ドラマグリムGRIMM全シーズンあらすじネタバレ！人気の秘密や登場用語は？

グリム童話をテーマにファンタジーとミステリーを混ぜ合わせた作品として日本でも大人気の『グリム』がシーズン6で完結したことで話題になっています。ファンタジーとしての要素が豊富に含まれていながら、人間の欲望や心理を丁寧に描いたことでも人気の作品で、単純なファンタジー作品の域を越えた作品として高評価を得ています。ここからは『グリム』のネタバレあらすじを見る前に、基本情報を紹介します。

ドラマ『GRIMM/グリム』（原題： Grimm ）は、アメリカ合衆国で製作されたサスペンスファンタジーであり刑事ドラマでもあります。『グリム童話』に登場するモンスターたちが実在するという設定であり、現代世界におけるグリムの子孫がモンスターたちと闘うダーク・ファンタジーです。ホラーとダーク・ファンタジーの要素を取り入れた犯罪捜査ドラマであり、恋愛ドラマや人間ドラマ、社会問題を扱う事もあります。

クリエイターはスティーヴ・カーペンター、デヴィッド・グリーンウォルト、およびジム・カウフが勤めており、グリーンウォルトとカウフが共同ショーランナーを務めています。主演はこの作品で一躍スターの仲間入りを果たしたデヴィッド・ジュントーリが演じています。NBC系列で、2011年10月28日に放送を開始し、2017年3月31日にシーズン16第13話を持ってシリーズ完結しています。

ここでは『グリム』で主役を務めたイケメン俳優『デヴィッド・ジュントーリ 』について紹介していきましょう。2002年にインディアナ大学ブルーミントン校を卒業し、国際ビジネスと金融の学士を獲得した後、俳優として様々な作品に出演し、2011年に『グリム』の主役ニック・ブルクハルトに抜擢されて一躍スターに上り詰めました。現在は自身の出世作である『グリム』の舞台・撮影地であるオレゴン州ポートランドに住んでます。

さらにこの作品で恋人役である『ジュリエット』を演じたビッツィー・トゥロックと2014年に婚約した事を発表して、多くのファンを驚かせるとともに喜ばせました。現在も婚約中であり、シリーズが完結した今も関係は継続中です。

アメリカでは2011年から放送していた『グリム』が日本に上陸するのは2013年5月28日の事でした。多くの人気ドラマを放送する『スーパー!ドラマTV』で『グリム』シーズン1、2、3が火曜に放送されていました。さらにシーズン4と5は金曜に放送されていました。『グリム』ファイナル・シーズンは2018年5月9日から水曜に放送され、日本でも完結しました。

第1話となるパイロット版では評価が分かれ、大手のレビューサイト『Metacritic』では100点満点中55点でしたが、そのほかの有力レビューサイトでは大絶賛でシリーズ化が決定しました。シーズン5の視聴者層が激減してしまったためにシリーズ6で更新されることなく、全13話での終了が発表されました。シーズン6では視聴者数も回復傾向にありましたが、当初の発表のまま終了してしまいました。

ドラマ『グリム』はファンタジードラマとして多くの独自に作られた専門用語が登場します。これらを知らなければ『グリム』を深く理解することはできません。『グリム』をより楽しく鑑賞するためには作中に出てくる用語を理解することが必要です。『グリム』や『ヴェッセン』、『ヴォーガ』などの独自の用語は必須の知識となっています。ここでは、物語のなかでよく出てくる用語についてネタバレも含めて紹介していきます。

ネタバレあらすじを紹介する前に、『グリム』用語を知っていなければネタバレあらすじをわかりずらい個所も出てくると思うので、ネタバレあらすじを読む前にぜひ一読してください。また用語解説にもネタバレが含まれます。

作中の最も重要な用語である『グリム』とは紀元前よりもはるか昔から存在するモンスター『ヴェッセン』を見分けることができる唯一の一族でニックもこの末裔となっています。自分がグリムかどうかは初めからわかるわけではなく、ある日突然『化け物』が見えることで自覚することになります。ヴェッセンに対して圧倒的な強さを誇るグリム一族はヴェッセンからは目を見ただけでグリムだとバレてしまいます。

はるか昔から『ヴェッセン狩り』をしていたため、多くのヴェッセンはグリムを恐れており、物語や歌にしてグリムの残酷さを子供に植え付けて避け続けているヴェッセンの天敵となっています。

『ヴェッセン』は普段の姿は人間と全く変わりなく、仕事もするなど人間社会に溶け込んでいるが、その本性は化け物で種族も様々あるモンスターです。恐怖や怒りといった強い感情の動きによって化け物の姿となり、モンスターの本能を現します。モンスターに変身するまではベッセンなのか人間なのかはグリムでも見分けることができないため、常に警戒しておく必要があります。

『ヴォーガ』とはヴェッセンがモンスターとしての本能を現した姿であり、通常の『ヴォーガ』はグリムにしか見ることができません。しかし、不意に驚いて変身するときや怒りで変身するときはただの人間でもモンスターの姿を見ることができます。またヴェッセンが意図的に変身すれば、普通の人間でもヴォーガした姿を見ることができます。

作中でニックを追い詰める存在である『王家』とはヴェッセンの王のことであり、ヨーロッパに城を構えて旧態依然な生活を送っています。家系を絶やさぬようヴェッセンの純潔を繋ぎ続けており、社会的にも地位が高いことをうかがわせる謎多き集団です。ニックの上司であるレナード警部補も王家の血を引いていますが、王家の者と凶暴な種族『ヘクセンビースト』の間に生まれたために『恥ずべき者』とされています。

『グリム』の中で最も重要なアイテムとなる『七つの鍵』とはグリムとベッセンに纏わる秘密を握る重要な鍵のことであり、期限は12世紀に七騎士といわれたグリムの祖先がコンスタンティノープルを襲撃した際に手に入れた宝物を隠した場所を示す地図を鍵にした『ヴェッセン』にとっても『グリム』にとっても戦況を一変させるほどのアイテムとなっています。王家の人間もこれを狙い、ニックを襲撃することもあります。

ニックの叔母である『グリム』でもあるマリーが乗ってきたトレーラーであり、トレーラーの中には歴代のグリムの功績や武器、ヴェッセンとの戦い方が書かれた書物など、様々な資料が詰め込まれているニックのヴェッセンとの戦いには欠かせないアイテムとなっています。初めて見たヴェッセンの退治方法を調べたり、道具や薬などを用いる場合など多くの場面で登場する重要なアイテムとなっています。

『ケアダイザ』とはヴェッセンが人間を指すときに使う言葉であり、恐れながらも戦闘力という面では見下した言い方となっています。人間が彼らをヴェッセンと呼ぶように、ベッセンは人間を『ケアダイザ』と呼んでいます。人間とベッセンの間に生まれた子を『ケアダイザ・ゲントレーガー』といったり、ヴェッセンの存在を知る人間のことは『ケアザイタ・シュリッヒ・ケネン』と呼ばれています。

フェラートとは、王家がその身を守るためにヴェッセンで結成させた戦闘組織のことで、王家の者の命令には絶対に服従しており、フェラートを使って始末させたり調査させたりしている実行部隊となっています。七つの鍵や王家に都合の悪い人間を襲撃し殺すこともあり、ニックやレナードなども命を狙われることもあります。

『ブルットバッド』はヴェッセンの一種で種族はオオカミです。人をも食らう肉食種であり、その戦闘力はヴェッセンの中でも相当高く、ニックの裏相棒として活躍するモンローも『ブルットバッド』です。モデルとなっているのは『オオカミ男』であり、グリム童話「赤ずきんちゃん」に登場しているため第一話の最初の敵としてニックが対峙することとなります。

ベッセンのなかでも一番醜いと言われている種族である『ヘクセンビースト』も『グリム』の重要なキャラクターとなっています。種族は魔女で、基本的に薬品を調合するなどして魔術をかけて人間を操る邪悪な種族です。ヴォーガすると基本的には銀髪となり、歯もガタガタになるなどゾンビのような醜い姿をしています。アダリンドやレナードなどは『ヘクセンビースト』の血が入っています。

ここからは人気ドラマ『グリム』シーズン1のあらすじについて紹介していきます。『グリム』はシーズン1は2011年10月28日から2012年5月18日まで全22話で放送されて、人気を博したためにシーズン2の制作が決定しています。シーズン1の簡単なあらすじは主人公・ニックのグリムとしての覚醒と多くのヴェッセンとの出会いを描いています。

主人公であるニック・ブルクハルトはポートランドで刑事をしています。ある日、育ての親である叔母が現れて、グリム一族の末裔であることを知らされます。そんな矢先、突如叔母は魔物に襲撃されて死亡してしまいました。半信半疑のまま叔母トレーラーハウスに行くとそこには歴代の『グリム』たちの残した代々の書物や道具などが保管してありました。そしてニック自身もモンスターに代わる人間が見えるようになっていました。

そんな中、捜査中の誘拐事件にもモンスターの影がちらつき、ある男が気になったニックは家を探りに行きます。そして、その家の男『モンロー』に襲われました。その男はオオカミ男に変身しており、ニックは『グリム』であると説明してくれました。またモンスターは『ヴェッセン』であり、グリムはヴェッセンを狩る使命があると知らされ、ニックは刑事をしながらモンローと協力してヴェッセン狩りをする事になります。

ニックは恋人であるジュリエットや相棒のハンク、上司であるレナードにはグリムであることを告げられずにいました。そんな中、叔母からもらったある鍵を狙って、『ヘクセンビースト』であるアダリンドやリーパーと呼ばれる叔母を殺した連中からも命を狙われるニックでしたが、その裏にはレナードがいました。レナードはヴェッセンの王である王家の人間で、自身もヴェッセンとの混血でした。

アダリンドはニックから鍵を奪うためにハンクやジュリエットの周辺に現れたりします。ニックは様々なヴェッセン絡みの事件をモンローや事件で知り合ったヴェッセン・ロザリーらと解決しながら、アダリンドやリーパーと戦いを続けていました。しかし、アダリンドの策略でジュリエットが昏睡状態になってしまい、ニックも襲撃を受けます。ニックは苦戦しますがある女性に助けられます。それは死んだはずのニックの母親でした。

自身がグリムであるとジュリエットやハンクに告白できずに苦悩するニックを、ジュリエットの昏睡や死んだはずの母親の登場という衝撃の展開が襲った『グリム』シーズン1。ここからは『グリム』シーズン2のあらすじについて見ていきます。『グリム』シーズン2は2012年8月13日から2013年5月21日までの期間に放送されて、全22話制作されています。

前作の最後でアダリンドによって昏睡状態に陥ったジュリエットを救えるのは王の血統であるレナードでした。一方のニックは死んだと思っていた母親と再会しており、母親もグリムであり死を偽装して世界を転戦していることを知ります。レナードのキスによって目覚めたジュリエットでしたが、ニックの記憶だけがなくなっていました。ニックはグリムであること、ヴェッセンという魔物たちの存在をハンクに打ち明け仲間にします。

ヴェッセンの存在を知ったハンクと共に様々な事件を解決するニックでしたが、プライベートでは記憶を失ったジュリエットと同居していました。しかし、ジュリエットはなぜかレナードの存在が気になっていて、レナードもジュリエットの存在を意識していました。さらにヴェッセン同士であるモンローとロザリーもニックに協力しながら二人は距離を縮めていきました。

レナードとジュリエットはキスによって魔術がかかり、お互いに惹かれあっているという状況になりました。それを知ってしまったニックはレナードと直接対決を決意し、結局ロザリーの薬によって元の状態になることを決めました。ジュリエットたちは元には戻ったものの、ニックの記憶は戻りませんでした。そんな中、王家がポートランドに来ており、さらにアダリンドもアメリカに戻っていました。

ニックはヴェッセンを狩りながらも、ジュリエットは記憶を取り戻していきました。そんな中、ゾンビが街中に大量に現れるという事件が起こりポートランドはパニックになっていました。その影には王家がいて、ロザリーの薬でゾンビから回復させるニックをおびき出すことが目的でした。ニックは刺客によって仮死状態にされてしまい、王家があるヨーロッパへ棺に入れられ、棺を積んだ飛行機が離陸してて攫われてしまいます。

『グリム』シーズン2のラストで王家にさらわれてしまったニック。記憶の戻ったジュリエットやモンローとロザリーが恋人になるなど、様々なことが起こったシーズン2ですが、ここからはシーズン3のあらすじについて見ていきましょう。『グリム』シーズン3は2013年10月25日から2014年5月16日の機関に放送されていました。

ニックを乗せた飛行機はゾンビ化したニックにより墜落してしまいました。ニックは生き残ったものの、ゾンビ化して一般市民を襲い始めます。ニックの元に到着したモンローたちによって元に戻りますが、ニックの被害者の一人が死亡してしまい、ニックは自責の念に駆られます。一方、アダリンドはレナードとの子供を妊娠していました。王家との子供ということで王家と手を組んでいたアダリンドですが、レナードに接触を始めます。

グリムやヴェッセンなどの存在を受け入れたジュリエットと共に平穏な暮らしを取り戻したニックですが、ゾンビ事件の精神的な後遺症と異常聴覚という身体的な後遺症を抱えることになりました。ジュリエットやハンクが加わり、ヴェッセン狩りも順調に進む中で、レナードは王家であった実の兄を殺してポートランドから王家を撤退させました。しかし、新たな王家であるヴィクトル王子がポートランドに現れたのでした。

アダリンドは王家の子供を王家から守るためにレナードを頼ります。レナードはレジスタンスの仲間と共に海外へ逃がして、アダリンドの出産を待つことにします。一方のロザリーとモンローは結婚することを決めて、ニックに付添人を依頼します。しかし、ニックは自身がグリムであることを理由に断りました。そんな中、ヴェッセンが女性に殺される事件が発生して、ニックはその女性と対面します。その女性は『グリム』でした。

ニックは自身の家族以外で初めてとなる『グリム』である通称『トラブル』と同居して様々なことを教えることを決意します。アダリンドはニックの母の助けもあって子供を出産しましたが、強力な力と王家の脅威からアダリンドを欺いてニックの母親と海外へ逃がすことにしました。子供を王家に攫われたと思ったアダリンドは王家に利用されて、ジュリエットに化けてニックと性交渉をしてニックはグリムの能力がなくなってしまいます。

新たな『グリム』であるトラブルの登場、強力な力を持った王家の子供の誕生と失われてしまったニックの能力など、次のシーズンへの伏線が多く語られたシーズン3を見てきましたが、ここからは『グリム』のシーズン4について見ていきましょう。『グリム』のシーズン4は2014年10月24日から2015年5月15日の期間放送されていました。

アダリンドの策略によってグリムの能力を失ったニックは日常生活が送れるとも感じていました。ヴェッセン関連の事件はトラブルに任せて、ニックは通常の捜査に乗り出します。そんなトラブルにFBI捜査官が接触してきて、ある組織に勧誘されます。能力を失ったニックには相談できずにトラブルは悩んでいました。そんな中、ジュリエットはアダリンドの呪いを解く方法を模索していました。

モンローとロザリーも異種間結婚を嫌悪する集団から脅迫を受けて、実害を受けていました。すべてのトラブルを解決する方法は、ジュリエットがアダリンドに化けてニックとベッドを共にする必要がありました。当初はニックが『グリム』に戻って危険に晒されるのを嫌がっていたジュリエットでしたが、モンローたちのために『グリム』に戻るように促します。しかしその後遺症でジュリエットはヘクセンビーストになってしまいました。

ヘクセンビーストになってしまったジュリエットですが、ニックたちには言えない状況が続いていました。密かに元の姿に戻る方法を探すジュリエットですが、戻る方法が見つからずにニックに打ち明けます。しかし、ニックはそんなジュリエットを上手く受け入れられませんでした。さらにジュリエットは精神面もヘクセンビーストに侵されて、凶暴になっていました。

ジュリエットはニックたちを憎み、トレーラーハウスまで燃やしてし、完全な魔女になってしまったジュリエットは王家に近づき、ニックの情報をすべて王家に伝えてしまいます。そしてニックの母親であるケリーは王家に殺されてしまい、ニックはジュリエットを殺す決意をします。しかしどうしても殺せないニックでしたが、ジュリエットは何者かに後ろから撃たれて死亡してしまいます。それはニックを助けに来たトラブルでした。

ヘクセンビーストになってしまったジュリエットや最愛の母であるケリーの死など、ニックにとって苦しい出来事が乱発していたシーズン4でしたが、トラブルの手によってニックを殺そうとしたジュリエットが殺されてしまうところからシーズン5は始まります。『グリム』シーズン5は2015年10月30日から2016年5月20日の期間に放送されていました。

目が覚めると、ジュリエットの遺体もトラブルの姿もなくなっていました。ニックはトラブルが以前にFBIに目をつけられていたことを思い出して、FBIを探り始めます。そしてその裏にある大きな組織に辿り着きます。妊娠しているアダリンドがグリムとヘクセンビーストの2つの血を持つ子供を生みます。父親となるニックは、心を入れ替えたようにみえるアダリンドとの不思議な同居生活をはじめることになります。

そして、王家の勢力は衰えてレナードとアダリンドの間に生まれた王家の血を引くダイアナは自由の身となりました。そしてその強力な能力を使い、アダリンドとレナードをくっつけようと画策し始めます。そして同じ警察署の仲間であるウーもヴェッセンの存在に気付き始めます。そんな中でレナードに市長選の話が舞い込んできます。これはヴェッセン側が担ぎ上げた選挙でした。

ヴェッセンの文化や伝統、儀式などを復活させ、ゆくゆくは世界中の政府を乗っ取ることを画策している『黒い鉤爪』を後ろ盾にしてレナードは市長選に出ることを決意し、それに対抗する集団である『ハドリアヌスの壁』という集団がニックたちに接触してきます。そこにはトラブルも属しており、驚くべきことに死んだはずのジュリエットの姿がありました。しかし、『イヴ』と名乗っており、人格は全くの別人となっていました。

そんな中、ついに『七つの鍵』のうち5つを手に入れて、グリムたちが隠してきた『謎の杖』を手に入れます。一方で、『黒い鉤爪』は市長選のためにアダリンドが必要だと感じており、アダリンドを脅してレナードと暮らしを共にさせます。そしてレナードはついに市長になってしまいました。これでポートランドは『黒い鉤爪』に掌握されて、『ハドリアヌスの壁』は襲撃されて壊滅してしまいます。

イヴまで重傷を負いニックたちは窮地に立たされました。『黒い鉤爪』はニックたちの抹殺に動き出しました。ニックの家で追い詰められ、ニックは仲間を地下室へ逃がし、一人で善戦するニックでしたが力尽き殺されてしまいます。しかし『謎の杖』を懐に入れていたニックは杖の力によって蘇ります。蘇ったニックは『黒い鉤爪』を全員殺しましたが、そこに現れたのは『黒い鉤爪』のリーダー・ボナパルトとレナードでした。

​​​​絶体絶命かと思われたニックでしたが、ボナパルトが突然背後から胸を刺されて死亡します。刺したのは警部でしたが、ダイアナが遠隔操作したものでした。

かなりのスピードで進んでいったシーズン5ですが、ついに『ファイナルシーズン』を迎えます。ファイナルシーズンでは、新たな敵である『ツェアシュテーラー(悪魔)』という最強の敵がニックたちを襲う事になり、最終回を迎えます。『グリム』のシーズン6は2017年1月6日から2017年3月31日の期間に放送されました。

ボナパルトが死亡したために『黒い鉤爪』は壊滅してしまいます。ダイアナの恐ろしい力の前に呆然とする二人ですが、これでニックたちを殺そうとする者はいなくなりました。レナードは市長のままでいたものの、ニックの策略によって辞めざるを得なくなってしまいます。『黒い鉤爪』の残党たちとも手を切り、すべてを失ってしまいました。

そんな中、『謎の杖』を包んでいた布にも秘密があることに気づいたニックたちでしたが、そこに書いてある文字は読めませんでした。そんな謎を解いたのは強力な力を持ったダイアナでした。

杖の力でジュリエットに戻りつつあるイヴでしたが、鏡に映る謎の影がイブを襲います。鏡の向こうの怪物の謎を解かなければならないとニックたちは覚悟を決めました。そんな矢先、鏡の世界にイヴが攫われてしまいます。イヴを救うためにニックも行きますが、そこに待っていたのは様々な文献に出てくる『悪魔』でした。そして、『悪魔』の真の狙いは『ダイアナを嫁にすること』でした。

ニックとイヴは鏡の世界から戻ってきましたが、一緒に『悪魔』もこの世界にやってきてしまいます。そしてニックたちはダイアナを守るために戦う覚悟を決めました。圧倒的な強さの前にニックはなすすべなく、仲間を次々と殺されていってしまいます。ニックとトラブル以外、殺されてしまい追い詰められたとき、ニックの前に現れたのは死んだはずのマリーおばさんと母親のケリーでした。

二人はニックに『グリムの血』なら倒せるといい、言葉通りに倒すことに成功します。『悪魔』を倒すと、二人は消えてしまいました。ダイアナを守り抜いたニックでしたがトラブル以外の仲間が全員殺されてしまいました。『杖なら戻せるかも』と悪魔の武器である『魔法の杖』を手に力を籠めると、ニックは鏡から戻った過去へと戻り、全員が生きてる世界を取り戻しました。

ここまでは海外ドラマ『グリム』の全シーズンのネタバレあらすじなどを紹介してきました。アメリカでも日本でも大人気のドラマであり、シリーズ完結や衝撃的な展開が話題になるたびにネット上には多くの話題を集めました。ここではTwitter上などで話題になった感想や評価などを紹介していきます。人気ドラマなので、多くの話題がネット上に溢れました。

『グリム』の感想で最も多いのは『刑事ドラマ』と『ファンタジー』の融合についての意見です。本格的な犯罪ドラマでありながら、犯人などはファンタジー要素のあるヴェッセン達という斬新な設定が公表です。『刑事ドラマとしても面白い！』という感想も多く、『斬新な設定が面白い』という感想も多くあります。

ファンタジードラマでありながら、恋愛ドラマも描かれていて、しかもドロドロの内容が話題になりました。『昼ドラ並みにドロドロ』といった感想や『アダリンドが魔性の女すぎる』という声も多くあります。特に、ニックは女性関係で苦悩することも多く、気の毒に感じている視聴者も多くいました。

主人公・ニックには悲劇的な展開が待ち受けているのが『グリム』のお決まりの展開でした。しかし、シーズン6では終盤まで悲劇的な展開が襲いますが、結末はハッピーエンドとなっています。『ハッピーエンドでよかった』という感想や『ニックが幸せになってよかった』という感想が多くありました。『仲間がみんな生きてて安心した』という人気キャラクターたちの生存を喜ぶ声も多くありました。

今回は日本でも人気のアメリカドラマ『グリム』の全シーズンのネタバレあらすじや感想、グリム用語などを紹介してきました。かなり長いドラマなので、ネタバレあらすじでもすべては伝えきれませんでしたが、ネタバレあらすじをみても楽しめるドラマとなっています。多くの『グリム』用語を知って見るとより楽しめるので、この記事を参考に人気アメリカドラマ『グリム』をぜひ一度ご覧ください。