Dr.コトー診療所のドラマロケ地!志木那島診療所はある?続編が出ない理由は?

Dr.コトー診療所は2003年に初めて放送され、それ以降特別編などの続編を含めて26話にも上った人気ドラマです。ドラマロケ地になった与那国島の美しい景色もDr.コトー診療所の魅力の一つです。今回はそのロケ地となった志木那島診療所の現在の観光、アクセス情報の紹介をします。また、2006年以降続編が作られていないDr.コトー診療所ですが、その理由についても詳しくまとめていきます。

Dr.コトー診療所のドラマロケ地!志木那島診療所はある?続編が出ない理由は?のイメージ

目次

  1. Dr.コトー診療所のドラマロケ地が気になる!
  2. Dr.コトー診療所のドラマ作品情報
  3. Dr.コトー診療所のドラマロケ地「志木那島診療所」紹介!
  4. Dr.コトー診療所のドラマ続編が出ない理由は?
  5. Dr.コトー診療所のドラマロケ地まとめ

Dr.コトー診療所のドラマロケ地が気になる!

Dr.コトー診療所のドラマが最後に放送されたのは2006年の12月21日。実に12年近くも前のドラマですが、いまだに美しい志木那島の景色を覚えている人も多いのではないでしょうか?Dr.コトー診療所の魅力と言えば、緊迫の医療現場もさることながら、主人公の五嶋が島民と次第に交流を深めていく姿です。人やモノがない過酷な医療現場と、穏やかで美しい志木那島のコントラストが印象に残っている人も多いはずです。

ドラマは大人気を博し、1期放送後特別編が2回と2期が放送されました。最後の放送から12年近くたつとはいえ未だに続編を待つ人も居るのではないでしょうか。また、志木那島は架空の島ですが、Dr.コトー診療所のドラマロケ地となった場所は今もまだあるそうです。今回はそのロケ地の詳細とアクセス方法、更に続編は作られるのかについてまとめていきます。

Dr.コトー診療所のドラマ作品情報

Dr.コトー診療所は漫画家山田貴敏さんによる原作『Dr.コトー診療所』をもとにしたテレビドラマ作品です。フジテレビ系列にて、1期は2003年7月3日から9月11日の間、2期は2006年10月12日から12月21日の間放送されました。2004年には『Dr.コトー診療所特別編』『Dr.コトー診療所2004』と題されたドラマが計4回放送され、ドラマの話数は合計26話にのぼります。

Dr.コトー診療所のドラマの舞台は沖縄県八重島列島にあるとされる架空の島、志木那島です。志木那村役場民生課の要請で、主人公である五嶋健助が島に赴任してくるところからこのドラマは始まります。これまで島に常駐医がいなかった志木那島で頑張ろうとする五嶋でしたが、医師を信用しない村民との間には温度差がありました。そんな中、はじめての患者になった少年に「ドクターコトー診療所」と書かれた旗をもらいます。

それから五嶋は島民からも「コトー先生」と呼ばれるようになり、医師としての確かな腕とその真面目で優しい人柄にしだいに五嶋と心を通わせるようになっていきます。Dr.コトー診療所は、与那国島の青く澄んだ美しい海や豊かな自然を背景に島民との心の交流や離島での医療の難しい現実を描いた作品です。

Dr.コトー診療所のドラマロケ地「志木那島診療所」紹介!

Dr.コトー診療所の志木那島診療所は与那国島にある

志木那島はドラマの中だけの架空の島ですが、その舞台になったのは沖縄県の与那国島(よなぐにじま)です。与那国島は南西諸島八重山列島の島で、日本の最西端にある国境の島です。人口は1680人、年間の平均気温は23.8度。

日本の最西端の島ということもあり、晴れた日には水平線の上に台湾の山々を見ることができるほどです。コトー先生がよく交通手段にしていたように、自転車で3-4時間ほどで島全体を回れてしまうほどの小さな島です。

与那国島のアクセス方法は?

東京から与那国島のDr.コトー診療所へ行くには通常どのルートで、どれくらいの時間がかかるのでしょうか?与那国島へは沖縄を経由するのが通常ですので、そのルートと料金をまとめました。尚、航空料金の情報は12月の土曜を参考にしたのものです。平日や日曜だと航空会社にもよりますが最大で3~4千円近く安くなる傾向にあるようです。さらに早くに決めればもっと安くなるので旅行の計画は早めに立てるのがおすすめです。

各航空会社時間/料金/時間比較
航空会社 料金(最安値) 時間 空港
ジェットスター 9,890円 3:25 成田-那覇
バニラエア 9,980円 3:40 成田-那覇
スカイマーク 10,890円 3:00 羽田―那覇
日本航空(JAL) 20,690円 2:55 羽田―那覇

更に那覇から与那国島へ行くには、那覇空港から与那国空港への航空便があるのでそれを利用するのが良いよです。また、那覇から石垣島へ渡って航空便を利用することもできます。時間に余裕があるのなら石垣島からフェリーで与那国島へ向かうのも良いでしょう。那覇空港から与那国島までは飛行機で1時間30分、石垣島から与那国島までは飛行機で30分、フェリーを使うなら4時間30分かかります。

与那国島への旅行手段
方法 運航数 時間 料金(片道) 注意
那覇から与那国島へ 1日1便 1:30 20,000円~ 早朝便(那覇に1泊か石垣島を経由することを考慮に入れましょう)
石垣島から与那国島へ 1日3便   30分 12,00円前後 那覇‐石垣島は1日16便の運行。所要時間は1時間、料金は6000円~です。
石垣島からフェリーで与那国へ  週2便 4:00 3,560円 火・水が石垣島発、水土が与那国発です。揺れやすいようなので、酔いやすい方は注意です。

与那島空港からDr.コトー診療所のロケ地まではタクシーで10分ほどです。住所は「沖縄県八重山郡与那国町字与那国」郵便番号は907-1801です。

与那国島には観光スポット「ダンヌ浜」もある

ダンヌ浜は与那島空港と久部良集落の中間にある美しいビーチです。断崖に囲まれている与那国島ですが、ダンヌ浜へは下りやすく観光客にもシュノーケリングのスポットとしても人気を集めています。透明度が高く、青く澄んだ海の中で熱帯魚に囲まれて泳ぐ非日常の体験に夢中になる人も多いようです。

また、ダンヌ浜で話題になっているのが「公衆トイレ」です。珍スポットとしてもインスタン映えを狙った場所としても有名です。この公衆トイレは作りが凝っていて、入り口の壁が丸くなっています。ここからダンヌ浜を振り返ると、まるで海と空がちょうどフォトフレームに切り取られたように見えるのです。シュノーケリングだけでなく、撮影スポットとしても人気です。

しかし、ダンヌ浜の潮の流れは場所や天気によって急になる場合があり、泳ぐ場合にはその日の海の状態をよく確認する必要があります。また沖に行くほど潮の流れが激しくなるので、あまり沖に行き過ぎないほうが良いようです。

日本の最西端岬「西崎(いりざき)」もおすすめ

与那国には日本最西端の岬である西崎という岬もあります。最西端というだけあって本土よりむしろ台湾に近く、天気が良い日ならば台湾の島影まで見ることができます。志木那島診療所からは10~20分ほどで行けるようなので写真撮影に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

Dr.コトー診療所は今もある?

Dr.コトー診療所のドラマ自体はもう12年近くも前の作品ですが、ロケ地となった診療所は今も残されています。この診療所はドラマのために2000万円かけて作られたセットです。今は与那国島の観光スポットの一つとなっていて、入場料は300円。高校生以下なら無料です。受付は無人ですが「日本最西端の診療所の診察券」という入場券代わりのものがあるらしく、このロケ地にこないと手にはいらないファン必見のグッズといえます。

Dr.コトー診療所内はまるで本当に診療所として使われていたかのようなリアルさがあるようです。書棚に刺さったファイルやカルテ、実際に診察で使うような小道具などがそろっており壁に張られたポスターは実際の診療所でも貼られていそうな趣が感じられます。また、ドラマで実際にコトー先生がはいていた草鞋や使っていた自転車、「Dr.コトー診療所」の旗なども飾られていて、本当にドラマの中に入った様な空気を味わう子音ができます。

ロケ地に訪れた人が特に驚くのが、その空気感です。多くの人が「まるで本当に診療所として使われていたようだ」という感想を残しています。壁に張られたポスター1つとっても「くらげに刺された時の対処法」や「体脂肪危険度チェック」などと手書きで書かれ画鋲で貼ってあります。また本物の診療所らしいものだけではなく「やしがにラーメン」などのオリジナルの小物もあり、よりドラマの雰囲気を感じられる作りになっています。

風化して黄ばんでしまっているポスターも、潮風にさらされて痛んでしまっている診療所内部も志木那島診療所というロケ地の味になっているようです。

Dr.コトー診療所のドラマ続編が出ない理由は?

ドラマ続編が出ない理由①キャストを集めること

特別編が4回も放送され、その後に続編まで作られたDr.コトー診療所。第三部を期待していた人も多いのではないでしょうか?なぜ今に至るまでDr.コトー診療所の続編が作られないのか、その理由として挙げられているものをまとめてみました。

続編を作ることが難しい理由の一つが「キャストを集めること」です。主演の吉岡秀隆さんを始め、柴咲コウさんや時任三郎さん、石田ゆり子さん、蒼井優さんなど名だたる豪華キャストの予定を続編を作るにあたって抑えなくてはなりません。

しかも撮影はやはり離島でのものになるため、通常の撮影スケジュールよりも多くの日程を確保しなくてはなりません。人気女優、俳優の予定を抑えて撮影にのぞまなければならないというのが続編政策における壁の一つ目です。

ドラマ続編が出ない理由②芸能界引退者がいる

Dr.コトー診療所の続編製作が難しい理由の2つ目は芸能界を引退してしまった方がいることです。坂野ゆかり役の桜井幸子さんは2009年の12月31日に芸能界を引退しています。また剛洋役の富岡涼君は勉強に専念するために芸能活動を休業しています。2009年には日本タレント名鑑からも名前が削除されてしまっています。続編をやる場合、こうしたキャストの代役をどうするかも課題になりそうです。

  • 坂野ゆかり/桜井幸子
坂野ゆかりはDr.コトー診療所2006第7回に出演したエピソードが代表的です。ゆかりの胃に悪性の腫瘍ができていることがわかり、コトー先生手術をしてもらいました。しかし開腹してみるとがん細胞は広範囲に広がっていてやむなく手術を切り上げてしまいます。そしてコトー先生はゆかりの余命を夫に告げます。夫はそれをゆかりに隠し通そうとしますが……。

桜井幸子さんは1973年12月20日生まれの女優で、主な出演作はNHK連続テレビ小説「おんなは度胸」や自身の代表作とも呼ばれる「高校教師」そして「Dr.コトー診療所」などです。2003年には結婚もされていました。桜井さんは引退理由について十数回の海外の仕事や数回の海外留学がきっかけになり、さらに数年考えた末に引退という決断に至ったそうです。

  • 剛洋/富岡涼
剛洋は島に住む子供としてコトーの初めの患者です。五島健助の名前をコトーと聞きまちがえたことによってコトー先生という愛称をつけ、五島が島に馴染むのに一役買いました。Dr.コトー診療所の第一話では急性虫垂炎にかかり、腹膜炎を併発していたところをコトー先生に手術してもらい一命をとりとめることができました。その後はシリーズを通してコトー先生に懐く子どもというレギュラーキャラクターになりました。

富岡涼君は1993年9月21日生まれで、現在25歳です。ドラマでは「ホーム&アウェイ」や「Dr.コトー診療所」をはじめ「ほんとにあった怖い話」や「火曜サスペンス劇場」映画では「この胸いっぱいの愛を」や「小さき勇者たち~ガメラ~」などで活躍する人気子役でした。2006年のDr.コトー診療所を最後に、学業に専念するという理由で芸能活動を休止し、3年後の2009年に日本タレント名鑑から名前が削除されてしまいました。

ドラマ続編が難しい理由③ヒロインの問題

Dr.コトー診療所の続編に欠かせないのが主人公はもちろん、ヒロインである星野彩佳の存在です。主人公のコトーを陰に日向に支える彼女は続編を作るにあたっても重要でしょう。しかし星野彩佳役の柴咲コウさんはドラマやCMに多数出演し多忙の様です。2006年のDr.コトー診療所の2期目でもスケジュールはかなり厳しかったらしく、離島での撮影に難色を示していたようです。

Dr.コトー診療所のドラマロケ地まとめ

Dr.コトー診療所のドラマロケ地や続編が出ない理由について、もう一度改めてまとめてみます。

  • Dr.コトー診療所のロケ地は与那国島。
  • 与那国島へのアクセスは飛行機で那覇、石垣島を経由する。
  • 志木那島診療所は今も残っていて、入館料は300円。高校生以下は無料。
  • ロケ地周辺には「ダンヌ浜」という観光スポットおすすめ。

  • 続編が出ない理由1:大物キャストたちの予定をそろえて集めるのが難しい。
  • 続編が出ない理由2:桜井幸子さんや富岡涼君など芸能活動をやめた人がいる。
  • 続編が出ない理由3:ヒロイン役の柴咲コウの予定を抑えるのが特に困難。

最後の2006年の放送から12年も経っている作品ですから、キャストをそろえる難しさは一入です。続編が作られるのは難しいかもしれません。しかしロケ地である志木那島診療所はまだ残っています。2000万投じてt繰られたセットはまるで今も本当に使われているかのリアルさで、ドラマを見たことがない人でもその空気感に浸ることができるほどです。さらに、与那国の自然や景色も素晴らしいので是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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