玉川区役所 OF THE DEADのあらすじとキャスト！最終回のネタバレ感想も

「玉川区役所　OF THE DEAD」は2014年にテレビ東京で放送されたドラマです。主演は林遣都さんで、ヒロインは広瀬アリスさんであり、日本ドラマでは珍しいゾンビドラマとなっています。今回は「玉川区役所 OF THE DEAD」のあらすじやネタバレ、キャストや最終回の内容、さらに視聴者の感想を紹介していきます。

「玉川区役所 OF THE DEAD」で赤羽晋助を演じていたキャストである林遣都さんは滋賀県大津市出身の俳優です。林遣都さんは2005年の中学の修学旅行の時にスカウトされて芸能界入りされおり、2007年の映画「バッテリー」で主演映画デビューされています。映画「バッテリー」では演技力が評価され、日本アカデミー賞など多くの賞を受賞し、それからも数々の映画やドラマに出演し、最近では話題になった「おっさんずラブ」に出演されていました。

「玉川区役所 OF THE DEAD」で立花凛を演じてたキャストである広瀬アリスさんは、小学6年の時に地元のお祭りで現在の事務所にスカウトされて芸能界入りしました。当時は日焼けしていて肌が黒く、短髪であったので男の子と間違われてスカウトされています。2010年には「明日の光をつかめ」で昼ドラ初の最年少ヒロインに抜擢されました。それからも女優業だけでなく、モデル活動をしたり、最近ではバラエティー番組に多く出演するなど幅広く活動されています。

「玉川区役所 OF THE DEAD」で幸田健司を演じたキャストは金子ノブアキさんです。金子さんは俳優でもあり、ロックバンド「RIZE」のドラマーでもあります。ドラマーとしての評価はとても高く、数多くのアーティストの作品や、ツアーに参加されています。斉藤工さんとは同い年で同じ地元出身なので非常に仲が良く、斉藤工さんが監督した作品「blank13」では金子さんが音楽を担当されています。

「玉川区役所 OF THE DEAD」で大川剛を演じたキャストは高橋努さんです。高橋さんは最初はフリーのお笑い芸人をされており、コンビ解散後は時々小劇場などで役者として活動されていました。そして、26歳の時に蜷川幸雄さんの舞台に出演したことにより、本格的に俳優を目指されます。映画やドラマではビュジュアルを活かして、体育会系の兄貴分や強面の刑事などを多く演じられています。

「玉川区役所 OF THE DEAD」で田之倉圭を演じたキャストは片桐仁さんです。片桐さんは「ラーメンズ」というお笑いコンビを組んでおり、芸人活動から俳優業、彫刻家としても活動されています。また、本職はお笑い芸人ですが、「ラーメンズ」としての活動が不定期なため、単独で俳優業されている事が多いです。

「玉川区役所 OF THE DEAD」で小野渚を演じたキャストである豊田エリーさんは、中学1年生の時に渋谷でスカウトされ芸能界入りされました。2002年にはティーン向けの雑誌に多く出初め、2004年には「Disney FAN」、「My Birthday」のレギュラーモデルに抜擢され活動されていました。そして、20010年に学生の頃から交際していた俳優の柳楽優弥さんと結婚され、現在は女優業やモデル業を中心に活動されています。

「玉川区役所 OF THE DEAD」で鳥越進を演じたキャストは水澤紳吾さんです。高校時代は野球部のマネージャーをされており、同期には現在阪神の一軍投手コーチをされている金村暁さんがいます。水澤さんは入江悠監督作品の常連俳優であり、2013年映画「ぼっちゃん」では初の主演を務め、第23回日本映画プロフェッショナル大賞新進男優賞を受賞されたています。

「玉川区役所 OF THE DEAD」で大森準市朗を演じたキャストである古舘寛治さんは大阪府出身の俳優であり、ニューヨークで演劇を学び、青年団に入団された実力派俳優です。山内ケンジ監督や、沖田修一監督の常連俳優であり、2012年から山内監督が演出を手がける「パチンコ・コンコルド」のCMに出演されています。

「玉川区役所 OF THE DEAD」で町田 祥子を演じたキャストは河井青葉さんです。河井さんは中学3年生の時にスカウトされ、「non-no」や「PeeWee」などの雑誌でモデルとして活動されていました。20代に入り本格的に女優を目指し、映画「ガールフレンド」、「ともしび」などで主演を演じられています。また、2016年には「お盆の弟と「さよなら歌舞伎町」での演技が評価され、第37回ヨコハマ映画祭にて助演女優賞を受賞されています。

「玉川区役所 OF THE DEAD」で佐津川類を演じたキャストは岸井ゆきのさんです。岸井さんはドラマ「小公女セイラ」でデビューされ、2016年にはNHKの「真田丸」で大河ドラマ初出演されています。そして、2017年には映画「おじいちゃん、死んじゃったって」で第39回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞、2018年には連続テレビ小説「まんぷく」にて14歳の役を演じられている実力派女優です。

16年前にメキシコで発生したゾンビは数が減り、20✖✖年にはゾンビの存在が日常化していました。各地方の自治体はゾンビに対処するため、区役所に特別福祉課を設置します。特別福祉課の仕事はゾンビを管理・捕獲・感染者のお宅訪問などを行います。そんな特別福祉課に赤羽晋助（林遣都）は幼馴染の幸田（金子ノブアキ）に足が速いという理由だけで誘われ入社します。

しかし、その特別福祉課は変人の巣窟であり、区役所から遠く離れた別館におかれています。そんな中、特別福祉課にゾンビが発生したという連絡が入ります。連絡を入れたのは女性であり、彼氏が朝起きたらゾンビ化していたそうです。赤羽たちはその話を聞いてゾンビ化した彼氏を探しにいきますが、その間に連絡をくれた女性は逃走します。逃走した女性の腕には噛まれた跡が残っていました。

赤羽が特別福祉課に入社して数日が立った頃、新人の立花凛（広瀬アリス）が配属されてきます。凛は「ゾンビを一匹残らず殺す」と言い放ち、周囲を驚かせます。赤版は凛の研修係となりましたが、常時鉛がついた竹刀を持ち歩きゾンビを殺そうとしています。そんな中、赤羽と幸田と凛はゾンビのいる民家に足を運びましたた。

民家に到着しましたが家主の女性にゾンビなどいないと言われ赤羽は帰ろうとします。しかし、凛が強引に家に入り込み、ゾンビを見つけ殺そうとします。しかし、赤羽と幸田に止められ、ゾンビは特別保険総合センターの町田祥子（河井青葉）に引き取られます。一方女性はゾンビ隠蔽罪で警察のところへ連れていかれます。そんな3人の背後にはゾンビに噛まれ、逃走した女性マユが立っていました。

捕獲されたマユは噛まれた傷の悪化などにより感染を疑い始めます。一方、赤羽たちはウィルス検査推進キャンペーンの準備を進めています。当日はキャンペーンを盛り上げるために凛にはアイドルを演じてもらい、ゾンビソングを歌うことで検査を促しました。そんな中、完全にゾンビ化したマユが会場にいる人を襲いますが凛に捕獲されます。

玉川区の集落・大奥玉でゾンビが徘徊しているという連絡が入り、赤羽と凛は出動します。そして、大奥玉の公民館で出会った留学生の紹介により、蕎麦屋を営む自治会長に話を聞きますが「ゾンビはいない」と断言されてしまいます。蕎麦屋を後にした2人は先ほど食べた蕎麦のせいなのか、お腹が痛くなり、車を止め近くのスーパーのお手洗いに直行します。

トイレが終わりスーパーを出ようとしたら、先ほど使用していた車にはゾンビが群がっていました。赤羽と凛は知恵を出し合い、スーパーにゾンビを全部おびき寄せ捕獲することに成功しました。そして、応援を呼びに戻る赤羽と凛でしたが、途中で大量のトイレットペーパーを持った留学生ペドロに再び出会いました。

大奥玉から逃げ延びた赤羽と凛は応援を求め、特別福祉課に戻りました。話を聞いた大森課長（古館寛治）は警察へ応援を要請します。しかし、警察からはゾンビがいた形跡がないと言われたので、再び、赤羽と凛と幸田は大奥玉に向かい真相を突き止めます。すると、村人が全員グルであり、村に来た人全員をゾンビのエサにしていたことが判明しました。

特別福祉課に漫才コンビ奥田安田の安田が、ゾンビウィルスに感染しているか調べるために来ました。検査の結果は陽性であり感染が確認されましたが、1週間後に大事な舞台があるからと行方をくらましてしまいます。赤羽と凛は相方の奥田に訪ねたところ、奥田も安田が感染していることを気づいていた様です。安田に恩がある奥田はあと少しだけ安田を舞台に立たせてほしいと赤羽と凛に頼み込みます。

赤羽と凛は奥田の頼みを了解し、1週間後にある舞台に安田と奥田が立つことを許す代わりに、条件として赤羽と凛が舞台際に控えることを提示します。そして、舞台当日、安田は気合でゾンビ化を押さえつつ漫才をしています。しかし、漫才の終わりに安田がゾンビになり、赤羽と凛が捕獲するのでした。

特別福祉課にはゾンビ出現の連絡が多くなりました。理由はゾンビメイクが中高生の間では流行っているらしく、特別福祉課の人は全員頭を悩ませていました。一方で、赤羽の義理の兄である佐々木尚宏がゾンビウィルスに感染してしまいました。感染したのは約1ヶ月前の風俗が原因だそうです。しかし、1ヶ月でレベル3までいくのは早すぎると判断した幸田は新種のゾンビウィルスを疑います。

ゾンビウィルスに感染した尚宏は自分に保険金をけけて殺してくれとヤクザに頼み込みます。するとヤクザはある場所に尚宏を連れていくことにしました。一方、特別福祉課で素振りをしていた凛にヤクザガゾンビをオークションしているという情報が流れ込み、凛はすぐにその場所に出動しました。ゾンビオークションに到着した凛は目の前で尚宏がオークションされている事に気づきます。すぐさま凛は尚宏を落札して助けます。

その時、特別福祉課では尚宏の妻・みわがゾンビウィルスの検査を受けるために訪れていました。検査結果は陰性であり、感染はしていません。しかし、不安がみわにあり、赤ん坊には感染していないかを幸田に訪ねましたが、幸田も初めてのケースでもあり新型のウィルスの可能性も否定できないため動揺を隠しきれません。

特別福祉課では警察からゾンビの協力要請がありました。手配書を見て凛は幼馴染の幸にそっくりで驚きます。その女性はタレントの桐島梨奈だとわかり、急いで凛は所属事務所に向かいます。事務所で凛は幸について尋ねると、枕営業で評判が悪かったので解雇したと言われてしました。特別福祉課は幸を捕まえるべく、ラブホテル街を張り込みます。

凛は幸が住んでいる北口にむかい、幸を発見しましたが、すでに幸はゾンビになりかけていました。幸は凛にゾンビになりたくないから殺してくれと懇願しますが、凛はなかなか殺せません。凛は殺さずに捕獲することにしました。

予防接種が効かない新種のゾンビが発生したというニュースが流れており、総合保険センターも新種のゾンビ認めました。幸田は発症期間が短く、肉体的にも進化していることに気づき総合保健センターが何かを隠しているのではと疑いをかけます。一方、凛は幸を捕獲してから欠勤しており、心配になった赤羽は自宅を訪ねるが追い返してしまいます。そして、凛は特別福祉課に行き、辞表をを机に出してしまいます。

とうとう尚宏はゾンビになっていまい、総合保険センターに連れていかれます。幸田はワクチンを早く作らないといけない使命感もあり、研究室で実験を繰り返していました。その時にふと、みわと赤ん坊にはゾンビウィルスには感染していないことに気づきます。調べると、みわにはゾンビウィルスに対する免疫力を持っていました。

その頃、赤羽は足の速い新種のゾンビを捕獲しようと奮闘しており、やっと追い詰めましたが、住民が出てきてしまい新種のゾンビは襲い掛かろうとします。その瞬間凛が現れ、竹刀で新種のゾンビを倒します。しかし、新種のゾンビは起き上がり凛に噛みついてしまうのでした。そして物語は最終回へと向かいます。

ゾンビは動きが遅く、噛まれてからの感染にはある程度の時間がかかりますが、新種のゾンビウィルスは今までのゾンビに対する常識は通用しません。通称ボルトと言われる新種ゾンビは、走るのが以上に速く、噛まれてからゾンビになるまでのスピードも以上に早い新種のゾンビウィルスです。他にも人間からゾンビ、ゾンビから人間になるのを繰り返す新種や、力が以上に強い新種など様々な新種のゾンビが存在しています。

そんな新種のゾンビに凛は噛まれてしまい、救急で病院に運ばれてしまします。一命を取り留めましたがゾンビウィルスに感染していることが確認されてしまいます。凛はもうすでにレベル3までゾンビウィルスに感染している状態となっています。

新種ゾンビワクチンを完成させた幸田は、そのワクチンの臨床実験を新種ゾンビを使用して行いたいと思い、町田に相談しますが、そこで献体申請をずっと断っていた理由を話します。その理由はセンターが開発したワクチンを普通のゾンビを用いて実験したところ、新種のゾンビを生み出してしまい、何らかの理由で流出していまったことを隠蔽するためでした。その隠蔽を協議するために特別査問委員会が開かれます。

それから1年後、幸田の開発したワクチンにより、ゾンビ化した人たちを人間に戻せることが可能になりました。しかし、幸田のワクチンは不完全なものであり定期的に投与する必要があります。従って、まだ少数ではありますがゾンビは存在しています。

一方、ゾンビウィルスに感染してしまった凛は、今日も竹刀を振っています。出動だと凛を呼びますが、晋助は凛の様子がおかしいことに気づきます。振り向くと凛はゾンビとなっていました。しかし、晋助は慌てることなく、幸田が開発した不完全のワクチンを投与し、物語は終わります。

「玉川区役所 OF THE DEAD」はコミカルなゾンビ映画なのに最終話は感動したという感想が比較的多いかったです。また、主演の林遣都さんの演技や、赤羽役が可愛いすぎてにやけてしまうという感想も多くありました。

「玉川区役所 OF THE DEAD」の最終回での広瀬アリスさんが可愛く、特に最終回のラストシーンが非常に可愛いという感想が多々ありました。広瀬アリスさんが演じる役柄が口が悪く、行動がクレイジーなため面白くて好きという感想も多い傾向がありました。

「玉川区役所 OF THE DEAD」の最終回はストーリーがぶっ飛んでいて面白かったという感想もありました。確かに、コミカルなゾンビドラマなだけあって、色々とクレイジーな場面もありましたが、全体の最終回の感想としては「面白かった」という感想が多くありました。その他にも、特別福祉課の社員に関する感想や、新種のゾンビの感想、林遣都さんと広瀬アリスさんの感想がありました。

「玉川区役所 OF THE DEAD」はコミカルなゾンビもののドラマですが、様々な角度から楽しめるドラマとなっています。特に最終回での凛の演技やシーンんは感動された方が多くいましたし、最終回の赤羽が可愛いという声も多くありました。この記事では「玉川区役所 OF THE DEAD」のネタバレをしっかりとしてしまいましたが、ネタバレして内容がわかったとしても楽しめるドラマとなっていますのでぜひ見てみてください。