恍惚な隣人の最終回までの全話あらすじをネタバレ！キャストがイメージと違う？

二組の夫婦の愛憎入り混じった関係を中心に描く事で人気を集めた韓国ドラマ。それが恍惚な隣人です。韓国でも高い人気を集め、日本でも放送される事になりました。今回は恍惚な隣人のあらすじを最終回まで全話ネバタレありで紹介していきつつ、恍惚な隣人のキャストや既に恍惚な隣人を最終回まで視聴した人の感想まで紹介していきます。

恍惚な隣人のキャストやあらすじなど具体的に恍惚な隣人の中身について紹介する前にまずは作品としての恍惚な隣人について紹介していきます。

恍惚な隣人は韓国にて2015年に放送された韓国ドラマです。脚本を「ドリームハイ」「君の声が聞こえる」「世界の終わり」などを手掛けたパク・ヘリョンさんが手がけました。日本では2017年4月に初めて放送されたのを皮切りに、これまでに何度か字幕付きで放送されています。韓国では全話で119話でしたが字幕付きの放送では80話とキリの良い形で収められています。

恍惚な隣人の視聴率は最高視聴率では14.7％を記録し、平均的にも11.5％を記録、毎回10%を越える高い視聴率を誇るドラマでした。恍惚な隣人は不倫と長年ドラマで扱われてきた題材ながらその丁寧な描写やリアルさで人気を集めたドラマで、最初から最後まで注目が高かったドラマだと言う事ができます。

ここからは具体的に恍惚な隣人の内容に関して紹介していきます。まずはじめにイメージが違うとも噂される恍惚な隣人のキャストについて紹介し、イメージと違うという噂についても確認していきます。

コン・スレは「黙って稼ごう」を人生のモットーとする女性です。朝早くから夜遅くまで働きながら手先の器用さを生かして姑と切り盛りしている服修繕屋、バッグデザイナーの義姉の手伝いなどを行いながら売れない役者である夫を支えています。性格も明るくポジティブで忙しくても幸せで楽しいという程に夫バカでもありました。しかしチャヌとの出会いによりその心は大きく揺れる事になるのでした。

そんなコン・スレ役を恍惚な隣人で演じたキャストがユン・ソナさんです。ユン・ソナさんは過去には日本でドラマやバラエティに出演もした事のある女優さんで、韓国で1994年にデビューしました。2006年に結婚して以来、出演するドラマの量は決して多くはないものの定期的に出演を続けています。これまでには「愛の群像」や「オバカちゃん注意報」「六龍が飛ぶ」などのドラマに出演しています。

家庭を守る事を第一に考えて真面目に安定志向で懸命に働いていたのがパク・チャヌです。幼い頃に父の浮気が原因で家族がバラバラになった過去を持っています。しかしその志向は妻イギョンには理解されず、そればかりか浮気されてしまう事になるのでした。その日から復讐を誓って、妻の浮気相手の妻であるスレに接触していく事になります。しかしその中で徐々にスレに惹かれていく事になります。

そんなパク・チャヌ役を恍惚な隣人で務めたキャストがソ・ドヨンさんです。2005年に俳優としてデビューすると、同じ年に出演した「海神」でユン・ソクホ監督に見出され、「春のワルツ」で主演を演じてブレイクしました。その他これまでには「天下無双イ・ピョンガン」「夜叉」「あなただけ」「秋のカノン」などに出演しています。

スレの夫で良く言えば自由奔放、悪く言えば無責任なのがソ・ボングクです。自身の容姿に自信を持ってスターになる事を夢見ていますが、芽がでないまま34歳になっても無名俳優を続けています。妻であるスレに養ってもらっている立場であるにも関わらず成り行きで結婚してしまった事を後悔しており、理想のタイプであるイギョンに惹かれていく事になるのでした。

そんなボングクを恍惚な隣人で演じるキャストがユン・ヒソクさんです。1998年に演劇俳優としてデビューしました。2008年にはKBS演技大賞特集文学館男単幕劇賞を受賞するなど実力のある俳優さんです。これまでには「輝くロマンス」「天使の選択」「愛の温度」「マイスウィートソウル」などに出演しています。

チャヌの妻でミュージカル女優として成功しているのがチェ・イギョンです。アメリカ留学中にブロードウェー公演を見たのがきっかけで俳優を目指すようになります。元々衣類メーカーの一人娘であり、家族の大きな支援に加えて自身の才能も合わさって俳優として成功しています。しかし激しい愛を求める故に夫の安定志向を理解できないでいます。そんな時にボングクと出会ってしまうのでした。

そんなチェ・イギョンを恍惚な隣人で演じたキャストがパク・タミさんです。1998年に芸能界デビューを果たすと2002年頃からドラマに出演するようになります。これまでは「人魚姫」「振り向けば愛」「8月に降る雪」「イノセント・ラブ-純潔なあなた-」「結婚の女神」などに出演しています。

上記の4人が恍惚な隣人のメインキャストですが、イメージが違うと言われる程ハマっていないキャストさんはいません。これまでこの手の愛憎劇に出演していなかったというわけでもなくそれぞれのキャストがそれぞれの役を熱演しています。

もちろん感性は人によって違うのでイメージが違うという感じる人、或いはもっと適役だと思う俳優さんがいるという人もいるとは思いますが、既に恍惚な隣人を最終回まで視聴した人の感想などを見てみてもあまりイメージが違うという声は見られません。

キャストについて紹介した所でここからは恍惚な隣人のあらすじを全話、最終回まで紹介していきます。恍惚な隣人は元々韓国では全話119話で最終回を迎える構成でしたが、日本では放送の都合上、欠番を作るなどして全話で80話で最終回を迎える構成に変更されています。ここでは韓国版の119話のあらすじを最終回まで全話紹介していきます。

 

恍惚な隣人はキャストそれぞれの演じる役所を紹介するような形で序盤は構成されています。スレは夫ボングクを支えるべく、朝から晩まで働き詰めながらそれでも幸せを感じていました。一方でボングクもなんとか売れる俳優になって家族を支えようとオーディションを受ける日々を送っていましたがそんな中でイギョンと出会ってしまいます。魅力的なイギョンにボングクは一線を越えてしまう事になるのです。

不倫関係が続いてしまっていたボングクとイギョン。しかしそんな2人が乗っていた車が交通事故を起こしてしまった事で、イギョンの夫、チャクに不倫をしている事がバレてしまうのでした。ちなみにこの時点ではその相手がボングクである事は分かっていません。チャクとイギョンの一人娘であったセボムが命を落としてしまい、チャクは絶望。さらにイギョンの不倫をネタに会社を乗っ取ろうとしようと親族なども現れています。

イギョンの事故に不倫が絡んでいた事を知ったチャクは愛する娘セドムを失った悲しみから復讐を決意、不倫相手を調べ上げ、スレ達の家の向かいに引っ越してきました。2人は出会い徐々に距離を縮めていき、チャクの気持ちにもある変化が訪れる一方でスレは夫を支える気持ちは変わらないまでも誠実なチャクに徐々に惹かれている部分があるのでした。

ボングクはイギョンを心配するあまりせっかくミュージカルへの出演が決まったのに練習に身が入らず、気持ちはどんどんイギョンの方に向かってしまいます。そんな中で、ホングクとスレの娘ユナなどの悩みなども描かれる事になります。2人が忙しくする一方で家計に余裕はないので塾に行きたくてもいけないような状態が続いていたのです。同時にユナの問題はそれに気付いたスレの悩みの1つになります。

余談ですが、イギョンは交通事故を起こして以来、意識不明の重体で眠り続けており、ここまでのあらすじは主にスレ、チャク、ボングクの3人を中心に繰り広げられています。

チャヌはその行動をどんどん強めていきます。ボングクが家に戻らない事もあってスレとの親交をどんどん深め、自身の寝具の買い付けにスレを誘うなどしてスレの心を惹きます。一方でこれがボングクに対しての復讐である事も忘れていないチャヌ。ボングクの公演が成功するとお祝いとして自分の名前で花を贈るのです。ボングクにとってそれは不倫がバレている事を知らされるも同義でした。

そんな中、これまで意識不明の重体であったイギョンがついに目を覚まします。ボングクは早速お見舞いに行きますが、イギョンの異変に気づきます。なんとイギョンはボングクとの事一切を忘れてしまっていたのです。その為イギョンはチャヌにお見舞いに来てほしいと考えますが、チャヌがお見舞いに訪れる事はないまま時間だけが過ぎていくのでした。

ボングクは自身のイギョンに対しての想いをはっきりとスレに伝えます。これまで支えてきたボングクに捨てられるような形になったスレは心に深い傷を負います。そんなスレを支えるのはチャヌなのでした。一方でボングクにはイギョンの元を度々訪れますが、イギョンがボングクの事を思い出す事はありません。ボングクは意を決してチャヌに電話をかけイギョンのお見舞いに来てほしいと伝えますがチャヌがそれに答える事はありません。

チャヌがイギョンにそうするようにボングクもスレに対して冷たい態度を取り続けるどころか離婚を切り出しさえもします。それぞれに周囲から説得を受けても態度を改める事はしませんでしたが、チャヌの方が行動を起こします。スレと密接な関係を築く一方で、ボングクを突き落とす為にイギョンの元に訪れる事にするのでした。

恍惚な隣人31話にきてほぼ同時にとある事実が判明します。なんと、チャヌの娘セドムとボングクの娘ユナがそれぞれ実の子ではない事が分かってしまうのです。この事実がさらに2人の気持ちを動かす事になります。チャヌはどんどんスレと親密になり、イギョンには冷たく接し、ボングクはスレに冷たく接し続けます。先に気持ちが変わってしまったのはスレでした。

きっかけは単純です。ボングクがイギョンを抱きしめている現場に遭遇したのです。ボングクとスレはそれぞれに離婚を考えますが、スレは踏み切れないでいました。ボングクにスレとチャヌの関係がバレていたからです。このまま離婚したら自分が不倫して離婚する形になり、娘のユナの親権をボングクに持っていかれてしまうと考えた為です。スレはそれだけは防ぎたいと考えるのでした。

一方でチャヌも自制を自身に誓います。チャヌがスレに近付いたのはあくまでもボングクに対しての復讐の為であったにも関わらずスレに心惹かれていたのです。それまでスレに対してかなり優しく接していたチャヌでしたが、少し態度を硬化させるのでした。そしてやはり沈んだままのイギョンでした。過去の自分の過ちを受け入れられずに四苦八苦する事になるのです。

チャヌとスレの関係は続いていました。ボングクは既にスレへの気持ちはないものの、他の男と幸せそうにするのも見ていられません。そんな中、ボングクに仕事面で幸運が舞い込みます。なんと海外公演をやってみないかという話です。しかもその公演でイギョンと共演する事にもなります。公演が決まるまでの間2人は共に練習する事になりますがその中でイギョンが部分的にボングクの事を思い出します。

一方で進展があったのがユナです。ユナは自分がボングクともスレとも血が繋がっていないという事実を知ってなんとチャヌの家に家出してしまいます。チャヌはこれまでもユナに優しくしており、ユナの心も掴んでいたのです。一方記憶の一部を思い出してもイギョンの気持ちがボングクに向かう事はなく、イギョンはただただまっすぐチャヌに振り向いてもらおうと行動します。

そんな中でボングクはチャヌがボングクに対して復讐しようとしている事、そしてそれにスレを利用しようとしている事に気付き始めます。一方スレはチャヌの事を信用を越えて傾倒しており、チャヌに釣り合う女になろうと考えるようになります。

恍惚な隣人のあらすじの中である意味一番の被害者と言えるのがユナでしょう。ユナはスレに心配をかけまいとこれまで気丈に振る舞ってきましたがついにパンク。精神が不安定になってしまい不登校になってしまいます。しかしスレはユナに申し訳ないと思いつつもチャヌへの想いを抑えきれません。チャヌの会社でデザイナーを募集している事を知り、試験を受ける事にするのです。

スレはこの試験をパスし、共に働き始めます。しかし親密な2人の関係に会社ではすぐに噂になってしまいます。会社からは2人を一緒に働かせるわけにはいかないとスレの退職か、チャヌの海外転勤を選ぶように言われてしまうのです。一方でボングクの想いも空回りを続けます。イギョンに振り向いてもらえない事でやけ酒をしてしまった結果、公演の契約違反により賠償金を請求される事になってしまいます。

そしてイギョンが妊娠します。しかもほぼ確実にその父親はボングクなのです。イギョンは仮にボングクが父だとしても喜べないとそこまで行ってもボングクを受け入れる事はなく、チャヌへの想いを貫いていました。それどころか、ボングクの想いを利用しようとします。チャヌとスレが別れるならボングクの元に戻っても良いと伝えるのです。

それぞれの思惑が絡み合って複雑になっていくあらすじですが、61話からのあらすじで起こる大きな変化と言えば、断片的にしか戻っていなかったイギョンの記憶が完全に戻る事になるという事です。しかしイギョンはボングクの事を全て思いだして尚、その気持ちがボングクに向かう事はありませんでした。妊娠した子がチャヌの子供と偽ってまでチャヌを振り向かせようとします。

その一方でスレは品評会に参加しようとするなどデザイナーとして成功しようとすると共に社内でいじめを受けるなどします。そのどちらもサポートして助けたのがチャヌでした。チャヌはやはりスレへの想いを断ちきることは出来なくなっているのでした。そんな中、前々からあったユナの留学話が本格的に進みます。アメリカ留学に1人では行かせられないとスレはユナと共にアメリカに渡る事を決意します。

スレはチャヌへの想いも断ち切ろうと出勤最後の日に挨拶をしますが、チャヌはその想いを聞いてついに決断します。イギョンと別れるスレと共に行く事を決めるのです。イギョンは懇願しますがチャヌはそれを振り切っていってしまうのでした。さらにスレが出た品評会の不正が原因でイギョンの父が辞職する事になった事も受けてイギョンはスレを恨むようになります。

チャヌの事を忘れ仕事もすっぱり辞めてアメリカに渡るつもりになっていたスレ。しかしチャヌの決断で後ろ髪を引かれる所に会社からも戻ってきてほしいと連絡を受ける事になるのです。スレがデザインした服の売り上げが良く、会社としては戻るように言うしかなくなってしまったのでした。結果的にスレはアメリカ行きを取りやめます。

しかしイギョンにも会社内にもスレを良く思っていない人はいます。それぞれにスレにとって都合が悪くなるように動きます。さらにスレはユナを養子とする事を認められなかったばかりか、そのユナとの間にも亀裂が生まれてしまいます。特にイギョンからの攻撃は酷い物で、社会的にもスレを抹消しようと様々な行動を起こします。スレはどんどん追い詰められていきます。チャヌはそんなスレを懸命に支えようとするのでした。

しかしイギョンからの攻撃は意外な形で緩められる事になります。イギョン自身の悪い噂が立てられてしまいイギョンがそれどころでは無くなってしまったのです。イギョンは記者会見で釈明しようとしますが、結果的に墓穴を掘っただけで失敗する事になってしまうのでした。イギョンはボングクに罪をすり替える形で乗り切ろうと考えます。

イギョンの策略によって追い詰められていくのはスレとボングクだけではありません。ユナもまた学校でその被害を受けていました。「罪人の娘」と揶揄されてしまうのです。基本的には平和な子供であるユナでしたがこれには流石に耐えられませんでした。喧嘩沙汰を起こし、スレが保護者として呼ばれます。話を聞いたスレはユナの苦心を知りさらに苦悩を抱える事になってしまうのです。

一方で罪をかぶされたボングクはそれでも彼女への想いを断ちきれないながらも塞ぎこんでいました。しかし同じようにイギョンに罪をかぶされたミュージカル俳優が記者会見を開きイギョンの悪行を暴露した事によってこの関係は一気に崩れます。イギョンは世間から追求を受ける立場になってしまうのです。元々精神状態が良くなかったイギョンでしたが、この事でさらに壊れて行ってしまいます。

ユナの問題を解決するべく動いたのがチャヌです。イギョムの元を訪れ辞めるように促します。その一方でボングクはイギョンの精神を落ち着ける為にスレにチャヌを出してほしいとお願いします。両者の訴えは共に受け入れられる事はありませんでした。そんな様々な物に追い込まれる中、スレをさらに追い込む自体が起こります。なんと肝臓の病気が発覚するのです。そしてこの事を最初に知るのがボングクなのでした。

恍惚な隣人全話のあらすじの中でこの91話からはメインキャスト4人の関係が大きく変わっていく最大の部分です。きっかけと言えるのはスレの病気です。スレの病気は肝癌で、移植手術を受けなければいけない程重傷だったのです。スレはその事を知り、チャヌに迷惑をかけたくない一心で、チャヌの覚悟を決めたプロポーズを断ってしまうのでした。しかもボングクに気持ちが戻ったと嘘をつくのでした。

チャヌはスレの事はすっぱり諦めようとしますが、それはつまりイギョンの元に戻るという事ではありませんでした。ちなみに周囲の配慮もあってチャヌは100話の時点までスレが病気である事を知らされていません。そしてスレの病気を知って一番態度が変わったのがボングクです。なんとかスレを助けたいと考え、これまでの自身の態度を反省するのです。さらに自分ではドナーになれないかなどと検査を受けるなどまでしています。

チャヌはスレへの想いを断ち切るべく韓国を離れて上海に行きます。しかしボングクの説得を受けたスレが承諾した事でボングクからチャヌにスレの病気の事、そして心配をかけたくない為に嘘をついた事を伝えます。真実を知ったチャヌは自分で役に立てるならとドナーになる事を決意。しかしチャヌはスレが自分がドナーだと知れば断るかもしれないと考え内緒にするように言うのでした。

家族もそれに同意し、スレの母が適合したとスレには伝えられます。ドナーが見つかって安堵するスレ。一方でチャヌは適合手術は受けられるものの、チャヌの体調の問題でこのまま手術を行えばチャヌの命にも危険がある事を知ります。それでもチャヌの想いが変わる事はありませんでした。イギョンなどの説得も受けますが、チャヌはそれでも手術を推し進めるように求めます。

しかしそれを止めたのは他ならぬスレでした。スレは看護婦との会話でチャヌがドナーである事を知ってしまうのです。そして同時に手術を受ければチャヌの身が危ない事も知ります。スレは自身よりもチャヌを優先したいと考えますが、隠していた家族に話しても分かってもらえないだろうと家族にも内緒で勝手に退院する事で手術をキャンセルしてしまうのでした。

スレとチャヌはそれぞれ身を呈してでも相手を守りたいと考えています。その様子にボングクとイギョンは嫉妬を覚えるわけです。しかしボングクはそれでも構わない、スレを助けたいと考えるようになっています。しかしスレとチャヌの想いを余所にチャヌがドナーになる為には体調を整えなければいけないのに、中々それが整う事はないのでした。そして医師の決断により別にドナーを探そうという事になるのです。

そしてそのドナーはすぐそばにいました。それはなんとこれまで散々スレをあらゆる手段を使って攻撃してきたイギョンです。その事を知ったチャヌは恥も外聞もかなぐり捨ててイギョンにドナーになってほしいと頼みこみました。イギョンはそれを受け入れ自身で納得した上でドナーになる道を選びます。そして最終回直前の118話、スレとイギョンが同じ病室で話す中、スレの容態が急変。そのまま手術に臨む事になります。

そして最終回ではスレが手術を受けるその日から描かれます。そんなスレの手をチャヌは握り、「大丈夫だ、僕たちみんなが応援している。安心して手術を受けてこい」とスレを送りだすのでした。そんなチャヌにスレは「私が戻っても戻らなくても、あなたには前を向いて強く生きてほしい」と返すのでした。そして、ついにオペが行われる事になります。手術は無事に成功するのでした。

恍惚な隣人の最終回はその後1年の歳月が流れてエピローグが描かれる形でエンディングを迎えます。イギョンは韓国を離れボランティアをしながら生活しています。ボングクはミュージカルでの活動を再開し、この先も続けていく事を誓うのでした。そしてチャヌとスレは結ばれ毎日愛を交わし合っている様子が描かれて最終回のエンディングとなっています。

キャストやあらすじを全話紹介した所でここからは既に恍惚な隣人を全話視聴した人の感想を紹介していきます。総評としては一部批判的な意見はあるものの、総じて見るのを辞められないとする感想が多くなっています。

恍惚な隣人の感想として多いのはスレの夫であるボングクのダメ男ぶりに触れる感想が多いです。同時にそんなボングクを信じようとするスレに対しての感想も多くなっています。「見ていてイライラする、でも見るのを辞められない」というような下記のツイートのような感想も多いです。

また上記のあらすじではそこまで展開していませんが、比較的それぞれの思惑が明確に描かれる反面、自己的な人が多い事に対しての感想も多くなっています。特にメインキャストの4人もそうですが、その周囲ももう少し周りを想いやってもいいのでは？という声が多くなっています。特に恍惚な隣人ではユナなどそう言った自分勝手な大人達の完全なる被害者も描かれているだけにそういう声は多くなっているようです。

また日本で活躍していた事もあって普段韓国ドラマを見ない人の中でも知っている人の多いユン・ソナさんが主演だった事もあって、ユン・ソナさんきっかけで見てみたという感想も多い一方で、逆に韓国ドラマ巡りをしていてユン・ソナさんだと知らずに見ていたという感想も多くなっています。近年では日本での活躍はあまりないものの、覚えている人も多いようです。

上記の全話あらすじでも触れたように韓国では全話で119話で最終回を迎えるあらすじを日本の字幕版では全話で80話になるように調整されて放送されています。中には1話丸々カットになっている話もある為に、下記のツイートのように話が繋がらない部分があり、混乱してしまっているような人も見られます。実際に入れ替えは行われていませんがあらすじが繋がらない為にこのような事態が覆っていると言えます。

放送の都合上仕方のない部分もあるとはいえ、このカットに対しては不満の声を上げる人も多く、韓国版全話で再放送して欲しいという声なども見られます。もちろん最終回に繋がるような重要な部分はカットされていませんが、どうしてもあらすじとしても繋がらない部分が出てきてしまう為に敢えて韓国版を見るという人もいる程です。

恍惚な隣人全話あらすじでも紹介した最終回に関しては、途中のドロドロが全て解消されるような形でそれぞれにハッピーエンドと言える形に落ち着いた終わり方に良かったとする感想がある一方で、途中にあるドロドロした展開で最終回まで行って欲しかったとする感想も見られるなど賛否が分かれる結果となっています。ただどちらかと言えばやはりハッピーエンドで終わった最終回で良かったとする感想の方が多いです。

恍惚な隣人は不倫をテーマにしたドラマとして王道なあらすじながら、全話に渡って濃厚にドロドロとした展開を描く事で人気を集めた韓国ドラマです。同時に最終回に近付くに連れてそれまで争っていた者達の想いが1つになっていくのを楽しむ事が出来るドラマでもあります。韓国現代劇ドラマの中でも王道な作品なので韓国ドラマ好きならぜひ押さえておくべき作品だと言う事ができます。

また主演を務めるのは日本でも名が知られたユン・ソナさんだったりと普段韓国ドラマを楽しまない人が見ても楽しむ事の出来る要素もしっかり含まれています。そのあらすじは王道で安定しているとも言えるます。まだ恍惚な隣人を視聴していないという人はぜひ1度視聴してみてはいかがでしょうか？