韓国ドラマ結婚契約のあらすじを全話ネタバレ！最終回までの感想や評価は？

韓国の人気俳優イ・ソジンと人気女性歌手グループ「アフタースクール」メンバー・ユイ主演の韓国ドラマ『結婚契約』。2016年韓国文化放送（MBC）で放送されるとたちまち人気を博し、同時間帯視聴率1位をキープし続けた話題のラブロマンスです。この感動の韓国ドラマ『結婚契約』、最終回まで全話のネタバレ解説で迫ります！

韓国ドラマ『結婚契約』は、韓国文化放送（MBC）で2016年3月5日から全16話放映されました。演出は、「傲慢と偏見」「犬とオオカミの時間」で知られるキム・ジンミン、脚本は、「結婚してください！？」や「涙が見えないように」など心温まる家族愛の表現を得意とするチョン・ユギョンが担当しています。

韓国ドラマ『結婚契約』は、主役のイ・ソジンとユイの2人が2016年のMBC演技大賞(最優秀演技賞特別企画)を受賞し、主人公ジフンの母ミランを演じたイ・フィヒャンも同賞の(黄金演技賞特別企画)を受賞しています。また、平均視聴率17.7%、最高視聴率22.4％を記録、同時間帯視聴率では、他の追随を許さず1位をキープし続けました。

韓国ドラマ『結婚契約』は自然なストーリー展開が特徴で、ドロドロした愛憎劇が苦手な方でも鑑賞しやすい韓国ドラマになっています。富豪の会長が登場しその高慢さに辟易する場面はあるものの、作品全体は愛にあふれ心がほっこりする韓国ドラマになっています。韓国ドラマ『結婚契約』のみどころは、シンプルな物語の面白さと俳優、特にイ・ソジンとユイの演技力です。その他、ヘスの一人娘ウンソンの可愛さは必見！です。

＜人物説明＞ハン・ジフン：レストラン「プロミス」オーナー。大手食品メーカー「ハンナム食品」会長の次男。父親譲りの傲慢で自分勝手な性格ですが、半面、寂しがり屋で繊細な一面を垣間見せることもあります。

＜キャスト紹介＞イ・ソジンは、1971年生まれの韓国の俳優。高校・大学とアメリカに留学していたので英語が堪能とされます。1999年SBSのドラマ『波上の家』で役者デビュー。その後、『チェオクの剣（茶母）』、『火の鳥』、『恋人』、『イ・サン』など人気ドラマに相次いで出演しています。

＜人物説明＞ヘス：レストラン「プロミス」従業員。愛する夫に先立たれ、娘ウンソンを懸命に育てるシングルマザー。亡き夫の借金返済のため、昼夜、身を粉にして働いています。

＜キャスト紹介＞ユイは、1988年生まれの韓国の歌手、女優です。ガールズグループ「アフタースクール」の元メンバーとして知られています。現在は、今回紹介の「結婚契約」の他、「善徳女王」や「美男＜イケメン＞ですね」などへの出演をはじめとして、バラエティ番組やCMにもひっぱりだこです。

＜人物説明＞ソングク：ジフンとジョンフンの父親。「ハンナム食品」会長。貧しい家に生まれますが、独力で起業すると一代で大企業に育て上げた人物です。

＜キャスト紹介＞キム・ヨンゴンは、1946年生まれの韓国の俳優です。1967年に声優としてデビューし、その後、役者としてテレビドラマにも進出。1980年から20年以上続いたドラマ『田園日記』の長男役で知られます。そのほかの出演ドラマには、『夏の香り』『エア・シティ』『ソル薬局の息子たち』などがあります。

＜人物説明＞ミラン：ジフンの実の母親。漁師の娘に生まれ、貧しい少女時代を送ります。CMモデルに抜擢された時、広告主のソングクと出会い彼の愛人になりました。

＜キャスト紹介＞イ・フィヒャンは、1960年韓国ソウル特別市出身の女優・タレント。1982年MBC公募採用タレントに選ばれ、刑事ドラマ『捜査班長』で女優デビュー。1988年ドラマ『明日を忘れん』でMBC演技大賞優秀演技賞を受賞。数々の映画、ドラマに出演しています。

＜人物説明＞ジョンフン：ジフンの異母兄。「ハンナム食品」常務理事。病で倒れたソングクに代わり会社経営を担いますが、会社の業績が次第に悪化。常に父親の存在感に圧倒される日々を送っています。

＜キャスト紹介＞キム・ヨンピルは、1973年韓国釜山広域市出身の俳優です。1993年演劇「オンチェンイ曲馬団」でデビューします。主な主演作には、「ライフ・オン・マーズ」「キャリアを引く女」「傲慢と偏見」などがあります。

＜人物説明＞ソ・ユナン：ジフンの元恋人。大学時代ジフンと出会い恋に落ちました。しかし、ジフンは突然姿を消してしまい、ユナンはジフンの異母兄とは知らずにジョンフンにプロポーズされ受け入れます。一方で今もジフンのことが忘れられずにいます。

＜キャスト紹介＞キム・ユリは、1984年生まれの韓国の女優。2006年KBSのドラマ「川の流れとして」でデビュー。2013年には第2回APANスター賞ベスト新女優、SBSドラマ賞ニュースター賞を受賞しています。本作のほか、「清潭洞アリス」「シン・インファ」「マスターズサン」など多数のドラマや映画に出演しています。

＜1話あらすじ＞愛する夫に先立たれたカン・ヘスは、夫の残した借金の返済に追われながらも、娘のチャ・ウンソンを1人で育てるシングルマザーです。レストラン「プロミス」へ求人の応募書類を提出しに行った帰り、ウンソンが車にひかれそうになり、それを助けたヘスが気を失ってしまいます。車を運転していたハン・ジフンはヘスを病院へ搬送しますが、彼女が当たり屋だと思い、汚い言葉で罵ってしまいます。

ところが、偶然にも彼こそがレストラン「プロミス」のオーナーだったのです。そのジフンは、実の母、オ・ミランが肝移植手術を受けなければ助からないと知らされます。翌日、ヘスは求人に応募した「プロミス」から採用通知を受け取ります。

＜2話あらすじ＞レストラン「プロミス」に採用されたヘスは、職場でジフンの偽装結婚計画の話を偶然耳にします。すぐさま自分がその結婚相手になる、と名乗りをあげてしまうのですが、あわてて取り消します。あくる日、職場にまで借金の取り立て屋が押しかけてきます。職場に居づらくなったヘスは、せっかく就職したプロミスを辞めてしまいます。アパートも引き払うと、友人ジュヨンの家に緊急避難しました。

一方、死の宣告を受けたミランは、息子ジフンに「まだ死にたくない、助けてほしい」と泣きつきます。ジフンは母ミランのためヘスを捜し出し、「結婚契約」を提案します。しかし、ヘスはジフンの横柄な態度に気分を害し、後先考えず提案を拒否します。その後、健康診断で病院へ出かけたヘスは、そこでショッキングな事実を告げられるのでした。

＜3話あらすじ＞診断結果、ヘスは脳腫瘍を患っていることが判明します。自分の命が短いことを知ったヘスは苦渋の決断をします。すなわち一旦断ったジフンの提案、結婚契約を受け入れることにしたのです。自分がいなくなっても最愛の娘ウンソンが大人になるまで生活していけるだけの金額を受け取ることを条件として。

ヘスとジフンは本物の夫婦を装うためにウェディング写真を撮影したり、お互いの出会いの場面やプロフィールをすり合わせします。早速2人は婚姻届けを役所に提出します。そして、ヘスはレストラン「プロミス」で再び仕事をすることになりました。ヘスと娘のウンソンは、友人ジュヨンの家を出てレストランの空き部屋で暮らすことになります。一方、ジフンの母ミランは、ドナーになる人が息子の嫁だと聞き不審に思います。

＜4話あらすじ＞急遽、病院でドナーになるための面談を受けることになったジフンとヘス。何とか乗り切れたように思われましたが、違和感を覚えた社会福祉士は、娘ウンソンとの面談が必要だと言います。そこでジフンは、ウンソンと仲良しになるためプレゼントを渡してご機嫌をとったり、食事に誘ったり忙しく動きます。しかし、ウンソンは、どうしてもジフンを受け入れることができません。

ヘスとウンソンが遊園地に遊びに行ったと聞いて、急いで遊園地に駆けつけるジフン。でも、なかなかウンソンは心を開いてくれません。一方、ミランはやっぱり息子を犠牲にしてまで生きたくない、と移植手術をやめようと言い出す始末。その後ミランは病院を出てしまいます。

＜5話あらすじ＞病院を抜け出したミランは、ジフンに会いにプロミスに向かいます。その時、そこで働いているヘスにばったり会います。みんながいなくなるのを待って店から出たミランは、ある決心をします。一方、ヘスは面接の相談のため訪ねたジフンの部屋で、彼の元恋人ソ・ナユンと鉢合わせします。やり直したいとジフンに言い寄るナユンでしたが、ジフンはそれを拒否、ヘスを婚約者だと紹介します。

翌日、ヘスはウンソンを連れて亡き夫の納骨堂を訪れます。帰る道すがら、もう一度夫に会いたいと泣き崩れるヘスを見て、ウンソンは「あのおじさんと結婚してもいいよ」と言います。ジフンは仕事で行けないヘスの代わりにウンソンを保育園まで迎えに行きます。この頃からジフンとウンソンの距離が徐々に縮まります。

＜6話あらすじ＞ジフンの父ソングクは、元愛人でジフンの母、ミランが入院したと知り病院へ向かいます。病院に着いたソングクは、偶然来ていたヘスと遭遇します。ジフンがヘスを恋人だと紹介したので、3人で食事をすることに。ヘスは嘘がばれないよう以前覚えたプロフィールどおりに話をし、その場をうまく乗り切ります。

ヘスはソングクにジフンことを語ります。「彼は冷たく見えるけど実はとても心の温かい人なの」。帰りにはヘスの好きなトッポッキを一緒に食べながら過ごし、次第に親密になっていく2人。一方、レストラン「プロミス」では2人の関係が話題になっており、ヘスに対して厳しい目が向けられていました。

＜7話あらすじ＞ジフンは高熱を出して苦しんでいるヘス連れて病院へ向かいます。しかし、ヘスは脳腫瘍であることが知られるのを恐れ、治療を受けずに帰宅してしまいます。その夜、心配になったジフンは、ヘスの部屋を訪ね夜通し看病します。あくる日、レストラン「プロミス」で1人食事もとらずに残業するヘスのために、料理の腕を振るうジフン。ジフンの手料理に舌鼓を打ちながら束の間の幸せな時間を過ごすのでした。

ジフンはヘスにこころ惹かる自分を意識していましたが、一歩を踏み出せずにいました。そんな時、ジフンとヘスの結婚が、移植手術を目的とした偽りのものだったと知ったソングクが店を訪れます。

＜8話あらすじ＞ソングクはジフンの計画を知ると激高し、病院へ連絡を入れ移植手術を止めさせてしまいます。まだ怒りが収まらないソングクは、入院中のミランの元を訪ねて「大事な息子を犯罪に巻き込むな」と激しい口調で責め立てました。ジフンは移植手術を受けさせてほしいと懇願しますが、ソングクは頑として譲りません。

ソングクはヘスを呼び出すと手術を差し止めたことを伝え、ジフンと離婚するよう迫ります。ジフンは、いくら歯向かっても結局父親には敵わないという現実に直面します。その後、ソングクは考えに考えた末、一転して移植手術を許可します。ただしミランには永久に会わないこと、手術が終わったらヘスと離婚するという条件を付けた上で。その頃、ヘスは連絡の取れなくなったジフンに、言い知れぬ不安を覚えていました。

＜9話あらすじ＞ジフンは、手術前のミランの元を訪ね、もう会うことはできないと別れを告げます。それを聞いたミランはすべてを理解し、移植手術は受けずに病院を後にします。彼女は、両親が眠っている故郷で残された短い時間を過ごそう決心していました。ようやくミランと電話で話すことができたジフンは、ヘスとウンソンを連れ立ってミランを捜しに出かけます。

何とか再会した4人は、かねてからのミランの願いである家族写真をそろって写しました。ウンソンの純真なこころが、意固地になっていたミランの気持ちを穏やかにします。一方、ナユンはソングクを訪ね、ジフンに関するヒミツを知ることになります。そして、ジフンに電話を入れたナユンは、彼がヘスたちと過ごしているのを知ってしまうのです。

＜10話あらすじ＞体調がよくないヘスは、ジフンを残して1人ソウルの病院を訪れます。脳腫瘍は以前よりも悪化していて、医師に5年後の生存率は30％と告げられます。彼女は、ウンソンを1人きりにしないためにも治療に専念することを決意します。ジフンはヘスへの愛を確信し、「島でのキスは本心からだ、君も同じはず」と彼女に言います。

病のことで頭がいっぱいのヘスは、ジフンの告白に素直に応じることができませんでした。そんなジフンに追い打ちをかけるようにソングクが動きます。一刻も早く離婚させたいソングクは、クレジットカードを差し止め、経済的にジフンを追い詰めます。そんなソングクに断じてヘスとは別れないと言い切るジフン。自尊心を傷つけられ激怒したソングクは、ヘスを呼び出して最後通牒を突きつけます。

＜11話あらすじ＞ジフンはヘスにプロポーズしますが、冷たくあしらわれてしまいます。さらに彼女がソングクに会い残金を支払ってもらったと聞き、ジフンはショックで茫然とします。ヘスの方はレストラン「プロミス」を辞め、引っ越しの準備を始めます。あえて自ら悪者となり、ジフンに嫌われようとしたのです。また、ヘスは彼女のことを心配してくれるジュヨンに、深刻な病状について打ち明けます。

一方、ミランの兄のところにソングクの使いの者がが訪れ、ミランにジフンの前に姿を見せないように伝えお金を渡しました。その後、ミランのことが気にかかっていたジンマンが彼女の家を訪ねると、そこには吐血して倒れているミランの姿がありました。

＜12話あらすじ＞ジフンは、ソングクの件も責任はすべて自分にあるとヘスに謝罪します。君が望むのなら離婚するけどそばにいてほしいんだと、ヘスに心の内を告げます。しかし、ヘスの決心は固くジフンの希望を受け入れません。

引っ越しの日、すっかり仲良くなったジフンと会えなくなることを知り、泣きじゃくるウンソン。「ママなんか嫌い、消えちゃえばいい」とヘスをなじります。ヘスは、「ママはあなたの気持ちがよくわかっているしとても大切に思っている。それをずっと忘れないでね」と優しく話しかけました。

＜13話あらすじ＞ヘスの不治の病を知ってしまったジフン。ヘスと一緒に裁判所へ向かいます。「離婚はする。でも、今まで君に救われてきたので、これからは僕が君を助ける番だ」と伝えます。ジフンとヘスは、離婚届けを提出します。そして、ヘスはレストラン「プロミス」を辞めました。ジフンはソングクに対し、「離婚はしたけどこれからもヘスと一緒に暮らす」と、きっぱりと宣言します。

その後、ジフンはアメリカにいる医師に連絡したり病院に付き添ったりと、かいがいしくヘスの世話をします。そんなジフンにヘスは「自分にとって迷惑になるだけ」と、心にもない冷ややかな態度をとり続けます。ある日、ヘスのもとに再び借金の取り立て屋が現れ、ジフンを陥れる書類に捺印するよう求めますが、ヘスはきっぱりと断ります。一方、ミランの移植手術日程が決まり、ジフンは病院でナユンに別れを告げます。

＜14話あらすじ＞ヘスの冷ややかな態度に変化が表れます。氷が解けるように徐々に心を開いていくヘス。2人は、ジフンのペンションで幸せな束の間の時を過ごします。お互いの変わらぬ気持ちを確認するかのように。ジフンはヘスに誓いをさせると、彼女の手を取り指輪をはめました。一方、ジフンが臓器売買をしたという噂話が会社中で飛び交います。

ジョンフンの画策だと考えたジフンは、自分を犠牲にして事態の収拾をはかります。すなわち、それは会社を辞めるという決断でした。すぐさま彼はソングクに辞表を提出しました。その後、ソングクは、ヘスの病状が極めて深刻との情報を病院から秘密裏に入手します。彼はヘスを呼び出すと、その情報を突きつけ全ての責任をとるよう彼女に迫ります。

＜15話あらすじ＞ヘスは、1人ですべての責任をとるつもりでした。さらに無常にも、ヘスの病気は日に日に悪化の一途をたどっていきます。やがて放射線治療も中止を余儀なくされる状態になります。ジフンは、もはや打つ手がないという医師に怒りを抑えられません。

ヘスの前では、悲しみを露わにすることができないジフン。少しでも前向きに、明るく一緒に生きていくことを提案、そして、ついにヘスにプロポーズをします。すぐさまジフンは、同居のための家捜しを始めました。一方、移植手術に成功したミランのところへソングクが表われ、ジフンの将来のため協力するよう求めますが、彼女はジフンのためという見え透いた嘘はやめて！と拒否します。

ここから、いよいよ最終回のあらすじです。ヘスの病状とジフンとの関係はどうなっていくのか、とても気になるところです。では、さっそく詳しく最終回の解説をしてまいります。

最終回①幸せな3人にかかる暗雲：3人の新居には、新たな生活の準備を進めるジフンと、それを楽しそうに見つめる娘ウンソンの姿がありました。2人の待つ新居へ高鳴る気持ちを抑えながら足早に向かうヘスでしたが、その途中、倒れてしまいます。知らせを受け病院に駆けつけたジフンに、ヘスが再び目を覚まさない可能性もあると最悪の告知がなされます。

最終回②ヘスへの感謝：そして難しい大手術を終え目覚めたヘスを前に、ジフンは安堵とともに彼女への心からの感謝の気持ちが湧き上がるのを感じます。素直にその気持ちを言葉にするジフン。しかし、脳の腫瘍を取り除くことができなかったため、いつまた倒れても不思議ではない状況に変わりはありませんでした。ジフンは会社を退職し、自宅で仕事をしてヘスを支えていこうと決心します。

最終回⓷孤独な独裁者：ソングクは「自分の事を理解してくれる人はいない」と愚痴を言います。ジフンに対し「お前には期待していたがヘスの件はがっかりした」とも。ジフンが帰ろうとすると「なぜお前の怒りを買ったんだ？私を父親と思ってるのか？」と尋ねます。ジフンが「父さんには感謝しています。常にお父さんの息子には変わりはありません」と答え書斎を出て行くと、ソングクは手元の書類をドアに向けて投げつけました。

最終回⓸2人の義母の優しさ：元気になったミランはジフンに結婚祝いを渡します。「ヘスに会いたいけど、気まずいだろうから」とそのまま田舎に行くことを伝え、「2人とも幸せに」と祝福しました。姑のヨンヒがヘスの元に沢山の惣菜を届けにやって来ます。ヨンヒはヘスの手を握り「これからは本当のお母さんと思って何でも頼んで。前からそうしたかったの」と伝えます。そして「自分のことだけ考えて」とヘスを抱きしめました。

最終回⑤ヘスへのプロポーズ：ヘスの退院の日、ジフンはようやく彼女にプロポーズの機会を得て、厳かに実行します。2人は新婚初夜を過ごし、ジフンとヘス、ウンソンの家族３人だけのささやかな幸せの日々が始まります。しかし、ヘスには視力に障害が出るようになり一抹の不安に駆られます。

最終回⓸ウンソンへの願い：ウンソンの枕もとで、「もしママがいなくなっても決して辛くはならないよ。あなたは他人に愛を与えられる人になってね」と言うヘス。まるで永遠の別れが待っているかのようにさみし気な口調で、しかし優しく語りかけるのでした。

最終回⑥幸せな時間：そんな折、レストラン「プロミス」の従業員たちが2人の結婚を祝福する会を催してくれます。ところが、楽しいひとときを過ごしていた矢先、ヘスは体調不良を訴えます。ヘスの病状を目の当たりにしたジフンは、この瞬間、瞬間を大事にして、ヘスとウンソンとともに後悔しない人生を生きることを改めて心に誓うのでした。「愛しているよヘス、一分一秒も途絶えることなく愛してる」。

こうして韓国ドラマ『結婚契約』最終回は、余韻を残しつつ幕を閉じます。ヘスのその後、ウンソンの内面の変化、ジフンとウンソンの関係やソングク、ミランの動向については、視聴者の想像に委ねています。

ここまで韓国ドラマ『結婚契約』の全話、最終回までのあらすじやキャスト解説をお届けしてきました。最後に韓国ドラマ『結婚契約』を実際に観た方の生の感想・評価を紹介します。

最初の感想は「俳優の演技に感動した」です。主役2人がそろってMBC演技大賞(最優秀演技賞特別企画)を受賞したこの韓国ドラマ『結婚契約』。俳優陣の演技の素晴らしさを見どころの一つに挙げる感想が多くありました。子役のウンソンちゃんの可愛さにヤラレてしまったという感想もありました。

次の感想や評価は「ラストが重苦しくなくてよかった」です。この感想をあげる方も多くいました。

不治の病を扱ったドラマなのに、最後は愛情に溢れて心が暖かくなるような、余韻を残した幕の閉じ方に演出の妙を見た方も少なくなかったのではないでしょうか。

感想・評価の最後は、「人を変える愛の力」を感じたという感想です。傲慢で他人を人とも思わないレストランのオーナー、ジフンがヘスに出会って彼女への愛から本来の自分を素直に出すことができるようになり変わっていく姿に感銘を受けた、という感想が多くありました。

これら以外にもたくさんの感想・評価がSNS上には寄せられていました。ここでは代表的な感想にしぼってお届けしました。ご了承ください。

ここまで韓国ドラマ『結婚契約』のあらすじ全話ネタバレ、さらには感想・評価までお届けしました。いかがでしたでしょうか。自然なストーリー展開でありながら、家族愛、人間愛に満ち溢れた韓国ドラマ初心者にもぴったりのドラマです。ぜひご覧ください。