2018年12月04日公開
2018年12月04日更新
救命病棟24時の第1シリーズがDVD化しない理由は?あらすじやキャストも紹介
救命病棟24時第1シリーズがDVD化されていない理由はなぜか?医療現場を舞台にしたドラマ作品として沢山のシリーズを重ねている救命病棟24時ですが、第1シリーズのみがDVD化されていない裏にはとある事情がありました。救命病棟24時の原点となる第1シリーズはどんなあらすじ、最終回が描かれるのか?また豪華な出演者が揃っていたとされる第1シリーズには誰がキャストされているのか?救命病棟24時第1シリーズがDVD化されてない理由、あらすじや最終回、出演キャストについてもネタバレで徹底解説していきます!
目次
救命病棟24時第1シリーズがDVD化しない理由に迫る!
日本の医療現場を描いたドラマの傑作に「救命病棟24時」という作品があります。救命病棟24時は有名な作品で、シリーズも現時点で5まで出ているのでご存知の方も多いでしょう。天才外科医の主人公進藤一生と、研修医小島楓をめぐる医療現場でのあらすじが描かれている救命病棟24時ですが、なぜか第1シリーズのみDVD化や再放送がされていません。
救命病棟24時の別シリーズは皆DVD化されているのに、第1シリーズのみが除外されているのはなぜなのでしょうか?この裏には救命病棟第1シリーズに対するとあるクレームが原因としてありました。また救命病棟24時第1シリーズには、豪華な出演者がキャストされている事でも有名です。DVD化がされていないので救命病棟24時の原点ともいえる、第1シリーズのあらすじや最終回がどうなるか気になる方もいることでしょう。
ここでは救命病棟24時第1シリーズがDVD化されない理由について、第1シリーズのあらすじや最終回をネタバレで紹介するとともに、豪華だと言われている第1シリーズの出演キャストについても解説していきます。救命病棟24時第1シリーズに興味のある方はぜひ最後までご覧ください!
救命病棟24時第1シリーズの作品情報
「救命病棟24時」とは、フジテレビで1999年1月5日~1999年3月23日にかけて放送された、医療をテーマにしたあらすじが描かれる人間ドラマです。救命病棟24時は救命緊急センターが舞台となっており、天才的な外科医進藤一生とその研修医である小島楓がメインキャストとなっています。気難しい進藤に対して初め楓は対立しているのですが、あらすじが進む中で両者は理解しあい成長に変わっていきます。
また救命病棟24時は緊急救命に関わる医者や看護婦達の現実を描いており、その大変さにも正直に目を向けています。病院に運ばれてくる患者にしても一人一人ドラマがあり、家族との関係があります。救命病棟24時第1シリーズではこれら患者と家族とのふれあいもあらすじで描かれており、最終回まで人間味あふれるドラマとなっています。
救命病棟24はどのシリーズも毎週火曜日の21時に放送されており、中でも第1シリーズは平均視聴率が20.4パーセントという高い人気を誇っています。
救命病棟24時第1シリーズがDVD化しない理由は?
1999年に第1シリーズが放送されて以来、大人気でいくつのもシリーズが作られている救命病棟24時ですが、なぜか第1シリーズのみはDVD化されていません。救命病棟24時第1シリーズがDVD化のみならず再放送さえされていないのはなぜなのか?実はこの裏にはとある海外ドラマが関係していました。以下より救命病棟24時第1シリーズがDVD化されていない理由に迫ります!
救命病棟24第1シリーズは海外ドラマのあの作品に似ていた?
救命病棟24時の第1シリーズはとある海外ドラマに内容が似ているということでクレームが出ており、このためにDVD化も再放送もされない番組になってしまいました。救命病棟24時第1シリーズに内容が似ているとされる海外ドラマが「ER~緊急救命室~」という作品です。
上にある画像は「ER~緊急救命室~」の画像なのですが、見ると分かるように救命病棟24時と同じように医療現場を舞台にもつあらすじのドラマです。救命病棟24時もER~緊急救命室~も救命医療の世界を描いていることから、あらすじなどが意図せず似てしまう所があったのかもしれません。
見どころも多い救命病棟第1シリーズ!
「ER~緊急救命室~」に似ていたことからDVD化がされなくなった救命病棟24時第1シリーズですが、シリーズの初めだけあって重要なエピソードも多々ありました。それが最終回で進藤が妻早紀の命を救うために脳腫瘍に侵されながらもオペに向かうというあらすじです。
また第1シリーズではまだ未熟な研修医である楓と進藤との葛藤シーンなども見どころだといえます。救命病棟24時第1シリーズの最終回では、命の危機にさらされた妻早紀や進藤がどうなるのかについてや、成長した楓の姿も描かれていきます。これら救命病棟24時第1シリーズだからこその面白さをDVDなどで見返すことが出来ないので、残念だという声も挙がっています。
他にもクレームが出ていた救命病棟24時第1シリーズ
救命病棟24第1シリーズは海外ドラマの「ER~緊急救命室~」に似ていた事でクレームが発生しましたが、その他にもクレームが出ていました。救命病棟24第1シリーズはクレームがつく以前に再放送されていたことがあるのですが、その時は第4話だけが放送されませんでした。なぜかというと第1シリーズの4話で使われたセリフに原因があります。
第4話では痴呆症の患者に向かって登場人物が「早く片付いてほしい」というセリフを言っており、これが痴呆を患う視聴者に良くないとされ、クレームが出たようです。また再放送当時第1シリーズの4話だけが除外されたことから、4話に出てくるキャストの肖像権に関する問題も発生したといわれています。
救命病棟24時は人の命に係わる医療現場が舞台なだけあって、注意してドラマを作らないと意外な所からクレームが出てきやすいのかもしれません。
救命病棟24時第1シリーズの登場キャスト
救命病棟24時第1シリーズに出演したキャストには豪華なメンバーが揃っているといわれています。救命病棟24時と言えば江口洋介さんや松嶋菜々子さんの存在が印象深いですが、その他にも大物キャストが存在していました。ここではそんな救命病棟24時第1シリーズに出演したキャストについて解説していきます。
進藤一生役/江口洋介
救命病棟24時第1シリーズで進藤一生役を演じているのが江口洋介さんです。救命病棟24時シリーズで欠かせない存在感のある人物であり、何よりカッコいいという感想も挙がっています。江口さんは救命病棟24時の第1シリーズに出演して以来続編でもずっとしキャストされていましたが、第5シリーズでは登場していません。
江口さんは1967年に東京都に生まれた俳優兼歌手です。所属事務所はパパドゥであり、血液型はO型です。江口さんが俳優デビューしたのが1987年の映画「湘南爆走族」の主人公江口洋助役でした。その後1987年にはNHKの「翼をください」で初めてテレビドラマ作品で主役にキャストされました。
1990年代の初めは「東京ラブストーリー」などのトレンディドラマによくキャストされていた江口さんですが、シンガーソングライターとして「恋をした夜は」などヒット曲も歌っています。その後も江口さんは歌手と俳優を兼業していましたが、一つの道を究めたいという思いから現在は俳優業に専念されているようです。
1999年には以前からファンだったという歌手の森高千里さんと結婚をした江口さんは、1男1女のお父さんとなっています。江口さんが過去に出演した他のテレビドラマには「ひとつ屋根の下」シリーズ(1993年、1997年)、「101回目のプロポーズ」(1991年)、NHK大河ドラマ「新選組」(2004年)などがあります。
なぜ救命病棟第5シリーズで江口洋介は出演しない?
救命病棟24時といえば天才外科医進藤を演じる江口さんのイメージが強いのですが、なぜか第5シリーズではキャストされませんでした。江口さんが救命病棟24時第5シリーズに出演しなかった裏には複雑な事情があったようです。初め第5シリーズでも江口さんはキャストされており、4月からのクランクインへと話は進んでいました。
しかし突如救命病棟24時第5シリーズの内容に対して江口さんの所属事務所が口を出してきました。フジテレビとしてはこれまで江口さん側の意見も取り入れて救命病棟24時を制作してきました。しかし江口さん側の事務所は第5シリーズの監督を誰にするかについてや、あらすじの展開などを色々指摘するようになったようです。さらに2月に入ると江口さんサイドで救命病棟24時第5シリーズへの出演を辞退する状況となりました。
しかしすでに救命病棟第5シリーズの話はスポンサーから了承されており、途中でやめるわけにはいきません。仕方なく江口さん抜きで松島さん一人が主役となりました。そして江口さんくらい存在感の強いキャストとして選ばれたのが、時任三郎さんでした。救命病棟24時第5シリーズで江口さんがキャストされなかった裏にはこのような大人の事情があったのです。
進藤一生はどんなキャラクター?
救命病棟24時第1シリーズの主人公となる進藤一生はどんなキャラクターなのでしょうか?進藤は「神の手」と称されるほど外科医として高い技能を持っており、とてもクールな人物です。救命救急病院に務める医者としてもベテランの腕前であり、何より患者を大切にしながら医療処置を行ってくれる人でもあります。
進藤のおかげで命が助かった患者も多くいて、医師として完璧な能力を持つ存在だといえます。しかし時には進藤の完璧主義な面が顔を出し、まわりの医師たちと問題を起こすこともあります。
小島楓役/松嶋菜々子
救命病棟24時第1シリーズで小島楓役にキャストされたのが松嶋菜々子さんです。松島さんも救命病棟24時の常連キャストであり、第3シリーズの他は全シリーズに出演しています。松嶋菜々子さんは1973年に神奈川県横浜市に生まれた女優健ファッションモデルで、所属事務所はセブンス・アヴェニューとなります。
松島さんは1992年18歳の頃にファッションモデルとして活躍しており、同じ年にTBSのドラマ「社長になった若大将」という作品で女優としてデビューしました。その後松島さんはテレビのバラエティ番組やドラマ、映画作品にキャストされるようになり、1998年の「リング」では第22回優秀主演女優賞を受賞しています。
また2000年「ホワイトアウト」では第24回優秀主演女優賞にも輝きました。2001年にはGTOで共演したことのある俳優反町隆史さんと松島さんは結婚しており、二人の間には2人の娘が生まれています。松島さんが過去に出演したテレビドラマは他にも最高視聴率が40パーセントに達した「家政婦のミタ」(2011年)や「ラッキーセブン」(2012年)、「レッドクロス~女たちの赤紙~」などがあります。
小島楓はどんなキャラクター?
救命病棟24時第1シリーズで進藤一生の元で研修医となる小島楓は、患者に対する思いやりを常に持っている優しい人物です。性格はさらりとしており、シリーズが進む中で緊急救命医としても確かな腕を身につけていきます。
楓の信条はどんな時でも患者に対して笑顔で接すること。楓は患者の気持ちになって考えられるので、患者から慕われることも多いです。また子供の患者に対する愛も大盛なのが楓の特徴です。
境慎一郎役/杉本哲太
救命病棟24第1シリーズで、脳外科医である境慎一役にキャストされたのが杉本哲太(すぎもとてった)さんです。杉田哲太さんは1965年に神奈川県に生まれた俳優で、シス・カンパニーという事務所に所属しています。中学生時代は不良だったという杉本さんは1981年にロックバンド「紅麗威甦(グリース)」の一員としてデビューしました。
また1981年「茜さんのお弁当」というドラマで不良役として杉本さんがレギュラーキャストされることになりました。1984年の映画「白蛇抄」に出演した杉本さんは日本アカデミー賞新人賞を受賞しています。その後杉本さんは「笑っていいとも」などのバラエティ番組にも出演するようになりました。杉本さんが過去に出演したテレビドラマ作品は他に「翔ぶがごとく」(1990年)や「あまちゃん」(2013年)などがあります。
落合雅人役/沢村一樹
救命病棟24時第1シリーズで、内科医の落合雅人役にキャストされたのが沢村一樹さんです。沢村さんは1967年に鹿児島県で生まれた俳優、タレント、司会者、歌手として活動しています。幼い頃は貧乏な家庭で育った沢村さんは20歳の時に19万円を持って鹿児島から上京してきました。
初めファッションモデルとして活躍していた沢村さんは1996年「松田のドラマ」にて俳優デビューをしています。沢村さんが過去に出演した作品は他に「小市民ケーン」(1999年)、「ショムニシリーズ」(2000年~2003年)、「ごくせん」(2002年)などがあります。
菊池保役/金田明夫
緊急病棟24時第1シリーズで主任の菊池保役にキャストされたのが金田明夫さんです。金田明夫さんは1954年に東京都に生まれた俳優で、テレビドラマや映画、舞台作品で活躍しています。金田さんは1977年に演劇集団円劇場団員になっており舞台作品に出演するほか、日活ロマンポルノ作品などでも活躍していました。
1990年代にはテレビドラマにもたくさんキャストされるようになった金田さんは「3年B組金八先生」シリーズ(1995年~2011年)や2007年「風林火山」などの作品で活躍しています。またディズニーの映画「ベイマックス」ではロバート・キャラハン教授の日本語吹き替え声優を金田さんが務めました。
辻智宏役/八嶋智仁
救命病棟24時第1シリーズで、研修医の辻智宏役にキャストされたのが八嶋智仁さんです。八嶋さんは1970年に奈良県に生まれた俳優であり、タレント、ナレーター、司会者、声優と幅広い活躍をしています。八嶋さんは貴乃花と一緒にサントリー缶コーヒーのCM「BOSS」に出演したり、バラエティ番組や、「古畑任三郎」のドラマにキャストされて一躍有名になりました。
八嶋さんは宮下今日子さんという女優と結婚をしており、2007年には長男が生まれています。また音楽活動もしている八嶋さんは、「時給800円」というグループから楽曲も発表しています。八嶋智人さんが過去に出演したテレビドラマには「弁護士 灰島秀樹」(1997年)、大河ドラマ「新選組」(2004年)などがあります。
桜井ゆき役/須藤理彩
救命病棟24時第1シリーズで桜井ゆき役にキャストされたのが須藤理彩さんです。須藤理彩さんは1976年に神奈川県横浜市で生まれた女優で、アミューズという事務所に所属しています。高校時代は陸上部で活躍していた須藤さんは、アミューズが催していた「100時間オーディション」に挑戦して見事合格したことから芸能活動が始まります。
1998年にはNHK朝ドラマ「天うらら」で須藤さんが初めて主演にキャストされます。2006年には川島道行さんと結婚をして、二人の女の子を授かりました。須藤さんが過去に出演した作品には「らせん」(1999年)や「電車男」(2005年)などがあります。
救命病棟24時第2話で登場した子役について
救命病棟24時第1シリーズの2話で、お母さんが死んでしまう少年「坂下将太」が登場します。この坂下将太役にキャストされていたのが三觜要介(みつはしようすけ)さんです。三觜要介さんは1989年に神奈川県に生まれた俳優であり子役です。かつては劇団東俳に入っていた三觜さんですが、2009年には公式リンクに載っていなかったので、俳優業は現在していないようです。
三觜さんが過去に出演した作品には「月下の棋士」(2000年)や「家裁調査官・紅蓮次郎」(2003年~2009年)などがあります。
救命病棟24時第1シリーズのあらすじ
救命病棟24時第1シリーズには腕は凄いけど気難しい天才外科医の進藤一生と、進藤の元で研修医となる小島楓を巡るあらすじが描かれていきます。救命病棟24時第1シリーズの舞台となるのは大都市にある大きな救命救急センターです。この大病院では医者や看護婦、患者達の様々な人生模様がありました。
そんな命に関わる戦場で研修医になった楓は勤務して一日目から指導医の進藤とぶつかることになります。現実を直視して厳しく職務に励む進藤と、まだ未熟な研修医の楓とが対立し、葛藤の中でやがて理解しあい、成長していくというあらすじが描かれていきます。
他にも先輩医者の落合雅人や新任看護婦の桜井ゆきなど個性あるキャラクターが絡んでいき、あらすじは進んでいきます。救命救急センターの医者だけでなく、患者やその家族も含めた医療現場の際どい現実が描かれたヒューマンドラマが救命病棟24時第1シリーズのあらすじです。
救命病棟24時第1話のあらすじ
ここでは救命病棟24時第1シリーズの記念すべき第1話のあらすじについてネタバレで解説していきます。まず緊急救命センターに研修医として勤めることになった小島楓は、初めて出勤するその日に目の前で事故を目撃します。救急車がやってくると医者として楓は乗り込みますが、どうにも役に立てませんでした。
しかし同乗していた外科医の進藤一生が手当てをすることで、患者は命が助かりました。患者が助かったのは良かったのですが、楓は後で救急車をタクシー代わりに使ったとして進藤にきつく叱られてしまいます。楓は初勤務当日から進藤との波乱を思わせる出来事を体験したのでした。
ヘロイン中毒の青山が運ばれてくる
出典: https://ciatr.jp
進藤一生のもとで研修医になった楓のもとに、次にやってきた患者が青山です。青山はコンドームに薬を入れて飲み、急変をきたした患者でした。進藤は青山を一時的に治しますが、また薬に手を出すだろうと予感していました。進藤の予想は当たり、また病院に運ばれてきた青山はヘロインを飲んだことを告白します。しかも青山はヘロインを数十個単位で飲んでおり、医者たちが見ている前で薬を排泄することになります。
良子との再会
その頃楓は進藤が病院の患者と院内でデートしているという噂を耳にしました。また救命病棟24時第1話の重要キャラクターとなる良子もここで登場してきます。良子は頻繁に自殺未遂を行う患者で、この女性は楓が高校生の時にクラスメートだった人です。良子は久々の再開で親切に声をかけてくれる楓に辛くあたりました。楓に対して「友達面しないで」と言い捨てたのです。
楓の担当患者第一号の良子
救命病棟24時の1話で、次にやってきた患者が家族で自殺をしようとした父親とその娘です。父親の方は亡くなってしまうのですが、感情移入してしまった楓は思わず泣きだします。進藤は泣く楓に対して、「救命医失格」の烙印を押して、帰らせようとしました。しかし楓も勢い余って、病院内で進藤が患者とデートしていた事を非難します。
ある日、仕事を終えた楓は良子が住むアパートにやってくると驚きの姿を目にします。浴室で手首を切り倒れている良子を発見したのです。慌てた楓はすぐに進藤に連絡を取り、良子に応急処置を施します。楓のおかげで発見が早かったかことから、良子は一命をとりとめることになります。これは研修医の楓が初めて大きな成果を上げた出来事となりました。
進藤も評価してくれて、楓にとって良子が研修医として担当した患者の一人目として認めています。楓は気難しかった進藤の評価がとても嬉しく、同じく新入りの看護婦桜井と一緒に喜びました。救命病棟24時第1シリーズ1話の最後のシーンでは、ICUの部屋から曲が流れてきたので楓は気になって中を覗いてみます。すると個室の中には進藤がいました。ここで救命病棟24時第1シリーズの1話は終わりを迎えます。
救命病棟24時第1シリーズの最終回はどうなった?
脳腫瘍に苦しむ進藤は植物状態の妻の治療に当たる
ここでは救命病棟24時第1シリーズの最終回の内容についてネタバレで解説していきます。最終回では進藤一生は脳腫瘍にかかっており、妻である早紀が交通事故のために身動きできない状態になっています。進藤は意識不明の妻が助かってくれることを願いながら治療にかかっていました。まさに進藤と妻早紀が命の危機にあるというピンチの状況が、第1シリーズの最終回を面白いものにしています。
エレベーターに閉じ込められた3人
第1シリーズの最終回では、もう一つの問題が起こっていました。楓と桜井は患者と一緒にエレベータに乗っていたのですが、突如故障して3人共エレベーターから出られなくなってしまったのです。何とか進藤がエレベーターに駆けつけて患者の治療をします。しかし疲れ果てた進藤は、患者を治療した後まもなく脳腫瘍の影響で倒れてしまいました。意識不明の進藤はすぐに脳外科チームから治療を受けることになります。
幸い進藤を治療する脳外科たちは以前から小島たちの助言を受けており、いざという時のために準備を整えていました。そのため死の一歩手前にあった進藤は一命をとりとめることができました。
最終回では妻の早紀も助かる?
救命病棟24時第1シリーズ最終回のネタバレで進藤が脳外科チームから助けられた後、物語の時間は1年先に進みます。その頃楓は研修医を卒業して立派な救命医になっていましたが、進藤の姿はありませんでした。またも病院には新たな患者が入ってくることになります。この患者は別の病院で診察を受けている時に倒れたようで、患者を診察していた医者も含めて楓たちのいる病院にやってきました。
何とこの別の病院で診察をしていた医者が進藤でした。進藤は務める病院が変わっていたのです。最終回のラストシーンでは進藤の妻早紀が無事生きており、車いすに乗って進藤に押してもらっている映像も出てきます。絶望的な植物人間状態だった早紀ですが、運良く助かり病院から退院している事がここで分かります。
早紀は再起のためにリハビリが必要で、進藤もそれを手伝うために働く病院を変える必要があったのです。こうして救命病棟24時第1シリーズの最終回はハッピーエンドで幕が閉じられたのです。
救命病棟24時第1シリーズの主題歌や挿入歌について
全シリーズDREAMS COME TRUEが担当
大人気でシリーズ数も多い救命病棟24時ですが、主題歌は一貫して一つのアーティストが歌っていました。それがDREAMS COME TRUEです。DREAMS COME TRUEは救命病棟24の第1シリーズからずっと主題歌や挿入歌を歌っていたのです。
第1シリーズの主題歌と挿入曲は?
さてでは救命病棟24時第1シリーズでDREAMS COME TRUEが歌った主題歌や挿入歌は何の曲だったのでしょうか?
まず第1シリーズの主題歌が「朝がまた来る」(Virgin/D.C/東芝EMI)という曲です。そして挿入歌が「三日月」(Virgin/D.C/東芝EMI)という曲でした。「朝がまた来る」はDREAMS COME TRUEが1999年1月20日に発表した24枚目となるシングル曲です。「朝がまた来る」はオリコンで1位を取るほどの人気曲となり、70万枚以上が売れています。
また挿入歌となる「三日月」はDREAMS COME TRUEの「朝はまた来る」に同時収録されている曲でした。救命病棟24時の世界観にはDREAMS COME TRUEの楽曲も大きな力を果たしており、ドラマが終わった後に聴ける名曲がまた胸に刺さるという感想も出ています。
救命病棟24時第1シリーズを観た感想や評価は?
ここでは緊急病棟24時第1シリーズの感想や評価について解説していきます。第1シリーズは何より救命病棟24時の原点であり、進藤や楓達が初めて登場したエピソードも観られるので人気が高い作品です。また緊急病棟24時第1シリーズの最終回では進藤の妻が命の危機に陥り、脳腫瘍に侵された進藤が妻のためにオペをするという展開も見どころです。
視聴者としても進藤や妻が果たして生き残るのかドキドキしながら観ていた方もいたようです。最終回で進藤が妻を助けるために必死で治療に取り組むシーンは第1シリーズならではの展開なので、面白かったという感想があります。
また緊急病棟24時といえば江口さん演じる進藤のキャラクターが忘れがたいほど強烈で、カッコいいという意見がたくさんありました。逆に進藤の登場しない救命病棟24時には違和感さえ覚えるという視聴者もいるようです。
江口さんがこれまで演じてきた役柄の中で、進藤一生は魅力がピークに達している時だという意見もありました。他には救命病棟24時は医療現場を舞台として人の命に係わるエピソードも多いので、感動的で泣けるという評価もあります。救命病棟24時第1シリーズは初め進藤と楓の間にすれ違いがありますが、色々な経験を経る中で両者の葛藤が徐々に理解へと繋がっていく過程も面白いところだと評価されています。
小島楓に関する感想としては、まだ未熟ながら進藤の元で頑張って医療に励む姿が健気で良かったという感想もありました。救命病棟24時第1シリーズは、他のシリーズに比べてシリアスな要素が強いと感じる人もいるようです。救命病棟24時第1シリーズは良質な医療の世界を描いたドラマとして多くの人の心に残る作品となっていたのです。
救命病棟24時第1シリーズの否定的な感想
救命病棟24時第1シリーズの否定的意見としては、やはり海外ドラマのERに内容が酷似している点が挙げられています。救命病棟24時第1シリーズは悪い見方をするとERのパクリ作品という声もあり、ERを土台にしてそこに手を加えて作られたオマージュ作品という感想もありました。ただし医療現場の現実がドラマでは明瞭に描かれるので、その点は良かったようです。
救命病棟24時第1シリーズがDVD化しない理由まとめ
ここまで救命病棟24時の第1シリーズがDVD化されない理由やあらすじなどを見てきました。医療現場を描いたドラマとして人気を博してたくさんのシリーズが作られている救命病棟24時ですが、第1シリーズのみDVD化されていない裏には、クレームが存在する事が分かりました。
同じく医療現場を舞台にした海外ドラマ「ER」に内容が似ていた事が原因で、第1シリーズは再放送もDVD化もされなくなっていたのです。しかし人気ドラマ救命病棟24時の元祖となる第1シリーズですから、あらすじにも見どころがたくさんあり、DVD化されていないことに対する視聴者たちの残念な声が上がっています。
救命病棟24時第1シリーズの最終回では進藤自身も妻も助かり、ホッとした人も多いでしょう。DVD化はされていませんが救命病棟24時第1シリーズのあらすじや最終回の内容などを知って、今後もこのシリーズを楽しんでいきましょう!