私が恋愛できない理由のあらすじとキャスト！最終回もネタバレ紹介【香里奈】

「恋愛氷河期」と言われるほどなかなかうまく恋が進展しない4人の女子の恋愛ドラマ「私が恋愛できない理由」。豪華な出演キャストと気になるあらすじをご紹介します。最終回も話題になったので、併せてそちらもご紹介します。ご紹介する内容はネタバレを含めたあらすじを紹介していますのでご了承下さい。

「私が恋愛できない理由」の主役は香里奈、吉高由里子、大島優子、稲森いずみの4人になります。そんな主役4人の複雑な恋愛模様を描いたあらすじとなっています。主役の4人を見ても豪華な出演キャストとなっていますが、ほかにも魅力的なキャストがたくさんいますのでご紹介します。以下の内容は、ネタバレを含めたあらすじも紹介していますのでご注意下さい。

「私が恋愛できない理由」の主人公。姉後肌で同性から頼られるサバサバした性格。ファッションやコスメには興味が無く、男性ばかりのイベント照明会社「LIGHTING WORKS」で働く現場の照明ウーマン。男性ばかりの職場ということもあり、周りからも男性扱いされていますが、女性よりも男性と一緒にいる方が気楽なので全く気にしません。むしろ恋愛において女性扱いされることに違和感を感じています。

そんな恵美ですが、実は元恋人のことが忘れられずにいます。美人三姉妹で知られる香里奈さんですが、もともとはモデル事務所に所属していた姉の姿に影響されたのがきっかけで、2000年からファッション雑誌「Ray」の専属モデルとなります。2001年放送のドラマ「カバチタレ!」で初のドラマ出演を果たします。

2008年のドラマ「だいすき!!」では初主演を務め上げ、難しい知的障害者役を演じられました。この演出のためにロングの髪をバッサリ切ったそうです。ドラマや映画、舞台にと女優として活動してきた香里奈さんですが「私が恋愛できない理由」が月9枠での初主演となりました。

恵美の女子校時代の演劇部の後輩。不況の影響を受けて就職活動に失敗し、大学を留年しています。大学の学費と大手出版社に就職したと嘘を付いている実家への仕送りのため、キャバクラで働いています。性格は勝ち気でプライドが高く、男に不自由していませんが、本気で人を好きになったことがありません。「不倫はしない」と言っていた咲ですが、美鈴の夫である拓海をどんどん好きになっていきます。

2009年放送の月9ドラマ「東京DOGS」のヒロイン松永由岐役に抜擢された吉高由里子。月9の出演は「東京DOGS」以来2年ぶりとなります。大島優子とは、「東京タラレバ娘」でも共演されています。吉高由里子といえばNHK連続テレビ小説「花子とアン」のイメージが強いかと思われます。

が、実はヒロイン役はオーディションなしで決定したそうです。この「花子とアン」で、ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演女優賞を受賞されています。同年12月31日に放送された「第65回NHK紅白歌合戦」では、紅組の司会者も務め上げました。

通販会社「Good Order」で働く派遣社員。叔母から借りた部屋で女子高時代の演劇部の先輩である恵美、咲と一緒にルームシェアを始めます。チェーホフを好んで読んでいるため、高校時代は「チェーホフの真子」と呼ばれていました。真面目でしっかり者だが、抜けている面もあります。恋愛に関してはかなり奥手で男性経験がありません。派遣先の社員、木崎に恋をします。
 

月9枠及びフジテレビの連続ドラマは初のレギュラー出演となっています。当時大島優子さんは「恋愛禁止条例」のもとAKB48に在籍していました。恋愛出来ない大島優子が恋が出来ない真子と重ねながらどう演技するのかが話題になりました。「『似ているな』とも思いつつ、等身大でやっていけたら。『女優大島優子』として頑張りたいです」と意気込みを語られました。

「Event RISE」社長兼イベントプランナー。恵美の働いている「LIGHTING WORKS」は夫が経営しており、仕事の発注をする取引先にもなります。夫の拓海とは仕事の良きパートナーとしては信頼し合っていますが、夫婦としては冷めきっています。

恵美、咲、真子の3人とは知り合いで、女子会にも時々顔を出します。「子供をつくろう」という目標が出来てからは夫婦仲も良好になっていきますが、逆に子供ができないことでどんどん夫婦関係が壊れていってしまいます。

月9の出演は11年ぶりの稲森いずみ。仕事と夫婦関係を両立しようと頑張る美鈴に「もがく姿をいとおしく感じています」と共感を語りました。「ロンバケ現象」と言われる社会現象を巻き起こした1996年の月9ドラマ「ロングバケーション」にも出演された稲森いずみ。山口智子演じるヒロイン南の後輩役を演じられていました。

イベント照明会社「LIGHTING WORKS」で働く恵美の同僚で元恋人。照明の勉強をするためにアメリカへ留学していました。ひかりと婚約していましたが、ひかりの父親から「別れて欲しい」と頼まれ、別れてしまいます。田中さんと言えば、2018年9月より「グルメチキンレース・ゴチになります!19」にレギュラー出演されている田中圭ですが、ドラマ・映画・バラエティと様々なジャンルに出演されています。

恵美の勤めるイベント照明会社「LIGHTING WORKS」の社長であり、美鈴の夫。偶然乗り合わせたタクシーで咲と出会い、どんどん距離を縮めていきます。医者から「子供が出来る体質」ではないと告げられ、美鈴に子供を抱かせてあげられない自分は美鈴を愛する資格がないと思い、マンションを出ていってしまいます。萩原聖人の月9枠の出演は20年ぶりとなっています。

優の彼女であり、婚約者。しかし、病院を開業している父親に、跡継ぎが欲しいということもあり、お見合い相手と結婚してくれと頼まれ、優との婚約は破談になってしまいます。2009年後期のNHK連続テレビ小説「ウェルかめ」でヒロイン役を務め上げた倉科さん。そのキュートな笑顔が印象的だと大人気です。
 

真子の派遣先の通販会社「Good Order」の社員で、真子が憧れる先輩。仕事は出来るが、女癖が悪く真子の妹とも一夜を共に過ごします。プロサーファー、写真家、俳優、ファッションブランドの代表など数々な肩書を持つ中村竜さんは13年ぶりの民放の連続ドラマの出演となります。

真子が務める派遣先の通販会社「Good Order」の社員。見た目は爽やかな青年と言う感じですが、陰湿で嫉妬深い性格。真子のことが好きになっていき、次第に真子を束縛し始めます。爽やかな役柄や悪役など様々なキャストを演じる平岡祐太さんの演技にも注目です。

真子の妹。真子とは正反対の性格で男性に対しても積極的です。そのため、真子の憧れの先輩である木崎とも一夜を共にしてしまいます。女優業からバラエティ、CMまでテレビで見ない日は無い大活躍の剛力彩芽さんも大島優子さんの妹で出演されていました。当時まだ19才という若さの剛力さんの初々しい演技に注目です。

スキャンダルが発覚後はなかなかテレビで見ることは少なくなってしまった香里奈さん。そんな香里奈さんの月９初主演のドラマがこの「私が恋愛できない理由」になります。華やかな役柄を演じるイメージの香里奈さんですが、今回の役どころはファッションもメイクも興味のない仕事一筋な頼りがいある女子を演じられます。

気になる「私が恋愛できない理由」最終回の視聴率ですが、なんと初回放送時の最高視聴率17.0%を上回る18.4%を記録しています。生放送シーンを盛り込んで放送された最終回は、瞬間最高視聴率となる19.5%をたたき出しました。生放送のすごさを見せつけられた数字になります。

「私が恋愛出来ない理由」の主題歌は、安室奈美恵さんの「Love　Story」です。第9話では、なんと安室奈美恵さん本人がゲストで登場するシーンもあります。安室奈美恵さんが月9で主題歌を歌うのは、和久井映見と反町隆史主演のドラマ「バージンロード」の主題歌「CAN YOU CELEBRATE?」以来14年ぶりになるそうです。

一通りのキャストがわかったところで、いよいよ「私が恋愛できない理由」のあらすじをご紹介します。瞬間最高視聴率19.5％をたたき出した最終回のあらすじも気になる所かと思います。そんな気になる最終回のあらすじも踏まえて、あらすじを紹介します。以下の内容は、ネタバレを含んだあらすじとなっておりますのでご了承ください。

男性ばかりのイベント照明会社に勤める、恋人がいない27歳の独身藤井恵美。恵美の女子高時代の演劇部の後輩で、男性には不自由しないが実は本気で人を好きになったことがない小倉咲。2人の後輩で派遣会社に勤める恋愛には奥手な半沢真子。ひょんなことからこの3人が真子の叔母の家を借りてルームシェアを始めます。

「男を泊めたら終わり」「女子会貯金に手を出したら終わり」「恋人ができたら終わり」という3か条のもと、それぞれの恋愛物語が始まります。そんな中、照明の仕事を勉強すえるためにアメリカへ留学していた恵美の同僚の長谷川優が帰国します。実は優は恵美の元彼でもありました。でも、既に優にはひかりという婚約者がいて…。

恵美は、誕生日に優から呼び出され、前田ひかりとの結婚を報告されます。複雑な気持ちの恵美。一方真子は、片思いの相手である木崎俊哉といい感じになったものの、怖くなり逃げ帰ってしまいます。木崎とは気まずい雰囲気になってしまった真子。一方偶然タクシーで一緒になった白石拓海から借りたままになってしまったボールペンで就職試験を受ける咲。試験に手ごたえ感じた咲は…。

仕事仲間たちと飲んだ帰り、優と一緒に帰る恵美。優は結婚話を焦って進めようとしているひかりに対して不満を持っていることを恵美に打ち明けます。別の日、恵美は偶然出会ったひかりから、優の気持ちがわからないと、悩みを打ち明けられます。まだ優への気持ちが忘れられない恵美は複雑な心境でひかりの悩みを聞きます。

仕事の打ち合わせでホテルを訪れていた恵美は、優と婚約中のひかりが、別の男性とお見合いをしているところを目撃してしまいます。木崎に手作りのお弁当を渡そうとする真子でしたが、「重い」と言われ拒否されてしまい落ち込む真子。一方咲は、出版社の採用試験に合格し、役員面接までこぎつけます。咲は、それを拓海に報告しようと、携帯電話に電話をします。

当の拓海は、そのとき妻の美鈴と一緒にいました。「子どもがほしい」と言ういずみに困惑する拓海。ある日、恵美は優に仕事の買い出しに誘われます。優は、光の父親からあまり良く思われていないことを恵美に打ち明けます。

恵美と咲は、真子が木崎に失恋したことを知ります。木崎が、真子の妹の桃子とホテルで一夜を過ごしたことを知った真子はショックを受けます。木崎に振られた真子は、木崎の同僚でもある山本に誘われ、飲みに来ていました。木崎は女グセが悪いからやめたほうがいいと忠告する山本ですが…。

ある日武居大介という男性から恵美に連絡が入ります。武居は、恵美たちが照明を手がけたイベントに参加していた男性です。武居は恵美を食事に誘いますが、恋愛下手な恵美はそれを断ります。それを聞いた咲は、恵美の携帯電話から勝手に武居にメールを送ってしまいます。半ば武居の勢いに押されてデートをOKしてしまった恵美。そんなデートの最中に、恵美たちは、同じくデート中だった優とひかりに偶然出会ってしまいます。

恵美が勤務するイベント照明会社では、バーベキューに行く計画で盛り上がっていました。皆で盛り上がろうという雰囲気のなか、恵美は最近知り合った武居大介を呼ばざるを得ない状況になってしまいます。即答でOKの武居。まだ見ぬ美鈴の夫を見たいがために咲も、バーベキューに参加することを決めます。真子は、付き合い始めたばかりの山本とのデートのため断ります。

バーベキューの当日、キャンプ場では、優とひかりが、仲むつまじく作業をしています。そんな2人を無意識に目で追ってしまう恵美。そんな恵美の様子に気付く武居。一方、美鈴の旦那を見たい咲は、遅れてきた拓海を見て衝撃を受けます。「急用を思い出した」と言って、その場から逃げるように立ち去る咲。

バーベキューで良い雰囲気だった恵美と武居は付き合い始めることになりました。が、あまり自覚がない恵美。優は、ひかりの父のお見舞いに行った際に「ひかりとの結婚を許すわけにはいきません」という言葉にショックを受けます。お見合いの話が進んでいるというひかりと、ひかりとの仲を許してくれないひかりの父親に悩む優。そんな優の様子にいち早く気づく恵美。

心配する恵美に、「心配無用」と強がる優。逆に「（武居と）幸せになれよ」と恵美を励まします。そんな2人の様子を見ていた武居は、自分といる時には見せない恵美の表情に複雑な気持ちになります。一方、子供を作りたいと願う美鈴は、産婦人科を訪れます。そこで医師から、夫である拓海の検査を勧められます。
　

順調に付き合い始めたかに見えた恵美と武居。恵美のために優勝すると意気込む武居の剣道の試合中、恵美は優のことが心配で会場を飛び出してしまいます。その様子を目にした武居は、試合に負けてしまいます。翌日、武居は恵美に別れを切り出しますが、引き止めることができない恵美。

一方、咲は拓海が美鈴の夫だと気づいてからも、彼に会い続けていました。「不倫はしない」と言っていた咲ですが、自分でも説明がつかない拓海への想いに混乱していました。真子は、言われもない社内の噂によって契約を切られ、さらに木崎との仲を疑う山本からも、別れを告げられてしまいます。

どん底の真子は、得意の料理を作る気にもなれないほど落ち込んでしまいます。付き合っていた男性と別れた恵美と真子。恵美には新しい仕事、真子には偶然立ち寄ったレストランという、それぞれ新しい出会いが現れます。

社長の拓海から新しい仕事のチーフを任された恵美。その仕事を共同で行うことになる野口と出会います。以前に恵美と仕事をしたことを覚えていた野口は、恵美の照明に対するセンスを褒め、引き抜きの相談を持ちかけてきます。

拓海と2人で会っていたことを美鈴に気付かれてしまった咲。 それでも拓海への思いを諦めることができずにいました。混乱している自分を落ち着かせるために実家に戻った咲ですが、キャバクラでのバイトが母と姉にバレてしまいます。真子はどん底に落ち込んだ際に立ち寄ったビストロに雇ってもらうために、再度店を訪れます。最初は男しか雇わないと突っぱねる店主でしたが、最後は真子の熱意に負けてしまいます。

恵美は、優から「一緒にアメリカに行かないか？」と誘われます。優は、昔の仲間に誘われ、アメリカで照明の仕事をすることを決めます。驚く恵美は何も言えません。咲は、拓海に一緒に暮らしたいと話そうと、いつものバス停で待ちますが、いっこうに拓海は現れません。

決心した咲はキャバクラを辞め、新たに出版社でのバイトを始めるために面接に向かいます。一方、初めてチーフを務めた仕事で成功を収めた恵美。野口への引き抜きの返事は…？
 

相変わらずなかなかうまくいかないそれぞれの恋愛事情ですが、4人は幸せになれるのでしょうか？「恋愛できない」主人公たちが幸せになるために最後まで奮闘する姿は必見です。そんな気になる最終回のあらすじになります。以下の内容はネタバレを含めたあらすじをご紹介しますのでご了承下さい。

優と共にアメリカに行くことを決意する恵美。が、一緒にアメリカに行くと決めたものの、自分の気持ちを優に押し通して良いのか、悩んでしまいます。咲は美鈴と2人で会い、拓海のことが好きだと素直な気持ちを美鈴に伝えます。咲の気持ちに戸惑う美鈴ですが、自分も拓海が必要で離れたくないと本心を打ち明けます。真子は、働いているビストロの閉店後に店長とその息子の3人でクリスマスツリーの飾り付けをしていました。

「私が恋愛できない理由」の最終回は前代未聞の一部分が生放送となっています。東京タワーがクリスマスカラーに染まり、ハートマークがともされる…という恋愛ドラマならではのロマンチックな演出となった最終回でした。「最終回では生放送で東京タワーと連動して視聴者の皆様とつながれたことも良い結果を生んだと思います」と、満足の出来な最終回について番組プロデューサーがコメントされています。

皆さん、東京タワーのジンクスってご存知ですか？「深夜0時に消灯する東京タワーをカップルで見ると永遠の幸せが手に入る」というカップルには必見の、ロマンチックなジンクスが存在します。月9ドラマなので、深夜0時は無理ですが、番組キャストと視聴者が一緒に見ることによって、最終回は番組に一体感が生まれた素敵な演出だったと話題になりました。

恵美、咲、真子の3人が住むシェアハウスが「オシャレ過ぎる」と話題です。真子の叔母の家という設定ですが、こんなオシャレな家を借りて住むことが出来る真子の育ちの良さがうかがえます。このドラマをみてシェアハウスにあこがれる人が増えたそうです。

第一話での名言になります。高校時代の演劇部の同窓会に参加した恵美と咲でしたが、２次会に行く参加者と募ると意外にもみんな「子供がいるから」「旦那が待っているから」と言ってそそくさと帰ってしまいます。家族を優先するのは仕方ないですが、しょせん女の友情ってその程度か…と思わせる名言となっています。

いかがでしたか？「恋愛氷河期」と言われていますが、まだまだ恋をしたいと思っている女性はたくさんいますね。視聴率がとれる恋愛ドラマは近年なかなか見受けられないので、貴重な恋愛ドラマかと思います。引退された安室奈美恵さんの歌声も貴重で懐かしくなってくるはずです。一部生放送となっている最終回も必見です。「最近恋愛していない」「素敵な恋をしたい」と思われる方は、是非一度ご覧ください！