシュテーラーとの最終決戦の場所はニックが最初に解決したヴェッセンの家でした。周りは森に囲まれていて、戦うにも隠れるにも絶好の場所だったからです。先にダイアナたちをその家に逃がしたニックたちはツェアシュテーラーを倒す方法を考えていました。そんな中、ニックやハンク、ウーたちがいる警察署がツェアシュテーラーに襲われました。

警察署でハンク、ウーを殺されたニックはモンローやロザリーたちにも『ツェアシュテーラー』を倒す薬を持って隠れ家へと向かいました。ロザリーの店でイヴとニックは落ち合いましたが、そこへツェアシュテーラーが現れてイヴも殺されてしまいます。さらに、隠れ家でモンロー、ロザリー、アダリンド、レナードも殺されて、残るはニックとトラブルだけになってしまいます。

ニックは心を折られていましたが、そこへ殺されたはずのおばさんと母親であるケリーが現れます。四人でツェアシュテーラーを倒すことに成功しましたが、仲間は殺されてしまいました。しかしツェアシュテーラーの持っていた杖をニックが握ると時間が巻き戻り、全員死ぬ前の時間軸まで戻りツェアシュテーラーが来ない世界に戻りました。そして20年後、ケリーやダイアナたちはヴェッセンと闘いながら幸せに暮らしていました。

『グリム』シーズン6には『打ち切り』の噂が流れていますが、『グリム』シリーズの監督は元々シーズン6でストーリーを完結させるつもりだったといわれています。アメリカドラマでは視聴率の悪さなどから、無理な展開で終わりを迎えてしまったりすることも多いですが、『グリム』は打ち切りではないためにしっかりと構成されており、視聴者も納得の終わり方を迎えます。

『グリム』ではドラマの世界の外でのキャストたちの関係性も話題になっています。『グリム』のキャストたちはプライベートでも仲が良く、度々食事会をしていたとキャストたちは語っています。特に主人公を演じたデヴィッド・ジュントーリと恋人であるジュリエット役のビッツィー・トゥロックが婚約したことが多くのファンを喜ばせました。

『グリム』が終了した後、2018年にスピンオフドラマの制作が発表されました。スピンオフ作品の制作が決まったことで『打ち切り』という噂は完全になくなりました。このスピンオフ作品は本編の世界観を引き継ぐ形で製作されることが発表されていて、ヴェッセンの正体を見破る能力を持つ女性のグリムが主人公になるとアナウンスされました。さらに『グリム』のキャラクターたちも登場するといわれており、期待が高まっています。

ここでは『グリム』のシーズン6を見た人の感想を紹介していきます。『グリム』は長年愛されてきた作品であり、日本でも多くのファンがいる作品ですので、様々な感想がネット上には溢れていました。

『グリム』のファイナルシーズンの感想で多いのは『終わってさみしい』という感想です。『グリム』はそのストーリーだけでなく個性豊かなキャラクターたちが人気の作品でしたので、終わってしまう事を悲しむファンが多くいました。

『グリム』シーズン6が見れるということはファンにとっても待望の瞬間だったことが分かるコメントが多く上がっています。シーズン6まで続いた人気作品なので、多くのファンは新シーズンであり、最後の作品でもあるため悲しむ声や期待する声が多く上がっており人気の高さが分かります。

『グリム』のファイナルシーズンを見た感想では、納得の声が多く上がっています。打ち切りの噂もありましたが、多くの伏線を回収しているので『そういうことだったのか！』という感想が多く、納得のファイナルシーズンであったことが分かります。

今回は大人気シリーズ『グリム』のシーズン6の打ち切りの噂や最終回ネタバレなどを見てきました。スピンオフ作品の制作も決まっているため、打ち切りではなく完結編であったことが分かりました。大人気シリーズなのでぜひ『グリム』シーズン6をご覧ください。