蜜の味の最終回の結末ネタバレ!あらすじ・キャスト一覧も紹介【榮倉奈々】

「蜜の味」は、2011年10月13日から12月22日まで、フジテレビ系で放送されたテレビドラマです。榮倉奈々と菅野美穂のダブル主演という形で、キャッチコピーは「あなたがいれば。あなたさえいなければ。」でした。一人の男性医師を、その姪である女子医大生と同僚の女性研修医が同時に好きになってしまいます。その恋という魔物によって、三人が泥沼の三角関係に堕ちていく蜜の味とは…。その最終回までのあらすじ・結末のネタバレ、キャスト陣の紹介などをしていきます!

蜜の味の最終回の結末ネタバレ!あらすじ・キャスト一覧も紹介【榮倉奈々】のイメージ

目次

  1. 蜜の味のあらすじ結末が知りたい!
  2. 蜜の味の出演キャスト一覧
  3. 蜜の味のあらすじをネタバレ解説!
  4. 蜜の味の結末は?最終回をネタバレ解説!
  5. 蜜の味のあらすじ結末まとめ!

蜜の味のあらすじ結末が知りたい!

「蜜の味」は、2011年に放送されたテレビドラマです。壮絶な三角関係と意外な展開の連続で、最終回の結末まで目が離せない大人の恋の物語でしたが、ここでは「蜜の味」のあらすじから最終回の結末、そしてキャストの皆さんの情報などをご紹介します。

蜜の味の出演キャスト一覧

俳優たち

「蜜の味」では、実に魅力的なキャストさんたちが出演されています。あらすじ紹介の前に、まずは「蜜の味」に出演された主なキャストの方々をご紹介します。

森本直子/榮倉奈々

研音所属の女優・タレント・ファッションモデル。中学三年生の時に渋谷109前でスカウトされ、女性向けファッション雑誌「SEVENTEEN」の専属モデルとなります。その後、女優としての活動も開始され、2010年には「余命一ヶ月の花嫁」で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞されています。

「蜜の味」以外の主な出演テレビドラマ作品・キャスト

  • 「プロポーズ大作戦」奥エリ役
  • 「メイちゃんの執事」東雲メイ役
  • 「泣かないと決めた日」角田美樹役
  • 「Nのために」杉下希美役

原田(池澤)彩/菅野美穂

研音所属の女優・歌手・タレント。中学三年生の時に「桜っ子クラブさくら組」のオーディションに合格して芸能界デビューしました。その後、ドラマやCM、グラビアなど活動の枠を広げていき、多くの作品に出演されています。20歳の誕生日には、ヘアヌード写真集を出してベストセラー。2013年に俳優の堺雅人さんご結婚されました。

「蜜の味」以外の主な出演テレビドラマ作品・キャスト

  • 「イグアナの娘」青島リカ役
  • 「大奥」天璋院篤子役
  • 「働きマン」松方弘子役
  • 「結婚しない」田中千春役

池澤雅人/ARATA(現:井浦新)

テンカラット所属の俳優・ファッションモデル・ファッションデザイナー。本名でモデルとして活躍する中、2007年に自身のブランド「ELNEST CREATIVE ACTIVITY」を立ち上げ、ARATA名義でデザイナー業も本格的に開始。俳優としては、1999年の「ワンダフルライフ」が初出演。2011年出演の「平清盛」から本名の井浦新に戻されています。

「蜜の味」以外の主な出演テレビドラマ作品・キャスト

  • 「最後の戦犯」吉村修役
  • 「平清盛」崇徳上皇役
  • 「アンナチュラル」中堂系役

則杉康志/溝端淳平

エヴァーグリーン・エンタテイメント所属の俳優・タレント。2006年、第19回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞。一旦実家の和歌山へ戻りますが、2007年の「生徒諸君!」で俳優デビューを果たします。その後も、様々な作品に出演し、活躍されています。

「蜜の味」以外の主な出演テレビドラマ作品・キャスト

  • 「花ざかりの君たちへ」嵯峨和真役
  • 「BOSS」花形一平役
  • 「失恋ショコラティエ」オリヴィエ・トレルイエ役

頼陽華/木村文乃

トライストーン・エンタテイメント所属の女優。2006年公開の映画「アダン」で女優デビュー。その後も多くの映画やドラマに出演されましたが、一旦芸能活動を休止。そして、20011年に出演した「ちふれ化粧品」のCMが大いに話題となって再ブレイク。現在の活躍に至ります。

「蜜の味」以外の主な出演テレビドラマ作品・キャスト

  • 「銭の戦争」青池梢役
  • 「石の繭」如月塔子役
  • 「ボク、運命の人です。」湖月晴子役

蜜の味のあらすじをネタバレ解説!

台本

ここからは、「蜜の味」のあらすじについて解説します。「蜜の味」の最終回は一体どんな内容なのか?「蜜の味」の結末はどうなるのか?その最終回、結末に向かってのあらすじを、順に追っていきましょう。

直子の大学合格

2003年の3月、森本直子は、ずっと憧れだった叔父・池澤雅人が研修医として在籍している東和医科大学に合格します。雅人は父である洋介の年の離れた弟であり、実家のある牛窓町へ夏休みの度に遊びに来てくれる、直子にとって最高のお兄ちゃんでした。一方、研修医の雅人には、同僚の原田彩という恋人がいました。

3年前の雨の日

入学式が終わって校舎から出ると、外は雨が降っていました。そこで、3年前の雨の日を思い出す直子。その日、直子は雅人を迎えに牛窓ヶ埼駅へ行きました。帰り道、二人で一本の赤い傘に入って歩く直子と雅人。その日から、直子は雅人を男として意識するようになり、自分も雅人を追って東和医科大学進学を決心しました。

雅人の恋人が登場

直子が帰宅すると、雅人が来ると喜び勇みましたが、雅人は女性連れでやって来ました。その女性は、雅人と同期の病理医である原田彩。雅人の婚約者であり、彩は入学時から雅人に好意を寄せていて、大学3年から付き合い始めたと語ります。直子は、思い出のあの雨の日に、もう雅人が彩と付き合っていたと知り、ショックを受けます。

決定された結婚式

雅人と彩の結婚が決まり、皆に祝福されますが、式をセントフォルトゥーナ教会で挙げるということを彩が勝手に決めていたりしました。雅人に責められた彩は、「これからは相談する」と謝ります。そんな折、直子は体調を崩して大学を休んでいました。

直子の告白そして雅人の結婚

ある夜、直子は当直中の雅人を呼び出し、あの雨の日以来ずっと好きだったことを告白します。東和医科大学に入ったのも医者になりたいからではなく、雅人の傍にいたいからだったと。当然、雅人は全くその気持ちには気付いてはおらず、「お互い良い医者になるために頑張ろう」と直子に伝え、2日後に彩と結婚式を挙げました。

雅人と彩のすれ違い

ある日、雅人は滝ノ原教授から彩の論文が米紙・ネイチャーに掲載されることを聞き、「君も何かを極めろ!」と発破をかけられます。しかし、雅人は彩本人からこのことを知らされておらず、第三者から聞いたことにショックを受けます。家に帰っても、彩はおかえりのひと言もなく論文に集中していました。

雅人は、彩に「俺は、家に帰ったら君と話したい。でも、君は俺に語ることは何もないんだな」と憤ります。しかし、彩は「私たちは医師としての生活を最優先させるって教会で誓い合ったわよね?私が雅人のことを愛していないと言うの?」と反論します。結局、二人の意見は噛み合わないままとなります。

雨の夜の恐怖

ある雨の夜、直子の部屋をノックする音が。怯えた直子は電話で雅人を呼びますが、訪ねてきたのは彩でした。そして彩は言います。「開けないで。貴女の顔は見たくない。二度と雅人を惑わすようなことはしないで。できないなら東和医科大学を退学しなさい。医師になる理由が不純だ」と。そして、彩が去った後に雅人もやって来て、直子を落ち着かせます。

雅人は大学病院で彩を呼び出して、夜中に直子のアパートへ行ったことを責めました。しかし、彩は「私は行っていない。私と直子さんのどっちを信じるの?彼女は嘘をついているんじゃない?妄想を真実だと思い込んでいるのよ」と、直子を精神病扱いします。

同僚の提案

直子は、雅人とのことを頼陽華に相談します。そして、この関係を終わらせるために、二人の部屋を入れ替えて生活することにしました。そんなある日、滝ノ原教授は雅人にピッツバーグ大学留学を勧めます。そして、雅人が電話しても出ない直子のアパートを訪ねると、そこにいたのは頼陽華でした。

雅人は頼陽華に直子のことを聞きますが、何も答えようとしません。そして、雅人は彩に「一緒に暮らしてみて、俺たちは全然違うと分かった。俺はウィークリーマンションを借りる」と宣言します。彩は「直子さんと暮らすんじゃないでしょうね?」と詰め寄りますが、雅人は「あの子は姪だぞ?」と否定します。

雅人の決心

ある日、雅人はピッツバーグ大学留学を理由に、彩に離婚を申し入れます。彩は「留学は賛成だけど離婚はしない。しばらく距離を置けばいい。お互いに冷静になれるわ」と言いますが、雅人の決心は変わりません。ウィークリーマンションへ戻った雅人は、ピッツバーグ大学への留学書類にサインし、結婚指輪を外しました。

ある夜、直子の家で食事をした雅人は、ピッツバーグ大学への留学を直子に打ち明けます。直子は「雅兄ちゃんがいなくなったら、雅兄ちゃんに紹介できる彼氏をつくる」と強がりますが、雅人が帰るや泣き出します。一方の雅人も、帰り際で自分の本当の気持ちが分かり、引き返すや直子を抱き締めてキスします。

極秘の手術計画

それから8年後、直子は東和医科大学病院の消化器外科で、医師として働いていました。彩は研究が認められ、病理学の准教授となっていました。しかし、雅人との離婚届けはまだ未提出のままでした。そして、直子は3年前から康志と交際を始めており、実家へも挨拶に行きます。そんな中、雅人が突然帰国します。

雅人の帰国は、血管に異常がある滝ノ原の極秘手術のためでした。学長選を控えた滝ノ原は公に手術をするわけにはいかず、雅人と直子にその執刀と助手を命じます。そして、雅人と直子は10日間、病院近くのホテルに住み込んで手術の準備を進めていきます。一方、滝ノ原の出張、雅人の帰国、直子の出張を彩が不審に思い始めます。

様々な策略

そんなある日、雅人と直子がホテルに戻ると、なんと頼陽華と細川医師(雅人と同期の既婚者)にバッタリ。二人は不倫関係にあったのです。そのことが、滝ノ原と学長選を争っている霧島教授の耳に入り、細川と頼陽華にクビを通告します。すると、逆に細川が「池澤雅人と森本直子が不倫している」と彩に告げます。

彩は滝ノ原を手術した病院を突き止め、直子に滝ノ原の秘書を装って接近します。そして、クビ通告から守った頼陽華から直子と康志の関係を聞き出すと、康志に「直子さん、特別チームで手術に成功したんですってね」と声をかけます。もちろん、康志は直子に疑念を向けていきます。

壊れゆく康志との仲

康志は、直子が偽出張で極秘手術をしていたことを責めます。素直に謝る直子。しかし、康志は納得せず、ある日、直子の家の玄関で直子と頼陽華の話を立ち聞きしてしまい、直子が雅人を好きだったと知ってしまいます。康志は「俺はあいつの代わりだったのか」と怒りますが、直子は否定しません。そして、康志は「別れよう」とその場を去ります。

あなたとあの子を許さない

意地になった彩は、雅人に離婚届けは破いたと伝え、「私と離婚して森本直子と付き合うつもりね?ホテルに泊まって手術したことも知ってるのよ」と詰め寄ります。雅人は姪と結婚できるわけはないと否定しますが、「私は、あなたとあの子を許さない」と、彩は頑として離婚しないと言い切ります。

事件に次ぐ事件そして

そんなある日、直子の担当患者の容体が急変し、原因は薬の過剰投与だと判明します。IDとパスがないと処方は変更できないので、二人が調査すると、誰か別人がアクセスしていることが分かりました。その犯人は康志であり、そのことを彩に告げますが、彩は「個人的な事情で患者を悪化させるなんて医者じゃない。あなたは森本直子に捨てられて当然よ」と吐き捨てます。

その後、週刊誌が投薬ミスと不倫騒動を書き立て、病院内は大騒ぎとなります。ひとまず、直子は自宅謹慎処分となりました。そこへ康志が現れ、直子に復縁を迫りますが、直子は断ります。すると、康志は直子に襲い掛かりますが、間一髪のところで雅人が駆けつけます。そして、「僕が直子を守る。許されないことは分かっている。だが、僕はこの子を愛している!」と雅人は言い放ちます。

二人の覚悟・これも蜜の味

一方、彩は直子の両親に涙ながらに全てを話して味方につけます。そして、父親は雅人を、母親は直子を叱責しますが、二人とも覚悟を決めていました。周囲の誰からも歓迎されない関係…にもかかわらず、直子と雅人はついに身も心も結ばれます。そして、二人は東和医大病院を辞め、雪の降る町で電車を降りていました…。

ここまでが、最終回に至るまでのあらすじでした。次はいよいよ結末、最終回です!

蜜の味の結末は?最終回をネタバレ解説!

蜜の味・怒涛のあらすじ紹介もいよいよ最終回です!蜜の味の結末は一体どうなるのでしょうか?

【不条理な蜜の味】荒れる東和医大病院界隈

雅人が安曇野総合病院で働くことに決まった頃、彩は倒れて入院していました。一方、康志は学長選に敗れた霧島教授に取り入ろうとしますが、逆に説教される始末。そして、退院した彩が新しい部屋を契約しようと不動産屋へ行くと、週刊誌の影響があるのか不条理に断られます。

【苦悩の蜜の味】迷いの生活

その後、雅人と直子は石川県の港町へと移り、雅人は小さな診療所で、直子は市場で働き始めます。二人は、互いに互いの能力を知っているだけに、今の生活がふさわしくないと言い合います。雅人は「一緒に働けるところを探そう」と言いますが、直子は「この町の人はいい人よ」と断ります。

【非難の蜜の味】母のいる病院へ

そんな時、直子は母親が脳梗塞で倒れたことを知り、牛窓の病院へ駆けつけます。しかし、父親は「お前らの世話にはならん」と会わせてくれません。「雅人と別れるなら会わせてやる」と父親は言いますが、直子はそれに答えられません。そして、雅人も駆けつけて病院に直談判しますが、そこに彩が現れ、東和医大が引き受けると言います。

雅人が「何故だ?」と彩に問うと、彩は「医師だからよ」と答えます。「あなたたちは家族を捨てたのよ。医師として全力を尽くしますが、それ以上は望まないで」と言い放つ彩。それを聞き、直子と雅人は素直に彩に頭を下げます。そして、雅人が彩から渡された一通の封筒の中を見ると、そこには離婚届けが入っていました。

【最後の蜜の味】二人だけの世界

直子は雅人に「石川に戻ろう」と言いますが、石川の病院も既にクビになっていました。「生きていくのは大変だな」と雅人が呟くと、直子は「二人なら大丈夫よ。私には何より大切な池澤先生がいる。他には何も望まない。誰も私たちの事を知らない国へ行こうよ」と答えます。

その後、東和医大界隈では、康志が実家の病院で働くことになったことをはじめ、皆それぞれ次の道へと歩き出していました。そして、どこかの国の野戦病院では、一所懸命に負傷者の処置をしている直子と雅人の姿がありました…。

蜜の味のあらすじ結末まとめ!

以上が、「蜜の味」のあらすじから最終回への流れ、その結末でした。結局、自らが信じる恋の道を貫いた直子と雅人、そして逆に、自らが信じる医療の道を貫いた彩。人それぞれ生き方があり、「蜜の味」のキャッチコピー「あなたさえいれば。あなたさえいなければ。」が最終回までずっと生きた形でした。キャスト陣もいい役者さん揃いですので、この機会に「蜜の味」のキャストさんたちの他の作品もぜひご覧になってみてください!

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